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「生活がちょっと楽しくなる」新しいプロダクト。NO ARCHITECTSの個展「NO SHOP」開催中!

コロカルニュース

posted:2014.9.24  from:大阪府大阪市此花区  genre:ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

コロカルの連載「リノベのススメ」でもおなじみの、
大阪市此花区梅香を拠点に活動する建築ユニット「NO ARCHITECTS」が、
ギャラリー「the three konohana」にて個展「NO SHOP」を開催中です。

「NO ARCHITECTS」は、神戸芸術工科大学で建築を専攻した西山広志さんと
奥平桂子さんの同級生コンビで結成されたユニット。
彼らが手がけるのは、アパレルショップの店舗ディレクションから、
建物のリノベーションの設計・施工など建築の領域から、
インスタレーション、ワークショップ、アーティストの展覧会会場までさまざま。
お二人のアトリエ・自宅がある此花区梅香・四貫島エリアのまちづくりの活動にも
関わり、幅広い活動をされています。
大阪の中でも昭和の下町情緒あふれるまち並みが残る梅香・四貫島エリアを
楽しくしているお二人です。

本展覧会では、NO ARCHITECTSと多ジャンルのクリエイターが
コラボレーションして作り上げたプロダクトを展示。
「生活がちょっと楽しくなるもの」をテーマに、
既存のプロダクトとはひと味違った切り口で、
NO ARCHITECTSにしかできないプロダクトを作りました。
「NO SHOP」というタイトルは、実際にそれらを販売している仮店舗という意味。
画家、家具職人、音楽家、ファッションデザイナーなど、
まったく違うバックグラウンドを持つクリエイターと一緒に
プロダクトを作り上げるのは大変なことだったに違いありません。
それでは展示作品をご紹介。

平面作家/イラストレータの山内庸資とのコラボレーション。梅香エリアの地図をモチーフにしたおおきな壁掛け時計。山内さんによる梅香名所のアイコンと、NO ARCHITECTSによるパズルのようなデザインが楽しい。

アパレルブランド「ツクリバナシ」とのコラボレーションによる、お風呂と居間を仕切る暖簾。「ゆ」という字を見るだけでお風呂に入りたくなるのは不思議。ただの暖簾ではなく、なんと着られる暖簾です。題して「おゆのれん」1点1点手染めの「おゆタオル」もあります。

レジ袋やプチプチシートコラージュしたものを熱圧縮して生まれたカラフルなシート「poRiff」とのコラボによるランプシェード「色の光」。障がいのあるひとが通う大阪・岸和田の地域活動センターかけはしで作られています。 

絵描きの権田直博さんとのプロダクト。権田さんは、家庭のお風呂に銭湯絵を描く「ミニチュア銭湯化計画「風呂ンティア」」などを手がけるアーティスト。こちらは既存の机の足にNO ARCHITECTSがデザインしたオリジナルの天板を載せ、権田さんがイラストを描いています。

権田さんとの作品「CAMP」。キャンプ用の机の足に鳥などのモチーフが。

ファッションデザイナーのヌケメさん、アーティストの辺口芳典さんとコラボレーションした「ヌケメ帽 「ありのままの NO」」。辺口さんの言葉を、ヌケメさんがキャップにデザインしたインパクトのある、しかしシックなキャップ。お値段は6,000円(税込)。

大阪は梅田のとなり「南森町」のマンションの1室で営業している古本屋「メガネヤ」とのコラボレーション「BOOK SHOP」。畳のスペースに、半畳ほどの空間を作り上げました。展示販売されているのはNO ARCHITECTSが選んだ本たち。この中、ものすごーく本に集中できる空間です。

こちらは会場の奥に鎮座している冷蔵庫。耳をすましてみると、なかから何かが喋っているような、賑やかな物音がします。

冷蔵庫を開けるとさっきまで聞こえていた音がぴたりと止まります。こちらは音楽家の蓮沼執太さんとのコラボレーション作品「生活の音」。西山さんは子どもの頃から冷蔵庫が「大きくてうるさいから嫌い」だったそう。その冷蔵庫のデザインを変えるために建築の道に進んだという所以がある、自らのルーツに迫る作品。

こちらは奈良でオリジナル/オーダースピーカーの設計・製作を手がける「sonihouse」さんとのコラボスピーカー。NO ARCHITECTSの内装工事で出た建材の端材で出来たスピーカーです。NO ARCHITECTSが演奏した音源を蓮沼執太さんがコンポジションして作った「NO SHOP」のBGMが流れています。

建築リサーチ組織「RAD」による此花サーベイのプロジェクト。膨大な量の此花の写真から風景を分類・分析します。

NO ARCHITECTSの西山広志さんと奥平桂子さん。棚や冷蔵庫、本棚小屋など、今回の展示に合わせて制作された什器も販売しています。

会期中には、後藤哲也さんの編集、デザインによるNO ARCHITECTSのこれまでの仕事をまとめたカタログの出版や、
10月18日と19日に開催する毎年恒例のまちなかイベント「見っけ!このはな2014」とも連動。
此花エリアをアーカイブすることをコンセプトとした各種企画なども開催されます。
会期は10月19日(日)まで!

NO ARCHITECTS「NO SHOP」
2014年9月5日(金)~10月19日(日)
開廊時間:木曜~日曜 12:00~19:00
休廊日:毎週月曜~水曜
会場:the three konohana
住所:〒554-0013
大阪市此花区梅香1-23-23-2F
TEL/FAX 06-7502-4115

コラボレーター:後藤 哲也、権田 直博、sonihouse、ツクリバナシ、ヌケメ、蓮沼 執太、辺口 芳典、poRiff、メガネヤ、山内 庸資、RAD ほか
制作協力: 大川 輝、宮下 昌久、米子 匡司

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