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posted:2014.10.1 from:東京都中央区 genre:ものづくり
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
以前コロカルでもご紹介したプロジェクト「DENTO-HOUSE」は、
日本が誇る伝統工芸品を、日本で活躍するトップ・レベルの
グラフィック・デザインとむすび、アートピースとして紹介するプロジェクト。
参加デザイナーは浅葉克己、仲條正義、井上嗣也、服部一成、中村至男
という、日本のグラフィック・デザイン界を担う錚々たる面々。
日本の伝統工芸品の魅力を再発見し、未来につなげていくことが目的です。
今まではパリのみで販売しておりましたが、
このたび、日本初となる限定ショップ「銀座三越POP UP SHOP」が
2014年10月15日にオープンします!
会場は新作に加え、これまでのコレクションが一堂に揃います。
いずれも、5人のデザイナーが伝統工芸と向き合った洗練のプロダクトたち。
秋田の連漆器、宮城の伝統こけし、青森の津軽塗、
岩手の浄法寺塗、埼玉の春日部桐箪笥、東京の江戸木版画などの高い技術と、
モダンなグラフィックのコラボレーションは見もの。
中でも注目は新しく生まれ変わったこけし!
上の作品は服部一成さんによるこけし「あたまのうえ レモン/ブルー」。
お値段は税込¥7,128。
これらのこけしや漆のテーブルウェアなど購入しやすい作品から
見応えのある大屏風まで、バリエーション豊かな作品が揃います。
また会場では、浅葉克己が写楽をリ・デザインした江戸木版画の浮世絵を。
100枚限定・サイン入りで販売予定。
この展覧会はパリでも2015年1月下旬~2月上旬に行なわれる予定なのだそうです。
ぜひ東京会場で、伝統工芸とデザインの融合をご覧ください。
■「DENTO-HOUSE」POP UP SHOP
会期:2014年10月15日(水)〜10月28日(火)
会場:銀座三越8階 ジャパンエディション
営業時間:10:30-20:00
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