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〈飛驒産業〉創業100周年記念で、
隈研吾氏とコラボした美しい椅子
〈クマヒダ KUMAHIDA〉は
絶対にゲットしたい!

特集・木のある暮らし × コロカルニュース

posted:2019.10.21  from:岐阜県高山市  genre:買い物・お取り寄せ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Kanae Yamada

山田佳苗

やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。

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写真:Masayuki Hayashi

木の魅力を最大限に活かしたアームチェアとテーブル

キツツキのマークで有名な岐阜県高山市にある飛騨産業。
古くから飛騨地方に伝わる伝統工芸・曲木家具の技術を受け継ぎ、
確固たる木工家具ブランドとして名を轟かせている老舗メーカーです。

そんな飛驒産業が、来たる2020年8月に創業100周年を迎えます。

その記念プロジェクトの第一弾として、
建築家・隈研吾氏とのコラボレーションモデル
〈クマヒダ KUMAHIDA〉が発表されました。

このプロジェクトは、隈研吾氏の緻密に計算された美しい設計と
飛驒産業の高い技術が融合し、木工家具のポテンシャルを最大限に引き出した
アームチェアとテーブルを展開。材種はウォルナットとホワイトオークから、
アームチェアは板座・張座の仕様も選ぶことができます。

アームチェアは、前脚から肘、背まで1本でつなぐ、
ねじれたリボン状の構造となっているのが特徴。

飛驒産業の高度な曲げ木・切削技術を活用した滑らかな曲面、
断面形状の紡錘形(レモン型)による
“柔らかさ”と“軽やかさ”が共存したスタイリッシュな佇まいです。

横や後ろから見ると、隈研吾氏が手がけた建築物を彷彿とさせる
美しい曲線が印象的ですが、座面は三次元の複雑な切削加工が施され、
椅子としての座り心地を追求した作りになっています。

先着100脚には、限定シリアルナンバー入りのプレートが付き。
材種・板座・張座問わず、支払い確認が取れ次第ナンバーが確定するそう。
せっかく購入するなら、シリアルナンバー入りのものが欲しい!

一方のテーブルは、チェアと同様、紡錘形の断面形状を採用し
脚部を斜めにした、躍動感を感じるデザイン。

天板の側面部分を斜め下に大きく削ぐことにより、
隈建築のようなシャープなフォルムで“軽やか”な印象に。

新たに開発された中空構造の軽量無垢天板を使用しており、
通常の無垢天板に比べ、その重さは半分ほど。
反りにくい上、木材使用量を削減できるので環境にもやさしいそうです。

アームチェア、テーブルともに、使い勝手が良さそうなうえ、
どんな空間にも馴染んでくれそうなシンプルで洗練されたデザイン。
末長く生活を共にすることができそうですね。

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空間や建築のタイプ・役割を超えた価値を発信できる家具

今回のプロジェクトについて隈研吾氏は
以下のように話しています。

「今、世界中が『木』に向かっている時代で、それも単に使えば
良い訳ではなく、『潜在力をどう引き出すか』というように、
本格的に向き合わなければならない時代が来たと感じています。
今回ダイニングチェアとテーブルを開発し、食事をするときに、
これ程ものが美味しそうに見える椅子やテーブルは無いと思っています。
例えば『おもてなし』が重要な空間であるホテルに置いたとしても、
この家具があるだけでそのおもてなしの精神を伝えることができるでしょうし、
一般的に『冷たい』と思われがちなオフィスに置いたとしても、
その既成概念を完全に覆すことができる。
そんな『空間や建築の、タイプ・役割を超えた価値』を発信できる
想像以上に綺麗な家具ができて、とても満足しています。
今回のコラボレーションを通じて、飛驒産業様の技術や蓄積さ
れてきた経験を知り、『日本の宝』のように感じました。
今後もそうした宝を世界に向けてどんどん発信していっていただきたいし、
私もできる限り応援したいと考えています」(隈研吾氏)

購入は、現在飛驒産業直営店 HIDA 東京ミッドタウン店および
飛驒産業ショールーム「飛驒の家具館 高山」限定で先行展示・予約受付中。
すべて受注生産となっており、2020年2月1日より順次発送されるそうです。

飛驒産業と隈研吾氏。両者が木の潜在性に向き合い、
それぞれの技術を最大限に解き放った一級品の家具たち。

写真からはもちろん、実際に生のプロダクトを見ることで
その魅力を大いに実感できそうです。
一生もののダイニングテーブルや椅子をお探しの方は、
ぜひ会場に足を運んでみてください。

また、飛驒産業記念プロジェクトですが、今後は
プロダクト開発だけでなく、さまざまな角度から展開されるようです。
詳細はこちらのサイトにて随時アップされるそうなので、
気になる方はお見逃しなく。

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