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〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Ebihara
海老原 悠
えびはら・ゆう●コロカルエディター/ライター。生まれも育ちも埼玉県。地域でユニークな活動をしている人や、暮らしを楽しんでいる人に会いに行ってきます。人との出会いと美味しいものにいざなわれ、西へ東へ全国行脚。
コロカルでも以前お伝えした、静岡県下田市の干物屋さん〈ひもの万宝〉。
干物のつくり方や塩梅も抜群なのですが、なんと言っても、
干物の代金にわずかな焼き賃を払うだけで、
万宝を営む平井さん一家が店内にある囲炉裏で炭火を起こし、抜群の火加減で、
買った干物を焼いてくれる驚きのホスピタリティ。
飲食の持ち込みは自由というおおらかさと、骨まで味わい尽くせる干物の旨さに、
コロカル関係者にもファンが多いこのお店。
「暮らしを考える旅わが家の移住について」を連載中の
下田在住・津留崎徹花さんも、万宝に魅せられたひとりです。
下田へ訪れた友人を万宝に連れて行っては、囲炉裏を囲んで“お接待”するのが、
津留崎家流・下田観光ルートのお決まりなのだとか。
こうして募った干物への愛、万宝への畏敬の念がついにプロダクトに。
女性誌の料理特集などで腕を鳴らすカメラマン・津留崎さん渾身の
「アジの開き」の写真が載ったバッグ、その名も〈Himono bag〉です。
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「干物って、光の角度で全然違って見えるんです。
目が可愛いくも、するどくもなり。脂の乗り具合も違ってみえる。
万宝さんの干物は無修正でいけるくらい、本当にきれいなんです」
と津留崎さんは、万宝の干物が特別なのだと教えてくれました。
下田の鮮魚の良さや手の込んだ職人仕事が、美しい干物をつくるのでしょう。
Himono bagを皮切りに、〈IKACHI〉という名のブランドを立ち上げた津留崎さん。
IKACHIとは、アメリカ先住民の言葉で「生命」を表します。
今後、さまざまなプロダクトを展開していく予定なのだそう。
このHimono bagは、万宝や東京の〈STOCK THE PANTRY〉でも購入できます。
この春夏のコーディネートに、ひとアジ違った小物はいかがでしょうか。
information
万宝
住所:静岡県下田市柿崎707-13
TEL:0558-22-8048
営業時間:9:30~18:00(お店での焼きの時間は11:00から15:00頃まで)
定休日:水曜日
http://www.manpou.com/index.html
IKACHI
STOCK THE PANTRY
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