〈Umekoji Potel KYOTO〉
銭湯、カフェ、横丁……
京都の遊び場的ホテルが誕生

アミューズメント的な要素がたくさん

ホテルのオープンラッシュが止まらない京都ですが、
また、魅力的なホテルが2020年10月14日(水)に誕生します。
名前は〈Umekoji Potel KYOTO〉。

HotelではなくPotel。
物質や文化の出入り口を語源とする「Port(港)」と「Hotel」の造語です。

地域に根ざしながらも、
国内外の人々の交流の玄関口となることを目指すとともに、
「ホテル」に「 ゜」をつけることで、
さまざまな「ご円(縁)」をつなぐ場所になるように、
という想いが込められています。

そんな〈Umekoji Potel KYOTO〉が建てられた場所は、
春になると色とりどりの梅が咲き乱れる梅小路公園のすぐそば。

ここに、地上5階建てのホテル本棟と地上2階建ての別棟で構成された同館は、
横丁があったり、本やレコード、ボードゲームなど、
さまざまな業界の京都人のキュレーターのエッセンスを散りばめた、
アミューズメント的な施設となっています。

福井の伝統工芸の現在を知る
体験型マーケット〈Re:RENEW2020〉。
今年はオンラインコンテンツが充実

ものづくりのまち・福井の魅力に迫る

優れたものづくりの技術が今も色濃く受け継がれ、
国内屈指の伝統工芸の産地と言われる福井県鯖江市・越前市・越前町。

ここを舞台に、2015年より開催されている
持続可能な地域づくりを目指した体験型マーケット〈RENEW〉が、
今年も10月9日(金)〜11日(日)に行われます。

普段は出入りできないものづくり工房を見学できたり、
ワークショップや展示といったさまざまな催しを通して、
福井のものづくりの魅力に触れることができる同イベント。

今年は新型コロナの影響もあり、イベント名を〈Re:RENEW2020〉、
コンセプトを「共につくろう、変わりつづけるものづくりのまちを」とし、
上記の催しに加え、オンラインコンテンツなどを充実させ、開催されます。

200年以上も続く越前漆器の老舗〈漆琳堂〉、
一枚漉き耳付き和紙の名刺を専門に手掛ける〈信洋舎製紙所〉、
700年の歴史を持つ「越前打刃物」を製造・販売する〈タケフナイフビレッジ〉、
錚々たるメガネメーカーをも信頼をおくという〈谷口眼鏡〉など、
約76もの工房や団体の参加が決まっています。
どこも匠の技が光る、趣向を凝らした製品を手がけるところばかり。
一つの工房に足を運ぶだけでも、多くの学びがありそうです。

〈THIS SOUNDS GOOD?展
#渋谷x都市 #青森x農林水産業〉
渋谷と青森の“音”にフォーカス

2都市のノイズがオルタナティヴ音楽とビジュアルに

渋谷と青森。
行き交う人波や漂う空気、土地勘などがまったく異なる両都市の
“環境音・生活音”に着目した、オルタナティブな企画展が行われます。
その名も〈THIS SOUNDS GOOD?展 #渋谷x都市 #青森x農林水産業〉。
渋谷のCAELUM GALERIAにて、10月22日(木)から10月28日(水)まで。

企業や団体を“象徴する音”を“音の資産”とし、
アーティストとさまざまなコラボレーションをすることで、
新たな価値を生み出してきた〈SOUNDS GOOD®〉。

展示予定の作品。

展示予定の作品。

同プロジェクトの新たな取り組みとなる〈THIS SOUNDS GOOD?〉は、
ある地域に流れるノイズから、アーティストの視点で“音の資産”を見出し、
作品へと昇華することで、その空間・場所の魅力を伝え、
新たなカルチャーを生み出すことが狙いとなっています。

第一弾となる同展は、青森県庁を交え、
渋谷と青森のコントラストが興味深い、実験的な内容に。

今治の老舗〈藤高タオル〉と
新鋭グラフィックデザイナー
西川©友美によるポップアップが開催

ポップでモダンなデザインが話題に

タオルの名産地・今治で創業100年を迎える老舗メーカー〈藤高タオル〉。
国内生産売上ナンバー1を誇り、現在も製品開発を重ね、
素材からデザインまで、モダンに進化を続けている同社。

西川©友美1987年青森県八戸市生まれ。2009年日本女子体育大学健康スポーツ学科中退。'11年バンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学 科卒業。同年8月デザイン事務所10inc.入社。“18年第19回グラフィッ ク「1_WALL」グランプリ受賞。20年 JAGDA新人賞受賞。

西川©友美
1987年青森県八戸市生まれ。2009年日本女子体育大学健康スポーツ学科中退。2011年バンタンデザイン研究所グラフィックデザイン学科卒業。同年8月デザイン事務所10inc.入社。2018年第19回グラフィック「1_WALL」グランプリ受賞。2020年 JAGDA新人賞受賞。

そんな〈藤高タオル〉より、
日本グラフィックデザイナー協会による2020年の〈JAGDA 新人賞〉に輝いた
グラフィックデザイナー西川©友美さんとのコラボレーション商品が誕生。
西川さんの愛称「ちょも」を冠した〈ちょも祭〉と題し、
〈藤高タオル〉の直営店〈藤高タオル 銀座〉とオンラインストアで、
2020年10月15日(木)まで開催しています。

『渋谷の方位磁針|ハチの宇宙』
忠犬ハチ公像をモチーフにした
鈴木康広さんのパブリックアート

〈MIYASHITA PARK〉に新たなランドマークが誕生

2020年夏、渋谷の宮下公園が、公園・商業・ホテルが一体になった複合施設
〈MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)〉として生まれ変わりました。

その屋上にあるのは、新しくなった宮下公園。
そこに、アーティストの鈴木康広さんによるパブリックアート
『渋谷の方位磁針|ハチの宇宙』が設置されました。

鈴木康広『渋谷の方位磁針|ハチの宇宙』Keiko Chiba @ Nacasa & Partners

鈴木康広『渋谷の方位磁針|ハチの宇宙』Keiko Chiba @ Nacasa & Partners

瀬戸内国際芸術祭や箱根 彫刻の森美術館など、
国内外で作品を発表してきた鈴木さん。
剣玉の玉をリンゴに見立てた『りんごのけん玉』、
船が航走する洋上をファスナーに見立てた『ファスナーの船』など、
いつもの風景を不思議な光景に変えてしまうような
作品を手がけるアーティストです。

今回の作品には、どんな思いが込められているのでしょうか?
公式サイトには、次のような言葉が寄せられています。

鈴木康広さん

鈴木康広さん

「空が見渡せるミヤシタパークに、渋谷区の方位を
身体で感じられるベンチをデザインしました。
そこにいち早くやってきたのは忠犬ハチ公像。
星になった上野教授を見上げています。
今やハチは世界中の人々に語り継がれる果てしない“宇宙”のような存在。
動物と人間との間に芽生えた他者への想像力が、
国境を越えて人々の心に何かを呼びかけているのではないでしょうか。
明治通りに沿って南北に広がるミヤシタパークは、
道行く人たちにさりげなく方角を知らせるコンパスの“針”のような場所。
近所から地球まで、さまざまな場所から
やってきた人たちとの出会いによって、
ミヤシタパークが未来に向かう
“渋谷の方位磁針”となることを願っています」

空の上の教授を見上げているなんてかわいらしいですね。
こんなベンチに座っていたら、つい長々とおしゃべりしたり、
空を眺めたりしたくなってしまいそうです。

この作品は、パブリックアートの普及を推進する〈DESIGNART〉(株式会社デザイナート)が、
一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインと協業し、
プロデュースを手掛けたものです。

東京の街とオンラインで〈DESIGNART TOKTO 2020〉開催

〈STUDIO PEPE(ストゥディオ・ペペ)〉

〈STUDIO PEPE(ストゥディオ・ペペ)〉

2020年10月23日(金) 〜11月3日(火・祝)は、
DESIGNARTが主催するデザイン&アートフェスティバル
〈DESIGNART TOKTO 2020〉が開催されます。

2020年のテーマは“Power to the Creatives”。
会場は、東京のまち全体。
表参道や渋谷をはじめとするまちの商業施設、
ギャラリー、貸しスペースを舞台に、
デザインとアートを横断するもの・ことが提示されます。
また、新型コロナウイルスの影響を考慮し、
オンラインプログラムも行われます。

見どころのひとつは、港区南青山にある〈ジャスマック青山〉で開催される
合同展示会〈REBOOT(リブート)〉。

〈denis guidone x ARITA(デニス・グイドーネ x アリタ)〉(左)と〈YOY(ヨイ)〉(右)

〈denis guidone x ARITA(デニス・グイドーネ x アリタ)〉(左)と〈YOY(ヨイ)〉(右)

今年は世界最大の家具見本市〈ミラノ・サローネ(ミラノデザインウィーク)〉が
中止となってしまいました。

本展では「REBOOT(再起動)」をテーマに、
発表する機会を失ってしまった企業やクリエイターに発表の機会を創出。
日本では初紹介となる〈ストゥディオ・ペペ〉や
〈デニス・グイドーネ x アリタ〉、
〈YOY(ヨイ)〉などの作品が見られます。

トップイメージ:Keiko Chiba @ Nacasa & Partners

〈Waraji Sandals〉
神戸発の疲れ知らずな
健康サンダル

わらじを現代的にリデザイン

履いて歩くと身体を正しく整えてくれる。
そんな画期的なサンダルが、この秋発売となりました。
名前は〈Waraji Sandals〉。

見た目の通り、わらじをモチーフにしています。
もともとわらじは5本の足指を使って歩くため、
筋力・神経伝達トレーニングや脳の活性化にも繋がる、
日本の歩行文化の代表的な履き物。

そんなわらじの持ち味に、
新素材や職人の技を合わせたのがこのサンダルです。

ビーチサンダルの次の一手に

手がけたのは神戸・長田で70年以上の歴史を持つ、
国産シューズのアウトソール・インソールの素材メーカー〈株式会社富士高圧〉。

長田はゴム(ラバー)靴の一大産地で日本最大の履物産業地域、
そしてあのビーチサンダルが生まれた地。
〈富士高圧〉はその歴史に新たな1ページを刻むべく、
〈Waraji Sandals〉を開発しました。

群馬県北軽井沢〈TAKIVIVA〉
本音で語り合うための
大人の合宿場がオープン!

焚き火から本質的なコミュニケーションを

「焚き火」をテーマにした合宿施設〈TAKIVIVA(タキビバ)〉が、
この秋、群馬県北軽井沢にオープンしました。

ここは、企業をはじめとした集団が、
コミュニケーションを深め、プロジェクトを遂行するための、
火に集う場(宿泊型ミーティング施設)です。

焚き火に薪をくべている様子

さまざまな火を据えたオープンエアな空間で話し合いができ、
合宿当日はもちろん、合宿の前後を含めたプロセス設計から、
アドバイスやサポートが組み込まれ、
有意義な時間が過ごせるようになっています。

滋賀〈彦根仏壇〉の匠の技が光る
ガラス骨壷位牌〈しずく〉

漆が浮遊する目にも美しいプロダクト

この色鮮やかなクリスタルガラスの箱。
一体なんだと思いますか?
なんとこちら、実は「骨壺」であり「位牌」。
滋賀の〈彦根仏壇 柒+(nanaplus)〉と
大阪市の〈乾陽亮設計事務所〉が手掛けた、
ガラス骨壷位牌〈しずく〉なんです。

透明度と屈折率が高く、重量感のあるクリスタルガラスに、
目にも鮮やかな創業100年を超える彦根の漆塗り師による漆塗り。
伝統ある高級仏壇と同じように、
ひとつひとつ丁寧に手で塗り上げ、
室(むろ)でゆっくりと乾かして仕上げられました。

モダンで洗練されたこの骨壷で、遺骨や思い出の品を優しく包みます。
そのまま単独で位牌としてもお祀りも可能。

〈FIL〉から熊本県・阿蘇の風物詩
“野焼き”にインスパイアされた
家具シリーズ 〈SUMI LIMITED〉が誕生!

熊本県阿蘇郡南小国町を拠点にする〈株式会社Foreque〉が
企画・運営するインテリア・ライフスタイルブランド〈FIL〉。
その家具ライン「MASSシリーズ」に、
今年新たに〈SUMI LIMITED〉が誕生しました。

SUMI LIMITEDは、阿蘇の風物詩 “野焼き”によって生まれる
「黒墨色」の景観にインスパイアされた炭化した杉材と、スチールフレームによる
異素材のコントラストをテーマにしたコレクションです。

野焼きは草花の芽立ちを助け、春を待つ小さな生命が眠りから目覚める役割を担う。

野焼きは草花の芽立ちを助け、春を待つ小さな生命が眠りから目覚める役割を担っています。

「千年の草原」。阿蘇で暮らす人々は、野焼きによって千年以上も畜産や農業、自然と共生しこの美しい草原を保ってきた。

「千年の草原」。阿蘇で暮らす人々は、野焼きによって千年以上も畜産や農業、自然と共生しこの美しい草原を保ってきました。

FILが拠点を置く南小国でも、毎年野焼きが行われ
スタッフの方も参加されているのだそう。
阿蘇の野焼きは雄大な自然を維持するために
千年に渡って続く独自の文化であり、
その慣習から生まれた人々の深いつながりや
自然の営みと人々の生業が共にあることで、
命豊かな景観が維持されているといいます。

山梨〈るうふ〉
古民家一棟貸しの
“時を超える宿”

築100年の古き良き古民家に泊まる

この秋、山梨の自然豊かな地に、
3軒の築100年を迎えた伝統的な古民家一棟貸しの宿
〈るうふ澤之家〉〈るうふ 書之家〉〈るうふ 丘之家〉がオープンしました。

一棟貸しなので1日1組限定。

「時を超える宿」をコンセプトに、
コロナ禍に対応する宿泊施設として、地域を観光するのではなく、
宿内で完結したアクティビティが楽しめるようになっています。

映画『建築と時間と妹島和世』
大阪芸術大学 アートサイエンス学科の
「丘の上の校舎」ができるまで

監督・撮影はホンマタカシさんが担当

アートとサイエンスとテクノロジーを柔軟に連携させ、
これまでになかった研究と教育を行う大阪芸術大学アートサイエンス学科。
2018年11月に誕生したこの学科の新校舎は、
建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を日本人女性で初めて受賞した、
日本が誇る世界的建築家の妹島和世さんが手掛けました。

妹島和世(せじまかずよ) 建築家。1956年茨城県生まれ。1981年日本女子大学大学院家政学研究科を修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とともにSANAAを設立。2010年第12回ベネチアビエンナーレ国際建築展の総合ディレクターを務める。日本建築学会賞*、ベネチアビエンナ ーレ国際建築展金獅子賞*、プリツカー賞*、芸術文化勲章オフィシエ、紫綬褒章などを受賞。現在、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学大学院建築都市 スクール(Y-GSA)教授、日本女子大学客員教授、大阪芸術大学客員教授。*はSANAAとして。

妹島和世(せじまかずよ) 建築家。1956年茨城県生まれ。1981年日本女子大学大学院家政学研究科を修了。1987年妹島和世建築設計事務所設立。1995年西沢立衛とともにSANAAを設立。2010年第12回ベネチアビエンナーレ国際建築展の総合ディレクターを務める。日本建築学会賞*、ベネチアビエンナ ーレ国際建築展金獅子賞*、プリツカー賞*、芸術文化勲章オフィシエ、紫綬褒章などを受賞。現在、ミラノ工科大学教授、横浜国立大学大学院建築都市 スクール(Y-GSA)教授、日本女子大学客員教授、大阪芸術大学客員教授。*はSANAAとして。

10月3日(土)より渋谷のユーロスペースより順次全国で公開される
映画『建築と時間と妹島和世』は、
そんな新校舎が完成するまでを記録したドキュメンタリー。
監督・撮影はホンマタカシさんが担当しています。

「国立競技場の時も、競技するけど、それで閉じるんじゃなく、もうちょっと街に繋がっていく競技場がないかっていうのをやっていました。ここも高橋先生の立派なキャンパスがあって、でもそのキャンパスを見るとすごく、コンクリートの建物と、その間の庭や何かが色んな断面計画をされているので、その延長に、だんだん少しづつ繋がっていけるようになったらいいな、と思っていたんですけどね。形はぜんぜん違うけど。だからランドスケープ的なモノが出来たら良いなと思って。」(妹島さん)

「国立競技場の時も、競技するけど、それで閉じるんじゃなく、もうちょっとまちに繋がっていく競技場がないかっていうのをやっていました。ここも高橋先生の立派なキャンパスがあって、でもそのキャンパスを見るとすごく、コンクリートの建物と、その間の庭や何かが色んな断面計画をされているので、その延長に、だんだん少しづつつながっていけるようになったらいいな、と思っていたんですけどね。形はぜんぜん違うけど。だからランドスケープ的なモノができたら良いなと思って」(妹島さん)

〈KOTO-PORT〉
池袋〈IKE・SUNPARK〉に
グルメな屋外エリアが誕生!

ピクニックをするように楽しむ、新しい外食スタイル

2020年9月1日、東京・東池袋にある公園〈イケ・サンパーク〉に
小型店舗が集まる屋外エリア〈コト・ポート(KOTO-PORT)〉がオープンしました。
ここは、三密を避けてグルメを楽しめるスポット。

〈KOTO-PORT〉株式会社日比谷アメニス、メディアサーフコミュニケーションズ株式会社が運営。

〈KOTO-PORT〉株式会社日比谷アメニス、メディアサーフコミュニケーションズ株式会社が運営。

今夏開園したばかりのイケ・サンパークに、
〈HIGUMA Doughnuts x SOUR the park〉〈プラマーナ・スパイス〉
〈あわてらす〉〈カフェ バンブー〉の4店舗がオープンしました。

気になるポイントは、お酒が好きな方にうれしいメニューが揃っていること。
学芸大学で人気の〈HIGUMA Doughnuts〉は、
京都・河原町にあるフレッシュフルーツのサワー専門店、〈SOUR〉と共同出店。

〈HIGUMA Doughnuts x SOUR the park〉

〈HIGUMA Doughnuts x SOUR the park〉

北海道産の食材にこだわった手づくりドーナッツと、
全国の契約農家から仕入れたフルーツを使ったサワーを提供します。
フルーツそのものを豪快に使用したサワーは、
まるでフルーツを食べているかのような満足感なのだとか。

〈HIGUMA Doughnuts x SOUR the park〉北海道出身の〈HIGUMA Doughnuts〉オーナーが週末限定のハンバーガーやジンギスカンなどの食事メニューも準備中。

〈HIGUMA Doughnuts x SOUR the park〉北海道出身の〈HIGUMA Doughnuts〉オーナーが週末限定のハンバーガーやジンギスカンなどの食事メニューも準備中。

〈あわてらす〉は、東池袋の日本酒が楽しめる名店
〈稲水器あまてらす〉オーナー、古賀哲郎さんによる新業態。
「公園でもライトに楽しめる日本酒」をテーマにした
スパークリングと揚げ物のペアリングを楽しめます。

〈あわてらす〉

〈あわてらす〉

〈あわてらす〉今後は全国の蔵元生産者とのつながりを生かし、あわてらす限定の日本酒スパークリングも開発予定。

〈あわてらす〉今後は全国の蔵元生産者とのつながりを生かし、あわてらす限定の日本酒スパークリングも開発予定。

〈IWA〉
富山県立山町から
日本酒の新ブランドが誕生。
津田直さんとコラボレーション

津田直さんが富山で見出した“水の旅”とは

世界有数の深雪地であり、立山連峰を水源とする
清らかな水に恵まれた、富山県立山町白岩。
この地に、日本酒の新たなブランド〈IWA〉が誕生しました。

このお酒がこれまでになく新しい理由は、
フランスのシャンパーニュ地方の中心に生まれ、
28年にわたり〈ドン ペリニヨン〉を率いた
リシャール・ジョフロワさんが手がけていること。

リシャール・ジョフロワさん。

リシャール・ジョフロワさん。

最初のリリースとなる日本酒〈IWA 5〉は伝統的な技法で醸されながらも、
日本酒にとって画期的な手法であるブレンド技術を用いて完成したといいます。

同ブランドでは様々なクリエイターとコラボレーションを行っており、
ボトルのプロダクトデザインはマーク・ニューソンさん、
ラベルのアートディレクションは中島英樹さん、
題字は書道家の木下真理子さん、
酒蔵の設計は建築家の隈研吾さんが手がけています。

「IWA 5」Photo:JONAS MARGUET

〈IWA 5〉Photo:JONAS MARGUET

今回ご紹介するのは、写真家・津田直さんとのプロジェクト。
2019年冬から2020年秋まで、およそ1年かけて
IWAが生まれた舞台を撮影するもので、
公式サイトにて、順次シリーズを公開していきます。

津田さんは、IWAのコラボレーターのひとり、
〈桝田酒造店〉当主・桝田隆一郎さんを訪ねた際に、
あるテーマを見出したといいます。

「今回のお話を頂いてから富山にある桝田さんの酒蔵を訪れ、
日本酒がどのように生まれるか——米を磨き、
研ぎ、浸し、蒸し、麹を加えて発酵させ、搾り、
ようやく一滴のお酒が落ちるまでの過程を見せていただきました。
そのときに、なんと長い旅を経てお酒が生まれるんだ、という印象を受けたんですね。
また、立山町は山と海のつながりが見て取れる場所にあり、
3000メートル級の山から一気に山肌が下り、
水深1000メートルの富山湾の海へと入っていくんです。
山頂から海底迄は、4000メートルもの高低差があります」

靄がかった山中の風景

「その地形について調べていたときに、雪解け水が山から富山湾へそそぐ過程と
日本酒が生まれるまでの過程が僕の中で重なり、"水の旅"のようなものを想像し始めました。
そこでリシャールさんに、1年を通じて富山のランドスケープを撮影し、
水を巡る旅を追ってみてはどうですか、とご提案しました」

それからミーティングを重ね、パリで合流した際には
意気投合したという津田さんとリシャールさん。
かくして2019年冬より、撮影プロジェクトがスタートしました。

『猫村さん』作者の壁画がおしゃれ。
東京は下町の銭湯〈黄金湯〉が
リニューアルオープン!

レトロでモダンな東京下町の新名所

スカイツリーや隅田川を横目にたたずむ長閑な下町、東京都墨田区太平。
ここに先日、創業88年の銭湯〈黄金湯(こがねゆ)〉がリニューアルオープンしました。
場所は、複合型商業施設〈オリナス錦糸町〉の近く。

黄金湯は老朽化に伴い、昨年1月末より休業し、大規模な改装を実施。
クラウドファウンディングの目標金額の2倍、600万円もの資金を集め、
2020年8月に無事、リニューアルを果たすことになりました。

ところどころにあそびが効いたつくりに

オーナーである新保さんの「これまでにない銭湯にしたい!」という意向で、
全体のクリエイティブディレクションを〈HIROCOLEDGE〉のデザイナーで
アーティストの高橋理子(ひろこ)さんが、
内装設計をスキーマ建築計画代表の長坂常さんが担当。

さらに、風呂場の壁画は、
ドラマ化もされた『きょうの猫村さん』作者のほしよりこさんが手がけました。
銭湯壁画の定番と言えば「富士山」ということで、
特に男湯と女湯の間に描かれた富士山は見もの。
荘厳な富士山がやわらかなタッチで描かれていて癒されます。

昭和のレトロな味わいを残しつつ、
ところどころにモダンなエッセンスを感じさせるつくりとなっています。

気になる浴場はというと、
熱湯、中温湯、低温炭酸泉、水風呂と4つのバリエーションが。
水はすべて、お肌に優しい軟水を使用。

サウナも併設されており、
男湯には輻射熱でしっかりと汗がかける
〈麦飯石とヒバで作られたオートロウリュサウナ〉が。
そのあとは、水深90センチの冷たい水風呂と外気浴で整えて。

一方の女湯には、小さいながらも本格的に作られた
〈国産ヒノキのセルフロウリュサウナ〉が設備されています。

ビアバー

ビアバー。この法被も高橋理子さんデザイン。

また、エントランスのコミュニティスペースにはビアバーを併設。 
クラフトビールなど、こだわりのセレクトのドリンクを
お風呂上がりに楽しむことができます。

ここには、以前より開催していた〈レコード市〉を想定し、DJブースも設置予定。
コミュニティスペースとしても機能する銭湯になりそうですね。

「黄金湯」のロッカーキー

「次の世代に銭湯を繋いでいく」という使命感のもと、
より老若男女に愛される、モダンな銭湯になった黄金湯。
まちのシンボルとして、多くの人に愛されそうです。

『MIND TRAIL
奥大和 心のなかの美術館』
奈良県の世界遺産で開催される
“歩く”芸術祭

奈良県吉野町(会場風景)

プロデューサーはライゾマティクス・アーキテクチャーの斎藤氏

コロナ禍で多くの芸術祭が中止になっていますが、
そんな中でも開催されるユニークな芸術祭があるのをご存知ですか?
その名も『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館』。
会期は2020年10月3日(土)から11月15日(日)まで。

会場は世界遺産を含む奈良県の吉野町、天川村、曽爾村の3か所の町村。
この3つの地域をそれぞれ3〜5時間かけて歩きながら、
自然に囲まれたアート作品を鑑賞・体験します。

プロデューサーはライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一氏、
キュレーターは特定非営利活動法人インビジブルの林曉甫氏。

参加アーティストは、井口皓太、上野千蔵、
oblaat(覚和歌子、カニエ・ナハ、谷川俊太郎、永方佑樹、則武弥、松田朋春)、
菊池宏子+林敬庸、木村充伯、毛原大樹、齋藤精一、佐野文彦、力石咲、
中﨑透、ニシジマ・アツシ、細井美裕 他、
奈良在住の北浦和也、小松原智史、坂本和之、武田晋一、西岡潔、
飯田華那、逢香、タカ ホリイ、松田大児。

彼らがどのように自然と調和するアートを生み出すのか、期待に胸が膨らみますね。
ちなみに観賞にはかなりの時間を要するため、複数泊することをおすすめします。

京都は老舗工房の息づかいを見る。 写真展 『継ぐもの -In between crafts-』

写真家・町田益宏が収めた6つの老舗工房

京提灯、西陣織、漆精製……。
今なお職人による、日本古来の豊かな伝統工芸が息づくまち・京都。

現在京都伝統産業ミュージアムでは、そんな京都の伝統工芸を受け継ぐ
6つの工房を記録した写真展『継ぐもの -In between crafts-』が開催されています。

9月から開催される『KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭』の関連プログラムである本展。

町田 益宏群馬県生まれ。大学時代よりカメラに触れる。当時写真部の壁に掲げられた、「芸術は夜生まれる」という言葉を信じ、夜な夜な暗室に引きこもる。同時にオフロードバイクにて海外レースなどに参戦。写真の師である土井浩一郎氏に師事。独立後に京都に移住。最近は写真の刹那的で記録としての要素に強く惹かれる。

町田 益宏
群馬県生まれ。大学時代よりカメラに触れる。当時写真部の壁に掲げられた、「芸術は夜生まれる」という言葉を信じ、夜な夜な暗室に引きこもる。同時にオフロードバイクにて海外レースなどに参戦。写真の師である土井浩一郎氏に師事。独立後に京都に移住。最近は写真の刹那的で記録としての要素に強く惹かれる。

「これからも長く続くであろう時間の一点に立ち会い、そこにあるものをそのまま記録した」

そう話すのは、今回すべての工房の撮影を担当した、写真家の町田益宏氏。
町田氏は、以前より多くの工房を取材してきた写真家です。

展示やワークショップから、過去から未来へと続く叡智を知る

今回写真に収められたのは、約200年以上をも続く京提灯の老舗〈小嶋商店〉、
西陣織の伝統的な手法と志を受け継ぐ〈紫紘株式会社〉、
明治42年から京都で漆の精製・販売を行ってきた〈堤淺吉漆店〉、
祇園祭の鉦も制作する、鳴物神仏具店〈南條工房〉、
京都はもちろん、全国の神社・祭りの祭具を手掛ける〈牧神祭具店〉、
京都で唯一、和鏡制作を行う〈山本合金製作所〉。

いずれも京都を京都たらしめる、日本が誇る技術と哲学、美意識を持つ工房ばかり。
町田氏は、そんな工房の作業風景とその家族の姿を、刻々とカメラで捉えました。

100年後の南部町のために 廃棄される剪定枝で燻す。 〈COFFEE STAND & SMOKE NANBUDOKI〉

〈COFFEE STAND & SMOKE NANBUDOKI〉の根市大樹さん・雪奈さん夫婦

剪定枝をチップに利活用

岩手県と接する青森県南部に位置する南部町。
その三戸駅のすぐそばに〈COFFEE STAND & SMOKE NANBUDOKI〉はあります。

三戸駅そばにあるカフェ COFFEE STAND & SMOKE NANBUDOKI 店内風景

人口約1万6千人の小さなまちでカフェを営むのは、
「次の世代に誇れる故郷を残す」ことをミッションに、
南部町の資源を活用し、魅力発信を行う〈合同会社南部どき〉の
代表・根市大樹さんと奥様の雪奈さん。

店ではコーヒーと燻製のエッセンスが入った軽食や商品を販売しています。
食品を燻すチップは、南部町で育まれた果物の剪定枝を利活用したものです。

山に囲まれた南部町は、
朝晩の寒暖の差が激しく果物栽培に適した土地。
多くの果樹農家がありますが、高齢化もあり、
剪定枝の処理が問題になっていました。

看板商品のスモークナッツ。左からサクランボ・ブドウ・梅・リンゴの枝で燻したもの。香りは科目(サクランボ・梅・リンゴはバラ科、ブドウはブドウ科)や収穫時期で違いが出るんだそう。

看板商品のスモークナッツ。左からサクランボ・ブドウ・梅・リンゴの枝で燻したもの。香りは科目(サクランボ・梅・リンゴはバラ科、ブドウはブドウ科)や収穫時期で違いが出るんだそう。

果樹による香りの違いを尋ねると、
「秋冬に収穫するリンゴは実を成熟させるために栄養が枝に残らないため、
クセや香りが少ないんです。
夏に収穫する実の小さなサクランボは、
枝に樹液が豊富に含まれているので甘味が出ます。
ビールやワインにはリンゴやサクランボがおすすめ。
ブドウはタンニンの渋みがあり、
舌にピリッとくるのでウィスキーと合いますよ」と大樹さん。

サクランボの旬は7月。収穫後、実に栄養を送る役目を終えた枝からは樹液が滴るほど。

サクランボの旬は7月。収穫後、実に栄養を送る役目を終えた枝からは樹液が滴るほど。

ウッドチップではナッツのほか、
オイル、コーヒー、しめ鯖や鮭トバなども冷燻。
燻したマヨネーズとナッツをはさんだサンドウィッチや、
オイル・ナッツ・チーズ・ベーコンを燻して
トッピングしたピザなど軽食もテイクアウト可能です。

SMOKED COFFEEのドリップパック。かわいらしいイラストは雪奈さんが描いたもの。

SMOKED COFFEEのドリップパック。かわいらしいイラストは雪奈さんが描いたもの。

〈とらや パリ店〉40周年記念展
『京の伝統産業 × Paris × Wagashi』

京版画 森愛鐘

京都の若手職人の趣あふれる工芸作品が集結

今年40周年を迎える〈とらや パリ店〉。
これを記念し、〈虎屋 京都ギャラリー〉にて9月26日(土)より、
『京の伝統産業 × Paris × Wagashi』と題した企画展がスタートします。

本展は、京都の若手職人が「パリ」をテーマに制作した、
和菓子を楽しむためのさまざまな工芸作品を展示。
「贈答」「ディスプレイ」「和菓子でもてなす空間」と3つのコーナーを設け、
とらやの和菓子と工芸作品のコラボレーションを楽しめます。

参加作家は、京表具、京焼、京七宝など12ジャンル19人。
浮世絵美人が描かれた、フランスからの逆輸入品のような木版の羊羹パッケージや、
薔薇がモチーフのミニ風呂敷、
パリ店40周年記念に誕生したとらやの生菓子を魅せるディスプレイなど、
趣向を凝らした作品に心を奪われることでしょう。

南魚沼産コシヒカリの新ブランド
〈然然〉誕生に際し、
ポップアップイベントを開催

南魚沼産コシヒカリの魅力を伝えるお米ブランド

日本有数の米どころ、新潟県魚沼地方。
ここで特に美味しいと言われているのが
南魚沼産(旧南魚沼郡塩沢地区)のコシヒカリです。
この秋、そんな南魚沼産のお米の新ブランド〈然然(シカジカ)〉が誕生します。

〈然然〉

〈然然〉

トータルプロデュースは、新潟県南魚沼発、
農業の新しい価値の発見・発信を目指すクリエイティブ集団
〈Soil Works(ソイルワークス)〉。

ブランド名の「然然」は新潟県田上町方言で、
「かくかく。これこれ。うんぬん。しかじか」
と繰り返して言ったり、詳しく言ったりする、
必要のないときにその代わりに使う語です。

わざわざ語らなくとも、
「新潟県南魚沼産コシヒカリは最高峰のお米って知ってるよね?」
という誇りと自信から名付けられているそう。
〈然然〉は、そんな南魚沼のコシヒカリのすばらしさ、
背後にあるストーリーをも伝えるブランドになればという想いがきっかけで
生まれました。

〈佐賀10000円ショップ〉が好評! 名産品がお得に買える ECサイトがオープン

佐賀の魅力が10000円に凝縮!

今年の8月にオープンした佐賀のプレミアムなものがお得に手に入る
特設ECサイト〈佐賀10000円ショップ〉。

さが県産品流通デザイン公社が、県産品の消費喚起・拡大を目的に
「佐賀支え愛応援キャンペーン」の一環として展開するこのプロジェクトは、
県知事も「1万円以上の価値がある!」と太鼓判を押す
佐賀の名産品が勢揃いしています。

税込み・送料込みの1万円均一で、なかには通常価格より
20%以上もお得な商品やここでしか手に入らない限定商品などが
産地直送で各ご家庭に届けられます。

サイトオープンから約1か月、好評のラインナップに加え
9月に新たに追加された商品をご紹介します。

漁師直送の希少な有明海産天然うなぎなど、
ここでしか買えない商品が目白押し。
9月は9つのアイテムが新たに追加され、
佐賀ならではのラインナップがさらに充実しています。

とくに今回おすすめしたいのが〈タニタ食堂〉とのコラボ商品。
タニタ食堂監修による、県が誇る食材とレシピがセットになった魅惑の内容です。

〈BELPA FARM〉
美容と農業で地域とつながる、
美容師たちの野菜づくり

美と健康は農業から! 美容院からの新たな提案

長野県松本市から、ヘアサロン〈BELPA(ベルパ)〉の美容師さんたちが
畑で野菜づくりに挑戦しているというニュースが届きました。

発端は、「美容で人とつながる、楽しいことをし続けるヘアサロンでありたい。
長野の美容室ならではの面白い活動ができないか」と考えていた
代表の高橋亮太朗さんが「美容を追求する立場だからこそ、
自分たち自身も規則正しい生活や健康的な食事に努めていこう」
とスタッフに農業を提案したこと。

それからスタッフの実家の畑を借りられることになり、
2020年4月より、週に5〜6日は畑に出ているのだそう。

野菜を手に取るヘアサロン〈BELPA(ベルパ)〉代表の高橋さん

スタッフの皆さん。〈BELPA〉は松本市で50年余りヘアサロンを展開しているベルパームグループの本店。

スタッフの皆さん。〈BELPA〉は松本市で50年余りヘアサロンを展開しているベルパームグループの本店。

畑仕事は、農業のベテランである、スタッフの祖父が“厳しく”指導。
野菜ごとの土づくりから植え方、収穫時期など、
細かくアドバイスを受けたおかげで、
近所の農家さんからも「毎日しっかり管理してるから
立派な野菜ができてるね〜」と声をかけられるのだとか。

畑仕事中の風景

こちらが、収穫した野菜。とても立派でおいしそう!

収穫した野菜

この活動には、地域の方との交流を広げ、
まちにとってサロンがより身近な存在になれば、というねらいもあるといいます。

現在は、お客さんに野菜をプレゼントしたり、
コロナ禍のなか、飲食店のテイクアウト商品をデリバリーする事業を立ち上げた
信州大学の学生グループに野菜を進呈し、喜ばれているようです。

信州大学の学生に野菜を渡す高橋さん。学生グループに野菜を進呈したのは、野菜不足になりそうな一人暮らしの学生さんに喜ばれるのでは、という思いから。

信州大学の学生に野菜を渡す高橋さん。学生グループに野菜を進呈したのは、野菜不足になりそうな一人暮らしの学生さんに喜ばれるのでは、という思いから。

また、みんなで畑仕事をすることでチームワークが育まれ、
農業での学びが、仕事への意識向上にもつながるという効果も生まれているよう。

スタッフからは「朝の作業はつらいです」
「食べ物に感謝するという想いが高まりました」
「カエルが気持ちわるいです」
「お客さんに喜んでもらえて嬉しいです」
「野菜づくりも美容の仕事も土台が大切だと思いました」
——などの声があがっているようです。

都内30のセレクトショップに
日本各地の伝統工芸が登場。
〈JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK〉

今年で7回を迎える人気イベント

現在、東京都内の約30ものライフスタイルショップでは、
〈JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK〉と題し、
日本各地の伝統工芸に出合えるイベントが開催中。

今年で7回目を迎える同イベント。
それぞれのショップが、
独自の見立てで選んだ伝統工芸品とコラボレーションし、
その魅力を発信します。

メイン会場となる〈伝統工芸 青山スクエア〉では、
全店舗の商品がラインナップ。

会期中は、日本各地の工芸品が当たるプレゼント企画や、
各ショップでは産地のものづくり体験、
工芸品の使い方を紹介するワークショップも行われます。

ぜひこの機会に、
日本各地で花咲いた豊かな伝統工芸の魅力に触れてみてください。

民藝運動の影の立役者
富山の木工家で建築家・安川慶一の
仕事、美学、志

『卓』安川慶一

柳宗悦をも心を向けた氏の功績とは?

木工家・建築家の安川慶一。
日本民藝館常任理事、松本民芸家具の製作指導・相談役、
日本陶芸展審査員などを務め、民藝界に大きく貢献、
富山という地に、民藝運動の意識を根付かせた人物でもあります。

民藝運動の父、柳宗悦の集大成『美の法門』を書き上げた場所でもある、
富山県南砺市の城端別院善徳寺。
ここには空間そのものが民藝を体現する「研修道場」があり、
もともと詰所だった建物を安川氏が改修設計を担当。
シンプルで質朴な空間は、今も静謐な空気に満ちています。

現在、〈D&DEPARTMENT TOYAMA GALLERY〉では、
そんな氏をテーマにした企画展『安川慶一の仕事展』が開催。
多くの功績を残してきたにも関わらず、作家作品や記録資料などが乏しく、
今まであまり知られていなかった氏について、
この企画展では、三方向からクローズアップします。

伊万里市でしか食べられない!?
“くずきゅうり”でつくった つぶつぶ食感の
〈きゅうりアイス〉

きっかけは伊万里ならではのデザートつくり

夏野菜の代表格、みずみずしさ満点の「きゅうり」。
酢の物や糠漬けなど日本の家庭料理に欠かせない食材であるきゅうりは、
夏バテ解消に効果があるとされています。

佐賀県伊万里市にきゅうりを使った珍しいデザートがあると聞きつけました。
見た目にも涼しい、〈きゅうりアイス〉をご紹介します。

伊万里市で農業を営むフェルマ木須のみなさん。

伊万里市で農業を営む〈フェルマ木須〉のみなさん。

佐賀県伊万里市木須町にある〈株式会社 フェルマ木須〉は、
米・麦・豆・キビなどの農作物を、種まきから袋詰め、
加工販売まで一貫生産する農家さんです。
きゅうりアイスの販売元であるフェルマ木須(旬ちゃん工房)は、
木須さんご家族と従業員さんで営まれています。

100年は経っているという風情あるフェルマ木須の家屋。

100年は経っているという風情あるフェルマ木須の家屋。

伊万里焼の産地としてが有名な伊万里市ですが、
昭和後期に農協の指導者らが尽力されたこともあり、
きゅうりの生産が盛んになったのだそう。
フェルマ木須でも、33年ほどきゅうりを栽培してきたといいます。

きゅうりアイスが生まれたのは15年ほど前。
「伊万里をどうにかしたい!」という思いから立ち上がった
「伊万里食三昧実行委員会」の実行委員の1人として活動していたのが、
フェルマ木須の木須旬子さんです。
「伊万里らしいデザートを作ろう」と話が持ち上がり、
きゅうりアイスの開発に乗り出したといいます。

伊万里市内の直売所で販売されるきゅうりアイス。内容量90cc 250円(税込)※今年の生産分は直売所にある在庫のみ。

伊万里市内の直売所で販売されるきゅうりアイス。内容量90cc 250円(税込)※今年の生産分は直売所にある在庫のみ。

きゅうりアイスの販売・加工を担当する木須さん。
「きゅうりは水分が多くて加工品に向いていないので、
採れたきゅうりを砂糖漬けにして水分を抜いて、
さらに炊くことで水分を飛ばしてペースト状にしています」
と教えてくれました。

その気になる味わいはというと……?
青臭さはまったくなく、まるでメロンのような風味。
爽やかさとミルクのコクが絶妙なバランスで
野菜のアイスと思えない食べやすさです。

きゅうりのつぶつぶ食感がクセになりそう!

以前はきゅうりの皮を取り除いていたそうですが、
実行委員の仲間から「なんできゅうりの皮ば捨てると?」
とアドバイスを受けて、きゅうりの皮ごと使うようになったのだそう。
つぶつぶの食感がたのしめる、伊万里ならではのきゅうりアイスです。