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posted:2021.5.7 from:広島県 genre:アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
「街なかをピースにするデザイン」をテーマに、
広島県の事業者が主体的に「デザイン」を活用し、
クリエイターと共に空間や設置物などの開発に挑戦するプロジェクト
〈HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021〉。
現在、同プロジェクトの参加事業者のお題に対し、
共に新たなものづくりに挑戦するデザインパートナーを募集しています。
申し込み期間は、2021年5月30日(日)まで。
「イノベーション立県」を掲げ、持続可能な経済社会の実現に向け、
新たな価値やサービスが次々と沸き起こる
イノベーション・エコシステムの構築に力を入れている広島県。
その提唱を受け、イノベーションの原動力
「創造的なデザイン人材」を巻き込み、デザインを活用していくことで、
魅力的な都市環境を備えた「デザインあふれるまち」を目指しているといいます。
その具体的なプロジェクトのひとつが、
このHIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021。
今回、「デザインあふれるまち」を目指す上で、
キーワードとして掲げられたのが「ピース」。
これは、原爆投下による破滅的な状況からめざましい復興を遂げた
平和のまち・広島を象徴する「peace」であり、
ひとつのデザインを担うという意味を込めた「piece」でもあります。
そこから、今回のテーマである「街なかをピースにするデザイン」の
「ピースにする」という部分は、以下3つの意味から成ることばとして定義。
この施策を通し、広島からデザインの話題が上がるように。
そして、デザインによるコミュニケーションから、
平和について考えるきっかけとなるように。そんな想いが込められています。
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審査員長にはデザイナーの深澤直人氏、
審査員に建築家の谷尻誠氏と吉田愛氏(SUPPOSE DESIGN OFFICE)、
編集者の柴田隆寛氏が参加。
深澤氏は、このプロジェクトのアイデアを考える際、
「まちなかの平和」にとって何が最適解かを導き出すことが鍵であると語ります。
「人は美しい方に向かって歩んでいく感性を持った動物だと思います。
無意識に感じている幸せとは何かを自覚して
このプロジェクトに取り組んでほしい」と深澤氏。
現在の広島に、デザインで「ピース」を投げかけるのなら、
どういったものがふさわしいのでしょう。
その解は、あなたが日頃見つめている先にあるのかもしれません。
information
HIROSHIMA DESIGN CHALLENGE 2021
募集期間:2021年4月12日(月)〜5月30日(日)
応募資格:
・2021年9月までプロジェクトに参加できること。
※原則本プロジェクトへの参加を途中で辞退することはできません。
・本プロジェクトに関して事業者との協業の意志があること。
○個人またはグループは問わない○年齢・性別・国籍は問わない○学生、会社員、自営業などステータスは問わない
提出物:
1. アイデアシート
2. ポートフォリオまたは実績のわかる資料
3. 応募フォーム入力情報
※応募には AWRD のユーザー登録(無料)が必要です。 提出物を用意の上、応募フォームより応募してください。
※公式ウェブサイトで事業者プレゼンテーションイベント動画を公開中。
応募費用:無料
主催:広島県
運営:ロフトワーク
パートナー:AWRD
Web:公式ウェブサイト
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