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posted:2020.10.7 from:東京都中央区 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
タオルの名産地・今治で創業100年を迎える老舗メーカー〈藤高タオル〉。
国内生産売上ナンバー1を誇り、現在も製品開発を重ね、
素材からデザインまで、モダンに進化を続けている同社。
そんな〈藤高タオル〉より、
日本グラフィックデザイナー協会による2020年の〈JAGDA 新人賞〉に輝いた
グラフィックデザイナー西川©友美さんとのコラボレーション商品が誕生。
西川さんの愛称「ちょも」を冠した〈ちょも祭〉と題し、
〈藤高タオル〉の直営店〈藤高タオル 銀座〉とオンラインストアで、
2020年10月15日(木)まで開催しています。
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単純なようで計画的にそぎ落とし、
集約された線で構成される西川さんのデザイン。
今回展開されたのは、そんなポップで知的な世界観を存分に生かした、
フェイスタオル、ハンドタオル、トートバッグの計13種を展開。
フェイスタオルは、藤高オリジナルのタオル糸〈F100〉を使った
吸水力のあるパイルタオル地をセレクト。
アクセントカラー部分はパイルを落としてヨコ糸で表現しており、
よく見ると奥行きを感じる、凝ったデザインになっています。
繊細な柄表現が可能な〈三重ガーゼ〉を採用したハンドタオル。
風合いを考慮しながら織りの技法を取り入れ、西川さんワールドを思う存分に発揮。
ハンドタオルとフェイスタオルともに、たたんだりかけたりしても、
とてもキュートな佇まいです。
使いやすさ考慮し、生地の厚みやサイズにこだわったトートバッグ。
大きめの資料を入れるもよし、お買い物のお供にするもよし。
〈ちょも祭〉期間中、ちょも祭シリーズを含み、
1万円以上お買い上げの方にプレゼントされるとのこと。
「自分がつくる絵柄と藤高の織り技術をどうマッチさせるのか、
高度な技術力を必要とする織りの組織柄を、
やわらかさを損なわないように気をつけながら
線の密度にもこだわってデザインしました。
また、畳んだりかけたりした時の絵柄の見え方にも工夫し、
どんなシー ンでも絵柄の力強さと繊細さが共存した佇まいのタオルは、
最高のパートナーとして皆様の日常をサポートできればうれしく思います」(西川さん)
西川さんのセンスと〈藤高タオル〉の技術が融合したアイテムは、
ご覧の通りかなりウィットに富んでおり、日常を楽しく彩ってくれること間違いなし。
また、同時期に〈藤高タオル 銀座〉近くのクリエイションギャラリーG8にて、
〈JAGDA 新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美〉も開催されているので、
合わせてぜひチェックしてみてください。
こちらの展示も、会期は2020年10月15日(木)まで。
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