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posted:2018.7.13 from:東京都港区 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年7月、東京都品川区の芝橋エリアにて
〈OPEN!FURNITURE(オープン・ファニチャー)〉が始まります。
これは、コミュニティスペース〈SHIBAURA HOUSE〉の皆さんが中心となり、
〈トラフ建築設計事務所〉や〈石巻工房〉、芝浦三・四丁目商店会の皆さんと
一緒に立ち上げたプロジェクト。
プロジェクトメンバーの皆さんとまち歩きや家具の制作などに挑戦し、
パブリックスペースの新しい可能性を発見していきます。
新芝橋周辺は、地域の商店会がCANAL CAFEを出店したり、
お祭りの会場として活用している場所。
このプロジェクトでは芝浦エリアのランドマークでもある運河のそばに、
ユニークな家具を設置することで、水辺をより素敵な場所へと変えていきます。
SHIBAURA HOUSE(旧株式会社広告製版社)は、
製版をはじめとするデザイン事業を手がけながら、
新しい試みとして、地域社会との関係を築くさまざまな取り組みを行っています。
地域との関わりをつくる一方で、海外のグループや大使館と連携し、
イベントやワークショップなども開催してきました。
企業で働く人々とまちに暮らす人々が混在する地域に、
魅力的なコミュニティをつくることを目指しています。
講師として参加するトラフ建築設計事務所は、
新しい感性をもつ若手建築家、鈴野浩一さんと禿真哉さんによるユニット。
建築の設計を手がけるほか、美術展や〈ミナ ペルホネン〉の展示会の会場構成、
演劇カンパニー〈チェルフィッチュ〉の舞台美術など、数々のデザイン/アートプロジェクトにも携わっています。
今年は〈山形ビエンナーレ2018〉への参加も決まっているそう。
同じく講師として参加する石巻工房は、コロカル読者には、もうおなじみ!
2011年に誕生した宮城県石巻市を拠点とする、地域のものづくりの場です。
デザインの力でDIYの可能性を広げる家具ブランドとして、
地元の人々の自立運営する産業として、
地域を活性化する起爆剤になることを目指しています。
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7月14日(土)は、OPEN!FURNITUREの第1弾イベント、
〈OPEN!フィールドワーク〉が開催されます。
当日は、ゲストと一緒に芝浦の運河を中心に周辺を探検し、
水辺が楽しく過ごせる場所になるにはどんな家具や要素があれば良いか、
みんなでアイデアを出し合います。
対象年齢は小学生以上。小さなお子さん(未就学以下)は、
保護者の方とご一緒であれば参加できます。
参加費は1,500円。港区在住・在勤の方や学生さんは1,000円です。
お申し込み、詳細はこちらから!
また、8月4日(土)はいよいよ家具をつくるワークショップを開催。
フィールドワークを踏まえてトラフ建築設計事務所が設計した家具を、
石巻工房のレクチャーのもと制作します。
さらに8〜10月にかけてはカフェバーやトークイベントの開催も予定しているそう。
この夏新しいことを始めたいという方は、参加されてみてはいかがでしょうか?
information
OPEN!FURNITURE
実施期間:2018年7月〜10月
会場:SHIBAURA HOUSE、新芝橋付近
住所:SHIBAURA HOUSE:東京都港区芝浦3-15-4
問い合わせ:info@shibaurahouse.jp
主催:OPEN!FURNITURE 実行委員会
協力:SHIBAURA HOUSE / トラフ建築設計事務所 / 石巻工房 / CANAL CAFE / 芝浦三・四丁目商店会
Web:OPEN!FURNITURE
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