九谷焼に漆器、伝統工芸コラボの「サザエさん」グッズが!「みんなのサザエさん展」にて発売中

サザエさん一家が山水を歩く姿がかわいいお皿。
気品といい、艶といい、タダモノならぬ気配がただよっています。
こちらは、石川県の老舗窯元「青郊窯」さんが
手がけたほんものの九谷焼の逸品なんです。
絵柄は、五彩と呼ばれる
赤・黄・緑・紫・紺青を基本とした5色で描かれています。

飯椀(磯野木米風)

この九谷焼は、放送開始45年目を記念し、全国各地で開催されている
「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」で限定販売されている
「名店・銘品コラボレーションシリーズ」のひとつ。
飯椀やマグカップ、おちょこなどもあります。
どれもかわいい!

マグカップ(花かるた)

ミニ猪口(磯野山水図)

コラボレーションは、焼き物が好きな企画担当者の方が
普通のキャラクターグッズとは一味違うものをつくりたいということで、
九谷焼の名門「青郊窯」さんに相談をもちかけたことから実現したそう。
発売の後には、瞬く間に大人気に。
時には欠品してしまったこともあったそうです。
たしかにこれは、買ってしまいますよね。
こちらのシリーズ、九谷焼だけじゃないんです。
ほかにも、老舗ブランドとの名作がたくさん生まれました。
宮内庁御用達の漆器専門店「山田平安堂」とコラボした漆器シリーズ。

顔型プレート(リバーシブル)

世界的なクリスタルのブランド、バカラが手がけた「サザエさん45周年Ver.」グラス。

バカラ グラス ▲ ジャパン サザエさん45周年Ver.

1590年創業の扇子とうちわの老舗「伊場仙」が手がけた扇子。

伊場仙 江戸扇子(桐箱入り・扇子立てつき)

明治34年創業の老舗レース店「近沢レース」とのコラボレーションシリーズ。

サザエさんレースミニティッシュケース

「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」は、
9月は北海道、10月は青森、京都を巡回し、
その後は東京など、全国各地をまわります。
会場では、アニメの世界に入り込んだかのような
錯覚を起こさせる磯野家のセットや、
サザエさんがいつも買い物をしている「あさひが丘商店街」の再現コーナー、
第1回目放送作品「75点の天才!」が視聴できる「サザエさんシアター」、
磯野家の先祖のお告げが聞ける「サザエさん神社」などが楽しめます。

名店・銘品コラボレーションシリーズは、
会場内の「あさひが丘スーパー」にて販売中。
このシリーズのほか、
「ご当地タマシリーズ」のタマストラップや
「サザエさんカチューシャ」をはじめとする
45周年記念限定グッズ、セル画などもあります。
開催情報は公式サイトをご覧ください。
みんなのサザエさん展

効率より質。岐阜県中津川の老舗「恵那眼鏡工業」とスタイリスト・ 川上薫さんによるコラボ商品「Little Emma-2」発売!

岐阜県の中津川に本社をかまえる
プラスチックフレーム工場「恵那眼鏡工業」。
外注に頼らず全ての作業を一貫生産し、熟練の職人たちが
まるでオーダーメイドかのように手になじみ、掛けごこちのよい
眼鏡を作りだしています。
1948年の創業当初は主に輸出向けの製品を生産してきましたが
現在ではオリジナルブランドとして、
サングラスライン 「ENa(エナ)」と
オプティカルライン「EnaLloid(エナロイド)」を展開。
そしてこのたび、スタイリストの川上 薫(かわかみかおり)さんとコラボレーションを実現し、
新モデル「Little Emma-2(リトルエマ ツー)」を発売することになりました。

既存のモデルを再考し、川上さんの理想を求めて何度もプロトタイプを製作。かっこいい!

「Little Emma-2」のツルの部分とこちらの眼鏡拭きには、イラストレーター・Noritake氏による川上さんのアイコンが印刷されています。

生産性より品質重視の一貫生産を行っている工場は、わずか二社しかないと言われています。

特にフレームの磨きにはこだわりが強く、
他の工場よりも3倍ほど時間のかかる手磨きによって
なめらかなフォルムと艶を生み出しているそう。
その長年培われてきた丁寧かつたくみな技術に、
川上さんの提案する落ち着いた色味が加わり
クラシカルで男女ともに似合う仕上がりになりました。
自慢したくなるこだわりの眼鏡、ぜひチェックしてみてください。

■川上 薫さんプロフィール
スタイリスト。1981年、東京生まれ。2006年に竹淵智子氏に師事した後、
2009年に独立。http://kaori-kawakami.com/
■Little Emma 詳細
価格|24,000円(税抜)
カラー展開|Col.082/クリアグリーン&サングラス仕様あり
      Col.118/ダークブラウンデミ
      Col.119/ライトブラウンデミ
販売先:全国約30店舗
発売日|2014年9月26日(金)

EnaLloid-エナロイド-
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「瀬戸内生活工芸祭2014」素敵なクラフトとおいしいものが集結

9月13日(土)から、香川県高松市にて
「瀬戸内生活工芸祭2014」がはじまります。
これは、2012年に初開催され大好評を博した、
クラフトフェアを中心に展開するイベント。
瀬戸内の島やまちに、作家たちが
丹誠込めてつくったものたちが集まります。

瀬戸内生活工芸祭2014オフィシャルブック『「生活工芸」の時代』(三谷龍二+新潮社編)

クラフトフェアの出店者は、一般応募で集まった皆さん。
選考委員会は、
桜製作所の永見眞一さんや
建築家の中村好文さん、
グラフィックデザイナーの山口信博、
ミナ ペルホネン デザイナーの皆川 明さん
をはじめとする目利きの方々。
クラフトフェアのほか、
四国のおいしいものが並ぶ「せとうちマルシェ」、
女木島からインスピレーションを受けた作品展
「島の家の6つのギャラリー」など、
見どころがいっぱいです。

■瀬戸内生活工芸祭2014の楽しみ方

林志保さんの陶磁は、象形文字のようなうつくしさ

瀬戸内生活工芸祭は、女木島と玉藻公園の二会場にて開催。
作家さんに会える「野外クラフトフェア」を楽しみたい方は、玉藻公園会場へ。
木工・漆、石、紙・竹、陶磁、ガラス、金属、
布・染織・フェルト、皮革、アクセサリーなど、61名の作家が参加します。

名古路英介さんのラウンドカップ(飴塗線刻、黒染・弁柄染拭漆)と隅切盆

大阪より参加、八田亨さんの陶磁

濱中孝子さんのタネをイメージしたアクセサリー

お楽しみは、おなじく玉藻公園で開催される「せとうちマルシェ」!
パンやコーヒーのお店など20店以上が並びます。

おもてなし商店×CARDAMONさんの薬膳カレー

瀬戸内の海辺カフェumieさんの焼きたてスコーン

女木島会場では、
作家の三谷龍二さん、岩谷雪子さん、恩塚正二さん、
ナカオタカシさん、熊谷幸治さん、吉田次朗さんが
古民家などを舞台に「島の家の6つのギャラリー」を開催。

岩谷雪子さんが展示を行う民家

岩谷雪子さんの作品。今回は女木島に通い収集した植物から作品をつくります

飲食店がリレー形式で出店する「おいしいリレー」には、
高知の喫茶店 terzo tempoさん(9月16-17日)、
旅するレストラン トラネコボンボンさん(9月22-23日)などが登場します。
展示と合わせて訪れたいですね。

terzo tempoさんのカキ氷

トラネコボンボンさんのお弁当

こんな素敵なものたちが一堂に会するなんて、
瀬戸内からますます目が離せなくなりそう!
また9月12日には、瀬戸内生活工芸祭2014オフィシャルブック
「生活工芸」の時代』も刊行されます。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

玉藻公園会場
野外クラフトフェア+せとうちマルシェ 
9月20日(土)→21日(日) 
20日/11:00〜16:00
21日/9:00〜16:00
入場料 300円(1日限りフリーパス)
女木島会場
島の家の6つのギャラリー+おいしいリレー
9月13日(土)→23日(祝) 
11:00〜16:00
入場料 800円(期間中フリーパス)

瀬戸内生活工芸祭2014
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LEDで光る「SHIGA★LUCKY」。幸せを呼ぶ滋賀・信楽焼のたぬきが洗練デザインで!

日本全国で見かける、滋賀県信楽町の焼き物「信楽焼」で作られた、
たぬきの人形。このたぬきの人形、ただユーモラスなだけでなく、
頭の上の笠には「災難から身を守る」、目には「前後左右に気を配り正しく見つめる」、
など「八相縁喜」と呼ばれる8つのラッキーアイコンが埋め込まれていて、
幸福を呼ぶ置物として戦後、日本全国に広まったものです。

そんな信楽焼のたぬきの置物が、ミニマルなデザインで
生まれ変わったのが「SHIGA★LUCKY」。
デザイナーの川路あずささんと、江戸時代の創業以来、四百余年の
歴史を持つ「明山窯」のコラボレーションによるアイテムです。
信楽とラッキーをかけた陽気なネーミングがきいた、
シンプルでスタイリッシュな信楽たぬきは、
若い女性のお部屋にもしっくりと馴染みそう。

パッケージの星は、「八相縁喜」をあらわすもの。

「SHIGA★LUCKY」のカラーリングは6種類。MILK(白)、KUMORI(グレー)、
NINJA(黒)、SAKURA(さくらいろ)、SORA(そらいろ)、SANTA(しろ+あか)。
このほか、画期的なのはLEDを入れた、光るたぬき「SUKERU」!
もともと信楽焼は褐色で不透明な陶器なのですが、信楽窯業試験場では、
透光性のある土「信楽透器」を開発。光る陶器のたぬきを創りあげました。
手のひらサイズのたぬきは、ひとつ1,620円(税込)。
通信販売も可能です。

SHIGA★LUCKY

混ざりあうクラフトフェア「ロッピスウエダ」。長野県上田からあたらしい “蚤の市”はじまる!

9月20 日(土)、21日(日)、
長野県上田市から、あたらしいマーケットイベント
「ロッピスウエダ」がはじまります。

ロッピスとは、デンマーク語で「蚤の市」のこと。
青空の下に長野や東京などから集まった50以上のお店が並びます。

ことのはじまりは、
長野県松本市出身で現在京都大学に通う小林拓水さんが
上田を訪れた際、
おしゃれなお店やおもしろい人たちが集まっていて
ここは“なにか起こりそうな場所”だと直感したこと。

そして今年の6月、「信州若者1000人会議」にて
上田でロッピスを開催したいとプレゼンし
みごと信州若者賞を受賞!

小林拓水さん

それがきっかけで学生さんや
HanaLab.、haluta、バリューブックス、
SAN GRAPHICA、地元カンパニーなどの地元企業の皆さん、
上田市役所の方々の賛同が集まり、
このプロジェクトが立ち上げられたそうです。
一人の学生さんの思いからこんなイベントが
実現するなんてスゴイ!のひとこと。
今年はここから、あたらしいにぎわいが生まれそうです。

■ロッピスウエダの楽しみ方

出店者はおしゃれでユニークなお店やクリエイターの方ばかり。

シルクスクリーンのオリジナルプリントから雑貨をつくっている「bird camp」さん、

東京南青山から道具と雑貨、花のお店「はいいろオオカミ+花屋別府商店」さん、

ベーグル好きからアツい支持をあつめている東京・谷中のベーグル屋「旅ベーグル」さん、

パンをモチーフとしたオリジナルイラストグッズをつくっている「饅頭very much」さん、

日々の暮らしがちょっと楽しくなるプロダクトなどを
つくっている「AKIRA MABUCHI DESIGN」さん、

長野を拠点とする北欧家具と雑貨のお店「haluta」さん、
ヴィンテージ雑貨と作家ものを扱うお店「ARLEQUIN」さん、
東京荒川区の活版印刷屋「つるぎ堂」さん、などが出店します。

また、当日はワークショップやトークショー、ライブなども開催!
AYA NAGAOKAさんのワークショップ「手製本&コラージュでノート作り」、
デザイナーの長谷川哲士さん、海山俊亮さん(MicroWorks)の
トークなどが楽しめます。

ロッピスウエダのテントや看板などは、
すべて自分たちでデザインし手づくりしたそう。
DIY感にあふれているのもいいですね!
上田からはじまるあたらしい蚤の市、ぜひチェックしてみてください。
ロッピスウエダ
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ISSEY MIYAKEのデザインと天童木工の技術が産んだ、ぬくもりを感じる杉のアクセサリー。

山形県天童市で、山形の職人気質をいまも守る
家具メーカーの「天童木工」。
成形合板のパイオニアと言われるほどの加工技術を持つ彼らは、
これまで柳宗理の「バタフライスツール」や
剣持勇の「柏戸イス」など、一流デザイナーと数々の名作家具を生み出してきました。

そんな「天童木工」が今回コラボレートしたのは、
ファッションブランド ISSEY MIYAKE。
天童木工の、木の特徴を最大限に生かす技術と、
「一枚の布」というモノ作りの精神のもと
機能的で美しいデザインを生み出してきたISSEY MIYAKEが
いままでにない新しいアクセサリーを生み出したのです。
日本特有である“杉”の木を使った、曲線美と木のぬくもりが感じられる
バングルとブローチ、ネックレスがラインナップしています。

ブローチ 価格:¥16,000

ネックレス 価格:¥16,000

ネックレス 価格:¥16,000

バングル ブラック 価格:¥32,000

バングル ピンクゴールド 価格:¥32,000

実はこれまで、杉は柔らかく傷つきやすいため、毎日の暮らしの中で
使われる家具に利用することは難しいことでした。
そこで天童木工は、杉などの間伐材を加工し強度を高めてから
成形合板として利用する新技術を研究開発。
その結果、このコラボレーションが実現したというわけです。

本アイテムは、9月2日(火)まで新宿伊勢丹 ステージ4にて、
9月4日(木)からISSEY MIYAKE / AOYAMA、ELLTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA、
ISSEY MIYAKE / KOBEにて販売されます。

ISSEY MIYAKE
天童木工

「鳩クッション」ほか魅惑の豊島屋グッズ。鎌倉発・食べられない鳩サブレーがいまアツい!

鎌倉といえば誰もが知る、豊島屋のお菓子「鳩サブレー」が
クッションになりました!
その名も「鳩クッション」。
つぶらな瞳で愛嬌たっぷりの、鳩サブレーの形をそのままに、
肌触りのよい上質の素材を使用した本格的なクッションなのです。
完全受注生産で、ご注文後、約2週間でお届け可能。
お値段は6,480円から!
7色のカラー(革タイプは4色)が選べるうえに、
縁取りや鳩の目の色を変えることも可能。
3種類の大きさがあるので、自分のためはもちろん、
贈る方にぴったりの鳩クッションをカスタマイズして
プレゼントするのもいいですね。

■本店のみのスペシャルグッズ

ちなみに、鶴岡八幡宮若宮通りに面した豊島屋・本店では、
鳩サブレの面白いグッズがたくさん販売されているんです。
これらは本店でしか買えない限定グッズ。
是非訪れた際にはチェックしてみてください!

根付「鳩三郎」くん(500円)。

名前が刻まれています

こちらはかわいらしいイラストのトランプ「はっとカード」(1600円)。

表は鳩サブレそっくりです

続いてこちらは何でしょう?

答えは手鏡の「鳩妻鏡(ハトミラー)」(810円)。
表から鳩をずらすと等倍鏡、裏からずらすと3倍拡大鏡になります。

鳩の中に消しゴムが入っている「鳩けし」(810円)。

これらのユニークなグッズは、社長さんのアイデアで作られているそうです。
Webではこちらで見ることができます。

豊島屋「鳩クッション」

きょうのイエノミ 旅するイエノミ 「和酒」に込められた意味とは。 〜黒壁蔵編〜

「黒壁蔵」(宮崎県/高鍋町)に行ってきました。

おいしい「和酒」をつくることで日本の食文化に貢献したい。
昨年夏にお邪魔した「白壁蔵」は、そんな「思い」をかたちにした
高品質の純米酒や吟醸酒中心の「技を伝承する」清酒蔵でした。
では「和酒」のもう一方の雄である焼酎は?
「実はいい蔵があるんです」と宝酒造さん。
それが宮崎県高鍋町にある「黒壁蔵」で
甲類と乙類どちらもつくる日本でも珍しい焼酎専門蔵だとか。
それも宝酒造の焼酎つくりの技術やこだわりが
すべて集約されたような蔵だというのです。
ぜひ行ってみたいとラブコールを送り続けて約1年。
ようやく「黒壁蔵」を訪れることができました。

独自の蒸留技術がありました。

宮崎空港から日向灘沿いに車で北上して約1時間。
カーブをまがると突然現れた真っ黒な建物が「黒壁蔵」です。
「いまは静かですが、8月のお盆過ぎになると賑やかになりますよ」
と出迎えてくれたのは、工場長の大槻達也さん。
南九州産のさつまいもの収穫時期は8月下旬から12月頃まで。
1日あたり数十トンと運び込まれる採れたての生芋を
高鍋のおじちゃんおばちゃんたちが手切りしながら選別し
本格芋焼酎の仕込みで蔵が活気づくそうです。

今回タンクのなかでぶくぶくと発酵していたのは大麦のもろみ。
このもろみは大麦を磨き、水に浸して蒸したものに麹菌や酵母菌をつけたもの。
この光景は、米と麦の違いこそあるけれど
昨年お邪魔した清酒蔵「白壁蔵」とよく似ています。
「醸造酒との違いが出てくるのはこのあと。それが蒸留ですね」
そこで、大槻さんに焼酎のことを教えてもらいました。

単式蒸留機

焼酎とは、穀類を発酵させ蒸留しアルコールを抽出した蒸留酒。
その際、連続式蒸留機で蒸留し雑味を取り除いたものが甲類
単式蒸留機で蒸留し原料由来の風味も多少残したものが乙類と区分されています。
だから、甲類はピュアな味わいでカクテルベースにも最適だし
乙類、つまり本格焼酎は米・麦・芋などの個性が楽しめる。
「でも、そう単純じゃないんです」と大槻さん。
たとえば、単式蒸留も常圧か減圧か、蒸留機のかたちやカーブの違いで
雑味、つまり風味の残り方が全然違ってくる。
また連続式蒸留も、単にピュアなアルコールにするだけじゃない。
何層何本も連なる蒸留機から最適なタイミングで取り出せば
香りや味のいい成分だけが残り、味わい深い焼酎原酒となる。
特に連続式蒸留のこのテクニックは「黒壁蔵」独自のものだとか。
「ウチの甲類焼酎はぜひ味わって飲んでほしいですね」
といいつつ、とっておきの場所に案内してくれたのです。

樽と原酒を見守る人がいました。

そこは樽がずらりと並ぶ巨大な貯蔵庫。
蒸留された焼酎原酒は貯蔵・熟成され、樽の中で刻々と変化していきます。
その原酒を管理する酒類係のひとりが入社36年目という神田 誠さん。
すべてのロットを定期的に試飲して熟成加減を確認するのはもちろん
「樽そのものをちゃーんと見てやらんといい酒にはならんのです」と
膨大な数の樽の状態や環境に細心の注意を払います。

樽用のスポイトでグラスに入れた原酒は
美しい黄金色に輝き、見るからにおいしそう!
「そりゃうまいですよ。でもこれはまだちょっと硬いかな」
いまでは見ただけで原酒の状態がわかる
そんな神田さんのお気に入りは宝焼酎「レジェンド」のお湯割り。
理由は明快、我が子のように常に見守っている
「樽貯蔵熟成酒」がいちばん多くブレンドされた銘柄だから。
すっきりしていながら樽の香りも心地良く
「ああ、ほんとにいい仕事に就けたな」と思えるんだそうです。

実はこの「樽貯蔵熟成酒」の絶妙なブレンド技術こそ
「黒壁蔵」の甲類焼酎をおいしくする秘密。
そんな手間も時間もかかる技術があるとは知らずに
「甲類は没個性」だと思いこんでいた自分を反省。
しかも大槻さんにうかがってみると
これは、戦後、高度経済成長期の「焼酎不遇の時代」に
焼酎復権をめざしての試行錯誤から生まれた技術だとか。
その成果でもある宝焼酎「純」は爆発的な大ヒット商品となり
「純」の黄金比率「樽貯蔵熟成酒13%11種類」は
30年以上のロングセラーとなったいまもきっちり守られているそうです。
あとで試飲させてもらいましたが
熟成加減が異なる原酒はまさにグラデーション状態。
硬質でピュアな味わいから、まろやかで香りもふくよかな印象に
どんどん変わっていくのがわかりました。
このホワイトオークの樽に寝かされた熟成酒が
「黒壁蔵」には約2万樽、約85種類もあるのだから
さまざまなタイプの原酒を組み合わせれば
「味わいの可能性は無限に広がる」という大槻さんの言葉にも納得。
現在発売中の極上<宝焼酎>や宝焼酎「ゴールデン」も「黒壁蔵」から誕生しました。
この貯蔵庫にはまさに「お宝」が眠っているのですね。

和酒の心を受け継ぐ若手がいました。

最後に訪れたのは、大学の実験室のような生産課。
こちらは「黒壁蔵」の、いわば「味と品質の見張り番」で
生産途上の各過程で何度も成分分析と官能検査を行っています。
さまざまな部署のスタッフが次々にやってきて
真剣な表情で香りを嗅ぎ、味を確認する。
きょうは出荷前恒例の官能検査だということですが
毎回、それもみんなで品質を確認すると聞いてびっくり。
科学的に成分を分析し味わいをデータ化していても
「やはり最後に頼れるのは人、人の五感なんです」
生産課長の郷司浩平さんが説明してくれたのが印象的でした。

その官能検査に緊張しながら立ち会っていたのが森田真梨子さん。
大学で分子生物学を学び、この春京都本社から異動してきたばかり。
前の仕事が商品開発だったので「黒壁蔵」が初めての製造現場。
「ここにきてからは毎日ドキドキしています」
いろんな麹に蒸留技術、貯蔵熟成による酒質の変化。
さまざまな要素があるから焼酎つくりはおもしろい。
ただ、そのすべてが味を左右する。
「ごまかしは絶対できない怖さがありますね」
そう森田さんは率直な気持ちを教えてくれましたが
それは「樽貯蔵熟成酒」や独自の技術を受け継ぐ
「黒壁蔵」の若手共通の思いかもしれません。
「開発の視点で技術を語れる人になってくれれば」と
上司の郷司さんが期待するのも、新たな課題があるから。

いま「黒壁蔵」が取り組んでいるのは日本の食事に合う焼酎つくり。
でも海外、特に欧米では蒸留酒を食中酒として楽しむ習慣が少ないとか。
これからは海外でも和食と一緒に「和酒」焼酎を楽しんでほしい。
そのために、焼酎の持つ味わいの可能性をひろげていくのが
「黒壁蔵」ならではの「和酒」のあり方なんだと思いました。

つくり手も使い手も 幸せになれるプロダクトを目指す。 「Lalitpur」後編

前編:[ff_titlelink_by_slug slug='tpc-thi-tsukuru-017' append=' はこちら']

ヒマラヤの恵みがたっぷり込められた、Lalitpur

オーガニックスキンケアブランドのLalitpur(ラリトプール)は、代表の向田麻衣さんが
Coffret Project(コフレ・プロジェクト)での経験(前編参照)などから、
ネパールの女性の雇用促進をひとつの目的として立ち上げたブランドである。
まずは「ネパールで立ち上げるにしてもどんなものがいいのだろうか?」
というところからスタートした。
そこでたどり着いたのが、
ネパールが世界に誇るヒマラヤ山脈に、豊富に生えている高山植物。

「標高が高いため、日光をたくさん浴び、
農薬が一度も使われたことのないきれいな土で育った植物は、
その他の地域で育った植物よりも効能が高いことも科学的に証明されているんです。
これは宝だと思いました」

こうして、高山植物を利用したオーガニックスキンケアブランド、
Lalitpurの立ち上げへと歩き出した。

どんな植物があるか。そこからどんな成分が採れるのか。
実際に商品に配合したらどうか。安定供給できるか。繰り返し、研究開発した。
そのなかでいくつかの原料を採用する。
たとえば現在Lalitpurのバームに入っているシーバックソーンという植物の実は、
オメガ7という抗酸化作用のある成分が含まれている。
欧米ではアンチエイジングを目的にサプリメントとして取り入れる人も多い。
そのほかにも肌細胞の再生・修復を助けてくれるジャタマンシー、
ネパールの国花であり
筋肉や関節の炎症を和らげてくれるアンソポーゴンといった植物。
さらには標高3000m以上のヒマラヤ山地に棲息するヤクという動物から絞り、
豊富なビタミンや8種類の必須アミノ酸が含まれ、
高い保湿効果のあるヤクミルクなどが使われている。

すべてピンクで統一されたデザイン

石けん、バスソルト、バームなど、すべてピンクで統一されたデザイン。封をしたように見える結び目がかわいい。写真提供:Lalitpur

そして中心となる石けんづくりだ。
石けんのつくり方はいろいろな方法があるが、
向田さんが選んだのはコールドプロセス製法。
ケン化(石けんづくりで欠かせない過程)で自然に起こる熱以外は、
一切、火を加えない。この方法だと有効天然成分が残りやすいのだ。

次はネパールで石けんをつくるノウハウを持っている工房を探した。
彼らの技術と、日本側の技術を融合させて
オリジナルの商品を生み出さなくてはならない。
品質が良いことはもちろん、
「Lalitpurが伝えたいストーリーにふさわしいものをつくろう」と、
繰り返し試作を重ねていった。

Fablab北加賀屋とde sign de >が、大阪・中之島でデジタルものづくりワークショップ!

大阪のおしゃれなリバーサイドエリア、中之島。
現代美術を紹介する完全地下型美術館の「国立国際美術館」や、
クリエイティブユニット「graf」の活動拠点があることでも
知られるところです。この中之島にあるデザインミュージアム「de sign de >」にて、
一ヶ月間にわたり、デジタル工作機械(3Dプリンター,レザーカッター,etc…)を使った
ものづくりワークショップ「Fab School Osaka 2014」が開催されます。

「Fab School Osaka 2014」は9月7日から全5回。会場の立地を活かし、
「堂島川を新たな資源として捉え直し、生活の延長線上で利活用を考える」ことを
テーマに「川に浮くもの」を制作します。
講師は、Fablab北加賀屋 共同開設者の津田和俊さんと白石晃一さん。
3Dプリンタやレーザーカッターなどの最新テクノロジーをつかった
ものづくり(デジタルファブリケーション)に興味があるけど、
いままで触れたことがない、という方にもおすすめの講座。

会場のある中之島周辺は、川に囲まれ、江戸時代からたくさんの船が行き来し、
大阪のなかでも水都の最先端エリアとして水辺と人が近い関係で賑わってきたところ。
この企画は、デジタルものづくりの実験工房である、大阪市住之江区の
施設「Fablab北加賀屋」 と「de sign de >」の共催によって実現しました。

1ヶ月にわたる水辺のワークショップでどんなものが作られるのか
楽しみですね!
スケジュールや参加方法など、詳細は公式サイトをご覧ください。

Fab School Osaka 2014 @de sign de >

未来に育むものづくりの村

自然と共生してきた滋賀の文化

「滋賀県にものづくりの村がある」
こんな噂を聞いて、期待と妄想をふくらませ滋賀を訪ねてみることに。

滋賀県は琵琶湖を中心に、四方に独特の文化をつくってきました。

北の湖北(こほく)地域は昔から養蚕が盛んで
いまも国産の繭の真綿ふとんが生産されています。

琵琶湖の西に位置する高島地域は、しわ加工を施した、
「高島ちぢみ」と呼ばれる綿織物の産地として知られています。
また、日本六古窯のひとつに数えられる信楽焼は、
陶土が豊富な南部の湖南(こなん)地域を中心に発展しました。

東の湖東(ことう)地域は琵琶湖がつくり出す湿潤な気候から、
「近江上布」として国内有数の麻織物の産地として栄えてきました。

ものづくりの村と呼ばれる「ファブリカ村」はこの湖東地域にあります。

かつて織物工場だった昔ながらののこぎり屋根。ファブリカはスペイン語で工場の意味。

かつての織物工場が、「ファブリカ村」として復活

ファブリカ村の母体である「北川織物工場」は、
1964年に滋賀県の東近江市に建てられました。
ここでは、糸を染め分けることで柄を表現する、
織物技術「絣(かすり)織り」に特に力を入れ、
寝装素材やアパレル向けの麻織物の製造をしてきました。

2000年に入り、織物の製造から近江の麻で服や小物をつくり
直接販売するようになっていきました。

そんななか、県内のデザイナーたちの協力のもと、
眠っていた北川織物の工場を1年かけて改修。
2009年10月、地域文化に触れ、つくるよろこびを体感、
共有できる場所として誕生したのが「ファブリカ村」です。

村長の北川陽子さん(写真左)と副村長の北川順子さん(写真右)。

「ファストファッション、ファストフードは便利かもしれないけど、
それだけになってしまったら、日本の良いものづくりがなくなってしまう」
と話すのは、ファブリカ村の村長であり、染色作家でもある北川陽子さん。

京都の美大で染色を学んだ後に1982年に
家業である北川織物に入った陽子さんは、
代々産地に伝わる、絣織物をつくりながら、
変わりゆく時代に危機感を募らせていきました。

「産地やつくり手の魅力を、広く使い手に向けて発信しなくてはいけない」
つくり手と使い手と社会を繋ぐ、
滋賀での「村づくり」の構想が膨らんでいきました。

地域が子どもを育てる

ファブリカ村には、ショップ、カフェ、ギャラリー、アトリエ
といったさまざまな時間が流れています。

昔ながらののこぎり屋根は北向きですが、多くの窓から自然光がふり注ぎます。

ファブリカ内のショップとカフェスペースに使っている家具や器は、
滋賀の作家作品をコーディネートしています。

照明や椅子には、北川織物の絣生地が使用されています。

ショップでは近江の麻を使った、
北川織物のオリジナルブランド「fabrica」をはじめとする商品が並んでいます。
カフェでは地元の季節の食を味わえ、
ギャラリーでは県内の作家さんたちが展示会を行います。

こだわりの空間で、ゆっくりと、季節の食を味わうことができます。

ファブリカ村で開催される教室では、
絵画、陶芸、料理、着付け、お花など集まった人の得意分野を共有します。

手織り機があり子どもたちが触れることもできます。

「本当によいものを見せて、使ってもらって、
次の世代へもそのよさを伝えていく。
子どもだからといって割れないプラスチック食器でなくて、
本物を使ってもらいたい。
そうやって、自分自身の価値観をもてる子どもたちが増えていくように」

その言葉の通り、陽子さんの情熱は新しい世代にも向けられていて、
遊びの中にアートを取り入れたり、地域の子どもたちと一緒に野菜を育てたり、
県立大の学生達とのワークショップも積極的に行っています。

陽子さんは脈々と受け継がれてきた、
地域の魅力ある伝統や技術、人をファブリカ村に集め、
世代を超えたコミュニケーションをつくっています。

こちらは北川織物が作り続けてきた絣の生地です。

先代からつくられてきた、北川織物の麻の生地です。
こちらの生地も購入可能で、
生地を選び、一着だけのオーダーメードの洋服や浴衣をつくることができます。

経絣と呼ばれる技法で、絣織り独特の風合いが出ています。

地域を五感で楽しむ

ファブリカ村を訪れて、改めて「地域の魅力」について考えてみました。
湖東地域にに流れる気持ちのよい空気を吸い、
陽子さんや現地の方々とコミュニケーションを取り、
この土地で脈々と続いてきた織物文化や食文化に触れると、
僕らは、五感全体が刺激された気がしました。
地域は、五感で楽しむべきところだと思います。

僕自身、東京と各地域を週ごとに行ったりきたりする原動力は、
そこでしか味わえないおいしい時間を贅沢に味わえるところにあると思います。

「もの」だけでも、「人」だけでも、「自然」だけでもなく、
切り離せない関係性のなかで、
日本各地に独特の文化がゆっくりと育まれてきました。

今後も、各地の魅力を五感で楽しめる場所にアンテナを張っていきたいと思います。

会いにきてけらいん!全国の伝統こけしが大集合「第60回全国こけし祭り」

9月5日(金)〜7日(日) 、宮城県の鳴子温泉にて
「第60回全国こけし祭り」が開催されます。

今年で60回目を迎えるこのお祭りは、
全国11系統のこけしが揃う実演展示即売会や
パレード、コンクールなどが行われ、まち中がこけしに湧くイベント。
さらに温泉も楽しめてしまうという、
こけし好きにはたまらない3日間です。

ちなみにポスターに書かれている「会いにきてけらいん」という言葉は、
宮城の方言で「会いにきてください」という意味だそう。
何ともかわいらしいですね!

■こけし祭りの楽しみ方

目玉は、鳴子小学校の体育館で開催される
こけしの実演展示即売会。
土湯系の柿崎文雄さんや作並系の平賀輝幸さん、
弥治郎系の新山吉紀さんなど、各系統のこけし工人が絵付けを実演。
運が良ければリクエストにこたえてくれることもあるそうです。
今年は60回を記念し、こけし研究家の高橋五郎さんが監修した
最古の鳴子こけし復元作品の展示販売や、こけしフォーラムの開催も。
同時開催される鳴子漆器展も味わい深いです。

ぜひチェックしたいのはこけしコンクール。
全国の伝統こけし工人約150名、300点の出品作品から、
最高賞の文部科学大臣賞ほか、31の賞が選ばれます。

そしてハイライトは、こけしのはりぼてやお神輿が
温泉街をねり歩くフェスティバルパレード。

はりぼての中に入るのが、
一般募集で集まった方々というのもユニークです。

鳴子温泉駅前ゆめぐり広場には
東北や東京などのゆるキャラもお目見え。
鳴子温泉の「なる子ちゃん」や、
宮城県岩出山の「岩出山おっち(落ち武者くん)」、
東京都台東区のまもり神「台東くん」などが登場する予定です。

伝統こけしは、その土地土地の歴史や風土を反映する貴重な文化遺産。
ここでご紹介したほかにも、こけし奉納式や温泉神社祭典など、
さまざまな催しが予定されています。
こけし好きの方は、ぜひ鳴子温泉へお出かけになってみてください。
第60回全国こけし祭り

オーガニックスキンケアブランド Lalitpurの原点、Coffret Project。 「Lalitpur」前編

化粧が精神的ケアにつながる

ネパールでつくられる
オーガニックスキンケアプロダクトを展開するLalitpur(ラリトプール)。
その代表の向田麻衣さんの活動の原点は、
2009年にスタートしたCoffret Project(コフレ・プロジェクト)にさかのぼる。

15歳のときに、ネパールでNGO活動をしていた高津亮平さんの講演会で
話を聞いてネパールに興味をもった向田さん。
17歳になり、アルバイトをして貯めたお金で1か月間ネパールに滞在した。
そこで出会った多くのひとや文化は向田さんの心を惹きつけたが、
当時の「ネパールの支援をしたい」という思いを遂げることは簡単ではなかった。

その後、大学に進学し、就職活動の時期になって将来をじっくり考えたとき、
やはり高校生のときに興味を持ったネパールを思い出し、何か関わりたいと思った。
就職活動を無事終えた向田さんは、残された半年間の学生生活で、
大学の奨学金を得て、フィールドワークに出かける。まずはトルコだった。

さっそく現地の女性にニーズ調査を開始。
最初は、雇用を生むことや、大きな支援になりそうなものを探っていた。
そのなかで“どんな仕事をしたいの?”と聞いたところ、
“いろいろやりたいことはあるけど、アナタのそのポーチの中味が気になる”
という返答があった。
化粧に興味がある女性が、思ったよりも多いことに気がついた。
そこで一度、簡単なワークショップを開催してみた。
女性たちにメイクをしてみると、表情がどんどん変わってくる。

そんな反応を見ていると、化粧が精神的なケアに繋がるのではないか、
という思いが自然と頭に浮かんできた。
こうしてCoffret Projectは、精神的なトラウマを抱えた女性たち、
たとえば刑務所に服役していたひとや
人身売買の被害にあったひとなどを中心に広げていった。
トルコに始まって、フィリピン、インドネシア、ネパールと開催していく。

お化粧の仕方を習うネパールの女性

お化粧の仕方を習うネパールの女性。初めて見る化粧品や道具も多い。写真提供:Lalitpur

現在拠点とするネパールでは、
十代の少女を中心に人身売買が横行している国でもある。
売られた少女たちは国境を越えインドの買春宿に連れて行かれ、
強制労働をさせられる。宿にいる間は、
「ここを出たらあなたたちは生きていけない、価値のない人間だ」と
言い聞かされているために、自信や尊厳が奪われた精神状態にあることが多い。

「はじめは無表情だった女の子たちも、化粧が終わったときに鏡をみると、
少しだけ微笑んだり、変化が生まれます。そういうことを積み重ねていくことで、
凍りついた心が溶けてゆくように感じます」と向田さんは語る。

みんなが化粧をした自分を「かわいい! きれい!」とほめてくれる。
どんどん自信も増してくる。

「それまで一度も声を聞いたことがなかった女の子が
最後に英語で“Thank you”と言ってくれたり」と、
うれしい反応が次々と返ってくるようになった。

Lalitpur代表の向田麻衣さん

新たに始まるメンズ商品や、アメリカ展開など、活動の幅を広げているLalitpur代表の向田麻衣さん。写真提供:Lalitpur

書籍「大人が作る秘密基地」には大人たちをわくわくさせるアイデアがいっぱい。京都にて出版記念トークを開催!

子どもの頃にあこがれたツリーハウスや、秘密の隠れ家。
「大人が作る秘密基地」では、そんな夢を追いつづけている大人たちが作った
全国各地、18の秘密基地を紹介しています。

8月30日(土)、京都のHAPSにてこの本の刊行記念イベントが開催されます。
出演者は、京都を拠点に活動する建築のリサーチユニット「RAD」の建築ディレクター、
川勝真一さんと、本の著者であり編集者の影山裕樹さん、
HAPSエグゼクティブ・ディレクターの遠藤水城さん(ファシリテーター)。
本の中で取り上げた秘密基地を紹介しつつ、
秘密基地的な場をつくることの意味や可能性についてトークを展開し、
RADが参加する「大見新村プロジェクト」や、
京都の芸術家コミュニティづくりに取り組んでいるHAPSの実践にも切り込みます。

■書籍「大人が作る秘密基地」とは?

この本では、全国各地にある18の秘密基地を7つの類型に分け、
写真や竹田嘉文さんのイラストとともに紹介しています。

・セルフビルド(蟻鱒鳶ル/2階建てキャンピングカー)
・廃墟・屋外(BEACH PARTY/星山温泉)
・ツリーハウス(SLOW BASE/むうじん館/なんじゃもんじゃカフェ)
・リフォーム(RSミサカ/ハレルヤ工房/SHUHALLY)
・たまり場(UDOK./こすみ図書/kvina)
・公共空間(潮目 大津波資料館/貸はらっぱ音地)
・ビジネス(co-lab/ドラマチック/レインボー倉庫)

さらに、さまざまなジャンルの専門家が特別寄稿。

・極地建築家の村上祐資さん「月面基地の考え方」
・社会学者の毛利嘉孝さん「社会のスキマを生きる〜スクォッティングという実践」
・青森公立大学国際芸術センター青森学芸員の服部浩之さん「アートスペースとしての秘密基地」

そのほか、秘密基地が登場する映画やアニメの紹介や、
基地を作るための実践的なアイデアなど、さまざまなトピックを載せています。
この本を読むと、じつは秘密基地にはアートや建築、
まちづくりに応用できるアイデアがたくさんあるんだ、ということに気づかされます。
子どもの頃あこがれていたという方も、
建築などに興味があるという方も、ぜひお手にとってみてください!

イベントのお申し込み方法は、公式サイトからどうぞ。
『大人が作る秘密基地』出版記念トークin京都
書籍情報『大人が作る秘密基地』

「New Pearl UWAJIMA」愛媛・宇和島の規格外パールがおしゃれに生まれ変わる!

2014年9月4日(木)から、東京・表参道の
「PASS THE BATON GALLERY」にて、
展示販売会「New Pearl UWAJIMA」が行われます。
これは、日本を代表する真珠産地のひとつである
愛媛県の宇和島市で採れた、規格外の真珠を使った
1点物のジュエリーを展示・販売するイベント。

大事に育てられた真珠の中には、少し形がいびつだったり、
色ムラがあったりと、基準から外れるものも出てきます。
それらは通常、市場に出荷されず、生産者のもとで眠ったままになって
しまうのですが、どの真珠も個性豊かで、自然の魅力にあふれているんです。

それはもったいないということで、東京・恵比寿のギャラリー
「ギャラリードゥポワソン」監修のもと、宇和島の「土居真珠」さんが
提供した真珠で、16組のジュエリーブランドが1点もののジュエリーを制作!
ギャラリーが監修されているだけあって、
とってもアーティスティックなジュエリーが揃っています。
会期は9月28日(日)まで。

小林モー子

bororo

DAN TOMIMATSU

Stitch

tortue

siki

展示タイトル:「New Pearl UWAJIMA
会期: 2014年9月4日(木)~9月28日(日)
会場: PASS THE BATON GALLERY(パスザバトン表参道店内)
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F TEL:03-6447-0707

–参加ブランド–(アルファベット順)
cthruit / bororo / DAN TOMIMATSU / ETSUKO SONOBE / januka / KARAFURU /
MARC MONZO / Moko Kobayashi / PROOF OF GUILD / YUKO SATO / SHUN OKUBO /
siki / Stitch / stones stone zoo / tortue / YOSHIKO CHONAN

豪華絢爛な七夕飾りは、趣向を凝らした宮城の手仕事。竹と紙の祭典「仙台七夕まつり」

本日まで、宮城県仙台市にて「仙台七夕まつり」が開催されています。
仙台七夕まつりは毎年、通常の七夕の月遅れである8月6日から3日間の開催。
仙台駅前のメインストリートを含む、
中心部の商店街から周辺部商店街が会場となります。
いつもは買い物客で賑わう中央通り、一番町通りなどのアーケード街に、
地元の商店や会社、学校などが趣向を凝らして創りあげた
豪華絢爛な七夕飾りがずらりと並ぶ光景は圧巻です。

仙台七夕の飾りの主な材料は、和紙と竹。
和紙で短冊や折鶴などのモチーフを作り、
これを組み合わせて数メートルもの巨大な吹き流しに仕立てあげます。
吹流し5本1セットで飾るのが仙台流。
どんな飾りになるのかは、お祭りでのお披露目まで
企業秘密で絶対明かされません。
お祭りでは各商店街毎の審査が行われ、すぐれた飾りに
金賞、銀賞、銅賞が贈られます。
この壮大なお祭を見るために、訪れる観光客は毎年200万人あまり。
それでは今年の様子を写真でどうぞ!

こちらは2014年のおおまち商店街における金賞。「㈱白松がモナカ本舗」

2014年、一番町一番街商店街の金賞は笹かまの「㈱鐘崎一番町店」。

2014年、クリスロード商店街の金賞「㈲セザーヌ」 

市内189校の小中学校などの生徒たちによる大作。「手とてとテ」より 撮影:大河内英夫

地元の商店「大正園」による、支倉常長の遣欧使節出帆400年をテーマに作った飾り。真ん中が政宗公、その両脇に常長をイメージしています。「手とてとテ」より 撮影:大河内英夫 

ちなみに、七夕飾りは竹と紙なので雨には弱いのです。雨が降ってきた場合はビニールをかけて保護します。

こちらはアーケードの外、素朴な周辺商店街の七夕もすてきです。

江戸時代、伊達政宗公の時代にルーツを持つ仙台七夕。
いまのように盛大に行われるようになったのは、
昭和2年のこと。いまで言う商店街の有志達が、仙台商人の
心意気とばかりに、華やかな七夕飾りを復活させ、
戦後さらに発展しました。
毎年これだけの規模の飾りを新しくつくるのは本当に手間なこと。
地元の方の心意気と手仕事の見事さにもぜひご注目下さい。

仙台七夕まつり
仙台七夕まつり facebook
・「手とてとテ

パッチワークキルト作家と 酒蔵の女将を兼ねて。 「山口怜子さんの衣・食・住」後編

前編:[ff_titlelink_by_slug slug='tpc-thi-tsukuru-015' append=' はこちら']

酒蔵の女将として、キルト作家として

山口怜子さんは、主婦であり、江戸天保三年から続く造り酒蔵の十代目女将。
そして前回お伝えした温泉地熱を利用した食品づくりなど、
食のプロデユーサーとしてさまざまな顔を持つ一方で、
実は、海外でも高く評価されているパッチワークキルト作家でもある。
パッチワークとは、布と布を縫いつなげ、一枚の布にする技法。
布地の有効利用のために、余った布や端布をつないでつくったのが始まりと言われている。
布地に綿をはさんで縫いあわせたものをパッチワークキルトと言う。
パッチワークキルトは17世紀のアメリカで西部開拓の移動によって全米に広がった。
山口さんがパッチワークを始めたのはいまから50年前。
尺貫法を使った日本キルトというパターンを開発したのがきっかけだ。

「母といっしょに家庭に眠る古い着物や帯などを刺し子風に縫いつなげていたのね。
それがとても面白かったみたい」

山口怜子さん

江戸天保3年から続く造り山口酒蔵所の十代目女将。山口怜子さん。酒造や家庭の古着を使ったパッチワークキルト作家としても知られる。

山口さんのパッチワークキルト作品

山口さんのパッチワークキルト作品。縫いあわされた布のストーリーが作品として開花する。

1982年には、アメリカのナショナルキルト連盟に招待された。
歴史あるアメリカンキルトの世界で、
日本ならでは古裂を素材にした独創的な刺し子風キルトは
驚きをもって受け入れられたという。
全米の著名なキルト作家の作品が集まるなかで、受賞作品は9点。
そのうち最高賞であるブルーリボン賞は3点にのぼり、ワシントンD.C.にて公開される。
これをきっかけに、山口さんのキルトは、世界中で注目され、
各国大使から招待されるようになった。

山口さんのこだわりは家庭の古布を使うこと。
「デザインするのは私なのだけど、生徒さんにお家にある布を持ってきてもらうのね。
その布にはひとつひとつに物語がある。そこからデザインが生まれる。
それをもとに一緒につくっているんです」

それぞれの思い出を縫いつなげていくキルトは、
「日本の家族を綴るキルト」と言われる。
海外から注目されると、後追いするように日本の新聞社、雑誌社が注目するようになった。
その後東京をはじめとする日本国内の巡回展、米国・中国への出展など活動のフィールドを広げている。

キルト作家として2009年には、福岡県文化賞・創造部門を受賞した。
その多岐にわたる活動はすべて「衣」「食」「住」へとつながっている。

竹をモチーフにしたパッチワークキルト作品

竹をモチーフにしたパッチワークキルト作品。

「Traveling fennica Shop in SENDAI」開催。あの青いこけしが、ついに仙台にやってくる!

いままでありそうでなかった!
BEAMSのブランド<fennica>と宮城県のこけし職人の
コラボレーションで生まれた、青いこけし「fennica Indigo Kokeshi」。
今年発表され、話題を呼んだスペシャル・アイテムが
ついに故郷の仙台に上陸します。

それが、8月23日(土) と24日(日) に仙台・AERで行われるイベント
Traveling fennica shop in SENDAI」。
おでかけコロカル宮城編」でもおなじみの、
宮城の手しごとを紹介するWebサイト「手とてとテ」企画によるイベントです。
fennicaの出張型ショップ「Traveling fennica shop」がオープンするほか、
手とてとテ」でも紹介された、
fennicaが仙台・宮城の職人と一緒に手がけたプロダクトを展示、販売。
また伝統こけしの職人によるろくろ実演、
漆ストラップ作りワークショップなども開催されます。

そもそも、fennicaのディレクター、テリー・エリスさんと北村恵子さんが
宮城の手仕事に出会ったのは2013年の夏のこと。
そこから伝統を守る職人と幾度をやりとりを重ね、
こちらの3つのアイテムが生まれました。
それぞれのアイテムの詳しいことは、「手とてとテ」にて紹介されています!

「fennica Indigo Kokeshi」青色が今までこけしの絵付けで使われていなかったことに着眼し、ファッションと密接な関係にあるインディゴを彷彿とさせる青色で絵付けをほどこしています。

「DIGI-TORI TENUGUI」明治35年創業の染めの老舗、「名取屋染工場」が所蔵する「常盤型」からサンプリングした絣のいかりやつばめ、絞り模様などと、アフリカンバティック(ろうけつ染め)から発想を得た大柄でインパクトのあるモチーフとの柄合わせを組み合わせた手ぬぐい。

「ipad/document case」佐藤紙子工房、カサハラ製本社による、和紙でできたケース。丈夫な白石和紙にこんにゃく糊を塗ってもみ、乾燥させてから染め、凹凸のある模様を叩き出す「拓本染め」の紙子を使用。

これらの販売のほか、同日程にて創り手によるスペシャルトークイベント&
ムービー上映も開催されます。
8月23日(土)には「インディゴこけし」を作った仙台木地製作所の
佐藤康広さん、8月24日(日)には元天童木工 デザイナー・開発部長の菅澤光政さん、
そしてディレクターの北村恵子さんが両日ともに参加。
会場は桜井薬局セントラルホール。
是非合わせてご覧ください!

・「Traveling fennica shop in SENDAI

< 展示・販売>
日時:8月23日(土) 10:00~20:00、8月24日(日) 10:00~18:00
会場:AER 2F アトリウム 仙台市青葉区中央1-3-1

< スペシャルトークイベント&ムービー上映会>
日時:8月23日(土)、8月24日(日)15:00~16:20(14:30受付開始14:45開場)
場所:桜井薬局セントラルホール 仙台市青葉区中央2-5-10桜井薬局ビル3F

温泉地熱食品と地熱たべもの研究所。 「山口怜子さんの衣・食・住」前編

地熱を利用した食品づくり

熊本と大分の県境にある岳の湯温泉。
ここは地熱の里と呼ばれ、集落一帯は、湯煙と蒸気に包まれている。
この温泉の地熱を利用した食品づくりをしている山口怜子さんを訪ねた。

山口さんは、福岡県久留米市の山口酒造所の十代目女将。
世界的なパッチワークキルトの作家としても知られる。
衣・食・住、暮らしのエキスパートだ。
現在、熊本県阿蘇郡小国町の岳の湯温泉で地熱を利用した
「地熱たべもの研究所」で、蒸気を利用した食品の開発を進めている。

地面から吹き上がる地熱の蒸気

地面から吹き上がる地熱の蒸気。蒸す、煮る、炊く、乾燥させる、地熱の利用法は多様。

「昔からここの地域のひとは、地熱を利用していたの。
縄文時代から地熱を使って料理していたんじゃないかな」

山口さんは、大分県の山村、大山町に生まれた。
近くに杖立温泉があり、蒸気が出ているエリアに育った。

「子どものころ温泉では皆、温泉卵をつくっていたけど、
母は温泉にほうれんそう、大根とか、野菜を持っていって、
茹でて台所で食べていたのね。
ゆであがったものに鰹節をかけて食べるのが大好きだったの。
ガスで煮炊きをするより、地熱を使えば簡単だし、美味しい」

地熱たべもの研究所のある小国町岳の湯は
休火山である涌蓋山(わいたさん)の山麓に位置し、
周辺は日本有数の地熱地帯。多数の温泉も湧いている。
近くには九州電力大岳発電所、八丁原発電所といった地熱発電所が存在する。

普通、日本で地熱の蒸気が吹き出す場所は限られている。
地熱が出る場所の多くは国内では国立公園の中が多いので開発が遅れている。
地熱たべもの研究所の周辺は安全な地熱ゾーンとして利用できる希有な場所である。

地面から噴出する地熱の蒸気をバルブで調節し、それを利用している。
大地のエネルギーを利用した、究極のエコクッキングだ。

集落のあちこちの地面から蒸気が噴出している

集落のあちこちの地面から蒸気が噴出している。温泉ではなく、蒸気そのものが吹き上がる希有な場所。ここに地熱たべもの研究所がある。

山形・福島・宮城で人気ワークショップ「mt school」開講。マスキングテープでこけしをつくろう!

今年の夏、山形・福島・宮城にて、マスキングテープ(略称:mt )の
使い方やセンスを学べるワークショップが開催されます。

mtは、もともとペンキを塗る時などに
塗装しない面を保護するために使われていた工業用テープ。
最近は、このmtにもかわいい色や柄のものがたくさんあり、
デコレーションやラッピングに大人気なんです。

このmtのいろいろな使い方を提案しているのが、
1923年創業の工業用テープのメーカー、カモ井加工紙さん。
今年の夏は、東北のこどもたちのしあわせを願う
「mt こけし」とともに、東北3県を巡ります。

会場には「mt こけし」をつくる体験コーナーが登場し、
「mtこけし」づくりに挑戦できます。
会場を訪れたらぜひつくってみたいですね。

ワークショップでは、クラフト作家の井上陽子さんや
ハロー サンドウィッチさん、
イラストレーターのブージルさんから、
アイデアいっばいの使い方を教われます。

また、福島教室ではチリンとドロンさん、
宮城教室ではコトリンゴさんによるライブも開催!

オリジナルご当地テープなどが並ぶ期間限定ショップや、
コラージュ、インテリアアイテムなどが並ぶ「mtギャラリー」も登場します。
スケジュールやお申し込み方法などは、公式サイトをご覧ください。
mt SCHOOL
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「トーヨータイヤ」オリジナル浴衣。タイヤの溝が浴衣のデザインに! 江戸浴衣職人とコラボ

今日は全国的な猛暑!皆さん夏バテされてませんでしょうか。
今回はちょっと涼しげな浴衣をご紹介いたします。
大阪市西区に本社を置く、「トーヨータイヤ」のブランドで知られる
タイヤ・自動車部品メーカーの「東洋ゴム工業株式会社」が、
自社プロモーションのために、オリジナルの浴衣を制作。
7月18日(金)から21日(月・祝)にわたり、
大阪市北区の中之島公園周辺で行われた
地域イベント「水の都の夕涼み ナイトカーニバル」で初披露されました。

それがなんと、トーヨータイヤの溝のデザインがモチーフに使われているんです!
タイヤの溝は「トレッドパターン」と呼ばれていて、駆動力スリップや横滑りを
抑制するなど、タイヤに様々な機能を持たせるために、
専門デザイナーが精密にデザインしているもの。
普段クルマに乗らない人だとあまり意識しないものだと思いますが、
浴衣の柄になるとはびっくりですね。しかもすごくオシャレです。

モデルは社員さんたち!

作りては、伝統工芸「江戸浴衣」の職人さんたち。
「江戸染色型紙の老舗「青木型紙店」青木裕之氏に
染物の柄のもとになる型紙を制作いただき、
また「江戸ゆかた染元・高常」高橋榮一氏に江戸時代から
受け継がれる伝統的な染色技法で染めていただいた」(リリースより)とのこと。
熟練の技術者の手によってデザインされたタイヤの溝が、
日本の伝統技能と融合して新しいデザインが生み出されたのは面白いですね。
トーヨータイヤのなかでも、特にトレッドデザインに人気がある
3商品がモチーフになっています。

「PROXES R1R(プロクセス・アールワンアール)」サーキットなどで使われるスポーツタイヤ。

「OPEN COUNTRY M/T」オフロード用として北米市場を中心に展開されています。

「NANOENERGY 0」次世代の低燃費タイヤ。

「購入したい」「男性用も欲しい」と、インターネットで噂になっているこの浴衣。
今後は関連イベント等で活用していく予定だそうです。

トーヨータイヤ

地域の若者のコラボレーション 食・ものづくり・自然 × ソーシャルデザイン。 「TSUGI」後編

前編:[ff_titlelink_by_slug slug='tpc-thi-tsukuru-013' append=' はこちら']

「かわだ くらしの晩餐会」で地域の魅力を探す

福井に移り住んだ二十代の若者7人のプロジェクト「TSUGI」。
「ものづくり」や「地域の魅力」を発見する、
さまざまなコラボレーションが生まれ始めている。

地域の魅力探し、そのひとつが「食」。
6月15日、21日と2週に渡って、「かわだ くらしの晩餐会」が開催された。
福井新聞の「まちづくり企画班」の担当者と一緒に企画を進め、
TSUGIが全体のデザインディレクションを担当した。
福井県内の各地を回って、
その土地の文化を活かし発信するイベント「FUKUI FOOD CARAVAN」。
その一環として行われた、体験型の食のイベントである。
テーマは「食、ものづくり、自然」。
これまでのTSUGIの活動のなかでも、もっとも力をいれたイベントのひとつだ。

FUKUI FOOD CARAVAN vol.02「かわだ くらしの晩餐会」の動画。制作は福井新聞社「 まちづくり企画班」とTSUGI。映像はホオズキ舎の長谷川和俊さん。「食工房野の花」代表の佐々木 京美さんとTSUGIによる食空間プロデュース。越前漆器の器と木彫りのスプーンを使って地域伝統の食を味わうイベント。

鯖江の若者コミュニティづくり

TSUGIの事務局、ディレクターの新山直広さんにお話を伺った。

「福井の魅力は〈食〉ということで、
福井の地域を巡りながらその土地の魅力を
掘り出していこうと考えていくキャラバンなんですが、
漆器の里である河和田では、まず器を自らつくるところからはじめよう、と。
下塗りを越前漆器の職人さんにやってもらい、参加者に上塗りをやってもらう。
自分でつくった器で食べてもらいました」

イベントは2週に渡って行われ、最初の1日目は
木のスプーンづくりとお椀の漆塗りの体験。
1週間後の2回目に手づくりしたスプーンとお椀を使って、
地域伝統の食を味わう晩餐会を開催した。

その素敵な動画を見ていただければ、
河和田の「食」と「暮らし」の魅力を感じることができる。
なにより集まるひとたちの笑顔がイイ。
素晴らしい「コミュニティ」が息づいている感じが伝わってくる。

「かわだ くらしの晩餐会」

「かわだ くらしの晩餐会」では越前漆器の若手である中野知昭さんと酒井義夫さんの協力で、器づくりからスタート。写真提供=TSUGI

鹿児島県南九州市のクリエイティブフェス!「グッドネイバーズ・ジャンボリー」今年も開催

今年もやってきた!
みんなでつくるフェスティバルこと「グッドネイバーズ・ジャンボリー」が
2014年8月23日(土)に鹿児島県南九州市にて開催されます。
会場は、深い森の中に佇む廃校「かわなべ森の学校」。
2010年のスタートから、今年で5回目の開催となるフェスティバルです。
内容は、音楽、クラフト、デザイン、アート、写真、映画、文学、食…など
あらゆるジャンルのクリエイティブが大集合するお祭り。
ライブやワークショップの体験や、県内外のレストラン等が勢ぞろいする
ポップアップストアのフードやドリンクなどお楽しみがたくさんなんです。

昨年のライブの様子。

イベントでは、こだま和文 from DUB STATIONやtakuji(from Little Creatures)、
GOOD NEIGHBORS MARCHING BAND with Double Famousらのライブや、
森本 千絵(goen)や岡田利規(チェルフィッチュ)、KIKI(モデル)による
ワークショップが行われます。

また当日は、森の学校の場内を練り歩くブラスバンド
“グッドネイバーズ・マーチングバンド” のメンバーを募集!
メンバーは楽器を持っている人なら誰でもOK。
会場になにか音が出るものを持参してください、とのこと。

会場へは、鹿児島中央駅より直行バスの運行もあります。
ただ、直行バスは開催1週間前までに予約が必要ですのでご注意を!
イベントの詳細やマーチングバンドへの参加、
会場へのアクセスは下記Webサイトをご参照ください。

グッドネイバーズ・ジャンボリー

かわいい布の博覧会 「布博 in 札幌」開催!手しごとにふれて、お気に入りを探そう。

7月26日(土)・27日(日)、札幌にて
布の祭典「布博」が開催されます。

布博は、よりすぐりのテキスタイルデザイナーや布もの作家が集う、布の博覧会。
東京、京都に続き、札幌でははじめての開催です。

主催は編集チームの手紙社さん。
手紙社さんが選んだ、
プリント、刺繍、型染めなどのテキスタイル、
世界各地から集められたヴィンテージファブリック、
衣類や小物などが、会場いっぱいに並びます。

さらに今回も、京都の布博で好評を博した「ブローチ博」を同時開催。
AFLO+、ERIO、KIMOKO SUZUKI、
BIRD'SWORDS、松本美弥子、
mimisenka さかもとみなこなど、
厳選された作家たちによるブローチが並びます。
かわいいものがありすぎて、選ぶのに迷いそう!

当日は、トークショーやライブなどのステージイベント、
ワークショップなども予定されています。

会場は、今や北海道のみならず、全国のコーヒーファンにその名を知られる
コーヒーロースター、「MORIHICO」の4号店「Plantation」。
3階のギャラリースペ—スをメイン会場に、
全館が布博の会場となります。
会場内のカフェでおいしいコーヒーが飲めるのはうれしい!

ぜひ会場を巡って、
お気に入りの一点に出会ってください。
布博 in 札幌
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