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posted:2018.5.20 from:山形県山形市 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
山形を舞台に、2年に1度開催されるアートのお祭り
〈山形ビエンナーレ〉が今年もやってくる!
期間は2018年9月1日(土)から9月24日(月・祝)の週末のみ。
アーティスト・絵本作家の荒井良二氏を芸術監督に迎え、多彩な催しを開催します。
〈山形ビエンナーレ〉は、百年前に建てられた文翔館を中心に、
若者たちが再生させた古い蔵や商店、
丘の上のアトリエ群を舞台に、13日間にわたって、全34プログラムを開催します。
今年の出展作家は、大原大次郎氏、空気公団、坂本大三郎氏、spoken words project、
トラフ建築設計事務所、ミロコマチコ氏ら29組。
アート・音楽・映画・パフォーマンスなど、34の開催プログラムが、
Webサイトで一挙公開されています!
2018年のテーマは「山のような」。
東北の暮らしと地域文化への、深い共感や鋭い洞察から、
現在の山形を表す(=山のような)作品を提示すること。
そして、この芸術祭の制作過程において、
山形の過去・未来に光をあてる創造的なアイデアや
協働をたくさん(=山のように)生み出していくことを目指すというテーマです。
古くてあたらしい「みちの(お)く」の姿が、たくさん生み出されることでしょう。
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〈みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ〉は、地元・山形の美術大学、
東北芸術工科大学が主催する、地域密着型の現代芸術祭。
2014年に第一回展を行い、今年で3回目の開催になります。
会場は国の重要文化財・文翔館のほか、市内各所の歴史的建造物やリノベーション物件、
東北芸術工科大学キャンパスなど。アーティストと市民による共同制作プログラムを軸に、
アートだけではなく、文学、ファッション、食、音楽など多彩な体験型アートプログラムを、
地域社会と大学が連携して展開する芸術祭です。
続々とアップデートされるイベントの詳細は公式サイトにて!
【参加アーティスト/29名】
荒井良二/akaoni/いしいしんじ/大原大次郎/川村亘平斎/空気公団/坂本大三郎/spoken words project/寺尾紗穂/トラフ建築設計事務所/ながさわたかひろ/ナカムラクニオ/野村誠/ミロコマチコ/茂木綾子/森岡書店/山フーズ/WOW inc./和合亮一/池永正二/ワタナベアニ/石巻工房/小島麻貴二/坂本弘道/前田エマ/沖潤子/橋本雅也/サカキトモコ/山形交響楽団(順不同/敬称略/個人、団体名、プロジェクト名などを含みます/5月11日現在)
information
山形ビエンナーレ2018
期間:2018年9月1日(土)~9月24日(月・祝) ※週末(金・土・日・祝日)のみ開催 ※開館時間・休館日などは施設による
主な会場:山形県郷土館「文翔館」、とんがりビル、郁文堂書店、BOTA coffee&BOTA theater、gura、長門屋ひなた蔵・塗蔵、東北芸術工科大学キャンパス
Web:公式サイト
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