〈滴生舎〉 岩手の豊かな森林資源と 伝統文化から生まれる浄法寺漆器。

滴生舎からつながる岩手の森のはなし

本州一の森林大国「岩手県」。森林面積1,174,000ha、
森林蓄積(森林の立木の幹の体積で木材として利用できる部分)220,000,000㎥。
ともに岩手県の森林資源をデータ化してみたものだが、
ここで示されるのは北海道に次ぐ森林大国としての姿だ。

浄法寺に広がる漆の林。漆を採集したら伐採し、再び若芽を萌芽させ、次の漆の採集に向けて育成する。

本州で最大の面積を持つ岩手県。
その広大な県土の中央には、北の大河、北上川が南北を貫き、
西側には奥羽山脈、東側に北上高地の山並みで占められている。
岩手県の森林資源の豊かさは、このふたつの山並みの広さと
深さに支えられているといっても過言ではないだろう。
飛行機に乗って眺めてみるとよくわかるのだが、
いわゆる「平地」と呼ばれる地域は、北上川に沿ってわずかに存在するだけで、
県土のほとんどは、人工林、天然林を含めた「山また山」である。
こうした背景から岩手県では、県産材の地産地消や木質バイオマスといった
森林資源の活用促進に熱心に取り組んでいる。
今回から、岩手県の森林資源の豊かさと、
木に関わる暮らしをプロデュースする人たちの活動をご紹介しよう。

初夏の森で行う漆掻きの作業。初夏に採れる漆は「初辺」と呼ばれ、拭き漆などで用いられる。

国産漆の産地「浄法寺」

岩手県二戸市浄法寺は浄法寺漆器の産地として知られる。
しかし、輪島や会津などの一般的な漆器の産地とは大きく性格が異なっている。
それは、ここ浄法寺が生漆の国内最大の生産地であることに深く関係している。
漆器はかつて、西洋から「japan」と呼ばれていたように日本を代表する伝統工芸だった。
この地位は現在においても変わりはなく、
蒔絵、沈金、螺鈿などの独自の技術を用いた漆芸の世界は
日本の美意識の核を担っていると言っても過言ではないだろう。
また、日常においても漆器は身近な存在だ。
過去はもちろんのことだが現在においても
漆塗りのお椀を珍しいと感じる日本人はほとんどいないことだろう。

こうした歴史ある手仕事だけに、しっかりとした伝統が守られていると思われがちだが、
現代の経済システムに乗らざるを得ない漆器製造の現場は、そう簡単なものではない。
まず、国内工場でつくられているものはある意味優良。
人件費の安い海外工場で製造されるものも少なくない。
また、国内生産であっても、木地が本来の木材ではなく、
プラスチックだったりすることもある。

さらに漆器が漆器たる所以となる漆については、
正直なところ、我々が一般的な暮らしのなかで触れることができる漆器に
国産漆で塗られたものを探すほうが難しい。
現在、国内で流通する生漆の約98%が中国やベトナム産。
国内産漆はある意味、貴重を通り越して幻とも言える存在に近い。
もちろん、外国産漆がすなわち悪と決めつけるつもりはないが、
日本の風土に育まれてきた国内産漆は、外国産に比べ、
より堅牢で美しい質感を持つとされる。

また、高価で貴重な国内産漆があるからこそ、
日本の漆器文化が守られるという側面もある。
たとえば、わざわざプラスチックの木地に高価な国産漆を塗る塗師が存在しないように、
貴重で美しい質感を生み出してくれる本物の漆があるからこそ、
木地段階から吟味を重ね、漆を何度も塗り重ねて
本物の漆器をつくるという世界が継承されるのだ。

2020年にむけてのブランド戦略  世界に誇るヴィジョンとは? 「めがねのまち鯖江」後編

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めがねの歴史

鯖江のめがねは明治38年(1905年)に増永五左衛門が農閑期の副業として始めた。
少ない初期投資で現金収入が得られるめがね枠づくりに着目したという。
全国から職人が集まり、若者が腕を磨くことで分業独立が進んだ。
戦後の高度経済成長の中ではめがねの需要も急増し、産地として大きく成長した。

来年で鯖江めがね110周年。
国産のめがねフレームのシェアは96%。
鯖江でめがねにかかわるひとは5308人。
事業所数は531件。
実に働いているひとの6人に1人がめがね産業にかかわる。
(*平成20年工業統計調査より)

しかしここ数年、めがねのまち鯖江は大きな危機にみまわれてきた。
めがねフレームの輸出と輸入は2000年頃に逆転。輸出量は右肩さがり。
いまめがねは9割が中国製になっている。

「拡大志向と価格の競争では未来はない。結局は中国に持っていかれる。
鯖江めがねのブランド化が必要なのです」

そのためには“めがねのまち、鯖江の未来像を描くヴィジョン”が必要だ。
めがね産業の若手経営者が立ち上がった。

ボストンクラブ代表、小松原一身さん

めがねの聖地鯖江市に本社を構える(株)ボストンクラブ代表、小松原一身さん。めがね一筋36年。モノづくり、コトづくりを鯖江から発信をし、業界の活性化に挑む。めがね関連企業の若手経営者でつくるSBW(サバエ・ブランド・ワーキンググループ)代表。

SBW(サバエ・ブランド・ワーキンググループ)

SBW(サバエ・ブランド・ワーキンググループ)の代表、小松原一身さんにお話を伺った。
SBWは次世代を担う若手経営者が集まって「鯖江めがね」を、
鯖江の確固としたブランドにしていこうと立ち上がった。

「ブランディングは一度きり。やるなら失敗はできない。
鯖江をめがね産地としてブランド化するために、
どのようなPRやマーケティングが必要かを学びあっています。
イッセイミヤケに在籍した滝沢直己さんや、ナガオカケンメイさん、
佐藤卓さん、grafの服部滋樹さんなど、外部の力も借りながら、
コンセプトをつくり、それをもとに2020年までのアクションプランを進めています」

めがねのまち鯖江の伝統を次の100年にむけて継承し、進化させ、
産地の持つネットワークパワーで、世界に誇るジャパンブランドになる。
そして、ひとも企業も、ともに成長しつづける「SABAE」を実現する。
それがSBWの描くヴィジョンだ。

小松原さんは語る。

「ひとつは鯖江を“地域”としてブランド化していくということ。
たとえば“今治タオル”はタグをつけると2倍の値で売れるという。
“鯖江”を“今治”のようにブランド化をしていきたい。
まず産地である鯖江のひとにコンセプトを理解してもらおうと思っています」

そのためのアクションプランとして、
ブランド認証の基準づくりも考えているという。

「SABAE MEGANE JAPANの認証制度と基準づくりをしていきます。
時計で言うとジュネーヴシールのようなものかもしれません」

ジュネーヴシールとはスイス政府及びジュネーヴ州によって
規定された基準に基づいた品質規定における最高級スイス時計の証。
産地が認定する技術とクオリティでブランドの求心力を高めるのだという。

「そして来年はめがね生誕110周年。鯖江市政60周年。
なんらかのかたちで“めがね博”をやりたいと考えています」

国内での認知とブランド化が現在進行形。
今後はグローバル発信し、世界での認知を高めたいという小松原さん。
鯖江の若手経営者たちは動き始めた。

江戸時代のめがね

めがね会館に陳列されている江戸時代のめがね。

名古屋発「EZA animal」。 ジュエリーデザイナーが手がける 精巧なアニマルモチーフ

名古屋市にある「PROOF OF GUILD/プルーフ オブ ギルド」。
ジュエリーデザイナーの竹内稔さんと、奥様でフラワーデザイナーの
恵子さんの2人によって、2002年に始まったショップ兼アトリエです。
本日は、こちらの竹内さんが手がけている「EZAanimal」(エズアニマル)をご紹介。
すべてハンドメイドで作られた、精巧なアニマルモチーフの
小物たちなんです。ゾウやガゼル、キリン、サイ、
ペンギン、タツノオトシゴから犬や猫まで様々な種類の動物たちが
お目見えしています。

新作、うさぎのペーパーナイフ。素材は青銅です。

猫のキーリング

真鍮で出来た鹿のピン

「EZAanimal」はキーリングからピン、さらにセラミックまで
幅広いラインナップ。造り手の竹内さんにお話しをお伺いしました。

ーー「EZAanimal」をはじめたきっかけは?
「PROOF OF GUILD」を始めて4年後の2006年、妻との間に子供が生まれました。
子育てと仕事の両立は初めてのことで、慌ただしく1年が過ぎて行きました。
そんなある日、「せっかくものを作る仕事をしているのに、
子供にまだ何も作ってあげてないな」とふと思って。
動物をモチーフにしたバードコールや絵本を作って子どもに
贈ったのが始まりです。

こちらが当時作った絵本。

ーー絵本の完成度が高いですね。
「普段のジュエリーの仕事では触れない素材や形を考えることに、
いつしかのめりこんでいました。これがきっかけで、仕事の合間に
動物をモチーフにしたアイテムを作るようになったんです。2007年頃です。
そしてこの時期、いくつかの動物のオブジェを作って展示会でジュエリーの
ディスプレイとして並べてみたら反応が良く、改めて商品としての動物の
アイテムを考えた結果「EZAanimal」を始めたんです。それから「ジュエリーで
培った技術と道具を使い様々なアイテムを製作する」というスタンスで作り続けています。

金属だけでなく、うつわのシリーズも。

カモの親子の箸置きと小皿

ハンドメイドのため、一つ一つ風合いや表情が異なる表情が
かわいいアニマルたち。全国のセレクトショップや、通信販売で
発売されています。

EZAanimal

オープンデータ×電脳めがね。 “日本のシリコンバレー”の挑戦。 「めがねのまち鯖江」前編

めがねのまち鯖江がつくるウェアラブルデバイス

鯖江市は国産めがねの96%を生産しているというめがねのまち。
めがね枠製造歴は100年を超え、日本のめがねづくりの歴史と言える。
人口6万人程の市で、就業人口の6人に1人はめがね産業に関わる。

そこにいま新しい動きがある。
オープンデータ化を鯖江市が進めているのだ。
「めがね+IT=ウェアラブルデバイス」を打ち出して、
ハイテックで新たなビジネスモデルやまちづくりが進んでいる。

地域のコミュニティがアントレプレナーシップを育んできた。
伝統的なものづくりのまちから電脳データシティへ。
いま鯖江は、「日本のシリコンバレー」と言われはじめている。

VRヘッドセットOculus Rift(オキュラスリフト)

めがねのまち鯖江は電脳めがねのまちに生まれ変わりつつある。VRヘッドセットOculus Rift(オキュラスリフト)。視野角が110度とひろく首の動きをモーションセンサーが拾いクイックに反応する。鯖江には電脳めがねを利用したソフトやアプリの開発者が集まり、新たな産業が生まれつつある。

ウェアラブルデバイスとは、腕や頭部など、
身体に装着して利用することが想定された端末(デバイス)。
この秋、Appleの腕時計型ウェアラブルデバイス「Apple Watch」が発表されたが、
ほかにも数多くのメーカーによって、リストバンド型、指輪、めがね、衣服など、
さまざまなアイテムが登場してきた。
そのなかでもグーグルやエプソンなどが開発を進める
めがね型のウェアラブルデバイスは、一般の注目度も高い。

めがねにセンサーやカメラなど、コンピュータの一部が組み込まれ、
GPSの位置情報や行政が提供するオープンデータにアクセスすることで
さまざまなサービスが受けられる。
ウェブ検索をはじめ、内蔵されたカメラを使い写真や動画を撮影したり、
天気や時間、乗換案内などの情報収集などができ、
ライフスタイルを大きく変える可能性もでてきた。

iPhoneやAndroidスマートフォンを利用して設定などが行える。
2016年までには60億ドルのマーケットに成長すると見られており、
テクノロジー系の企業はこぞって新しいデバイスの開発を進めている。
その台風の目になっているのが「鯖江」なのだ。

福野泰介(ふくのたいすけ)さん

株式会社jig.jpの代表取締役社長の福野泰介(ふくのたいすけ)さん。グーグルグラスを愛用している。jig.jpでは自治体向けの「オープンデータプラットフォーム」サービスを提供開始している。

鯖江のITのキーパーソンのひとり、
株式会社jig.jpの福野泰介さんにウェアラブルデバイスを取り巻く状況をお聞きした。

「はっきりしたことは言えないんですが、
グーグルグラスは『Made in Japan』という記事を見たことがあります。
国内めがねの95パーセントは鯖江産なので、
そう考えるとおそらく鯖江のどこかでつくられているという予測が立ちます。
守秘義務があるので、どこのメーカーがつくったというのは明らかにされていませんが」

スマートフォンなどと違って、めがね型デバイスは身体へフィットする装着感などが重要。
色、形、デザイン性などファッションの要素も大きい。
ひとつのめがねができ上がるまでに250もの工程がある。
その工程のひとつひとつに熟練した技と最先端の技術が注がれている。

ほかのデバイスと違って、エンジニアとめがねデザイナー、
めがね職人が連携して制作する必要がある。

古き良きものが集う一大マーケット「関西蚤の市」兵庫県宝塚市にて初開催!

10月18日(土)・19日(日)、兵庫県宝塚市の
JRA阪神競馬場内・セントウルガーデンにて「関西蚤の市」を開催。
噴水や花壇、温室のある広大なガーデンに
古道具屋さんや古本屋さん、カフェなどが並びます。

主催は、東京で「東京蚤の市」や「もみじ市」などの
イベントを開催してきた手紙社さん。
東京で大人気の蚤の市を
関西で行うのは、今回がはじめてだそう。

参加店数は130店以上。
愛知県瀬戸市で生まれた食器ブランド「studio m’」さん、
アクセサリー職人さんがいとなむ雑貨屋「ちせ」さん、
民藝の器を中心とした手仕事のもののお店「FRANK 暮らしの道具」さんなど、
すてきなお店がそろいました!

暮らしの中に溶け込む食器のお店「studio m’」さん

生活の道具や、贈り物にもぴったりなジャムなどをお届けしてくれる「ちせ」さん。店名には、アイヌ語で「家」という意味があるそう

コンフィチュールとマフィンのお店「美味しい時間」さん、
季節の野菜をふんだんに使用した料理「シチニア食堂」さん、
京都のベジタリアン料理店「PLANT LAB.」さんなど、
ごはんのお店も充実しています。

「美味しい時間」さんの自家製コンフィチュールがたっぷり入ったマフィン。焼き立てはもちろん、時間がたってもしっとりしておいしい

秋の野菜をふんだんに使用した「シチニア食堂」さんの料理は、体に染みわたる美味しさ

当日は音楽ライブやトークイベント、
「アルフェテ工作室」さんによる
羊毛や木、針金などを使用する3つのワークショップ「魔女の工作室」も開催!
最新の出店者情報は、FACEBOOKにくわしく載っています。
そちらもぜひチェックしてみてください。
関西蚤の市
FACEBOOK

建築家と語る「2020年につなぐ、都市での木づかいシンポジウム」開催。10月は木づかい推進月間!

2014年10月は、林野庁が定める「木づかい推進月間」。
環境と人に優しい資材である木材、とりわけ日本国産の木材の利用を
促進する月間です。
この「木づかい推進月間」の記念行事として、2014年10月10日に、
「2020年につなぐ、都市での木づかいシンポジウム」が開催されます。

シンポジウムのテーマは、建築家と語る、都市建築物での木材利用の未来。
基調講演には、全国で木造建築物を多数手がける建築家の隈研吾さんが登壇。
また新国立競技場の基本設計に携わる建築家の山梨知彦さん、
五輪関連施設の木造化を提案する建築家の山田敏博さん、
林野庁代表者らも出演し、講演やパネルディスカッションを行います。

このイベントが行なわれる10月10日は、
1964年「東京オリンピック・パラリンピック」の開会から50周年に当たる日。
古来から優れた「木の文化」があり、いまも国土の7割が森林で
占められる森林国の日本。いま、木造による中高層建築物の建設や
店舗・オフィスにおける内装・家具等での木材利用など、
都市部においても木材利用の可能性が拡がっています。
本シンポジウムは、日本の風土に育まれた木材が
これからの社会づくりにおいて果たす可能性について、
考える機会になるでしょう。
参加費は無料、定員は先着300名。
参加希望の方は、こちらのフォームよりお申込みください。

【開催要項】
■「木づかい推進月間2014」記念シンポジウム
『2020年につなぐ、都市での木づかいシンポジウム』
日程:10月10日(金)
時間:午後2時00分~午後5時00分(午後13時15分開場)
会場:TKPガーデンシティ竹橋「ホール11A」
住所:東京都千代田区一ツ橋1-2−2  住友商事竹橋ビル11F)
Webサイト

アパレルブランド「ALOYE」×オーガニックコットン「G.F.G.S.」。新潟県加茂市で生まれた、世代を超えたコラボアイテム。

日本有数のニット産地として知られる、新潟県加茂市。
この加茂で、編み立てから縫製・出荷までのすべての工程を
半径約5km圏内で行うピュアオーガニックコットンの
ファクトリーブランド「G.F.G.S.」が、
いまセレクトショップなどで人気のアパレルブランド「ALOYE」と
コラボレーション。ボーダーのコットンニットセーターや
ワンピースの販売を開始しました。

コットンニットセーター(ユニセックス)。価格:¥13,000(税別)

このコラボレーション、実は「里帰り」な組み合わせ。
「ALOYE」の創設メンバーである中沢理洋さん、佐藤寛さん、西崇徳さんは、
加茂市で少年時代を過ごした幼馴染み。
少年時代から音楽やファッションのカルチャーにのめりこんだ彼らは
高校を卒業後、地元を出て東京でクリエイターの道を歩みます。
それぞれがグラフィックやWebなどのデザイナーとして活動しつつ、
東京で立ち上げたのが「ALOYE」なんです。

そうして東京で活躍しながらも、3人の頭の片隅には、
加茂がニット産業で栄えていたこと、
いつか地元で商品を作ってみたいという思いがありました。
その思いが、小柳雄一郎さんが創設したアメリカ・テキサス産の
オーガニックコットンを100%使用する
完全受注生産のブランド「G.F.G.S.」と
出会うことでついに実現したんです。
新潟県中越地方は、昔から繊維やニット、織物が盛んな地域。
「G.F.G.S.」はこの地の利を活かし、半径約5km圏内で
ものづくりを完結させて、こだわりの品質を保っているブランドでした。

「G.F.G.S.」が出来上がるまで。ここは加茂市寿町にある、糸を編み上げる編み立て工場「米田編立」にて。製品の柔らかさを出すために低速で、時間をかけて丁寧に編み上げています。

編み上げた「編み目」を整える工程。加茂のとなり町の田上町にある、親子2代で経営している整理工場「坂上ニットプレス」で行われています。

ニットプレスでの整理を終えた後、再び加茂に戻って裁断の工程へ。この作業は小柳さんの実家が営んでいる「小柳メリヤス」にて。この後縫製、そして出荷へ。

ALOYEのメンバーと小柳さんの、世代を超えたものづくりの
やりとりは活発に行われました。グラフィックデザイン出身の
ALOYEデザイナーからは「糸の色をPANTONEの色見本で指定してきたり、
ニットに入る柄を一目一目数えて調整してくる」などの要望があったりして、
面白かったと小柳さんは語ります。
異なる世代の違う視点から生まれた、地元への愛と誇りがあふれる
素敵なコラボレーションです。
取り扱いはALOYEのWebストアなどで。

ALOYE x G.F.G.S.

国産材利用の家具プロジェクト「KIKIKI」が支援募集中。支援額によって高知県「四万十森林組合」協力の木のプロダクトをプレゼント

国産材利用の家具プロジェクト「KIKIKI」が、ただいま
クラウドファンディングのcampfireにて支援を募集しています。
これは、国産木材の製品化や、ユーザーが自由に産地と樹種を選び、
それらの木を体験できる事を目指すプロジェクト。
そのために、日本国産の杉・ヒノキで作るデザイン家具を推進しています。
今回の支援募集では、プロジェクトの支援額によって、
3,000円なら「ヒノキの積み木」、
5,800円なら「ヒノキの丸プレート」、など
国産木材を使ったプレゼントを用意しているんです。

上記の写真は、13,400円支援の「ヒノキのスツール製作セット」と
17,700円支援の「ヒノキのチェア製作セット」
ヒノキの集成材を使った、組み立てやすい椅子です。
これらのプロダクトは、高知県の「四万十森林組合大正集成工場」の
協力で実現したもの。
この地域では森林の管理から伐採、製材、集成材への加工、さらに
家具や雑貨といった最終加工品への生産までを
一貫して行っているんです。その協力があって、はじめてこの高いデザイン性を
備えた組み立て式のチェアが出来上がりました。

自然豊かな四万十川。

こちらが今回のプロダクトを生んだ四万十の森。

こちらが「四万十森林組合大正集成工場」。

工場ではたくさんの方が作業されています。

今回のプロダクトに関わったメンバーのみなさん

「KIKIKI」プロジェクトを立ち上げたのは、デザイナーの北村竜一さんと軍司砂織さん。
「TASCHEN BALS TOKYO GINZA」など、国産木材を使用した
洗練のインテリアデザインを手がけている方です。
本プロジェクトの応援資金は、オリジナルプロダクトの開発などに
役立たてられるそう。クラウドファウンディング終了後、
プロダクトはWebで通信販売が開始されます。

CAMPFIRE「日本の森から作られた家具「KIKIKI」、純国産材の組み立て家具プロジェクト!」

「DENTO-HOUSE」浅葉克己、仲條正義、服部一成、井上嗣也、中村至男が伝統工芸とコラボ

以前コロカルでもご紹介したプロジェクト「DENTO-HOUSE」は、
日本が誇る伝統工芸品を、日本で活躍するトップ・レベルの
グラフィック・デザインとむすび、アートピースとして紹介するプロジェクト。
参加デザイナーは浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男
という、日本のグラフィック・デザイン界を担う錚々たる面々。
日本の伝統工芸品の魅力を再発見し、未来につなげていくことが目的です。
今まではパリのみで販売しておりましたが、
このたび、日本初となる限定ショップ「銀座三越POP UP SHOP」が
2014年10月15日にオープンします!

会場は新作に加え、これまでのコレクションが一堂に揃います。
いずれも、5人のデザイナーが伝統工芸と向き合った洗練のプロダクトたち。
秋田の連漆器、宮城の伝統こけし、青森の津軽塗、
岩手の浄法寺塗、埼玉の春日部桐箪笥、東京の江戸木版画などの高い技術と、
モダンなグラフィックのコラボレーションは見もの。

中でも注目は新しく生まれ変わったこけし!
上の作品は服部一成さんによるこけし「あたまのうえ レモン/ブルー」。
お値段は税込¥7,128。
これらのこけしや漆のテーブルウェアなど購入しやすい作品から
見応えのある大屏風まで、バリエーション豊かな作品が揃います。

仲條正義デザインの宮城伝統こけし「ハナコ 赤/黒」。後ろ姿には宮城伝統こけしの伝統的な花柄が描かれ、華やかさを添えています。お値段は税込¥14,040。

こちらは浅葉克己デザインの宮城伝統こけし「ストライプこけし」。こけしをストライプで絵付けした遊び心のある作品です。お値段は税込み¥10,800。

こちらも浅葉克己デザインの宮城伝統こけし「ブランクーシこけし」。ブランクーシの「接吻」をモチーフに、男女の愛をかわいい子どもこけしで表現しました。産地は宮城県の鳴子。お値段は税込み¥12,960です。

服部一成デザインによる川連漆器の「カジノ重箱-金」。遊び心あふれる絵柄に、全面金粉で仕上げられた強い存在感を放つ重箱です。お値段は税込¥307,800。

浅葉克己デザインによる「トンパ屏風」。川連漆器と津軽塗により、中国のナシ族に伝わる、世界で唯一の「生きた象形文字」とされるトンパ文字が描かれた屏風です。お値段は税込¥756,000。

こちらがそうそうたるデザイナーたち!

また会場では、浅葉克己が写楽をリ・デザインした江戸木版画の浮世絵を。
100枚限定・サイン入りで販売予定。
この展覧会はパリでも2015年1月下旬~2月上旬に行なわれる予定なのだそうです。
ぜひ東京会場で、伝統工芸とデザインの融合をご覧ください。

■「DENTO-HOUSE」POP UP SHOP
会期:2014年10月15日(水)〜10月28日(火)
会場:銀座三越8階 ジャパンエディション
営業時間:10:30-20:00
Webサイト
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琵琶湖のブラックバスを食する。 「滋賀県の獣害利用」後編

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食用として日本に持ち込まれたブラックバスが繁殖した琵琶湖

滋賀県の真ん中に悠々と水を湛える関西の水がめ、琵琶湖。
ここには50以上もの魚種が生息し、豊かな生態系を形成している。
そのなかには、もともと日本にはいなかったブラックバスやブルーギルという外来魚も
同じく生息している。これが琵琶湖の生態系を崩しているとされている。

もともとは昭和初期に国の政策で、
食用や釣り用としてアメリカから持ち帰って放流し、日本に広まったもの。
繁殖力が強く、魚食性のブラックバスは、どんどん全国に増えていった。

2000年頃から、滋賀県ではブラックバス駆除を強化している。
ブラックバスの駆除のための漁を行うのは、もちろん琵琶湖の漁師だ。
年間約300トンものブラックバスが駆除されてきた。

琵琶湖の生態系を取り戻すために、漁師は奮闘している。
滋賀県高島市の若手漁師、中村清作さんは3代続く漁師一家で育ち、
日々、両親とともに琵琶湖の魚に向きあっている。
父親の代からブラックバス漁にも積極的に取り組み始めた。
たとえばあるダム湖にブラックバスが増えてきたとなれば、
中村さんに相談がきて技術提供をしたり、サンプル提供の依頼がきたりと、
その腕に信頼が置かれている漁師だ。

中村清作さん

高齢化が進んでいる琵琶湖の漁師のなかで、若手の中村さんは未来へつながるアクションを考える。

中村さんの「刺網漁」を見せてもらった。まずは網を湖に広げていく。
その網に“刺さる”ようにかかった魚を、丁寧に手で取り外していく。
秋からがブラックバス漁の最盛期だ。
年内は毎日のようにブラックバス漁にでるという。

もちろん自然相手の漁なので、獲れる日もあれば獲れない日もある。
「去年は少なかったです。補助金が余ったので、返金しました」という中村さん。
去年は年間約150トンに減少した。
しかしこれは「順調にブラックバスが減ってきている」と捉えることもできる。

ブラックバスを手で取り外していく

長さ35mの網を50枚。かかったブラックバスを、すべてひとつひとつ手で取り外していく。

この日は約50kgのブラックバスが獲れた

この日は約50kgのブラックバスが獲れた。最高で450kg獲れたこともあるという。

金沢のアンティーク店「SKLO」がつくる、線香花火のような、キャンドルのような白熱電球。

金沢にある、アンティーク家具・雑貨のセレクトショップ
「SKLO」。ドイツやチェコなどから仕入れた、選びぬいたアンティーク
を扱うショップです。また別レーベル「SCURO」として展示会空間やショップの
空間製作を行うなど、多彩な活動を行っています。

本日ご紹介するのは、「SKLO」が手がける
オリジナルプロダクトの「白熱電球」。
職人の手作りによる、オリジナルの電球です。
カーボンフィラメントによるほのかな灯火がやさしい照明。
明るさは40Wから20Wがあり、どちらも、通常の電球より暗めの明かりになっています。
20Wはまるで線香花火のよう、40Wはまるでキャンドルのよう。
球状のフォルムも美しく、落ち着いた時間を演出する間接照明
としてお家に馴染んでくれそう。

エンボスのシンプルなパッケージ。

明かりがついていない状態。バルブの部分に「SKLO」の刻印が。

こちらは20W。

なぜ通常の白熱電球とはちがった、
ほのかな明かりが出来るのでしょう?
それは、フィラメントを長くしているから。
全国各地の小さな町工場の職人さんと一緒に作っているんだそう。
SKLOの方にこの電球が作られた背景を伺いました。

ーどうしてこの電球を作られたのですか?
「アンティーク照明に相応しい電球を探していたのですがなかなか見つからず、
じゃあ作ろう!と。そこで電球業界の抱える問題と、美しい電球の存在を知り、
職人さんに頼み込んで作っていただきました。
普通、電球はホームセンターで大量に売られているものですが、セレクトショップに
並べて丁寧に販売する電球を作りたかった。電球の美しさや明かりを愛でる
感覚が伝わっていくことを目指しています」

ーなぜいま白熱電球なのでしょうか?
「SKLOの電球は白熱電球ですが、消費電力は低く、
通常の電球より何倍も長く持つように作っています。
いまはLED電球がエコロジーだと言われています。私たちの考えるエコロジーは、
既にあるものをしっかりと見つめ、価値を再確認し、または再発見し大切に使うこと。
LEDを使って安易にエコしてる感覚になることは、実は一番危険なのではないでしょうか。
毎日電球を灯すたびにほっとする。大切にしようと思う。
その気持ちがエコなんだと思います」

ーエコロジーのことを考えているんですね。
「古いものとして過去に追いやることは簡単ですが、
古いものに新たな価値を見つけるということは、現代の、これからのエコロジーの形
だと考えています。そういう意味では、アンティークも全く同じなのです」

こちらはSKLOさん手作りによる台座。3500円で発売されます。詳細はお問い合わせください。

電球のお値段は1700円から2700円。
お買い求めはSKLOの店舗、もしくはWebサイトにて。

スクロ ルームアクセサリーズ
住所:石川県金沢市香林坊2丁目12-35
時間:11:30 ~ 19:30
定休日:水曜日
tel&fax 076-224-6784

「燕三条 工場の祭典」新潟県燕三条の工場がオープン!職人たちの手わざにふれる4日間

10月2日(木)〜10月5日(日)、
新潟県にて「燕三条 工場の祭典」が開催されます。

この祭典は、金属加工の産地、燕三条地域の工場が一斉に開かれ、
ものづくりを体感できるイベント。

Photo : Jingu Ooki

高度な技術の集積地として知られる燕三条は、
初代iPodに使われたステンレス加工技術など
高い技術を持つ職人さんがたくさんいるところ。
この祭典では、普段はなかなか入れない工場の中を見学でき、
職人さんたちの手わざを間近でみて、対話して、
ワークショップにも参加できます。
これは願ってもないチャンス!

■「燕三条 工場の祭典」のめぐり方

今年は、59の工場が参加。
どこへ行けばいいか迷ったら、
ガイドと一緒にめぐるオフィシャルバスツアーに参加するのがおすすめ。
工場3社を訪ねる、8種のツアーが用意されています。
オフィシャルツアーの詳細はオフィシャルツアーの詳細はこちら。
(問い合わせ先 JTB)

工場を訪れたら、ぜひものづくり体験を。
鰹節削り器の木部や家具を製造する「高三」さんの鉋削り体験・鰹節削り体験や、

銅器の老舗「玉川堂」さんのぐい呑み製作体験など、
魅力的なプログラムがいっぱいです。

今年は、コロカル商店で人気を集めている
世界的な爪切りブランド「諏訪田製作所」さん、
本物の箸づくり「マルナオ」さんも参加!

「諏訪田製作所」の世界に誇る爪切りブランド「SUWADA」

諏訪田製作所さんでは、
バックヤードツアーやネイルケア体験、
フリードリンク・フリーフードのクロージングパーティなど、
さまざまなイベントを予定しています。

そのほか、食器などがお得に買える「燕青空即売会」、
地場産の食材を使用した「畑の朝カフェ」など、
催しが盛りだくさん。
イベント情報はこちら

世界から注文があつまるカトラリー工場「山崎金属工業」

夜は、6つの工場でレセプションパーティを開催。
「スノーピーク」さんのキャンプフィールドでのパーティをはじめ、
ユニークなおもてなしが用意されています。
これは朝から晩まで楽しめそう!
パーティは定員制となっていますので、お申し込みはお早めに。
レセプションのスケジュールはこちら
※要予約・参加料

ここには、カラトリーや刃物の製造、
金型彫刻、LED技術、
金属研磨、木工など、
一流の技術をもった工場が勢揃い。
日本のものづくりってスゴイ!と思えるイベントです。
工場のラインナップは、公式サイトからご覧ください。

燕三条 工場の祭典
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「高岡クラフト市場街」風情あるまち並みを歩きながら、高岡のものづくりを体験!

10月2日(木)~6日(月)、富山県にて
「高岡クラフト市場街」が開催されます。

会場は、土蔵づくりの屋敷がいたるところに見られる「山町筋」と
千本格子の家々がつらなる「金屋町」を含む高岡市の中心市街地、約35カ所。

風情あるまち並みを歩きながら、
全国のクラフトが並ぶ作品展やショップ、
食とクラフトのコラボ、
工場見学ツアー、ワークショップなどが楽しめるイベントです。

■高岡クラフト市場街の楽しみ方

見どころは、「高岡クラフトコンペ」の
入選作品展「工芸都市高岡 2014 クラフト展」。

大和高岡店の催事場に金属、木工、陶芸、
漆芸、ガラス、 織物などの入賞・入選作品が並びます。
この展覧会は、すべての作品が予約販売可能というのがうれしい!

土蔵作りのまち資料館や金屋町の町家、
セレクトショップ Babooshka、FISHERmanでは、
「作家のひきだし展」を開催。

こちらには、高岡クラフトコンペに入選・入賞した作家の中から、
芸文(富山大学芸術文化学部)ギャラリーが
セレクトした作家の作品が並びます。

お腹が空いたら、
クラフトと食のコラボレーション「クラフトの台所」へ。

まちなかの飲食店にて
高岡クラフトや作家ものの器を使った料理が楽しめます。

明治38年創業の老舗、高岡ホテルには
「たかおかローカルキッチン」がオープン。

高岡で農家とレストランを営む「Jun Blend Kitchen」が
「高岡漆器青年会」や地元の作家さんが手掛けた器を使い
地場食材たっぷりの料理を提供します。

高岡の農家さんや酪農家さんたちが
新鮮な農産物や加工品を販売する「高岡マルシェ」も見逃せません。

このほかにも、ものづくりの現場を廻る工場見学ツアー「高岡クラフツーリズモ」、
鋳物や金属アクセサリーづくりが体験できる「ものづくりワークショップ」、
1泊2日のツアー「高岡クラフト市場街ツアー」などなど、
高岡の伝統工芸を体験できるプログラムが一杯!
くわしくは公式サイトをご覧ください。
高岡クラフト市場街
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「生活がちょっと楽しくなる」新しいプロダクト。NO ARCHITECTSの個展「NO SHOP」開催中!

コロカルの連載「リノベのススメ」でもおなじみの、
大阪市此花区梅香を拠点に活動する建築ユニット「NO ARCHITECTS」が、
ギャラリー「the three konohana」にて個展「NO SHOP」を開催中です。

「NO ARCHITECTS」は、神戸芸術工科大学で建築を専攻した西山広志さんと
奥平桂子さんの同級生コンビで結成されたユニット。
彼らが手がけるのは、アパレルショップの店舗ディレクションから、
建物のリノベーションの設計・施工など建築の領域から、
インスタレーション、ワークショップ、アーティストの展覧会会場までさまざま。
お二人のアトリエ・自宅がある此花区梅香・四貫島エリアのまちづくりの活動にも
関わり、幅広い活動をされています。
大阪の中でも昭和の下町情緒あふれるまち並みが残る梅香・四貫島エリアを
楽しくしているお二人です。

本展覧会では、NO ARCHITECTSと多ジャンルのクリエイターが
コラボレーションして作り上げたプロダクトを展示。
「生活がちょっと楽しくなるもの」をテーマに、
既存のプロダクトとはひと味違った切り口で、
NO ARCHITECTSにしかできないプロダクトを作りました。
「NO SHOP」というタイトルは、実際にそれらを販売している仮店舗という意味。
画家、家具職人、音楽家、ファッションデザイナーなど、
まったく違うバックグラウンドを持つクリエイターと一緒に
プロダクトを作り上げるのは大変なことだったに違いありません。
それでは展示作品をご紹介。

平面作家/イラストレータの山内庸資とのコラボレーション。梅香エリアの地図をモチーフにしたおおきな壁掛け時計。山内さんによる梅香名所のアイコンと、NO ARCHITECTSによるパズルのようなデザインが楽しい。

アパレルブランド「ツクリバナシ」とのコラボレーションによる、お風呂と居間を仕切る暖簾。「ゆ」という字を見るだけでお風呂に入りたくなるのは不思議。ただの暖簾ではなく、なんと着られる暖簾です。題して「おゆのれん」1点1点手染めの「おゆタオル」もあります。

レジ袋やプチプチシートコラージュしたものを熱圧縮して生まれたカラフルなシート「poRiff」とのコラボによるランプシェード「色の光」。障がいのあるひとが通う大阪・岸和田の地域活動センターかけはしで作られています。 

絵描きの権田直博さんとのプロダクト。権田さんは、家庭のお風呂に銭湯絵を描く「ミニチュア銭湯化計画「風呂ンティア」」などを手がけるアーティスト。こちらは既存の机の足にNO ARCHITECTSがデザインしたオリジナルの天板を載せ、権田さんがイラストを描いています。

権田さんとの作品「CAMP」。キャンプ用の机の足に鳥などのモチーフが。

ファッションデザイナーのヌケメさん、アーティストの辺口芳典さんとコラボレーションした「ヌケメ帽 「ありのままの NO」」。辺口さんの言葉を、ヌケメさんがキャップにデザインしたインパクトのある、しかしシックなキャップ。お値段は6,000円(税込)。

大阪は梅田のとなり「南森町」のマンションの1室で営業している古本屋「メガネヤ」とのコラボレーション「BOOK SHOP」。畳のスペースに、半畳ほどの空間を作り上げました。展示販売されているのはNO ARCHITECTSが選んだ本たち。この中、ものすごーく本に集中できる空間です。

こちらは会場の奥に鎮座している冷蔵庫。耳をすましてみると、なかから何かが喋っているような、賑やかな物音がします。

冷蔵庫を開けるとさっきまで聞こえていた音がぴたりと止まります。こちらは音楽家の蓮沼執太さんとのコラボレーション作品「生活の音」。西山さんは子どもの頃から冷蔵庫が「大きくてうるさいから嫌い」だったそう。その冷蔵庫のデザインを変えるために建築の道に進んだという所以がある、自らのルーツに迫る作品。

こちらは奈良でオリジナル/オーダースピーカーの設計・製作を手がける「sonihouse」さんとのコラボスピーカー。NO ARCHITECTSの内装工事で出た建材の端材で出来たスピーカーです。NO ARCHITECTSが演奏した音源を蓮沼執太さんがコンポジションして作った「NO SHOP」のBGMが流れています。

建築リサーチ組織「RAD」による此花サーベイのプロジェクト。膨大な量の此花の写真から風景を分類・分析します。

NO ARCHITECTSの西山広志さんと奥平桂子さん。棚や冷蔵庫、本棚小屋など、今回の展示に合わせて制作された什器も販売しています。

会期中には、後藤哲也さんの編集、デザインによるNO ARCHITECTSのこれまでの仕事をまとめたカタログの出版や、
10月18日と19日に開催する毎年恒例のまちなかイベント「見っけ!このはな2014」とも連動。
此花エリアをアーカイブすることをコンセプトとした各種企画なども開催されます。
会期は10月19日(日)まで!

NO ARCHITECTS「NO SHOP」
2014年9月5日(金)~10月19日(日)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜
会場:the three konohana
住所:〒554-0013
大阪市此花区梅香1-23-23-2F
TEL/FAX 06-7502-4115

コラボレーター:後藤 哲也、権田 直博、sonihouse、ツクリバナシ、ヌケメ、蓮沼 執太、辺口 芳典、poRiff、メガネヤ、山内 庸資、RAD ほか
制作協力: 大川 輝、宮下 昌久、米子 匡司

鹿肉をカレーとして活用する 滋賀県のCoCo壱番屋の取り組み。 「滋賀県の獣害利用」前編

捕獲した鹿の肉を、おいしく「いただく」ということ

全国にチェーン展開しているカレーショップ、ココイチこと「CoCo壱番屋」。
滋賀県のココイチでは、他県とは一風変わったカレーを販売している。
それが鹿肉カレーだ。

滋賀県内12店舗のフランチャイズを担当する株式会社アドバンスは、
地産地消に貢献できそうなオリジナル商品の開発に取り組んでいた。
「まずは滋賀県内で困っていることがないか、調べてみました」
というのは、アドバンスの川森慶子さん。
「たくさんの農家や林業の方が、獣害で困っているという情報を見つけたのです。
なかでも鹿害(ろくがい)に注目しました」

鹿は、植林したひのきなどの苗木や、山から降りてきて農作物も食べる。
春に田植えをしたばかりの苗の穂先も食べる。
一度田んぼに鹿が踏み入ると、そのまま育てたお米は獣くさくなってしまうという。

アドバンスの川森慶子さん

このプロジェクトに対して強い熱意がこちらにも伝わってくるアドバンスの川森慶子さん。

年間400頭の捕獲をしている獣美恵堂

平成22年当時、滋賀県には3万数千頭のニホンジカが生息していたが、
平成24年時点では47,000〜67,000頭に増えているといわれている。
しかし滋賀県でのニホンジカの適正生息数は約8000頭とされ、
年間16,000頭の捕獲を目指している。被害額は約1億7000万円にものぼる。
捕獲は、地元の猟師たちにお願いすることになる。

今回、鹿猟に同行させてもらった日野猟友会は、
滋賀県蒲生郡にある日野町で猟をしている。
まず鹿の被害にあった農家などは、町に被害状況と場所を報告。
そして町から日野猟友会に駆除の要請がくる。

この日の猟は、山から犬によって平地に追い出された鹿を待ちかまえて撃つという手順。
どこから出てきても対応できるように、けもの道のある場所などから推測しながら、
数名が数百メートルおきに銃を持って待ちかまえる。
途中、無線などで連絡を取り合いながら、鹿を待つ。
遠くで銃声がした。我々が待ちかまえていたところとは別の場所に鹿が出たようだ。

持ち場などを確認

猟の前に、それぞれの持ち場などを確認しあう。

視線は鹿が出てくる遠く先に

待っている間も、仲間からの無線に耳をすまし、視線は鹿が出てくる遠く先に。

「sabato」アオイ・フーバー×ドリルデザインの洗練グラフィックで生まれた波佐見焼

長崎県波佐見町で作られている波佐見焼は、普段使いにぴったりの
使いやすい陶磁器。
発祥から400年、時代に合わせて変化を続けてきた波佐見焼は、
いまさまざまなデザイナーとコラボレーションしたモダンなデザインの
うつわを生み出しているんです。

本日ご紹介するのは、波佐見焼でつくられたテーブルウェア・シリーズの「sabato」。
エスプレッソ・カップ、コーヒー・カップやマグ、プレートなど、
ポップなグラフィックがあしらわれた、存在感のあるアイテムが揃います。
このイラストは、南スイス在住のグラフィックデザイナー、アオイ・フーバーさんのもの。
デザインを手がけたのは、多岐にわたってプロダクトを展開する
デザインスタジオ「ドリルデザイン」。
西洋のイラストと日本のデザイン、波佐見焼の知識と技術により、
色鮮やかで表情豊かなうつわたちが生まれました。
特徴的な絵柄がより楽しめるよう、下方に向かってゆるやかに広がった
形状をしているんですよ。

coffee cup & saucer

アオイ・フーバーさんは、1936年東京生まれ。
グラフィックデザイナー河野鷹思さんの娘さんです。
イタリアに渡り、1962年から国際的なデザイナー、
マックス・フーバーの元でイラストレーションの仕事に携わり、
ブルーノ・ムナーリやアッキーレ・カスティリオーニらと協動してきました。
マックスのパートナーでありアシスタントとして仕事をしながら、
ネフの「アニマルパズル」など個人でも代表作を生み出すデザイナーです。
いまは南スイスの小高い丘の上に建つ一軒家で創作活動をされているのだそう。

このうつわの「サバト」とはイタリア語で「土曜日」という意味。
アオイさんがかつて暮らしていたイタリアには、
エスプレッソ片手に休憩するという習慣がありました。
このうつわと一緒に、土曜日のようなリラックスした時間を
過ごして欲しい、という思いが込められています。
ちなみにサバトとは、アオイさんの愛猫の名前でもあります。
9月からセレクトショップ等で販売中。
お問い合わせは東京西海株式会社まで。

sabato
問い合わせ

蚕糸でつくられる新感覚タオル 〈キビソ肌ともだち〉 ゴワゴワでヌルヌルだけど 肌がシットリ。島根県浜田市より

品種改良をした蚕が出す糸はだいたい1200メートルから1600メートル。
その中でも、最初に蚕が吐き出す糸を「キビソ」というそうです。
蚕も生まれて初めて出す糸は綺麗に吐きだすことができず
着物や帯などの製品にするには糸も荒削りで不安定なうえに染色も難しく、
なにより織りにくい、と捨てられている部分です。
いわゆるシルクのイメージとは程遠いあつかい。
しかしこのキビソ、見た目は悪いのですが
「セリシン」という、保湿性にすぐれ
お肌がシットリとする成分が多く含まれているのです。
さらに、活性酸素の働きを抑えたり紫外線を防ぐ効果も。

蚕がはじめて吐き出す荒削りなあばれ糸「キビソ」。最初からきれいな糸が出せるわけではないんですね! 熟練の職人でないと扱えません。

着物や帯をつくるのに約3000匹の蚕を使うのだとか。

そんなキビソをただ捨てるのはもったいない。
なにかできないかと考え出されたのが
この「キビソ肌ともだち」というタオルです。
タオルといっても顔や体を洗うためのタオルで
お湯に濡らすとヌルヌルとしたヌメリ成分が出てきます。
これがお肌にいいセリシン。
ただし最初はなかなか石鹸の泡が立たず、
少し固いのですがそこはちょっと我慢。
何度か使うとすっかり扱いやすく
肌触りもとても柔らかく心地よくなってきます。
使い始めてから3か月から半年ほどセリシンは出続けますが、
効果を期待するなら2、3か月での交換がおススメです。

石鹸とは違うヌルヌルが出てきます。すすいだ後はとてもシットリ!

このタオルのいいところはなんといっても
「いつのまにかスキンケアできる」ということ。
美容に興味のある女性だけに向けた製品ではなく、
たとえば、外で農作業をしてるようなおじいちゃんおばあちゃんが
お風呂に入ってこのタオルを使うことでいつのまにか背中のチクチクがなくなってる。
たとえば、仕事や家事が忙しすぎて「わざわざ肌のために時間をとれないよ」という人でも
自分の生活リズムのなかでいつのまにか肌がきれいになったらいい。
そんな思いがあります。

蚕のことを「お蚕さん」と敬意をこめて呼ぶ代表・河野裕次さん。「どんなに忙しくてもお風呂には入るでしょ。このタオルを使うことで気づかないうちに肌のケアしてる。それだけでもいいと思うんです」

もともと西陣織の帯を織る工場だった〈やさか村ワタブンアートファブリック〉。そのご独立し、〈キビソ肌友だち〉〈あったかショール〉の製造、販売をしています。

工場では一度はやってみたい手織り体験も(要予約)。

私も使っているのですが、
洗うだけで体中に美容液をぬっているような、そんな感じです。
プールの塩素で肌が荒れてたのがずいぶんよくなったという声や、
違いを知るためにかかとの片方だけ使い続けたら
明らかに違ったという声も。
ちなみに、いわゆる普通の安い石鹸が相性いいのだとか。
ぜひ試して実感してほしいタオルです!

やさか村ワタブンアートファブリック

九谷焼に漆器、伝統工芸コラボの「サザエさん」グッズが!「みんなのサザエさん展」にて発売中

サザエさん一家が山水を歩く姿がかわいいお皿。
気品といい、艶といい、タダモノならぬ気配がただよっています。
こちらは、石川県の老舗窯元「青郊窯」さんが
手がけたほんものの九谷焼の逸品なんです。
絵柄は、五彩と呼ばれる
赤・黄・緑・紫・紺青を基本とした5色で描かれています。

飯椀(磯野木米風)

この九谷焼は、放送開始45年目を記念し、全国各地で開催されている
「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」で限定販売されている
「名店・銘品コラボレーションシリーズ」のひとつ。
飯椀やマグカップ、おちょこなどもあります。
どれもかわいい!

マグカップ(花かるた)

ミニ猪口(磯野山水図)

コラボレーションは、焼き物が好きな企画担当者の方が
普通のキャラクターグッズとは一味違うものをつくりたいということで、
九谷焼の名門「青郊窯」さんに相談をもちかけたことから実現したそう。
発売の後には、瞬く間に大人気に。
時には欠品してしまったこともあったそうです。
たしかにこれは、買ってしまいますよね。
こちらのシリーズ、九谷焼だけじゃないんです。
ほかにも、老舗ブランドとの名作がたくさん生まれました。
宮内庁御用達の漆器専門店「山田平安堂」とコラボした漆器シリーズ。

顔型プレート(リバーシブル)

世界的なクリスタルのブランド、バカラが手がけた「サザエさん45周年Ver.」グラス。

バカラ グラス ▲ ジャパン サザエさん45周年Ver.

1590年創業の扇子とうちわの老舗「伊場仙」が手がけた扇子。

伊場仙 江戸扇子(桐箱入り・扇子立てつき)

明治34年創業の老舗レース店「近沢レース」とのコラボレーションシリーズ。

サザエさんレースミニティッシュケース

「ありがとう45周年!みんなのサザエさん展」は、
9月は北海道、10月は青森、京都を巡回し、
その後は東京など、全国各地をまわります。
会場では、アニメの世界に入り込んだかのような
錯覚を起こさせる磯野家のセットや、
サザエさんがいつも買い物をしている「あさひが丘商店街」の再現コーナー、
第1回目放送作品「75点の天才!」が視聴できる「サザエさんシアター」、
磯野家の先祖のお告げが聞ける「サザエさん神社」などが楽しめます。

名店・銘品コラボレーションシリーズは、
会場内の「あさひが丘スーパー」にて販売中。
このシリーズのほか、
「ご当地タマシリーズ」のタマストラップや
「サザエさんカチューシャ」をはじめとする
45周年記念限定グッズ、セル画などもあります。
開催情報は公式サイトをご覧ください。
みんなのサザエさん展

効率より質。岐阜県中津川の老舗「恵那眼鏡工業」とスタイリスト・ 川上薫さんによるコラボ商品「Little Emma-2」発売!

岐阜県の中津川に本社をかまえる
プラスチックフレーム工場「恵那眼鏡工業」。
外注に頼らず全ての作業を一貫生産し、熟練の職人たちが
まるでオーダーメイドかのように手になじみ、掛けごこちのよい
眼鏡を作りだしています。
1948年の創業当初は主に輸出向けの製品を生産してきましたが
現在ではオリジナルブランドとして、
サングラスライン 「ENa(エナ)」と
オプティカルライン「EnaLloid(エナロイド)」を展開。
そしてこのたび、スタイリストの川上 薫(かわかみかおり)さんとコラボレーションを実現し、
新モデル「Little Emma-2(リトルエマ ツー)」を発売することになりました。

既存のモデルを再考し、川上さんの理想を求めて何度もプロトタイプを製作。かっこいい!

「Little Emma-2」のツルの部分とこちらの眼鏡拭きには、イラストレーター・Noritake氏による川上さんのアイコンが印刷されています。

生産性より品質重視の一貫生産を行っている工場は、わずか二社しかないと言われています。

特にフレームの磨きにはこだわりが強く、
他の工場よりも3倍ほど時間のかかる手磨きによって
なめらかなフォルムと艶を生み出しているそう。
その長年培われてきた丁寧かつたくみな技術に、
川上さんの提案する落ち着いた色味が加わり
クラシカルで男女ともに似合う仕上がりになりました。
自慢したくなるこだわりの眼鏡、ぜひチェックしてみてください。

■川上 薫さんプロフィール
スタイリスト。1981年、東京生まれ。2006年に竹淵智子氏に師事した後、
2009年に独立。http://kaori-kawakami.com/
■Little Emma 詳細
価格|24,000円(税抜)
カラー展開|Col.082/クリアグリーン&サングラス仕様あり
      Col.118/ダークブラウンデミ
      Col.119/ライトブラウンデミ
販売先:全国約30店舗
発売日|2014年9月26日(金)

EnaLloid-エナロイド-
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「瀬戸内生活工芸祭2014」素敵なクラフトとおいしいものが集結

9月13日(土)から、香川県高松市にて
「瀬戸内生活工芸祭2014」がはじまります。
これは、2012年に初開催され大好評を博した、
クラフトフェアを中心に展開するイベント。
瀬戸内の島やまちに、作家たちが
丹誠込めてつくったものたちが集まります。

瀬戸内生活工芸祭2014オフィシャルブック『「生活工芸」の時代』(三谷龍二+新潮社編)

クラフトフェアの出店者は、一般応募で集まった皆さん。
選考委員会は、
桜製作所の永見眞一さんや
建築家の中村好文さん、
グラフィックデザイナーの山口信博、
ミナ ペルホネン デザイナーの皆川 明さん
をはじめとする目利きの方々。
クラフトフェアのほか、
四国のおいしいものが並ぶ「せとうちマルシェ」、
女木島からインスピレーションを受けた作品展
「島の家の6つのギャラリー」など、
見どころがいっぱいです。

■瀬戸内生活工芸祭2014の楽しみ方

林志保さんの陶磁は、象形文字のようなうつくしさ

瀬戸内生活工芸祭は、女木島と玉藻公園の二会場にて開催。
作家さんに会える「野外クラフトフェア」を楽しみたい方は、玉藻公園会場へ。
木工・漆、石、紙・竹、陶磁、ガラス、金属、
布・染織・フェルト、皮革、アクセサリーなど、61名の作家が参加します。

名古路英介さんのラウンドカップ(飴塗線刻、黒染・弁柄染拭漆)と隅切盆

大阪より参加、八田亨さんの陶磁

濱中孝子さんのタネをイメージしたアクセサリー

お楽しみは、おなじく玉藻公園で開催される「せとうちマルシェ」!
パンやコーヒーのお店など20店以上が並びます。

おもてなし商店×CARDAMONさんの薬膳カレー

瀬戸内の海辺カフェumieさんの焼きたてスコーン

女木島会場では、
作家の三谷龍二さん、岩谷雪子さん、恩塚正二さん、
ナカオタカシさん、熊谷幸治さん、吉田次朗さんが
古民家などを舞台に「島の家の6つのギャラリー」を開催。

岩谷雪子さんが展示を行う民家

岩谷雪子さんの作品。今回は女木島に通い収集した植物から作品をつくります

飲食店がリレー形式で出店する「おいしいリレー」には、
高知の喫茶店 terzo tempoさん(9月16-17日)、
旅するレストラン トラネコボンボンさん(9月22-23日)などが登場します。
展示と合わせて訪れたいですね。

terzo tempoさんのカキ氷

トラネコボンボンさんのお弁当

こんな素敵なものたちが一堂に会するなんて、
瀬戸内からますます目が離せなくなりそう!
また9月12日には、瀬戸内生活工芸祭2014オフィシャルブック
「生活工芸」の時代』も刊行されます。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。

玉藻公園会場
野外クラフトフェア+せとうちマルシェ 
9月20日(土)→21日(日) 
20日/11:00〜16:00
21日/9:00〜16:00
入場料 300円(1日限りフリーパス)
女木島会場
島の家の6つのギャラリー+おいしいリレー
9月13日(土)→23日(祝) 
11:00〜16:00
入場料 800円(期間中フリーパス)

瀬戸内生活工芸祭2014
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LEDで光る「SHIGA★LUCKY」。幸せを呼ぶ滋賀・信楽焼のたぬきが洗練デザインで!

日本全国で見かける、滋賀県信楽町の焼き物「信楽焼」で作られた、
たぬきの人形。このたぬきの人形、ただユーモラスなだけでなく、
頭の上の笠には「災難から身を守る」、目には「前後左右に気を配り正しく見つめる」、
など「八相縁喜」と呼ばれる8つのラッキーアイコンが埋め込まれていて、
幸福を呼ぶ置物として戦後、日本全国に広まったものです。

そんな信楽焼のたぬきの置物が、ミニマルなデザインで
生まれ変わったのが「SHIGA★LUCKY」。
デザイナーの川路あずささんと、江戸時代の創業以来、四百余年の
歴史を持つ「明山窯」のコラボレーションによるアイテムです。
信楽とラッキーをかけた陽気なネーミングがきいた、
シンプルでスタイリッシュな信楽たぬきは、
若い女性のお部屋にもしっくりと馴染みそう。

パッケージの星は、「八相縁喜」をあらわすもの。

「SHIGA★LUCKY」のカラーリングは6種類。MILK(白)、KUMORI(グレー)、
NINJA(黒)、SAKURA(さくらいろ)、SORA(そらいろ)、SANTA(しろ+あか)。
このほか、画期的なのはLEDを入れた、光るたぬき「SUKERU」!
もともと信楽焼は褐色で不透明な陶器なのですが、信楽窯業試験場では、
透光性のある土「信楽透器」を開発。光る陶器のたぬきを創りあげました。
手のひらサイズのたぬきは、ひとつ1,620円(税込)。
通信販売も可能です。

SHIGA★LUCKY

混ざりあうクラフトフェア「ロッピスウエダ」。長野県上田からあたらしい “蚤の市”はじまる!

9月20 日(土)、21日(日)、
長野県上田市から、あたらしいマーケットイベント
「ロッピスウエダ」がはじまります。

ロッピスとは、デンマーク語で「蚤の市」のこと。
青空の下に長野や東京などから集まった50以上のお店が並びます。

ことのはじまりは、
長野県松本市出身で現在京都大学に通う小林拓水さんが
上田を訪れた際、
おしゃれなお店やおもしろい人たちが集まっていて
ここは“なにか起こりそうな場所”だと直感したこと。

そして今年の6月、「信州若者1000人会議」にて
上田でロッピスを開催したいとプレゼンし
みごと信州若者賞を受賞!

小林拓水さん

それがきっかけで学生さんや
HanaLab.、haluta、バリューブックス、
SAN GRAPHICA、地元カンパニーなどの地元企業の皆さん、
上田市役所の方々の賛同が集まり、
このプロジェクトが立ち上げられたそうです。
一人の学生さんの思いからこんなイベントが
実現するなんてスゴイ!のひとこと。
今年はここから、あたらしいにぎわいが生まれそうです。

■ロッピスウエダの楽しみ方

出店者はおしゃれでユニークなお店やクリエイターの方ばかり。

シルクスクリーンのオリジナルプリントから雑貨をつくっている「bird camp」さん、

東京南青山から道具と雑貨、花のお店「はいいろオオカミ+花屋別府商店」さん、

ベーグル好きからアツい支持をあつめている東京・谷中のベーグル屋「旅ベーグル」さん、

パンをモチーフとしたオリジナルイラストグッズをつくっている「饅頭very much」さん、

日々の暮らしがちょっと楽しくなるプロダクトなどを
つくっている「AKIRA MABUCHI DESIGN」さん、

長野を拠点とする北欧家具と雑貨のお店「haluta」さん、
ヴィンテージ雑貨と作家ものを扱うお店「ARLEQUIN」さん、
東京荒川区の活版印刷屋「つるぎ堂」さん、などが出店します。

また、当日はワークショップやトークショー、ライブなども開催!
AYA NAGAOKAさんのワークショップ「手製本&コラージュでノート作り」、
デザイナーの長谷川哲士さん、海山俊亮さん(MicroWorks)の
トークなどが楽しめます。

ロッピスウエダのテントや看板などは、
すべて自分たちでデザインし手づくりしたそう。
DIY感にあふれているのもいいですね!
上田からはじまるあたらしい蚤の市、ぜひチェックしてみてください。
ロッピスウエダ
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ISSEY MIYAKEのデザインと天童木工の技術が産んだ、ぬくもりを感じる杉のアクセサリー。

山形県天童市で、山形の職人気質をいまも守る
家具メーカーの「天童木工」。
成形合板のパイオニアと言われるほどの加工技術を持つ彼らは、
これまで柳宗理の「バタフライスツール」や
剣持勇の「柏戸イス」など、一流デザイナーと数々の名作家具を生み出してきました。

そんな「天童木工」が今回コラボレートしたのは、
ファッションブランド ISSEY MIYAKE。
天童木工の、木の特徴を最大限に生かす技術と、
「一枚の布」というモノ作りの精神のもと
機能的で美しいデザインを生み出してきたISSEY MIYAKEが
いままでにない新しいアクセサリーを生み出したのです。
日本特有である“杉”の木を使った、曲線美と木のぬくもりが感じられる
バングルとブローチ、ネックレスがラインナップしています。

ブローチ 価格:¥16,000

ネックレス 価格:¥16,000

ネックレス 価格:¥16,000

バングル ブラック 価格:¥32,000

バングル ピンクゴールド 価格:¥32,000

実はこれまで、杉は柔らかく傷つきやすいため、毎日の暮らしの中で
使われる家具に利用することは難しいことでした。
そこで天童木工は、杉などの間伐材を加工し強度を高めてから
成形合板として利用する新技術を研究開発。
その結果、このコラボレーションが実現したというわけです。

本アイテムは、9月2日(火)まで新宿伊勢丹 ステージ4にて、
9月4日(木)からISSEY MIYAKE / AOYAMA、ELLTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA、
ISSEY MIYAKE / KOBEにて販売されます。

ISSEY MIYAKE
天童木工

「鳩クッション」ほか魅惑の豊島屋グッズ。鎌倉発・食べられない鳩サブレーがいまアツい!

鎌倉といえば誰もが知る、豊島屋のお菓子「鳩サブレー」が
クッションになりました!
その名も「鳩クッション」。
つぶらな瞳で愛嬌たっぷりの、鳩サブレーの形をそのままに、
肌触りのよい上質の素材を使用した本格的なクッションなのです。
完全受注生産で、ご注文後、約2週間でお届け可能。
お値段は6,480円から!
7色のカラー(革タイプは4色)が選べるうえに、
縁取りや鳩の目の色を変えることも可能。
3種類の大きさがあるので、自分のためはもちろん、
贈る方にぴったりの鳩クッションをカスタマイズして
プレゼントするのもいいですね。

■本店のみのスペシャルグッズ

ちなみに、鶴岡八幡宮若宮通りに面した豊島屋・本店では、
鳩サブレの面白いグッズがたくさん販売されているんです。
これらは本店でしか買えない限定グッズ。
是非訪れた際にはチェックしてみてください!

根付「鳩三郎」くん(500円)。

名前が刻まれています

こちらはかわいらしいイラストのトランプ「はっとカード」(1600円)。

表は鳩サブレそっくりです

続いてこちらは何でしょう?

答えは手鏡の「鳩妻鏡(ハトミラー)」(810円)。
表から鳩をずらすと等倍鏡、裏からずらすと3倍拡大鏡になります。

鳩の中に消しゴムが入っている「鳩けし」(810円)。

これらのユニークなグッズは、社長さんのアイデアで作られているそうです。
Webではこちらで見ることができます。

豊島屋「鳩クッション」