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posted:2021.5.18 from:岡山県倉敷市児島唐琴町 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Emi Ishida
石田絵美
いしだ・えみ●埼玉県出身。ファッションやカルチャーを軸に、WEB・紙媒体で編集・執筆を行う。旅行では地元のみなさんが集まる食堂や居酒屋を訪ねるのがマイルール。酒とおいしいものをこよなく愛する飲兵衛。
気兼ねなく旅ができるまであと少しばかり
時間がかかりそうな状況が続いています。
次の旅行計画を想像したり、
過去に訪れたまちを思い浮かべたりしているひとも少なくないのでは?
そんな今にぴったりな、ホステルを中心とした複合施設が
岡山県倉敷市児島地区にあります。
〈DENIM HOSTEL float〉は、全室から瀬戸内海が一望でき
海を眺めながらさまざまなことを「思い浮かべる」時間を
宿泊者に提供しています。
宿から見える海の景色は多島美と称されるほどの
絶景はこのホステルの売りのひとつですが、
施設の内装にデニム生地が使われているちょっとユニークな宿なんです。
DENIM HOSTEL floatを運営するのはデニムブランド〈ITONAMI〉。
以前は店舗を持たずに兄弟で
47都道府県を旅しながら製品を販売していましたが
2019年9月に日本のジーンズ産地として有名な
倉敷市児島にDENIM HOSTEL floatをオープンさせました。
デニムブランドが営んでいることもあり、
内装のいたるところにデニム生地が使われています。
壁紙、畳縁、ソファ、座椅子など
デニム素材があしらわれた客室から見える
海の色とデニムの色のふたつの異なる青に包まれます。
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また、併設されているカフェでは
〈ITONAMI〉のふたりがキャンピングカーで販売していた頃に
出会った生産者たちの食材を使った
ドリンクやフードメニューを提供しています。
このほか、DENIM HOSTEL floatにちなんだ
特製フロートや、クラフトビールなど、
全国の知る人ぞ知る生産者の食材をたっぷり味わえます。
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デニムブランドが営むDENIM HOSTEL floatでは
ITONAMIの全製品が購入可能。
ジーンズのほか、ワンピースやリネンデニムシャツなど
幅広い素材のデニム製品がラインナップ。
宿泊者のなかには、ここで購入したものを着て
翌日旅立つ人もいるそうです。
また、クローゼットのなかで眠っている服を
インディゴに染め直してくれるという宿泊プランも用意されています。
着なくなった服との縁を戻そうというITONAMIの
「fukuen(ふくえん)」サービスを体験できるもので
持ち込んだ服を自社施設でひとつひとつ手作業で染めてくれるんです。
予約時にこのプランを選べば
当日持参した服を自分で染めることも可能になります。
全国を訪れたデニム屋の兄弟が営む
DENIM HOSTEL floatならではのサービスは
ここでしか体験できないものばかり。
次の旅のプランを考えてるときは、
ぜひDENIM HOSTEL floatを思い浮かべてみてください。
information
DENIM HOSTEL float
*価格はすべて税込です。
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