『コロカル』の撮影で、神戸へ行くことに。
スケジュールを確認してみると、撮影後に半日の空きがある。
ならば、ついでに美味しいものにありつきたい、とリサーチを開始。
まずはGoogleマップで神戸周辺を眺めてみた。
ふむふむ、おっと! そうだ、淡路島か。
コロカルの編集者に以前聞いたことがある。
テツ「全国を旅してみて、どこが一番美味しかった?」
エビハラ「淡路島です!!!」
と力の入った回答。
コロカルで一番の美食家とされる彼女が言い切るのだ、
美味しいものに出合えるに違いない。
mapで経路を算出してみると、神戸から車で1時間半。
行けますね、行きましょう!
ということで、まずは目的地が決定。
せっかくならば味わうだけでなく、その作り方も覚えて帰りたい。
ということで、淡路市役所に電話をかけ、相談をしてみた。
すると、親切な女性職員の方が、地元のお母さんを紹介してくださった。
河野さかゑさん。
早速電話をかけてみよう。
テツ「突然の電話ですみません、市役所からご紹介いただきました」
諸々のことを説明し、何か作って頂けないかとお願いをした。
河野「はぁはぁ、いいですよ~」
ありがとうございます!
低音の落ち着いた声、のんびりとしたテンポが心地よい。
テツ「昔からよく作る、地元ならではの料理はありますか?」
河野「うーん……たこ飯なんかかね~」
テツ「たこ飯! いいですねー」
河野「たこは淡路でよう採れるからね~」
テツ「ぜひぜひ、お願いします! ちょぼ汁というのも本で読んだことがあるのですが、
いまでも作りますか?」
河野「は~は~、作りますよ、できますよー」
やた!
テツ「あの……甘いものも何かあればお願いしたいのですが」
河野「淡路ゆうたら、いびつ餅かね~」
テツ「いびつ餅? 初めて聞くのですが、それはどんなものでしょうか?」
河野「いびつゆうのは……まぁま、食べたらわかると思いますよ~、ふふふっ」
テツ「はい、では伺わせていただきます!」
食の宝庫、淡路島へいざ行かん。
神戸駅でレンタカーを借り、淡路島を目指す。
明石海峡大橋に差し掛かると、向こうのほうにうっすらと島が見えてきた。
ワクワク感が絶頂に。
海ーーー! 島ーーー!

今回訪ねたのは、淡路島の北に位置する江井という港町。
漁港のあるこのまちには、常に新鮮な魚が出回っている。

河野さんとの待ち合わせ場所、江井コミュニティーセンターに到着。
車から降りると、お線香の香りがあちらこちらから漂う。
江井は、お線香のまちでもあり、全国の生産量のうち
7割がこのまちで作られているそう。

建物に入り「調理室」という札の掛かっている部屋へ。
ここでよいのかしら? と、少し躊躇しながら引き戸を開けてみる。