ジビエシーズン到来! 長野県内外の約80店舗が参加する 〈信州ジビエフェア〉開催中

近頃、ブームになりつつあるジビエ(野生鳥獣肉)。
脂肪が少なく高タンパクで低カロリーなのに、
鉄分やカルシウムが豊富でクセもなく、
繊細な風味や食べごたえはあるとあって、ファンが急増中です。

なかでも山に囲まれ、古来、鹿肉を食べる文化が受け継がれてきた長野県では、
独自のジビエの認証評価を設定し、
各地で加工施設を整えて〈信州ジビエ〉として
高品質でレベルの高い安全な食材の提供をめざしています。
県内には工夫を凝らしたジビエ料理で人気を集める飲食店が数多くあり、
さらにその人気ぶりから独創的なジビエメニューに挑戦するお店も増加中。
信州はまさに、おいしい〈信州ジビエ〉が楽しめるジビエ天国なんです!

特に現在は狩猟解禁期間中(11月15日から2月15日まで)。
上質な〈信州ジビエ〉が楽しめるファン待望のシーズン到来とあって、
各店で極上のジビエ料理を提供しています。
それとあわせ、毎年恒例の〈信州ジビエフェア〉も開催中!
長野県内外の約80店舗のレストラン、居酒屋、ホテル・旅館などで、
それぞれ自慢の信州ジビエを使ったメニューを提供しており、
山の幸〈信州ジビエ〉を満喫する絶好のチャンスです。

ということで、フェアに参加するエリア別のおすすめ飲食店をピックアップ!

●ピッツェリア カスターニャ
(長野エリア)

ピッツェリア カスターニャ

長野駅から徒歩3分ほどに位置するピッツェリア。
イタリア・ナポリから直輸入したピザ窯で焼き上げるピザをはじめとする
イタリア料理を提供しています。ジビエは信頼のおけるマタギから入荷。
「青首鴨のロースト」や「鹿肉のロースト」「猪のストラコット」といった
季節のジビエ料理(2,200円〜)や「猪肉のラグーを使った自家製ピチ(1,760円)」などの
メニューがそろい、自然からの恵みを大切にしたシンプルな調理法が
素材の旨みをさらに引き立てます。

information


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ピッツェリア カスターニャ

住所:長野市南石堂町1317

TEL:026-217-0008

営業時間:11:30〜14:00(LO)/17:30〜21:00(LO)(日曜LO20:00)

定休日:月曜

提供期間:通年

https://pizzeria-castagna.hatenablog.jp

●旬菜料理はたの(中野・飯山エリア)

旬菜料理はたの

奥信濃・飯山市の築100年を越える古民家で、
旬の地元素材とジビエを組み合わせた会席料理を古器で提供。
コクと旨みが詰まったジビエの肉はもちろん、
鴨出汁でじっくり煮込んだ、たっぷりの地元野菜もおすすめです。
「天然鴨鍋コース(6,930円/人)」は4人前からの提供で、2日前までの要予約。
3人以下の場合はお問い合わせを。

information

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旬菜料理はたの

住所:飯山市旭644

TEL:0269-67-0393

営業時間:11:30〜14:30(LO13:30)/17:30〜21:30(LO20:00)

提供期間:12月1日〜2月15日

https://kominka-washoku.com

●ブレストンコート ユカワタン
(上田・軽井沢エリア)

ブレストンコート ユカワタン

四季の変化が豊かな軽井沢の森に佇む
〈ホテルブレストンコート〉のメインダイニング。
フレンチの技術をベースに、信州の土地の恵みを生かした素材を使い、
日本人の感性や味覚に応えるフランス料理を提供しています。
この冬のコースは、ジビエ料理を含んだ
全9品の「王様のジビエ25,300円(サービス料別)」。
かつてフランス王侯貴族のための特別料理であった前菜「パテ・ド・ロワ」と、
古典フランス料理の最高峰とされるメインの肉料理「野兎のロワイヤル」など、
贅を尽くした希少なジビエ料理が楽しめます。

information

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ブレストンコート ユカワタン

住所:北佐久郡軽井沢町星野

TEL:050-5282-2267

営業時間:17:30〜(宿泊者以外も利用可)

定休日:1月14日~2月29日は不定休

提供期間:12月27日〜1月13日

http://yukawatan.blestoncourt.com

●農園カフェ ラビット
(大町・白馬エリア)

農園カフェ ラビット

北アルプスを望む標高900メートルの中山高原で、
自家製無農薬野菜を使用した地元産ジビエ料理が楽しめるカフェ。
地元の野生鳥獣処理加工施設「美麻ジビエ工房」の関係者でもある店主は、
化学調味料を一切使わず、素材の味を大切にした料理を提供しています。
「信州ジビエのカレークリームドリア(1,500円)」は
ピリッとしたカレー味が食欲をそそる一品。ボリュームのある鹿肉料理です。

information

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農園カフェ ラビット

住所:大町市大町8295−48 中山高原

TEL:0261-85-2120

営業時間:11:00〜15:00(4月1日〜11月30日)

定休日:火曜

提供期間:11月15日〜11月30日

https://cafe-rabbit.com

〈腑〉長田佳子・塩川いづみ・ 水島七恵が 「継ぐ」をテーマに ワークショップを開催

食べる、描く、編む3人によるワークショップ

2020年2月1日(土)・2日(日)、東京・御茶ノ水にあるTOKAS本郷にて
〈腑(はらわた)〉によるワークショップが開催されます。

腑は、菓子研究家の長田佳子さんとイラストレーターの塩川いづみさん、
編集者の水島七恵さんによるプロジェクト。
2017年にスタートし、ワークショップや展示などを通して
心と体の同時性を探求してきました。

イラスト:塩川いづみ デザイン:横山道雄(KUMA)

イラスト:塩川いづみ デザイン:横山道雄(KUMA)

左から、ワークショップ〈息を継ぐ〉ゲストのUtotoさん、イラストレーターの塩川いづみさん、菓子研究家の長田佳子さん、編集者の水島七恵さん。

左から、ワークショップ〈息を継ぐ〉ゲストのUtotoさん、イラストレーターの塩川いづみさん、菓子研究家の長田佳子さん、編集者の水島七恵さん。

記念すべき1回目のワークショップは水島さんにレポートしていただいたので、
記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。

こちらは、2019年11月に葉山の〈Hayama Guesthouse〉で
行われたワークショップ〈息を継ぐ〉の様子です。

葉山ワークショップの様子1

葉山ワークショップの様子2

葉山ワークショップの様子3

今回のイベントは、〈トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)〉による、
あらゆる表現が集まるプラットフォーム〈OPEN SITE〉の教育普及プログラムとして開催。
「継ぐ」をテーマに、マーブリング(墨流し)のワークショップとトークを行います。

トーキョーアーツアンドスペース本郷は、1928年に建てられ、
職業訓練校、教育庁庁舎等として使用されていた歴史ある建物。
3人はこの建物と立地から「水」を想起させられたといいます。

『BEAMS EYE ON』 BEAMSが独自の目線で キュレーションした ローカルガイドブックを無料配布中!

BEAMSスタッフ一押しの高感度なローカル情報が満載!

全国各地のBEAMSスタッフだからこそ知る、
その土地にしか存在しない文化、そこでしか手に入らないもの、
現地の人が足繁く通うローカル店……。

トレンドに敏感で感度の高い彼らだからこそ、
心をグッと掴むローカル情報を熟知しているのは間違いない。
そんな狙いでまとめられたかのごとく誕生したのが、
全国のBEAMSスタッフがキュレーションしたシティガイド『BEAMS EYE ON』です。

新宿、静岡、大阪、神戸、広島、福岡、松山、長崎、熊本、
それぞれの都市をフィーチャーした第一弾を今年の7月にリリースし
人気を博した本シリーズですが、現在、第二弾となる
札幌、京都、大阪、仙台、金沢、名古屋の計6都市分が、
新宿の〈ビームス ジャパン〉などで無料配布されています。

実はソーシャルグッドな試み! 畑で採れた素材の味を直に味わえる アイスのお店〈AOBA〉

左・〈美咲ブルーファーム寒竹〉のブルーベリーのアイス。右・〈BriGarden〉の大実金柑のアイス。

地域の素材とアイスブレンダー〈BJ〉でつくる〈AOBA〉のアイス

岡山県はおいしい果物や野菜の一大産地。
旬の素材は採れたてで新鮮なときに食べるに限ります。
そんな、一番おいしいシーズンに採れた果物や野菜を
フレッシュな状態で「冷凍」してアイスにするお店〈AOBA〉が、
岡山市にオープンしました。

岡山後楽園の南側、旭川沿いにある店舗。

岡山後楽園の南側、旭川沿いにある店舗。

〈AOBA〉では、農家さんから直接仕入れた果物や野菜をそのまま冷凍したあと、
オリジナルアイスと混ぜ合わせることにより
畑で採れた素材の味を直に味わえるアイスに仕上げています。

2018年にグッドデザイン賞を受賞した〈BJ〉。ボディに使われるあたたかみのある木は、岡山県西粟倉村の木材メーカー〈木薫(もっくん)〉でつくられたもの。

2018年にグッドデザイン賞を受賞した〈BJ〉。ボディに使われるあたたかみのある木は、岡山県西粟倉村の木材メーカー〈木薫(もっくん)〉でつくられたもの。

その味わいをつくり出しているのが、耕運機と同じパワーを持ち、
冷凍した素材を瞬時に粉砕するアイスブレンダー〈BJ〉。
アイスの上部では繊細でクリーミーなジェラートが、
下部では力強くクラッシュされた素材のゴロゴロ食感が残る
フローズンフルーツが楽しめます。

「風景印」とは? どうやったらもらえるの? 日本全国のご当地スタンプが面白い!

ご近所にもあるかも? 個性あふれる風景印

郵便局に風景印(ふうけいいん)という消印があるのをご存知ですか?

消印といえば、あの切手の隅に押される、局名と年月日が記された判子。
風景印には、さらにその地域の名所やゆかりのある存在、特産物などが描かれているんです。

そんなのあったっけ、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
じつは風景印は、ポストに投函するだけでは押されず、
郵便局の窓口で依頼する必要がある消印なのです。

現在は全国の半数近くの郵便局に配備されているとのこと。
これを利用しないなんて、もったいないと思いませんか?

風景印には全国さまざまなデザインが

青森県・三戸郵便局 意匠図案:「写生するねこ」馬場のぼる作『11ぴきのねことぶた』から。

青森県・三戸郵便局 意匠図案:「写生するねこ」馬場のぼる作『11ぴきのねことぶた』から。

こちらは、青森県三戸郡三戸町にある「三戸郵便局」の風景印。
ご存知、馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」シリーズに
登場する猫が描かれています。なんともかわいらしい!

三戸町は、馬場のぼるさんのふるさと。
地元の商店街や三戸町では、“11ぴきのねこのまち”として、
まちづくりに取り組んでいるのだとか。
町内には記念館〈ほのぼの館 馬場のぼるの部屋〉があり、
商店街や郵便局でも、猫の絵や像と出会うことができます。

こちらは、今年話題になったラグビーの選手が描かれた風景印。

大阪府・東大阪花園郵便局 意匠図案:東大阪市花園ラグビー場、ラグビー選手、桜の花。

大阪府・東大阪花園郵便局 意匠図案:東大阪市花園ラグビー場、ラグビー選手、桜の花。

生駒山の麓にある東大阪市花園ラグビー場を背景に、
地名「花園」のいわれである桜の花と
聖地花園で激闘を繰り広げる選手たちが描れています。
大阪府東大阪市にある東大阪花園郵便局で押してもらえます。

民芸品を風景印にしている郵便局もあります。
長野県下水内郡栄村にある平滝郵便局の風景印には、「猫つぐら」が。

長野県・平滝郵便局 意匠図案:苗場山、野々海池、ブナ林、日本最高積雪量の標柱、猫つぐら 図案作成者名:小林 豊(平滝郵便局 局長)。

長野県・平滝郵便局 意匠図案:苗場山、野々海池、ブナ林、日本最高積雪量の標柱、猫つぐら 図案作成者名:小林 豊(平滝郵便局 局長)。

縁起のいい絵を添えるなら、愛知県名古屋市北区にある
名古屋福徳郵便局の風景印はいかがでしょう?

愛知県・名古屋福徳郵便局 意匠図案:丸型ポスト、七福神。

愛知県・名古屋福徳郵便局 意匠図案:丸型ポスト、七福神。

七福神をのせた、縁起の良いポストが描かれています。
なんとこの郵便局の前にあるポストには、
本当に常滑焼でつくられた七福神があしらわれているそう。
「福徳郵便局」という名前も縁起がいいですね。

特撮映像作品のヒーローを描いたものもあります。
こちらは何ともインパクトある「ウルトラマン」の風景印。

福島県・須賀川郵便局 意匠図案:ウルトラマン、牡丹 図案作成者名:株式会社円谷プロダクション(C)円谷プロ

福島県・須賀川郵便局 意匠図案:ウルトラマン、牡丹 図案作成者名:株式会社円谷プロダクション(C)円谷プロ

円谷プロダクションの創設者、円谷英二監督の出身地である須賀川市が、
ウルトラマンの故郷である「M78星雲 光の国」と姉妹都市になったことを記念して、
「ウルトラマン」と須賀川市の花「牡丹」を描いています。

webサイト『低空飛行』が美しい! 原研哉さんが 日本のよりすぐりスポットを紹介

写真や動画、文章も原さんが手がける

グラフィックデザイナーの原研哉さんが、
「こんな日本はいかがですか」と日本国内の
よりすぐりのスポットを紹介するwebサイト『低空飛行』を立ち上げました。

webサイトの名前となっている「低空飛行」は、
地上の景色をつぶさに眺められるような低い高度での飛行のこと。
日本の深部あるいは細部をくまなく見てまわる旅をイメージし、
そのように名付けたといいます。

サイトには原さんがセレクトした日本各地のスポットが
自身が手がけた動画、写真、文章とともに紹介。
そのほか観光にまつわるエッセイも掲載されています。

ちなみに現在までに公開されているスポットはこちら。
どれでも日本の奥深さを感じる美しいところばかりです。

・北海道 釧路湿原 塘路湖と釧路川

・北海道 倶知安町 坐忘林

・秋田県 乳頭温泉 鶴の湯

・石川県 能登 さか本

・石川県 山代温泉 べにや無何有

・栃木県 那須 アートビオトープ 水庭

・群馬県 みなかみ町 法師温泉

・神奈川県 湯河原 石葉

・神奈川県 小田原 江之浦測候所

・長野県 修善寺 あさば

・長野県 小布施 枡一客殿

・三重県 志摩 アマネム

・和歌山県 椿温泉 海椿葉山

・奈良県 吉野町 吉野杉の家

・瀬戸内海 客船旅館 ガンツウ

・鹿児島県 妙見温泉 雅叙苑

・鹿児島県 霧島連峰 テンクウ

二戸で見つけた「ほんもの素材」。 〈いわて短角和牛〉と〈南部美人〉、 “国産”漆を育むテロワールとは?

学びある二戸の旅を提案。〈ほんものにっぽんにのへ〉が始動!

〈二戸〉と書いて〈にのへ〉。
東京から東北新幹線で約2時間35分。
青森県・八戸からは、いわて銀河鉄道で約37分と、
青森県と接する岩手県最北端に位置する市の名前です。

聞き馴染みのない土地ですが、
二戸には、実は「ほんもののにっぽん」がある。
東端に〈折爪岳〉、西端に〈稲庭岳〉を有し、
その伏流水や、雪深い気候を生かした「ほんもの素材」が数多く育まれています。

学びある二戸の旅を提案するプロジェクト
〈ほんものにっぽんにのへ〉がスタートしました!

岩手生まれの短角和牛

〈稲庭岳〉のすそ野に広がる〈稲庭高原〉では、
雄大な土地に赤茶色の短角和牛の姿を見ることができます。

稲庭高原はツーリングコースにもなっていて、柵の外から牧野を自由に見ることができます。

稲庭高原はツーリングコースにもなっていて、柵の外から牧野を自由に見ることができます。

短角和牛は、日本固有の肉用専用種「和牛」として認定された
岩手生まれの食肉牛。
岩手県がまだ南部藩だったころ、
物資輸送に使われていた在来の〈南部牛〉と
ショートホーン種を掛け合わせ、品種改良を重ねて今に至ります。

二戸の気候に適した〈夏山冬里〉が生んだ肉質

短角和牛が放牧されるのは5月から10月の夏場だけ。
夏、穀物や葉タバコ栽培で忙しい農家にとって、
山への放牧は手離れがよく、
雪に閉ざされ農作業ができない冬場に里の牛舎で牛を育てる方式は、
「夏山冬里」と呼ばれ、負担なく営みを続けられる知恵でした。

浄法寺町牧野組合連合会の会長・斉藤さん。夏は葉タバコの生産や、牛の餌となる採草を行い、冬は牛舎で牛を育てます。二戸では、牧野組合連合会に委託して種牛や採草の管理・販売を行ってもらうなど、畜産支援が盛ん。

浄法寺町牧野組合連合会の会長・斉藤さん。夏は葉タバコの生産や、牛の餌となる採草を行い、冬は牛舎で牛を育てます。二戸では、牧野組合連合会に委託して種牛や採草の管理・販売を行ってもらうなど、畜産支援が盛ん。

牛は牧野で自然交配し、
子牛は自然栽培の牧草と母牛の乳だけで育ちます。
運搬につかわれていた筋肉質な南部牛のDNAや、冷涼な気候なため、
放熱しないよう脂肪が外につくこと、
広大な牧野で適度な運動ができることなどから、
健康的で、脂が少ない赤身主体の肉質が育まれます。
科学的にも黒毛和牛に比べてうま味成分の
グルタミン酸やアミノ酸が多いことが証明されているそう。

シェフの寺脇さんにより炭火で焼き上げられた短角和牛。あっさりとして重くなく、噛めば噛むほど肉のうま味を感じられます。

シェフの寺脇さんにより炭火で焼き上げられた短角和牛。あっさりとして重くなく、噛めば噛むほど肉のうま味を感じられます。

〈ほんものにっぽんにのへ〉プロジェクトが企画した旅のひとつ〈肉と酒のにのへ〉で、
二戸の食材を調理し紹介するアテンダーのひとりとして参加した
〈Globe Caravan〉の寺脇加恵さんは、
「牛がどこの餌を食べているかで安全性が決まるので、
今後日本の食は、意識がそこへ向かっていくと思う」と話します。
肉の等級は霜降り度合いで決まるのが現状。
「市場に迎合しないで、市が生産者と連携して
きちんとした生育環境を維持・保護しているのはすごいこと」と話します。

斉藤さんから育て方や飼料について話をうかがう寺脇さん。どう育成しているかを知ることは、私たち消費者にとっても、安心な食選びと、大切に育てられた命をいただく感謝を忘れない一歩。

斉藤さんから育て方や飼料について話をうかがう寺脇さん。どう育成しているかを知ることは、私たち消費者にとっても、安心な食選びと、大切に育てられた命をいただく感謝を忘れない一歩。

健康や食の安全を意識する傾向のなか注目される短角和牛は、
二戸の風土が育んだ「ほんもの素材」のひとつ。
二戸市内では〈Restaurant Bonheur〉や〈短角亭〉で味わうことができます。

〈茶寮原宿〉料理家・yoyo.さんの 人気フードイベントが 一夜限りの復活!

おしゃれで独創的なyoyo.さんのヴィーガン料理

新潟市沼垂地区でセンス溢れるヴィーガン料理を提供しているカフェ〈mountain△grocery〉。
こちらを手がけているのが、料理家で〈VEGEしょくどう〉主宰のyoyo.さんです。

yoyo.さんは南インドをひとり旅した際に出会った菜食文化に感銘を受け、
都内各所で店舗を持たない定食屋〈VEGEしょくどう〉をスタート。

「たべることはいきること。おいしいやさいはみんなのいのちをつなぐ」
をテーマに、オリジナリティ溢れるヴィーガン料理で一躍人気に。
※過去の記録はこちらをどうぞ。

アート、カルチャー系イベントへの出店やオリジナルレシピも考案するなど、
ヴィーガン料理を通し、インディペンデントでさまざまな活動を行っています。

2016年からは新潟県内の里山に移住し、
お米を作ったり、ビーガンカフェ〈mountain△grocery〉をオープンさせました。

そんなyoyo.さんですが、
過去何度も料理を振舞った場所である原宿のイベントスペース・VACANTに
12月11日(水)、一日限定で〈VEGEしょくどう〉を復活。
12月末に閉館を迎えるVACANTのクロージングイベントとして帰ってきます。

スタートアップと 〈笠原餅店〉が手がけた 究極のお餅ブランド 〈THE OMOCHI〉が気になる!

素材、製法……おいしい餅を探求した至極のお餅ブランド

宮城県大和町にあるお餅メーカー〈笠原餅店〉。

世に販売されているお餅の大半が、
餅米を炊く際にガスを使ってつくられているなか、〈笠原餅店〉のお餅は、
昔ながらの釜と薪でもち米を蒸すという方法でつくられています。
そうすることで、とろみのあるするっとした喉越しになり、
格段においしいお餅ができあがるのだそう。

お餅が並んでいる様子

そんな〈笠原餅店〉が、
シェフ、マーケター、科学者のチームで食の生産者のリブランディングを行う
〈dot science株式会社〉と共に、
〈THE OMOCHI〉という食のブランドをこの秋にスタート。

オリーブオイルと塩

オリーブオイルと塩でいただくお餅。

この〈THE OMOCHI〉は、
日本に古くから伝わる伝統食「餅」をアップデートすることを目的としており、
"釜戸と薪火”で蒸した餅米から究極のお餅づくりに挑戦する、
クラフツマンシップにとんだブランドを目指しているのだそうです。

目標は、おいしい餅づくりを次代に継承すること。
職人技に価値をつけ、職人が持続する価格で、
本当においしい餅を届けることがミッションとのこと。
とても未来あるプロジェクトですね。

そんな〈THE OMOCHI〉が手がけたお餅は、
厳選された素材を使い、繊細な火入れ、そして感覚を研ぎ澄ませた蒸かしを経て、
普通のお餅とは思えない、豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
一番古く手間もかかる方法でつくられていますが、
これがお餅のおいしさを一番よく引き出し、唯一無二のお餅に昇華させるのだそう。

『しんじゅのこ』 〈KIGI〉渡邉良重が新作絵本を発表! 本物のびわ湖真珠を封入した限定版も

びわ湖真珠と出会って生まれた、時間の尊さを伝えるストーリー

〈KIGI〉のアートディレクターであり、
名作絵本『ブローチ』の作者でもある渡邉良重さんが
小説家の福永信さんとともに新作絵本『しんじゅのこ』を手がけました。

「真珠は、生きている」

そんなメッセージをたずさえたこの一冊は、
渡邉さんと「びわ湖真珠」の出会いから生まれました。

『しんじゅのこ』絵・ブックデザイン:渡邉良重 言葉:福永信 定価:本体1800円(税抜)ISBN:978-4-89815-512-7

『しんじゅのこ』絵・ブックデザイン:渡邉良重 言葉:福永信 定価:本体1800円(税抜)ISBN:978-4-89815-512-7

『しんじゅのこ』

シンプルで優しい絵、くりかえされる「問い」と
「答え」の心地よいリズムにのせて、時間の尊さを伝えます。
また絵本には解説冊子「びわ湖真珠ができるまで」もセットに。
さらに今回は、絵本と、本物の真珠ひとつぶを
パッケージした限定版も発売されます。
箔押しのオリジナルケースは、断面まで白さにこだわった上品な輝き。

『しんじゅのこ(限定版)』絵・デザイン:渡邉良重 言葉:福永信 定価:本体3800円(税抜)ISBN:978-4-89815-513-4

『しんじゅのこ(限定版)』絵・デザイン:渡邉良重 言葉:福永信 定価:本体3800円(税抜)ISBN:978-4-89815-513-4

『しんじゅのこ(限定版)』

2019年11月28日(木)より、この絵本の発売を記念し、
東京・白金のOFS galleryにて、刊行記念展を開催。
「しんじゅのこ」の紹介に加え、
これまでに渡邉さんが手がけた絵本の原画が展示されます。

〈えんなり和菓市〉 ふだんの暮らしに、和菓子をひとつ。 新宿ルミネゼロに26ブランドが集合!

コーヒーでも、お酒でも。新しい和菓子の楽しみ方

2019年12月7日(土)・8日(日)、新宿の〈ルミネゼロ〉にて
第2回〈えんなり和菓市〉が開催されます。

これは、〈ニュウマン新宿〉2階にある
和菓子のセレクトショップ〈えんなり〉による和菓子の祭典。
えんなりがセレクトした全26ブランドが
〈ルミネゼロ〉(ニュウマン新宿5階)に集まります。

展示企画〈和菓子の楽しみ方〉より、イラストレーター、河井いづみさんの暮らしのワンシーン。

展示企画〈和菓子の楽しみ方〉より、イラストレーター、河井いづみさんの暮らしのワンシーン。

2回目を迎える今年は、「ふだんの暮らしに、和菓子をひとつ」をテーマに、
お茶やお酒、コーヒー、そして、器や紙ものなどとのペアリングを提案。
和菓子の楽しみ方を学べるワークショップも開催されます。

コーヒーと和菓子のペアリング。

コーヒーと和菓子のペアリング。

2018年に開催された〈えんなり和菓市〉の様子。

2018年に開催された〈えんなり和菓市〉の様子。

見どころは、ペアリングする飲み物別に和菓子が並ぶ出店ブースエリア。
和菓子のほか、飲み物や器、紙ものブランドも勢揃い。

たとえばコーヒーとペアリングする和菓子ブランドは、
〈柿の専門いしい〉(奈良県)〈タケノとおはぎ〉(東京都)、
〈茶菓工房たろう〉(石川県)、〈菓游茜庵〉(徳島県) など。

〈柿の専門いしい〉日本で唯一の柿の専門店。さまざまな柿のお菓子を製造販売している。

〈柿の専門いしい〉日本で唯一の柿の専門店。さまざまな柿のお菓子を製造販売している。

〈茶菓工房たろう〉茶道の文化が根付く和菓子の街・金沢で、2005年に創業。職人の技術を大切にしながら、チョコレートやナッツなど洋の素材も取り入れている。

〈茶菓工房たろう〉茶道の文化が根付く和菓子の街・金沢で、2005年に創業。職人の技術を大切にしながら、チョコレートやナッツなど洋の素材も取り入れている。

お茶とペアリングする和菓子ブランドは、
〈まほろ堂蒼月〉(東京都)、〈田中屋せんべい総本家〉(岐阜県)、
〈とこなつ本舗 大野屋〉(富山県)などなど。

〈とこなつ本舗 大野屋〉1838年より、富山県高岡市の伝統的建造物群保存地区に指定されている通称「山町筋」で菓子屋を営み続ける老舗。

〈とこなつ本舗 大野屋〉1838年より、富山県高岡市の伝統的建造物群保存地区に指定されている通称「山町筋」で菓子屋を営み続ける老舗。

ユニークなのは、お酒と和菓子のペアリング。

左から〈東京 世田谷 升本屋〉、〈乃し梅本舗佐藤屋〉のお菓子。

左から〈東京 世田谷 升本屋〉、〈乃し梅本舗佐藤屋〉のお菓子。

こちらのコーナーには、〈五勝手屋本舗〉(北海道)や
〈御菓子つちや〉(岐阜県)、〈サムライ煎餅〉(北海道) などが並びます。

〈五勝手屋本舗〉南部藩の杣人、五勝手組が初めて蝦夷地で実らせた豆をもとに菓子を作り始めたのが由来。

〈五勝手屋本舗〉南部藩の杣人、五勝手組が初めて蝦夷地で実らせた豆をもとに菓子をつくり始めたのが由来。

和菓子とお酒のペアリングとはちょっと意外ですが、
190余年にわたり、銘菓〈乃し梅〉をつくり続けてきた老舗
〈乃し梅本舗佐藤屋〉(山形県)では、
「和菓子をちょっと自由に」をモットーに、以前から
お酒と和菓子のペアリングを提案してきたのだとか。

和菓子を引き立てる、器・紙もの、飲み物ブランドのコーナーにも、
オリジナリティ溢れるブランドが集まっています。

〈MARKUS〉東京の吉祥寺にある暮らしの道具の店。民藝にまつわる物や伝統工芸・地場産業の品、郷土食品まで揃う。

〈MARKUS〉東京の吉祥寺にある暮らしの道具の店。民藝にまつわる物や伝統工芸・地場産業の品、郷土食品まで揃う。

「肩書きが“デザイナー”ではない人 にこそ読んでほしい」 〈澁谷デザイン事務所〉の 10年をふり返る 『秋田デ、~秋田で、 デザインするということ~』

澁谷さんが教えてくれた「秋田で、デザインするということ」

こちらまで顔がくしゃくしゃになってしまうほどの笑顔で迎えてくれたのは、
書籍『秋田デ、~秋田で、デザインをするということ~』を出版した、
澁谷和之さん。

お父様を亡くした2009年から、「東京で、デザインすること」を辞め、
生まれ故郷の秋田県美郷町で〈澁谷デザイン事務所〉を営んでいます。

書籍が先行販売された連動企画展の会場で、手がけたデザインへの思いを、ひとつひとつ丁寧に教えてくれた澁谷さん。

書籍が先行販売された連動企画展の会場で、手がけたデザインへの思いを、ひとつひとつ丁寧に教えてくれた澁谷さん。

独立してから10年、パッケージやロゴマークをデザインする
「いわゆるデザイン」だけではないデザインに、
秋田という地で向き合い、走り続けてきました。

「デザイナーってなんだろうって考えるんです。
絵がうまいとか、パソコンが得意とかそういうことではなくて。
デザインは特定の人ではなく、みんなが持つべき思考だと思っているので」

「この本は、肩書きが“デザイナー”ではない人にこそ読んでほしい1冊」
と話す澁谷さんに、その思いをうかがいました。

かっこつけない、本当のデザイン

ページをめくって目に飛び込んでくるのは、
いわゆるデザインされた商品ばかりではなく、人、人、人。
それも皆、「いい顔」をしています。

秋田市のコーヒー店〈08COFFEE〉との物語

秋田市のコーヒー店〈08COFFEE〉との物語

書籍には、依頼されたロゴマークを「つくらない」ところから始まる、
コーヒー屋さんと、毎月“ラブレター”をやりとりするかのように
気にかけ合う関係のなかで築き上げてきたブランドデザインや、
屋号やロゴマークのデザインをお手伝いしていた農家さんの、
仲人までしてしまった「結婚というデザイン」など、
「いわゆるデザイン」の枠を超えて、秋田で暮らす人が抱える本当の問題を掘り起こし、
一緒に考え、寄り添ってきた物語がちりばめられています。

〈結婚というデザイン〉の物語

〈結婚というデザイン〉の物語

読み終えて感じたことは、澁谷さんの前ではみんなかっこつけずに、
素直になっているということ。

そこで思い浮かぶのは、ものづくりのみならず、
家族や農業など、澁谷さんの日常が綴られるブログ『泣いた“なまはげ”の天気読み』。

「デザイン会社は実績をかっこよく並べたホームページを持っているのが
一般的だと思うんですけど、あまり人が見えないなと思っていて。
僕はこういう人間なので(笑)、その部分だけは素直でいたい。
ブログを読んで僕のことを感じてもらって、デザインを相談してくれるのが健全で、
このかたちが密に人とつながれると思うんです」

たくさんの「いい顔」は、さらけ出して一緒に悩んで、
モヤモヤとした問題を解決した晴れやかな笑顔なのかもしれません。

「老いと演劇」OiBokkeShiが 新作『認知の巨匠』を岡山で公演。 認知症の人が見ている世界を 一緒に楽しむ

7作目となる最新作は、『認知の巨匠』

「老いと演劇」OiBokkeShi(オイ・ボッケ・シ)が、
11月23日(土)・24日(日)、岡山県和気町の〈ENTER WAKE〉で
待望の新作『認知の巨匠』を公演します。

主宰の菅原直樹さん(撮影:草加和輝)

主宰の菅原直樹さん(撮影:草加和輝)

OiBokkeShiは、「老人介護の現場に演劇の知恵を、
演劇の現場に老人介護の深みを」という理念のもと、
2014年に岡山県和気町で設立された演劇プロジェクト。
徘徊演劇『よみちにひはくれない』などの活動が評価され、主宰の菅原直樹さんは、
平成30年度文化庁「芸術選奨文部科学大臣新人賞(芸術振興部門)」を受賞しました。

新作『認知の巨匠』の見どころとは

岡田忠雄さん(撮影:黑田菜月)

岡田忠雄さん(撮影:黑田菜月)

7回目となる今回は、認知症をテーマに、
93歳の狂気の道連れとなった周りの人々の「その場しのぎ」を
コミカルでありながらもあたたかに描きました。
OiBokkeShiの看板俳優であり、
今年でなんと93歳になる岡田忠雄さんの魅力を、
実力派の共演者たちが最大限に引き出します。

過去公演『BPSD:ぼくのパパはサムライだから』

過去公演『BPSD:ぼくのパパはサムライだから』

「岡田さんとは、88歳の時に出会ってからこれまで7本の芝居を作ってきましたが、
今回の作品が1番岡田さんらしさが出ていると思います。
岡田さんは舞台に出ずっぱりで、せりふ量も膨大。
芝居をつくり始めた当初は、年を重ねるごとに
演技の負荷を軽くしようと考えていたのですが、
実際は逆になってしまいました」と主宰の菅原さん。

創作の過程を公開しお客さんと作品を共有する
「ワーク・イン・プログレス」という手法で時間をかけて創作することにより、
この5年間の集大成ともいえる作品を目指しています。

過去公演『ポータブルトイレットシアター』(撮影:南方幹)

過去公演『ポータブルトイレットシアター』(撮影:南方幹)

認知症の人の介護をする側として大切なことを伺うと、
「過去のその人の姿にとらわれるのではなく、
今のありのままの姿を受け入れること。また、介護をされる側に立つと、
人は主体性を奪われる傾向にあります。その人の主体性を引き出す工夫や、
その人がやろうと思ったことを共に楽しむ視点が大切です」と菅原さん。

介護する人も、される人も、今この瞬間を楽しむことが大切。
演劇を通して、お互いを尊重しあえる関係性のヒントを探してみませんか。

information

map

OiBokkeShi 
オイ・ボッケ・シ

作品名:認知の巨匠

日時:11月23日(土・祝)17:00〜/11月24日(日)14:00〜

会場:岡山県和気郡和気町福富607-3 ENTER WAKE 3階 ENTER WAKE BASE

料金:一般 2,500円/20歳以下 1,000円

インターネット予約:OiBokkeShi

問い合わせ:「老いと演劇」OiBokkeShi

メールアドレス:問い合わせ

WEB:OiBokkeShi

連絡事項

・チケット料金は当日受付にてお支払いください。

・20歳以下の方は公演当日、受付にて年齢が確認できるもののご提示をお願いいたします。

・会場はJ R山陽本線「和気駅」北口前にあります

・お車でお越しの際は和気駅南駐車場(「和気駅」南口前)をご利用ください。

〈地域おこし協力隊〉の皆さんへ! コロカルの連載に参加しませんか?

全国の〈地域おこし協力隊〉の皆さんから
地域のヒト、モノ、コトについて文章と写真を募り、
紹介する連載〈このまちのくらしとけしき〉

あなたも、まちの“くらし”と“けしき”を紹介してみませんか?
協力隊としての活動内容、日々のアレコレ、行事に祭事、衣食住。
毎月コロカル編集部から出すテーマに沿って、執筆していただける方を募集します。

以下の内容を、contact@colocal.jp 宛に、
件名を【地域おこし協力隊ライター希望】としてお送りください。

【応募要項】

1:プロフィール

2:ご利用のSNSやブログのURL

3:このまちのくらしとけしきで書いてみたいテーマ

(3は必須ではありません)

※〈地域おこし協力隊〉の方に限ります。

※地域の制限はありません。

※採用の際には、原稿料をお支払い致します。

採用された方には、このまちのくらしとけしきへの寄稿のほか、
編集部より、ほかの連載のお仕事を依頼させていただく場合があります。

締め切りは2019年12月15日(日)となります。
ご応募、お待ちしております!

仙台唯一のクラフトビール 〈穀町ビール〉と 麹の町・荒町がおもしろい!

仙台唯一のマイクロブリュワリー

仙台の住宅街で、おいしいクラフトビールに出会いました!
その名は〈穀町(こくちょう)ビール〉。仙台唯一のマイクロブリュワリーです。

〈穀町〉は地名で、伊達政宗公の時代、
米や穀物の専売権を与えられていたことに由来します。

〈穀町ビール〉の看板

「穀」物の「町」と書いて「こくちょう」。仙台に古くからある地名です。

「地名を知らない人が聞いたら、
“穀物の町でつくっているビール”ってイメージが広がる気がして」と話すのは、
代表の今野高広さん。

仙台市出身で、実家のガレージを改装し、醸造所とパブをつくりあげました。
店の住所は石名坂ですが、穀町商店街はすぐそばで、
子どもの頃はよく買い物に出かけた場所だそう。

自分がおいしいと思ったビールを商品に

醸造所に併設するパブ

醸造所に併設するパブ。店名の〈ビア兄(ビアニーニ)〉は「ビールをつくる兄さん」。今野さんのことであり、「派生してビール好きなみんな」が集まる場所です。

イギリス留学の経験があり、語学力を生かして
ベルギーチョコレートの輸入を手伝っていた今野さん。

「ベルギーで飲んだビールのなかで、
ビールなのにコクがあって度数が高く、飲みごたえがあるものが印象に残ったんだけど、
日本に帰ってくるとないんですよ。
これが決め手で、なかなか手に入らないので、
自分がおいしいと思ったものを自分でつくっちゃおう」と、
一から醸造の勉強をはじめます。

穀町からほど近い〈荒町(あらまち)〉にある〈森民酒造本家〉に勤務しながら、
東京の座学で知り合い、先に醸造所をオープンした島根県の〈石見麦酒〉で
ビールづくりの実習を行います。

〈森民酒造本家〉外観

1849年創業の〈森民酒造本家〉は、仙台市街に唯一残る酒蔵。

「大きなビール工場で一部分を担うより、
小規模に昔ながらの酒づくりをしているところの方が勉強になる」
と考えていた今野さん。

「そんな時ちょうど! 荒町をチャリンコで走っていたら、
森民さんに『バイト募集。ラベル貼りなど』って書いてあったんですよ」と笑います。

今野さんの思いが引き寄せた運命的な出会い。
4年間修行し、酒づくりはもちろん、酒屋や飲食店との人脈を築きます。

老舗酒屋〈及川酒店〉の外観

森民酒造本家の日本酒を多種扱う荒町の老舗酒屋〈及川酒店〉。穀町ビールを最初に卸したお店です。

「お酒をつくって瓶詰めした後、
どういう風に売るかは森民さんで学びました。
どこの酒屋さんへ卸したらいいか。お酒を配達しているとつながりができるんです」

〈赤磐サンクスギビングARTデイ〉 西日本初の本格的な イングリッシュガーデンで、 「ありがとう」の気持ちを伝えよう

春先の〈熊山英国庭園〉。

「ありがとう」と共にある〈赤磐サンクスギビングARTデイ〉

11月23日(土)、24日(日)に岡山県の赤磐市で
〈赤磐サンクスギビングARTデイ〉が開催されます!

舞台となるのは、西日本初の本格的な
イングリッシュガーデンとして知られる〈熊山英国庭園〉。
かつては子どもたちの声でにぎやかだった小学校が廃校になった際、
地域の人たちの力で美しい花々の溢れる庭園として再生した施設です。

1年を通してさまざまな花が庭園を彩りますが、毎年11月ごろは冬支度で寂しい雰囲気になっていました。

1年を通してさまざまな花が庭園を彩りますが、毎年11月ごろは冬支度で寂しい雰囲気になっていました。

今回のアートイベントは、冬支度で花の咲かないこの季節に、
人の心で感謝の花を咲かせようと企画されたもの。
「ありがとう」の気持ちと一緒につくる2日間をテーマに、
さまざまな企画が催されます。

ライブペイントパフォーマンス。11月23日(土)10:00~15:00。観覧無料。

ライブペイントパフォーマンス。11月23日(土)10:00~15:00。観覧無料。

おすすめは、愛知県名古屋市在住のアーティスト・ニシムラマホさんによる
「ライブペイントパフォーマンス」。
長さ約5メートルの巨大なキャンバスに、新進気鋭のアーティストが鮮やかな花々を描きます。
イメージの連鎖反応を描き留めることで彼女が生み出す、
有機的な世界をぜひ直に感じてみて。

コミュニティガーデンプランナーの橋詰さんは、トークショーと寄せ植えのワークショップを開催。

コミュニティガーデンプランナーの橋詰さんは、トークショーと寄せ植えのワークショップを開催。

また、24日にはコミュニティガーデンプランナーの橋詰敦夫さんによる
トークショー「植物の遊び方」も開催。
日本古来の植物の活用法を現代的にアレンジし、
暮らしを豊かにするための「知恵と遊び」をレクチャーしてくれます。

アロマワックスバーづくり。11月23日(土)随時開催。参加費500円(税込)。

アロマワックスバーづくり。11月23日(土)随時開催。参加費500円(税込)。

レジンアクセサリーづくり。11月24日(日)随時開催。参加費500円(税込)。

レジンアクセサリーづくり。11月24日(日)随時開催。参加費500円(税込)。

その他、〈熊山英国庭園〉で採取しドライにした草花を使う、
アロマワックスバーづくりやレジンアクセサリーづくりなどのワークショップも充実。
パン屋〈まきストーブ〉などのフードや物販もお見逃しなく。

ラグビーのスクラムを伝統工芸で表現!? 〈加賀水引〉の限定ブローチが登場!

水引とラグビーを掛け合わせたブローチ

祝儀の際に用いられる飾り紐・水引。

「人と人を結びつける」や「末永いお付き合い」などの意味が込められ、
縁起のよい装飾品として、
私たちの生活のさまざまなシーンで用いられているのはみなさんご存知の通り。

しかし、約100年前は今より平面的なものばかりだったとか。
それを立体的でより芸術性の高いものに引き上げたのが、
加賀水引初代である石川県金沢市の津田左右吉(そうきち)。
その新しい発想や品のある佇まいが評価され、当時は皇室献上など数々の栄誉を受けました。
そして、2代目である津田梅の代がこの作風を希少伝統工芸〈加賀水引〉として確立。
現在まで受け継がれています。

そんな〈加賀水引〉がこのたび、
日本経済新聞社が手がけているラグビーイベント〈Connect Rugby to Business〉で、
ラグビーをモチーフにしたスクラム型の水引を発表しました。

これは先日の〈ラグビーワールドカップ2019日本大会〉期間中に開催された、
観戦に訪れた世界各国のビジネスリーダーやVIPを対象とした
ビジネスフォーラムのための記念ギフトとして配られたもの。

デザインは佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス〈nendo〉が担当し、
津田水引折型の5代目の津田六佑氏が制作を行ないました。

ラグビーという競技が持つ協調性や自己犠牲精神といった価値観、
それに日本ならではのおもてなしの心をかけ、「スクラムを組んだ水引」をデザイン。

ワールドカップ各参加国の水引

今回制作された水引。

スクラムがモチーフ

「3-4-1」という3列の陣形で組み合わさっているスクラムをモチーフに制作。

配色はワールドカップ出場国のユニフォームにならっており、
配置は前列から「3-4-1」という3列の陣形で組み合わさっているスクラムと、
同じものにしているのだそうです。

アイデアの昇華のされ方になんともセンスを感じますね。
ブローチは額にでも飾っておいておきたいほど、作品性の高いものとなっています。

〈Swiss Design / Made in Japan〉 2016/ 、カリモクニュースタンダードらによる 日本製のスイスデザイン

Product Name: 2016/CK As if Product type: Set of bowls and platters Designer: Kueng Caputo
Brand/Manufacturer: 2016/ / 2016 Corporation Material: Porcelain, sprayed pigment Made in: Arita, Saga Prefecture

デザインが拓く“日本製”の新しいかたち

スイスデザインのイノベーションが
日本の職人技の卓越性と伝統と出会ったなら?

2019年10月、東京・原宿のB-SIDEにて、
この問いに答え、スイスデザインを紹介する
展覧会〈スイスデザイン/メイド・イン・ジャパン〉が開催されました。

Photo:Kenta Hasegawa

Photo:Kenta Hasegawa

東京2020に向けたスイス大使館のキャンペーン
〈スイスへのとびら〉のひとつとして開催された本展。
会場に並んでいたのは、デザインも質感も目に新しい、生活の道具たち。
キュレーションしたのは、デザインディレクターのダヴィッド・グレットリさん。
すべてスイス人デザイナーがデザインを、
日本の企業・メーカー・製造業者が製作を手がけたものです。

〈スイスデザイン/メイド・イン・ジャパン〉展のアートディレクター/キュレーター、ダヴィッド・グレットリ(Glaettli Design Direction Ltd.)。ミラノとローザンヌ(ECAL)でインダストリアルデザインを学び、現在は日本を拠点に〈カリモクニュースタンダード〉〈スミダ コンテンポラリー〉のクリエイティブディレクションなどを手がける。Photo:Kenta Hasegawa

〈スイスデザイン/メイド・イン・ジャパン〉展のアートディレクター/キュレーター、ダヴィッド・グレットリ(Glaettli Design Direction Ltd.)。ミラノとローザンヌ(ECAL)でインダストリアルデザインを学び、現在は日本を拠点に〈カリモクニュースタンダード〉〈スミダ コンテンポラリー〉のクリエイティブディレクションなどを手がける。Photo:Kenta Hasegawa

1階では、木製家具の〈カリモクニュースタンダード〉や
有田焼のブランド〈2016/ 〉などのアイテムを紹介。

1階の展示風景。Photo:Kenta Hasegawa

1階の展示風景。Photo:Kenta Hasegawa

これらのアイテムは、スイスのデザイナーたちが
日本の職人技や伝統へ寄せる、深い関心から生まれたもの。
たとえば〈2016/CK As if〉は、デザイナーデュオ〈クーン・カプート〉が
有田の職人技を最大限に生かしたプロダクトシリーズ。

サラ・クーンとロヴィス・カプートによるデザイナーデュオ〈クーン・カプート〉が有田焼の工房を訪れた時の様子。Photo:Anneke Hymmen

サラ・クーンとロヴィス・カプートによるデザイナーデュオ〈クーン・カプート〉が有田焼の工房を訪れた時の様子。Photo:Anneke Hymmen

鋳込み成形によって実現した幾何学的な形態が、何とも斬新。
繊細なグラデーションは特殊な吹き付け技術を用い、職人の手で仕上げています。

〈2016/CK As if〉展示風景。〈2016/〉は有田焼創業400周年を記念して立ち上げられたブランド。16社の有田の商社・窯元と16組の国際的なデザイナーの才能を結集する。Photo:Kenta Hasegawa

〈2016/CK As if〉展示風景。〈2016/〉は有田焼創業400周年を記念して立ち上げられたブランド。16社の有田の商社・窯元と16組の国際的なデザイナーの才能を結集する。Photo:Kenta Hasegawa

〈スミダ コンテンポラリー〉は、墨田区がグレットリさんを
ディレクターに招き、2017年にスタートさせたプロジェクト。
スイス人であるグレットリさんの視点でさまざまなコラボレーションが
展開されているということで、紹介されていました。

Product Name: - Product type: Child brush and hand mirror Designer: Carlo Clopath Brand/Manufacturer: SUMIDA CONTEMPORARY Material: Japanese maple wood Made in: Sumida, Tokyo

Product Name: - Product type: Child brush and hand mirror Designer: Carlo Clopath Brand/Manufacturer: SUMIDA CONTEMPORARY Material: Japanese maple wood Made in: Sumida, Tokyo

このプロジェクトでは、墨田区で300年前から発展してきた
ガラス、革製品、ブラシなどの製造技術を生かし、
国内外のデザイナーとの協業によって新しいプロダクトを生み出しています。

こちらは、柳宗理さんのデザインによるグラス。

〈スミダ コンテンポラリー〉の「Y Glass」Photo:Kenta Hasegawa

〈スミダ コンテンポラリー〉の「Y Glass」Photo:Kenta Hasegawa

このグラスは柳さんによって1966年にデザインされたものの、
商品化されることはなかったのだとか。
グレットリさんは、東京の〈柳デザイン研究所〉で
そのグラスのドローイングとまだ残っていた
表面のサンプルを見せてもらい、製品化することを即決。
50年以上経ち、東京墨田区の〈廣田硝子〉で、ようやく製品化が実現しました。

こちらも、〈スミダ コンテンポラリー〉のプロダクト。

〈スミダ コンテンポラリー〉の屏風。Photo:Kenta Hasegawa

〈スミダ コンテンポラリー〉の屏風。Photo:Kenta Hasegawa

何世紀もの間、屏風をつくってきた〈片岡屏風店〉と
韓国人アーティストのチャン ウンモさんとのコラボレーションから生まれた屏風。
現代アートの媒体として屏風の可能性を広げる、新しい発想のアートピースです。

注目の詩人・最果タヒによる 「詩のホテル」が 〈HOTEL SHE, KYOTO〉に 期間限定でオープン!

最果タヒさんの言葉の海に泊まる

心ときめく言葉が空間いっぱい広がる。

“詩に泊まる”そんな夢の世界にタイムスリップするような体験ができるホテルが
この冬より期間限定で京都に登場しました。

〈HOTEL SHE, KYOTO〉入り口

〈HOTEL SHE, KYOTO〉入り口

場所はJR京都駅・八条口から南へ徒歩10分ほどのところにある〈HOTEL SHE, KYOTO〉。
“最果ての地のオアシス”をコンセプトに今年の3月にリニューアルオープンしており、
どこかノスタルジックでゆったりとしたムードが漂います。

そんな〈HOTEL SHE, KYOTO〉内に、今回言葉を散りばめたのは詩人・最果タヒさん。
ご存知の方も多い通り、中原中也賞、現代詩花椿賞などを受賞し、
詩集はもちろん、エッセイの刊行や、広告、美術館での展覧会など精力的に活動する、
今注目の詩人です。
今回は“最果”つながりで抜擢されることに。まさに奇跡の最強タッグですね。

部屋

ホテル内には、そんなタヒさんが今回のプロジェクトのためだけに書き下ろした
珠玉の言葉たちが広がります。いったいどんな空間になっているのでしょう。

ちなみにホテルの部屋はダブルとツインの2タイプがあるのだそう。
ぜひ恋人や家族、友人と一緒に、泊まりに行ってみてください。

レコード『こちら99等星』

レコード『こちら99等星』

また、今回のプロジェクトに合わせてオリジナルグッズも登場。
これまでタヒさんの書籍デザインを手掛けてきた佐々木俊さんがデザイナーとして入り、
タヒさんの詩のレコード『こちら99等星』がリトルモアから発売。
朗読は青柳いづみさんが担当されており、数量限定販売となっています。
ホテルでも購入できるほか、予約時に購入することも可能。
ファンならぜひ手に入れて。

横須賀で〈Sense Island 感覚の島 暗闇の美術島〉開幕! 夜の猿島で、感覚を研ぎ澄ませ。

アートを通して猿島とその自然を体感

12月1日(日)まで、東京湾に浮かぶ無人島、猿島にて
アートプログラム〈Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島〉を開催中です。

これは、都市生活のなかで忘れかけている感覚を
暗闇のなかで取り戻す試み。
周囲1.7キロの島を舞台にさまざまなアートプログラムが展開します。

こちらが、昼間の猿島の様子。

昼の猿島

それが夜になると、こんなに幻想的な風景に変わります。

ワイルドドッグス『島の声 光、音、塩、砂、海』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

ワイルドドッグス『島の声 光、音、塩、砂、海』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

子どもの頃憧れていた、無人島探検を思い出すロケーション!
猿島へのトリップは、横須賀の三笠桟橋から始まります。
そこからフェリーに乗って、約10分。

photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

猿島に着くと、周囲は真っ暗。
そこからはグループに分けられ、懐中電灯をたよりに島を巡ります。
スマートフォンは禁止。それまで馴染んでいた
感覚やテクノロジーと隔てられ、猿島の自然と対峙することになります。

最初に出会う作品は〈博展〉による『prism』。photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

最初に出会う作品は〈博展〉による『prism』。photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

こちらは『ファスナーの船』『空気の人』などの作品で知られるアーティスト、
鈴木康広さんによる作品『遊具の透視法』。

鈴木康広『遊具の透視法』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

鈴木康広『遊具の透視法』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

スクリーンに見立てた回転する遊具に映像が投影され、
昼間遊んでいた子どもたちの姿が浮かびあがります。
自然のなかで鑑賞すると、迫力もひとしお。

ヴィト・アコンチ、オノ・ヨーコなどのアーティストと
コラボレーションを行ってきたクリエイティブユニット、ワイルドドッグスは
トンネルのなかをはじめ、フェリーや島内各所に作品を展示。

ワイルドドッグス『島の声 光、音、塩、砂、海』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

ワイルドドッグス『島の声 光、音、塩、砂、海』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

そのほかにも、多数の作品と出会えます。

佐野文彦『磐座』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

佐野文彦『磐座』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

鮫島慧『度を超えたユーモア』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

鮫島慧『度を超えたユーモア』photo:Naomi Circus (C)Sense Island 2019

〈NIPPONIA 小菅 源流の村〉 スタッフは全員村人! 山梨に村全体でもてなす 古民家ホテルがオープン

700人の村がひとつのホテルに。“分散型”古民家ホテルのすすめ

山梨県小菅村に〈NIPPONIA 小菅 源流の村「OHYA棟」〉がオープンしました。
これは「700人の村が一つのホテルに」をコンセプトに、
地域全体をひとつの宿に見立てた“分散型”古民家ホテル。
宿泊客に近隣の食堂やお店、温泉施設などを利用してもらい、
村全体でお客さんをもてなすという、新しい事業モデルです。

ホテルマネージャーの谷口峻哉さん、ひとみさん。

ホテルマネージャーの谷口峻哉さん、ひとみさん。

80平米のスイートルーム「OHYA1」(ガーデンビュー・スイート)。屋根裏を改装した広いロフトは、重厚な梁が間近で見られる非日常空間。

80平米のスイートルーム「OHYA1」(ガーデンビュー・スイート)。屋根裏を改装した広いロフトは、重厚な梁が間近で見られる非日常空間。

スタッフは、すべて村の人たち。
ただ寝泊まりするだけではなく、スタッフとともに周辺の自然を散策したり、
自転車で村を巡ったりと、さまざまな体験が用意されています。

分散型とは、地域内に客室を分散させるホテルの形態なのだそう。
2015年10月、兵庫県篠山市にオープンした〈篠山城下町ホテルNIPPONIA〉が
先駆けとなり、全国に広がりつつあります。

この度オープンした「OHYA棟」は、村の名士の邸宅「細川邸」を活用した宿。

裏庭に面した明るくモダンな空間「OHYA2」(クリエイターズ・ツイン)。土間を利用したダイニングスペースや窓に面した書斎も。

裏庭に面した明るくモダンな空間「OHYA2」(クリエイターズ・ツイン)。土間を利用したダイニングスペースや窓に面した書斎も。

土蔵を改装した離れの部屋「OHYA4」(離れ・土蔵ツイン)。重厚な蔵のつくりを最大限に利用したユニークな浴室や、秘密基地のような畳の間などがあります。

土蔵を改装した離れの部屋「OHYA4」(離れ・土蔵ツイン)。重厚な蔵のつくりを最大限に利用したユニークな浴室や、秘密基地のような畳の間などがあります。

入り口の長屋門はレストランとして再生。小菅村の食材をふんだんに使った料理を楽しめます。

入り口の長屋門はレストランとして再生。小菅村の食材をふんだんに使った料理を楽しめます。

伝統的な長屋門をくぐると、かつて養蚕を営んだ主屋と
清流をたたえる庭が見えます。
建物のなかには、黒く煤けた大黒柱と太い梁に支えられた空間が。
築150年を超える邸宅の迫力に圧倒されます。

この家の先代は教師だったそうで、昔は村の人たちが柔道や習字を教わったり、
村に1台しかないテレビを見に来たりしていたそう。

ところがここ数年は空き家になっていたため、
「小菅村のみんなに愛され、思い出のつまった家を
後世に残したい」と、民家再生プロジェクトがスタート。
3年の準備期間を経て、ホテルとレストランとしてオープンしました。

ホテルマネージャーは、この事業のために
移住してきた谷口峻哉さん、ひとみさん夫妻です。

村の人と散歩道づくりに取り組む谷口峻哉さん、ひとみさん。

村の人と散歩道づくりに取り組む谷口峻哉さん、ひとみさん。

青森県・黒石で見つけた! 〈こけしのあたまんじゅう〉が かわいい! バラ売りもあります

こけしモチーフのオリジナルまんじゅう

津軽系こけしの産地・青森県黒石で、かわいいこけしのおみやげを見つけました!
その名も〈こけしのあたまんじゅう〉。
こけしモチーフのパッケージに、もちもち生地で黄身餡を包んだおまんじゅうが入っています。

小物入れとしても活用できる丸い箱セットは8個入り。すべて違う表情のこけしのあたまんじゅうが入っています。1個からも購入可能。

小物入れとしても活用できる丸い箱セットは8個入り。すべて違う表情のこけしのあたまんじゅうが入っています。1個からも購入可能。

販売するのは、黒石駅のすぐそばにある〈おかしのオクムラ〉。
1952年創業の家族で営む和洋菓子店で、〈黒い石だたみ〉が人気商品です。

ピーカンナッツ入りのブラウニーケーキにガナッシュチョコがサンドされた〈黒い石だたみ〉。冷やして食べるとおいしいです!

ピーカンナッツ入りのブラウニーケーキにガナッシュチョコがサンドされた〈黒い石だたみ〉。冷やして食べるとおいしいです!

こけし好きの娘のためにつくられたお菓子

「今年小学校4年生と2年生になった娘のためにつくったお菓子なんです」
と話すのは、創業者の孫で、店長の北山美希子さん。

弘南鉄道弘南線黒石駅のすぐそばにある〈おかしのオクムラ〉。外観もかわいらしいお店です。〈うんぺい〉など昔ながらのお菓子や、オリジナルの和・洋菓子を販売しています。

弘南鉄道弘南線黒石駅のすぐそばにある〈おかしのオクムラ〉。外観もかわいらしいお店です。〈うんぺい〉など昔ながらのお菓子や、オリジナルの和・洋菓子を販売しています。

美希子さんの長女・ひめりちゃんは大のこけし好き。
約4000本の伝統こけしの展示や、
こけし製作の実演が見られる〈津軽こけし館〉(黒石市)に、
なんと2歳の頃から通っているそう。

「こけし館のおみやげコーナーに、地元のお菓子屋さんでつくったお菓子がなくて。
娘の大好きな津軽こけしをモチーフにした
黒石らしいおみやげをつくれたらなと思って考案したんです」

鳥取県産のカニ殻を使った スキンケアシリーズ 〈KANIDANOMI〉が発売

カニ殻には、優秀な成分がたくさん!

日本一のカニの水揚げ量を誇る鳥取県は境港。
そんな境港で、カニ殻を使ったスキンケア〈KANIDANOMI(カニダノミ)〉が
開発されました。

「食べた後の大量の殻を有効活用したい」
株式会社マリンナノファイバーの代表取締役である伊福伸介さんが鳥取大学に赴任した際、
そう思いついたことがきっかけで開発がスタートした〈KANIDANOMI〉。

研究の末、カニ殻に含まれる〈キチン〉には
さまざまな成分が入っていることが分かり、特徴のひとつとして、
微細化したものをジェル状にすると
肌に馴染んでしっかりと潤いをもたらしてくれることが判明したんだそう。

〈KANIDANOMI〉には、〈キチン〉を極限まで微細化し、
汎用性の高いナノファイバーとして生まれ変わらせたものを使用。
水を含むとジェル状とになり、荒れたキメを整え、刺激から守ってくれるのだそうです。
まさにこれからの時期に頼りになること間違いなし!

そんな〈KANIDANOMI〉のスキンケアですが、今回展開されているのが、
以下のハンドクリーム、リップクリーム、モイスチャージェルの3点。

ハンドクリーム 2,800円(税抜)50g ※11月11日(月)10:00まで、発売記念キャンペーン特別価格2,480円(税抜)で販売。ベタつかずさらりとした使用感。水にも強いんだそう。

ハンドクリーム 2,800円(税抜)50g ※11月11日(月)10:00まで、発売記念キャンペーン特別価格2,480円(税抜)で販売。ベタつかずさらりとした使用感。水にも強いんだそう。

リップクリーム 1,850円(税抜)10g※11月11日(月)10:00まで発売記念キャンペーン特別価格1,480円(税抜)で販売。唇に潤いを与え、乾燥を防ぎ、健やかな肌を保ってくれます。

リップクリーム 1,850円(税抜)10g ※11月11日(月)10:00まで発売記念キャンペーン特別価格1,480円(税抜)で販売。唇に潤いを与え、乾燥を防ぎ、健やかな肌を保ってくれます。

スキンケアジェル モイスチャージェル ※近日発売 6,500円(税抜)100g小さな子どもからお年寄りまで、安心して使えるそう。全身用スキンケアジェル。

スキンケアジェル モイスチャージェル ※近日発売 6,500円(税抜)100g小さな子どもからお年寄りまで、安心して使えるそう。全身用スキンケアジェル。

パッケージもシンプルで、洗練されています。
使うたびに愛らしいカニに和んでしまいそうですよね。

〈秋田木工〉とインテリアデザイナー 五十嵐久枝がコラボ。 美しい曲線の木工家具を展開

100年以上もの歴史を持つ〈秋田木工〉

「木が木で立っていたときよりも立派に美しく」

そんな思いで木に向き合い、剣持勇、柳宗理などとも
コラボレーションした秋田の木工工房があります。その名も〈秋田木工〉。

〈秋田木工〉は、無垢の木材を高温の蒸気で蒸して曲げる曲木の技術で曲木家具をつくる
日本唯一の専門工房であり、100年以上の歴史を持つ老舗です。

「暮らしの中で、快適に使える家具であるように」と
ドイツ人のミヒャエル・トーネットが
デザイン性と機能性の両方を追い求めて発明した曲木の技術。

その技術を継承した〈秋田木工〉の家具は、
職人が手作業で行うことで片手で持てるほどの軽量にもかかわらず、
堅牢で丈夫、そして美しいフォルムで長年愛され続けてきました。

五十嵐久枝クラマタデザイン事務所を経て1993年イガラシデザインスタジオ設立。商業から様々な空間デザイン・インスタレーション・家具デザインを中心に、プロダクト・幼児施設遊具の商品開発など幅広く携わる。「衣・食・住・育」の場を通して空間の可能性を模索する進行形デザインを展開。グッドデザイン賞、JCDデザイン賞、キッズデザイン賞、CSデザイン賞などを受賞。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。グッドデザイン賞審査委員。

五十嵐久枝クラマタデザイン事務所を経て1993年イガラシデザインスタジオ設立。商業から様々な空間デザイン・インスタレーション・家具デザインを中心に、プロダクト・幼児施設遊具の商品開発など幅広く携わる。「衣・食・住・育」の場を通して空間の可能性を模索する進行形デザインを展開。グッドデザイン賞、JCDデザイン賞、キッズデザイン賞、CSデザイン賞などを受賞。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。グッドデザイン賞審査委員。

この度そんな〈秋田木工〉と
自然素材を活かした家具や空間をてがけてきた、インテリアデザイナー五十嵐久枝氏との
コラボレーションシリーズ〈AGITA(アギタ)〉が発売されることとなりました。