〈花の将 伊吹いりこだしパック〉 讃岐うどんの名店で使われる 〈伊吹いりこ〉を 「そのまま」詰めこんでお手軽に

〈花の将 伊吹いりこだしパック〉。80グラム(20グラム×4パック)税込648円。160グラム(20グラム×8パック)税込1,296円。

上質な〈伊吹いりこ〉本来の味を楽しめる

だしパックといえば、
家庭でも気軽に使えるようにと粉末状になっているのが一般的。
ですが、今年6月に発売された、
いりこが丸ごと詰めこまれている〈花の将 伊吹いりこだしパック〉
(以下、伊吹いりこだしパック)はその概念を覆す存在です。

いりこの存在感あふれるビジュアルだけでなく、その味も確かなもの。
〈伊吹いりこだしパック〉には、
高品質な素材として名高い香川県伊吹島産の〈伊吹いりこ〉が
使用されています。

「いりこ」とは煮干しのことで、西日本エリアでの呼び名です。

「いりこ」とは煮干しのことで、西日本エリアでの呼び名です。

この〈伊吹いりこ〉とは、
香川県観音寺港沖にある伊吹島の沖合「燧灘(ひうちなだ)」
近海で獲られたカタクチイワシを使い、
伊吹島で加工され伊吹漁業協同組合が取り扱うものだけに許された称号。

いりこの品質を決定づけるのは「鮮度」といわれていますが、
〈伊吹いりこ〉は漁場と加工場が非常に近く、
網上げされてからたった30分ほどで釜に入れられます。
このように新鮮さを保ったまま加工され、
旨みがぎゅっと凝縮された〈伊吹いりこ〉は、
選ばれし「いりこ」として世に流通しているのです。

伊吹いりこだし

そうした〈伊吹いりこ〉の風味を飛ばさず、
なるだけ手を加えずにありのままのおいしさを味わってほしいという願いから、
〈伊吹いりこだしパック〉はすべて手作業でつくられています。
化学調味料や添加物が一切入っていないのも安心。
水に入れて数分煮るだけで、誰でも手軽に素材本来の味を引き出せます。

粟島の秋を代表する郷土料理が集合! 離島キッチン日本橋店で 〈粟島フェア〉が開催

焼き石でグツグツ煮立たせた〈わっぱ煮〉が食べられる!

わずか周囲23キロ、日本海にぽっかり浮かぶ、自然豊かな小島、新潟県・粟島。
半日もあれば自転車で一周できてしまうほどの
とても小さな島でありながら、温泉やサイクリング、
バードウォッチングなどのアクティビティが充実しており、
特産物も多く、観光地としても賑わいを見せています。<

美しい粟島の海岸

美しい粟島の海岸

そんな粟島の食を特集したフェアが、現在、日本全国にある離島の
郷土料理が食べられるレストラン・離島キッチン日本橋店で開催中。

このフェアで出されるメニューは、粟島の代表的郷土料理と言われ、
熱した焼き石をお椀に入れて煮立たせるのが特徴の〈わっぱ煮〉をはじめ、
他人に教えたくないほどおいしいことから〈いうなよ〉という別名まで
つけられたえだまめ〈一人娘〉、
浅瀬でとれる磯ダコと粟島産のじゃがいもを一緒に煮詰めた〈芋だこ〉などです。

タコだけでなく、栄養満点で育ったジャガイモも抜群においしい〈芋だこ〉。

タコだけでなく、栄養満点で育ったジャガイモも抜群においしい〈芋だこ〉。

山の上に畑があるため、陽の光をいっぱいに浴びて育つ〈一人娘〉。

山の上に畑があるため、陽の光をいっぱいに浴びて育つ〈一人娘〉。

この〈わっぱ煮〉というのが、輪状の食器に粟島で採れた新鮮な魚とネギ、
味噌を入れ、食べる直前に真っ赤に焼いた石で一気に煮立たせた漁師料理。
漁師の方々の間で脈々と受け継がれてきた、これぞ伝統の味です。
マグマのようにグツグツ煮た立ち湯気に覆われた見た目と、
まるで海が近くにあるかのように漂う磯と味噌の香り、
それに香ばしく焼いた魚とのハーモニーが楽しめそうです。

粟島の人から愛され続けた郷土料理を
現地でいただくのと同じようにいただけるのはなんとも贅沢。
とこか懐かしく、味わい深く感じられるのではないでしょうか。

ゆるかわな画風に癒される! 「博多の仙厓さん」が 福岡市美術館で一挙公開

仙厓義梵筆『双狗図』

ゆるかわな画風で人気を博した仙厓さん

「きやん~」

ちょっと肩の力が抜けたお犬様2匹。
こんな落書きを中学校の習字の時間に、書いたなあなんて方も多いのでは?

こちらは日本初の禅寺である福岡市博多の聖福寺の住職を長く務め、
江戸時代中期に活躍した禅僧・仙厓義梵(せんがい・ぎぼん/1750~1837)の作品。

仙厓は、親しみやすい書画を通して難解な禅の教えを
わかりやすく伝えたことから「博多の仙厓さん」と呼ばれ、
子どもから大人まで多くの人々に慕われました。

そのため、博多には仙厓の作品をコレクションする
文化人や実業家が多いのだとか。

今回の展覧会は、福岡市で証券会社を経営していた
小西友次郎氏が収集し、2016年度に息子である昭一氏より
寄贈された55点にも及ぶコレクションが展示されます。
展覧会はこの寄贈を記念したもので、
コレクションの全貌が公になるは初めてとなります。

〈カラーミーショップ大賞2019〉 約4万店の中から選出された 38ショップが決定! コロカル編集部も審査に参加しました

左から、コロカル事業部部長及川卓也、「にっぽん文化奨励賞」受賞の〈会津 長門屋〉鈴木哲也さん、〈小倉縞縞〉築城弥央さん。

ネットショップの運営に携わったことがある人なら、
〈カラーミーショップ〉の名を知る方も多いのでは?

GMOインターネットグループの〈GMOペパボ株式会社〉が運営する、
ネットショップ開業・作成サービス、カラーミーショップ。
多岐にわたるデザインと、豊富な拡張機能で、
自由かつ、思い通りのイメージで自社サイトが制作できるとあり、
個人から企業まで、幅広く支持されています。

本年も、カラーミーショップのサービスを活用している4万店以上のネットショップから、
サイトの構築・運営において、創意工夫を凝らしている店舗を発掘し、
表彰するコンテスト〈カラーミーショップ大賞2019〉が開催されました。

カラーミーショップ大賞2019とは?

会場の様子

カラーミーショップ大賞は、今年で6年目。
2019年は、各種審査を通過し、ノミネートされた277店舗から
主に一般ユーザーの投票により受賞店舗が選出されました。

最も優秀な「大賞(1ショップ)」をはじめ、
「優秀賞(10ショップ)」「地域賞(20ショップ)」
「特別賞(5ショップ)」「にっぽん文化奨励賞」「Amazon Pay賞」と、
38店舗が選出され、2019年9月10日には東京・渋谷にて授賞式が行われました。

大賞に選ばれたのは、創業100年を迎える書道用品の専門店〈書遊Online〉
美しさ、親しみやすさ、商品の探しやすさを両立したサイト設計は、
文房四宝の魅力が随所に散りばめられ、書くことへのワクワク感を高めてくれます。

そして昨年に引き続き、コロカル編集部は、
ネットショップを通じて日本文化を発信する店舗に贈られる
「にっぽん文化奨励賞」の選出を担当させていただきました。

神話の島・壱岐島に、 天野喜孝・藤沢とおる作品が! 漫画カルチャー誌『COZIKI』から 生まれた漫画・アート展『カミテン』

古事記をモチーフに、新たな神話を

2019年10月11日(金)〜10月14日(月・祝) 、
長崎県壱岐市の壱岐島にて『カミテン』が開催されます。
これは、壱岐島で実施している漫画とアートのプロジェクト
〈COZIKIプロジェクト〉の一環として開催される漫画・アート展。

天野喜孝、藤沢とおる、寺田克也、河村康輔、下田昌克、大橋裕之、マッチロなどの
漫画家・イラストレーターの作品や、写真家の嶌村吉祥丸や川島小鳥が
現地で撮影した小松菜奈、森山未來、夏帆の写真などを展示します。
さらには、水曜日のカンパネラとオオルタイチによる
ユニット〈YAKUSHIMA TREASURE〉のライブや、
地元食材を使ったスペシャルメニューなども。
壱岐島を見て・食べて・触れられるイベントです。

マンガ家、イラストレーター寺田克也が現地でライブドローイングした作品。撮影は嶌村吉祥丸。嶌村は壱岐で撮影した小松菜奈『MOON DANCE』と森山未來『Dance with Monkeys』の未公開写真を含む写真展も開催。

マンガ家、イラストレーター寺田克也が現地でライブドローイングした作品。撮影は嶌村吉祥丸。嶌村は壱岐で撮影した小松菜奈『MOON DANCE』と森山未來『Dance with Monkeys』の未公開写真を含む写真展も開催。

日本最古の歴史書、古事記にも登場する「壱岐島」。
福岡と対馬のあいだに浮かぶこの島には、
1000を超える神社や祠が点在し、神々の宿る島とも呼ばれています。

ところが近年は人口が減少傾向にあり、
観光客や移住者の誘致が大きな課題になっています。
そこで「神話が息づく島の文化、豊かな自然や地形、美味しい食物などを
未来に伝えたい」と始まったのがCOZIKIプロジェクト。

企画会社の〈キリンジ〉と出版社の〈ライスプレス〉が2018年に立ち上げ、
いまでは壱岐市と官民連携で取り組んでいます。

活動の第一弾として発表されたのは、壱岐島でしか買えない漫画カルチャー誌『COZIKI』。
アーティストが手がけた島を舞台にした作品や、
古事記をテーマにした作品を通して壱岐島の魅力を伝えています。

『COZIKI』創刊号(左)、2号(中央)、3号(右)。3号の表紙は壱岐島で撮影した森山未來。

『COZIKI』創刊号(左)、2号(中央)、3号(右)。3号の表紙は壱岐島で撮影した森山未來。

誌面はリジナリティあふれる作品に彩られ、
アーティストたちの視点で綴られたエッセイや観光情報も。
河村康輔による『火の鳥』のコラージュ、
大橋裕之が将来に悩む島の高校生を描いた『ドライブ』、
川島小鳥氏が夏帆をとらえた『夏帆の思い出』などなど、魅力的な作品が一杯です。

カミテンオリジナルグッズのひとつ「壱州豆腐キーホルダー」1300円(税別)※30個限定。壱岐の名物、壱州豆腐を藤沢とおるに漫画にしてもらい、カミテンでは食品サンプルキーホルダーを発売。(c) 藤沢とおる

カミテンオリジナルグッズのひとつ「壱州豆腐キーホルダー」1300円(税別)※30個限定。壱岐の名物、壱州豆腐を藤沢とおるに漫画にしてもらい、カミテンでは食品サンプルキーホルダーを発売。(c) 藤沢とおる

実は仙台にあるんです。 〈芹沢銈介美術工芸館〉で 企画展が開催中!「芹沢銈介は、 のれんと着物だけじゃない」 

試作や下絵を見られる〈デザインノート〉

〈東北福祉大学芹沢銈介美術工芸館〉で、
企画展『芹沢銈介のデザインノート』が開催中です。

芹沢銈介は、「型染絵」という
独自の技法を確立させた重要文化財保持者(人間国宝)。

作品のみならず、世に出ていない試作や、
手書きの指示が入った下絵などを多く見られる今回の展示。
銈介氏がどんな構想を練って作品と向き合っていたのか、
晩年まで全力を注いだ制作風景を想像できる展示として、
〈デザインノート〉と名付けられました。

なぜ仙台に? 銈介氏が望んだ東北の陳列館

東北福祉大学東口キャンパス2階にある〈芹沢銈介美術工芸館〉入口。JR仙台駅から徒歩約3分の好立地で、新幹線の待ち時間を利用して訪れる人も多いそう。

東北福祉大学東口キャンパス2階にある〈芹沢銈介美術工芸館〉入口。JR仙台駅から徒歩約3分の好立地で、新幹線の待ち時間を利用して訪れる人も多いそう。

出生地・静岡に1981年〈静岡市立芹沢銈介美術館〉が完成していますが、
東北の風土や手しごとを愛した銈介氏は、
東北の人たちにも自身の作品を見てもらいたいと、陳列館設立を願います。

生前その願いは叶いませんでしたが、
考古学の第一人者である長男・長介氏が東北福祉大学で教鞭をとるとなった際、
ちょうど大学が感性教育に力を入れ、美術館建設を計画していると耳にします。
それであればと、約1,000点の資料を寄贈。
1989年、国見キャンパスに〈芹沢銈介美術工芸館〉が開館し、
初代館長に就任しました。

美術館のある2階のエレベーター扉。銈介氏がデザインした着物模様「立木文(たちきもん)」を小さくあしらった図案が並びます。

美術館のある2階のエレベーター扉。銈介氏がデザインした着物模様「立木文(たちきもん)」を小さくあしらった図案が並びます。

2019年1月に、仙台駅東口キャンパスに移転。
年約3回企画展が催され、
今では3,000点にのぼる収蔵品の中から厳選した資料を鑑賞することができます。

まちなかに息づく、身近な芹沢デザイン

今回の企画展では、「より身近に芹沢デザインを感じてもらいたい」と、
包装紙や酒瓶ラベル、品書きやマッチボックスなど、
ふだんの生活で目にしたことがあるかもしれない
身近な品のデザインが数多く展示されています。

芹沢銈介がこれまでにデザインした数多くの包装紙や品書き。愛知・名古屋の割烹〈八雲〉、東京・新宿の〈民芸茶房すずや〉、愛媛・松山の日本料理〈すし丸〉など。

芹沢銈介がこれまでにデザインした数多くの包装紙や品書き。愛知・名古屋の割烹〈八雲〉、東京・新宿の〈民芸茶房すずや〉、愛媛・松山の日本料理〈すし丸〉など。

日本各地に店舗をもつ京懐石〈美濃吉〉ののれんや、
菓子屋〈銀座 あけぼの〉の〈味の民藝〉の掛紙には、
今でも銈介氏のデザインが残り、手にとることができます。
〈味の民藝〉の掛紙は、銈介氏の代表作〈春夏秋冬〉をあしらったもの。
季節に合わせて掛紙が変わります。

〈春夏秋冬〉をつかった〈銀座 あけぼの〉の〈味の民藝〉の掛紙。朱色は正月限定の「飛」。

〈春夏秋冬〉をつかった〈銀座 あけぼの〉の〈味の民藝〉の掛紙。朱色は正月限定の「飛」。

秋田県「川連漆器」の世界で、 これからの伝統工芸の在り方を 模索する小さな挑戦者

秋田県湯沢市。
夏はのどかな田園風景が広がり、冬は雪景色に染まるまちに
都会からひとりの女性が移り住んできた。
湯沢市の地域おこし協力隊として活動する店網華子(たなあみはなこ)さんだ。
ミッションは伝統工芸である「川連(かわつら)漆器」を継承する担い手。
職人の高齢化、需要の減少、さまざまな問題を抱えている伝統工芸の世界に
単身で飛び込んだ店網さんに密着した。

800年前から大切に受け継がれてきた伝統の技を継ぐ

丁寧に漆を塗り重ねることで、木地に柔らかな質感を出す。

丁寧に漆を塗り重ねることで、木地に柔らかな質感を出す。

秋田県湯沢市川連地区に伝わる伝統工芸「川連漆器」。
歴史を遡ると約800年前の鎌倉時代、刀の鞘や弓、
鎧などの武具に漆を塗らせたのが始まりと言われている。
江戸時代になると椀、膳、重箱などの漆器がつくられ、
全国でも有数の漆器産地として知られるようになる。
昭和後期に最盛期を迎え、昭和51年には国の伝統的工芸品に指定された。
その後、工業化による大量生産、
中国からの輸入などの波におされ、徐々に生産量は減少していく。
実稼働している漆器店は年々減少し、職人も高齢化。
日本の伝統工芸が直面している現状そのものだ。

そんな川連漆器の世界へ飛び込んだのが、店網華子さんだ。
生まれは東京都杉並区という根っからの都会っ子。
大学卒業後は化学メーカーに就職し、会社員生活をおくる。
会社が嫌だ、仕事が面白くない。決してそんなことはなかったが、
毎日満員電車に揺られながら頭に過るのは
「地方で暮らしてみたい。ものづくりをしてみたい」という想いだった。

「小さい頃から田舎で暮らすことへの憧れがありましたね。
父は東京出身、母は福岡出身。
夏休みなどに福岡へ帰省していましたが、そうは言っても福岡は都会ですし、
田舎には縁がなくて。自然の中で暮らしてみたいという思いが強く、
いつかは地方に移住しようと決めていました。
もし地方で暮らすなら“ものづくり”に挑戦してみたい。
そう思って移住先を探していたときに飛び込んできたのが、
秋田県湯沢市で伝統工芸の継承を担う地域おこし協力隊だったんです。
秋田は小学校の修学旅行で来たくらいで縁もゆかりもない場所でしたが、
憧れだった“田舎暮らし”と“ものづくり”が一緒にできるならと挑戦しました」

せっかく移住するのだから新しいことにチャレンジしてみたい。
それなら若いうちに!と約2年の会社員生活に終止符を打ち、
2017年8月、秋田県湯沢市の地域おこし協力隊として着任した。

生活の中で育まれた「川連漆器」の魅力とは?

手に取ると木の温かみが感じられる川連漆器。厚手の木地だから中身が冷めにくい。

手に取ると木の温かみが感じられる川連漆器。厚手の木地だから中身が冷めにくい。

“川連漆器”と言っても馴染みのない人も多いはず。
同じ湯沢市の名物「稲庭うどん」の器としてよく使われている漆器と言えば、
触れたことがある人もいるだろう。
川連漆器は、京都や輪島、山中などの美術的な漆器とは違い、
人々の生活のなかで使われてきた実用的な漆器。
その分、お手頃でお求めやすい価格の商品が多く、
知らない人からすれば品質が良くないと思われがちだが、実は全く違うのだ。
これだけ安価に提供できるのも、秋田に豊かな森林が残っていること、
そして職人の卓越した技があってこそ。

川連漆器の原料となる原木は、市場でせり落とされる。

川連漆器の原料となる原木は、市場でせり落とされる。

漆器に使われる原木は主に秋田県産。
奥羽山脈で採れるブナやカツラが材料だ。
この原木を節や傷を避けて切る「木取り」、ろくろで大まかに挽く「荒挽き」、
その後「燻煙(くんえん)乾燥」という川連独特のやり方で木地を乾燥させる。

天井までぎっしりと積み上げられた木地。まるでアートのよう。

天井までぎっしりと積み上げられた木地。まるでアートのよう。

中1週間の寝かし期間を入れながら
約1か月間から3か月間ゆっくり乾燥させることで、
割れの元になる歪みが少なくなり、防虫・防腐にもなる燻煙乾燥。
燃やす資材に廃材を使う循環方式でとってもエコなのだ。
この手間がかかる燻煙乾燥こそ、川連漆器が丈夫と言われる大きな理由だ。

木地づくりで使う道具も職人自らが鉄を叩いて作るのだとか。

木地づくりで使う道具も職人自らが鉄を叩いてつくるのだとか。

燻煙乾燥をした木地は、「仕上げ挽き」に入る。
川連漆器の木地は、他の産地と木取りの仕方が違うので、通常よりも厚めに挽くのが特徴。
そうすることで下地を作る「地塗り」の回数が少なく済み、工程が簡素化できる。
この職人の技があるから、結果、安価に漆器を提供できるのだ。

最近では、若手職人のさまざまなグループによる
自主的な活動や新商品開発も精力的に行われている。
美術大学や他産地とのコラボレーションの実績もあり、
川連漆器の新たな魅力が生み出されている。

〈伊丹甘酒ちょい割るプロジェクト〉 清酒発祥の地・兵庫県伊丹で バラエティ豊かな甘酒を楽しむ!

伊丹市の飲食店20店がオリジナルの甘酒を振る舞う

清酒発祥の地である兵庫県伊丹市。
ここで、9月14日(土)より〈伊丹甘酒ちょい割るプロジェクト〉と題した
イベントが開催されています。

このイベントは、「飲む点滴」「飲む美容液」などと言われ、
今注目を浴びているスーパーフード・甘酒を
伊丹の飲食店20店舗が“ちょい割るアレンジ”して提供。

喫茶店、中華料理店、和食店、居酒屋、お茶屋、ラーメン店、
焼鳥屋、串揚げ屋やカフェ併設の書店、アロマセラピーのお店など、
さまざまなお店による趣向を凝らした甘酒を楽しむことができます。

こちらが参加店舗一覧。
「甘酒」のイメージを良い意味で裏切るような、組み合わせが目立ちます。
まさに、甘酒の無限の可能性を感じさせるような、
どれも名前からして気になるものばかりです。

01 ダイニングバル オンズ。:でこっとぽんスカッシュ甘酒(甘酒+でこっとぽん+ソーダ)

02 CAFE&DINING MELLOW:Amazake Blue(甘酒+ディタ+トニックウォーター+レモンスライス)

03 創作料理 かんな月:花と甘酒のハイボール(甘酒+ジャスミン茶+ウイスキー+ソーダ+食用花)

04 クロスロードカフェ:甘酒サワーソーダ(甘酒+ヨーグルト黒酢+炭酸水)

05 白雪ブルワリーレストラン長寿蔵:やみつき甘酒(甘酒+ミックスペッパー)

06 西洋懐石アンシャンテ:あまシャン(甘酒+発泡酒)ほか

07 ほこ~魚菜と地酒~:柑橘系が刺激的!白いレモン酒。(甘酒+シークワーサーレモン酒)

08 cafe Mon:SHIRAYUKI(甘酒+セロリやプチトマトなどの野菜+トニック)

09 旬菜料理 心ち:ちょいワルシークワーサー(甘酒+シークワーサー)

10 喫茶・軽食 ファイン:甘酒スカッシュ(甘酒+強炭酸+レモン汁+シロップ)

11 古書 みつづみ書房:甘酒+スパイシージンジャーシロップアイスクリーム(甘酒+スパイシージンジャーシロップ)

12 餃子酒家 金 GOLD:冷製甘酒ラーメンスープ(甘酒+ラーメンスープ)

13 創作・居酒屋・鉄板 市口:バナナ甘ッコリ(甘酒+マッコリ+冷凍バナナ)

14 みどり園リータ店:甘酒抹茶ミルク(甘酒+抹茶シェイク)

15 居酒屋さくら:甘酒のタピオカジンジャー(甘酒+ジンジャーエール+タピオカ)

16 開華亭:コメパワー(甘酒+紹興酒+レモン+カルピス)

17 やきとり毘沙:あま酒赤ワイン(甘酒+赤ワイン)ほか

18 串揚げの店Taららん:甘酒とサワーのごぶごぶ割り(甘酒+サワー)

19 植物セラピーあろあろ:白雪姫の美容液(甘酒+食べると幸せになるバラジャム)

20 MEN-YA KOTOHOGI:アーモンドITAMILK(甘酒+アーモンドミルク+キャラメルソース+牛乳ほか)

『地域の編集』展開催! 地域新聞&ローカルメディアを一挙公開

ローカルメディアに見る“コミュニケーションの仕掛け”とは?

2019年10月5日(土)〜12月22日(日)、
ローカルメディアと各地の新聞が一堂に会する
『地域の編集——ローカルメディアのコミュニケーションデザイン』展が開催されます。

主催・会場は、ニュースパーク(日本新聞博物館)。
企画協力は、『ローカルメディアのつくりかた』などの
著作で知られる編集者、影山裕樹さん。

ローカルメディアの役割は、地域の人と人をつないだり、
観光客や移住者を外から呼び込んだりと、さまざま。
本展では、そんなローカルメディアが仕掛ける、
“コミュニケーションの仕掛け”にフォーカス。
7つのエリアと横浜にちなんだ特設エリアを設け、
厳選されたメディアと全国の新聞社の新しい取り組みや地道な活動を紹介します。
実際に手にとり、座ってゆっくり読めるというのもうれしい。

ひとつ目のテーマは「新しい視点の流通」。
『本と温泉』をはじめとする、これまでにない流通の仕組みで
まちの魅力を引き出しているメディアを紹介します。

そのほかのテーマは「サブスクリプション(会員制)」
「投書・投稿でつながる」「まちづくりするメディア」
「地域の課題解決」「アーカイブ性を生かす」「デザイン」。
これからメディアをつくりたい人も、必見の内容と言えそうです。

富山県高岡市の匠の技と秘密から、 ものづくりの未来を見つめるイベントが 渋谷で開催

ナガオカケンメイ氏と地元クリエイターのトークセッションも

「ものづくりのまち」として有名な富山県高岡市。

美しく豊かな自然、誠実で生真面目な人々の精神性。
高岡を形容するこれらは、ものづくりにおいても色濃く反映されています。
そして、この先の日本の、そして世界の消費のあり方にも通ずるものがあります。

また、デジタルが発展し、人々のライフスタイルが急速に変化する現代。
地域で活躍するクリエイターも増える中、高岡でも「地域がクリエイターの創造性を拡張し、
クリエイターが地域のものづくりを革新する」という関係が成立し、
これまでにいくつかの魅力的なプロジェクトも誕生しました。

10月7日(月)に渋谷ヒカリエのイベントスペース8/COURTで
開催されるイベント〈Creators Meet TAKAOKA〉では、
そんな高岡の歴史・文化・精神風土も含めた魅力を伝え、
ものづくりに携わる人・関心のある人たちとの新しい出会いや協働の可能性を見出します。

錫を流し込む様子

ワークショップの様子

デザイン活動家・ナガオカケンメイ氏をはじめとする国内外で活躍するクリエイターと
高岡の職人のトークイベントをはじめ、伝統工芸のワークショップや交流会、
高岡の魅力ある伝統工芸が集結した展覧会や富山のローカルフードなど、
注目のコンテンツが多数ラインナップ。「こんなものまであるのか!」と
新たな発見があること間違いなし。

同時に、11月に高岡で開催される
伝統工芸や最先端技術のものづくり工房・工場や歴史文化を訪ねる
「クリエイター向けモデルツアー」の参加者も募集されるそう。
こちらも何かものづくりを行なっている人は必見です。

美しい高岡のプロダクト

高岡の手仕事

伝統工芸の技術を用いたものから、クリエイターとコラボした注目のプロダクトまで、
高岡のアイデンティティを受け継ぐ魅力溢れる作品が集結する展覧会。
もちろん一部の作品は購入することもできます。
さまざまな手法やデザインのプロダクトは、見るだけでワクワクしてしまうはず。

香川県丸亀市で 『聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木 昭男』が開催。 中津万象園でサウンドアートを楽しむ

聴覚と視覚を刺激する新感覚のアート作品が、日本庭園に登場

香川県丸亀市にある、築330年余の池泉回遊式の大名庭園・中津万象園。
この秋、ここでテクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト・evala氏と
サウンドアートの世界的パイオニアである鈴木昭男氏による企画展
『聴象発景 / evala (See by Your Ears) feat. 鈴木昭男』が
開催されます。会期は9月27日(金)から11月24日(日)まで。

京都出身の音楽家、サウンドアーティスト・evala(See by Your Ears)

evala(See by Your Ears) 京都出身の音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト〈See by Your Ears〉を始動。代表作に〈大きな耳を持ったキツネ〉(Sonar+D, Barcelona 2017) 〈Our Muse〉(ACC, Gwangju Korea 2018)のほか、ソニーの立体音響技術Sonic Surf VRを用いた576ch音響インスタレーション〈A coustic Vessel Odyssey〉(SXSW, Austin 2018)を展開。舞台、映画、公共空間などにおいても、先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドプロデュースを行なっている。

平壌出身のサウンドアーティスト・鈴木昭男

鈴木昭男 平壌出身のサウンドアーティスト。1960年代より、常に「聴く」側にまわり、音と場の関わり方を模索する姿勢によって音のイベントやパフォーマンス、インスタレーションなどを国内外で開催。1963年に名古屋駅のホームの「階段に物を投げる」ことに始まる、空間への「なげかけ」と「たどり」のイベントとして行い、世界各地で展開。その後、フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス、1978)や、ドクメンタ8(ドイツ、1987)などに参加。1990年代からは、「聴く」という行為を鈴木独自の思考や方法によって探求したコンセプチュアルなサウンドインスタレーションを、世界各地の美術館、ギャラリーで精力的に発表している。

evalaと鈴木昭男

万象園の中に佇むevalaと鈴木昭男。

日本酒を飲まず嫌いしているなら 千葉の甘酸っぱいお酒 〈きのえねアップル〉 から始めよう

〈純米吟醸生酒 きのえねアップル〉。価格は720ミリリットルで2,000円。1800ミリリットルで3,000円。※すべて税抜価格。

はじめてでも飲みやすい日本酒〈きのえねアップル〉

甘酸っぱく爽やか、
まるで白ワインのような日本酒〈純米吟醸生酒 きのえねアップル〉
(以下、きのえねアップル)はご存知ですか? 
カジュアルに飲める日本酒として、いま女性を中心に人気を集めています。

その風味の秘密は、“リンゴ酸高生産酵母”と言われる「77号酵母」。
この酵母には、リンゴや白ワインに多く含まれる「リンゴ酸」を生成する特徴があるそう。
甘味と酸味のバランスはさることながら、
奥ゆかしい香りと軽やかな後味が気持ちいい、そんな1本に仕上がりました。

きのえねアップル

冷やして飲むと、すっきりとした味わいが引き立てられ、より一層おいしくいただけます。
お料理なら、レモンをたっぷりと絞った唐揚げや、
大葉とウメの鶏肉はさみ揚げ、酢豚、しめサバなど、
揚げ物や酸味の効いたものと合わせるのが◎。

京都・嵯峨嵐山に新しく 〈福田美術館〉が誕生! コンセプトは「100年続く美術館」

〈福田美術館〉空撮全景

錚々たる有名画家の作品や幻のコレクション約1500点を所蔵

2019年10月1日、京都に新たな美術館がオープンします。
その名は〈福田美術館〉。古くから多くの貴族や文化人に愛され、
現在は観光地として栄えている嵯峨嵐山に誕生です。

「100年続く美術館」をコンセプトに
オーナーである福田吉孝氏の生まれ故郷であり、
現在も住んでいるという京都に恩返ししたいという想いで創建された同館。

エントランスロビー

エントランスロビー

廊下

「縁側」のような廊下

展示室

「蔵」をイメージした展示室

外壁ガラスの文様

「網代文様」をもとにデザインされた美しい外壁ガラス

建物は伝統的な京町家のエッセンスを踏まえつつ、
100年後も通用するような洗練されたデザインに。
周辺の自然に溶け込む外観、「蔵」をイメージした展示室、
「縁側」のような廊下、「網代文様」から着想された壁面ガラスなど、
随所に日本的な意匠が散りばめられています。

大堰川対岸の桜越しに望む福田美術館

大堰川対岸の桜越しに望む〈福田美術館〉

大きな水盤

嵐山を映し出す「水鏡」となる大きな水盤

カフェの内観

「渡月橋」が最も美しく見えるカフェ

庭には大きな水盤があり、目前を流れる大堰川(桂川)に
連なる水鏡のごとく、嵐山を映します。館内には、
この地のシンボルである渡月橋を一望できるカフェも併設。

アメ横の老舗問屋から、 静岡県産の三ヶ日みかんを使った 無添加ドライみかんが新発売!

みかんのコク、甘み、そして酸味や苦味も感じる奥行きのある味わい

創業60年。ドライフルーツとナッツの専門店、上野アメ横小島屋。
ドライフルーツ・ナッツ・健康食品・海産珍味の老舗おろし問屋です。

そんな上野アメ横小島屋から、この夏、静岡県産の熟成させた三ヶ日みかんを
ドライフルーツにした〈静岡産 熟成三ヶ日蜜柑:無添加ドライみかん〉
が発売されました。

それは、みかんの自然な優しい甘い香りが最初から最後まで
ふわっと口の中に広がる上質なドライみかん。

生のみかんにある、皮のほんのりした苦味や少しの酸味もありつつ、
みかん本来の濃い甘みをしっかりと感じられます。

つまりはもう、みかんをそのまま食べているような感じ……。
まさに「おいしい三ヶ日貯蔵みかんをそのままドライフルーツにしました!」
という言葉がぴったり。

もちろん、みかんから作り方まで、しっかりこだわりが詰まっています。

近藤聡乃の初回顧展が 福岡県・三菱地所アルティアムで開催!

本展メインビジュアル

1998年から2019年までの約50点の作品を一堂に展示

ニューヨークを拠点に、アニメーション、マンガ、絵画、エッセイなど
幅広く作品を手がけている近藤聡乃氏。
読者のみなさんも、彼女の本を読んだことがあるという方は多いのでは?

この度、待望の彼女の初回顧展が、10月12日(土)より
福岡県の三菱地所アルティアムで開催されます。

『KiyaKiya_painting02』

『KiyaKiya_painting02』2011年キャンバスに油彩 76×102cm 撮影:宮島径Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery

『ニューヨークで考え中』

『ニューヨークで考え中』(2) 亜紀書房 2018年出版Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery

代表的なアニメーション作品のほか、なんと高校時代に初めて描いた
マンガ『女子校生活のしおり』、アニメーション、スケッチ、絵画、
ドローイングなど異なる形式で表現した『KiyaKiya』、
現在連載中の恋愛マンガ『A子さんの恋人』、そして未発表の絵画作品を含む
約50点もの作品が登場する本展。

〈京の温所 西陣別邸〉 皆川明と中村好文の こだわりが詰まった宿がオープン!

築約95年の邸宅を皆川さんと中村さんがディレクション

2019年10月1日、古き良き京都のまち並みが残る西陣エリアに、
ワコールが展開する宿泊施設〈京の温所(おんどころ) 西陣別邸〉がオープンします。

ディレクションを手がけたのは、
〈ミナ ペルホネン〉の皆川明さんと建築家の中村好文さん。
宿のあちこちに中村さんと皆川さんの思い、
それから、皆川さんがセレクトしたアートピースや、
ミナ ペルホネンのプロダクトがちりばめられています。

〈京の温所 西陣別邸〉外観

〈京の温所 西陣別邸〉

2階のライブラリールーム

2階のライブラリールーム。ブックディレクター・幅充孝さんがセレクトした書籍が15冊ほど並ぶ。皆川さんがセレクトした、モリソン小林さんのアートピースも。

シャワーブース

2階には太陽の光が降り注ぐシャワーブースが。1階には中庭を眺めながらゆったりと浸かれるヒバの風呂もあります。

建物は、明治後期に西陣織の商家が
客人をもてなすために建てた京町家。
そのゆったりと広く、細部までていねいにつくられた建物を
未来へ継いでゆく「住まい」としてリノベーションしています。

かねてより親交のある皆川さんと中村さんは、旅仲間でもあるそう。
この宿には、そんなふたりのこだわりがたくさん。

ダイニングルーム

町家ならではの火袋の構造を活かしたダイニング

たとえば1階には、ワインセラーを備えたキッチンと
町家の構造を活かした吹き抜けのダイニングが。
ここには京の新鮮な食材を料理して食べる贅沢を
体験してほしいという思いが込められています。

大型冷蔵庫に三口コンロ、グリル、オーブンレンジ。
さらに〈ストウブ〉の大きな鍋や、
〈iittala〉の「Teema」シリーズの皿やマグ、
〈Cutipol〉のカトラリーも揃っています。

朝、自動車に乗って美山や大原の朝市へ
食材を探しにいくのも楽しそう!
また、コンシェルジュに相談すれば、仕出しやケータリングも承ってくれます。

暮らしを楽しむことにかけても、すばらしいセンスを
お持ちの皆川さんと中村さん。楽しい滞在になりそうですね!

玄関

ミナ ペルホネンのファブリック「ガーデンパッチワーク」が印象的な玄関。天井から光が差し込むと、床に光の粒が反射し、きらきらと映ります。

滋賀県・比叡山延暦寺に ゲゲゲの鬼太郎がやってくる! 〈ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の 七不思議展〉

比叡山延暦寺

ゲゲゲの鬼太郎と延暦寺の妖怪がコラボレーション!

境内が真っ赤に染まる秋の滋賀県・比叡山延暦寺。
ここで、10月12日(土)より〈ゲゲゲの鬼太郎と比叡山の七不思議展〉が開催されます。

伝教大師1200年大遠忌を記念し、
国の登録有形文化財に指定され、通常非公開となっている
大書院を特別に公開するかたちで行うこの展覧会。

日本仏教の母山と言われる天台宗総本山・比叡山延暦寺。
天台大師の教えを日本に伝え、教え広めた伝教大師・最澄によって
開かれたことで有名ですが、最澄が亡くなって令和3年で1200年経ちます。

比叡山延暦寺では、その1200年の大遠忌に際して、
平成24年4月1日から令和4年3月末日までの10年間で
さまざまなプロジェクトを実地。

今回は比叡山延暦寺に古くから伝わる七不思議にちなみ、漫画『ゲゲゲの鬼太郎』 に
登場する妖怪などが描かれた約20作品の日本画が展示されます。

手がけたのは、約500年前から桃山時代京都所司代後豊臣政権の
五奉行にあたる前田玄以を先祖に、代々伝わる文献を基に
織や染めなどに着眼し復元と創作を行っている京都の工房・豊和堂の
アートディレクター兼絵師の山田晋也氏と友禅絵師の平尾務氏。

紅葉見学に訪れた鬼太郎と目玉おやじとねずみ男が、
この山に伝わる七つの不思議な噂を耳にし、
噂の場所を巡りながら、比叡山の妖怪達に出会うという
ストーリーから着想を得た作品が展示されます。

東北が誇る美酒と食を、 風土や人の営みとともに感じて楽しむ。 〈東北・美酒と食のテロワージュ〉 が始動! 〈ビールの里〉遠野を巡る

つくり手と参加者がともにテーブルを囲むような旅

2019年8月、ウェブサイト〈東北・美酒と食のテロワージュ〉が公開になりました!

土地の気候や資源を生かし、特色ある美酒を生む酒蔵・ワイナリー・ブルワリーが
数多く存在する東北。

このウェブサイトでは、美酒を軸に東北を巡る、スペシャルな体験を紹介しています。

ツアー訪問地のひとつ、ビールの原料「ホップ」の畑(岩手県遠野市)。産地の風景は、ただその育つ姿や実りを眺めるだけでも美しい。

ツアー訪問地のひとつ、ビールの原料「ホップ」の畑(岩手県遠野市)。産地の風景は、ただその育つ姿や実りを眺めるだけでも美しい。

「テロワージュ」とは、
フランス語で「気候風土と人の営み」を表す「テロワール(terroir)」と、
「食とお酒のペアリング」を表す「マリアージュ(mariage)」を組み合わせた造語です。

提案するのは、美酒と食を味わうことはもちろん、
産地を訪れ、収穫体験や生産者の話を通じ、
産品が育まれた風土や人の営みをも体感する新しい旅のかたち。

産地である東北だからできる、
「つくり手と参加者がともにテーブルを囲むような旅」を目指しています。

「東北を味わい尽くす」イメージでつくられたウェブサイト。テーブルの上に東北6県の名産品が並びます。

「東北を味わい尽くす」イメージでつくられたウェブサイト。テーブルの上に東北6県の名産品が並びます。

ビールの里・遠野を巡るツアー

どんな体験ができるのか、テロワージュを体感するツアーのひとつ、
〈ビールの里・遠野ビアツーリズム〉(岩手県)に参加してきました!

集合場所の遠野駅舎。

集合場所の遠野駅舎は1950年竣工。レトロなたたずまいが印象的。

柳田国男の『遠野物語』や河童伝説などで知られ、
〈民話の里〉とも呼ばれる遠野は、半世紀にわたり続く、
ビールの原料「ホップ」の一大産地。
後継者不足による減産が問題視されていたなか、
「ホップの里からビールの里へ」という理想を掲げ、
行政・民間・生産者が連携したまちづくり〈Brewing Tono〉が成果を上げ、
国内外から注目を集めています。

遠野産のホップを使用した、遠野でしか味わえないビール

まずは駅から徒歩約3分の、マイクロブルワリーパブ〈遠野醸造TAPROOM〉へ向かいます。

東北電力が遠野市内の店にプランターで提供し、グリーンカーテン運動を行なっている。

店頭で栽培されているのはホップ。東北電力が遠野市内の店にプランターで提供し、グリーンカーテン運動を行なっているそう。

店はBrewing Tonoのプロジェクトの一環で、昨年5月にできたばかり。
県外から移住してきた3人が、ホップの産地遠野に、
遠野産ホップを使用したクラフトビールが飲めるブルワリーを誕生させました。

醸造所の見学後、2種類のビールを少しずつ試飲。
この日提供されたのは、イチジクと熟したイチゴのような甘い香りの〈ESB〉 と、
「畑で夏に飲みたいビール」をテーマに、
遠野のホップ農家と一緒にレシピを考え仕込んだ爽やかな〈サンクスセゾン〉。

醸造しているビールは約20種類。
春先にとれる白樺樹液や台風で落ちたりんごなど、
地元生産者から相談を受け企画するビールも多いとか。

ここでしか飲めないビールを味わいながら、
遠野という地で、ブルワリーと地元農家がつながり、
好循環が生まれていることをうかがい知ることができます。

伝承園でENGAWA BEER

ここからは貸切タクシーで〈遠野伝承園〉へ。

人と馬が同居していた「曲り家」などが移築されており、
かつての遠野の暮らしを垣間見ながら、縁側で3種類のビールを楽しみます。

ここにもホップのグリーンカーテンが。

ここにもホップのグリーンカーテンが。

味わえるのは、園内で販売している〈遠野麦酒ZUMONA〉の〈ZUMONAビール〉。
1789年に遠野で創業した建屋酒造店を前身とした〈上閉伊酒造〉が、
清酒の仕込みと同じ超軟水で仕込むビールです。
語り部が、「むか~し、あった“ずもな”~」と始まる遠野物語。
「むか~し、こんなところにおいしいビールがあった“ずもな”~」と
語り継がれるようにと願いを込めて名づけられたそう。

(左から)バナナの香りが楽しめる〈ヴァイツェン〉、「インターナショナル・ビアカップ2018」のKeg(たる)部門で、ライトラガーのカテゴリーチャンピオンを獲得した〈ゴールデンピルスナー〉、岩手県大槌町の大槌復興米を使用した〈TONO BEER GOLDEN ALE〉。

(左から)バナナの香りが楽しめる〈ヴァイツェン〉、「インターナショナル・ビアカップ2018」のKeg(たる)部門で、ライトラガーのカテゴリーチャンピオンを獲得した〈ゴールデンピルスナー〉、岩手県大槌町の大槌復興米を使用した〈TONO BEER GOLDEN ALE〉。

遠野産ホップを使用した〈ホップアイス〉も見つけました。
ホップをより身近に感じてもらうためのアイデア商品を、住民も日々考えているそう。
かつて廃棄されていたホップの蔓でトレーをつくるワークショップや、
蔓の繊維を利用した和紙も開発されています。

ほんのりとホップの香りがしてピリリと後から苦味が。地元小学生と高校生が協力して開発した伝承園限定商品で、ラベルも児童が描いたもの。ホップ産業が根づいていることを実感します。

ほんのりとホップの香りがしてピリリと後から苦味が。地元小学生と高校生が協力して開発した伝承園限定商品で、ラベルも児童が描いたもの。ホップ産業が根づいていることを実感します。

江戸に住んだサムライの生きざまに迫る 『「士 サムライ」 -天下太平を支えた人びと-』展が開催

『薩摩藩の役人』フェリーチェ・ベアト撮影 1863~1870年頃 個人蔵

勝海舟や高橋泥舟の所用品も展示

東京都江戸東京博物館で、9月14日(土)より
特別展『士 サムライ-天下太平を支えた人びと-』が始まっています。

“サムライ”という言葉は世界中で使われていますが、
武家・武士・侍・浪人など、よくよく掘っていくとその詳細はさまざま。
全員が歴史的な実態をふまえてこの言葉を使っているとは言いがたく、
日本で“サムライ”についてきちんと語れる人はごくわずかではないでしょうか。

この展覧会では、風俗画や古写真、古記録、当時の道具類など、
約200点あまりの多彩な資料を展示し、江戸時代のサムライ=〝士〟の
暮らしや仕事ぶりに注目、実際に生きた彼らの姿に迫ります。

展示構成は以下のとおり。

プロローグ ―都市のサムライ―
武都江戸―太平の諸相―/武人の沿革―サムライとは何か―

第一章 士 変容 ―武人から役人へ―
下剋上―天下太平の世の軍団―/天下普請―平時の集団動員―/天下一統―出仕行列と狩猟儀礼―

第二章 士 日常 ―実生活のあれこれ―
日常の断片―泥絵と古写真から―/江戸勤番―大名屋敷の生活―/旗本御家人―御直参の勤めと暮らし―

第三章 士 非常 ―変事への対応―
災害出動―救命のための戦い―/生老病死―人生との戦い―

第四章 士 交流 ―諸芸修養と人材交流―
学芸と人脈―大田南畝と平賀源内―/士と庶の間―川崎平右衛門―/ 江戸の武芸―剣術と砲術―

第五章 士 一新 ―時代はかけめぐる―
幕末の外交使節団―使節一行と野々村一之進/幕末の軍事―講武所と軍制改革―/幕末の三舟―勝海舟・高橋泥舟・山岡鉄舟―/大政奉還―武都の変容―

エピローグ ―サムライ、新たな生き様―
サムライ観の受容と変容―和装と洋装―/一新とサムライ―川村帰元・清雄と井上廉―

生誕120年! 兵庫県・姫路で川端康成の 大規模展覧会が開催

ロダン『女の手』を見る川端康成撮影:林忠彦

川端の“美術”と“文学”それぞれの側面にフォーカス

今年は日本人初のノーベル文学賞受賞作家・川端康成の生誕120年の年。
それを記念して、兵庫県にある姫路市立美術館と姫路文学館で
〈生誕120年 文豪川端康成と美のコレクション展〉が開催されています。

さまざまな美術品を収集していたことでも知られる川端康成。

国宝 池大雅《十便図》より「釣便」1771年公益財団法人川端康成記念会蔵

国宝 池大雅「十便図」より『釣便』 1771年 公益財団法人川端康成記念会蔵

岸田劉生「童女像」 1923年東山家蔵

岸田劉生『童女像』 1923年 東山家蔵

国宝に指定される浦上玉堂の《凍雲篩雪図》から、
池大雅・与謝蕪村の《十便十宜図》、土偶や仏像などの古美術、
東山魁夷・古賀春江・草間彌生といった近現代日本美術、
ロダン・ピカソといった西洋美術に至るまで、そのジャンルは幅広いものです。

東山魁夷『古都』(光悦垣直筆装) 1973年公益財団法人川端康成記念会蔵

東山魁夷『古都』(光悦垣直筆装) 1973年 公益財団法人川端康成記念会蔵

ノーベル文学賞メダル1968年公益財団法人川端康成記念会蔵

ノーベル文学賞メダル1968年 公益財団法人川端康成記念会蔵

良寛《恁麼》江戸時代 公益財団法人川端康成記念会蔵

良寛『恁麼』 江戸時代 公益財団法人川端康成記念会蔵

夏目漱石《五言絶句》 1914年公益財団法人川端康成記念会蔵

夏目漱石『五言絶句』 1914年 公益財団法人川端康成記念会蔵

新潟県・佐渡で秋キャンプ! 〈スノーピーク〉による 〈LOCAL WEAR TOURISM in SADO〉

焚き火や稲刈り、バーベキューなど。1泊2日で佐渡を味わい尽くす 

〈スノーピーク〉による日本各地の
自然を味わうローカルツアー〈LOCAL WEAR TOURISM〉。

春に続き、第2弾の開催が9月28日(土)、29日(日)に決定しました。
舞台は第1弾と同じく、新潟県佐渡島。
今回は春に植えた稲の収穫を行います。以下、ツアー詳細です。

●1日目

14:00 両津港集合(受付終了後専用車にて加茂湖畔舟屋へ)

14:30 ウェルカムドリンク・開会式(歩いて椎崎諏訪神社へ)

15:30 テント設営体験

設営終了後 フリータイム 温泉等(※日帰り入浴温泉「朱鷺の舞湯」/ 椎崎諏訪神社から徒歩1分 入浴料500円別途)

17:30 夕食(佐渡の味覚満喫BBQ)

19:00 焚火ラウンジ(焚火を囲んでゆったり過ごす)

20:00 佐渡伝統芸能鑑賞

22:00 テントにて就寝・消灯

●2日目

7:00 朝食 加茂湖・大佐渡山脈を眺めながらホットサンド作り

9:00 椎崎諏訪神社から専用車にて岩首 昇竜棚田へ移動

10:00 稲刈り体験(昼食は棚田で収穫された新米と味噌汁、漬物などをご用意)

14:30 専用車にて両津港へ移動

14:45 両津港にて解散

食事:3食(1日目:夕食、2日目:朝食・昼食)
体験:岩首昇竜棚田で稲刈り体験
宿泊:テント(スノーピーク製アメニティドームがべース。1組1張り。人数によりテントのサイズを変更)

稲刈り風景

普段なかなか体験できない稲刈りをここで体験。

新米の炊きたてを竹筒によそう

刈ったばかりの新米の炊きたてをいただきます。

伝統芸能を鑑賞

涼やかな秋の夜長に佐渡の伝統芸能を鑑賞。

1泊2日で佐渡文化の象徴である、 能舞台の傍らにテントを建てて宿泊。
そこで日本初の世界農業遺産となった佐渡食材でバーベキューしたり、
満天の星の下で焚火を楽しみます。

2日目はこの島でしか見られないトキを探しながら、
海を見渡す絶景の棚田で稲刈りを体験。
刈ったばかりのお米もお昼に早速いただきます。

秋空の気持ちのよい空気の中で、佐渡の豊かな自然を
めいっぱい満喫できるツアーになりそうですね。
現在、こちらのページにて申し込み受付中。
ちょうど予定が空いているという方、奮ってご参加ください!

information

map

LOCAL WEAR TOURISM in SADO

開催日時:2019年9月28日(土)、29日(日)1泊2日

募集定員:10組様(先着順)

募集期間:2019年8月9日(金)正午より受付開始(先着順)

旅行代金:大人1名(13歳以上)24,800円(税込)、子供1名(7〜12歳)16,800円(税込)※未就学児無料 ※佐渡両津港までの移動手段は各自手配

申込方法:WEBサイトにて申込受付

主催・実施:株式会社スノーピーク、一般社団法人 佐渡観光交流機構

特設サイト:https://www.snowpeak.co.jp/sp/localwear/

ツアー詳細・申込:https://www.snowpeak.co.jp/experience/localtourism/wear_sado_2nd/

9月27日から2か月間開催! 〈岡山芸術交流2019〉 3年ぶりの開催をお見逃しなく!

Pierre HuygheAfter ALife Ahead, 2017Courtesy of the artist; Marian Goodman Gallery, New York; Esther Schipper, Berlin; Hauser & Wirth, Londres, Galerie Chantal Crousel, Paris Photo: Ola Rindal

3年ぶりに開催。17組のアーティスト作品が岡山のまちに

9月27日(金)から11月24日(日)までの2か月間、
〈岡山芸術交流2019〉が開催されます。

岡山市で3年ごとに開催される国際現代美術展〈岡山芸術交流〉。

今年はアーティスティックディレクターにピエール・ユイグを起用し、
岡山城・岡山後楽園周辺エリアのさまざまな歴史文化施設が
アートスポットに様変わりします。

〈COFFEE & SHARESPACE tigris〉 北海道・羊蹄山の麓に町民待望の コーヒースタンドがオープン!

まちの真ん中に、新しい“なにか”が生まれる場所を

2019年5月、北海道虻田郡の喜茂別町(きもべつちょう)に、
〈コーヒーアンドシェアスペース チグリス〉がオープンしました。

国道230号と国道276号が交差するところにある、喜茂別町。
札幌や新千歳空港からニセコや
洞爺湖方面にいく際は、必ず通るまちです。
ところが以前は、まちの中心に喫茶店がなかったのだそう。
そこへ、町民待望のコーヒースタンドがオープン。
早くも人々が集い始めています。

羊蹄山の麓にある喜茂別町(きもべつちょう)。まちの名はアイヌ語「山にある川」を意味する「キム・オ・ペッ」に由来する。その名の通り、まちの8割近くを森林が占め、その森林を源にした多くの清流が流れる。

羊蹄山の麓にある喜茂別町(きもべつちょう)。まちの名はアイヌ語「山にある川」を意味する「キム・オ・ペッ」に由来する。その名の通り、まちの8割近くを森林が占め、その森林を源にした多くの清流が流れる。

店主は、デザイナーの加藤朝彦(ともひこ)さん。
時々店を手伝っているのは、奥さまであり、ライターの仲野聡子さん。

札幌に生まれ育った加藤さんは、上京し東京に暮らしていましたが、
いつかは北海道に帰り「気軽に立ち寄れるコミュニティを
つくりたい」と思っていたところ、帰省中に訪れた喜茂別町にある
〈ソーケシュ製パン×トモエコーヒー〉から見た羊蹄山(ようていざん)に感動し
「毎日この景色を見られるところに住みたい」と、移住を決意。
地域おこし協力隊として喜茂別町に移り住み、
拠点をつくりたいと模索していくなか、
「コーヒーを片手に、そこで知り合った人やものを楽しめる
場所にすればいいのではないか?」と思いたち、チグリスをオープンさせました。

だからこの店には、ゆっくり過ごすための工夫やおいしいもの、
人と人をつなぐきっかけがたくさん。

店内の様子

一押しメニューは、やっぱりコーヒー。
オリジナルブレンドやシングルオリジン、
喜茂別にある〈タカラ牧場〉のミルクを使ったカフェオレを、
〈のそら工房〉や〈HASU〉の焼き菓子などと一緒に楽しめます。

ロゴは仲野さんの同級生のデザイナー/アーティストの大西真平さんが描いてくれたもの。「チグリスの“リス”に引っ掛けてエゾリスモチーフでお願いしたところ、キュートなロゴを作ってくれました。今やファンも多いです」(仲野さん)

ロゴは仲野さんの同級生のデザイナー/アーティストの大西真平さんが描いてくれたもの。「チグリスの“リス”に引っ掛けてエゾリスモチーフでお願いしたところ、キュートなロゴを作ってくれました。今やファンも多いです」(仲野さん)

長野県の白馬に工房を構える〈のそら工房〉の焼き菓子。元々は町内のソーケシュ製パンで、パンを焼いた後の釜の余熱を使って焼き菓子を焼いていたそう。ドーナツは町内にある〈藤田菓子舗〉が製造している定番商品。

長野県の白馬に工房を構える〈のそら工房〉の焼き菓子。元々は町内のソーケシュ製パンで、パンを焼いた後の釜の余熱を使って焼き菓子を焼いていたそう。ドーナツは町内にある〈藤田菓子舗〉が製造している定番商品。

最近では、喜茂別で活動している〈HASU〉の焼き菓子も提供を開始。
にんじんマフィンやごぼうショコラ、生姜ビスコッティなど、
野菜を使った体に優しいお菓子が並びます。

HASU

金〜日曜日は、今年から地域おこし協力隊に着任した
元フレンチシェフがランチを提供。

週替わりのランチ。メインのほかにパン、サラダ、ドリンクつき。

週替わりのランチ。メインのほかにパン、サラダ、ドリンクつき。

カウンターテーブルにはコンセントがあり、Wi-Fiも利用可。
デスクワークをする方も快適に作業できます。
また、イベントやワークショップを行うスペースとしてチグリスを利用することもできるそう。

「チグリスは、“人・もの・情報が集まり、
新しいなにかが生まれる場所”をコンセプトにしています。
“チグリスに行けばなにかおもしろいことがあるかも”と
気軽に立ち寄ってもらい、コミュニケーションの
ハブになれたらと思っています」と、加藤さん。

既に英語レッスンやオーダーメイドの帽子受注会、
町内の団体が会合を行うスペースとして活用されています。

〈TOKYO 2021〉 2021年以降の東京はどうなってる? アーティスト、建築家らが 未来を問うアートイベントを開催

藤元明『2021 #TOKYO 2021』(c)TOKYO 2021

東京の過去を検証し、未来を発見するために

2019年夏、東京・京橋にて〈TOKYO 2021〉が開幕しました。
これはクリエイターたちが東京の過去を新しい視点で検証し、
未来の発見をしていくアートイベント。
「建築」と「現代美術」、ふたつの展示を通じ
「2021年以降を考える」ことと向き合っていきます。
建築展は既に開催され、8月24日に盛況のうちに終了。
9月14日より美術展「un/real engine —— 慰霊のエンジニアリング」が始まります。

〈TOKYO 2021〉のメンバー

〈TOKYO 2021〉のメンバー。上左から中山英之/永山祐子/藤村龍至 photo: Kenshu Shintsubo/下左から藤元明/黒瀬陽平/西澤徹夫

総合ディレクションは、アーティストの藤元明さん。
企画アドバイザーに建築家の永山祐子さん。
建築展 課題「島京2021」のディレクションは
建築家の中山英之さん、課題制作は藤村龍至さんが手がけました。
美術展のキュレーションはアーティストの黒瀬陽平さんが手がけます。

出品作家は、会田誠さん、高山明さん、中谷芙二子さんなどなど。

左:高山明  Photo : Yasuyuki Emori/右:会田誠 Courtesy Mizuma Art Gallery

左:高山明 Photo : Yasuyuki Emori/右:会田誠 Courtesy Mizuma Art Gallery

左:中谷芙二子/右:大山顕

左:中谷芙二子/右:大山顕

TOKYO 2021の発端は、総合ディレクターの藤元さんが
2016年より開始したアートプロジェクト〈2021〉にあるそう。
今回のイベントは2021のコンセプトを共有された〈戸田建設〉が
TOKYO 2021の主催者として開催を決定しました。

藤元明『2021 #New National Studium Japan』(2016/ 東京)

藤元明『2021 #New National Studium Japan』(2016/ 東京) 撮影:宮川貴光 新国立競技場建設予定地の前に2、0、2、1という数字をかたどった木製オブジェを設置することから始まった現在進行中のアートプロジェクト。

展示会場は、間もなく解体される戸田建設本社ビル。
(解体後は、芸術文化施設を備えた新社屋を建設予定)

藤元さんは、本展の開催によせて次のように語っています。

「現在、1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博同様、
国家的大祭を機に、都市を書き換えるほどの、
数え切れない開発が進行しています。
開発とは、文化や地域性、未来像など、これまでの価値観と、
これからの価値観に向き合わざるを得ません。
私は、そのような時にこそアートは機能すると考えます。
ここでいうアートとは、美術館やギャラリー、
アートフェアや芸術祭とは違う文脈の
“開発とアート”という社会性を有した枠組みです」

三上晴子『Bad Art For Bad People』(1986)

三上晴子『Bad Art For Bad People』(1986) (c) Seiko Mikami Photo: Ichiro MishimaCourtesy of Seiko Mikami Archive, Tama Art University