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posted:2019.4.18 from:福井県鯖江市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2019年6月8日(土)・9日(日)、
メイド・イン・ジャパンの眼鏡フレーム生産シェア9割以上を
誇る福井・鯖江にて、〈めがねフェス〉が開催されます。
昨年は15,900人の来場者を記録し、今年で6回目を迎える本イベント。
“めがねアーティスト”によるライブや
めがねグッズの販売、ワークショップ、
ポップアップギャラリー、めがね供養など、
めがねにまつわるユニークなイベントが目白押しです。
めがねフェスは、「めがね供養」から始まります。
これは、めがねに感謝とお別れを告げるイベント。
なんと、本物の神主さんが使わなくなった
めがねを供養してくれます(持ち込み無料)。
何ともめがね愛が伝わってくるスタートですね!
そのほかにも、めがねとスポーツが
融合したアクティビティ「メガネリンピック」、
めがねにまつわる仕事を紹介する「めがねのお仕事紹介」、
ワークショップなど、見どころが盛りだくさん。
さらに、会場内の飲食店はめがね尽くし。
スイーツからごはんまで、毎年進化をとげるめがねグルメを楽しめます。
クライマックスは、毎年盛り上がる「めがねライブ」。
つじあやのさんやJB ORGA BAND、CUTIEPAI、りんか&あんな、
武田舞彩さんらがパフォーマンスを繰り広げます。
8日は、照恩寺の住職、朝倉行宣さんによるテクノミュージックと
プロジェクションマッピングが融合した「めがねテクノ法要」も。
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もっとめがねを知りたいという方には、
めがねのつくり手たちと会える〈POP UP GALLERY〉がおすすめ。
〈谷口眼鏡〉〈青山眼鏡〉などの展示ブースにて、
めがね職人やデザイナーたちと直接対話することができます。
博物館や工房、ショップなどが入った
〈めがねミュージアム〉も見逃せません。
フェス期間中は、めがねづくりの体験教室など、
いろんな限定企画が用意されています。
6月7日(金)は、今年初の試みとして「MEGANE FES OPEN FACTORY」を開催。
普段はなかなか入れないめがね関連工場のなかを見学できます。
(詳細は、追って公式サイトにて発表)
福井市でめがねづくりが始まったのは、1905年。
それがお隣、鯖江に広がり、いまでは製造者がパーツごとに分業を行い、
福井と鯖江のまち全体がひとつの工場のように機能しめがねをつくっています。
めがねフェスの合い言葉は、「めがねよ、ありがとう」。
産地の歴史に敬意を払いつつ、つくり手と使い手が一緒になって
楽しむことで、産地の活性化につなげていくことを目指しているのだとか。
めがね好きなら、ぜひ一度行ってみたいフェスですね。
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