森のなかに佇む、静かな温泉旅館
濃い緑の木々に包まれた入り口を抜け、
樹齢1000年を超える水松の大木越しに見えてくるのは、
歴史を感じる風雅なたたずまいの〈温泉旅館 銀婚湯〉。
JR函館駅から車で1時間半、八雲町市街地からは車で30分の、
落部川上流の山あいにある銀婚湯。宿の対岸には、5000坪もの庭に宿泊者限定で、
“隠し湯”と呼ばれる露天風呂がしつらえられ、
美しい景観に囲まれた源泉かけ流しの湯めぐりを味わえる極上の秘湯宿です。

広々として立派な宿のフロント。建物の中で最も古いつくりを残しています。
創業昭和2年、昭和37年築以来増改築してきた
純和風の広々とした館内は風情にあふれ、上質な木のぬくもりに包まれています。
銀婚湯に滞在するなら、夜は18時まで、
朝は6時から受付の隠し湯めぐりを満喫したいところ。
チェックイン開始は13時。気合を入れて早めの到着か、
もしくは連泊がおすすめです。
5つの隠し湯はそれぞれ貸切なので、運が良ければすべてのお湯に入れることも。
まずはフロントで隠し湯の空きを確認。
ちょうど空いていた一番人気の〈トチニの湯〉へ、
鍵を借りて浴衣姿で出かけてみました。
自然の中を散策しながら、湯めぐりへ
隠し湯の中でも一番奥にあるトチニの湯までは歩いて10分ほど。
館のそばの美しい庭園を抜け、先代社長の川口忠勝さんが
種から植えたという立派なカツラ並木を眺め、
落部川にかかる吊り橋をアトラクション気分で渡ります。
その先に広がるのは、手をかけられた木々や花が自然に寄り添いながら息づく庭。
まるで森の中のような散策路を楽しみつつ、看板を目印に進んでいきます。

旅館の周りのつくり込まれた庭園が四季折々の姿を見せてくれます。
