島根県川本町をはじめとした 5市町の自然を堪能! この夏 〈A Regar Too Nature ! 2019〉が開催

島根の大自然と戯れる、この夏の極上イベント

島根県と江の川流域・三瓶山エリア広域観光連携推進協議会が主体の
アウトドアイベント〈A Regar Too Nature! 2019〉が、
7月6日(土)から8月11日(日)の土日祝(一部除く)に、
島根県川本町を含む周辺5市町で開催されます。

色鮮やかな〈CHUMS〉のテント

色鮮やかな〈CHUMS〉のテント。

BBQの様子

BBQの様子。

〈スラックレール100本チャレンジ〉

〈スラックレール100本チャレンジ〉

“自然に水をまいて育てる”という意味の“A Regar Too Nature!”。
そのまま読むと“ありがとうネイチャー”とも聞き取れることから、
“自然の恵みに感謝する”をコンセプトに、現地の豊かな自然を
めいっぱい体感できるコンテンツが盛りだくさんのこのイベント。

アウトドアブランド〈CHUMS〉のグランピングテントの展示、
各地域の特産品であるお肉を使った、日本BBQ協会インストラクターによる本格BBQ、
アクティビティグッズ〈スラックレール〉を用いた
〈スラックレール100本チャレンジ〉をはじめ、
バラエティ豊かなアクティビティや魅力溢れるフード、
アウトドア気分をいっそう盛り上げてくれる宿などが用意されます。
各地域の詳細はこちら。

東北の手仕事に触れられる ワークショップが 仙台〈PARCO2〉で開催

東北6県を代表する手仕事が集結!

仙台で、東北の手仕事に触れられるワークショップが開催されます。
期間は、2019年6月21日(金)~23日(日)、
28日(金)~30日(日)、7月1日(月)の7日間。
2016年7月に、仙台駅の新たなランドマークとして誕生した
PARCO2(パルコ2)の3周年を記念した、特別なイベントです。
ワークショップ開催日より展示が始まる、
仙台PARCOオリジナル「パルコケシ」も見逃せません!

ワークショップは全部で6種類。
東北6県それぞれの代表的な伝統工芸品に触れることができます。

現在募集を受け付けているのは、青森、秋田、山形、福島の4講座。

青森県のワークショップは、八戸市を中心とする南部地方で親しまれてきた
郷土玩具「八幡馬(やわたうま)」の絵付け体験。
筆のほか、さまざまな模様のシールを使って、
オリジナルの八幡馬をつくることができます。

青森県南部地方の木製郷土玩具「八幡馬」

青森県南部地方の木製郷土玩具「八幡馬」

秋田県は、山桜の樹皮を利用した工芸品「樺細工」のアクセサリーづくり。
特有の光沢と、渋みのある色合い、それぞれの樹皮が持つ模様が、
唯一のアクセサリーに仕上げてくれます。

秋田県角館に代表される工芸品「樺細工」のアクセサリー

秋田県角館に代表される工芸品「樺細工」のアクセサリー

山形県からは、「月山和紙」が登場します。
原料となるクワ科の植物コウゾを、国産のものだけ使用し、
薬品や漂白剤を一切使わずに生産されているこだわりの和紙を利用して、
カラフルなキャンドルフォルダーつくりができます。

主に山形県西川町で受け継がれる「月山和紙」を利用してつくるキャンドルフォルダー

主に山形県西川町で受け継がれる「月山和紙」を利用してつくるキャンドルフォルダー。

福島県の手仕事は、古くから会津地方で「厄を払い、福を呼ぶ人形」として
親しまれている「赤べこ」。
やわらかな丸い形と、ゆらゆらと揺れる愛らしい顔が特徴の赤べこに、
思い思いに絵付けができます。

福島県会津地方の民芸玩具「赤べこ」

福島県会津地方の民芸玩具「赤べこ」

※漆日本一の産地として知られる岩手県の「浄法寺塗り」の絵付け体験や、
宮城県のワークショップ「パルコケシ」(非売品)の
絵付け体験の募集は定員のため終了しています。

「津軽塗 こえだちゃんの木のおうち」 青森県とタカラトミーがコラボ。 こえだちゃんの木のおうちが津軽塗に!

約50工程、3か月もの制作期間を経て誕生

夢あふれる「木のおうち」に暮らす、「こえだちゃん」。
人形遊びが好きだった方なら、その名を聞くだけで
鮮やかな記憶がよみがえるのではないでしょうか。

「こえだちゃんの木のおうち」は、1977年から現在に至るまで販売されている、
〈タカラトミー〉のオリジナルキャラクターのミニドールつきハウス玩具シリーズ。

9代目「こえだちゃんの木のおうち」

9代目「こえだちゃんの木のおうち」

この度、タカラトミーと青森県がコラボレーションし、
津軽塗の「木のおうち」をつくってしまいました。

「津軽塗 こえだちゃんの木のおうち」と「津軽塗 こりんごちゃん」

「津軽塗 こえだちゃんの木のおうち」と「津軽塗 こりんごちゃん」

形はオリジナルを受け継ぐシルエットながら、
その風合いは、たしかに津軽塗。
こちらは、今回のためにデザインされた「津軽塗 こりんごちゃん」。
ぽってりした頭が、なんとも渋くてかわいい!

「津軽塗 こりんごちゃん」

「津軽塗 こりんごちゃん」

津軽塗が施されているのは「こえだちゃんの木のおうち」の屋根や
「こりんごちゃん」の頭と家具の部分。

技法は、津軽塗を代表する「唐塗」。
穴の開いたへらで漆の斑点模様をつけて色漆を重ね、
研ぎ出して斑状の文様を表すのだそうです。
その他の部分は、タカラトミーが津軽塗の艶や
重厚感が引き立つよう、シックな色合いに。
こえだちゃんを通して津軽塗の世界観を感じられる仕上がりになっています。

漆塗りを施したのは、青森を代表する津軽塗メ ーカー〈小林漆器〉。

職人の小林正知さん。イタリアの大規模見本市〈ミラノ サローネ〉(2017)にも出品した、次世代を担う若手職人。

職人の小林正知さん。イタリアの大規模見本市〈ミラノ サローネ〉(2017)にも出品した、次世代を担う若手職人。

制作に参加した若手職人、小林正知さんは
「こえだちゃんの木のおうちの屋根部分は、
波型の凹凸があり形状が複雑なため、
漆の研ぎ出しに手間がかかったが、
津軽塗の代表的な模様となる唐塗にこだわり制作した」と語ります。

唐塗の塗り・研ぎ・磨きは約50工程にも及び、
「馬鹿塗」とも称されるほど膨大な手間と時間がかかるのだとか。
本作品の完成には約3か月を要したそうです。

日本の「ものづくり」「手仕事」の 映像作品を募集中! 〈ニッポンものづくりフィルムアワード〉

日本が誇る職人の、手仕事、地方の文化、伝統工芸を、
“動画”というメディアを使い、記録として次世代へ残している〈ニッポン手仕事図鑑〉
ただ記録を残すことだけが目的ではなく、動画をきっかけに
職人の新たなビジネスの発展につながることを願い、活動する彼ら。

これまでに70本近い動画を制作し、
美しい映像は、観る人々の心に訴えかけ、さまざまな出合いを創出してきました。

そのニッポン手仕事図鑑の新たなアクションとして開催される
〈ニッポンものづくりフィルムアワード〉。
日本の「ものづくり」「手仕事」の魅力に迫った
ドキュメンタリー映像を募集しています!

手仕事の映像。

今回のアワードの狙いはふたつ。

日本の多くのつくり手にフォーカスを当て、
日本が誇る文化や技術の魅力を届ける映像が発信されることで、
日本のものづくりの販路開拓はもちろん、後継者の発掘にもつなげること。

そして、高い技術と情熱を持ちながらも、
その才能を発揮できるチャンスをなかなか掴めていない
日本全国の映像クリエイターに、機会を提供すること。

“旧”と“新”の両技術に光を当てるこのアワード、
なんともすてきで、有意義な取り組みではないでしょうか!

手仕事の映像

今回のアワードの審査員は、
『暮しの手帖』の前編集長でありエッセイストの松浦弥太郎さん、
朝の情報番組キャスターなど、マルチな活躍をみせるタレントの加藤浩次さん、
『NHKスペシャル』『しあわせのパン』など、話題作品の監督を手がける三島有紀子さん、
『情熱大陸』などを手がけてきたプロデューサーの福岡元啓さんなど、
各業界の第一線で活躍しているプロフェッショナルが審査を担当。

グランプリに選ばれたクリエイターには、賞金授与のほか、
TOKYO MXの地上波にて映像を放送、
雑誌『TURNS』にインタビュー記事を掲載するなど、
超豪華な特典が用意されています!

「明日の“後継者”をつくる」をテーマに、
あなたが残していきたい日本の文化を、ぜひ映像にして応募してみませんか?

スノーピーク 〈LOCAL LIFE TOURISM in KITAKAMI〉 縄文遺跡で「人間らしい生き方」を探る

佐渡島のツーリズムには、昔ながらの田植え体験が盛り込まれています。

岡山県犬島、新潟県佐渡島、岩手県北上市の3地域で開催

「人と自然、そして人と人をつなぐ」をテーマに、
今を生きる人の“人間性の回復”を目指している〈スノーピーク〉。
そんな〈スノーピーク〉が手がける旅〈LOCAL LIFE/WEAR TOURISM〉が、
岡山県犬島、新潟県佐渡島、岩手県北上市の3地域で開催されています!

テーマは「その土地の風土や食、
ものづくりに触れ追体験することで、
日本の魅力的な文化や産業を未来に継承していく」こと。
犬島は開催済み、5月25・26日開催の佐渡島は既に定員に達する人気ぶりです。

▲〈樺山遺跡〉は、縄文時代前期末から後期にかけての集落跡。

〈樺山遺跡〉は、縄文時代前期末から後期にかけての集落跡。

きたる6月1(土)・2日(日)には
〈LOCAL LIFE TOURISM in KITAKAMI〉を開催。
舞台となるのは、約5000年前の姿がそのまま残る岩手県北上市の〈樺山遺跡〉。
いま、国内外で大きな注目を集める「縄文時代」の暮らしに
思いを馳せられる貴重な集落跡です。

▲〈樺山遺跡〉の特徴であるストーンサークルや復元された竪穴式住居を見ていると、まるでタイムスリップしたかのような気分に。

〈樺山遺跡〉の特徴であるストーンサークルや復元された竪穴式住居を見ていると、まるでタイムスリップしたかのような気分に。

北上のツーリズムでは集落跡の中にテントを立てて宿泊。
土器などの道具を作り、狩猟などを通して食物を得るなど、
衣食住のすべてを自分たちの手で生み出してきた「当時の暮らし」を体感します。

〈笹かまギター〉 東北に音楽の力を。 山野楽器が“笹かま” そのままのギターを発売!

かまぼこ!? ギター!? 摩訶不思議な楽器が発売!

山野楽器から、ボディもヘッドも仙台名物
「笹かまぼこ」そのままのギターが発売されました。
これはインパクトありますね! しかも、こんなにホンワカとした見た目ながら、
かなり本格派のギターなんです。

モデルとなったのは、笹かまぼこ(略称:笹かま)の
名づけ親である〈阿部蒲鉾店〉のかまぼこ。
同店は良質な魚のすり身にこだわり、ぷりぷり・ふわふわの
笹かまをつくり続けている老舗です。

〈阿部蒲鉾店〉による笹かまぼこのサンプル。

〈阿部蒲鉾店〉による笹かまぼこのサンプル。

上質なアルダーボディにメイプルネックという、エレキギター王道の組み合わせ。ロック式ペグに〈Seymour Duncan(セイモア ダンカン)〉のピックアップを採用し、ボリューム、トーンポットには〈BOURNS(ボーンズ)〉製を搭載。本格的なエレキギターサウンドが楽しめます。

上質なアルダーボディにメイプルネックという、エレキギター王道の組み合わせ。ロック式ペグに〈Seymour Duncan(セイモア ダンカン)〉のピックアップを採用し、ボリューム、トーンポットには〈BOURNS(ボーンズ)〉製を搭載。本格的なエレキギターサウンドが楽しめます。

山野楽器の制作チームは阿部蒲鉾店からサンプルを借り、
忠実に笹かまぼこを再現。
ボディトップをアーチ状とすることで、ふっくらとした質感を表現したそう。

また、エレキギターとしての性能にもこだわったのだとか。
そのお値段は、756,000円(税込)。
同社で売れ筋の価格帯は10万円から20万円とのことですから、
まったくおもちゃではありません。

制作チームの皆さんは〈阿部蒲鉾店〉で笹かまぼこの手焼き体験に参加。

制作チームの皆さんは〈阿部蒲鉾店〉で笹かまぼこの手焼き体験に参加。

開発のスタートにあったのは、「東北の皆さまとともに、
音楽の力で東北を盛り上げたい」という願い。
それから楽器販売に携わる企業として
何かおもしろいことはできないかと考え、
代表取締役社長、山野政彦さんの「笹かまのギターをつくろう!」
という一言から制作が始まったそうです。

『Nagaoka : The Documentary』 レコードを愛し続けて、世界No.1。 〈ナガオカ〉の ドキュメンタリー映像が公開

いつの時代もレコードを愛してきた、とあるメーカーの思い

世界中のレコード針が東北の小さなまちで
つくられているということをご存知ですか?

長さ1ミリ、直径0.25ミリの接合針は、
チタンにダイヤモンドを載せ、銀蝋(ぎんろう)で接合し研磨するという、
じつに繊細な工程を経てつくられます。

交換針やカートリッジを組み立てる工程はすべて人の手を介して行われる。

交換針やカートリッジを組み立てる工程はすべて人の手を介して行われる。

角に尖った部分がダイヤモンド針、その土台がチタン。そのふたつが接合されて「接合針」となる。この数ミリの針がレコードの溝と触れ合うことで音が生まれる。

角に尖った部分がダイヤモンド針、その土台がチタン。そのふたつが接合されて「接合針」となる。この数ミリの針がレコードの溝と触れ合うことで音が生まれる。

その技術に磨きをかけてきたのが、
山形県東根市にあるメーカー〈ナガオカ〉。
1947年よりレコード針の生産に着手し、
いまではレコード針の世界シェア9割を占めます。

2019年4月、ナガオカのものづくりを
東北の風景とともに伝えるドキュメンタリー
『Nagaoka : The Documentary』が公開されました。

Nagaoka : The Documentary / Japanese ver. from Tomorrow at Daybreak Project on Vimeo.

そのなかで描かれているのは、
音楽の視聴環境がアナログからデジタルへ移り、
レコードの生産量が減少していくなか、
なぜナガオカがレコード針をつくり続けてきたかということ。

レコード。

そこには、「世界中に何十億枚とあるレコードを捨てて良いのか?
時代遅れという理由だけで」という現状にあらがう気持ちと、
レコード文化に対する感謝の念がありました。
その思いの中身は、ぜひ本編でご覧になってみてください。

〈ろくろ舎〉と〈輪島 キリモト〉が 産地を越えて展覧会を開催!

北陸の木地師たちが伝える木のこと、漆のこと

2019年5月1日(水)〜4日(土)、
石川県・輪島と福井県・鯖江の木地師たちが
産地を越えて展覧会を開催します。

会場は、鯖江の丸物木地工房〈ろくろ舎〉。
出向くのは輪島にある老舗木地屋〈輪島キリモト〉。
どちらも漆器の代表的な産地で、新しいことに挑戦し続けているつくり手です。

〈ろくろ舎〉Photo:Mitsugu Uehara

〈ろくろ舎〉Photo:Mitsugu Uehara

〈ろくろ舎〉の酒井義夫さん。伝統的な丸物木地師としての技術を継承しながら「持続可能」をテーマにさまざまな活動を行っています。Photo:Rui Izuchi

〈ろくろ舎〉の酒井義夫さん。伝統的な丸物木地師としての技術を継承しながら「持続可能」をテーマにさまざまな活動を行っています。Photo:Rui Izuchi

〈輪島キリモト〉石川県輪島にて、200年以上も木と漆の仕事に携わってきた老舗。 Photo:Kohei Kirimoto

〈輪島キリモト〉石川県輪島にて、200年以上も木と漆の仕事に携わってきた老舗。 Photo:Kohei Kirimoto

今回展示をする作品は、「木地」。
漆塗りを施していない、白木の椀や盆などのことです。

〈輪島キリモト〉の木地。Photo:Kohei Kirimoto

〈輪島キリモト〉の木地。Photo:Kohei Kirimoto

今回は輪島キリモトの朴(ほお)木地をメインに、
同じく輪島キリモトの角物木地、
ろくろ舎の丸物木地、オリジナルアイテムなどを展示します。
その場で木地を購入したり、漆塗りをオーダーしたりすることもできるそう。

朴木地とは、ノミやカンナを用いて、原木からくり抜いてつくられるもののこと。猫脚、仏具、匙などがあります。Photo:Kohei Kirimoto

朴木地とは、ノミやカンナを用いて、原木からくり抜いてつくられるもののこと。猫脚、仏具、匙などがあります。Photo:Kohei Kirimoto

すぐに何かが変わるわけではないけれど

ろくろ舎を主宰する酒井義夫さんと輪島キリモトの桐本さんが
出会ったきっかけは、酒井さんが主宰する〈オンリー椀〉というイベントでした。
オンリー椀は、酒井さんが「減少の一途を辿る手づくりの漆器の
良さを伝えたい」という思いから始めた、
お客さんと木地師が直接会い、漆塗りのお椀をオーダーできる受注会です。
酒井さんは当時を振り返り、次のように語ります。

「あるとき8代目の桐本滉平さんがオンリー椀のことを聞きつけて、
わざわざ足を運んで下さったんです。
そのとき僕は不在にしていたんですけれど、
改めて鯖江で開催している〈RENEW〉という
体験型マーケットに来てくださり、
オンリー椀の取り組みを褒めて頂きました。
その後しばらく経って“ぜひ、ろくろ舎で
展示をさせてよ”と声をかけていただいたのですが、
最初は木地屋が他産地から木地屋を呼ぶという
かなり攻めた企画ですので、迷いました。
でも、産地や諸々のしがらみは越えていくべき時代だと
感じていましたし、だからこそやる意味があるのでは、と決断したんです」

〈ろくろ舎〉酒井義夫さんが手がけたお椀。Photo:Mitsugu Uehara

〈ろくろ舎〉酒井義夫さんが手がけたお椀。Photo:Mitsugu Uehara

「今回の展示は、漆器をよく知らない層はもちろん、
可能であれば産地の職人さんや問屋さんにも来ていただけたら、
うれしいなと思っています。
すぐに何かが変わるわけではないでしょうが
この先、振り返ったときに意味のある展示だったなと
思えるような数日にできればと考えています」

〈ニュー縁日〉大人だって楽しめる! 新木場・CASICAの こどもの日とみどりの日

新しい縁日のかたちを、話題の〈CASICA(カシカ)〉で

ゴールデンウィーク期間中、東京・新木場にある
コンプレックス・スペース〈CASICA(カシカ)〉で
〈ニュー縁日〉が開催されます。 

CASICAは「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトとするコンプレックス・スペース。家具やプロダクト、アート、デザイン、職人、工房、食、健康、映像、声など、多様な時代/地域/人によって生み出されたモノコトが一同に集まる新鮮な感覚を、独自のスタイリング空間で展開しています。写真:長弘 進(D-CORD)

CASICAは「生きた時間と空間を可視化する」をコンセプトとするコンプレックス・スペース。家具やプロダクト、アート、デザイン、職人、工房、食、健康、映像、声など、多様な時代/地域/人によって生み出されたモノコトが一同に集まる新鮮な感覚を、独自のスタイリング空間で展開しています。写真:長弘 進(D-CORD)

ニュー縁日は、2部構成。
4月29日(月)〜5月1日(水)は「こどもの日」をテーマにしたお店とワークショップ。
5月4日(土)〜6日(月)は「みどりの日」にちなんだ
ボタニカルマーケットが楽しめます。

ポイントは、大人も子どもも楽しめるように構成されていること。
たとえばワークショップなら大人と子どもが一緒に参加できるもの、
おもちゃなら大人もわくわくするようなもの。
それから、大人たちのためにカクテルやコーヒーを飲めるお店も。
銘木倉庫を改装した、広々とした空間の中で過ごせるのもうれしい。

大森にある小さなパン屋〈BAKEMAN〉。 北海道産小麦、オーガニック、添加物不使用の食材をメインに使用しています。※5月1日のみ出店

大森にある小さなパン屋〈BAKEMAN〉。 北海道産小麦、オーガニック、添加物不使用の食材をメインに使用しています。※5月1日のみ出店

前半「こどもの日」の参加店は、
えほんやるすばんばんするかいしゃ、Hi Monsieur、
BAKEMAN、CUCU、Cui Cui.、DOLLSSAN、カタカナ、 
STAR TRAIL by WONDER FULL LIFE/大脇千加子、 
杉本雅代、図画工作室 太陽のいろ、田中健太郎など。

日本、チェコ、ロシア、ハンガリーなどの絵本を扱う〈えほんやるすばんばんするかいしゃ〉。当日は日本と海外の古い絵本、自社出版の本、ポストカード、バッジなどを販売予定。

日本、チェコ、ロシア、ハンガリーなどの絵本を扱う〈えほんやるすばんばんするかいしゃ〉。当日は日本と海外の古い絵本、自社出版の本、ポストカード、バッジなどを販売予定。

広島県呉市、けん玉で世界記録に挑戦!
 参加者募集中

けん玉でギネス世界記録(TM)を目指そう!

日本に昔からある玩具のけん玉は、今やストリートの若者達の間でブームになっており、
ファッション性が高いクールな遊び! として大注目されています。

特にアメリカでは、さまざまなユニークなアイデアを取り入れた
技やデザインが人気で、今ではヨーロッパやアジアにも流行が広がり、
カリスマプレーヤーや人気のプロ選手も出ています。

今年は2019年、記念すべき100周年を発案の地「呉市」で盛大にお祝いし、
世界記録に挑戦し、けん玉(=日月ボール)の魅力をもっと広めよう!と、
〈ケン玉ノ日2019 in 呉~〉というイベントを開催することになりました。

そんなけん玉の世界記録への挑戦がどうして呉市で!?
けん玉発祥の地としては、広島県廿日市市が名乗りをあげていますが、
そのけん玉のルーツである「日月(にちげつ)ボール」が発案されたのは、
実は呉市なのです。
現在のけん玉の形状となる「日月ボール」は、大正8年(1919年)5月14日、
呉市の江草濱次 (えぐさはまじ)氏により、実用新案とされました。

どんな内容で世界記録にチャンレンジするかというと、
「同時にけん玉を皿でキャッチした最多人数(公式記録は361人)」
当日は公式認定員も来場し、
「1000人で同時に大皿にチャレンジしてキャッチできた」人数が、
362人以上であれば、その場で世界記録の達成です!
世界中で発売される『ギネス世界記録(TM)』にも掲載されますよ。

そして、開催する場所は、呉ならではのすごい場所を準備。
旧海軍呉鎮守府から数えて開庁130周年を迎える呉市に基地のある
「海上自衛隊呉地方総監部」に協力を仰ぎ、
普段なら立ち入ることのできない自衛隊の敷地内で、
世界記録に挑戦できるのです(要事前申し込み制:4月28日まで)。

看板。

普段は一般公開されていない呉地方総監部。この日はイベントに申し込むと敷地内に入ることが可能。呉といえば、海自カレーが人気。当日、海自カレーの販売もあり。

普段は一般公開されていない呉地方総監部。この日はイベントに申し込むと敷地内に入ることが可能。呉といえば、海自カレーが人気。当日、海自カレーの販売もあり。

すでにあなたも食べているかも!?
植物工場の先駆け〈MIRAI〉が描く
未来の野菜とは?

1日2万株のレタスを生産する植物工場

野菜の未来を感じさせる植物工場。
まだまだ一般的な認知度の高くない植物工場で育てられた野菜ではあるが、
アグリテックやフードテックベンチャーなどの言葉とともに、
急激に成長を続けている産業でもある。知らないうちに私たちも食しているかもしれない。

その先駆けとなっている企業が、2004年創業の〈MIRAI〉だ。
実は2015年に民事再生法の適用を申請し、
社名をかつての〈みらい〉から〈MIRAI〉へと変え、事業再生に成功しているが、
一貫して行ってきたのは植物工場の事業だ。

現社長である野澤永光さんは、2010年に旧みらいの創業者に出会った。
当時の野澤さんは1日に6000万人の購買行動を集積しているマーケティングの会社で、
食品会社と一緒に仕事をしていた。そこで、1次産業への課題を感じたという。

社長の野澤永光さん。植物工場に囲まれた事務所にて。

社長の野澤永光さん。植物工場に囲まれた事務所にて。

「食品会社は、商品をつくりたくても原材料が入ってこないことも多い
という話をしていました。つまり農作物は通年で安定しているわけではないということ。
1次産業が世の中に与える影響は大きいんだなと感じました。
そんなときに、植物工場ならば世界の食糧問題のなかで、
少なくても野菜に関しては解決していけるのではないかと思いました」

こうして野澤さんは2012年に入社。
2014年には現在でもメインで稼働している千葉と宮城に野菜工場が建設された。
2工場合わせて、1日に2万株のレタスを収穫できる。それを1年365日。
当時は植物工場として日本一の生産量を誇っていた。
野澤さんの主な仕事は、その野菜を売ることだった。

「くしくも民事再生法を受けた2015年は、野菜の売り上げがピークでした。
だからこそ破産ではなく再生の道が残されました」

まだまだ小さいバジル。

まだまだ小さいバジル。

2017年には、野澤さんが社長に就任した。
それまでは植物工場のシステムを売ることに力を入れていたMIRAI。
しかし野澤さんはもう一度、足下を見つめ直し「野菜を売る」ことにシフトする。

「生産した野菜をきちんと売り切って利益を出せるモデルにしたかったのです。
MIRAIの本業は、あくまで野菜の生産者であるということ。
そこに立ち返ろうと思いました」

たしかにある企業がシステムを買いたいと思っても、
そのシステムを使っている本体の野菜の売り上げが赤字では、説得力に欠ける。
植物工場のモデルケースとして声高にアピールできないだろう。

右へ向かうほど、少しずつ生長していることがわかる。

右へ向かうほど、少しずつ生長していることがわかる。

〈めがねフェス 2019〉 めがねよ、ありがとう! 福井・鯖江でめがね 尽くしの フェスを開催

めがねにまつわる楽しいことが目白押し

2019年6月8日(土)・9日(日)、
メイド・イン・ジャパンの眼鏡フレーム生産シェア9割以上を
誇る福井・鯖江にて、〈めがねフェス〉が開催されます。

昨年は15,900人の来場者を記録し、今年で6回目を迎える本イベント。
“めがねアーティスト”によるライブや
めがねグッズの販売、ワークショップ、
ポップアップギャラリー、めがね供養など、
めがねにまつわるユニークなイベントが目白押しです。

めがねフェスは、「めがね供養」から始まります。
これは、めがねに感謝とお別れを告げるイベント。
なんと、本物の神主さんが使わなくなった
めがねを供養してくれます(持ち込み無料)。
何ともめがね愛が伝わってくるスタートですね!

そのほかにも、めがねとスポーツが
融合したアクティビティ「メガネリンピック」、
めがねにまつわる仕事を紹介する「めがねのお仕事紹介」、
ワークショップなど、見どころが盛りだくさん。

さらに、会場内の飲食店はめがね尽くし。
スイーツからごはんまで、毎年進化をとげるめがねグルメを楽しめます。

クライマックスは、毎年盛り上がる「めがねライブ」。
つじあやのさんやJB ORGA BAND、CUTIEPAI、りんか&あんな、
武田舞彩さんらがパフォーマンスを繰り広げます。
8日は、照恩寺の住職、朝倉行宣さんによるテクノミュージックと
プロジェクションマッピングが融合した「めがねテクノ法要」も。

つじあやのさん。今年は8日にピアノとウクレレのスペシャルライブを披露。

つじあやのさん。今年は8日にピアノとウクレレのスペシャルライブを披露。

双子のキッズモデル「りんか&あんな」。3歳の頃から遠視と乱視の矯正用メガネを着用。今では二人のトレードマークに。9日に出演予定。

双子のキッズモデル「りんか&あんな」。3歳の頃から遠視と乱視の矯正用メガネを着用。今では二人のトレードマークに。9日に出演予定。

干物への愛もここまで来た! コロカル連載中のカメラマンがつくった〈Himono bag〉

最高の干物でバッグをつくってしまった!

コロカルでも以前お伝えした、静岡県下田市の干物屋さん〈ひもの万宝〉。
干物のつくり方や塩梅も抜群なのですが、なんと言っても、
干物の代金にわずかな焼き賃を払うだけで、
万宝を営む平井さん一家が店内にある囲炉裏で炭火を起こし、抜群の火加減で、
買った干物を焼いてくれる驚きのホスピタリティ。
飲食の持ち込みは自由というおおらかさと、骨まで味わい尽くせる干物の旨さに、
コロカル関係者にもファンが多いこのお店。

店主の平井恭一さんがじっくりと焼く魚の、それはそれはおいしいこと! 骨はスープにして旨みを髄まで出し切った後に、最後はせんべいにして。高温の炭火で焼くからこその贅沢ないただき方です。下田名物のキンメの干物も人気。

店主の平井恭一さんがじっくりと焼く魚の、それはそれはおいしいこと! 骨はスープにして旨みを髄まで出し切った後に、最後はせんべいにして。高温の炭火で焼くからこその贅沢ないただき方です。下田名物のキンメの干物も人気。

アジの干物。

「暮らしを考える旅わが家の移住について」を連載中の
下田在住・津留崎徹花さんも、万宝に魅せられたひとりです。
下田へ訪れた友人を万宝に連れて行っては、囲炉裏を囲んで“お接待”するのが、
津留崎家流・下田観光ルートのお決まりなのだとか。
こうして募った干物への愛、万宝への畏敬の念がついにプロダクトに。
女性誌の料理特集などで腕を鳴らすカメラマン・津留崎さん渾身の
「アジの開き」の写真が載ったバッグ、その名も〈Himono bag〉です。

熟成肉専門店〈格之進〉
食、農業、環境の未来を育む
“ハンバーグ工場”とは?

「熟成肉」という新たなジャンルの食文化が日本で定着している。
牛肉を一定の温度と湿度で管理し、水分を抜きながら旨みを増殖させ、
肉の質感さえも変化させるという技術だ。
おいしい肉をさらにおいしく食べられるとあって、首都圏を中心に
人気を博しているのは周知の通り。

この熟成肉にいち早く着目・開発し、開花させた会社が岩手県一関市にある。
東京を中心に、現在16の店舗を構える熟成肉専門店〈門崎熟成肉 格之進〉だ。

「格之進肉学校」と書かれた本社の門。

その格之進が、2018年4月、一関にハンバーグ工場を新設。
代表の“肉おじさん”こと、千葉祐士(ちばますお)さんは一関生まれ。
7年前に廃校になった千葉さんの母校をまるごと買いとり、
体育館を大規模なハンバーグ製造工場に生まれ変わらせ、
旧校舎には格之進の母体である〈株式会社 門崎〉の本社を置いた。

でも、都心に十数店舗を構える有名店が、なぜ一関に本社を? 
その答えは、定期的に開催される“ハンバーグ工場見学ツアー”で明らかに。
格之進のものづくりの哲学や、経営理念、この地域にかける思いが見えてきた。

本社が置かれている旧校舎。

本社の中身をご紹介!

小学校の面影がそのまま残る旧校舎。
旧職員室はそっくり事務所として使われている。日当たりもよく、快適そう。

旧職員室を利用した格之進の事務所。

社長室、ミーティングルーム、資材置き場と、各教室があてがわれ、
千葉さんの実家にあったという農機具や、ドジョウやカニをとる罠などが展示された
ミニ資料館のような部屋も。
校舎は2階建て。教室数が多いため、今は空き部屋も少なからずある。

ミーティングルーム。

実際に千葉さんが子どもの頃に使っていたという道具たち。ドジョウをとる筌(うけ)や、山菜籠などがずらり。

実際に千葉さんが子どもの頃に使っていたという道具たち。ドジョウをとる筌(うけ)や、山菜籠などがずらり。

「本社をここに移したのが2年前で、まだすべての部屋を使いきれていません。
でも、ここを自分たちの会社だけで使うというのではなくて、
首都圏に住む人や会社が、地域とつながってなにかやりたいといったときの
サテライトオフィスにしていきたいと思っているんです」

交流、発信、クリエイティブの拠点にし、イノベーションを起こせるような場所にしたいと語る千葉さん。

交流、発信、クリエイティブの拠点にし、イノベーションを起こせるような場所にしたいと語る千葉さん。

すでに千葉さんの頭の中は、この先展開するさまざまな構想でいっぱい。
2階にあるステージつきの音楽室は、千葉さんが敬愛する
一関のジャス喫茶〈ベイシー〉のマスター・菅原正二さんと、
ジャズレコードをかけたり、コンサートやライブを開いたりと、
音楽をフックに、人が寄り集まるスペースにしたいと考えているのだとか。

今後の使い道のイメージがさまざまにふくらむ音楽室。

今後の使い道のイメージがさまざまにふくらむ音楽室。

またゆくゆくは、つくりたてのハンバーグが食べられるレストランや、
広い校庭で定期的にハンバーグ祭りを開催するなど、遠方からも人が訪れ、
地域住人と県外から訪れた人の交流の拠点となることを目指しているという。

しかし、都内に12店舗のレストランを構える格之進。
都心に拠点を置くという選択肢もあったはずだが、
一関に本社を置き、拠点とする理由はなんだろう? 

代表の千葉祐士(ちばますお)さん。

「ここは現在“川崎町”という地域ですが、
合併する前は“門崎村(かんざきむら)”という名前でした。
私の祖父は、門崎から東京芝浦まで牛を運んで売買する馬喰(ばくろう)をやっていて、
牛を通じて地方と首都圏をつなぐ仕事をしていたんです。
きっと祖父も同じように感じていたと思うんですが、
私も食に携わるようになって、首都圏と地方のものの評価、
価格の差をすごく感じるわけです。
それらの差をどうやって埋めるか、あるいはものの価値をどのように最大にしていくか。
以前からそこに興味を持っていて、いずれ一関と東京を食でつなぎ、
格差を埋める事業をやりたいと思っていたんです」

社名の〈門崎〉は、千葉さんの決意表明に違いない。
静かな山間部にある小学校跡地で、格之進の熱い思いがふつふつと沸き立っている。

〈オンリー椀〉。東京・自由が丘で 〈ろくろ舎〉の木地職人と “自分だけの お椀”をつくる オーダー会を開催!

手作りの漆器の良さを伝えたい

2019年4月6日(土)〜19日(金)、
東京・自由が丘にある日本の“かっこいいもの”を集めた
お土産やさん〈katakana(カタカナ)〉代表の河野純一さんが
またもや職人さんに惚れ込み、ユニークなイベントを開催します。

その名も〈オンリー椀〉。
福井県鯖江市に工房〈ろくろ舎〉をかまえる
酒井義夫さんによる漆器のセミオーダー会です。

オンリー椀は「減少の一途を辿る手づくりの漆器の良さを伝えたい」と、
酒井さんが2年前にスタートし、全国各地で開催してきたイベント。
今回は6種のお椀の形状と5種類の仕上げから好きな組み合わせを選び、
「自分だけのお椀」をオーダーできます。

セミオーダーができる6種のお椀。左端はカタカナだけでオーダーできる「合鹿椀」。価格 7,000円〜

セミオーダーができる6種のお椀。左端はカタカナだけでオーダーできる「合鹿椀」。価格 7,000円〜

淡路島〈Awabi ware〉の 食器展が開催中! 現代の暮らしと ともにある民藝を知ろう。

「真の民藝とは何か」

民藝とは、1926年(大正15年)に柳宗悦らによって名付けられた言葉で、
職人の手から生み出された日常の生活道具のことであり、
それらは美術品に負けない美しさがあると提唱しました。

飾って大事に眺めるものではなく、毎日の生活に用いられる道具であり、
今を生きる人々の暮らしの中で使われ続けている
道具にこそ用の美が宿る、その有り様も民藝と呼ばれます。

〈Awabi ware〉プレート

〈Awabi ware展〉は4月7日(日)まで開催。

そんな民藝の姿を理解できる展覧会〈Awabi ware(あわびウェア)展〉が、
岡山県瀬戸内市のギャラリー〈御茶屋跡〉で開催中です。

壺 パープル

〈Awabi ware〉壺 パープル

会期中は、江戸後期から明治期に栄えた〈珉平焼〉などの器や、
〈Awabi ware〉の食器(購入可)を常設展示。また〈Awabi ware〉の
岡本純一氏が主催する民藝入門書『ミンゲイサイコウ』も展示されます! 
その活動内容や民藝のすばらしさにふれることができます。

〈ミンゲイサイコウ〉ののれん

〈ミンゲイサイコウ〉ののれん。

〈ミンゲイサイコウ〉信楽青竹土瓶

〈ミンゲイサイコウ〉信楽青竹土瓶。

淡路島〈CHiQ〉のパン

3月30日(土)は淡路島のパン屋さん〈CHiQ〉も登場。天然酵母パンとビーツのスープセットを〈Awabi ware〉の器で楽しめます(売切次第終了)。

第4回 にほんくらし籠展 〈COSMIC WONDER〉が見つけた、 日本のすばらしい手仕事

大葛藤 盛籠 鹿児島県

なかなか手に入らない希少な籠が手に入る機会に

2019年5月11日(土)〜5月19日(日)、
東京・南青山の〈Center for COSMIC WONDER〉に、
日本各地の名工の手による籠が集まります。

〈にほんくらし籠展〉は、今年で4度目。
本展では、なかなか手に入らない希少な籠を含む日本の籠を展示販売するため、
初日は列ができるほど。
職人さんの数が減っている今、ひとつひとつ編まれた籠には、
その土地の風土と暮らしの中で培われた、言葉にできない魅力がつまっているのでしょう。
今年のラインナップは、次の通り。

沢胡桃 大きな角籠、書類籠(秋田県)
山葡萄 手提げ籠、旅行鞄(秋田県)
すず竹や山桜樹皮等 げし笊(宮城県) 上溝桜 めっかい(新潟県)
欅と山葡萄 手提げ籠(新潟県)
山胡桃 手提げ籠(新潟県) 真竹 ふご、草摘み籠、琵琶籠(千葉県)
女竹 背負子(千葉県) 根曲竹 野菜籠、手提げ籠(長野県)
淡竹 たらし、買物籠(長崎県)
きん竹や山桜樹皮等 大箕(鹿児島県)
蓬莱竹 ばーき、布ばーらー、銭でぃーる(沖縄県)
藤蔓擬 までぃる(沖縄県) 月桃 肩掛け籠、茣蓙、枕(沖縄県)
久場葉 うぶる、肩掛け籠(沖縄県) など

石川県〈ニッコー〉の洋食器 〈FLOWER DANCE〉が 世界の祭典でファイナリストに!

洋食器メーカー〈ニッコー株式会社〉の新商品〈FLOWER DANCE〉が、
国際的コンテストでファイナリストに選出されました!
(以下、ニッコー、フラワーダンス)

全17部門に148ブランドから274件がエントリー。

そのコンテストとは、世界的な陶磁器の業界誌が主催する、
第2回〈テーブルウェアインターナショナル・アワード・オブ・エクセレンス〉。
〈フラワーダンス〉はLicensed Collaboration部門のファイナリストに残りました!

〈フラワーダンス ホワイト〉29cmショープレート

〈フラワーダンス ホワイト〉29cmショープレート(手前)7,100円

ご覧ください、こちらの美しくて華やかな洋食器を。
今回、〈フラワーダンス〉を手がけたのはドイツ・ベルリンで活躍する
未来派アーティストの内藤新平氏。
色鮮やかで独創的なその世界観が存分に活かされ、
花々が麗しくあしらわれています。

プレートに施されたエンボス加工

とても繊細なエンボス加工。

そうしたデザインを支えるのが、
すばらしい素材と類いまれなる加工技術。

デザインの色彩をより際立たせる究極の白さを実現した
〈ファインボーンチャイナ〉は〈ニッコー〉が独自に開発した素材。
骨灰(リン酸三カルシウム)の含有量を約50%にまで高めているので、強度も優れています。

また本来ならエンボス(浮き彫り)加工が難しいとされるボーンチャイナですが、
彫り方を工夫し、くっきりと立体的なエンボスを実現しました。
創業110年超の老舗ならでは、熟練した加工技術の賜物です。

本当にいいものづくりとは。
革作家〈OND WORK SHOP〉
木村真也さんが、ゼロから築いた
理想のサイクル

PEOPLE GET READY TO NAGANO vol.5

本州のほぼ中央に位置する長野市は、東京から電車で約1.5時間。
車窓の風景は、木々の彩りへと移り変わる。
このまちの魅力は、そんな自然と隣り合わせの風土や食と美。
だけど、そればかりじゃない。

善光寺の門前町として、四方から訪れる旅人を迎え入れ、
疲れを癒してきた歴史がある。

いつの時代も、旅立つ人、旅の途中にいる人、
そして、彼らを受け入れる人たちが交差する長野市は、
次なる旅路をつなぐプラットホームだ。

そんな長野市で、自分の想いを込めた「場」を営み、
この土地ならではのカルチャーを培う人たちがいる。
彼らと交わす言葉から、これからの「ACT LOCAL」を考える。

東京を経て長野へ。ゼロからつくった自分の仕事

「こんなレザーベルトや、あんなレザーウォレットが、あったらいいな」と
頭に浮かぶイメージが膨らんだら、マップのピンを長野市に落として、
休日のひとときを楽しんでもらいたい場所がある。
革作家の木村真也さんが営む〈OND WORK SHOP(オンド ワークショップ)〉だ。

〈OND WORK SHOP〉内観

木村さんがつくるレザーアイテム

木村さんがつくるレザーアイテムは、
色、ステッチ、デザイン、そして革の表情まで、同じものはふたつとない。

オーダーを受けて、ゼロからデザインをおこすこともあれば、
バックルからベルトの「太さ・色・長さ」まで自由に選べる革ベルトや、
はたまた、バッグや衣服、家具にまで、革を用いたリペアをする。
革の個性とお客さんのイメージを読み、
おもしろおかしく談笑のキャッチボールを繰り広げては、
膨らんだイメージから世界にひとつのものをつくる。

革作家の木村真也さん

そんな木村さんの誠実な人柄が沁みるOND WORK SHOPは、
2014年10月のスタートから、およそ4年半の歳月が経ったいま、
毎月30組以上のオーダーを呼ぶサイクルを生んだ。
木村さんは、これまでを振り返り、子どものように純真無垢な笑顔で、
ものづくりへの想いをこう話す。

「人が本当にほしいと思うもの、永く使いたいと思うものを、
ひとつひとつ、ちゃんとつくって、届けたい。それだけなんです」

とはいえ、出身の長野県飯山市で高校を卒業したあと、
東京の専門学校でグラフィックデザインを学び、
20代を浅草の老舗ベルトメーカーで過ごしてきた木村さんにとって、
長野市で自分のお店を開くのは、知り合いもツテもゼロからのスタート。

ましてお店ともなれば、立地や単価、客数などの計算を
しないわけにはいかなかったのでは? 
と素朴な疑問も浮かんできそうだが、木村さんはまっすぐに言う。

レザーの財布

「お店を始める前から、いままでずっと、
そういう計算ありきでお店のことを考えたことがなくて。
むしろ、売ろうとしてない(笑)。
それよりも、ここで出会えた人たちが、『何を求めているのか』
『何を楽しみたいと思っているのか』ということばかり考えてきました。
根本的に、出会えた人とは、ものを売るだけの関係になりたくない
と思ってやってきたので。

だけど、もし東京でやっていたら、経費がかかりすぎちゃって、立地条件や価格など、
お金を稼ぐことに比重をかけざるを得なかったかもしれないですね。
そう考えると、やりたいものづくりのあり方とこの場所が、
たまたま合っていたのかなと思います」

〈OND WORK SHOP〉がある町並み

五感で楽しむオープンファクトリー
岩手県一関〈五感市〉

どんな人がつくったか。どんな想いでつくったか。
それを知ったうえでモノを買った、という経験は多くの人にもあるはず。

かくいう私も、大好きな陶芸家がいて、
その方のつくった器は、一生大切にしたいという気持ちで、
丁寧に、大事に、使う。
ほかにも、パン職人の友人が焼いたパンや、知人が育てた米や野菜など、
その人の顔を思い浮かべながらいただくのは、なんだか少し、心持ちが違うのだ。

これらの手ぬぐいや漆器も、どんな職人が手がけたのかを知ると、より愛着が湧いてくる。(写真提供:五感市実行委員会)

これらの手ぬぐいや漆器も、どんな職人が手がけたのかを知ると、より愛着が湧いてくる。(写真提供:五感市実行委員会)

いま日本各地で、地域にある工場を一斉に開放し、
職人と交流しながら、モノづくりの現場を見学・体験するイベント
“オープンファクトリー(工場見学)”が始まっている。

どんな人がつくったか。どんな想いでつくったか。
それらを知る恰好の機会だ。
モノづくりに関心の高い人々は、はるばる遠方からもやってくる。

彫金職人と来場者。

(写真提供:五感市実行委員会)

昨今、モノづくりに携わる職人が高齢となり、後継者不足が叫ばれるようになった。
数字に表すと、現在の工芸従事者の70%以上が60歳を超え、
30代の職人は、なんと10%にも満たない、とも。

職人の作業風景。

(写真提供:五感市実行委員会)

そんな危機的状況の打破という意味も込められているオープンファクトリー。
工場を訪ね、職人と出会い、モノづくりへの想いや、
臨場感あふれる、息をのむような作業工程を目にすれば、
来場者は工芸品に興味を持つ。
なかには職人の技に魅せられて、自ら職人志願する人も実際にいるようだ。

工場見学のようす。(写真提供:五感市実行委員会)

工場見学のようす。(写真提供:五感市実行委員会)

2013年に始まった新潟の〈燕三条 工場の祭典〉を皮切りに、
オープンファクトリーは、山梨、三重、福井など、伝統産業が残る地域で続々とスタート。

岩手県の一関市、平泉町、奥州市も、
平安時代にこの地を治めた奥州藤原氏により、多くの工芸品や産業が生まれたエリア。

いまもその伝統を受け継ぐ老舗が残り、それらをもっと多くの人に知ってもらおうと、
2018年11月9~11日の3日間にわたり、
地域に根づく老舗の若き職人たちを中心に、
東北初のオープンファクトリー〈五感市〉が開催された。

五感市を運営する職人たち。

(写真提供:五感市実行委員会)

といっても、実は2017年にも、
試験的に小規模な五感市が開催されている。
漆器、染物屋、彫金、タンス屋、太鼓店の6社で開催した五感市だったが、
県内外から多くの来場者が集まり、手ごたえ十分。
そのときに得た感覚やアイデア、客の声を反映したのが、
2018年のオープンファクトリーだ。

五感市の幟。

今回の五感市に参加した会社は、なんと前年の約4倍となる26社! 
“工場見学”という枠にとらわれず、
普段は入れない映画館の映写室、名勝「猊鼻渓」の船頭体験、
古刹の坐禅堂(通常非公開)の開放などが含まれるのがユニーク。

五感市が目指すのは、個々の職人の技を知ってもらうだけでなく、
“地域”そのものを知ってもらうことでもあるのだ。

SIRI SIRI school〈ATRIUM〉 ジュエリーブランド による若いつくり手の ためのスクール、始まる!

感性を仕事にするために。

2019年1月、ジュエリーブランド〈SIRI SIRI〉が、
若いつくり手たちのためのスクール〈ATRIUM〉をスタートします。

講師は、花道家や工芸史家、ブランドマネジャー。
技術力だけでなく、感性と知識を合わせもつ職人を
育てていくことを目指しているのだとか。
ものづくりに携わる方は要チェックですね!

SIRI SIRI school〈ATRIUM〉ポスター

日本の手仕事を生かし、そのつくり手たちとともに、
未知なる領域の造形を生み出してきたジュエリーブランド、SIRI SIRI。

スクールを始めた背景には、次世代に技術やマインドを
継承することの難しさや、若いつくり手のための学びの場の少なさ、
個性あるつくり手が少なくなっているという問題があったといいます。

いま求められるのは、自身の個性と意思を持ち、
ただ造形するだけではなく、ともに考え、つくっていく関係性。
この度始まるスクールでは、受講生にそのための実力を身につけてもらい、
いずれはSIRI SIRIのつくり手として、
新たな関係を築く可能性も探っていきたいと考えているのだそう。

SIRI SIRIの福田知桂さん(左)と河野奈保子さん(右)。SIRI SIRI school〈ATRIUM〉を担当。

SIRI SIRIの福田知桂さん(左)と河野奈保子さん(右)。SIRI SIRI school〈ATRIUM〉を担当。

“二足のわらじ”スタイルで行こう。
鎌倉〈邦栄堂製麺〉3代目・関 康さん
の肩肘張らない家業の継ぎ方

鎌倉から考えるローカルの未来

年間2000万人を超える観光客から、鎌倉生まれ鎌倉育ちの地元民、
そして、この土地や人の魅力に惹かれ、移り住んできた人たちが
交差するこのまちにじっくり目を向けてみると、
ほかのどこにもないユニークなコミュニティや暮らしのカタチが見えてくる。

東京と鎌倉を行き来しながら働き、暮らす人、
移動販売からスタートし、自らのお店を構えるに至った飲食店のオーナー、
都市生活から田舎暮らしへの中継地点として、この地に居を移す人etc……。

その暮らし方、働き方は千差万別でも、彼らに共通するのは、
いまある暮らしや仕事をより豊かなものにするために、
あるいは、持続可能なライフスタイルやコミュニティを実現するために、
自分たちなりの模索を続ける、貪欲でありマイペースな姿勢だ。

そんな鎌倉の人たちのしなやかなライフスタイル、ワークスタイルにフォーカスし、
これからの地域との関わり方を考えるためのヒントを探していく。

〈邦栄堂製麺〉は鎌倉・大町エリアの外れにある。鎌倉駅からは徒歩20分程度、車を数分走らせれば、すぐに隣の逗子市に入る場所だ。

〈邦栄堂製麺〉は鎌倉・大町エリアの外れにある。鎌倉駅からは徒歩20分程度、車を数分走らせれば、すぐに隣の逗子市に入る場所だ。

二足のわらじで家業を営むクラフトマン

歴史ある鎌倉のまちには、昔ながらのスタイルで商いを営む
家族経営の飲食店や老舗の商店などが点在している。
しかし、時代とともに人々のライフスタイルが変化するなか、
商売を変わらずに維持していくことは簡単ではないだろうし、
地域に愛されながらも後継者に恵まれず、
閉店や廃業に追い込まれてしまうケースも少なくない。

当たり前のようにそこにあった風景や、ひいきのお店が
まちから消えてしまうことは住民にとっては寂しい限りだが、
代々続いてきた商売や技術を次代につないでいくことが
周囲から求められる老舗店の跡取りたちの立場になってみると、
そこにはさまざまな葛藤や重圧があることは想像に難くない。

邦栄堂製麺の3代目・関 康さん。取材で訪れたときは、餃子の皮をつくっている最中だった。

邦栄堂製麺の3代目・関 康さん。取材で訪れたときは、餃子の皮をつくっている最中だった。

事業承継か? 廃業か? 
代々事業を営んできた家にとって、必ず直面するであろうこの問いに対して、
ユニークなかたちで答えを出しているのが、
住宅地と商店街、寺社仏閣などが共存する鎌倉・大町エリアで、
1953年に創業した〈邦栄堂製麺〉の3代目・関 康さんだ。

2011年に代表となり、正式に家業を継いだ関さんは、
40年前の機械と昔ながらの製法で、
地域の飲食店や住民に愛用される麺づくりに取り組む傍ら、
学生時代に始めた家具づくりをいまも続け、
“二足のわらじ”スタイルで製麺所を切り盛りしている。

変わらないことが求められる製麺と、つくり手の個性が問われる家具づくり。
伝統と革新。匿名性と作家性。ライフワークと“ライス”ワーク。
相反するさまざまな要素を持つふたつの仕事を行き来しながら、
自然体でものづくりと向かい合うクラフトマンのもとを訪ねた。

益子焼の新ブランド 〈BOTE&SUTTO ボテ&スット〉が 深澤直人さんディレクションで誕生

焼き物の町、栃木県の益子から新しいブランド
〈BOTE&SUTTO(ボテ&スット)〉が生まれました。
ディレクターの深澤直人さんと益子町、作陶家たちが一緒に作り込んでいった、
“ボテっとしたもの”と、“スッとしたもの”、計36種類の器たちです。

BOTE ティーポット

BOTE ティーポット(9,000円)

益子町では現在、400ほどの窯元や作家が活動しています。
陶器市の時期は賑わいを見せるものの、2011年の震災以降、
来県者数が減少しているという問題を抱えています。

BOTE 飯椀

BOTE 飯椀(2,500円)

そこで2016年、益子町は復活プロジェクトを立ち上げ、
デザイナーの深澤直人さんをまちづくりアドバイザーに迎えました。

深澤さんがまず考えたのは、
「益子焼とはどういうものを益子焼と言うのだろうか」
ということ。

この疑問から、深澤さんと益子町と〈濱田窯〉〈清窯〉〈道祖土和田窯〉の
3つの窯元が参加して誕生したのが〈BOTE&SUTTO〉です。

SUTTO プレート

SUTTO プレート(5サイズ)1,000円~

〈BOTE&SUTTO〉はその名前の通り、
ぼてっと丸みを帯びた形と、すっとラインの通った形の2タイプを展開。
益子で使われている主な7色の釉薬のうち、
一番益子の定番と感じる黒と並白の2色を用いること、
益子の土を使うこと、型を使わないこと、器の幅、
といったガイドラインを設定し、それに沿って、
3つの窯元が腕を振っています。もちろんすべて手づくりです。