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posted:2022.8.5 from:福岡県 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Mayo Hayashi
林 真世
はやし・まよ●福岡県出身。木工デザインや保育職、飲食関係などさまざまな職種を経験し、現在はフリーランスのライターとして活動中。東京から福岡へ帰郷し九州の魅力を発信したいとおもしろい人やモノを探しては、気づくとコーヒーブレイクばかりしている好奇心旺盛な1984年生まれ。実家で暮らす祖母との会話がなによりの栄養源。
猛暑が続く今年の夏。
福岡では3年ぶりに博多祇園山笠も開催され、
熱気あふれる本格的な夏が到来!
その暑さにも負けない、アツいかき氷前線。
こだわりのかき氷、食べてみらんね?
自家製きび練乳と3種の天然蜜の
“なつ氷”が〈&LOCALS〉でスタート!
〈八女抹茶〉は、福岡県のお茶どころである
八女の〈星野製茶〉の抹茶を使用し、
濃厚でほのかな苦味が味わえる本格派です。
すべてのかき氷にかけられている自家製きび練乳には、
生乳と奄美大島のきび砂糖を煮詰めたものに
隠し味として“麹”が加えられているそう。
きなこのような風合いとふわふわとした舌触りで、
きび練乳だけでもじゅうぶんおいしくいただけます。
佐賀県・川上峡名物の〈元祖吉野屋〉から取り寄せる
ヘルシーな特注玄米白玉は、やさしい味わいとほどよい硬さが◎。
〈北川製餡〉の北海道産小豆を使用した、
オリジナルの蜜小豆も甘すぎずすっきりとしています。
今年、新登場の〈八女和紅茶〉。
香り高い紅茶品種の〈紅ふうき〉から作られた紅茶蜜は、
きび練乳とも相性よくミルクティーのように
やさしく上品な味わいに仕上がっています。
蜜は後がけのスタイルなので、
かける前と後で異なる味わいが楽しめるのもいいところ。
ちょうどいいサイズ感で食後は穏やかな余韻が続きます。
九州を中心に地域のいいものを集め、
「尊い生産者と食卓をつなぐ」&LOCALS。
大濠公園の開放的なロケーションも最高です。
ゆったりと景観を眺めながら、
火照った体をクールダウンしてみては?
information
&LOCALS 大濠公園
住所:福岡県福岡市中央区大濠公園1-9
TEL:092-401-0275
営業時間:9:00〜18:30(18:00L.O.)※かき氷の提供は11:30〜
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休み)
Instagram:@andlocals
Web:&LOCALS
福岡市中央区平尾にある、こころとからだ、
食べるものや子育てといった日常の暮らしの提案をベースに
カフェと雑貨の店を営む〈くらすこと〉。
夏の期間限定で提供される〈くらすことのしろくま〉は、
フレッシュなフルーツに自家製のあんずのシロップや練乳、
あんこ、白玉がトッピングされた贅沢な一品です。
佐賀県唐津市の〈村山牛乳〉の牛乳を
自店で煮詰めてつくる練乳や、
福岡県うきは市や福津市などから
旬の時期に仕入れてつくった
あんずシロップがたっぷり使われています。
さらに小豆の状態によって炊き方や
甘さを調整しているという
自家製のあんこが底に敷き詰められ、
「最後まで飽きずに食べれるように」というひと工夫も。
丁寧な手仕事から生まれた、贅沢なしろくまです。
3種類の自家製シロップのかき氷もまた、魅力的。
「旬の時期に採れたさがほのかとあまおう、
きび砂糖を合わせた苺シロップに、キウイ、
パイナップルとパッションフルーツを加え
トロピカルな風味をプラスしました。
フルーツのおいしさをより楽しんでいただけると思います」
(スタッフ芦田さん)
手間暇かけてつくられた、くらすことのかき氷。
ひとつひとつの素材をじっくりと味わいたいですね。
ほっとする、小さな三年番茶がセットになっています。
information
くらすこと
住所:福岡県福岡市中央区平尾1丁目11-21-2F
TEL:092-791-9696
営業時間:11:30〜17:00(16:15L.O.)
定休日:日曜、月曜
Instagram:@kurasukoto
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ドルチェかき氷〈熱捨(ねつすて)〉。
こちらは福岡で話題の個性派スーパー
〈ダイキョーバリュー〉が運営しているかき氷店で、
2021年に夏季限定でスタートしました。
ダイキョーバリューは、
昨年発売した〈はぎトッツォ〉が爆発的人気となるなど、
お惣菜のバリエーションとクオリティの高さが人気の
地元に愛されるスーパーです。
熱捨は、料理家の宮村ゆかりさんの監修のもと
ダイキョーバリュー惣菜部門所属の従業員を中心に考案されたレシピで、
着色料や保存料は一切使用しない体にやさしいかき氷を提供します。
こだわりの素材を使った熱捨の「ドルチェかき氷」のなかから、
数量限定の糸島産の完熟甘夏を使ったかき氷をピックアップ。
トッピングのメレンゲのサクサク食感と
濃厚なレアチーズクリームの相性がよく、
甘夏のフレッシュな爽やかさと絶妙にマッチしています。
内部には甘夏をベースにした2種類のRawソースと
甘夏ゼリーが隠れているので、
最後まで異なる味わいと食感を楽しめる一品です。
そして驚くことに、
ダイキョーバリューの従業員さん自ら甘夏を収穫したのだそう!
7月中旬、青果担当を中心とした有志が集まり、
福岡市の西に位置する糸島市の農家さんへ。
収穫した完熟甘夏は自社で果肉を取り出し真空パック、
今年の甘夏のかき氷はすべてこの糸島産完熟甘夏で作られるとのこと。
個性派スーパーの気概を感じるエピソードですね。
ドルチェかき氷は、定番の3種に期間限定の2〜3種をご用意。
「この夏もたくさんの方に『熱を捨て』に来ていただけたらうれしいです」(秋吉さん)
生き生きと、楽しみながら働く従業員のみなさんが印象的でした。
ダイキョーバリュー弥永店でお買い物をした後は、
向かいの熱捨でひと休み、喉を潤してはいかがでしょうか?
information
ドルチェかき氷 熱捨
住所:福岡市南区柳瀬1-33-1
TEL:070-1307-6919
営業時間:11:00〜17:00(16:30L.O.)
定休日:なし
営業期間:7月28日(木)〜10月31日(月)
Instagram:@netsusute
※予約は前日の17:00まで、問合せはインスタグラムのDMにて
福岡の観光名所といえば、太宰府天満宮。
中心市街地から少し足を伸ばせば、
自然と歴史情緒に触れられるのが福岡のいいところ。
天満宮の参道にある〈MIDLE.(ミドル)〉は、
太宰府では珍しい南インドのミールスや
チャイなどを楽しめる古民家カフェで、
8月の期間限定で自家製のかき氷をいただけます。
“あかい、まるい、おおきい、うまい”の
福岡の苺ブランドあまおうと砂糖のみで作ったシロップは、
ごろっとした果肉を残したシンプルながらも濃厚な味わい。
鮮やかな色合いが目を引きますね。
大人向けのかき氷なら、こちらがオススメ。
MIDLE.の自家製チャイで使うアッサムティーをベースに、
カルダモンやクローブ、生姜、ブラックペッパーなどを
煮詰めてつくったチャイシロップは、
少しピリッとした後味がクセになります。
練乳の甘みでバランスのよい仕上がりに。
かき氷を盛りつける器は、
MIDLE.店主と親交もある福岡の陶芸作家の石原稔久さんのものを、
スプーンは陶器との相性を考え
サクラの木から削り出したものを特注でオーダーしたそう。
かき氷だけでなく、食べるための道具にもこだわった一品です。
緑の生い茂る小庭でゆったりと流れる時間とともに、
涼を感じてみてはいかがでしょう。
information
MIDLE.
住所:福岡県太宰府市宰府3-2-10
TEL:092-922-8325
営業時間:11:00〜16:00 ※2022年8月時点の営業時間です。
定休日:木曜、金曜
Instagram:@midle.2017
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最後にご紹介するのは、
福岡市中央区春吉にある〈Hotel Mei〉の
ラウンジカフェ〈Mei Cafe〉。
「八百屋の作る本気のフルーツサンド」で有名な
愛知県岡崎市のダイワスーパーが目利きした
旬のフルーツをふんだんに使ったかき氷はいかがでしょうか?
夏のフルーツの代表格であるマンゴーのなかでも、
芳醇な香りとジューシーな味わいが特徴の
宮崎完熟マンゴーは、1玉で数千円するほど高級品。
その宮崎完熟マンゴーを丸々ひとつ惜しげもなくトッピングした、
マンゴーの魅力を存分に味わえる一品です。
かき氷の中には自家製ミルクソースとマンゴージュレが入っています。
その他、桃やメロン、ハニーグロウパインのかき氷など
フルーツ好きにはたまらないラインナップです。
ボリュームたっぷりの新鮮なフルーツを堪能するなら、Mei Cafeへ!
information
Mei Cafe
自然派からドルチェ系まで。
素材にこだわった福岡の絶品かき氷をご紹介しました。
まだまだ続く夏の暑さは、心も体も潤うかき氷で乗り切って!
*価格はすべて税込です。
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