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posted:2021.5.11 from:熊本県熊本市中央区 genre:買い物・お取り寄せ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Emi Ishida
石田絵美
いしだ・えみ●埼玉県出身。ファッションやカルチャーを軸に、WEB・紙媒体で編集・執筆を行う。旅行では地元のみなさんが集まる食堂や居酒屋を訪ねるのがマイルール。酒とおいしいものをこよなく愛する飲兵衛。
2021年4月で熊本地震が発生して5年目。
被害にあった熊本城も現在では天守が復旧しました。
そんな熊本城で現在お土産として人気を集めているのが
〈熊本城瓦御守〉です。
被災した住宅などで使用されたブルーシートの切れ端を
再利用してつくられています。
さらに、御守袋の中には地震で崩れた熊本城の瓦のかけらが入っていて
二度と落ちないという「後来不落(こうらいふらく)」の
意味が込められています。
受験生をはじめ、目標に向かってがんばる人、
身近な人への心願成就を願う人たちが購入していくそうです。
さらにこの御守の収益の一部は、
「熊本城災害復旧支援金」へ寄付されており
購入すれば支援にもつながります。
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このプロジェクトは地元・熊本で活動する
〈BRIDGE KUMAMOTO〉が発起人。
「RETURN=被災地に還元=寄付」
「REMAKE=被災が原因で捨てられるものをアップサイクル」
「REMIND=災害や復興を忘れない」
という、「3つのRE」をコンセプトに
さまざまなアイテムを企画・制作しています。
また、〈熊本城瓦御守〉は熊本市にある障がいを持つ方の就労支援施設で
ひとつひとつ手作業でつくられています。
〈熊本城瓦御守〉は、御守購入によって、熊本復興支援だけではなく、
障がいを持つ人たちの働く機会もつながるという訳です。
〈熊本城瓦御守〉は、制作後に熊本城敷地内にある
戦国時代の武将・加藤清正公を祀った
〈加藤神社〉で復興祈願を祈祷したのち、私たちの手に渡ります。
熊本の復興をはじめ多くの人たちの希望となる御守、
おひとついかがでしょうか。
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