『さっぽろ八月祭 2015』 スーツでも浴衣でも、 全員参加大歓迎! みんなでつくるお祭り

8月7日(金)、8日(土)、札幌市北3条広場(アカプラ)に新しいお祭りが誕生します。
その名も「さっぽろ八月祭」。
昨年、札幌国際芸術祭2014で開催された
「フェスティバルFUKUSHIMA!北3条広場で盆踊り」を引き継ぐお祭りです。
昨年の盆踊りがあまりにも盛り上がったため、
新たなお祭りとしてスタートすることになったのだそう。

札幌国際芸術祭(SIAF)2014での実施風景 撮影 ハレバレシャシン

札幌国際芸術祭(SIAF)2014での実施風景 撮影 ハレバレシャシン

札幌国際芸術祭(SIAF)2014での実施風景 撮影 ハレバレシャシン

今年は市民の皆さんはもちろん、
オフィス街で働く人たちもおどり出してしまうような、
全員参加大歓迎の盆踊りを目指しているとか。

別府の商店街で営業中! 大分のオススメ品を揃えた、 大分ブランド 「Oita Made」専門店

コロカル商店でもご紹介している、
大分県産品を紹介するブランド「Oita Made」は、
大分県じゅうをめぐって見つけた生産者、
素材・商品を「Oita Madeブランド」として
紹介するプロジェクト。
大分県内でとれたものを主原料に、
地元で暮らす人々が手仕事で
丁寧に仕上げた品物を現代的なパッケージに包んでいます。

そんな「Oita Made」のショップが、
大分県別府市にありました!
別府銀座商店街の「platform02」に、
専門店「Oita Made Shop」として、
2015年1月にオープンしたんです。
空き店舗をリノベーションしたスタイリッシュなお店に、
「Oita Made」のアイテムが、
親切な解説とともに並んでいます。

ウインドウには「Oita Made」のロゴが

豊富な品ぞろえ

説明も充実

MORIUMIUS(モリウミアス)

雄勝で始まる、MORI(森)とUMI(海)、そしてUS(明日・私たち)

石巻市雄勝。平成の大合併で町から市となり、宮城県の北東に位置するまちだ。
名産は雄勝硯(おがつすずり)。国内90%のシェアを誇る硯石が採掘され、
書道で使う硯に限らず、食器や装飾品などさまざまな品に加工される。
また、海の幸山の幸も豊富で、海ではカキやホタテ、ホヤ、銀鮭の養殖、
平野ではササニシキが育つなど、第一次産業がまちの支えとなっている。
そして、ここもまた東日本大震災の大きな被害を被った地である。
約600棟あった沿岸部の民家は津波にさらわれ、
まちの8割の建物を倒壊させた。高台への移転は難航しており、
人口は震災前の4分の1にまで減ってしまったのだという。

そんな雄勝の東の先端にある旧桑浜小学校は、
2002年の閉校までのおよそ90年間で500名以上の卒業生を送り出してきた
歴史ある小学校である。少子化により閉校となったその桑浜小学校を、
「体験型宿泊施設」として蘇らせ、2015年7月18日にオープンを迎えるのが、
〈MORIUMIUS〉だ。

読んで字のごとく、MORI(森)とUMI(海)、
そしてUSには明日と私たち(US)がかけられている。
数日間にわたる集団生活を通して、
農業体験、林業体験、漁業水産体験といった第一次産業の職業体験ができる。
ガイドはそれぞれの分野の地元のプロフェッショナルたち。
一次産業従事者との交流を通じて、“食育”、“教育”から
さらに深いところへ踏み込んだ、子どもたちにとって忘れられない体験になるだろう。
施設内には食事や宿泊場、風呂も完備。
小学生から中学生を体験の主な対象としているが、
企業研修やゼミ合宿、アーティストによるレジデンスなどの
大人たちの利用にも対応している。

運営団体である、公益社団法人〈sweet treat 311〉理事の油井元太郎さんは、
豊洲のキッズパーク〈キッザニア〉を日本で展開した会社の立ち上げメンバーだ。
“子ども”と“職業体験”というキーワードをここ雄勝で拡張させた。
ただし、キッザニアと大きく異なるのが、
MORIUMIUSは宿泊施設を有する複合的な体験施設であるということ。
建物の大規模修繕も初めてのことだった。
「2013年4月にこの学校を取得してから、
利用についてのワークショップなどを経て大規模な改修作業が始まりました。
まさにイチからの改修です」
建築家・隈研吾氏はじめスタンフォード大の学生などがデザイン企画をしたり、
フィールドワークでは、90年間木造校舎を支えてきた力強い梁を見て、
隈氏をはじめとする建築関係者は、
その立派さや当時の雄勝の職人の技術に驚いていたのだという。
MORIUMIUSでも耐震補強もなされたうえで、梁を生かした設計となった。

約2年間の大プロジェクトには4500人を超すボランティアや企業・団体の協力があった。
地元の大工さんの指導のもと、解体の手伝いや、左官の手伝い、
屋根に用いた硯石の加工など、地域住民とうまく連携し合い、
完成の日を迎えた。
「循環」というのもひとつのテーマ。
浄化された水を更にきれいにするビオトープなど
サステナブル(持続可能)な社会を学ぶというのも意識している。
「子どもたちにはさまざまな体験を通じて自然の循環を学び、
その中で生きる力を身につけてほしいですね」と油井さんは話す。

公益社団法人sweet treat 311理事の油井元太郎さん(写真左)。代表理事の立花 貴さん(写真右)。立花さんは東洋経済社の「新世代リーダー50人」に選出された。

平屋造かと思いきや、2階部分もある。かつて校長室だった2階は、休憩室(サロン)のような役割に。

学校の面影を残す。卒業制作の彫刻や黒板もここが旧桑浜小であった記録だ。卒業生でなくてもここが懐かしい場所に思えてくる。

90年にわたって子どもたちを守ってきた梁や柱は現役続行。

高野誠鮮さん

失敗を恐れずにやってみる

限界集落を活性化させるために奮闘するスーパー公務員を描くTBS系のドラマ
『ナポレオンの村』(7月19日スタート)には、実在のモデルがいる。
『ローマ法王に米を食べさせた男』の著者でもある
石川県羽咋市の職員、高野誠鮮さんだ。
公務員とは思えない発想の豊かさと類い希な行動力で、
これまで数々のプロジェクトを成功させてきた。

高野さんは1996年、日本で初となる宇宙科学博物館
〈コスモアイル羽咋〉の創設に尽力し、
UFOのまちとして羽咋市のまちおこしを先導していた。
ところが2002年に農林水産課に異動、
宇宙とはまったく違う分野である農業に向き合うことに。
そして与えられたのは過疎高齢化集落の活性化と、農作物のブランド化という命題。
予算はほとんどない。普通だったらそこで腐ってしまうが、
高野さんは「やってやろう!」と思い立つ。
「できないと言われるとカチンときて心に火がつくんですよ。
どうしてできないと言うんだろう、こうすればできるんじゃないかと考えてみる。
失敗したらどうしようなんて考えません。
成功するまでやってみればいいという単純な考え方なんです」
と高野さんは笑う。

美しい棚田の風景が広がる神子原地区。石川県で一番大きい棚田だという。

一般的に、65歳以上の高齢者が人口の半数以上の割合を占める集落は
限界集落と呼ばれる。
能登半島の西の付け根に位置する羽咋市の神子原(みこはら)地区も
過疎高齢化が進む中山間地域で、いわゆる限界集落だった。
この神子原地区の活性化のための最初のプロジェクトが
2004年にスタートした「空き農地・空き農家情報バンク制度」。
過疎となった集落には空き家や耕作放棄地がたくさんある。
そこに新たな住民を招き入れる空き家バンク制度は、
いまでは全国の自治体が取り組み、珍しくはない。
ただ神子原では「来てください」と頭を下げるのではなく、
集落の人たちが新しい住民を面接して選抜するのだ。
よそ者を受け入れるのに厳しかった村の人たちも、
この人ならいいだろうと納得してから受け入れる。
そうやって迎えられた人たちは集落に本当に定着していくという。

人が集まるところに市が立つ。 状況が一気に好転するリアリティ。 WORKVISIONS vol.5

WORKVISIONS vol.5

みなさん、こんにちは! ワークヴィジョンズの西村 浩です。
vol.1vol.2vol.3vol.4に引き続き、佐賀のまちなか再生のお話です。

全6回なので、残すところ、あと2回。
vol.3vol.4では、まちなかの遊休地を地域の方々の手で
芝生の「原っぱ」に変えていくお話や、
中古の海上輸送用コンテナのリノベーションで、
まちなかに市民の活動の場をつくる、
「わいわい!!コンテナプロジェクト」について紹介をしてきましたが、
今回は、そういった「点」のしかけから、
佐賀のまちなか商店街が
少しずつ変わっていった様子を紹介したいと思います!

子どもたちの声がまちなかの雰囲気をがらっと変えた

前回紹介しましたが、わいわい!!コンテナプロジェクトも、
今年で5年目に入り、ようやく認知度も高まって、
子どもたちからお年寄りまで多様な世代の人々が
日常的に集まり、憩い、活動する場所になってきました。
特に、子どもたちが集まる場所になったことは、
なかなか元気のない商店街の雰囲気を大きく変えました。
地元新聞記事に掲載された小学生たちのコメントには、
「いままでは、学校が終わったら、
ゆめタウン(近くの大型ショッピングモール)に行っていたけど、
いまは、いつも友だちがいるここ(わいわい!!コンテナ)に来るようになった」
というような言葉がありました。

そうなんですよね。
いままで、まちなかに子どもたちが来なかったのは、
まちなかに居場所がなかっただけなんですよね。
安全で楽しい場所さえあれば、子どもたちも集まってくる。
子どもたちは、自分たちだけの楽しい場所を見つけるのが
とても上手なように思います。

そしてなにより、商店街が明るくなった!
車だらけの夜の飲み屋街になりつつあったまちなかの商店街が、
夕方学校が終わるころになると子どもたちの声がするようになったのです。
わいわい!!コンテナの中で、本を読んだり勉強をしたり、
外では芝生を走り回り、虫取り網でとんぼを追いかける子もいました。

子どもたちで賑わうわいわい!!コンテナ2。

ある日、みんなで芝生を張った原っぱで、
サッカーをやる子どもたちを偶然見かけたことがあります。
ここは、商店街のど真ん中です(笑)。
なんとも不思議な気持ちになりました。
そして、この話には続きがあります。
とてもいい風景だったので、僕も写真を撮ろうとした瞬間、
子どもたちが勢いよく蹴ったサッカーボールが、
柵を越えて隣の駐車場に飛び、運悪く車に“ボッコン”と……(汗)。
まちなかの空き地、そんなに広くはないから、仕方ないですよね。
そして、残念ながら僕のカメラのシャッターが捉えたのは、
サッカーの様子ではなく、ばつの悪そうな子どもたち(笑)。

まちのど真ん中の商店街でサッカーを楽しんでいる(はずの)子どもたち。

そんな子どもたちのサッカー顛末を見ていて、
実は少し懐かしい気持ちになりました。
僕らも子どもの頃、家の近くの空き地で野球をやっていて、
お隣さんの庭にボールが入ってしまったり、
時にはガラスを割ってしまって、
思いっきり怒られたりしたことがありました。
おそらく、僕と同じ世代の方々は、
「そうそう!」と頷かれているんじゃないかと思います。
今や、住んでいる人が少なくなってしまった中心市街地ですが、
昔は、みんなまちなかに住み、
そして空き地は子どもたちの大切な遊び場だったんですよね。
子どもたちの周りには必ず大人が見守っていて、
そこに自然に地域の濃厚なコミュニティが存在していたわけです。

佐賀市のまちなかに生まれた、わいわい!!コンテナと原っぱは、
まちの中に昔ながらの人々の活動とコミュニティを
取り戻すきっかけになっているように思います。

古いビルの1室につくられた 宙に浮かぶゲストルーム。 403architecture [dajiba] vol.4

403architecture [dajiba] vol.4 
「自分のため」の空間を「誰かのため」に開くこと

第4回は、辻 琢磨がインタビュアーを務めます。
僕らの最新プロジェクトが、2015年4月に竣工した「鍵屋の階段」。
アトリエだった場所を、ゲストルームとしても使えるように改修しました。
今回は、その施主であるマシュー・ライアンさんにお話をうかがいます。
オーストラリア出身のマシューさん。
浜松のカルチャーの発信拠点として、
シェアオフィスやショップが入る築40年以上のカギヤビル(vol.3に登場)は、
かつては、空き室だらけでした。
地元不動産によるリニューアルを契機に、
カギヤビルに入居したマシューさんは、
4階の約25平方メートルのワンルームを自らのDIYで改修し、
映像制作などの創作活動をしたりしていました。

英会話教室も開いていましたが、
基本はマシューさん自身のためのアトリエ空間。
でも、浜松のまちの人との交流が始まるようになったことで、
この部屋をもっと多くの人を呼び込めるゲストルームとしても使えないかと
マシューさんは考え、僕らdajibaに相談がきたのです。
もともとマシューさんがDIYでつくり上げた空間はとてもすばらしいもので、
そこを生かすには、どんなゲストルームをつくればよいのか……
議論を重ねていくうちに、設計が決まるまでに要した期間はなんと7か月。
でもおかげで、お互いが納得いく空間となりました。

「鍵屋の階段/The Stairs of Kagiya」

築40年以上経つコンクリート造の共同ビルの1室の、ゲストルームへの改修計画。
コンクリートの既存の梁から箱形の空間を吊ることで、下部には無柱空間ができ、
箱の中には寝室となるロフトスペースが生まれている。

カギヤビルにつくった居心地のよいアトリエ。

辻: そもそもなんで、この小さな空間に、
ゲストルームをつくりたいと思ったの?

マシュー: iN HAMAMATSU.COMという、
浜松の観光プロモーションサイト運営に携わっているから、
観光に興味があったというのはあるんだけど、
中国にいたときにユースホステルを運営していた経験があって、
屋上でパーティしたり、
いろいろな人とのコミュニケーションが生まれていた。
何かそういうことをつなげたいとも思っていたんだ。

辻: なるほど。中国に数年いて、中国語も話せるんだったよね。
そもそもマシューはどんな縁で浜松に来たの?

マシュー: オーストラリアには、大学までいて。
そのときは、芸術史を専攻していたよ。
あと、お金を貯めてヨーロッパへたくさん旅行もした。
本物は本より大事なんだ。
オーストラリアでは、全部本の中でしか歴史に触れられなくてさ、
すべてのオーストラリアの建物は200歳より若くて、古い建物がない。
日本にあるお寺は600歳だったりするわけでしょう。
実際に、経験することで物事は本当に理解できるから、
僕にとって旅は、教育そのものだよ。

辻: それは僕も感じるよ。それで紆余曲折あって中国にたどり着いたと。
そこで今の奥さん(マシューの奥さんは日本人)と出会って、
日本に来ることになったんだよね?
でも、カギヤビルのこの部屋はどうして借りようと思ったの?
自分で決めたわけでしょう?

マシュー: ただ気に入ったんだよ。
僕が入った2012年頃は、ちょうど丸八不動産株式会社
平野啓介さん(第6回インタビュー予定)たちがカギヤビルを買った直後で。
それまであった昔ながらの喫茶店や洋服屋さんはいくつか入っていたけど、
ほかは空っぽのビルだった。

辻: リニューアルしてから、
マシューが最初の入居者ってことなの?

マシュー: 新規では、そうだね。
でも、浜松出身の写真家・若木信吾さんがオーナーを務める、
本屋「ブックスアンドプリンツ」と同じくらいじゃないかな。
ブックスアンドプリンツは、すばらしい場所だね。

マシュー: 僕は今まで、この部屋をアトリエや
英会話レッスンのためのスタジオに使っていたんだ。
最初は、コンクリートで囲まれた何もない空間だったけど、
英会話教室をするのに必要だったし、
自分でクリエイティブな活動をしたいのもあって、
DIYで部屋をつくり始めたんだ。

おかげでここは、僕の空間でとてもリラックスできる。
ここにいて、何かつくって、何か読んで。それだけで居心地がいい。
自分の「家」は子どももいて、とても忙しいからというのもあるけど(笑)。

でも、当時若木さんがよく来てくれたことは大きかったなぁ。
いつもおもしろい話をしてくれて。彼は英語も話せるし、会話がうまい。
インターナショナルなセンスがあって、いい関係を築けているよ。

そのときに彼が連れて来る知り合いがおもしろい人ばかりで、
教わったり、刺激をもらったり、次のものをつくって、また次をつくって、
と続けているうちに、空間ができあがっていって。
まずは、床を貼ることから始めたんだけど、
それから、西日が強かったからカーテン替わりにいい感じの布を窓に設えたり、
大きなテーブルをつくったり。
何でも描ける黒板を壁にかけたり、
あとは自分の好きな雑誌や作品やレコードが少しずつ増えていった感じで、
気づいたらできてた(笑)。

辻: 僕らより全然DIY上手いよ(笑)。
床の張り方も目地をずらして工夫しているし、
DIYでつくるところとそうでないところをしっかり見極めている。
素材の選び方のセンスもとってもいい。
この空間に散りばめられている家具、
レコードや昔の雑誌といった小物に至るまで、
古いものもあれば新しいものもあって、
でもなんとなく統一感がある、それがマシューらしさを表現していると思うな。

マシュー: とにかく、この部屋を通していろんなおもしろい人たちに出会った。
特に、まちの新しい使い方を見つけてくれた、
Camp Garden」のイベントはおもしろかったな。
カギヤビルの屋上でキャンプ場を皆でつくってたやつね。
そこで、初めてdajibaとも会ったんだと思う。 
そのときはdajibaが建築家なのかもわからなかったけど。

Camp Gardenの様子。403architecuture [dajiba]やennの林さん(vol.1に登場)、手打ち蕎麦naruの石田さん(vol.2に登場)、ブックスアンドプリンツの広報・写真家でもある中村陽一さんらが恊働して運営したイベント。2013年9月に開催された。©yo-ichi nakamura(BOOKS AND PRINTS)

辻: Camp Gardenを通して、
浜松の人たちとの交流が一層深まっていったんだね。

マシュー: そうだね。みんなフラッとこの部屋にやってくるんだよね。
例えば、ブックスアンドプリンツの中村陽一さんも、ただここに来て、
何も言わずに帰っていくような人でね。会話なく。僕も仕事して帰る。

でも、僕はここにいつもいるわけじゃないし、
いなかったら、ただのデッドスペースにもなるわけでしょう。
もっと生きた、みんなにとってもいい空間の使い方があるんじゃないかって。

辻: 自分で、自分のためにつくったはずの空間を、
まちに開いていくことの可能性を感じたんだね。

福島県の中高生による パフォーミングアーツ プロジェクト始動! 大友良英さんがワークショップ を開催

いま福島県にて、県内の中学・高校生が中心となり、
ミュージカルを創作・公演するプロジェクトがはじまっています。
これは、「輝く未来のふくしま」を創造する力を育むことを目的として、
福島県が主催するプロジェクト。

講師に各界で活躍するプロの方を迎え、
作・演出、音楽、映像といった三つのチームに分かれて
練習を重ね、ミュージカルをつくっていきます。

このプロジェクトには劇作家・演出家の平田オリザさん、映像プロデューサーの高見沢功さんも参加。映像チームに参加した高校生たちが制作したCMでは、これまでのワークショップの様子も見られます。

作・演出チームの講師は、演劇作家の藤田貴大さん。

写真 篠山紀信

藤田さんは2007年に演劇団体「マームとジプシー」を旗揚げ後、
福島県立いわき総合高等学校の生徒と発表した
「ハロースクール、バイバイ」(2012)や、
第56回岸田國士戯曲賞を受賞した
「かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。」(2011)など、
数々の話題作を手がけてきました。

今年の5月、藤田さんは福島で最初のワークショップを開催しました。

その日は、参加者全員に会場に来るまでのできごとを話してもらい、
会場の床いっぱいに福島の地図を作成し、
自分たちの住むまちについて話し合ったそう。

仏生山のまちが サーカスであふれる! まずは 「サーカス図書館」でお勉強。

香川県高松市のなかでも、ユニークで活動的なひとが集まってきている仏生山エリア。
そこに新しくオープンしたのが〈サーカス図書館〉です。
図書館のなかでサーカスが観られるというわけではないですが、
サーカス関連の本が並んでいます。
でもなぜ、仏生山にサーカス?

硬軟取り混ぜ、たのしくサーカスのお勉強タイム!

仕掛け人は、オール・レ・ミュール(フランス国立大道芸サーカス情報センター)の
日本特派員でもあり、〈瀬戸内サーカスファクトリー〉代表理事の田中未知子さん。

瀬戸内サーカスファクトリーは、
日本初の“現代サーカス”という芸術を発信しています。
それは一般的なサーカスとはちょっと違う。
個々のアーティストが集まって、
毎回異なる作品を、時間をかけて創作していくもの。
音楽や、ダンス、演劇、美術、映像など、
さまざまなジャンルのアーティストが滞在しながら
発表することを目指しているそうです。

蔵書はもちろんサーカス関連ばかり。珍しい書物も見つかる。

これまでも田中さんは、サーカス×大道芸×地域芸能の発信基地〈サーカス堂ふなんびゅる〉を
始めたり、ことでん仏生山工場で〈100年サーカス〉を上演するなど、
高松から現代サーカスを発信しています。
本場フランスのサーカスは、小さなまち全体がサーカス一色に染まり、
フェス会場のような雰囲気になるそう。
瀬戸内のまちには、それにふさわしい土壌と文化があるのです。

カフェ・アジールの敷地内にオープン。

その拠点が、カフェ・アジール敷地内にできたサーカス図書館ってわけ。
普段は、図書館として開放されています。
ジャグリングの道具も置いてあったりして、気分はサーカス団の一員。
子どものころにワクワクしたあの気持ちがよみがえってきます。

ジャグリング用の「クラブ」やボールも置いてあった。

ちなみに今回はLCCを使って香川県高松市へ。
搭乗したのは、4,990円~成田-高松間を就航している「Jetstar」。

古民家に音楽を! 音楽&文化フェスティバル 「FOR座REST 2015」 福島市民家園にて開催

7月11日(土)・12日(日)、福島県の福島市民家園にて
「FOR座REST(フォーザレスト)」が開催されます。

これは、「自然に囲まれた民家園にある芝居小屋で音楽を楽しみたい」
という思いから2006年にはじまったイベント。
古民家が点在する民家園の中で、
ライブやワークショップ、お買い物などが楽しめます。

主催は、福島在住の有志の皆さんによる「FOR座REST実行委員会」。
20代から50代のさまざまな職業の方々が
わいわいとミーティングを重ね、このお祭りをつくってきました。
イベントの利益は古民家修繕費として、福島市教育委員会に寄付されます。

ライブの出演者は大友良英さんやレキシ、畠山美由紀さんなど。
残念ながらライブチケットは早期完売してしまったのですが、
このイベントには、ライブ以外にもいろいろな楽しみ方があります。

それは「チケットを入手できなかった方たちにも楽しんでもらいたい」
という主催側の思いから生まれた、もうひとつの「FOR座REST 2015」。
二日間の間、茅葺き屋根の農民住居や旧養蚕農家に
ごはんやスイーツ、古書、洋服などのお店が並びます。

出店者は、創業30周年を迎えた「旨いとんかつ かつ亭」(福島市)、
福島のお酒を揃えた「橘内酒店」(福島市)、
自然栽培にこだわる「たべるとくらしの研究所」(北海道)、
カラフルなゼリー専門店「ゼリーのイエ」(いわき市)、
古書店「Small Town Talk」(郡山市)などなど!

そして「旧馬場家」では、総勢24組のアーティストや
講師によるワークショップが開催されます。

Photo Shin Suzuki

ローカルから 世界の多様な文化に触れる! 大阪に1年限定の イベントスペース「SAA(さあ)」

2015年7月25日(土)、
大阪の肥後橋に、1年限定の
イベントスペース「SAA(さあ)」がオープンします。
ここは、大阪を拠点に活動する
グラフィックデザイン事務所「サファリ」が運営する、
世界に溢れる多様な文化やライフスタイル、考え方や価値観に
触れることができる実験的なスペース。
「FEEL LIKE JOURNEY」をコンセプトに、
イベントやレクチャーやワークショップなどを行っていきます。

こちらが外観

25日の本オープンに先立ち、
7月17日(金)、18日(土)にはプレオープンイベントを開催。
「WORLD BREADS SHOP-世界のパンセレクション-」と題し、
関西のパン事情に詳しいライターのいなだみほさんをセレクターに迎えて、
京阪神のパンの名店、10数店から約40種、2日間で約700個が一同に集結します!
アイルランドのソーダブレッド、フランス・アルザス地方の郷土パン
「マナラ」(サンニコラの日に食べるもの)、
シナモンロールの元祖、北欧の「コルヴァプースティ」などが登場。
パンで旅する世界をお楽しみください。

「WORLD BREADS SHOP-世界のパンセレクション-」出品店舗:marmelo(神戸)、パティスリー モンプリュ(神戸)、ENCORE UN MATIN(西宮)、SPARK(神戸)、原田パン(神戸)、カフェ、アンティーク・マルカ(神戸)、CHIPPRUSON(京都)、Pan de Kiran(吹田)、La Fournée(大阪)、Pane e Vino OTA(大阪)、h Backstube(大阪)、Castella do Paulo(京都)

増築ならぬ、“減築”で 暮らしやすさを手に入れる。 ルーヴィス vol.4

ルーヴィス vol.4

皆さま、こんにちは。
ルーヴィスの福井です。
今回は、「減築」のお話です。
僕らは2008年頃からホームページに「減築」というコンテンツをつくっていました。
減築というのは、わかりやすくいうと「増築」の反対です。
かつて人口が増加傾向にあった頃は、
より床面積を広げようとする「増築」が求められていました。
一方、「減築」はそれとは真逆の考え方。
床面積を減らして、効率のよい生活をすることに価値をおいています。
クライアントは、オオツボデザインの大坪正佳・文恵さん。
今回の住まいは、彼らと共同設計しましたので、
大坪さん自身にも寄稿いただきました。

中古物件を減築して、機能的な住環境に

こんにちは。施主兼設計のオオツボデザインの大坪です。

私たち家族はもともとは東京に家を借りていましたが、
気持ちのいい環境で自邸を持ちたいと考え、
2年間ほどかけて都内~湘南にかけて土地やビンテージマンション、
古家などを探していました。

私たちは土地を買って新築を設計するか、
古家を大規模にリノベーションしようと考えて物件を探していましたが
そんな時に古家はタダ同然になっていることにかすかな疑問を感じていました。
味わいがあって改装したらよくなるはずの古家なのに
タダ同然で値付けされているのを見ると、さみしい気持ちになっていました。
昔の住宅のほうが、今の住宅よりも味わいがあったり、建材などがよい場合もあり、
まだ十分住まいとして活用できる、むしろ気持ちのいい住宅が実現できるのに
解体されてしまうのはもったいないと思っていました。
そして、住宅のリノベーションのデザインをして
自分たちで手をいれながら暮らしてみたい! と考えて始めていました。

鎌倉市内の高台に建つ、今回リノベした物件。

7年前にこの物件を見たときは、まさにリノベーション向きの住宅だと思いました。
場所は鎌倉の裏が山になっている静かな住宅地です。
しかし築50年の木造住宅なので古くなりすぎていて
正直なところ、汚くて住めないと思う部分がありました。
でもロケーションはよい上に値段も安く、古家自体も悪くないデザインだったので
思い切って直しながら住んだら面白そうだなと考えました。
もし、リノベーションをできないという条件なら、ここで暮らそうとは思わなかったでしょう。

建物は、大部分は平屋建で、一部2階建となっています。
まずは、引っ越す前に、奥の住まい部分と水回りは大々的に改装しました。
住みながら改築したのは、手前の平屋部分。
まず、2部屋あった和室の仕切りを取り払い、
天井も取って、廊下との仕切りも取り、空間を広くしました。
更に床を無垢のフローリングに入れ変えてみたら、明るく気持ちがよい空間になりました。

もともと和室(書斎)だった部屋をリビングルームにリノベしました。

以前の住人は小説家であったため、前述の和室以外にも
玄関をあがったすぐのところに編集者の待合室のある間取りで、
面積は広いのに生かしきれずデッドスペースになっていました。
しばらくは、そのまま住んでいましたが、
2年ほど前に近くに借りていた駐車場が取り壊されることになってしまい、
新しい場所を探さなくてはいけなくなったんです。
その時に、玄関まわりの建物を少し削るようなリノベーションをして、
駐車場をつくってはどうかと思い、設計を始めました。
施工をどなたにやっていただこうかと考えているときに思い出したのが、
以前から仕事でお付き合いのある福井さん。
彼のホームページに「減築」と書いてあったと思い出しました。
まさに私たちが計画している考えだったのです。
さっそく、福井さんには施工の相談をさせてもらいつつ、
予算が限られているために安く上がる工法の提案も合わせて出してもらいました。

そして今回のリノベーションでは、玄関先の建物を少し削り取ることにしました。

次は、減築の工事のプロセスを福井さんが説明してくれます。

横浜市にクリエイター& みんなのための新スポット 「YCCヨコハマ創造都市センター」がオープン

中華街、赤レンガ倉庫、山下公園、などなど、
見どころも多くて人気も高い街、横浜。
ここは『ヨコハマトリエンナーレ』などでも知られる、
アートの街でもあります。
この横浜に6月30日、
新たなスポット「YCCヨコハマ創造都市センター」がオープンします。

3Fものづくりスペースのイメージ画像

このYCCは、1929年に建てられた歴史的建造物を用いたもの。
デザインやアートなどのクリエイティブ分野と
産業・経済・地域といった分野を結びつける、“クリエイティブ拠点”になるとのこと。
といっても、クリエイターだけのスペースというわけではありません。
子どもから大人まで、誰でも利用できるようにつくられているそうです。

例えば1階にはカフェ「Café Omnibus」が開店。
ランチはもちろん、夜もカジュアルなメニューもそろえているとか。
また3階には、親子で楽しめる“工房”「FabLab β Bashamichi」がオープン。
話題の3Dプリンタやレーザーカッター、業務用の刺しゅうミシンなどを備え、
誰でも気軽にものづくりを体験できます。
サポートスタッフも常駐しているそうなので、初めてでも安心です。
1階と3階は、さらにスペースのレンタルも行っているとのこと。

セレクトショップ 「guild Nemuro」 北海道にスタイリッシュな 文化発信基地を発見!

北海道根室市に、「guild Nemuro(ギルドネムロ)」という
とてもかっこいいセレクトショップがあります。
ここは、2012年に東京から北海道へ移住した
中島孝介さんが営むお店。
ウェブショップ「atelier line」の実店舗をかまえるために
元自動車工場を改装し、2013年5月にオープンしました。

真っ白な空間に、国内外から買いつけてきた
家具やテーブルウェア、雑貨、洋服、食品などが並びます。

長崎県・波佐見町発のテーブルウェアブランド「Common」

アメリカのズニ族のお守り「フェティッシュ」の狼。狼のお守りには先駆者、知識の共有、終わりのない旅といった意味があるそう。

徳島の大谷焼の里で最も古い歴史を持つ窯元から届く「SUEKI CERAMICS」

さらに「guild Nemuro」さんでは
オリジナルの商品をつくり、イベントなども開催しています。

昨年開催されたティータイムフェアでは、根室唯一のチーズ工房「チカプ」さんが出張販売に。「シマフクロウ12ヶ月熟成」「アカゲラキャラウェイシード入り」などなど、ユニークなチーズをもってきてくれたそう!

再生された元酒蔵で生まれた、 たくさんの縁。 一般社団法人ノオト vol.3

一般社団法人ノオト vol.3

日本100名城のひとつで、雲海の上にそびえ立つ光景から
近年「天空の城」、「東洋のマチュピチュ」などと紹介され、
全国的にもその名前が知れ渡った「竹田城跡」の麓、
兵庫県朝来市和田山町竹田地区。

歴史的なまちの中心にある元酒蔵が、
観光交流拠点として再生され、
一躍人気観光地となった竹田城跡のブームとともに
順調に運営してきました。
しかし、それもひと段落。
すると、地域が抱える課題が見えてきました。
再生された元酒蔵で生まれた、たくさんの縁は広がり、
面白い動きが始まっています。

かつては地域の中心だった大屋敷

「子どもの頃、みんな入るのも怖いくらい、
緊張感漂う由緒ある酒蔵で、ここは遊んではいけない場所だった」

地元の人がそう回想していたのは、本瓦に本卯建を上げた、
城下町の中でもひときわ目をひく重厚な商家、「木村酒造場」。

1625(寛永2)年創業、約400年の歴史を誇る酒蔵でしたが、
1979年に日本酒販売不振のため、醸造業を停止。
以来、建物の老朽化が進み、土壁が落ち、屋根が崩れるほど傷みの
激しかった大屋敷を、城下町の新たな観光交流拠点として
生まれ変わらせるプロジェクトがスタートしました。

今から3年前、2012年の春のことです。
自己紹介が遅れましたが、一般社団法人ノオトの中原と申します。
現在、主に朝来市を中心に但馬・丹波エリアの古民家再生を入口とした
まちづくりの取り組みに関わっています。

半年ほど前にノオトの一員に加わったばかりのルーキーなので、
改修の経緯から現在に至るまで、当時の関係者の話にも耳を傾けながら、
これを機会に私もこの事例を振り返ってみようと思います。

さて、話を3年前に戻しましょう。

大規模な古民家再生プロジェクトがスタート

改修前の様子。元発酵蔵の周辺は屋根や壁が崩れて危険な状態でした。

1998年に兵庫県の歴史的景観形成地区に指定された竹田地区は、
2005年より国土交通省の「街なみ環境整備事業」を活用して、
伝統的な建物を整備する計画をスタート。
竹田城跡が注目される以前から、
木村酒造場は地域の重要なシンボルとして利活用の議論が重ねられていたところでした。

木村酒造場を買い取った朝来市は、約3億6千万円を投じ、
ホテル、レストラン、カフェ、観光案内所などの機能を備えた、
複合観光交流施設の立ち上げを計画。
というのも、普通に文化財として整備し、公開施設にすると、
イニシャルコストとランニングコストばかりがかかってしまうので、
観光交流施設の指定管理者自身がビジネスを行いながら
施設の維持管理を行っていくという、
委託料ゼロ円での指定管理者を全国に公募しました。

これは、自治体が文化財保護の観点から建物改修のイニシャルコストを負担し、
民間が管理運営することでイニシャルコストの一部とランニングコストを負担するという、
自治体が持っている文化財的な古い建物を利活用するための新たな方法でした。

その頃のノオトは、前回紹介した集落丸山の宿泊事業に続き、
地元の篠山市で古民家を改修、サブリース方式で事業者を誘致して
地域の活性化につなげる取り組みで実績を積み重ねていました。
古民家改修を入口とした地域づくりにたしかな手応えを感じ始めていた矢先、
今回の木村酒造場のプロジェクトに出会ったのでした。

これまでのノウハウを結集したノオトの提案が認められ、
木村酒造場の指定管理者に選ばれることとなりました。
地域の観光振興、まちづくりの拠点として人と人との縁を結ぶ場所になってほしい。
そんな願いを込めてこの施設を「旧木村酒造場 EN(えん)」と名付けました。

見上げると竹田城跡、裏手には寺町通り。竹田城下町の中心にある由緒ある酒造場です。

新しい公民連携のカタチ

今回のプロジェクトでは、事業主である朝来市が指定管理者である当社の
古民家再生ノウハウに基づき、地元の松本一級建築士事務所が設計、
株式会社阿野建設が施工を行い、ホテル・レストラン・カフェの運営は、
全国15か所に上る歴史的建築物の婚礼会場、レストランの管理運営実績のある、
バリューマネジメント株式会社が担うという、手法としては新しい、
全国でもほかに例のない公民連携の取り組みとなりました。

木村酒造場の指定管理までの流れ。

これまでは、行政が先行して建物をつくってから、
指定管理者を公募する進め方が一般的でしたが、
設計の段階から構造・間取り・仕上げ・デザインなど、
運営する事業者の意見を取り入れながらも、
竹田城下町のまちなみ景観と建物の歴史性を尊重するかたちで、
可能な限り「そのまま」にリノベーション。
4室の客室に地元の新鮮な食材を使った本格的な
フレンチレストランを併設し、1泊2食付きで2万円台。
心を込めたおもてなしとともに昔ながらの日本の生活空間を体験できる
ホテル・レストラン・カフェに生まれ変わりました。

ホテルの部屋とレストランの内装。

そこに竹田城の魅力と歴史に触れることができる観光案内所と、
地元の農産品やお土産品などが購入できる2軒のチャレンジショップ、
どぶろく醸造所が加わり、2013年11月に旧木村酒造場ENがオープンしました。

ノオトは指定管理者として、古民家の再生活用のノウハウを提供するだけに留まらず、
運営においては、施設に誘致した複数の事業者と、事業主である朝来市や、
地域住民の方々との橋渡し役として、城下町への誘客を促すイベントの企画や、
施設全体のマネージメントを担っていくことになります。

朝来市のまちづくりの1プレイヤーとして現場に飛び込んでいく、
そんな新たな挑戦が始まりました。

竹田城の歴史を紹介する資料館や、朝来市の観光案内所が併設されています。

過熱気味の竹田城跡ブーム

ENがオープンした頃の竹田城跡は、登城者数が3年続けて前年比200%以上と急増し、
年間50万人に届く勢いでした。秋の雲海シーズンの真っただ中、
これまでに経験したことのない多くの観光客をいかにトラブルなく受け入れるか、
とにかくそれに対応するのに精一杯という状況でした。
そんな幸運なタイミングでオープンしたENは、
城跡やJR播但線の車窓からも望める好立地ということもあり、
登城者を城下町や市内へ誘導する呼び水として
予想以上の反響をいただくことができました。

雲海に包まれた竹田城跡は「天空の城」と謡われ、訪れる者を圧倒する迫力があります。(写真提供:吉田利栄)

以降は、宿泊やレストランも順調に予約が入り、
厳しい寒さの但馬の冬も何とか乗り越えて、
オープン1周年には過去最高の来場者と売上を記録。
一見すると全てが順風満帆に進んでいるかのように思われました。

そんな中、ENオープンから2回目の冬に、
朝来市は増え続ける登城者による降雪時のトラブルや、
文化財保護の観点から、冬季期間(12月~3月)限定の
入山禁止措置に踏み切りました。

半年前の2014年12月のことです。
ENの運営は大変なことになりました。

京都で狩猟・ジビエを考える。 手作りグッズやフードも充実の マーケット「出町市場Um!」

狩猟した野生鳥獣の肉を意味する言葉、「ジビエ」。
もともとヨーロッパの伝統料理として発展してきた食文化ですが、
ちかごろ獣害による農業被害などから、
日本にもその文化が浸透しつつあります。
それは古都・京都でも例外ではありません。
とくに北部は獣害被害が多く、ジビエ料理を使った町おこしが
行われているのですが、もともとの原因が環境バランスの崩壊によるため、
なかなか問題は解決しません。食べられるはずの肉が、
大量に廃棄されていという現実があります。

そんな京都の京都市上京区にある「Deまち」にて、今週末、
2015年6月27日(土) と28日(日)の二日間にわたり、
ジビエがテーマのイベント「出町市場Um!」が開催されます!
主催は、「京都好きが知らない京都」をコンセプトに、
京都のディープな情報を発信するウェブサイト「ナポリタン」。
彼らは毎月、ひとつのテーマに沿った市場を開催しており、
今月はジビエがテーマというわけです。

鹿骨アクセサリーブランド「hai」岡本梨奈さんの作品

出店するのは各日10店舗。
いずれもジビエを様々な方法で調理、製造する猟師や、
獣の皮を利用して作品づくりをする人々です。
ニホンジカの処理頭数が日本一で、
2014年には獣害による農業被害額は5,000万円にもなったという
岡山県美作市で獣害を考えるアート作品 「LIFETERIOR」を作る
アーティストの喜多村雄真さんや、
「家で食べるジビエ」をコンセプトに、鹿肉の加工品を製造・販売する
大阪の「山肉デリ」らが出店。
狩猟・ジビエに対する考えをそれぞれのやり方で提案します。

カフェギャラリー&陶芸教室 ネストの無添加ジビエソーセージ

細見花子さんの鹿肉入りスイーツ

中古の海上輸送用コンテナの リノベーションで、 市民の憩いの場をつくる。 WORKVISIONS vol.4

WORKVISIONS vol.4

みなさん、こんにちは! ワークヴィジョンズの西村浩です。
vol.1vol.2vol.3に引き続き、
僕の故郷佐賀のまちづくりについてお話したいと思います。
前回は、佐賀市のまちなかの空き地に芝生を張って原っぱをつくり、
元気のない地方都市の新陳代謝を活発化して、
人の活動を呼び起こすいい循環に繋げるという、
「空き地のリノベーション」についてでしたが、
今回は、芝生の原っぱづくりと一緒に実践してきた、
「わいわい!!コンテナプロジェクト」についてです。

とりあえずやってみるという新たな都市計画手法

このプロジェクトは、
「まちにどういうコンテンツがあれば、
なかなか元気のないまちなかに市民が足を運んでくれるか」
ということを検証するための“社会実験”として始まりました。
まちなかに増え続ける空き地のひとつを借地して、
そこに芝生を張って原っぱをつくり、木製のデッキでテラスをつくりました。
さらに、中古の海上輸送用コンテナをリノベーションした建築を設置して、
そこを雑誌図書館にしてみることから始めました。
場所は佐賀市内の商業地のど真ん中。昔は人で溢れていた商店街ですが、
今は、夜の飲屋街になっていて、昼間にはほとんど人の姿が見えないような場所です。
利用料は無料です。
そして、あくまでも実験ですから、
とりあえず1年間限定のプロジェクトのはずでした。

そもそも、なぜ実験なのか?
それは、まちなか再生に効果的な方法が何なのか、
誰にも確信が持てないからなのです。
一般市民の方々は当然のこと、建築や都市計画といった専門家でさえも、
今の疲弊し続ける地方都市を救えるような特効薬を知らないのです。
なぜなら、20世紀には右肩上がりに増え続けてきた人口が、
2005年をピークに急激な減少局面に入りましたが、
これまでに人口減少局面の社会を経験したことがある人間は、
今の子どもたち以外に、この日本中にひとりもいないからです。
もちろん、20世紀にもまちづくりや
地域活性化のプログラムは実践されてきましたが、
あくまでも人口が増えている時代の出来事であって、
価値観が大きく変わったこの現代に、
その時代に編み出されたまちづくりや都市計画の手法をトレースしても、
効果が出ないことは明らかです。
人口やそれに伴う経済規模が縮退する時代に生きた人がいないわけですから、
すべての人々にとって未知の世界であり、だからこそ「やってみる」という
チャレンジが必要な時代が到来していると思っています。

ただし、あくまでも実験であり、成功も失敗もあるわけですから、
大きなリスクを負ってのチャレンジは、当然やめたほうがいい。
20世紀に編み出された「再開発」とか「巨大な公共施設」なんかは、
右肩上がりの時代には成功事例もあったかもしれませんが、
今は、ただの大きなリスク。
だからこそ、小さなチャレンジをたくさん繰り返して、
軌道修正しながら道筋を探す手法こそが、
これからの新しい都市計画手法だと思うのです。
佐賀市のまちなかで実践している「わいわい!!コンテナプロジェクト」は、
まさに、21世紀の都市計画に相応しい、
最先端の小さな小さなチャレンジなんです。

ぼろぼろの中古コンテナが見違えるような空間に

さて、このプロジェクトで使用したコンテナは、
神戸で購入し輸送してきた中古品です。
中古コンテナ自体の価格は、輸送費は別途かかりますが、驚くほど安価です。
佐賀では、20ftと40ftのコンテナを使用しました。
中古なので、サビが出てたり、鉄板がボコボコにへこんでいたり、
外装の鉄板には海上輸送会社のロゴやコンテナの製造情報が
表面に記載されていたりしていますが、そういったコンテナの履歴が、
逆になかなかのいい雰囲気をつくりだしてくれるように思います。
まさに、一般の建築同様に、
古さと新しさを重ね合わせることがリノベーションの醍醐味だと思います。

郊外の作業場に並べられた中古コンテナ。

ここからは、この中古コンテナを利用目的にあった、
空間に仕立てていくプロセスについて紹介します。
まずは、現地ではなく、郊外にある広い作業場に中古コンテナを搬入し、
そこでサッシを取り付けるための開口部や、
コンテナを連結する部分の処理など、
コンテナ自体の加工を事前に行います。
鉄板部分の切断や溶接による工事音はかなり響くので、
この騒音に対する配慮が必要なことと、
敷地が狭いと複数のコンテナの切り回しが難しいことなどから、
今回のわいわい!!コンテナプロジェクトの敷地のように
中心市街地のど真ん中のような場合には、
別の広い敷地で基本的な加工を済ませてから、
敷地に搬入して据え付けることをおすすめします。

とはいえ、僕自身もコンテナを扱うのは初めての経験で、
まさにやってみないとわからないことだらけでした(笑)。
ですから、ひと言にコンテナといっても
製造メーカーによって微妙にディテールが違うことが納品後に発覚したりして、
違うディテールのコンテナを連結するのに、結構苦労したりしました。
購入時に、できるだけ同じディテールのコンテナを選定することが
大事なポイントだと学びました。

加工中の中古コンテナ。

サッシ取り付けのために開口部の穴あけなどの基本的なコンテナの加工が終わると、
コンテナをまちなかの設置現地へトレーラーで搬入して、定位置に据え付けます。
後は、通常の建築と同様の手順で、サッシの取り付けや仕上げを行い、
コンテナ建築の完成です。

現地に設置された仕上げ前の中古コンテナ。

佐賀では、仕上げが終わっていないボコボコにへこんだ中古コンテナが
設置場所に搬入された姿を見た市民の方々から、
「こんなぼろぼろのコンテナでほんとに大丈夫?」
と心配の声をたくさんいただきました。

しかし、内外の塗装をして、木製の家具の搬入が終わって完成した際には、
「いやー、中古のコンテナでもこんなにいい空間になるんだー!」
とうれしい悲鳴をいただく結果となりました。

中古コンテナのリノベーションで、完成したわいわい!!コンテナ1。300種類の雑誌と絵本、漫画を自由に読める雑誌図書館として2011年6月にオープン。ここは2012年1月末までの実施しでしたが、現在も別敷地にて「わいわい!!コンテナ2」が継続中。

多様な生き方がつくる、 古マンションの活用。 403architecture [dajiba] vol.3

403architecture [dajiba] vol.3 
使われ方から生まれる新しいかたち

今回は、2013年1月に竣工した「渥美の収納」の施主、
原田ちか子さんにお話を伺いました。
原田さんは、僕らが拠点を置く浜松市内で
長年ニットの手編み教室を営んでいる先生です。

最初にお会いしたのは、僕らも参加した2010年の浜松建築会議。
これは、浜松出身の建築に携わるメンバーが中心となった実行委員会が主催し、
地方都市での建築家の役割や中心市街地のあり方を
建築的な観点から考えることを目的としたイベントでした。
2010年はその第1回目となるもので、
以降は、不定期にこれまで3回開催されています。

この企画のひとつに市街地に増えていた空き室を
建築学生とワークショップを通して活用していく試みがありました。
いまは、さまざまなショップが入居し、
浜松のカルチャーの発信地ともいえる「カギヤビル」も、
当時は2階以上になると空き室が目立っていて、
このワークショップを通して活用が考えられた建物です。

カギヤビル

浜松市内の東海道筋となっているゆりの木通りにある共同建築。
数年前までは、2階以上がほぼ空き室となっていたが、
現在は、丸八不動産グループの平野啓介社長(後にインタビューに登場)が運営を行い、
現在は写真家が経営する本屋やアンティークショップ、デザイン事務所が入居している。
403architecture [dajiba]の事務所からも徒歩3分ほど。

そんなカギヤビルの1室に住み、別の1室で手芸教室をしていた原田さんが、
家を僕たちの事務所も入居する「渥美マンション」に引っ越すにあたり、
部屋を改修して、別々だった住居と手芸教室を一体化させたいということで
仕事を依頼してくれたのが「渥美の収納」というプロジェクトの始まりでした。

彌田

当時はカギヤビルの3階に住みながら、
「チカコズコレクション」という手芸教室を1階で営んでましたよね?
原田さんは、ずっとカギヤビルでやられていたんですか?

原田

30歳の時にカギヤビルでやるようになってからは、ずっとカギヤビル。
当時は編み物ブームだったから生徒さんがすごかったの。
90人くらいを1週間に分けて、教えてたんだから。
複数階のフロアを借りたこともあったし、
カギヤビルの中で何回か場所は動いてはいるんだけど、
40歳を超えた1990年くらいから
1階だけで編み物教室を始めて、3階に住むようになったの。

彌田

へー。ずっと1階で手芸教室をされていたんだと思ってました。
たまに銭湯に行くところを見かけたりしてましたけど、よく行かれていたんですか?

原田

お風呂が使えなかったから、
「巴湯(浜松の市街地にある唯一の銭湯)」に通ってたの。
ここに引っ越してからもたまに行っているよ。

彌田

あ、そうなんですね。
てっきりずっとそういうライフスタイルなのかと思っていました。
1970〜80年代の歌に、銭湯ってよく登場するじゃないですか。
お風呂は銭湯で入るのが普通なのかなって勝手に思っていたんですが、
ちょっと違う事情があったんですね(笑)。

原田

そう(笑)。お風呂があった時は家で入ってましたよ。

こちらが原田さん。

彌田

この仕事を僕らに依頼していただいたのは、どうしてですか?

原田

浜松建築会議のときに辻くんに知り合ったからだったと思う。
彌田くんとも、現在のようなカギヤビルとして運用される以前に、
空いている部屋を活用してクリエイターの活動拠点になっていた、
「KAGIYA HOUSE」でよく会ってたし、
商店街で行うイベントを手伝ってくれていたから毎月の定例会でもよく会ってたしね。
顔なじみというか、そういうのだと思う。
浜松建築会議とKAGIYA HOUSEがなかったら、こうなってなかったかもね。

©Takumi KAWAGUCHI

KAGIYA HOUSE

2010年、2階以上がほぼ空き室となっていたカギヤビルの2階と4階の一部を
地元のクリエイターが主体となってギャラリースペースとして活用していく試み。
展示を始め、ワークショップや商店街の会合などの際にも使用され、
アーティストだけでなく多くの人が訪れる場所となっていた。
2011年5月からビルのオーナーが丸八不動産グループとなるまで運営されていた。

彌田

それはありがたいですね。でも原田さんは
大工さんのお知り合いもいらっしゃるじゃないですか。
普通だったら、大工さんとかに頼むと思うんですが……。

原田

それは、もともとあった手芸教室の棚を使ってもらいたかったから。
この棚自体は、大工さんがつくってくれたものだけど、
この棚を生かして何かつくるっていうのは、大工さんはしないじゃない。
つくる時に少しお金もかけたしね(笑)。
長年使った思い入れもあって、引っ越しても使いたいなぁと思ってたの。

彌田

なるほど。それは僕らにピッタリのプロジェクトですね。
原田さん、隣の部屋(「渥美の床」がある部屋)は見たことあります?

原田

うん。一度だけ入ったことある。

彌田

あの部屋の一部も僕たちがやらせてもらっていて、
寝室の寄せ木みたいな床(vol.1に登場)は、天井にあった木材を細かく切って、
床に敷いているんです。もとの状態とは違いますが、
あっちにあった素材をこっちに持ってきて作ったプロジェクトなんですね。
そう考えると、
「渥美の収納」は木材が収納に置き換わったようなプロジェクトですね。

2DKの間取りから、収納棚を壁面に配した手編み教室兼リビングとなる広々とした空間に。この部屋のほかに寝室、キッチンがある。©kentahasegawa

「渥美の収納」

築40年ほどのマンションの1室の改修。居住機能に加えて、
施主が営んでいる手編み教室を行うためのスペースが併設されている。
手編み教室で必要となる毛糸などを収納する棚は、
施主からの要望であった既存の棚の一部を使用。
棚板や仕切り板同士の間隔はもともとの寸法を参照し、つくられている。
教室部分は、生徒がいない時には施主のリビングとしても使われるため、
毛糸や教科書などの教室に必要な道具に加え、
暮らしの道具も混在することが想定された。
以前から使われていた家具そのものや家具が持つ寸法を用いることで、
両方の道具が新たな環境になじむような状態を目指した。

右のガラス戸の奥が玄関になっている。©kentahasegawa

写真集「ことでん 仏生山工場」 100年前から 走ってきた「ことでん」の 魅力と再生の記録。

100年前から香川県高松市のまちや山を
走ってきた高松琴平電気鉄道。
「ことでん」という名前で親しまれている、
とってもかわいい電車です。

この鉄道の心臓部ともいわれる仏生山工場と、
そこで働く人たちを写した写真集があります。

©GABOMI.

でも、田園を走る風景でもなく、
車窓風景でもなく、なぜ工場?
そのわけは、仏生山駅の隣に立つ巨大な工場の中にありました。

こちらはただの整備工場ではなく、
東京の京浜急行や京王電鉄の30年落ちの中古車を改造補修し、
ぴかぴかの「ことでん」によみがえらせる工場なんです。

©GABOMI.

2011年の冬、たまたまこの工場を訪れ、
その技と技術者さんたちに惚れ込んでしまったのが、
高知県生まれの写真家・GABOMI.(がぼみ)さん。

足りない部品は鉄を加工してつくる、
生まれ変わった電車は数十年寿命を延ばす……
GABOMI.さんはそんなエピソードに興奮し、
気づいたら「写真を撮らせて下さい!」と言っていたそう。

©GABOMI.

おりしも、GABOMI.さんが工場を訪れたのは、
1911年(明治44年)に「ことでん」の前身のひとつ
「東讃電気軌道」が走り出し、
ちょうど100年目を迎えようとしていた頃。

その時、高松琴平電気鉄道の
取締役・真鍋康正さん(当時)は
“百年目の現在を記録して地域の方に伝え、
新たな未来を描いていきたい”という思いを抱いていました。
そこで、GABOMI.さんに撮影を依頼。

それからGABOMI.さんは、撮影のために何度も工場を訪れました。

©GABOMI.

工場では、約25名の技術者の方たちが、
日々80を超える車両の点検を行っていました。
車両は数年おきにねじ一本まで分解され、
洗浄・点検・修理をほどこされます。

足りない部品を自分たちでつくるのは、
古い交換部品がないから。
マニュアルのようなものもありません。
だからここでは、つくれるものは買わずにつくる、
使えるものはできるだけ長く使う、ということが
伝統的に行われてきたのです。

香川の工場の奥で、
こんなにすごいことが行われていたなんて!

©GABOMI.

そして同年の冬、GABOMI.さんは
ことでん開業100周年記念イベントにて
「ことでん百年目の写真展」を開催。
写真展は反響を呼び、イベントも大成功を収めました。

©GABOMI.

そんな「ことでん」にも
存続が危ぶまれた大変な時期がありました。
しかもそれは、「ことでん」の長い歴史の中では、つい最近のことでした。

奥田民生氏が表紙の 「カンパイ!広島県」。 広島県が贈る究極のガイドブックが 今年も登場!

2014年7月、広島県の新・観光キャンペーン「泣ける!広島県」
の発表とともに発行され、異例の品切れを巻き起こした
ガイドブック「泣ける!広島県」。

今年も、広島県による究極のガイドブックがやってきます!
広島県の今年の観光スローガン、
「カンパイ!広島県 ~見んさい!食べんさい!飲みんさい!~」
にちなみ、タイトルは「カンパイ!広島県」。
2015年6月16日(火)より、全国の美容室、カフェ、
コンビニや広島県関連施設などで無料配布されるんです。

前回はPerfumeが表紙・巻頭を飾ったこのガイドブック。
今回の「カンパイ!広島県」では、
広島県出身のアーティスト、奥田民生さんが登場。
マツダスタジアム、鉄家、キング軒など
民生さんがお気に入りの広島のスポットを巡ります。

一石二鳥! 岩手県で路線バスを活用した 宅配便輸送開始。 岩手県北バスとヤマト運輸 が開発

いま地方では、高齢化や過疎化により、
住民が通院や買い物などに利用する路線バスなどが
廃止になることも多く、公共交通ネットワークの整備が
求められています。

またその一方で、物流業界においては、
人手不足などから物流網の維持が困難になるケースも多く、
こちらも効率化などの対応が課題となっています。

さてこのたび、岩手県にて、この2つの問題を解決するための
取り組み「貨客混載」が開始しました。
これは、岩手県の路線バス「岩手県北バス」と、「ヤマト運輸」による
プロジェクト。
両社が協力し、路線バスの空きスペースに荷物を積み込むことができる
新しい車両「ヒトものバス」を開発!
岩手県北バスが運行する「都市間路線バス」と「重茂路線バス」に導入し、
住民と宅急便という一石二鳥の輸送を実現しました。

こちらが荷台スペース

岩手県北バスのバスガイドとヤマト運輸のキャラクター「シロネコ、クロネコ」に囲まれ握手する長尾社長(中央左)と松本社長(中央右)

この路線バスの空きスペースで荷物を輸送するという
取り組みによって、バス路線網の維持に繋がるとともに、
ドライバーの集配効率とともに作業効率の向上にも繋がるという
効果が期待されているそう。

梅雨の時期だけのマーケット! 用水路の上にビルが並ぶ豊橋名物 「水上ビル」で 「雨の日商店街」開催

梅雨の時期でも傘いらずの特別マーケット「雨の日商店街」が
6/13(土)・14(日)/20(土)・21(日)の4日間、
愛知県の豊橋市にある大豊商店街で開催されます!

JR豊橋駅近くにある名物建築「水上ビル」をご存知でしょうか。
駅の南を流れる「用水路の上」に、東西800メートルにわたって
建てられているという珍しいビル群です。
その両サイドには商店街のアーケードがあり、
雨の日でも買い物を楽しむことができます。
誕生から50年たったいまでも、
当時から続く八百屋さんや、花火屋さん・駄菓子屋さんなどの問屋が並び、
ノスタルジックな風情を味わうことができます。
しかしその一方で、空き店舗も目立つようになってきました。

珍しい「水上ビル」。上空からの写真を見ると、水路が分かりやすいです。

今回のイベントでは、そうした空き店舗を開放し、
カフェやアンティーク、雑貨などのお店を集めて
商店街を盛り上げます。
集まるショップは、愛知県東三河地区で
活躍してるお店が多く出店。
従来より営業しているお店35店舗に加え、
延べ約40店舗のお店が出店する予定です。

ヴィンテージ雑貨やオリジナルの手づくり雑貨屋さんが多く並ぶ予定。

レトロな商店街にふさわしく、
古道具が目玉。
昭和30-40年代の乙女な雑貨や
メキシコのカラフルな雑貨、
ちょっとユニークな民俗アイテム、懐かしの映画ポスターなど
掘り出し物を見つけるチャンスです。
シトシトと降る雨の音を聞きながら、歴史のある商店街を
そぞろ歩くのも風情があっていいですね。
もちろん、晴天でも決行しますよ!

「雨の日商店街」
日時:6/13(土)・14(日)/20(土)・21(日)11:00~17:00
開催場所:大豊商店街
     愛知県豊橋市駅前大通2~3丁目
     大豊ビル
     水上ビル(狭間公園周辺)
     JR豊橋駅東口より徒歩8分
     豊鉄市内線(路面電車)駅前大通電停より徒歩3分
     豊鉄市内線(路面電車)新川電停より徒歩3分

雨の日商店街(Facebook)

秋田県大館市から、 秋田犬「ののちゃん」日記第9回。 ついに、ののの写真集が発売のん!

ちらり

みなさ〜ん、どうもこんにちのん!!!

今日も元気のん? 
ののは元気に毎日おさんぽしてるのん。

でも、朝は出社のあとはまずは、ひなたぼっこで日光浴のん。

秋田も最近は30度になる日もあったりで暑かったのん。
そんな日は、お水をガブガブ♪

氷をシャリシャリ♪ 暑い日の氷は格別のん!

お花もきれいのん。

ののは意外とここを歩くのが好きのん。

カラフルな場所のん。ウキウキするのん!

そうこうしてるうちに夕暮れのお時間になったのん。
川の向こうにシラサギさんがいて気になるのん。
サギさ〜ん!ののとあそぼ〜の〜ん♪

さて、おさんぽしたあとは、ごはんのん♪

今日も美味しく作ってくださいのん〜♪

あ、今回は大事なおしらせがあるのん!
ついにののの写真集が発売の6月6日が迫ってきたのん!

知る人ぞ知る名所! 徳島県鳴門市「大塚国際美術館」 にて「美びビフェスティバル」開催

徳島県鳴門市、「うずしお」で有名な徳島県鳴門市国立公園内にある
「大塚国際美術館」をご存知ですか?
※コロカルでのご紹介はこちら
知る人ぞ知る、モノスゴイ美術館なんです!
そもそもこちらの美術館、世界の名画がたくさん展示してあるのですが、
全て原寸大で作られたレプリカ。オリジナルはひとつもありません。
さらに、入館料は日本最高値とも言われる「3,240円」。
それでも、旅の口コミサイト「tripadvisor」の
「行ってよかった美術館&博物館ランキング2011」では
美術館部門で1位に輝く、大人気の美術館なんです。

こちらが美術館外観

エル・グレコ「エル・グレコの祭壇衝立復元」

この美術館を作ったのは、「オロナイン」や
「ポカリスエット」でお馴染みの、大塚グループ。
1998年に、創立75周年記念事業として設立しました。
「陶板」は油絵などと違って、温度や湿度、陽射しや風雨
にも強く、2000年もの間劣化しないと言われる素材。
しかも細かな色彩表現やディテールも再現出来るんです。
大塚グループの「大塚オーミ陶業株式会社」が
美術陶板、建築陶板などをてがけています。
「大塚国際美術館」では、世界中の美術館で原画を写真撮影し、
特殊技術で陶板の上に忠実に転写・焼成して作っているんだそう。
冒頭の写真は、ゴッホの描いた「ヒマワリ」。
第二次世界大戦の折に焼失し、二度とみることができない
通称"芦屋のヒマワリ"を原寸大の陶板で再現しました。

■独自イベント「美びビフェスティバル」

美びビフェスティバル

「大塚国際美術館」では自主イベントを開催しています。
今年の夏、2015年7月17日(金)から
行われる「美びビフェスティバル」。
ルノワール、ゴッホ、ロートレックたちが集ったパリを表す「ベル・エポック」
をテーマに、大人も子どもも楽しめるイベントです。
その内容は、高さ16mのアート作品「美びビツリー」や、
絵画に登場する衣装を着て、パリジャン&パリジェンヌ気分
で記念撮影したり、地元の匠である表具師の戸田あさおさんと、
屏風を使って新しいアートを作るワークショップも開催。
地下二階では、ゴッホの幻の「ヒマワリ」がかき氷になった
メニューが楽しめたりするんですよ。

長野県茅野で 日本初の「小屋フェス」開催! 参加ショップ、クリエイター、 アーティスト大募集

自分らしい暮らし方を実現するツールとして、
いま注目を集めている「小屋」。
2015年7月25日(土)~8月2日(日)の9日間、
長野県茅野市にて日本初の
「小屋フェスティバル」(以下、小屋フェス)
が開催されます。
これは、計20棟のユニークな小屋が集まるほか、
地元の食材を使った飲食ブースや物販、DIYワークショップ、
ステージから流れてくる音楽を楽しみながら、
小屋という小さな空間を思いきり体験できるフェスティバル。
ただいま、このフェスに出展・出店される方を募集中です。

募集しているのは、例えばこんな方。

・小屋で食べる食事の提案をしたい飲食店の方
・小屋暮らしに似合う道具・雑貨を販売したい方
・小物から家具、小屋づくりまでDIYのワークショップを開催したい方
・小屋を舞台に演劇や音楽のステージを行ってみたい方 

などなど。
お申込みはこちらから。
応募の締め切りは6月10日(水)です。