箱根・強羅に 〈bio terrace ORGANiCA HAKONE〉オープン! 「エシカルに生きる」を提案する リトリートホテル

2018年5月、神奈川県の箱根に、衣・食・住すべての面において
エシカルなサービスを提供するホテル
〈bio terrace ORGANiCA HAKONE(ビオテラスオルガニカハコネ)〉がオープンしました。

日本語で「道徳的な、倫理にかなった」という意味がある「エシカル」という言葉。
「エシカルに生きる」とは、日々の生活のなかで、世界の課題解決と
向き合っていく取り組みを表すといいます。

bio terrace ORGANiCA HAKONEのアメニティグッズ

bio terrace ORGANiCA HAKONE

温泉は源泉掛け流し、乳白色のにごり湯

温泉は源泉掛け流し、乳白色のにごり湯です。

「エシカルに生きる」方法は「環境に配慮した消費」や
「生産者の人権に配慮した消費」「地域活性に配慮した消費」など、さまざま。
こちらのホテルでは次の8つのエシカルを実践していきます。

・フェアトレード(公平貿易)

・オーガニック(自然との共生)

・ナチュラルマテリアル(自然素材)

・クラフトマンシップ(後世に残したい職人技術)

・リサイクル(再循環)

・ウェイストレス(ゴミを少なく)

・ローカルトレード(地域貢献)

・ソーシャルベネフィット(社会貢献)を意識したライフスタイル

たとえばごはんは、マクロビ界の巨匠といわれる
〈キュイジーヌ・エ・サンテ リマ〉岡田シェフが監修。
夜はフレンチマクロビコース、朝は卵かけご飯と有機野菜を頂けます。

〈キュイジーヌ・エ・サンテ リマ〉岡田シェフ監修によるごはん。

〈キュイジーヌ・エ・サンテ リマ〉岡田シェフ監修によるごはん。

また、南仏生まれのグルメブランド〈メゾンブレモンド〉と
完全コラボレーションし、「生産地域の人々とともに誇れる商品をつくる」という
精神のもとにつくられた食品を提供。
オリーブオイルやさまざまなフレーバーのコンディメントビネガー、
トリュフ入り調味料が楽しめます。

ロクシタンの創業者、オリヴィエ・ボーサンさんがオーナーを務める南仏生まれのグルメブランド〈メゾンブレモンド〉。

ロクシタンの創業者、オリヴィエ・ボーサンさんがオーナーを務める南仏生まれのグルメブランド〈メゾンブレモンド〉。

館内で使用するタオルやリネン、アメニティや館内着も、
オーガニックな製品にこだわりました。
少しコストがかかっても、そうした製品を使うことが
オーガニック市場を応援することになり、
環境や関わる人々にとって「意義ある消費」につながっていくといいます。

bio terrace ORGANiCA HAKONEの客室(洋室)

洋室

bio terrace ORGANiCA HAKONEの客室(和室)

和室

ユニークなのは、月ごとのテーマで開催される「エシカルアクティビティ」。
ヘアメイクスタイリングやヨガ、クッキングクラスなど、
さまざまなアクティビティが予定されています。

ヘアメイクスタイリングやヨガ、クッキングクラスなど、さまざまなアクティビティを予定

佐渡島に伝泊・ 〈梅の木のある小さな宿 市十郎〉 オープン。伝統建築に泊まれる!

2018年4月、新潟県・佐渡島に〈梅の木のある小さな宿 市十郎〉がオープンしました。

こちらは、空き家を改修した宿泊施設の運営やまちづくりデザインを行っている
〈奄美イノベーション〉が運営する〈伝泊(でんぱく)〉と呼ばれる宿泊施設。
佐渡の伝統構法で建てられた民家を改修した施設を丸ごと1棟貸り、
暮らすように泊まれるんです。

佐渡金山や国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている
民家集落「宿根木(しゅくねぎ)」など、数々の文化遺産や雄大な自然を有する佐渡島。
梅の木のある小さな宿 市十郎は、そんな佐渡島の
昔ながらのまち並みが保存されている集落、松ヶ崎地区にあります。

そこは「屋号の里」として知られ、いまでも
それぞれの家がもつ昔ながらの屋号で呼び合っているのだそう。
家ごとに屋号の看板をつくったり、漁具や古民具などを各玄関口に飾ったりと、
地域の皆さんが一体となり、さまざまな取り組みが行われています。

こちらが宿のなか。

佐渡の建物の特徴であるオマエ(広間)

佐渡の建物の特徴であるオマエ(広間)

玄関を入ると、天井の高い御前(オマエ)と呼ばれる空間が広がっています。
天井や壁は黒い煤でおおわれており、かつて囲炉裏が使われていたことがうかがえます。

修繕は趣のある部分を生かし必要最低限にとどめられていますが、
水まわりはしっかり改修されています。

さらに佐渡の伝泊では、集落に暮らす女性コンシェルジュが
お客さんを迎え、地域の伝統文化や習慣などを教えてくれるというおもてなしも。
地域に根ざしたコンシュルジュを通して、
暮らすように時間を過ごせることも、伝泊の魅力なのだそうです。

奄美大島〈水平線と朝陽の宿〉

奄美大島〈水平線と朝陽の宿〉

滋賀県〈GLAMP ELEMENT〉に レインドロップテントが 日本初上陸!

滋賀県米原市のグリーンパーク山東に、とってもロケーションが素敵な
グランピング施設〈GLAMP ELEMENT〉があります。
こちらで泊まれるのは、さまざまなタイプのテントやヴィラ。
どの部屋も池のそばにあり、専用カヌーも用意されています。

日暮れどきになると対岸のテントに灯りがともりはじめ、辺りは幽玄の世界に包まれます。
初夏はホタルの姿も見られるそう!

2017年6月にオープンした〈GLAMP ELEMENT〉。

ディナーやモーニングは、各部屋のウッドデッキで。目の前には、池と伊吹山の眺望が広がっています。

〈GLAMP ELEMENT〉テント内の様子

〈GLAMP ELEMENT〉テント内の様子

バーテラス

2017年6月にオープンし、口コミで人気が広がってきたこちらの施設。
今年は、日本初上陸の「レインドロップ」テントと、
2階建て客室「ヴィラ」、バーテラスが新設されました。
こちらが雨粒型のレインドロップテント。

日本初上陸の「レインドロップ」テント

レインドロップテント 宿泊料金:1名あたり24,500円~

広々としているので、なかでのんびりできるのが魅力。
ここなら、雨が降っても安心です。
テントなのにシャワーとトイレがついているというのもすごい!

テントなのにシャワーとトイレがついているというのもすごい!

軽井沢のヴィーガンレストラン 〈RK GARDEN〉。森に佇む オープンテラスが心地いい!

オープンテラスが気持ち良い季節。
長野県軽井沢町のヴィーガンレストラン〈RK GARDEN〉が、
今期の営業を開始しました。
なんとこちら、軽井沢の大自然を感じてほしいという想いから、
お店の窓を取り払ってしまった、オープンエアのレストランなんです!

感じるのは、軽井沢の大自然。
吹き抜ける緑の香り、注ぎ込まれる自然の光など、
五感で自然を楽しめる、花と緑に囲まれた空間です。
内装はアンティークにこだわり、木のぬくもりを感じながら、
身体にやさしいビーガン料理を楽しむことができます。

富山〈あ!!ホルモン〉
地元客熱愛のローカルな美味、
富山風モツ鍋を
麦焼酎の水割りで

地元の人にこよなく愛される酒場はまちの宝もの。
ローカル色豊かなおいしいおつまみや、ご主人とお客さんの雰囲気、店の佇まいなど、
思い出すと心がほんのり温かくなるような店を
“酒場LOVE”な案内人の方々に教えてもらいました。
旅先のソトノミガイドとしてもご活用ください。

旅の醍醐味はローカル酒場!
全国おすすめ酒場探訪記  富山・富山編
ローカルに徹することが人気の秘密?

北陸新幹線で東京から最短で2時間あまり。
富山県富山市は立山連峰を望むすばらしい景観とともに、
LRT(次世代型路面電車)でまちに賑わいを取り戻す、
コンパクトシティへの取り組みでも知られています。
昨年10月には歩行者天国に路面電車だけを走らせる、
トランジットモールの社会実験も実施。
2日間で約3万人を集めて大盛況となった、この〈大手モールフェス〉のディレクターが、
今回の案内人・蛯谷耕太郎さんです。

富岩運河冠水公園

富山駅北側に隣接する富岩運河冠水公園には、昨年富山県美術館も誕生。伸びやかな水辺の空間は、埋め立てて道路にするはずだった運河を再生した市民の憩いの場。ソーラー船や電気ボートを使った運河クルーズは旅行者にも人気で、路面電車とともに環境配慮都市を目指す富山市のシンボルになっています。

蛯谷さんは富山県美術館の仕事を契機に、昨年東京から戻ってきたUターン組。
プランナーとして、古いビルをリノベーションしたカフェの開業準備や、
イベント・映像制作など地域のさまざまなことに取り組んでいます。

その合間に通っているのが、富山駅そばの〈あ!!ホルモン〉。
駅前の居酒屋密集エリアから少し離れた裏通りにある
築70年の民家を改装して4年前にオープン。
地元客でいつも賑わう肉とホルモンの店が、
蛯谷さんおすすめのきょうのローカル酒場です。

〈あ!!ホルモン〉外観。築70年の民家を改装して4年前にオープン

〈RAKURO 京都〉 シェア型複合ホテルがオープン。 京都のローカルな魅力が 体験できる!

2018 年4月27日(金)、京都御所のほど近くに
まちに開かれたリノベーションホテル〈RAKURO 京都-THE SHARE HOTELS-
(ラクロ キョウト ザ シェア ホテル)〉がオープンします。

コンセプトは「洛と人をむすぶ路」。
ライブラリーやシェアキッチン、レンタサイクルなどを備え、
地域の方たちと一緒に“京都をより深く知るきっかけ”を提供していくといいます。

RAKURO 京都-THE SHARE HOTELS-の客室

RAKURO 京都-THE SHARE HOTELS-の客室

トータルプロデュースを手がけるのは、既存建物の改修・再生を手がける〈リビタ〉。
THE SHARE HOTELSは、金沢で人気の〈HATCHi 金沢〉などに続く、5つめの店舗です。

まちに開かれた3つのシェアスペース

コンセプトイメージ

なんといっても特徴的なのは、地域の方も利用できるシェアスペースがあること。
ライブラリー&ラウンジには、〈らくたび〉の若村亮さんが
セレクトした京都関連の本を用意。
このスペースはレンタルスペースとしても活用できます。

屋上には、見晴らしの良いウッドデッキテラスが。
夏には大文字・五山の送り火を見ることができ、
緑豊かな京都御所も間近に感じられます。

館内にシェアキッチンがあるのもうれしい!
お料理がお好きなら、錦市場商店街で食材を手に入れて
腕をふるってみてはいかがでしょうか?

富山県城端〈薪の音〉
農村のオーベルジュに
多くのリピーターが訪れる理由

農村地帯にある、極上のオーベルジュ

富山県の城端(じょうはな)という場所を知っているだろうか。
ユネスコ無形文化遺産の屋台式人形山で有名な曳山祭や、
アニメ『true tears』の舞台として認知する熱心なファンもいるはずだが、
全国的な知名度は(失礼な言い方になるが)、かなり低いはずだ。

有名な温泉もなく、全国に鳴り響くような観光地もない。
干し柿など一部で高級品として扱われる特産品は存在し、
城端の最もにぎわう中心部は「小京都」として趣のあるまち並みが広がっているものの、
郊外に目を向けると特に目立った売りが「何もない」、
水田と集落が広がるだけの農村地帯になってしまう。

しかしその城端の農村地帯に、東京を中心とした都市部の富裕層が
繰り返し足を運ぶ、圧巻のオーベルジュがある。
何の変哲もない里山の集落に溶け込むオーベルジュでありながら、
フランスのグルメガイド本『ゴ・エ・ミヨ』ではホスピタリティ賞を受賞し、
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」においても、
「日本の小宿」部門で選考審査委員特別賞を受賞した〈薪の音〉である。

その評価と実績を背景に2018年3月2日には、
県境を挟んで隣り合う石川県金沢市東山の茶屋街に、
別邸〈薪の音 金澤〉をオーベルジュとしてリニューアルオープンさせ、
早々に高い好評を得ている。

里山に佇むオーベルジュ〈薪の音〉。

里山に佇むオーベルジュ〈薪の音〉。

そこで今回は城端、金沢のオーベルジュのオーナーにして、
地元の特産品を使ったスイーツ販売などを通じ、地域の活性化を試みる山本誠一さんに、
オーベルジュを立ち上げるまでの経緯、農村で事業を成功させるヒントなどを聞いた。

〈福井県鯖江市への発地 2018春〉 リノベーションホテル、 HATCHi金沢にSAVA!STOREが やって来る!

金沢のリノベーションホテル〈HATCHi金沢〉にて、
2018年5月31日(木)まで〈福井県鯖江市への発地 2018春〉が開催されています。

HATCHi金沢は、既存建物の改修・再生を手がける〈リビタ〉が
企画、プロデュースから運営までを手掛けるホテル。

築50年のオフィスビルをリノベーションし、客室や飲食店のほか、ポップアップスペースや屋台カート、シェアキッチンなどさまざまなシェアスペースを複合

築50年のオフィスビルをリノベーションし、客室やふたつの飲食店のほか、ポップアップスペースや屋台カート、シェアキッチンなどさまざまなシェアスペースを複合しています。

今回はHATCHi金沢に、お隣り福井からよりすぐりの
漆器やアクセサリー、グリーンポットなどが大集合し、
ポップアップショップ〈SAVA!STORE in Kanazawa〉を展開しています。

ポップアップショップ〈SAVA!STORE in Kanazawa〉イメージイラスト

福井県の越前エリアは、半径10kmという小さな圏内に
越前漆器や越前和紙、越前打刃物、越前箪笥、越前焼といった伝統工芸や、
眼鏡、繊維産業がギュッと集積したものづくりのまち。

福井県の越前エリアは、半径10kmという小さな圏内にギュッと集積したものづくりのまち

出店者は鯖江市に移住したデザイナー、クリエイターによる
クリエイティブカンパニー〈TSUGI(ツギ)〉や、
同じく鯖江で200年にわたり漆塗を継承してきた〈漆琳堂〉による
漆器ブランド〈aisomo cosomo(アイソモコソモ)〉などなど。
伝統工芸と現代のデザインが出会って生まれた、すてきなプロダクトが集います。

漆器ブランド〈aisomo cosomo アイソモコソモ〉

〈aisomo cosomo〉

〈Tour de Nippon in Miyakojima〉 自転車に乗って宮古島と 出会うきっかけになる旅へ!

Photo:Shota Taira

トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY ペーパースカイ』による
日本の魅力 再発見の旅プロジェクト〈ツール・ド・ニッポン 〉が
初夏は南西へ飛び、宮古島で開催されます!

ツール・ド・ニッポンは、自転車で各地をめぐり、
その土地の風土や文化、自然にふれる「新しい“旅”=きっかけ」を提案するプロジェクト。
地域の方々にご協力いただき、ツール・ド・ニッポン事務局(東京)と
各地域の皆さんが意見を持ちよってプランをつくっていきます。

2018年3月に開催された〈ツール・ド・ニッポン in 浜松〉の様子。

宮古島といえば、澄んだ海と白砂のビーチ、そしてうつくしいサンゴ礁。
1日目は「シュノーケリング」「SUP」「ヨガ」から
好きなアクティビティを選んで、思いっきり海を楽しみます。
ひと足早く海で遊べるなんて最高ですね!

PAPERSKY Tour de Nippon

Photo:Shota Taira

〈エースホテル〉が京都・烏丸通に 2019年誕生!アジア初進出、 新風館をリノベーション

アメリカ発、世界的人気を誇る新潮流のホテル
〈エースホテル〉がアジア初進出!
京都市内中心部の、現〈新風館〉をリノベーションして
〈エースホテル京都〉が2019年末に開業することが発表されました。

商業・観光のメインストリートである烏丸通に面し、
2001年から、商業施設として営業している〈新風館〉。
もともと、〈旧京都中央電話局〉として使われていた大正時代の建築で、
京都市指定・登録文化財第一号として、京都の街並みを彩ってきました。

このたびオープンする〈エースホテル京都〉の
建築デザインを監修するのは、建築家の隈研吾さん。
開発は、新風館や〈ラクエ四条烏丸〉をてがける〈NTT都市開発〉です。
2019年には、同じく京都で〈元清水小学校〉の再開発プロジェクトも
オープン予定となっています。

東洞院通側エントランス(イメージパース)

鳥瞰図(イメージパース)

〈エースホテル京都〉は、ホテルと商業の複合施設。
地下1階から地上1階は飲食・物販などの商業店舗、
2階から7階がエースホテルとなる予定。
地下2階で地下鉄烏丸御池駅と直結するほか、1階では地域に中庭を開放。
烏丸通から東洞院通を繋ぐ賑わいのあるパサージュ(商業店舗が並ぶ通路)や、
姉小路通への通路も予定されています。

中庭

隈研吾さんより 本再開発計画への思い

「京都という場所とつながった、地域にひらかれたホテルを造りたいと考えた。
まず、平安時代から様々な庭が造られてきたこの場所に、地域とホテル、
そして現代と過去がつながる濃密な庭を造ろうとした。

京都の和の伝統を引き継ぐ木組みと、日本の近代建築の巨人吉田鉄郎の
設計した京都中央電話局の赤レンガがこの中庭で出会い、木とレンガが新しい会話を始めるだろう。
京都らしい姉小路通、東洞院通に対しては、細やかなルーバーとメッシュで、
それらの“通り”の繊細さに呼応した。そのルーバーとメッシュは、
光と風をやさしくろ過する環境装置でもある。
さらにコンクリートに酸化鉄を混入して、塗装に頼らない、暖かい発色を試みた。

このように、隅々まであらゆるデティールとマテリアルにこだわって、
建物と土地と歴史をひとつに繋げた。
エースホテルもまた、地域とホテル、コミュニティとゲストをつなぐことで、
ホテルというものの定義を変えようと試み、世界の街の空気を柔らかく変えつつある。
その理念と建築とが共振することを願っている」

〈長良川デパート湊町店〉 着物×ウォーキング バイシクルでゆく! 景色が流れるまちあるき

岐阜県〈長良川デパート湊町店〉にて、
電動三輪車「ウォーキングバイシクル」と着物をセットで借し出す
ユニークなサービスが始まっています。

このバイクのすごいところは、転びにくく立ったまま乗れるので、
着物でも乗れるところ。

スピードは歩くより早く、自転車より遅いぐらい。
このバイクに乗れば1キロや2キロはあっという間です。
電動アシストもついているので、ゆったりツーリングを楽しむことも。
これは楽しそうですね!

ペダルを上下に踏むことで、歩くように進みます。※ウォーキングバイシクルと着物は単独でもレンタル可能。

このサービスを始めたのは、長良川流域の観光と
まちづくりに取り組む〈NPO法人ORGAN(オルガン)〉さん。
お店のある湊町を着物で快適に散歩してほしいと、
以前から行っていたアンティーク着物のレンタルとコラボし、
2017年より着物とバイクのレンタルサービスを始めました。

ウォーキングバイシクルを手がけたのは、
国内有数の自動車部品メーカー〈片山工業〉(岡山県)さん。
目指したのは、歩くより早く、自転車より簡単な乗りもの。
「いつまでも自分の足で歩きたい」をコンセプトに、
ひとりでも多くの人に健康でいてほしいと開発を始めたのだとか。

群馬県中之条町がおくる 〈なかのいいおじょうさん〉。 女性2人組のための限定ツアー

群馬県中之条町がおくる、
女性二人組のための限定ツアー〈なかのいいおじょうさん〉。
どこに行くのかも何をするのかも、自由に選択が可能な
素材選択型(フリープランニング)ツアーです。
昨年8月に募集を開始した本ツアー。
好評につき、新たなプランが追加されました。

「奥四万湖」カヌー体験

そば打ち体験

中之条町は群馬県の北西部、長野県と新潟県に接するまち。
四万温泉、沢渡温泉、六合温泉郷をはじめ9つの温泉と、
芳ヶ平湿原や高山植物の宝庫・野反湖などの貴重な自然、
絹産業遺産などの独自の文化があり、
2年に1度開催される芸術祭〈中之条ビエンナーレ〉などのイベントも盛んです。

〈なかのいいおじょうさん〉では、ツアーに参加登録して、
後は二人で行きたいところを選ぶだけで大丈夫。
そば打ちやカヌーなどのアクティビティなど、
中之条ならではの遊び方やとっておきの見所を事前にお知らせしてくれます。
宿泊は、4つの宿の中から、予算や好みにあわせて宿泊場所をチョイスできます。

昔懐かしいスマートボール

電動自転車で散策

暮らし体験の旅で人とつながる!
〈島&都市デュアル
暮らしナビゲーター〉のこれから

神戸出身で、淡路島へIターンしたプロジェクトリーダー

兵庫県神戸市・芦屋市・淡路市・洲本市。
海を挟んで近接する4市が、島と都市を両立した魅力的な暮らしを提案する
移住促進プロジェクト〈島&都市デュアル〉。昨年10月の発足から約半年。
プロジェクトはどのように進み、かたちを成してきたのか。

立ち上げと同時にオープンしたWEBサイト
島&都市デュアル 暮らしツアーズ』の編集長を務める
富田祐介さんにお話をうかがいました。

富田さんは神戸市垂水区出身。
学生時代から数年間、淡路島の古民家再生事業に携わり、
その後、東京の設計事務所へ就職。
2011年に淡路島の洲本市へ移住したIターン移住者です。

「東京の設計事務所に勤務する傍ら、個人で企業のイベント企画、
地域資源やつながりを生かしたイベントや
仕組みづくりの提案、運営に関わってきました」

2011年、厚生労働省の委託事業として地域の雇用創出を図るプロジェクト
〈淡路はたらくカタチ研究島〉の立ち上げに合わせて淡路島・洲本市に移住。
その後、独立し淡路島を拠点とした地域ネットワークを生かした
研修企画、観光企画、食企画を行なう〈シマトワークス〉を設立、
地域と人をつなぐさまざまな活動を続けています。

お話をうかがったのは、淡路市長澤にある元小学校の校舎を改装したコミュニケーションスペース〈ノマド村〉。2015年に活動を終了した〈淡路はたらくカタチ研究島〉を引き継ぎ誕生した〈ハタラボ島協同組合〉の活動拠点となっています。週末はカフェやイベントスペースとしても開放中。

すでに観光の企画やプロジェクト戦略を生業にしていたこと、
神戸にあるホテルで神戸と淡路島をつなぐイベントや
ディレクションを行っているなどの実績を買われ、プロジェクトの編集長に抜擢。

「もともと神戸と淡路島で一緒に何かできないかと考えていたということもあって。
今回のお話をうかがい、これはおもしろそうだなと、即お引き受けしました」

高松〈蘭丸〉
噂の名物・骨付鳥を、
辛口の日本酒と一緒に味わう

地元の人にこよなく愛される酒場はまちの宝もの。
ローカル色豊かなおいしいおつまみや、ご主人とお客さんの雰囲気、店の佇まいなど、
思い出すと心がほんのり温かくなるような店を
“酒場LOVE”な案内人の方々に教えてもらいました。
旅先のソトノミガイドとしてもご活用ください。

旅の醍醐味はローカル酒場!
全国おすすめ酒場探訪記  香川・高松編
旅行者にやさしい人気専門店とは?

“四国の玄関口”として発展してきた香川県高松市は、
いま“島への玄関口”としても注目されています。
きっかけは2010年にスタートした〈瀬戸内国際芸術祭〉。
会場は小豆島、直島、豊島など香川沖に浮かぶ島々などで、
島に向かう船が発着するメインポートが高松港。
アートとともに瀬戸内の島のすばらしさを感じてほしい。
そんな趣旨で世界中からゲストを迎え入れ、成功したことで、
高松を拠点に島を巡る旅行者が急増するなど、
さまざまな波及効果が生まれています。

屋島からの景観

高松のシンボル・屋島からの景観。香川沖だけでも人が住む島が24。そのひとつひとつが異なる個性や文化を持つのが瀬戸内の島の魅力だと、きょうの案内人・坂口祐さん。たとえば、高松からいちばん近い左側の女木島(めぎじま)は「鬼ヶ島」伝説が残り、右側の男木島(おぎじま)は入り組んだ路地の島。どちらの島も瀬戸内国際芸術祭(3年周期で開催)の会場として広く知られるように。

今回の案内人・坂口祐さんは瀬戸内の海と島を愛し、
瀬戸内国際芸術祭にも関わったデザイナー・カメラマン。
8年前に神奈川県茅ヶ崎市から高松に移り住み、
四国や瀬戸内の人や文化、食の魅力を紹介してきました。
なかでも美しい写真と英文併記の情報サイト、
『物語を届けるしごと』は、世界160か国からアクセスがあるとか。
思い立てば好きな島に渡れて、自転車があればどこにでも行けると、
坂口さんは高松での暮らしを心から気に入っているようです。

「いまは自炊をしているので、イエノミが多くなりましたが、今回はソトノミ。
これから県外の友人を必ず案内する店に行きましょう」と、
お気に入りの店まで連れて行ってくれることに。
グッとローカルな雰囲気が漂う、居酒屋が多いアーケード商店街
ライオン通りまで来ると「骨付鳥」の文字が次々に現れました。
そのなかでもかなり目立つ暖簾が、きょうのローカル酒場〈蘭丸〉です。

〈蘭丸〉の入り口にかけられた提灯

叡山電車「ひえい」デビュー! 新車両に乗って 〈FANTASTIC MARKET〉 へいこう!

2018年3月21日(水・祝)、京都中心部から
比叡山とびわ湖(出町柳〜八瀬比叡山口駅間)をつなぐ
新しい観光用車両 「ひえい」がデビューします。

こちらが、新しい車両!

外装デザインは、叡山電車のふたつの終着点にある
「比叡山」と「鞍馬山」のもつ、荘厳で神聖な空気感や
深淵な歴史、木漏れ日、静寂な空間から、
「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」をイメージ。
それを「楕円」というモチーフで表現しています。
クラシックなグリーンと、ちょっとスペーシーなデザインが素敵!

内装デザインは、座席にゆったりとしたバケットシートを採用。
一人ひとりの着席スペースが明確になっているとともに、
座り心地も配慮されています。
照明には、叡山電車の車両では初めてLEDダウンライトを採用し、
非日常感を演出しているのだとか。

また、叡山電車ではデビューを記念して
3月21日より「ひえい」デビュー記念きっぷを販売します。

1セット1,200円(発売数1,000セット限定)

比叡山麓の自然あふれる八瀬は、高野川や
「八瀬もみじの小経(こみち)」の青もみじなど、美しい風景が広がるエリア。
八瀬から比叡山頂を結ぶ叡山ケーブル・ロープウェイからは
春の桜とともに、京都市街を一望できる空中散歩も楽しめます。

そして4月7日(土)、8日(日)は
叡山電車「八瀬比叡山口」駅にてマルシェが開催されるそう!

マルシェに登場する京都の木津川市にあるコーヒーロースタリー〈nakayama coffee roastery〉。新鮮なスペシャルティコーヒービーンズを使用し、一杯ずつハンドドリップで淹れてくれます。

セソコマサユキ『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』 旅するように心がほぐれる! とっておきガイド

島旅が好きな皆さんへ、沖縄在住の編集者、セソコマサユキさんによる新刊
『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』をご紹介します。

「時間が進んでいくスピードはどこにいたって変わらないはずなのに、
離島に滞在していると、それがゆっくりと感じるのはどうしてだろう」

上の言葉は、この本の最初に載っているひとこと。
セソコさんはそんな問いに導かれるように旅をして、
島で暮らす人々のストーリーを紡いでいきます。

そこで見つけたのは、島の人たちの良い意味で「てーげー(適当)」で、
肩の力が抜けた生き方だったり、自分で魚を穫ったりするたくましさだったり、
海の青さだったり。

宮古島〈モジャのパン屋〉

「竹富島の宿〈cago〉のマリコさんも言っていたけれど、
家電が壊れたからといってすぐ電気屋さんに来てもらえるわけではないし、
急遽、料理に使う牛乳が足りなくなったからと、
フェリーに乗って石垣島のお店まで買いに行ったこともあったそうだ。
“都会”と比べると無いものや、不便なことも多いけれど、
ここに暮らす人たちにとっては、それ以上に、自然や、
人のあたたかさこそが価値あるものなんだと思う。
そしてそういう不便があるからこそ、逆に島に暮らす人たちはとても頼もしい」
(セソコマサユキ『石垣 宮古 ストーリーのある島旅案内』より)

石垣、宮古を旅するときに知っておきたいこと

久米島〈スモーカーカ〉

宮古島〈モジャのパン屋〉

この本に登場するエリアは、石垣島、宮古島、沖縄本島周辺。
内容はかき氷屋さんやカフェ、宿、クラフトの店、パン屋さんなどの案内から、
島に暮らす方へのインタビュー、お祭りなどのイベント情報、
おすすめの周り方、おみやげ、
「飲み屋に行くなら宿泊はここのエリア」などのリアルなアドバイス、
島を訪れるときに気をつけたい神聖な場所のことなども。

セソコさんが惚れ込んで話を聞いているせいでしょうか。
島の空気感や島の人たちの人柄がじわじわと伝わってきます。

浜比嘉島〈kainowa〉。取材に訪れると、庭にテーブルを出してパスタとコーヒーをふるまってくれた。

宮古島の〈島野菜デリ じゃからんだ〉のそば粉のパンケーキ。「男子だってがっつり食べられる」野菜たっぷりランチも。

松本〈風林火山〉
松本でも指折りの人気大衆酒場。
名物料理×レモンサワーで
幸せな時間を

地元の人にこよなく愛される酒場はまちの宝もの。
ローカル色豊かなおいしいおつまみや、ご主人とお客さんの雰囲気、店の佇まいなど、
思い出すと心がほんのり温かくなるような店を
“酒場LOVE”な案内人の方々に教えてもらいました。
旅先のソトノミガイドとしてもご活用ください。

全国おすすめ酒場探訪記  長野・松本編
大人女子にも愛される大衆酒場の魅力とは?

今回の目的地は長野県の松本市。
冬の松本は気温こそ低くても雪が少ない印象ですが、
全国的な大寒波襲来で朝から雪が降り続いています。
いつもなら観光客で賑わっている松本駅前もとても静か。
「きょうは上雪(かみゆき)ですね」と、
仕事を終えて合流した案内人の島田浩美さん。
豪雪地帯の北信(長野市など)では降っていないのに、
南岸低気圧等の影響で中信(松本市など)や南信(飯田市など)が
大雪になることを、長野県内では“上雪”と表現するそうです。

国宝・松本城

島田さんは飯綱町(北信)の出身。里山に囲まれて育ったので、国宝・松本城のバックに北アルプスが輝く雄大な光景を初めて見たときの感動はいまでも忘れられないとか。あいにくの天気で北アルプスは望めませんが、このモノトーンの風情もいい感じ。“烏城”という愛称がぴったりの堂々たる姿です。

島田さんは長野市在住のライター・編集者で、
“旅とアート”をテーマにした小さな本屋さん
〈ch.books(チャンネルブックス)〉も営んでいます。
松本で過ごした大学時代に沢木耕太郎さんの『深夜特急』を読み、
その内容に感化されて2年間世界中をひとりで旅して歩いた経験も。
「だから、居酒屋のひとり飲みも大丈夫。2年間の旅で度胸だけはつきました。
もちろん誰かと一緒に行ければベストですが、
仕事後の解放感で飲みたい気持ちには勝てません」

ずいぶん冷えてきたので、早く温まりましょうと、
島田さんが向かったのは松本駅のすぐ目の前。
“今日も一日おつかれ様”と書かれた赤提灯が揺れる、
昭和55年創業のローカル酒場〈風林火山〉です。

〈風林火山〉の入り口の暖簾

オーベルジュ・ロテルド比叡の 山床カフェで 〈夏の発酵サロン〉開催。 近江の発酵食文化が堪能できる!

比叡山に建つオーベルジュ〈星野リゾート ロテルド比叡〉で、
琵琶湖周辺で発展した発酵食文化を取り入れた、アペリティフやかき氷を用意した
〈夏の発酵サロン〉が、2018年6月1日よりスタートします。
注目は、標高650mから琵琶湖を望む“山床カフェ”で、
食前の時間を発酵食を学びながら楽しむことができること。

〈夏の発酵サロン〉では、近江の老舗酒蔵〈冨田酒造〉とコラボレーションした
ロテルド比叡限定のオリジナルのスパークリング日本酒をご用意。
シャンパンと同じように瓶内で二次発酵をさせた日本酒なので、甘酸っぱく爽やか。
澱引き(おりびき・酒中の浮遊物を沈澱させ、澄み部分を抜き出すこと)をしていないため、
よりお米の旨みが感じられるスパークリング日本酒です。

また、比叡山を流れる水は「日枝の霊水」と呼ばれている、
硬度が低くとてもやわらかい水。この水を使った、かき氷も開発しました。
かき氷には冨田酒造の酒粕を使った練乳シロップをあわせます。

そして、酒粕や味噌、お酢やチーズなど滋賀県のそれぞれの地域で生産される発酵食を、
アミューズ・ブーシュ(※口を楽しませるものという意味の軽いおつまみ)にしてご用意。

山床カフェに座り、発酵食が栄えた琵琶湖の絶景を眺めながら、
スパークリング日本酒や、滋賀県産のスパークリングワインとともに、
それぞれの特徴をソムリエの解説と共に食べ比べながら、
発酵テイスティングを楽しむことができます。

料金は、発酵テイスティング、発酵かき氷が各1000円(税・サ込)。
スパークリング日本酒は1350円(税・サ込)。
チェックイン時に要予約となっています。

西和賀の郷土料理「すし漬け」や
ツアーで感じる、
雪がもたらす「発酵パワー」

岩手県の山間部にある西和賀町。
積雪量は県内一、人口約6,000人の小さなまちです。
雪がもたらす西和賀町の魅力あるコンテンツを、
全国へ発信していくためのブランドコンセプト〈ユキノチカラ〉。
西和賀の風景をつくりだし、土地の個性をかたちづくってきた雪を、
しっかりタカラモノとしてアピールしていくプロジェクトです。
今回ご紹介するのは、雪がもたらす発酵文化のひとつ、「すし漬け」。
後半には2月に開催されるユキノチカラツアー2018「雪国の発酵をめぐる旅」の詳細を
お知らせしていますので、どうぞ最後までご覧ください。

魚を麹やご飯などと漬けて発酵させる「すし漬け」は、
西和賀の貴重な冬の動物性タンパク源。

これまでさまざまな「ユキノチカラ」を取り上げてきたが、
伝統的な発酵食の文化は、その中の最たるものではないだろうか。
麹によりデンプン質が糖分に分解されたあと、酵母・乳酸菌によってつくられる発酵食。
雪による低温多湿の気候は、この発酵食づくりに適しているといわれる。

しかも奥羽山系の山々に囲まれた盆地の西和賀の場合は、
一日あるいは四季の寒暖差が大きく、土も豊かで、水も空気もきれい。
今回の「ユキノチカラツアー」にも同行していただく発酵デザイナー・小倉ヒラクさんが、
「発酵に良い環境」として挙げている条件を、すべて網羅している。
西和賀の発酵文化が、今も脈々と受け継がれているゆえんだ。

近年ブームの甘酒は、アミノ酸たっぷりの発酵飲料。

そんな西和賀の代表的な発酵食が、「すし漬け」。
魚を貯蔵するためにご飯や麹、塩などと一緒に漬けて発酵させた保存食で、
西和賀の郷土料理でもある。
日本各地に伝わっている「なれずし」「飯ずし(いずし/いいずし)」と同じような料理、
といえばイメージできる人もいるだろう。
発酵により醸し出される、甘みと酸味が複雑に入り交じったその味わいは、
のどを通過しても口中に余韻が残るほど、力強い。
それだけに、好き嫌いの個人差も大きいという。

山に囲まれた西和賀の人々は、昔から隣の秋田県から魚を仕入れ、
冬の貴重な動物性タンパク源として「すし漬け」をつくり、食べていた。
この料理で岩手県の「食の匠」に認定された湯田地区出身・在住の高橋節子さんも、
母親がつくっていたことを鮮明に覚えている。
「子どもの頃、11月になると両親と一緒に隣の横手市にハタハタを買いに行ったものです。
母親はハタハタをすし漬けのほか、麹漬け、塩漬け、米ぬか漬けにしていました。
その頃はすし漬けが苦手で食べなかったですけど、
塩漬けのハタハタを焼いたものは好きで、毎朝食べていましたね」

「すし漬け」で岩手県の食の匠に認定された高橋節子さん。自宅の冷蔵庫には、塩を加えてつくる「塩麹」と、砂糖を加えてつくる「甘麹」の2種類を常備したり、もち米のおかゆに麹を加えて甘酒をつくったりと、発酵食の達人でもある。

そんな高橋さんがすし漬けを食べるようになったのは、嫁いでから。
お姑さんがつくるすし漬けがおいしく、開眼したそうだ。
ただし、魚はハタハタではなくホッケ。
昔はどの家庭でもすし漬けにはハタハタを使っていたが、
高橋さんが嫁いだ頃からハタハタが不漁で値段が高くなったため、
高橋家ではホッケなどほかの魚で代用するようになっていた。
「以来、私もホッケのすし漬けをつくるようになりました。
ほかに、サケ、イカ、生ニシン、身欠きニシン、サンマでもつくります。
ホッケを漬ける時にはカブも一緒に入れますが、
サケの時は赤カブ、イカの時はキャベツと、魚と相性の良い野菜を使います。
すし漬けは家庭料理なので、使う魚も野菜もつくり方も家によってさまざまですよ」

「食の匠」である高橋さんのすし漬けの主なポイントは3つ。
ひとつは、下漬けする時に酢を多めに使い、魚の生臭みを消すこと。
高橋さん自身が、魚の生臭さが苦手だからだという。
ふたつめは、材料を順序よく重ねて漬けること。
ホッケの場合、カブのほかに人参やフノリも使い、
それらを順番に重ねることで彩り良く仕上がる。
これは実家のお母さんから受け継いだやり方だ。
3つめもお母さん譲りで、衛生上の理由から、笹の葉を使うこと。
盛りつけた時も、笹の葉の緑で、見た目がいっそう美しくなる。

絶景の宿〈里山十帖〉の かまくらでお茶会を開催! 亭主に好日居の横山晴美さん ら登場

2018年2月22日(木)、新潟県南魚沼市にある温泉宿〈里山十帖〉にて
〈雪中 中国茶会〉が開催されます。
お茶会の舞台は、なんと巨大かまくらのなか!

こちらのお茶会、昨年は亭主に漆師の赤木明登さんを迎えて開催されたそう。
今年は亭主に京都〈喫茶 好日居〉の横山晴美さん、
ゲスト茶人に陶芸家の市川孝さん、
和菓子をつくる方に〈御菓子丸〉の杉山早陽子さんを迎えて開催されます。

喫茶 好日居は、リノベーションした町家で
おいしい中国茶とゆったり流れるときを提供しているお店。
今回はそんな贅沢な時間を味わってもらいたいと、
一席目は庭に設えた巨大かまくらで、二席目は館内の暖かい空間にて
開催されます。これは楽しみですね!

お茶会には宿泊プランで参加できるそう。
詳細は予約ページ「雪中茶会 2018・今年は中国茶会!」から。
(残席わずかとなっています。客室タイプを選択の上、空室をご確認ください)

また、本イベントでは先着10名で日帰り参加も受けつけています。
日帰り参加費は夕食つきで1名2万5000円。新潟県在住、在勤の方は1万3000円。(税込)
日中の喫茶のみの参加をご希望の方は2席セットで1名3000円です。(税込)
詳細・お申し込みはFacebookのイベントページから。
ご不明点は、お電話でお問い合わせください。

里山十帖で体験できる十の物語とは?

里山十帖は築150年の古民家をはじめとする5つの建物から成り、
13の客室〈HOTEL 自遊人〉のほか、レストラン〈早苗饗 −SANABURI−〉と
ライフスタイルショップ〈THEMA〉を併設しています。

とろとろのお湯が自慢の温泉〈湯処 天の川〉。あえて屋根をかけていない露天風呂から上を見上げれば、そこには満天の星空が。天気のよい日は頭上にくっきりと天の川を眺めることができるのだとか!正面には日本百名山、巻機山(まきはたやま)が見えます。

里山十帖の“十帖”とは、地産地消の郷土食文化に料理人のエッセンスが加わった「食」、
デザインの力によって生まれ変わった古民家での暮らし「住」、
豊かな自然環境と露天風呂による「癒」、
南魚沼産コシヒカリを育てる農作業体験「農」、
美術大学との産学協同でリノベーションに取り組む「芸」、
そして「衣」「遊」「環境」「健康」「集う」という十のテーマ。
ただ泊まってもらうだけではなく、さまざまな機会を用意しているんです。

〈BEAMS EYE on BEPPU〉 青柳文子らが別府をゆく旅行記 『まるで湯けむり』を無料配布!

大分県別府市とビームスによるコラボ
〈BEAMS EYE on BEPPU〉第2弾!

まちのあちこちから湯けむりが立ちのぼるまち、別府。
鶴見岳の山頂から眼下をのぞめば、四国を望む別府湾と、
湯けむりが立つ温泉街が見渡せます。

そんな別府を、モデルで女優の青柳文子さんと
シャムキャッツのヴォーカル、夏目知幸さん、
〈鉄割アルバトロスケット〉を主宰する劇作家で俳優の戌井昭人さん、
写真家の斎藤陽道さん、田附勝さん、清水はるみさんが旅して旅行記をつくりました。

2018年2月7日(水)より、その旅行記を載せたフリーマガジン
『まるで湯けむり』の配布がスタートします。

さらに2018年2月7日(水)〜3月6日(火)は、
新宿のビームスジャパン1階で開催される〈BEAMS EYE on BEPPU〉にて
フリーマガジン『まるで湯けむり』と別府の〈あたらしいみやげもの〉をお披露目! 
同マガジンが無料配布され、掲載された写真も展示されます。

〈BEAMS EYE on BEPPU〉は、
大分県別府市とビームスによるコラボレーションプロジェクト。
2016年にビームス店内で実施され話題を呼んだ〈ビームスの足湯〉に続く第2弾企画です。

この企画で生まれた〈あたらしいみやげもの〉とは?

〈あたらしいみやげもの〉は、昨年の公募で集まった別府の16の事業者と
ビームスジャパンのバイヤーが約3か月の制作期間を経て開発したもの。
長きにわたって支持され、これからの “別府のスタンダード” になりうる
プロダクトを目指したといいます。

別府に本社をおくコーヒー関連機器の総合メーカー〈山陽産業〉と手がけたコーヒードリップセット。地元の伝統工芸「竹細工」を使用しています。

〈竹工房オンセ〉とつくった入れ子式の竹籠。江戸時代から伝わる花籠「四海波」から発想を得たのだとか(写真では籠を入れ子にしています)。

このプロジェクトで開発された商品は、上の写真のほかにもたくさん。
商品は本イベントの会場で販売されるほか、別府市内でも販売が予定されています。

〈BED AND CRAFT taë〉
富山県井波で外国人を引き寄せる
古民家ゲストハウス

富山県南砺市に、木彫刻家が200人以上も暮らす井波というまちがある。
全体の人口が8000人近く(合併前の旧井波地区)と考えると、
人口40人にひとりが彫刻家というユニークな地域だ。
その井波で新たに、宿泊しながら木彫刻や漆塗りなどの
伝統工芸を体験できる古民家ゲストハウス〈BnC taë(たえ)〉
(BnCはBED AND CRAFTの意)がオープンした。

豪農の旧家をリノベーションした宿泊施設

〈BED AND CRAFT〉 とはBed(宿泊)だけではなく、
地元職人の工房でクラフト(Craft)づくりを体験できる旅の仕組み。
現在までに同様のコンセプトで〈BnC KIRAKU-KAN〉、
〈BnC TATEGU-YA〉と2軒のゲストハウスが井波にオープンしており、
2015年のオープン以来、すでに1000人泊を達成。
2017年12月にオープンしたBnC taëは3軒目となる。

BnC taëは井波の中心地で、浄土真宗の名刹である
瑞泉寺(ずいせんじ)の門前町に位置し、
路地に面した豪農・藤澤家の旧家をリノベーションした宿泊施設だ。

間取りは1LDKプラスロフトで、こぢんまりしたサイズの建物ながら、
中に入ると開口部が多く、リビングもロフトと吹き抜けでつながっていて、
天井にもトップライトが切り取られているため、
外観から受ける印象以上に室内は明るく広く感じる。

〈BnC taë〉のリビングで楽しめる石垣の借景。

リビングには隣接した寺院の石垣を借景に取り入れた窓が切り取られていたり、
玄関からは京町屋の走り庭を思わせる土間が伸びていたりと、
設計に遊び心があって飽きがこない。
地方に長期滞在して、田舎暮らしを体験したい人にも最適な空間だ。

BnC taëの和室。玄関から続く土間に面している。

このゲストハウスでは新たな試みとして、マイギャラリー制度を導入している。
マイギャラリー制度とは、ゲストハウスそのものが
専属作家の作品発表の場となっており、
宿泊料の一部が作品レンタル料として作家に還元される仕組み。
展示作品の買い取りも可能で、専属作家の工房でクラフト体験もできる。

BnC taëに関してはリノベーションの段階から、
専属作家で地元の漆芸家の田中早苗さんが深く関わっている。
BnC taëの設計を手掛けた建築家の山川智嗣さんによれば、
田中さんの作品に干渉するような家電を押し入れに隠すなど、
限られたスペース内で設計上の工夫を随所に散りばめたという。

リビングにある椅子に座りながらふと天井を見上げると、
吹き抜けの大空間に古木の太い梁が架け渡されていて、
薄い和紙に朱の漆を吸わせたインスタレーションが、
内気の対流で優しく揺れている様子が見て取れた。

BnC taëの専属作家、漆芸家の田中早苗さんの作品。

星野リゾートより女性のための 〈おひとり日帰り湯治プラン〉 誕生。軽井沢でリフレッシュ!

自然の中でリフレッシュしたいけど、
計画する時間も、さらには一泊する時間もなくて……。

そんな悩みをもつ女性のための日帰りプラン〈おひとり日帰り湯治プラン〉が、
星野リゾートが運営する日帰り商業施設〈軽井沢星野エリア〉から登場。
2018年1月27日(土)~3月31日(土)の期間限定で実施されます。

プランに含まれるのは、温泉、ランチ、タイ古式マッサージ。
滞在時間の目安は約5時間30分、開始時間は11:00~13:00で応相談。
朝東京を出ても18時には東京駅に戻ってこれるような、
絶妙な時間帯のプランになっています。

ランチでは、カマンベールチーズと半熟卵、ジェノベーゼ、トマト、
3種類の味を1枚で味わえるピザが楽しめます。
周りを気にせず食事ができるよう、レストラン内の静かで落ち着いた席が用意されます。
暖炉がある、軽井沢の別荘のような空間です。

ランチが済んだら散策へ。軽井沢星野エリアでは、清流沿いの遊歩道や、
軽井沢野鳥の森、浅間山の雄姿が見えるスポットを、のんびりと散策できます。

PAPERSKY 〈ツール・ド・ニッポン in 浜松〉 まちの魅力をつくる人 に会いにいこう!

春が待ちきれない、早く外で遊びたいという方へ、素敵なイベントのお知らせです。
2018年3月24日(土)・25日(日)、
トラベルライフスタイル誌『PAPERSKY ペーパースカイ』が主宰する
〈Tour de Nippon ツール・ド・ニッポン〉が静岡県の浜松で開催されます。

ツール・ド・ニッポンは、自転車で各地をめぐり、日本の魅力を再発見するプロジェクト。
その醍醐味は、まちの魅力をつくり出す人と出会えること。
自然がうつくしい場所はもちろん、文化的スポットやおいしいお店なども巡り、
魅力的な人たちに会いにいきます。

これまでに開催されたツール・ド・ニッポンのようす

浜松は音楽、ものづくり、そして祭りのまち。
時代とともにさまざまなカルチャーを生み出してきました。
それでは、さっそく今回の旅のルートをご紹介していきましょう。

3月24日(土)は、「浜松まつり」伝統の凧揚げ合戦に挑戦します。
なんと、空の上で大凧を戦わせるのだそう。
その後は、浜松出身の写真家・若木信吾さんによるポートレート撮影会。
これは、またとない機会になりそうです。

写真家の若木信吾さん (c) Yoichi Nakamura, PAPERSKY