新スタイルの“コーヒービール”が 奈良で誕生。 〈奈良醸造〉と 地元ロースタリーがコラボ
奈良で2018年に誕生したブルワリー〈奈良醸造〉と、
同じく奈良のロースタリー〈ANY B&B + COFFEE(エニー ビー&ビー + コーヒー)〉が
タッグを組み、今までにない新しいスタイルのビールの開発を行いました。

〈奈良醸造〉の浪岡さんと、〈ANY B&B + COFFEE〉のふたり。
試行錯誤のうえに誕生したのは、コーヒービール。
その名も〈COSMIC LATTE(コズミック ラテ)〉。

夜空が広がるロマンチックなパッケージ。
コーヒービールができるまで
ブルワリーとロースタリーのコラボということで、
コーヒー・麦芽・ホップ・酵母、素材それぞれの個性を最大限に生かすため、
どういったアプローチができるかと構想をスタート。
まずはベースになるビールの種類と、コーヒー豆の選定から行うことに。

ANY B&B + COFFEEの焙煎機。
ある時、ANY B&B + COFFEEから、「こんな感じはどうか?」と、
コーヒー豆をジンに漬け込んだリキュールが持ち込まれました。
そのリキュールはコーヒー豆の持つナッツ感とともに、果実感が口全体に広がり、
糖類をつかっていないのに甘みを感じられるのが特徴。
この風味を新しいビールの軸にすることに。

そして、最終的に採用されたのはブラウンエール。
焙煎した麦芽は極力使わず、浅煎りの麦芽を一部使用することで醸し出される、
麦芽由来のナッツ感がコーヒーの個性を引き立ててくれると直感したそう。

奈良醸造のブルワリーの様子。ここで80種類以上のビールが誕生した。
そこからは双方のイメージが一気に固まっていき、
「果実感が感じられるコーヒー豆を」ということで、
ブラジル産「Fruta Mercadao」というコーヒーを浅煎りにすることが決定。
さらに、クラフトビールのトレンドである「ヘイジー」という濁ったブラウンビールを試すと、
カフェラテっぽい見た目に。さらに試作を重ね、ようやく完成!

それぞれをよく知る2組だからこそ、完成まで辿り着いたコーヒービール。
また、炭酸ガスの代わりに窒素ガスを使用することで、
炭酸ガスの10分の1とも言われる、きめ細かい泡を生み出すことができます。
この泡はクリーミーな口当たりを生み、
コーヒーに加えて乳糖も使用した今回のコーヒービールに
ぴったりの味わいになったそう。
ビールとコーヒーのいいとこ取り
こうして苦労の末に生まれた〈COSMIC LATTE〉。
気になるのがその風味。

きめ細かい泡を生むために、大きめのグラスに注ぐのがコツなのだとか。
ビールを注いだグラスを傾けると、繊細なコーヒーの香りが広がります。
香りから甘みを感じるのは、ナッツやアーモンドの香りが特徴的な
ブラウンモルトと呼ばれる麦芽を使用したことによるものだそう。
そして口に含むと、滑らかなマウスフィールと、
優しいながらも力強いコーヒーのフレーバーが感じられます。
浅煎りのコーヒー豆からくる果実感を優しく包み込むのは、乳糖の甘み。
喉を滑り落ちた後の余韻はコーヒーそのもの。
ゆっくりと液温を上げながら飲むと、より香りと甘みを感じられるようです。

パッケージへのこだわり
奈良醸造のビールの魅力といえば、こだわりを感じるパッケージ。
新商品が登場するたびに注目されています。

奈良醸造の個性豊かなビール。
今回のCOSMIC LATTEもすてきな仕上がりに。

ANY B&B + COFFEEの店内で使われている、
オーストラリア・メルボルンのデザイナーによる陶器をモチーフに、
夜空に見立てたコラージュ作品に仕上げ、
とってもロマンティックなパッケージが完成しました。
たくさんのこだわりが感じられる、COSMIC LATTE。
日本が誇るクラフトビールの新定番として、人気になること間違いなしです。
奈良醸造内をはじめ、
全国の取り扱い酒販店や、奈良醸造オンラインストアでも発売中。
家飲みもまだまだ続きそうなこの夏。ぜひ一度試してみてくださいね!
