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posted:2020.9.29 from:山梨県笛吹市 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
この秋、山梨の自然豊かな地に、
3軒の築100年を迎えた伝統的な古民家一棟貸しの宿
〈るうふ澤之家〉〈るうふ 書之家〉〈るうふ 丘之家〉がオープンしました。
一棟貸しなので1日1組限定。
「時を超える宿」をコンセプトに、
コロナ禍に対応する宿泊施設として、地域を観光するのではなく、
宿内で完結したアクティビティが楽しめるようになっています。
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宿泊するにあたり、3つのカテゴリーによる印象的なプログラムが。
まず「火の体験」と題して、昔ながらの釜戸を使った炊飯や
地産食材を囲炉裏を囲みながら楽しめる食事、
庭の焚き火など、普段なかなか触れることのできない、
火を使った贅沢なコンテンツが用意されています。
また、和服からインスパイヤされた室内着を着用したり、
1年後の自分への手紙の執筆などから、
日常を見つめた、リラクシングな「時の体験」が。
「土地の体験」として、土地や文化から浮かび上がった色、
風土や営みから生まれた素材のインテリアを楽しめたり、
石の判子づくり(るうふ 澤之家)、
地元の和紙と硯を使った書道体験(るうふ 書之家)、
地元の草木染め体験(るうふ 丘之家)など、
その土地ならではのワークショップにも参加することができます。
システム面では、チェックイン・チェックアウトをリモートで行なったり、
スタッフとやりとりできるチャットツールやテレビ電話などが備わっており、
終始他人の介入が少ない体制となっているのもポイントです。
旅に出ると、つい現地をうろうろとしてしまいがちですが、
宿の中でじっくりとその土地の風情を感じるのも、
また一味違う、実りある時間となるのではないでしょうか。
コロナ禍で日常へのフラストレーションが溜まっている方、
ぜひ、趣あふれる古民家で豊かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょう。
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るうふ澤之家
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るうふ 書之家
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るうふ 丘之家
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