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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
狩猟した野生鳥獣の肉を意味する言葉、「ジビエ」。
もともとヨーロッパの伝統料理として発展してきた食文化ですが、
ちかごろ獣害による農業被害などから、
日本にもその文化が浸透しつつあります。
それは古都・京都でも例外ではありません。
とくに北部は獣害被害が多く、ジビエ料理を使った町おこしが
行われているのですが、もともとの原因が環境バランスの崩壊によるため、
なかなか問題は解決しません。食べられるはずの肉が、
大量に廃棄されていという現実があります。
そんな京都の京都市上京区にある「Deまち」にて、今週末、
2015年6月27日(土) と28日(日)の二日間にわたり、
ジビエがテーマのイベント「出町市場Um!」が開催されます!
主催は、「京都好きが知らない京都」をコンセプトに、
京都のディープな情報を発信するウェブサイト「ナポリタン」。
彼らは毎月、ひとつのテーマに沿った市場を開催しており、
今月はジビエがテーマというわけです。
出店するのは各日10店舗。
いずれもジビエを様々な方法で調理、製造する猟師や、
獣の皮を利用して作品づくりをする人々です。
ニホンジカの処理頭数が日本一で、
2014年には獣害による農業被害額は5,000万円にもなったという
岡山県美作市で獣害を考えるアート作品 「LIFETERIOR」を作る
アーティストの喜多村雄真さんや、
「家で食べるジビエ」をコンセプトに、鹿肉の加工品を製造・販売する
大阪の「山肉デリ」らが出店。
狩猟・ジビエに対する考えをそれぞれのやり方で提案します。
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出店される方それぞれの思いが、
Webサイト「出町市場Um!」にてインタビュー記事として
掲載されています。こちらも合わせて是非。
日程:2015年6月27日(土)~ 2015年6月28日(日)
時間:10:00~17:00
住所:〒602-0824 京都府京都市上京区一真町67
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