鹿児島県の6つの焼酎蔵を巡り 地域を体感する 「焼酎ツーリズム」が初開催

焼酎蔵・旅行者・地域が交わり混ざり合う“対流”のような企画

鹿児島県いちき串木野市・日置市を舞台に、6つの焼酎蔵を巡回バスで周遊しながら
蔵のある地域をまるごと体感できるイベント「焼酎ツーリズムかごしま2023」。
鹿児島県内における「自由度の高いツーリズム型の焼酎蔵巡り」としては初めて
(実行委員会が2023年1月調査)の取り組みとして、
2月25日(土)9:00から17:00、定員200人・20歳以上限定で開催されます。

イベント主催の鹿児島県酒造組合では、今年度、焼酎の産地として多様なセクター
(地域・自治体・企業等)と連携し、焼酎文化を次世代までつなげていくための
きっかけづくりとして、「令和4年度焼酎トレイル検討事業」を企画。
県内3地区をモデル地区として選定しています。

いちき串木野市・日置市を舞台に、6つの焼酎蔵を巡回バスで周遊

そのひとつである伊集院地区酒造協議会では、焼酎を軸とした地域振興を通じて
焼酎の魅力発信や地産地消を訴求。
さらにお湯に焼酎を注いだときにできる“対流”のように、焼酎蔵・旅行者・地域が
交わり混ざり合う場を企画しようと、地域の民間事業者や焼酎蔵の若手職員を中心に
「焼酎ツーリズム実行委員会」が立ち上げられました。

世界のショコラティエも注目する チョコレート醤油 〈カカオ醤〉とは?

カカオと醤油が融合した新感覚の調味料

日本の醤油の発祥地として知られる和歌山県湯浅町で、
1881(明治14)年に創業した老舗の醤油蔵〈丸新本家〉。

その醤油部門となる〈湯浅醤油〉が、世界初のユニークな
チョコレート醤油〈カカオ醤(ジャン)〉を2021年に発売しました。

カカオ醤(粒・ペースト)各1782円。

カカオ醤(粒・ペースト)各1782円。

先日、内閣総理大臣表彰〈第9回ものづくり日本大賞〉で経済産業大臣賞も
受賞するなど、その発想と技術に改めて注目が集まっています。

「チョコレートは発酵食品。チョコの香りを生かした醤油ができないか」という
ユニークな発想から生まれたチョコレート醤油。

今なお昔ながらの木桶で仕込みを行なう〈湯浅醤油〉と
チョコレートソムリエの札谷加奈子氏率いる〈トモエサヴール〉、
フランスのチョコレートブランド〈エリタージュ〉の3社がタッグを組み、
度重なる試作を重ねて4年の歳月をかけ開発されました。

「チョコレートは発酵食品。チョコの香りを生かした醤油ができないか」というユニークな発想から生まれたチョコレート醤油。

お酒好きのあの人へ カカオを使った エシカル・ジンのバレンタインセット

カカオとの魅惑の組み合わせが楽しめる4種類

“循環経済を実現する蒸留プラットフォーム”をモットーに、廃棄素材を使用した
クラフトジンの生産や再生型蒸留所を運営する〈エシカル・スピリッツ〉が
数量限定のバレンタインセット〈CACAO ÉTHIQUE(カカオ・エシーク)SET 2023〉を
公式オンラインサイトと〈東京リバーサイド蒸溜所〉で販売しています。

2021年、蔵前にオープンした世界初の再生型蒸留所〈東京リバーサイド蒸溜所〉。

2021年、蔵前にオープンした世界初の再生型蒸留所〈東京リバーサイド蒸溜所〉。

通常チョコレートづくりの過程で廃棄されてしまうカカオ豆の外皮「カカオハスク」。

そのカカオハスクと香気成分を取り出す「蒸留」との相性が非常によいことに着目し、
生まれたエシカル・ジンシリーズ〈CACAO ÉTHIQUE〉。

エシカル・ジンシリーズ〈CACAO ÉTHIQUE〉

原酒には、パイナップルの香気とバナナやカラメルを連想させる味わいに、
酸味と芳ばしさがあり、カカオに最適な秋田県〈飛良泉〉の〈吟醸粕取焼酎〉を使い、
ボタニカルにスペシャルティカカオと呼ばれる、風味と香りに優れた高品質カカオの
カカオハスクをはじめ、ジュニパーベリーなどを用いてつくられています。

リッチでバランスの取れたカカオの風味とともに、フルーティーでハーバルな
特徴を持つこのシリーズは、バレンタインシーズンのみの限定商品として
毎年人気を集めています。

京都のタクシー会社が チーズテリーヌ専門店の オンラインショップ 〈京峰石〉をオープン

ゆずと西京味噌を使った京都風チーズテリーヌが誕生

京都市中京区を拠点とするタクシー会社〈エコロ21〉が、
チーズテリーヌ専門店となるオンラインショップ〈京峰石(きょうほうせき)〉を
オープンしました。

環境に配慮した観光タクシーとして2002年から運行を開始した同社ですが、
新型コロナウイルスの影響を受けて、「コロナ禍であっても京都の魅力を
たくさんの人にお届けしたい」という気持ちを再認識したと言います。

そこで、パティシエ経験を持つ同社の酒井昌彦さんを筆頭に、
タクシー運転手の持つ情報収集力を総動員し、飲食業界へ参入。

酒井さんの趣味である山歩きをきっかけに、日本のゆず発祥の地として知られる
小さな集落・水尾と出合い、ゆずの果汁をぜいたくに使用したグルテンフリーの
チーズテリーヌ〈嵯峨〉が考案されました。

ゆずと西京味噌の京都風チーズテリーヌ〈嵯峨〉(7切入)3800円。

ゆずと西京味噌の京都風チーズテリーヌ〈嵯峨〉(7切入)3800円。

広島にゆかりのある 〈ウシオチョコラトル〉と 〈夏目坂珈琲〉が 念願のコラボレーションを実現

東京の珈琲店と広島県尾道のチョコレートメーカーがコラボ

広島県尾道のチョコレートメーカー
〈USHIO CHOCOLATL(以下、ウシオチョコラトル)〉が、
東京都の早稲田にある〈夏目坂珈琲〉とオリジナルミルクチョコレート
「USHIO CHOCOLATL×夏目坂珈琲 ミルクチョコレート」(1069円)
を発売しました。

さまざまなアーティストが創り出すジャケットで彩り、カカオ豆が持つ背景を六角形のチョコレート一枚に込めた〈ウシオチョコラトル〉のチョコレート

さまざまなアーティストが創り出すジャケットで彩り、カカオ豆が持つ背景を六角形のチョコレート一枚に込めた〈ウシオチョコラトル〉のチョコレート

広島県尾道市の向島の山腹に位置するチョコレートメーカーの〈ウシオチョコラトル〉。
森の環境に配慮したアグロフォレストリー農法で栽培されたカカオをはじめ、
世界各地からダイレクトトレードで良質な豆を仕入れ、焙煎・製造・販売まで
すべて自分たちで行う“Bean to Bar”のチョコレートを届けています。
カカオ豆と砂糖のみで作られたチョコレートをメインに、
さまざまな土地の食料を使用した個性豊かなオリジナルチョコレートもラインナップ。
豆の個性を最大限に生かして製造しているので、
カカオ本来の香りや味が存分に感じられるチョコレートになっています。

早稲田の住宅街にひっそりと構える〈夏目坂珈琲〉

早稲田の住宅街にひっそりと構える〈夏目坂珈琲〉は、
「コーヒーを通して、みなさまの暮らしを豊かにするお手伝いがしたい」
をコンセプトに2021年11月にオープン。
代表の大崎安芸路氏が広島出身であることから、世界遺産のある宮島に焙煎所を構える
伊都岐珈琲のスペシャルティコーヒーや、生口島のエコレモンを使ったレモネードや
ドーナツなど瀬戸内の素材にこだわったメニューが人気です。
「おいしくて地球と身体に良いものを届けたい」という想いから、
ほとんどのメニューがヴィーガンやグルテンフリーであることも特徴です。

淡路島のアイスクリーム専門店が 名産の玉ねぎを使った 新感覚のアイスを新発売

食事とも好相性な玉ねぎアイスが誕生

兵庫県淡路島にある〈あわじ島アイスクリーム〉が
名産の玉ねぎを使った新感覚の野菜アイス「玉ねぎアイス」を発売しました。

店頭での販売のほか、オンラインショップでのお取り寄せも可能です。

あわじ島アイスクリーム(6個入り)2680円。

あわじ島アイスクリーム(6個入り)2680円。

同店は、淡路島産の牛乳を使用したジェラート専門店として
2022年8月にオープン。

多数の牧場があり、酪農に恵まれた淡路島。

いくつもの淡路島産のミルクのなかから、最もジェラートに適しているもの、
ほかの素材と組み合わせたときにしっかりと味を引き立たせてくれる
選び抜かれたミルクが使用されています。

新鮮なミルクを使用し、ひとつひとつ手作業でつくられます。

新鮮なミルクを使用し、ひとつひとつ手作業でつくられます。1個450円で販売中。

そんなこだわりのミルクと組み合わせるのは、淡路島産のレモンやコーヒー豆、
藻塩などをはじめ、この島に想いを持って働く地元の農家さんやコーヒー店の
スタッフが心を込めて手がけた素材のみ。

これらの厳選された素材は、本格的なイタリア製法の修行を積んだグラシエの
アイデアによって、この店でしか味わえないジェラートに生まれ変わります。

自宅にいながら 新鮮な東北ゆかりの海の幸を堪能できる 〈&fish〉からおすすめピックアップ

被災地水産業の復興支援の一環でスタートした、水産加工品の商品開発

被災地水産業の本格的な復興を果たすことを目的に、
日本の水産業において重要な位置を占める
被災地の水産加工品を、オンラインショップやECサイトなどを通じて販売する取り組みを
〈ジェイアール東日本企画〉が支援。
本事業で開発・リニューアルした商品の第2弾として、2022年12月26日(月)より、
青森県・岩手県・宮城県・福島県の海の幸を使用した商品18品が
〈&fish〉にて発売されています。
今回はこの中からコロカル編集部視点でピックアップしたいくつかの商品をご紹介。

常温保存OK、レンチンだけで食べられる青森県八戸名物の魚の煮付けセット

「八戸たけわ食堂セット」4種類各1個入り2,160円 写真は「いわしとたけのこの旨煮」

「八戸たけわ食堂セット」4種類各1個入り2160円 写真は「いわしとたけのこの旨煮」

青森県からは〈武輪水産〉による「八戸たけわ食堂セット」をピックアップ。
武輪水産は、うみねこの繁殖地である天然記念物蕪島と350年の歴史のある
北東北屈指の港・八戸港の鮫浦のある鮫町に創業。
主力商品である鯖は「八戸前沖さば」とよばれ、国内最北端の漁場・八戸沖の
冷涼な水温の海で育つため、粗脂肪分がとにかく多いのが特徴です。
コクがあり、後味がよいうま味は「日本一脂がのったサバ」と高い評価を受けています。

「さばとバジルガーリックの香味煮」540円

「さばとバジルガーリックの香味煮」540円

そんな八戸の鯖をはじめ、イワシやニシンなどの魚を「もっと気軽においしい魚料理を」の
コンセプトの下、骨までやわらかく煮込んだ本格煮魚などの定番レシピから、
洋風のこだわりアレンジレシピまで取り揃えたのが「八戸たけわ食堂セット」。
常温保存が可能な「昔ながらのさば味噌煮」「いわしとたけのこの旨煮」
「にしんのトマトソース煮込み」「さばとバジルガーリックの香味煮」が
セットになっています。
味はどれも本格派で、定食屋で提供されるようなレベル。
湯煎やレンジ加熱、そのままでも手軽に、ヘルシーな魚料理を味わえます。

岩手県大槌町の海水「恵海」で洗って、茹でて、蒸した海の恵みが凝縮された魚介類

「恵海で茹でた美味しいたこ足(スライス)」750円

「恵海で茹でた美味しいたこ足(スライス)」750円

岩手県からは「三陸産恵海セット(匠)」(4630円)をご紹介。
自然の力で濾過された大槌町の海水は食用として利用許可が出るほど綺麗で、
浄化作用を持つ、希少価値の高い海水です。
その大槌町の海水「恵海」を使い、素材を「洗う」、「茹でる」、「蒸す」
といった方法で三陸の恵みを調理しています。
三陸の漁師しか知ることのなかった舟の上の贅沢な味わいを
家庭で手軽に食べられるのが魅力です。

「恵海ほたて(刺身用)」750円

「恵海ほたて(刺身用)」750円

「三陸産恵海セット(匠)」は、冷凍物とは思えぬほど鮮度が良く、
素材の味が濃い「恵海ほたて(刺身用/バター焼き用)」や、
「恵海で茹でた美味しいたこ足(スライス)」、「恵海ほや(刺身)」、
解凍してそのまま白米にのせるだけでご馳走が完成する「恵海いくらと鮭の親子漬」
がセットになっています。
このレベルの刺身が、自宅で食べられることに素材の良さだけでなく、
漁獲や冷凍保存などの技術の高さを感じざるを得ません。

「恵海いくらと鮭の親子漬」1,200円

「恵海いくらと鮭の親子漬」1200円

どれも冷蔵庫内で自然解凍、もしくは流水にて解凍し、パックから海水を捨て、
お好みでお皿に盛り付けるだけで簡単に食べられるのも魅力です。
どの商品も1〜2人で食べるのにちょうど良いボリューム感です。

松阪愛あふれるデザインチームがつくる
「松阪偏愛ツアー」。
歴史や偉人、松阪牛、夜のまちと
盛りだくさん

地元クリエイターの郷土偏愛が生んだ夜まで充実の観光ツアー

三重県松阪市といえば、日本屈指のブランド和牛として名高い松阪牛のふるさと。
ではそれ以外では、どんなまちのイメージがあるだろうか。
松阪の歴史を知り、地元の人が愛するソウルフードや
夜のまちまで楽しんでほしいというツアーが企画され、
2023年1月14日に第1回が実施された。

参加者のひとりが手づくりしたフラッグ。愛を感じる。

参加者のひとりが手づくりしたフラッグ。愛を感じる。

ツアーの正式名称は、
「【松阪市協力/観光協会公認】地元を再編集するデザインチームが考えた
“松阪偏愛モニターツアー”」
(以降「松阪偏愛ツアー」)。

この「松阪偏愛ツアー」は、
“旅を介して、地域の活性化や人々の交流に貢献する”ことを目指す
〈NICHER TRAVEL(ニッチャートラベル)〉が提供する旅のひとつ。

〈ニッチャートラベル〉は、
旅行会社の〈阪急交通社〉とナビゲーションサービスの〈ナビタイムジャパン〉の
共同プロジェクトとして2022年6月から始まり、
自分の愛する地域を盛り上げたいと強く願う人たちと一緒に、独創的な旅をつくっている。

「松阪偏愛ツアー」を企画し、アテンドも行うのは、松阪市で2021年から活動する
地域に特化したデザインチーム〈vacant(バカント)〉 。
チームの合言葉は“純度の高い愛と自由”なのだという。

〈vacant〉のメンバー。本来は5人のチームだが、1月14日は1名欠席。左から羽根由展さん、中瀬皓太さん、阪井純子さん、中瀬理恵さん。

〈vacant〉のメンバー。本来は5人のチームだが、1月14日は1名欠席。左から羽根由展さん、中瀬皓太さん、阪井純子さん、中瀬理恵さん。

ツアーは、松阪市が輩出した偉人たちにまつわる資料館や
江戸時代の面影を残すまち並みを歩くといった地元の名所を訪ねるにとどまらず、
夕食には地元で愛される焼肉店で松阪牛のホルモンに舌鼓を打ち、
その後、希望者は歓楽街に一緒に繰り出してしまおうというもの。
ニッチでディープに松阪を体験できるツアーだ。

〈vacant〉代表の中瀬皓太さん。生まれてから40年間、松阪市以外では暮らしたことがないという生粋の松阪人。

〈vacant〉代表の中瀬皓太さん。生まれてから40年間、松阪市以外では暮らしたことがないという生粋の松阪人。

この「松阪偏愛ツアー」の発端は、
〈ニッチャートラベル〉のメンバーで
編集者の柴田隆寛さんとvacantの中瀬さんの出会いだった。

vacantを立ち上げる前、中瀬さんは松阪の有志が集まる勉強会に参加していた。
毎月、全国で活躍するクリエイターが招かれていて、
その勉強会で中瀬さんは、県外から訪れたクリエイターたちが、
地元にいる自分たちよりも本居宣長をはじめとする郷土の偉人たちに詳しいことに
驚いたという。

「松阪人として恥ずかしい、これではいけないと感じました。
まちや偉人たちのことを学び直そうと考えて、
さらに、その情報を再編集して伝える企画やツールをつくれば
観光はもちろん、地元愛にもつながるはずだ、と」

勉強会に招かれていたクリエイターのひとりが柴田さん。
その後も中瀬さんと柴田さんの交流が続いた。

そして中瀬さんはvacantを立ち上げ、
vacantの拠点として多機能なカフェ、〈MADOI〉を2021年11月にオープンした。
MADOIの名前は、本居宣長が夜な夜な仲間と集っていたサロン、“円居”(マドイ)にちなむ。

松阪偏愛マップと愛宕純愛マップ。

松阪偏愛マップと愛宕純愛マップ。

それからしばらくした2022年春にvacantのメンバーが完成させたのが、
彼ららしい地元愛を詰め込んだ松阪偏愛マップだ。
掲載されているのは、食堂や喫茶店、惣菜店などの個人店から、松阪競輪場まで。
一般的なガイドマップで紹介されそうもない
古くから松阪で愛されている、生活に根ざしたスポットばかりだ。

「僕たちが大好きな松阪のスポットをピックアップして、
愛情を込めてつくったマップです」と中瀬さん。

第2弾としてスナックやバーなどが紹介される歓楽街ガイドの
松阪純愛マップを作成していたころ、
松阪偏愛マップを下敷きとした「松阪偏愛ツアー」が
柴田さんが関わる〈ニッチャートラベル〉 で開催することが決まったのだ。
松阪市や観光協会も協力してくれることになった。

歌手の西野カナさんも松阪が輩出した偉人のひとりと真面目に話す編集者、柴田隆寛さん。

歌手の西野カナさんも松阪が輩出した偉人のひとりと真面目に話す編集者、柴田隆寛さん。

「誰かに任せていられない。自分たちがやるんだ。
そんな熱い思いで、地元・松阪を盛り上げようと奮闘しているvacantのメンバーたち。
素直に応援したくなりますよね? 
僕たち〈ニッチャートラベル〉は、日本各地で地域のために頑張っている、
彼らのようなローカルヒーローの少しでも力になりたい。
訪れる人と出迎える人。
それぞれがあたたかい気持ちで深く交流する “ニッチな旅”をつくって、
地域振興の新しい種を蒔いていけたら」と柴田さんは話す。

受付で当日の資料やツアーグッズが入ったオリジナルエコバッグを配布。グループ分けの目印を兼ねたバッジつき。

受付で当日の資料やツアーグッズが入ったオリジナルエコバッグを配布。グループ分けの目印を兼ねたバッジつき。

ツアー当日、参加者25名は〈MADOI〉にて正午前に集合。

ツアーでは、松阪をいろいろな角度から知ることはもちろん、
vacantのメンバーを含めた参加者同士のつながりを生むことも目的のひとつ。
まずはアイスブレイクを兼ねて、松阪の名物駅弁〈モー太郎弁当〉でランチタイム。

〈モー太郎弁当〉はひとつ1500円。松阪駅の中に売店もある。

〈モー太郎弁当〉はひとつ1500円。松阪駅の中に売店もある。

2003年に誕生したモー太郎弁当はインパクトあるパッケージで、
蓋を開けるとメロディが流れる仕組みまであるユニークなお弁当だ。
脂の旨みと甘辛い味つけが特徴の牛肉が、
三重県産の伊賀米を覆い隠すように盛りつけられている。

〈駅弁のあら竹〉 の新竹浩子さんは松阪市観光協会のメンバーも務める。地元愛にあふれたとっても明るい社長さんだ。

〈駅弁のあら竹〉 の新竹浩子さんは松阪市観光協会のメンバーも務める。地元愛にあふれたとっても明るい社長さんだ。

モー太郎弁当をつくる〈駅弁のあら竹〉の新竹浩子さん(通称ぴーちゃん)が、
蓋から音楽が流れる仕組みや、駅弁への愛を語り、
その圧倒的な明るさで参加者の心を解きほぐしていった。

モー太郎弁当を五感で堪能し、参加者同士で簡単な自己紹介をしたあとは、
4組に分かれてまち歩きへ。
近隣の市町村から来たという方が一番多く、次いで愛知県や京都府など近隣県からの参加者、
IターンやUターンで移住してきたという松阪在住の方も。
ひとりでの参加も多く見られた。

クラフトサケ醸造所〈稲とアガベ〉
岡住修兵さんがつくる、
日本酒の未来、まちの未来

男鹿を「クラフトサケ」の聖地に

2021年、秋田県男鹿市に誕生したクラフトサケ醸造所〈稲とアガベ〉。
代表の岡住修兵さんは、
男鹿を日本酒(清酒)製造免許の新規取得ができる「日本酒特区」にしようと奔走し、
「クラフトサケ」というジャンルを確立したことで注目を集めている。

酒税法において「米、米麹、水を原料に発酵させ、こしたもの」と
定義されている「日本酒(清酒)」。
その製造免許は、輸出限定には解禁されたものの、新規に取得することができない。

〈稲とアガベ〉が日本市場向けにつくるのは、日本酒の製造技術をベースにした、
こさないどぶろくや、フルーツやハーブなど副原料を加えた「その他の醸造酒」だ。

出荷準備中のどぶろく。購入できる全国の酒販店は〈稲とアガベ〉のホームページでチェックできる。

出荷準備中のどぶろく。購入できる全国の酒販店は〈稲とアガベ〉のホームページでチェックできる。

岡住さんは、これらを「クラフトサケ」と呼び、
発起人となって〈クラフトサケブリュワリー協会〉を設立。
フランスでの「SAKE」造りで注目を集める〈WAKAZE〉、
福島県の〈haccoba〉など、
近年「その他の醸造酒製造免許」を活用して各地に誕生した醸造所が
一堂に会するイベント『猩猩宴(しょうじょうえん)』を男鹿と東京・下北沢で開催した。

「クラフトサケの認知が高まることで、参入する人が増えて
サケ業界が活性化してほしいという思いもあるし、
日本酒製造の新規参入解禁にもつなげたい。
若い醸造家が活躍できる未来をつくりたいと思っています。
初めて『猩猩宴』を開催した男鹿が聖地になって、
全国から人が集まるようになってくれたらうれしい」と岡住さんは話す。

醸造所は旧男鹿駅舎を改装した建物内にある。新駅は、道の駅おが〈なまはげの里オガーレ〉の整備にともない約100メートル南に新設された。

醸造所は旧男鹿駅舎を改装した建物内にある。新駅は、道の駅おが〈なまはげの里オガーレ〉の整備にともない約100メートル南に新設された。

「きっぷうりば」の表示が残る自動ドア。駅の名残がある醸造所の奥には改札があり、隣接する線路を電車が走り抜けていく。

「きっぷうりば」の表示が残る自動ドア。駅の名残がある醸造所の奥には改札があり、隣接する線路を電車が走り抜けていく。

2022年末には「TAMESHIOKE(試し桶)」シリーズとして
山梨県勝沼産のブドウ「甲州」を発酵させた「稲とブドウ」(2950円)を発表。
今後も5種類の新製品を予定している。

「副原料は、僕が人生において日本各地・世界中で出会った人たちとの縁」
と考える岡住さん。
米は秋田県産に限るが、副原料にはその制限を設けない。

「クラフトサケでは、米農家とつくり手の物語に加えて、
副原料の物語も伝えることができるおもしろさがあります。
副原料は、男鹿を知ってもらい、
男鹿に来てもらうきっかけになってくれる力があると思うのです」

生産量1%のイチゴ「女峰」を使った 生チョコレートが〈Minimal〉より登場

素材と製法を探求するチョコレートの職人チーム〈Minimal〉

日本発のスペシャルティチョコレート専門店
〈Minimal -Bean to Bar Chocolate- (以下、Minimal)〉より、
香川県の〈いちご家めい〉の、国内で1%ほどしか栽培されていない
希少な「女峰」を使った〈生チョコレート 苺 -いちご家めい-〉が
店頭にて2023年1月中旬より発売中です。

日本発のスペシャルティチョコレート専門店〈Minimal〉

Minimalは世界のカカオ産地を訪れ、良質なカカオ豆から
職人がひとつひとつ手仕事でチョコレートの製造をしています。
「丁寧にシンプルに、最高の素材を生かし香りを最大限に引き出す」という
原点に真摯に、国内外の星付きレストランやトップパティスリーで
腕を磨いてきたパティシエ・ショコラティエ・職人たちが切磋琢磨し、
チームワークでチョコレートやスイーツをつくっています。

職人が一つひとつ手仕事でチョコレートの製造をしています。

素材のカカオは現地で発酵・乾燥作業の研究やレクチャーを行い、
カカオ農家と一緒に高品質高単価に適うフレーバーの開発を行っています。

プランテーションの名残があるカカオ産業のサステナブルな経済的自立を目指し、
技術支援やフェアでエシカルな取引を行っているのもMinimalのポリシー。
2021年はJICAのODA案件化調査プロジェクトで
ニカラグアにおいてカカオの調査を行いました。
素材を活かす引き算の思想と独自製法により、
国際品評会で7年連続73賞を受賞。
基本に忠実に、一方で伝統や手法にはとらわれない自由な発想で
「また食べたい」と思える「こころに遺るチョコレート」づくりを
モットーとしています。

本格素材との出会いを楽しむ〈Minimal Collaboration シリーズ〉第3弾

本格素材を扱うブランドとコラボレーションした特別な生チョコレート

〈Minimal〉では、「良い素材、良い人、良いチョコレート」をテーマとして、
本格素材を扱うブランドとコラボレーションした特別な生チョコレートを発売する
〈Minimal Collaboration シリーズ〉を11月よりスタート。
Minimalはブランド自体をチョコレートの体験を新しくする「場」と捉え
Minimal Collaboration シリーズも、その「場」に良い素材、良い人が集まり、
チョコレートと出合うことで、おいしく新しいチョコレートを生み出す
プロジェクトとなっています。

第1弾で発売された紅茶専門店〈Uf-fu〉のダージリンを使った
〈生チョコレート 紅茶 -Uf-fu-〉は、発売開始5日で完売。
第2弾では千葉県のピーナッツブランド「Bocchi」のピーナッツを使った
〈生チョコレート ピーナッツ -Bocchi-〉を発売し好評を得ました。

2022年12月27日より順次発売された〈生チョコレート 苺 -いちご家めい-〉は、
〈Minimal Collaboration シリーズ〉の第3弾となっています。

北信州にウイスキーとクラフトジンを 製造する〈野沢温泉蒸留所〉が誕生

歴史的な工場を改装した新たな観光施設〈野沢温泉蒸留所〉

長野県北信州に位置し、ウインターシーズンに盛り上がりを見せる
スノーリゾートの野沢温泉。
この地に2022年12月15日(木)、地元産の食材やボタニカルを使用した
少量生産のシングルモルトウイスキーとクラフトジンを製造する
〈野沢温泉蒸留所〉が開業しました。

野沢温泉蒸留所が位置するのは村の中心部で、
野沢温泉村のアイコン的存在の大湯温泉から徒歩わずか数分の場所。
元々は野菜や食材を缶詰にして保存し、
村を支えていた歴史的な工場を改装して誕生しました。

ギフトショップ、クラフトバーを備える施設では蒸留所ツアー、テイスティング、
マスタークラスなどの体験サービスも提供。
春になると暖かな日差しの中で、桜が美しく咲き、
ハーブガーデンでピクニックを楽しむこともできます。

地元産の植物や原料、新鮮な野沢温泉村の湧き水を使用した
クラフトスピリッツを製造

野沢温泉村の清らかな山水、
地元の植物、原材料を使ったクラフトスピリッツ

野沢温泉蒸留所は、高品質な地元産のスピリッツを生産し、
野沢温泉のコミュニティと密接に協力し、すべての活動において
持続可能な実践をするという3つのコアバリューによって運営されています。

野沢温泉蒸留所がつくり出すのは、野沢温泉村の清らかな山水、
地元の植物、原材料を使ったクラフトスピリッツ。
異なる風味を持つクラフトジンを毎年5万本生産する予定です。
最初のクラフトジンのリリースには、下記の3つのブレンドが含まれています。

〈NOZAWA GIN〉
ジュニパー、シダー、レモンの香りが複雑な後味をもたらす、蒸留所の代表的なドライジン。

〈CLASSIC DRY GIN〉
クラシック・ドライ・ジン 伝統的なロンドン・ドライ・ジンにインスピレーションを受け、
レモンと地元の山椒の香りが引き立つ。

〈IWAI GIN〉
野沢温泉の実りの季節を祝う、桜、梅、りんごの木の繊細なフレーバー。

クラフトスピリッツづくりでは、野沢温泉村の農家と協力して地元産の穀物を生産し、
大麦やその他の原料を輸入する必要性を抑えることに尽力しています。

また、できる限り持続可能で再生可能なエネルギーを使用し、
地元のサプライヤーを雇用して投資を続けていくことを心がけています。

〈野沢温泉蒸留所〉

ヘッドディスティラーの米田勇(サム・ヨネダ)氏は、
「今回、新たに3種類のクラフトジンを発売することで、野沢温泉のスピリット、
魅力、自然の素晴らしさを世界に発信していきたいです」と語っています。

クラフトスピリッツには野沢温泉村の自然のすばらしさと資源に触発され、
丁寧に選んだ季節の地元産の食材を使用されています。

米田氏は、野沢温泉村が世界レベルのウィスキー、クラフトジン、その他のスピリッツを
製造する革新的な蒸留プログラムを開発するのに最適な環境であると考えました。

「蒸留酒の世界では、ほとんどの人が『水が最も重要な原料である』と言います。
この村のどこにいても、谷を流れる川の音が聞こえ、
地元の湧き水をそのまま飲むことができ、土地の生命力を吸収することができます」。

2021年10月に初めて野沢温泉村を訪れたことを振り返り、米田氏は
「山、森、川 に囲まれた緑の風景は、瞬時に故郷のスコットランドを思い起こさせました。
家族と一緒に山を登り、森の中を歩いていると、土やスパイスの香りが
ふんだんに感じられ、植物学者や採集家のパラダイスでした」と語っています。

徳島県上勝町&広島県瀬戸田発の エコロジカルなコーヒービール 〈MOONRISE〉

MOONRISE 950円

KAMIKATZ BEER×Overview Coffeのタッグが実現

ゼロ・ウェイストタウンである徳島県上勝町を拠点とする
ブルワリー〈RISE & WIN Brewing Co.〉。
リデュース、リユース、リサイクルに取り組みながらビールづくりを続け、
現在は醸造過程で生まれる副産物をたい肥化し、これを用いて麦畑を育て、
ふたたびビールを生み出す、循環型のビール製造を行っています。

徳島県上勝町を拠点とするブルワリー〈RISE & WIN Brewing Co.〉

このたび、そんな同ブルワリーでつくられるクラフトビール〈KAMIKATZ BEER〉と、
アメリカオレゴン州ポートランド発、広島県尾道市瀬戸田に拠点を構える
スペシャルティコーヒーロースター〈Overview Coffee〉がコラボレーションし、
コーヒービール〈MOONRISE〉を開発。
現在RISE&WIN公式オンラインストアで予約販売中です。
※ビールの発送は1月10日(火)以降。

木の経年変化に思い出を込めて。 リフォームできる木の器シリーズ〈ara!〉

赤ちゃんから大人まで使える木の器

1947年に石川県輪島市で漆器用素地の木地屋として創業し、
現在は「木の麗しさ」を軸に、さまざまな木材加工品を手がける〈四十沢木材工芸〉。

そんな同社では、乳児期に使用した器をリフォームして、
大人になっても使うことができる木の器シリーズ〈ara!〉を展開しています。
デザインにおけるディレクションを行ったのは、手工業デザイナーの大治将典さん。

このシリーズの器は、離乳食を始めた1歳から
器がしっかり持てるようになる5歳くらいまでを想定して設計。
子どもが誤って器をひっくり返すことを想定し、
器は厚みを持たせ、重く安定感のある仕様に。

器をしっかり持てない1、2歳の子どもが
スプーンだけで料理をすくいやすいように縁は返しがあり、
耳のような持ち手もついています。

持ち手に穴が空いていない理由は、
子どもが穴に指を引っ掛けて器が落ちるのを防ぐため。
しっかり器を持たないと持ち上げられないため、
食事の際の集中力も高まるのだそう。

乳児期を卒業し、器を使わなくなったら、
器の経年変化を残したまま普段使いしやすいかたちにリフォームが可能。
縁を噛んでしまった歯型の跡、内側のフォークの跡、
そんな愛しい記憶を残したまま、日常に使いやすい器にチェンジできるのです。
まさに「器の記憶」と「使い勝手の変化」に対応したシリーズといえるでしょう。

シリーズでは、現在3つの器が展開されています。

〈きょうの日本酒〉 日本各地の個性的な銘柄を一合瓶で 「余すことなく、丁度よく」たのしむ

ECサイトオープンで一般購入が可能に

日本各地の魅力的な日本酒を身近にたのしめるようにと、
2021年11月に創業された日本酒の一合瓶ブランド〈きょうの日本酒〉。

「飲みきれないから買いにくい」「いろんな銘柄を試したい」
といった声に応え、飲み切りやすい一合瓶で、
日本各地の個性的な銘柄をラインナップしています。

日本各地の個性的な銘柄

▼取り扱い酒蔵・銘柄一覧
南部美人(岩手): 南部美人 純米吟醸 別誂
板倉酒造(島根):無窮天穏 縁起
土田酒造 (群馬):土田 はつしぼり、土田生酛 、土田 プリンセスサリー
大納川(秋田) :大納川 純米大吟醸、大納川 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり
本田商店(兵庫): 龍力 純米大吟醸 5年熟成 、龍力 特別純米 生酛
富美菊酒造(富山) : 富美菊 純米大吟醸 生酒
八百新酒造(山口): 雁木 ひとつび
松井酒造店(栃木):松の寿 純米吟醸 雄町
惣誉酒造(栃木):惣誉 純米大吟醸 生酛
川敬商店(宮城):黄金澤 山廃純米 弐年熟成
岩瀬酒造(千葉):岩の井 山廃純米吟醸 山田錦 無濾過生酒

瓶の首部分には、
お酒や酒蔵の特徴を140字にまとめた「酒読(さけよみ)」を記載したり、
各銘柄の香りや味わいを色で表した「酒色(さけいろ)」も開発したりと、
よりお酒を豊かにたのしめる工夫も。

そんな〈きょうの日本酒〉ですが、
昨年のクラウドファンディング目標達成を経て、
今冬2022年12月5日に自社ECサイトをオープンしました。

愛媛・さくらひめから生まれた 個性豊かな22の日本酒。 現在購入予約受付中!

4種類の酵母から22の蔵元が日本酒を製造

36もの蔵元が存在する、地酒の隠れ郷・愛媛県。
年間生産量180キロリットル以下と比較的小規模な蔵がほとんどですが、
伝統を受け継ぎながら、丁寧に地酒を醸しています。

そんな愛媛の地酒を「地元の人たちにもっと飲んでもらいたい」
という県の想いから発足されたのが「愛媛の、愛媛による、愛媛のための」
日本酒プロジェクト〈えひめ香る地酒プロジェクト〉。

2023年3月末、プロジェクトの一環として愛媛県酒造組合と東京農業大学、
愛媛県産業技術研究所食品産業技術センターの産学官連携で、
愛媛県オリジナル品種の花「さくらひめ」から分離培養した
清酒用花酵母「愛媛さくらひめ酵母」を開発し、
地元の22の蔵元がこの酵母と愛媛の米と水を用いて日本酒を醸造。
そうして造られた〈愛媛さくらひめシリーズ〉22銘柄が一斉発売されます。
それに先駆け、現在 Makuakeで先行予約受付中。

▼参加蔵元
石鎚酒造(株)/宇都宮酒造(株)/梅錦山川(株)/梅美人酒造(株)/栄光酒造(株)/川亀酒造(資)/協和酒造 (株)/近藤酒造(株)/桜うづまき酒造(株)/酒六酒造(株)/島田酒造(株)/首藤酒造(株)/成龍酒造(株)/武田酒造(株)/千代の亀酒造(株)/中城本家酒造(名)/西本酒造(株)/水口酒造(株)/名門サカイ(株)/(株)八木酒造部/雪雀酒造(株)/養老酒造(株)/愛媛県酒造協同組合

酵母のもととなるさくらひめは、
2015年に開発された桜のような色合いのデルフィニウムで、
国内のコンテストで入賞歴もある注目のお花です。
そのさくらひめから分離された清酒用花酵母を用い、
地元の食材や料理とのペアリングを重視し、
「Tropical」「Clear」「Well Balance」「Rich」の4タイプの酵母を醸成。

えひめ香る地酒 ガイドライン

地元の22の蔵元が上記のガイドラインに乗っ取り、
その酵母を用いて独自の方法で日本酒が製造されました。
各銘柄のラベルは、蔵元と22組のデザイナーがタッグを組んで制作。
デザインも相まって、非常に個性豊かな並びとなりました。

福岡の個性派スーパー発! できたて15秒の“クリームあんまん”を 食べに〈満月とかけっこ〉へ急げ

“ひやあつ”の新感覚おやつが誕生

今年の夏に福岡のかき氷9選でもご紹介した、
福岡市南区にある個性派スーパー〈ダイキョーバリュー弥永店〉。
ユニークな従業員さんや豊富な手作り惣菜が話題の大人気スーパーです。

そんなダイキョーバリューから、冬に食べたいおやつが誕生しました!

その名も、クリームあんまん〈満月〉。

〈満月とかけっこ〉という店名で、
スーパーの向かいの店舗にて昨年末から営業をスタートしています。

満月とかけっこのロゴは福岡で人気のイラストレーターPOP●COPYさんのもの。

満月とかけっこのロゴは福岡で人気のイラストレーターPOP●COPYさんのもの。

プレオープン期間に、ひと足先にお邪魔しました。

そもそも“あんまん”とは、ごま油・ラードなどを加えて
練った小豆あんを包んで蒸した中華風のまんじゅうのこと。

満月とかけっこでは、福岡在住の
和菓子コーディネーター・せせなおこさんを監修に迎え、
「できたてしか食べられない」新しいスタイルのあんまんを生み出しました。

各種満月は、1個500円(税込)で温かいお茶付き。

各種満月は、1個500円(税込)で温かいお茶付き。

なんとこちら、「できたて15秒の賞味期限」なのだそう。

熱々の生地に冷たいクリームがたっぷり入っているので、
食べた瞬間“ひやあつ”の新感覚を味わえるというのです。

早速、注文してみましょう。

〈ONERUM〉 第6弾製品も大好評! 2023年には待望の新作ラムも

第6弾で選ばれた素材は多良間島の上質な黒糖

沖縄県那覇市にある〈瑞穂酒造〉が主宰するプロジェクトチーム
〈ONERUM(ワンラム)〉が2023年11月に第6弾目のラムを開発。
初回販売分が初日に完売し、その人気ぶりをうかがわせました。
(第1弾はこちら

「TARAMA ISLAND RUM(タラマ アイランド ラム)」500ml 3630円

「TARAMA ISLAND RUM(タラマ アイランド ラム)」500ml 3630円

第6弾として発表されたのは〈TARAMA ISLAND RUM(タラマ アイランド ラム)〉。
同プロジェクトで展開する〈Single Island Series(シングルアイランドシリーズ)〉の
一種で、多良間島の黒糖が使用されています。

宮古島と石垣島の中間に位置する多良間島

宮古島と石垣島の中間に位置する多良間島は、
平坦な土地を生かして、さとうきびの生産が盛んに行われている離島です。
さとうきびを使った黒糖を年間約3000トン生産しており、
この量は沖縄県全体における黒糖生産量の約4割を占めます(※)。
まさに、国内最大の黒糖の生産地です。

さらに多良間島のさとうきび農家の200名以上が、
「さとうきび農家島ごとエコファーマー」に認定されており、その品質の高さも魅力。
日本一の生産量と品質を誇る「多良間黒糖」が日々生産されています。

日本一の生産量と品質を誇る「多良間黒糖」

TARAMA ISLAND RUMでは、その多良間島の黒糖を贅沢に使用。
ダンダー仕込みと呼ばれる、蒸留廃液を発酵に再利用する手法を独自に改良し、
より香り豊かなラムに仕上げました。
バナナやライチなどのフルーツ香や、焼き菓子のような甘い香ばしさなど
複雑な香りが混ざり合います。

飲み方は香りを楽しめるストレートやロック以外に、
ライムジュースと砂糖でつくるラムカクテル「ダイキリ」もおすすめです。
甘みと酸味のバランスがよく、フルーティーな香りがより引き立ちます。

現在、初回分は完売してしまっていますが、
Single Island Seriesの全8種がリリースされたあとに
ランダムで再販が予定されているそうです。
第7弾、第8弾は2023年頭にリリースされる予定なので、
今年中の再販に期待が高まりますね。
気になる人は〈ONERUM〉の公式ホームページを随時チェックしてみてください。

多良間村役場ホームページより

北海道・厚岸蒸溜所の ウィスキーを使ったチョコレートが 〈ロッテ〉より新登場

「日本に酔うチョコレート」をコンセプトとした
〈YOIYO〉シリーズ第9弾・第10弾

〈ロッテ〉による日本のクラフト酒を使ったチョコレートシリーズ〈YOIYO〉の
第9弾・第10弾として、北海道〈厚岸(あっけし)蒸溜所〉とコラボレーションした
〈YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉と
〈YOIYOテリーヌ[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉の2品が登場しました。

“日本に酔うチョコレート”をコンセプトとし、日本全国から選び抜いたお酒を、
ロッテの技術によって香りごとなめらかなミルクチョコレートに閉じ込めた〈YOIYO〉。
清らかな水や土地に根付いた原料、伝統の技が産んだ味わいに、ひと口頬張るだけで、
そのお酒の産地を訪れたかのような気分になれる商品に。
ふらりと旅に出るような気持ちで、
夕暮れの黄昏時や夕食後に楽しんでほしいとの想いで、
“良い宵(よい)”という言葉から「YOIYO」と名づけられています。

二十四節気シリーズの最新作〈厚岸ウイスキー大雪〉を
使用したチョコレート

〈YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉10粒入り×4個 3132円(税込・送料込)

〈YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉10粒入り×4個 3132円(税込・送料込)

昨年発売されて好評を得た〈-芒種-〉〈-立冬-〉に続いて3度目となる、
YOIYOと厚岸蒸溜所のコラボレーション。
厚岸蒸溜所の蒸溜所長・チーフブレンダー立崎勝幸氏によると
厚岸蒸溜所が目指しているのは、心に僅かな引っかかりを残すウイスキー。
あえて気になる余韻をつくること、それが「もう一杯」へ誘う仕かけです。

ひと口飲めば、その奥にある味わいをもっと知りたくなる不思議なウイスキー、
いつ飲んでも新しい発見がある、飽きのこないウイスキーがコンセプト。
最初に一番バランスのとれた状態をつくり、そこから少し歪めたり、
削ったりすることで、引っかかりのあるウイスキーに進化させていくのが、厚岸流です。

〈厚岸蒸溜所〉蒸溜所長・チーフブレンダー立崎勝幸氏)

〈厚岸蒸溜所〉蒸溜所長・チーフブレンダー立崎勝幸氏

この、YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪と、
YOIYOテリーヌ[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪は、厚岸蒸溜所が
「暖炉のゆらめきをイメージして、人に寄り添うようなぬくもり」をコンセプトにつくる
二十四節気シリーズのウイスキー最新作〈厚岸ウイスキー大雪〉を使用。

厚岸ウイスキー大雪は、香りを特徴づけるピートは抑えめで、
ほんのりすみれの花を感じ、最後にまるで八朔のような
柑橘とカカオビターのような香りが残るウイスキーです。

〈YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉10粒入り×10個 7020円(税込・送料込)

〈YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪〉10粒入り×10個 7020円(税込・送料込)

シェリー樽主体にやさしい味わいを生み出し、
ミズナラで熟成させたオール北海道の原酒も使用。
YOIYO[厚岸蒸溜所]ウイスキー大雪は、熟成感のあるウイスキーが
口の中で弾け、舌に甘美な余韻を残し、とろけるミルクチョコレートと
まろやかに混ざり合う一品になっています。

コーヒーや紅茶と合わせるのもいいですが、ブレンダーの立崎氏おすすめは、
ホットミルクとのペアリング。ホッと一息、リラックスした時間が過ごせるはず。
氷の国と呼ばれるほど、真冬は凍てつく寒さの厚岸の美しい風景がプリントされた
3タイプのパッケージにも注目しつつ、味わいたいところです。

静岡県でオリーブ産業が盛況! 新たにできた観光スポット 〈crea village〉に注目

藤枝地区で始まったオリーブ事業

近年、静岡県ではオリーブの生産が盛んになっています。
特にいま注目を集めている生産地が、藤枝市仮宿地区です。

この地域では2017年から藤枝市と地域住民、〈株式会社CREA FARM〉で連携して、
オリーブ園事業のプロジェクトがスタートしています。

CREA FARMは、“日本の食と農の新しい未来を創造する”をミッションに、
国産オリーブ農園や、オリーブオイルの専門店を運営している企業です。
同社が取り組むオリーブ事業では
栽培から搾油、販売までの全工程を自社でおこなっている点が特徴。
エキストラバージンオリーブオイルは、
「オリーブ・ジャパン2022国際オリーブオイルコンテスト」で金賞を受賞し、
高品質のオリーブオイルとして国内外で高く評価されています。

仮宿地区でのオリーブ栽培

同社は、2015年から運営している日本平オリーブ園のノウハウを生かし、
仮宿地区でのオリーブ栽培を進めてきました。

約4ヘクタールもの広さを誇る藤枝オリーブ農園にて、
地域住民と同社で2000本のオリーブを植え、丁寧に育ててきました。
2019年10月の初収穫以来、年々収穫量も増えつつあります。

4つの体験ができるファームパーク〈crea village〉

4つの体験ができるファームパーク〈crea village〉

そんな藤枝地区のオリーブ事業をさらに盛り上げようと、
2022年10月15日に食と農の小さなファームパーク〈crea village〉がオープンしました。
「持続可能」をコンセプトに、観光スポットとして地域の活性化も目指しています。

crea villageは、
オリーブ農園・カフェレストラン・ショップ・ハーブ畑の4エリアに分かれており、
「学ぶ」「育てる」「食べる」「買う」の4つの体験ができます。

オリーブ農園やカフェショップでのワークショップ

「学ぶ」体験では、オリーブ農園やカフェショップでのワークショップを開催。
自社オリーブオイルを使った石鹸づくりや、
オリーブの枝を有効活用したクリスマスリースづくりなど
ここならではのワークショップを随時企画中です。

ほかにもオリーブ農園やハーブガーデンで週一の農作業体験ができたり、
地元の食材を使ったカフェレストランでオリーブオイルを使ったコースランチが
食べられたりなど、オリーブを存分に楽しめる施設になっています。

2022年12月からは土日祝限定で
オリーブオイルや地元の野菜、オリーブ苗木などが購入できるマルシェを開催予定です。

宮城県石巻の水産食品メーカーが 〈筋トレお助け缶詰セット〉を発売

素材にこだわった水産物を使った高たんぱくな缶詰

水産業が盛んなことで知られている宮城県石巻市。
この地にある〈木の屋石巻水産〉が、
タンパク質が1缶あたり最大25グラム含まれる〈筋トレお助け缶詰セット〉を
この秋より発売しています。

1957年創業の木の屋石巻水産は、
朝獲れの魚を早ければその日のうちに缶詰にする独自製法と、
保存料などの食品添加物を極力使わず国産調味料を使ったシンプルな味付けで、
素材の味を大切にした商品づくりを行っています。
使用するのは大ぶりのイワシや、身のつまったサンマ、脂がのった金華サバなど、
新鮮な旬の魚ばかりです。

今回新たに登場した〈筋トレお助け缶詰セット〉は、
食事からたんぱく質を手軽にとりたい、
忙しい毎日でも健康に気を付けたい、という人に向けてつくられています。
筋トレ前またはゴールデンタイムと呼ばれる筋トレ直後に、
たんぱく質を摂取することが筋肉にとってよいとされており、
筋トレお助け缶詰セットはその限られた時間でも
手軽に良質なたんぱく質をとることができる缶詰のセットです。
プロテインの味が苦手な人や部活動で運動される子どもたちにも、
たんぱく源として食生活に取り入れてほしいという願いも込められています。

〈鮭の中骨水煮缶〉〈キングサーモンの中骨〉〈サラダサバ〉の全3種類

8缶セット〈サラダサバ〉×3、〈鮭の中骨水煮缶〉×3、〈キングサーモンの中骨〉×2 3980円。

8缶セット〈サラダサバ〉×3、〈鮭の中骨水煮缶〉×3、〈キングサーモンの中骨〉×2 3980円。

商品は〈サラダサバ〉、〈鮭の中骨水煮缶〉、
〈キングサーモンの中骨〉の全3種類。
サラダサバにはたんぱく質が100グラムあたり23グラム(1缶あたり約25.3グラム)、
鮭の中骨には15.8グラム(1缶あたり約17.3グラム)、
キングサーモン中骨には12.8グラム(1缶あたり約14グラム)含まれています。

加えて、魚の脂にはDHA、EPAが豊富に含まれており、低糖質です。
鮭の中骨水煮、キングサーモン中骨水煮にはカルシウムも豊富に含まれています。
〈筋トレお助け缶詰セット〉は筋トレをする人の食生活の補助的な役割を担いつつ、
毎日の健康維持にもおすすめです。

〈サラダサバ〉は、水煮でも味噌煮でもない油漬けですが、
これが予想に反してさっぱりとした味わい。
塩気がほど良く、冷凍せずに鮮魚のまま缶詰にしているため
青魚が苦手な人が嫌う青魚臭さがほとんどありません。
新鮮であるからこそ、ほかのサバ缶とは違って生野菜との相性も抜群。
サラダに加えるだけでおいしくアレンジできます。

〈鮭の中骨水煮缶〉は、中落ちたっぷりな1缶です。
宮城県産の銀鮭にこだわって製造しています。
カルシウムが一缶当たり 1650ミリグラムと、
たくさん摂取できるのが栄養面での特徴です。炒め物やスープ、パスタソース、
味噌汁、食卓に何か一品足りない時など、
軽く塩味がついている鮭の中骨水煮缶が自宅にあるだけで
アレンジができて便利です。

〈キングサーモンの中骨〉は、脂がのったキングサーモンを骨ごと水煮にしています。
やわらかく煮込んだ中骨は骨ごと食べることができ、
その骨のクッキーのような食感とおいしさにハマってしまいそう。
1缶で 2200ミリグラムのカルシウムがとれるため、健康管理の一助になります。
塩味がついており、そのままでもおいしく食べられますが、
お酒の肴やサラダの具材、シチューやクリームスープに入れるのもおすすめです。

〈パタゴニア プロビジョンズ〉 自然の豊かさが詰まった 日本酒の新銘柄が登場

左から、〈しぜんしゅ-やまもり〉〈繁土〉。Photo: Taro Terasawa(C)2023Patagonia, Inc.

自然を育む2銘柄

パタゴニアの食品事業〈パタゴニア プロビジョンズ〉より、
2022年12月、〈仁井田本家〉の〈しぜんしゅ-やまもり〉、
〈寺田本家〉の〈繁土(ハンド)〉と、2種類の自然酒が発売されました。

動画「自然を育む日本酒」

パタゴニア プロビジョンズの自然酒コレクションではこれまで、
周囲の生態系や水田の再生に深く向き合った方法で米を栽培し、
天然の味わいを向上させるために、無添加で人工的介入を最小限に抑え、
昔ながらの技法で発酵させた奥深い自然酒をセレクトしてきました。

しぜんしゅ-やまもり(仁井田本家)2200円

〈しぜんしゅ-やまもり〉(仁井田本家)2200円

そんな厳選されたコレクションに今回新たに加わったのは、
福島県・仁井田本家の〈しぜんしゅ-やまもり〉。
仁井田本家は1711年に創業し、「山を守って水を守る」という思いで、
300年変わることなく天然の水で酒づくりをしてきました。

この写真に写る〈仁井田本家〉18代目当主の仁井田穏彦さんは、現在スギを活用して木桶をつくる取り組みに力を入れているといいます。 新井 ‘Lai’ 政廣(C)2022Patagonia, Inc.

この写真に写る〈仁井田本家〉18代目当主の仁井田穏彦さんは、現在スギを活用して木桶をつくる取り組みに力を入れているといいます。 Photo: 新井‘Lai’政廣(C)2022Patagonia, Inc.

そうしてつくられたのは、
麹米、掛け米ともにすべて自社田で栽培した亀の尾を使用し、
自社山の80年生のスギの木桶で仕込んだ純米酒。
精米歩合85%で基本的に辛口ですが、汲み出し4段仕込みにより、
甘味や旨味もあるバランスの良い仕上がりに。
しぼり立ての頃は冷やや常温でフレッシュさを感じて飲むのがよく、
冬場は木桶に育まれた酸を立たせるよう、
少しあたためて楽しむこともおすすめだそう。
アウトドアでの燗にもぴったりなんだそうです。

兵庫・姫路の酒蔵〈本田商店〉が、 業界初の特A山田錦クラフトジンを開発

最上級の酒米を使った業界初のクラフトジン

日本酒を醸すうえで最高品種の酒米として知られる、
兵庫県特A地区産の山田錦。

この兵庫県特A地区産の山田錦を使った
業界初のクラフトジン〈Terroir A(テロワール・エー)〉が、
兵庫は姫路の酒蔵〈本田商店〉より新たに発売されました。

〈龍力〉で知られる兵庫の酒蔵・本田商店

創業101年を迎えた本田商店は、
「米の酒は米の味 良い酒は良い米から」という一貫した信念を掲げています。

蔵で使用する山田錦はすべて、
最高品質と称される兵庫県特A地区産のみ。
さらにその中でも土壌条件の良い農家との専属契約栽培を行い、
山田錦テロワールの追究を続けています。

蔵で使用する山田錦はすべて、最高品質と称される兵庫県特A地区産のみ。

酒造好適米である山田錦は現在、
日本各地で生産されていますが、別格とされるのが兵庫県産山田錦です。

兵庫県産の山田錦が
別格とされる理由のひとつとして挙げられるのが、テロワール特性。

栽培されるのは標高が高い山間棚田地帯であり、
昼夜の気温差が大きいものの降水量は少なく、
水が豊富な黒粘土の土壌になっています。
この酒米にとって理想の栽培条件をすべて兼ね備えた地が兵庫県の特A地区で、
山田錦の特A地区は兵庫県にしか存在しません。

山田錦が別格とされるふたつ目の理由が、
日本唯一の酒米試験地と種籾田の存在です。

もっとも質の高い特上の等級をもつ山田錦は、兵庫県から生産されています。

兵庫県には、日本唯一の酒米試験地があり、
常に高品質な山田錦が栽培されるように日々研究が行われています。

また、山田錦を最適な環境で、
厳格な管理のもと育てられている種籾田が存在。

兵庫県の農家はその種子を基に山田錦を育てているため、
本来の特性が守られています。

そして山田錦が別格とされる3つ目の理由が、
酒米の生産量が日本一であること。

全国の酒米生産量の約6割が兵庫県で栽培され、(令和4年3月時点)

特上の等級をもつ山田錦が生産されています。

本田商店ではこのすばらしい条件が揃う地・兵庫県特A地区で、
土壌条件のいい農家と全国初となる専属栽培契約の締結を行い、
特別な山田錦をつくっているのです。

酒の〆になかなかならぬ!
〈砂町銀座商店街〉の
純レバ丼と味噌汁
あなたのまちの商店街へ。
焼酎ハイボールのアテ探し旅

全国の商店街には、その土地を物語る魅力がいっぱい!
そこでしかお目にかかれないおいしいものとの出合いも楽しみのひとつです。
酒ライターの岩瀬大二さんが、タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉にあう
最高のアテを探すべく、全国の商店街を巡ります。
これぞ! というアテをテイクアウトして、焼酎ハイボールとの相性をレポート。
思わず喉が鳴る至極の組み合わせをご覧あれ!
今回は、東京都江東区の砂町銀座商店街です。

「変わらない良さは、情」下町の愛され商店街でアテ探し

前回訪れたのは夏の名残の太陽と青空の「淡路島」。
今回は晩秋から冬へ。空気は冷たく硬く感じる季節。
となれば、心と体を元気に、健やかにしてくれるアテが欲しくなる。
いや、アテだけではなく、
なにかあったかい気持ちにしてくれる雰囲気も欲しくなる。
そのふたつの出合いを求めて向かうとなれば、やはり東京・下町方面。
東京江東区は砂町銀座商店街、通称・砂町銀座に向かおう。
狙いはふたつ。こだわりの味噌とアテでもうまい名物丼だ。

有名な商店街ながら入口には派手さもないし、ランドマーク的なものもない。でも、それこそが砂町銀座らしい。生鮮食品からはじまり今では多様な業態の店があるけれど、全国的な定番チェーンは少なく、それがまた砂町銀座らしさをかたちづくっているようだ。

有名な商店街ながら入口には派手さもないし、ランドマーク的なものもない。でも、それこそが砂町銀座らしい。生鮮食品からはじまり今では多様な業態の店があるけれど、全国的な定番チェーンは少なく、それがまた砂町銀座らしさをかたちづくっているようだ。

砂町銀座は外から訪れる客にとって
アクセスがいいとはいえない場所にある。
最寄りの駅でいえば都営新宿線・西大島駅か、東京メトロ東西線の東陽町駅だが、
どちらも都営バスに乗り換えて10分ほどかかる。
周囲に名の知れた観光スポットもない。
それでも東京有数の商店街に数えられるのは、しっかり地元の暮らしのなかにあり、
外から来る人にはその地元の暮らしが感じられること。

砂町銀座と名づけられたのは1932(昭和7)年。
30軒程度の店からはじまった歴史。
あの銀座のように……という、発展への願いは無情にも打ち砕かれる。
戦争。1945(昭和20)年の東京大空襲により焼け野原に。
しかし、そこから人々の生活は少しずつ活気を取り戻し、
焦土となった年から18年をかけて砂町銀座は原型を取り戻した。

高度経済成長の時代を経て1975(昭和50)年ごろからは、
大規模な団地やマンション建築が周辺で進み人口は一気に増加。
地元の暮らしのために、肉、魚、野菜の廉価な生鮮3品を扱ってきた砂町銀座は、
その軸足がしっかり守られながら、規模を拡大していく。
といっても幅5メートルほどの狭い、昔ながらのメインストリートは変わらずに。

砂町銀座商店街

歩いていると確かに野菜を扱う店は多い。
冬が来れば欲しくなるもののひとつが根菜類。
季節と体、酒飲み心はどうしたって連動している。
〆に根菜がたっぷりはいった味噌汁はどうだろう。
焼酎ハイボールにアテとしてもあう味噌汁がいい。
具材が多ければアテにもなる。
シンプルに根菜の甘味と恵みを感じるために、
うまい味噌とあわせてみよう。

岩瀬さん

〈出町久屋〉 金箔入の透明なお醤油も。 熊本のユニークなお醤油をここで!

〈金箔入透明醤油〉〈透明醤油でつくったトリュフ醤油〉
気になる新商品がずらり!

2022年12月12日(月)に、
明治2年より熊本で醤油や味噌の製造・販売を手がける〈株式会社フンドーダイ〉が、
東京・合羽橋に初のアンテナショップ〈出町久屋(でまちひさや)〉をオープンしました。

フンドーダイはお醤油作りから端を発し、地域に根ざした基礎調味料メーカーとして、
地元・九州の味を国内外に発信、令和3年には農林水産大臣賞も受賞。
今も昔も醤油をはじめ、多くの人に愛される調味料をつくり続けています。

出町久屋は、そんなフンドーダイのお醤油や他調味料の新商品をはじめ、
日本有数の農業国である熊本の食を紹介し、
お醤油業界を盛り上げるユニークなショップです。

株式会社フンドーダイが、東京・合羽橋に初のアンテナショップ〈出町久屋(でまちひさや)〉をオープン

温かみを感じられる木材の棚に、お醤油や味噌などの基礎調味料がずらり。

ユニークな新商品もいくつか登場

店内は、温かみを感じられる木材の棚に、お醤油や味噌などの基礎調味料がずらり。
ユニークな新商品もいくつか登場しています。

金箔入透明醤油 864円

金箔入透明醤油 864円

醤油の味わいはそのままに、自社製法でつくった
金箔入りの透明なお醤油〈金箔入透明醤油〉。
素材の色を最大限に生かす、具材も服も汚さない新感覚の醤油です。

おかずは左上から、金の出汁巻き卵、金の西京焼、金の筍、金の紋甲いかろう焼き、金のいくら(ヤマメ卵)、金箔入り水饅頭(金柑甘露煮)、金の数の子、金のねじり梅人参、金の南京、金の栗きんとん、金の蟹入り柚子釜。

おかずは左上から、金の出汁巻き卵、金の西京焼、金の筍、金の紋甲いかろう焼き、金のいくら(ヤマメ卵)、金箔入り水饅頭(金柑甘露煮)、金の数の子、金のねじり梅人参、金の南京、金の栗きんとん、金の蟹入り柚子釜。

左から、「酒井商会」店主 酒井英彰さん、「創和堂」料理長 前田亮さん。

左から、〈酒井商会〉店主 酒井英彰さん、〈創和堂〉料理長 前田亮さん。

こちらは、渋谷にある人気和食店〈酒井商会〉〈恵比寿 創和堂〉協力のもと、
〈透明醤油〉を使用した〈めでたすぎる黄金のおせち〉(非売品)。
真ん中左は、希少なヤマメの卵を使用した黄金のイクラ。
出汁巻き玉子や数の子なども食材の色はそのままに、
きらびやかな金色がおめでたい気分を盛り上げてくれます。