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posted:2019.11.26 from:宮城県黒川郡 genre:買い物・お取り寄せ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
宮城県大和町にあるお餅メーカー〈笠原餅店〉。
世に販売されているお餅の大半が、
餅米を炊く際にガスを使ってつくられているなか、〈笠原餅店〉のお餅は、
昔ながらの釜と薪でもち米を蒸すという方法でつくられています。
そうすることで、とろみのあるするっとした喉越しになり、
格段においしいお餅ができあがるのだそう。
そんな〈笠原餅店〉が、
シェフ、マーケター、科学者のチームで食の生産者のリブランディングを行う
〈dot science株式会社〉と共に、
〈THE OMOCHI〉という食のブランドをこの秋にスタート。
この〈THE OMOCHI〉は、
日本に古くから伝わる伝統食「餅」をアップデートすることを目的としており、
“釜戸と薪火”で蒸した餅米から究極のお餅づくりに挑戦する、
クラフツマンシップにとんだブランドを目指しているのだそうです。
目標は、おいしい餅づくりを次代に継承すること。
職人技に価値をつけ、職人が持続する価格で、
本当においしい餅を届けることがミッションとのこと。
とても未来あるプロジェクトですね。
そんな〈THE OMOCHI〉が手がけたお餅は、
厳選された素材を使い、繊細な火入れ、そして感覚を研ぎ澄ませた蒸かしを経て、
普通のお餅とは思えない、豊かな味わいが口いっぱいに広がります。
一番古く手間もかかる方法でつくられていますが、
これがお餅のおいしさを一番よく引き出し、唯一無二のお餅に昇華させるのだそう。
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現在お味の展開は、プレーン、玄米、海老、くるみ、豆の5種類。
それにずんだや小豆といったあんこが乗ったバージョンも販売。
こちらには、シェフやパティシエ、フードコーディネーターと共に考えた、
“高級餅ならではの食べ方”や”お餅の可能性を更新する新しい食べ方”が紹介されています。
中には卵黄の醤油漬けやキャビアが乗ったものも。
こんなレシピがあるなんて、お餅の食べ方がぐっと広がりますね。
これを見て、食べたい! と思った方、すみません!
なんと年内分はもう売り切れてしまい、次の販売は年明けに。
これほどの人気が出る、〈THE OMOCHI〉の次の展開にも期待です。
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