青森県黒石市・鶴の名湯 温湯温泉で訪れたい 〈クランカフェ〉。 鶴の看板が目印です

“鶴”の名湯にある“クラン”カフェ

湯治場として400年以上の歴史をもつ黒石温泉郷のひとつ温湯温泉(ぬるゆおんせん)。
傷ついた鶴がそのお湯で傷を癒していたという伝承が残り、
中心には共同浴場〈鶴の湯〉があります。

まちには旅館が立ち並び、内湯をもたない古くからの客舎も残ります。温湯温泉郷(温湯温泉のエリア)では、古き良き津軽ならではの暮らしぶりが感じられる〈古津軽(こつがる)〉の世界を味わえます。

まちには旅館が立ち並び、内湯をもたない古くからの客舎も残ります。温湯温泉郷(温湯温泉のエリア)では、古き良き津軽ならではの暮らしぶりが感じられる〈古津軽(こつがる)〉の世界を味わえます。

古い建物を楽しみながらこのまちを散策していると、
かわいらしい鶴の看板を掲げた一軒のカフェが現れます。
店の名前は、住所にもある「鶴」の英名「crane」からとったという〈クランカフェ〉。
青森県産のりんごを使用したタルトタタンや週替わりランチ、ガレットが人気です。

そのとき手にはいるりんごでつくるというタルトタタン。この日の品種は「王林」と「はつあき」を掛け合わせてできた「きおう」。

そのとき手にはいるりんごでつくるというタルトタタン。この日の品種は〈王林〉と〈はつあき〉を掛け合わせてできた〈きおう〉。

店を営むのは、神奈川出身の田中遥さん。
弘前大学で学んだ遥さんは、卒業後関東で就職するも、
結婚を機に夫の職場がある青森県へ移住。
現在は平川市に住み、子育てをしながら、
木・金・土曜の営業日に、温湯温泉へ通っています。

店では手づくりのお菓子や雑貨も販売。人気のガレットは3種類を定番で揃えます。写真左下はクリームチーズとフライドオニオンのガレット。写真右下が店主の遥さん。「青森の魅力は、まちなかに温泉がたくさんあって、子どもに寛容なところ」と話します。

店では手づくりのお菓子や雑貨も販売。人気のガレットは3種類を定番で揃えます。写真左下はクリームチーズとフライドオニオンのガレット。写真右下が店主の遥さん。「青森の魅力は、まちなかに温泉がたくさんあって、子どもに寛容なところ」と話します。

島根のクラフト文化に出合える 〈MASCOS HOTEL 益田温泉〉

益田の新たなカルチャーの発信地

島根県の西部・益田市に、こんなおしゃれなホテルがあるのをご存知でしょうか?
その名も〈MASCOS HOTEL(マスコスホテル)〉。

島根は焼物をはじめ、さまざまな文化が息づく地。
MASCOS HOTELは、そんな島根の魅力がギュギュっと詰まったホテルなんです。

地域に寄り添いつつ、新たなカルチャーの発信地となる
ライフスタイルホテルとして。
インテリアや器、ファブリックなどのすべてを、
窯元や家具職人などの地場産業と共同で開発し、
展開するクラフトホテルとして、機能していくという同館。

ただ寝泊まりするだけでなく、滞在時間まるっと島根に息づく文化と一緒に、
ゆったりと楽しむことができるホテルです。

寝室は2タイプ用意

寝室は「SUPERIOR」と「STANDARD」の2種類。

DELUX WIDE

DELUX WIDE

EXECUTIVE TWIN B

EXECUTIVE TWIN B

EXECUTIVE RYOKAN WHITE

EXECUTIVE RYOKAN WHITE

SUPERIORは、まるで自宅にいるかのような
広々とした空間に、上質な家具や備品が揃います。
ベッドは、従来の2倍のコイルを使用した
〈ニホンベッド〉の最上位モデル・シルキーパフを採用。

STANDARD BLACK

STANDARD BLACK

一方のSTANDARDは、SUPERIORよりすっきりとした空間で、
ビジネスや気軽な宿泊にぴったりです。

鳥取砂丘の新名物 “砂プリン氷”を堪能! プリン屋が手がける かき氷専門店〈さんかく氷〉がオープン

夏の鳥取砂丘に行ったことがありますか?
日陰がなく、まっすぐに照りつける太陽。まるで灼熱の砂漠のようですよね……。
たくさん遊んだ後は、冷たいスイーツで
火照った身体をクールダウンするのも醍醐味だったりします。

その鳥取砂丘の目の前にあるプリン専門店〈Totto PURIN(トット プリン)〉が手がける、
かき氷専門店〈さんかく氷〉が5月15日にオープンしました。

Totto PURINは、日本初の“砂の世界”を表現したプリン専門店として、
まさに砂を食べているかような新感覚のプリンを提案している人気店。

そんなTotto PURINが「鳥取砂丘に新たな休憩場所をつくる」というコンセプトのもと、
かき氷屋さんをスタートしました。

Totto PURINの隣にオープンしました。

Totto PURINの隣にオープンしました。

さんかく氷では、Totto PURINらしくプリンを主役にしたかき氷や、
鳥取産のイチゴを贅沢に使用したかき氷を楽しめます。

店内の様子。細部までおしゃれなデザインが素敵。

店内の様子。細部までおしゃれなデザインが素敵。

鳥取砂丘の新たな立ち寄りスポットになること間違いなし!
さっそく、気になるメニューをご紹介します。

京都〈TOKINOHA Ceramic Studio〉 五感で楽しむ! 新感覚の体験型陶芸スタジオ

つくり手と使い手の架け橋に

おうち時間が増えるに伴い、器に興味を持ったという方、
そして前々から器集めを趣味のひとつとしていた方。

そんなみなさんにぜひチェックしてほしいお店が、
京都は清水焼団地にこの春オープンしました。

その名も陶芸スタジオ〈TOKINOHA Ceramic Studio〉。

「つくり手と使い手の距離をもっと近く」をコンセプトに、
器を購入するだけでなく、器づくりの工程を見学・体験できるなど、
陶芸にまつわるストーリーを五感で体験できる、新感覚の陶芸体験施設です。

手がけたのは、2011年より生活に寄り添う清水焼ブランド〈TOKINOHA〉を展開し、
実店舗とオンライン販売を通して「陶芸と共にある生活」を
提案している〈Kiyo to-bo株式会社〉

「陶芸をサスティナブルな仕組みへと育てる」
という考えでKiyo to-boを経営する代表の清水大介さん。
陶芸文化をアップデートし、職人、流通、産地の新しいかたちを模索していると言います。

同館はそんな清水さんの想い溢れるスタジオです。

体験教室や世界でひとつの器のオーダーも

手前はショップスペース。奥は工房。

手前はショップスペース。奥は工房。

陶芸スタジオ〈TOKINOHA Ceramic Studio〉では、購入するだけでなく、器づくりの工程を見学・体験することができる。

陶芸スタジオ〈TOKINOHA Ceramic Studio〉では、購入するだけでなく、器づくりの工程を見学・体験することができる。

館内にはさまざまなこだわりがあり、ひとつは見て、触って体感できるショップ空間。
器の原料や製造工程、職人が器をつくる工房内部を直接覗くことのできる設計で、
清水焼の魅力を十二分に体感できるようになっています。

また、一般的な工房は閉鎖的で雑然としているイメージですが、
こちらはそれを払拭した明るく開放的なデザインに。
より親しみやすい空間が特徴です。

「港のある暮らし」はいかが? 福島県・いわき市で 古民家再生に取り組む 〈中之作プロジェクト〉が ガイドブックを発行

「港のある暮らし」を伝えるガイドブック

福島県の東南端に位置するいわき市。
南端は茨城県、東は太平洋に接し、約60キロの海岸線を有しています。
その海岸部に、江戸時代商港として栄えた中之作港に面し、
当時の古き良きまち並みを残す「中之作・折戸地区」があります。

この地区で、古民家再生などを行う〈中之作プロジェクト〉が、
地域の魅力を伝えるガイドブック『港のある暮らし』を発行しました。

誌面では、地区の歴史や、港のある土地ならではのレジャーや食事スポットが紹介されています。

誌面では、地区の歴史や、港のある土地ならではのレジャーや食事スポットが紹介されています。

地域の食材を生かした料理教室など、区内の活発な交流の様子も紹介。中之作港は、暖流と寒流の交わる潮目で、特にカツオは東北屈指の水揚げ量を誇りました。鮮なカツオの刺身は祝い事のごちそうとして欠かせない品なのだとか。

地域の食材を生かした料理教室など、区内の活発な交流の様子も紹介。中之作港は、暖流と寒流の交わる潮目で、特にカツオは東北屈指の水揚げ量を誇りました。新鮮なカツオの刺身は祝いごとのごちそうとして欠かせない品なのだとか。

中之作プロジェクトが立ち上がったのは、2011年秋のこと。
目の前に海が広がるこの地区にも、東日本大震災で津波が押し寄せました。
被害を受けた多くの建物が、震災前より進んでいた過疎化の影響もあり、
修復されることなく解体されていったといいます。

撮影:中之作プロジェクト

撮影:中之作プロジェクト

いわき市内で設計事務所を営んでいた豊田善幸さんは、
震災前、中之作にある江戸時代の古民家の改修の依頼を受けていましたが、
その所有者の方もまた、津波の被害を受けたことで建物の解体を決めてしまいます。

「手をかければ、まだ生かすことができる。
解体をなんとかくい止めたい。貴重な建物やまち並みを後世に残したい」
と考えた豊田さんは、建物を買い取ることを決意。
ここから中之作プロジェクトはスタートしました。

〈下剋上鮎〉 明智光秀インスパイアの 験担ぎ和菓子!

鮎が鵜を食べちゃった!?

岐阜県の県魚といえば「鮎」。
鮎の塩焼きや天ぷらなどをはじめ、
カステラ生地でお餅(求肥)を包んだ、鮎の形をしたお菓子〈登り鮎〉など、
地元の人々に親しまれています。

老舗和菓子屋・玉井屋本舗が手がけたユニークな鮎の和菓子〈下剋上鮎〉。

そんな岐阜で、これまたとってもユニークな鮎の和菓子
〈下剋上鮎〉が発売されています。
名前はもちろん、ユニークな見た目で度肝を抜かれます(笑)。

手がけたのは、明治41年創業の老舗和菓子屋〈玉井屋本舗〉。
登り鮎発祥のお店です。

下剋上鮎は、長良川の「鵜飼」という伝統漁法で、
鵜に呑み込まれ獲られてきた鮎が、
同郷の明智光秀が織田信長を討ったという「下剋上」に触発され、
逆に鵜を呑み込んだ……というストーリーから誕生しました。

「下剋上(=Giant Killing)」ということで、
験担ぎの意味も込められているそうですよ。

もともとは、2020年1月に放映された、
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』に合わせて、発売がスタートしたもの。

泊まれるデニム屋 〈DENIM HOSTEL float〉で 瀬戸内海に浮かぶ島々を一望!

ホステルを中心とした複合施設

気兼ねなく旅ができるまであと少しばかり
時間がかかりそうな状況が続いています。
次の旅行計画を想像したり、
過去に訪れたまちを思い浮かべたりしているひとも少なくないのでは?

そんな今にぴったりな、ホステルを中心とした複合施設が
岡山県倉敷市児島地区にあります。

岡山県倉敷市児島地区にある〈DENIM HOSTEL float〉の全室からは瀬戸内海が一望できる。

〈DENIM HOSTEL float〉は、全室から瀬戸内海が一望でき
海を眺めながらさまざまなことを「思い浮かべる」時間を
宿泊者に提供しています。

宿から見える海の景色は多島美と称されるほどの
絶景はこのホステルの売りのひとつですが、
施設の内装にデニム生地が使われているちょっとユニークな宿なんです。

デニムの藍色に彩られた客室

DENIM HOSTEL floatを運営するのはデニムブランド〈ITONAMI〉。

〈ITONAMI〉の山脇耀平さん(写真左・兄)と島田舜介さん(写真右・弟)。

〈ITONAMI〉の山脇耀平さん(写真左・兄)と島田舜介さん(写真右・弟)。

以前は店舗を持たずに兄弟で
47都道府県を旅しながら製品を販売していましたが
2019年9月に日本のジーンズ産地として有名な
倉敷市児島にDENIM HOSTEL floatをオープンさせました。
デニムブランドが営んでいることもあり、
内装のいたるところにデニム生地が使われています。

襖に使われている濃紺のデニム生地。

襖に使われている濃紺のデニム生地。

壁紙、畳縁、ソファ、座椅子など
デニム素材があしらわれた客室から見える
海の色とデニムの色のふたつの異なる青に包まれます。

別府〈湯とひとと〉 温泉文化の本質を見つめた 9人9湯のショートムービー

ゴールデンウィークもお家でまったりと過ごした人は多かったのでは?

どこにも行けない日々はまだ続きそうですが、
旅した気分になる映画やムービーなどを見て、
自由に旅行できる日を待ち侘びたいもの。

今日ご紹介する、大分は別府にて撮影された〈湯とひとと〉は、
温泉文化とそれにまつわる人々の想いをまとめたショートムービー。

旅行できない今だからこそ観たい、日本一の温泉文化の本質に触れ、
その営みや文化のすばらしさを知ることができる内容となっています。

自然とともにある〈夢幻の里 春夏秋冬〉

撮影の舞台となったのは、
約5000を超える源泉のなかから厳選された9つの地。
そして別府の湯にたずさわる9人。

温泉を自然からあずかる、ということ|夢幻の里 春夏秋冬 藤崎謙太郎

別府の山間に佇む立ち寄り湯〈夢幻の里 春夏秋冬〉
ここには、四季折々の風景を楽しめる白濁の硫黄泉があります。

歴史を感じさせるクラシックな岩風呂や
迫力の滝を背に、美しい自然を独り占めできる露天風呂。
心身ともに大自然の恩恵を受け取ることができそうな、そんな極上の空間です。

約100年以上もこの地で受け継がれてきた硫黄泉を継承し、
当時の趣を残した営みを陰で支えるのは温泉の管理人・湯守の藤崎謙太郎さん。
そんな藤崎さんらの、入浴できる状態にするまでの手間隙や想いなどが、
趣向を凝らした美しい映像とともに知ることができます。

日々のたゆまぬ努力から成り立つ〈夢幻の里 春夏秋冬〉。
それがいかに尊いものか、このムービーからひしひしと伝わってきます。

自由な温泉時間を〈ゆふいん束ノ間〉

発展途上にある、温泉保養集落|ゆふいん束ノ間 堀江洋一郎

にぎやかな湯布院中心部より車で5分。
もくもくと立ち上る蒸気を分け入ったところにあるのが
温泉保養集落〈ゆふいん束ノ間〉です。

淡いブルーの温泉が美しい大露天風呂がある同館は、
“温泉のある時間”を自らクリエイトして
自由な滞在を楽しんでほしいというコンセプトで運営されています。
そして、ワーケーションにも対応した現代湯治宿舎〈湯倫舎〉がこの夏オープン予定。

美しい温泉ですが、自噴のためコントロールが難しく、
広々とした敷地も相まって、管理はかなり手がかかるといいます。

「うちだけの話じゃなくて、
みなさん温泉トラブルで苦労していると聞きます。
けれどそれ以上に、温泉に浸かったときの豊かさというのは、
これをやり続けないと味わえないからしゃあないなと思っています」

と、オーナーの堀江洋一郎さん。
ムービーを観て、大変な労力を知ったうえで入る〈ゆふいん束ノ間〉の湯は、
きっととても心に沁みることでしょう。

福岡県・京築地域、 険しい自然とともに育まれる 「神楽」の文化

福岡県の北東部、北九州市の南に位置する京築(けいちく)地域。
行橋市(ゆくはしし)、豊前市(ぶぜんし)、苅田町(かんだまち)、
みやこ町(みやこまち)、吉富町(よしとみまち)、上毛町(こうげまち)、
築上町(ちくじょうまち)の2市5町からなる地域です。

マップ

数々の古墳や国分寺跡などの史跡が多く存在し、
古代から「豊の国(とよのくに)」そして「豊前国(ぶぜんのくに)」の
政治的要衝の地として栄えていました。

数々の伝説が伝わる全長約3キロの鍾乳洞、青龍窟(せいりゅうくつ)(苅田町)

数々の伝説が伝わる全長約3キロの鍾乳洞、青龍窟(せいりゅうくつ)(苅田町)

八幡古表神社(はちまんこひょうじんじゃ)の乾衣祭(おいろかし)(吉富町)。

八幡古表神社(はちまんこひょうじんじゃ)の乾衣祭(おいろかし)(吉富町)。

地形的にも、海と山に囲まれ、瀬戸内海型の温暖な気候にも恵まれた土地で、
新鮮な海山川の幸、そしてそれらの特産物が豊富な地域です。

京都平野から見上げる馬ヶ岳(行橋市)。

京都平野から見上げる馬ヶ岳(行橋市)。

いちごは築上町の特産品で、主な品種は「あまおう」(築上町)

イチゴは築上町の特産品で、主な品種は「あまおう」(築上町)。

長い歴史を有する京築は、さまざまな伝統的民俗芸能・文化が育まれてきた地でもあります。
求菩提山(くぼてさん)を中心とした修験道の場として、明治時代まで山伏が修行し、
今でも多くの神社で神楽(かぐら)が奉納されています。

修験道の聖地、求菩提山(くぼてさん)の修行僧(豊前市)。

修験道の聖地、求菩提山(くぼてさん)の修行僧(豊前市)。

ラグジュアリーブランドの “お眼鏡にかなう”品質。 福井県鯖江市生まれの 〈PRADA〉新作サングラス

Prada Titanio パントス 79200円(予定価格)

チタニウムを採用し、軽やかなつくりに

徐々に暑さを感じる時期となってきた今日この頃。
真夏を前に、おしゃれなサングラスを新調したいという方も多いのでは?

そんな方におすすめな、メイド・イン・ジャパンのサングラスが、
この春ミラノ発のラグジュアリーブランド〈PRADA(プラダ)〉より発売されました。

コレクション名は〈Prada Titanio(プラダ チタニオ)〉。

メガネの一大産地・鯖江市生まれの、スマートで軽やかな、
幅広いシーンで活躍が期待できるプロダクトです。

形は逆三角形の「パントス」と四角形の「レクタングル」の2型。
マットとシャイン加工が相まった繊細な印象のフレームです。

レンズは、スレートグレー、ブルーグレー、モーブ、カメリアの
カラーレンズから選ぶことができます。

ブランド初となるチタニウムを使用し、
軽く耐久性があり、アレルギー反応が起きづらいのが特徴。

ヒンジ部分の組み込み技術や、
チタニウムにレーザーでエングレイブされたノーズパッド、
サテンと光沢の仕上げが施された、極めて薄く細いテンプルなど、
随所に高い日本の技術力が感じられるデザインです。

地元で愛される食中酒をめざして。 青森県弘前市と西目屋村で、 辛口ハードサイダーとワインをつくる〈GARUTSU〉に注目! 

地元で愛される辛口のハードサイダー

青森県弘前駅から徒歩約15分、
セレクトショップやベーカリーが建ち並ぶ代官町に、
「街中醸造」をテーマにした〈CIDER ROOM GARUTSU〉があります。
昨年商品がリニューアルし、クラフトサイダーシリーズとして、
330mlのビール瓶に詰められた5種類の商品が登場しました。
目指すのはおみやげではなく、地元の人が食中酒として楽しめる果実酒です。

リニューアルを手掛けたのは、弘前市出身の今祥平さん。
醸造からラベルデザインまで担当しています。
以前は弘前市内の飲食店で働いていましたが、
〈GARUTSU〉を設立した相内英之さんとの出会いをきっかけに、
醸造家としての道を歩み始めました。

「ビールをつくってみたいと思ってお酒づくりに関心をもったのですが、相内さんにこの醸造所を見せてもらったら、(シードルを)つくりたくなっちゃって」と話す今さん。2019年からGARUTSU株式会社に参加しています。

「ビールをつくってみたいと思ってお酒づくりに関心を持ったのですが、相内さんにこの醸造所を見せてもらったら、(シードルを)つくりたくなっちゃって」と話す今さん。2019年からGARUTSU株式会社に参加しています。

今さんが参加する以前から、シードルとアップルワインは商品としてありましたが、
どちらも750mlの大瓶サイズでした。

甘い印象のあるシードルは、日常使いでは食事に合わせずらく、敬遠されがち。
甘さを抑えることはもちろん、飲みきりサイズで販売できれば、
手にも取りやすく、お試しもしやすいのではという考えから
小瓶のシリーズを生み出しました。

今さんは醸造もデザインも未経験でしたが、
相内さんは今さんの「やりたい」という気持ちを尊重し一任。
今さんもその期待に応え、独学で商品開発を行います。

りんごポーズで決めてくれた相内さんと今さん。チームワークの良さが伝わってきます。

りんごポーズで決めてくれた相内さんと今さん。チームワークの良さが伝わってきます。

「やりたい人って強いし、やるよね。そういうのがいいよね」と話す相内さん。
「お酒の味は年齢を重ねないとわからないという実感もありますが、
祥平(今さん)はお酒が飲める人なので、
祥平が今おいしいと思うお酒をつくってほしいと思っています」

目指すのは、地元で愛される食中酒

GARUTSUのハードサイダーは、
“お酒好きの人が、食事と一緒に楽しめる味”を目指し、
アルコール度数が高めで、甘くないことが特徴。
地産地消されるものになってほしいという思いから
その味は生まれています。

店内ではハードサイダー〈エール〉の生シードルを飲むことができます。ググッと飲めてしまう、爽やかでさっぱりとした味わいです。

店内ではハードサイダー〈エール〉の生シードルを飲むことができます。ググッと飲めてしまう、爽やかでさっぱりとした味わいです。

「青森弘前ではシードルはおみやげ品で、地元の人はあまり飲まないんです。
でも長野に行くと地元の人にもすごく飲まれていて、おしゃれアイテムになっている。
同じりんごの産地として負けたくないと思うし、
山形では地元でつくられたワインをみんな日常で飲んでいて、
そういうのやっぱりいいなってすごく感じるんです」と今さん。

青森での食事シーンに、GARUTSUのハードサイダーも入っていきたいと
商品の開発に挑戦しています。

(左から)アップルワインの〈シトリン〉、ハードサイダーの〈エール〉、りんごのいち品種「王林」のみでつくる〈ドリンカーズチョイス〉と〈チョイス〉、「つがる」のみでつくる〈TSUGARU〉。「女子会の差し入れに喜ばれそう」と青森在住の女性グループがフォトジェニックな商品を紹介する〈あおもりKAWAIIギフト〉にも選ばれています。

(左から)アップルワインの〈シトリン〉、ハードサイダーの〈エール〉、りんごのいち品種「王林」のみでつくる〈ドリンカーズチョイス〉と〈チョイス〉、「つがる」のみでつくる〈TSUGARU〉。「女子会の差し入れに喜ばれそう」と青森在住の女性グループがフォトジェニックな商品を紹介する〈あおもりKAWAIIギフト〉にも選ばれています。

王林のみ、つがるのみと、りんごの単一品種でつくるシードルは青森でも珍しい商品。
甘くない商品を目指したことや、香水やアロマオイルも好むなど、
ボタニカルな香りにこだわりがある今さんならではのアイデアから生まれました。

「王林はすごく香りが強い品種で、単体でジュースをつくると、
砂糖より甘く感じるくらい甘いんですが、
果実酒はりんごの糖分がアルコールに変わるので、
濃厚な匂いだけ残る印象になるはず、
シャンパンみたいにつくれるのではと考えて挑戦しました」

受験生に人気の熊本新土産 〈熊本城瓦御守〉は、 熊本の復興と支援もつなげる御守

復興の想いが詰まったブルーシート製の御守

2021年4月で熊本地震が発生して5年目。
被害にあった熊本城も現在では天守が復旧しました。

震災時は、瓦が崩壊するなど被害も大きく、石垣は全体の約3割が崩れたそうです。元の位置へ正確に戻すため、番号をつけて振り分けて保管するなど、地道な作業が続けられてきました。写真は2020年11月の熊本城の様子。

震災時は、瓦が崩壊するなど被害も大きく、石垣は全体の約3割が崩れたそうです。元の位置へ正確に戻すため、番号をつけて振り分けて保管するなど、地道な作業が続けられてきました。写真は2020年11月の熊本城の様子。

そんな熊本城で現在お土産として人気を集めているのが
〈熊本城瓦御守〉です。
被災した住宅などで使用されたブルーシートの切れ端を
再利用してつくられています。

熊本城で現在お土産として人気の〈熊本城瓦御守〉と天守が復旧した熊本城。

さらに、御守袋の中には地震で崩れた熊本城の瓦のかけらが入っていて
二度と落ちないという「後来不落(こうらいふらく)」の
意味が込められています。
受験生をはじめ、目標に向かってがんばる人、
身近な人への心願成就を願う人たちが購入していくそうです。

さらにこの御守の収益の一部は、
「熊本城災害復旧支援金」へ寄付されており
購入すれば支援にもつながります。

“写真の町”北海道・東川町が舞台。 第一線で活躍する 6名のフォトグラファーによる グループ展を開催

©Yoshinori Mizutani

北海道・東川町は、1985年に世界でも類を見ない“写真の町宣言”を行い、
今日まで36年にわたり、さまざまな写真文化の醸成・発信をしてきた場所。

そんな写真の町を舞台に、
ファッション・アート業界の第一線で活躍しているフォトグラファー6名による
グループ展「6STORIES -東川町を写した写真家たち-」が
5月29日(土)から〈東川町文化ギャラリー〉にてスタートします。

東川町では毎年「東川町国際写真フェスティバル」や
「写真甲子園」などのイベント開催をはじめとする、長年の写真文化の活動によって、
地域住民も“撮る”“撮られる”ことから生まれる交流や結びつきが根づいています。

今回のグループ展は、フォトグラファーたちが自ら被写体を決め、
東川を舞台に思い思いのフィールドで作品を撮り下ろすというもの。

〈HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021〉 審査員に深澤直人らが参加。 デザイン都市を目指す 広島発のアワードが開催

「ピース」なデザイン溢れるまち・広島をめざして

「街なかをピースにするデザイン」をテーマに、
広島県の事業者が主体的に「デザイン」を活用し、
クリエイターと共に空間や設置物などの開発に挑戦するプロジェクト
〈HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021〉。

現在、同プロジェクトの参加事業者のお題に対し、
共に新たなものづくりに挑戦するデザインパートナーを募集しています。
申し込み期間は、2021年5月30日(日)まで。

「イノベーション立県」を掲げ、持続可能な経済社会の実現に向け、
新たな価値やサービスが次々と沸き起こる
イノベーション・エコシステムの構築に力を入れている広島県。

その提唱を受け、イノベーションの原動力
「創造的なデザイン人材」を巻き込み、デザインを活用していくことで、
魅力的な都市環境を備えた「デザインあふれるまち」を目指しているといいます。

その具体的なプロジェクトのひとつが、
このHIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021。

今回、「デザインあふれるまち」を目指す上で、
キーワードとして掲げられたのが「ピース」。

これは、原爆投下による破滅的な状況からめざましい復興を遂げた
平和のまち・広島を象徴する「peace」であり、
ひとつのデザインを担うという意味を込めた「piece」でもあります。

そこから、今回のテーマである「街なかをピースにするデザイン」の
「ピースにする」という部分は、以下3つの意味から成ることばとして定義。

〈HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021〉のテーマ「街なかをピースにするデザイン」の「ピースにする」部分はHappiness、Imagination、Funの3つの意味からから成る

この施策を通し、広島からデザインの話題が上がるように。
そして、デザインによるコミュニケーションから、
平和について考えるきっかけとなるように。そんな想いが込められています。

山形・河北町のアンテナショップ 〈かほくらし〉が全面リニューアル

東京・三軒茶屋にある、山形県河北町のアンテナショップ〈かほくらし〉が
4月29日(木・祝)にリニューアルオープンしました。

かほくらしは、全国的にも珍しい“町単独”のアンテナショップとして2019年にオープン。
都心にありながら、豊かな自然に恵まれた河北の空気を感じるお店として
人気を集めています。

今回のリニューアルでは、STAY HOMEやマイクロツーリズムなどの
2021年のニーズに対応するかたちで全面改修。

ショップ外観。

ショップ外観。

1階は、河北町の食材やお惣菜などが購入できるショップ。
自炊や家飲みが主流になった背景を受け、取り扱い商品も以前より増えたそう。

1Fの様子。

1階の様子。

また、このリニューアルで1階に新しく「立ち飲みスペース」が誕生しました。

山形県河北町のアンテナショップ〈かほくらし〉。今回のリニューアルで1階に新しく「立ち飲みスペース」が誕生。

そして2階は、河北町の食材や伝統を存分に生かした自然派料理のレストランに。

コロナ禍でなかなか帰省や旅行がしにくい状況の中で、ショップ・レストランともに、
「かほくを旅する」をコンセプトに、河北の魅力や空気感を満喫することができます。

ユニークな生産者や土地のストーリーとともに、
商品や料理を楽しむ工夫も盛り込まれているそうです。

〈SOIL SETODA〉 尾道・瀬戸田の世界に通じる 新たな食のカルチャーハブ

〈SOIL SETODA〉

旅行者・地域住民が集う「まちのリビングルーム」

先日ご紹介した〈Azumi Setoda〉や〈yubune〉など、
新たな盛り上がりをみせ、注目を集める尾道・瀬戸田。

そんな瀬戸田の玄関口・瀬戸田港から徒歩1分の場所に、
この春、また魅力的なカルチャースポットが誕生しました。
その名も、〈SOIL SETODA(ソイル 瀬戸田)〉。

〈SOIL SETODA KURA〉の外観。

〈SOIL SETODA KURA〉の外観。

〈SOIL SETODA LIVING〉のテラス。

〈SOIL SETODA LIVING〉のテラス。

〈SOIL SETODA〉

〈SOIL SETODA〉のある一帯。

瀬戸田の「しおまち商店街」活性化プロジェクトの一環で、
地域の魅力を体験できる「まちのリビングルーム」として機能する複合型施設です。

築140年の蔵をリノベーションした〈SOIL SETODA KURA〉とその向かい側に新築された〈SOIL SETODA LIVING〉で構成されている〈SOIL SETODA〉。

江戸時代末期に豪商「三原屋」によって建てられた
築140年の蔵をリノベーションした〈SOIL SETODA KURA〉、
その向かい側に新築された〈SOIL SETODA LIVING〉によって構成された同館。

薪火料理のカジュアルな食堂〈Minatoya(ミナトヤ)〉、
ポートランド発の〈Overview Coffee(オーバービューコーヒー)〉、
アクティビティセンター、ゲストルーム、ラウンジスペースを兼ね備え、
旅行者と地域住民の交流を促し、
地域全体に“人を通じた賑わい”の創出を目指していくといいます。

ローカルとは思えぬほど洗練されたコンテンツ。
並々ならぬポテンシャルを感じさせますね。

山梨県産の果実やワインを贅沢に使用。 スイーツブランド〈和乃果〉が誕生

山梨県の自然の恵みに育まれた果実や、
山梨県産ワインをふんだんに使用した
新スイーツブランド〈和乃果(わのか)〉が誕生しました。

4月29日に、山梨市牧丘町に和乃果の世界観を表現した、
〈和乃果 牧丘本店〉をオープン。
オンラインショップ〈WANOCA ONLINE〉もスタートしています。

和乃果(わのか)の果実バターサンド「はさむ」

和乃果は、巨峰・イチゴ・柿・キウイをはじめとした
旬の山梨県産果実や、山梨県産ワインを使用した個性豊かなスイーツがラインナップ。

地元で創業90年の老舗菓子店〈清月〉と協力し、
果物×菓子から生まれる新しい魅力を表現していくとのこと。

年間を通して、その時一番おいしい果物を使用することにこだわり、
旬のときはロールケーキでそのまま使い、
数か月お菓子に使うことができるようフリーズドライに仕立てたり、
食卓に出せるようピューレにしたりなど、
収穫した果実は形や大きさの大小にかかわらず活用し、
余すことなくその魅力を味わってもらえるように工夫。

2021年の春はイチゴがメイン

この春はイチゴがメインのスイーツが登場。

また、ワインの産地としても知られる山梨県では
年間1万トンものパミス(ワインの搾りかす)が大量に存在し、
その多くが廃棄されてしまっているそうですが、和乃果ではそのパミスを有効活用して、
ひと手間加えることでおいしい菓子に生まれ変わらせていることも魅力のひとつです。

鯖江〈MARUHIRO SPRAY〉 眠っていた漆器・木地に 塗装で新たな価値を

photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

個々が並んだ姿はまるでアートのよう

福井県鯖江市。
コロカルで何度も紹介しているこの地は、ご存知の通り、眼鏡・繊維・漆器産業が盛んな
日本が誇るものづくりのまち。

MS_042(小判弁当箱) 14700円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_042(小判弁当箱) 14700円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_039(長角蓋付き盛器) 18100円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_039(長角蓋付き盛器) 18100円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_018(雲型前菜盛器) 16700円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_018(雲型前菜盛器) 16700円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_019(ロケット) 12300円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

MS_019(ロケット) 12300円 photo by Tsutomu Ogino(TOMART)

京都・亀岡市の 「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」 から誕生した〈HOZUBAG〉

〈HOZUBAG〉

廃棄されたパラグライダーの生地をアップサイクル

SDGsが広まり、社会全体で地球の未来を考えた取り組みが、
以前より輪をかけて行われるようになった近年。

そうした流れを受けて、環境に配慮したプロダクトを
日常に取り入れたい方は多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する〈HOZUBAG(ホズバッグ)〉は、
そんな方におすすめなアップサイクルバッグ。

〈HOZUBAG〉

〈HOZUBAG〉価格は3190~5720円。

〈HOZUBAG〉価格は3190~5720円。

カラフルでおしゃれな見た目ですが、なんと
廃棄されたパラグライダーの生地でできているんです。

〈JINS〉が群馬県・前橋に、 新施設〈JINS PARK〉をオープン。 設計は永山祐子氏

アイウエアブランド〈JINS〉の新施設〈JINS PARK〉が、
4月29日、JINS創業の地である群馬県前橋市にオープンします。

ブランド立ち上げ20周年の節目となる今年。
JINSのショップに、飲食事業として新たに立ち上げる
ベーカリーカフェ〈エブリパン〉を併設した、最大面積のショップです。

JINS PARKは、公園のように「みんなの場所」を目指すという想いのもと、
誰もが自由に使える屋外広場や、
施設内にも大階段や屋上テラスなど広々とした空間を設けることで、
地域のコミュニティの生まれる場をつくるなど、
JINSが地域と共生することを目指した新しい店舗形態となっています。

立体的で独創性溢れる設計を手がけたのは、永山祐子氏

〈JINS PARK〉外観。

〈JINS PARK〉外観。

銅板で包まれた建物が浮いたようなルックスがアイコニックな外観。
設計を手がけたのは、国内外のさまざまなプロジェクトで活躍し、
注目を集める建築家・永山祐子氏。

永山祐子氏。現在、ドバイ国際博覧回日本館(2021)、新宿歌舞伎町の高層ビル(2022)などが進行中。

永山祐子氏。現在、ドバイ国際博覧回日本館(2021)、新宿歌舞伎町の高層ビル(2022)などが進行中。

1階のエントランスを抜けると、空へと抜ける扇状の大階段が訪れる人を出迎えます。

丘に腰かけるように座れる大階段は施設の中央に配置され、
その先には2階の吹き抜けのスペース〈うえひろば〉へと空間が続いています。

中央の大階段。階段の左側がエブリパン、右側がJINSのショップ。

中央の大階段。階段の左側がエブリパン、右側がJINSのショップ。

施設内を自由に回遊できるよう、
JINSとエブリパンの店舗スペースはあえて仕切りをなくしたそうです。

JINS店舗。

JINS店舗。

また、JINSのショップは、
吹き抜けの大階段からの自然光を活かした開放的な空間になっています。
やぐらをイメージした什器は、照明の役割になっているのもユニーク。

〈島根県立美術館〉所蔵の 浮世絵コレクションを多角的に楽しめる 特設サイトがオープン!

約3000点の浮世絵をさまざまな視点で紹介

宍道湖に面し、美しい夕日が差し込む〈島根県立美術館〉。
地元に縁のある展示をはじめ、西洋画から民芸まで、
さまざま企画展を行い、全国から注目を集める美術館です。

そんな同館が、なんと約3000点もの
浮世絵を所蔵しているのをご存知でしょうか。

このたび、島根県立美術館の
浮世絵コレクション特設サイトがオープン。
浮世絵をウェブ上で自由に観賞できるサービスを始めました。
例えば、葛飾北斎もこのように。

葛飾北斎『冨嶽三十六景 凱風快晴』 天保初期(1830-34)頃 [新庄コレクション]

葛飾北斎『冨嶽三十六景 凱風快晴』 天保初期(1830〜34)頃 [新庄コレクション]

葛飾北斎『肉筆画帖(鮎と紅葉)』 天保中〜末期(1835-44)頃 [永田コレクション]

葛飾北斎『肉筆画帖(鮎と紅葉)』 天保中〜末期(1835〜44)頃 [永田コレクション]

葛飾北斎『諸国瀧廻り下野黒髪山きりふりの滝』 天保4年(1833)頃

葛飾北斎『諸国瀧廻り下野黒髪山きりふりの滝』 天保4年(1833)頃

松江出身の実業家・新庄二郎氏(1901〜1996)旧蔵の「新庄コレクション」、
津和野出身の北斎研究者・永田生慈氏(1951〜2018)旧蔵の「永田コレクション」と、
ふたつの良質な個人コレクション約3000点の概要や代表作の紹介をはじめ、
さまざまな特集を通して、同館の浮世絵の魅力に迫ります。

波佐見焼ブランド〈zen to〉から ユザーン、吉田愛監修の “使える!”カレー皿が新登場

長崎県、波佐見町の陶磁器メーカー
〈株式会社中善〉から2020年に誕生したブランド〈zen to〉。

日本を代表する陶磁器デザイナー、
エンジニアである阿部薫太郎さんが
ブランドディレクターとして〈zen to〉を指揮します。

ブランドコンセプトは、“多様な嗜好に応える、多彩な個性”

さまざまな人に使いやすく、
そして個性的なアイテムを提案しています。

こちらの記事ではブランド発足第1弾として、
小宮山雄飛さんとツレヅレハナコさんによる監修のカレー皿を紹介。

第2弾となる今回は、カレーフリークとして知られる
タブラ奏者のU-zhaan(ユザーン)さんと、
〈社食堂〉で注目される〈SUPPOSE DESIGN OFFICE〉の
建築家・吉田愛さんがカレー皿の監修を務めます。

悩みを解決してくれるカレー皿

材質:磁器/サイズ::⌀270×H24mm/価格:3,960円(税込)

材質:磁器/サイズ::⌀270×H24mm/価格:3,960円(税込)

インドの打楽器「タブラ」を巧みに操り、
心地よい音楽を奏でるユザーンさん。

今回監修したのは、その名も〈仕切りが取れるカレー皿〉。

さまざまな種類のカレーを手づくりする、
ユザーンさんならではの視点が盛り込まれたプロダクトです。

普段から仕切りのあるワンプレートを重宝しているそうですが、
購入するときに悩ましいのがその「仕切りの数」なのだそう。

仕切り2か所Ver。量によってルーとライスの位置を替えても◎。

仕切り2か所Ver。量によってルーとライスの位置を替えても◎。

福井の「眼鏡産業の祖」 〈増永眼鏡〉から 2021年春夏モデルが登場!

〈MASUNAGA designed by Kenzo Takada〉の〈Orchid〉

一大メガネ産業地帯のある福井県。
同県では、日本に流通しているメガネの9割以上を生産しているといいます。

そんな福井へ、1905年(明治38年)にメガネ産業を持ち込み
「眼鏡産業の祖」と称される実業家の増永五左衛門。
彼が創業した会社が、
高級メガネフレーム製造販売の老舗〈増永眼鏡株式会社〉です。

この春、そんな歴史ある増永眼鏡から、
ファッションデザイナーの故高田賢三氏をディレクターに迎え、
8年前にスタートした〈MASUNAGA designed by Kenzo Takada〉をメインに、
2021年春夏コレクション全4シリーズが、
4月6日より、同ブランドの直営店を中心に発売されています。

「間の美学」を表現

〈MASUNAGA designed by Kenzo Takada〉の〈Orchid〉71500円。

〈Orchid〉71500円。バリエーションは4型各2〜4色展開。

MASUNAGA designed by Kenzo Takadaからは、
パントシェイプとクラウンシェイプをミックスしたオールメタルフレームに、
ダブルフロントリムによってあえて余白をつくり、
日本的な「間の美学」を表現した〈Orchid〉が登場。

生前、メガネのデザインに意欲的だったという高田氏。
MASUNAGA designed by Kenzo Takadaの新作Orchidは、
氏が生前に残したさまざまなアイデアを、
増永眼鏡のデザインチームがまとめ、プロダクトに落とし込んだもの。
パントシェイプとクラウンシェイプをミックスしたオールメタルフレームに、
ダブルフロントリムによってあえて余白を作り、日本的な「間の美学」を表現しています。

〈Orchid〉のテンプルは19世紀に流行した手持ちメガネ「ローネット」の装飾的な持ち手がモチーフに。

テンプルのデザインは、19世紀に流行した
手持ちメガネ「ローネット」の装飾的な持ち手がモチーフに。
六角柱の表裏に装飾的なアラベスク模様を施し、
直線的でありながら同レーベルらしいエレガントな雰囲気を醸しています。

まるで鉄骨高層建築のよう

〈MASUNAGA since 1905〉の「FLATIRON」60500円。バリエーションは6型各3〜4色展開。

〈MASUNAGA since 1905〉の〈FLATIRON〉60500円。バリエーションは6型各3〜4色展開。

ニューヨークで最も有名なビルのひとつ、
フラットアイアン・ビルディングをイメージして名づけられた
〈MASUNAGA since 1905〉の〈FLATIRON〉は、
鉄骨高層建築黎明期の建物のような、精密さと気品が魅力。
チタン素材を採用し、全体的にスリムに仕上げることで、
スタイリッシュで端正なスタイルを実現しました。

〈MASUNAGA since 1905〉の「FLATIRON」はスライド式ヨロイにリムロックがドッキングされた構造も特徴。

スライド式ヨロイにリムロックがドッキングされた構造も特徴。
細かいパーツを組み合わせることで生まれた、
質感あるカラーコントラストの妙も美しいです。

マガジンハウスが 新たなメディアプロジェクト始動。 福祉をたずねるクリエイティブマガジン 〈こここ〉創刊!

「個と個で一緒にできること」を合言葉に、ウェブマガジン始動

2021年4月15日、マガジンハウスは
福祉とクリエイティブをテーマに新たなメディアプロジェクトをスタートしました。

メディアプロジェクトの第一弾として創刊したのは、ウェブマガジン〈こここ〉
「個と個で一緒にできること」を合言葉に、
福祉につらなる人や場所、活動、表現、創造性をたずね、
紹介していくメディア事業を軸に展開していきます。

〈コロカル〉に続く、社会課題に向き合うウェブマガジン

マガジンハウスでは、
2012年1月に「日本の地域」をテーマにした〈コロカル〉を創刊。
日本各地のユニークな取組みやパワフルなプレイヤーを紹介しながら、
その根底にある雇用不足や高齢化、過疎化などの問題に向き合ってきました。

新たにはじまるウェブマガジン〈こここ〉もまた、
高齢化社会を迎える日本での介護人材の不足、
「生きづらさ」や「わかりあえなさ」を感じる人の増加などの
社会課題を背景に創刊します。

福祉の現場には、社会に生きるひとりひとりの心身や
置かれた状況に日々向き合い、汗をかき、奔走してきた経験が宿っています。
同時に、社会全体の構造的な課題にさらされ、
立ち向かうことを求められてきた領域でもあります。
また、近年では、福祉の現場から驚くほど創造的な活動や表現も生まれ、
さまざまなクリエイターやアーティスト、専門家が関わっています。

ウェブマガジン〈こここ〉では、「クリエイティブ」を入り口に、
福祉領域に関わる人・活動・テーマをたずね、
やわらかく紹介していくことで、
これからの社会を共に生きていくうえでのヒントを読者とともに考えます。

メディア運営には、
2012年コロカルを立ち上げた及川卓也が統括プロデューサーとして、
編集長は、これまでアートプロジェクトや
コミュニケーションプランニングの領域で活動してきた中田一会さんが参加。