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会いにきてけらいん!全国の伝統こけしが大集合「第60回全国こけし祭り」

コロカルニュース

posted:2014.8.20   from:宮城県大崎市  genre:暮らしと移住 / ものづくり

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

9月5日(金)〜7日(日) 、宮城県の鳴子温泉にて
「第60回全国こけし祭り」が開催されます。

今年で60回目を迎えるこのお祭りは、
全国11系統のこけしが揃う実演展示即売会や
パレード、コンクールなどが行われ、まち中がこけしに湧くイベント。
さらに温泉も楽しめてしまうという、
こけし好きにはたまらない3日間です。

ちなみにポスターに書かれている「会いにきてけらいん」という言葉は、
宮城の方言で「会いにきてください」という意味だそう。
何ともかわいらしいですね!

■こけし祭りの楽しみ方

目玉は、鳴子小学校の体育館で開催される
こけしの実演展示即売会。
土湯系の柿崎文雄さんや作並系の平賀輝幸さん、
弥治郎系の新山吉紀さんなど、各系統のこけし工人が絵付けを実演。
運が良ければリクエストにこたえてくれることもあるそうです。
今年は60回を記念し、こけし研究家の高橋五郎さんが監修した
最古の鳴子こけし復元作品の展示販売や、こけしフォーラムの開催も。
同時開催される鳴子漆器展も味わい深いです。

ぜひチェックしたいのはこけしコンクール。
全国の伝統こけし工人約150名、300点の出品作品から、
最高賞の文部科学大臣賞ほか、31の賞が選ばれます。

そしてハイライトは、こけしのはりぼてやお神輿が
温泉街をねり歩くフェスティバルパレード。

はりぼての中に入るのが、
一般募集で集まった方々というのもユニークです。

鳴子温泉駅前ゆめぐり広場には
東北や東京などのゆるキャラもお目見え。
鳴子温泉の「なる子ちゃん」や、
宮城県岩出山の「岩出山おっち(落ち武者くん)」、
東京都台東区のまもり神「台東くん」などが登場する予定です。

伝統こけしは、その土地土地の歴史や風土を反映する貴重な文化遺産。
ここでご紹介したほかにも、こけし奉納式や温泉神社祭典など、
さまざまな催しが予定されています。
こけし好きの方は、ぜひ鳴子温泉へお出かけになってみてください。
第60回全国こけし祭り

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