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posted:2015.5.19 from:千葉県八千代市 genre:活性化と創生
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
2015年5月24日(日)、
関東の鳶職人たちがその技を競う
技能競技会「平尾杯争奪 鳶-1GP in 関東」
が千葉県八千代市で開催されます。
主催は大阪府茨木市の平尾化建株式会社。
3月15日に佐賀県で行われた第1回大会に続き、
本大会はその第2回に当たります。
鳶職人という職業は知っていても、
具体的にどんな仕事か知っている人は少ないのではないでしょうか?
彼らがいないと建物が建たない、直らない、
日本経済の要のような存在ですが、
全国の鳶職の有効求人倍率は平均7倍(2014年9月)。
圧倒的に人が足りない状況で、
現場を回せない地域も出始め、
いま危機が迫っています。
やりたい人がいない理由は、
そもそも鳶職人についての情報発信がなさすぎるからではないか?
ということで、このグランプリが開催されるんです。
競技内容は、事前に渡された同じ図面を元に、
参加6チーム(1チーム3名)が一斉に足場を架け、
安全性、スピードを競うというもの。
審査員は、参加各企業から1名ずつ。
また大手ゼネコンから審査員長を招いて
採点します。
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開催の目的は、
鳶職人の技術と安全性の技能の向上と、
業務の大切さ、危険さの再確認。
そして、家族、知人に観戦に来てもらい、
「働く男の背中」を見てもらうことで鳶の仕事の大変さ、
尊さを再確認してもらいたい。
「父ちゃんカッコイイ!」と言ってもらいたい!
ということだそう。
これだけ人々と密接な関係にあるにもかかわらず、
業界外の方にはベールに包まれている「鳶」。
彼らの仕事への真剣なまなざしが「鳶-1GP in関東」の
現場では見られるそうです。
鳶-1ホームページWebサイトにて、
出場者さんが紹介されています。
■平尾杯争奪 鳶-1GP in 関東
日程:2015年5月24日(日曜日)
場所:千葉県八千代市島田台1276(平尾化建八千代営業所 隣地)
時間:開会9:00、閉会16:00
・鳶-1ホームページ
・鳶職総合情報サイト「鳶人」
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