美しい湖沼〈大沼国定公園〉から 絶景スポット〈城岱牧場展望台〉へ 函館で楽しめる壮観ドライブルート

古くから親しまれる水と緑の景勝地

渡島半島のランドマーク、優美な姿と尖った山頂が目印の
北海道駒ヶ岳を背に広がる〈大沼国定公園〉。
豊かに水をたたえた3つの美しい湖沼に浮かぶ、
木々におおわれてモコモコとした小島の間を縫うように、
遊覧船やボートが行き交います。湖面をわたる爽やかな空気とともに、
おだやかな風景が心を和ませてくれます。

1903年、日本で最も古い自然公園に指定されて以来
守られてきた自然を楽しめる、
大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼の3つの湖沼は、
1640年の北海道駒ヶ岳噴火で川がせき止められて生まれました。
カーブの多い湖岸と大小126もの小島が特徴で、
北海道では珍しい日本庭園的な景観が人気の名所です。

大沼国定公園ならではの楽しみのひとつは、
湖沼の小島に架けられた橋を渡り、四季折々の景色を楽しめる
〈島巡りの遊歩道〉をゆっくり散策すること。
5つあるコースのなかでも20分ほどで回れる「森の小径」コースに沿って橋を渡り、
湖畔を歩けば、立派なミズナラの巨木をはじめブナ、ハンノキの樹々が続き、
ちょっとした森林浴気分。足元にふわふわの苔が息づく
〈コケの丘〉にも立ち寄ることができます。

もちろん、手漕ぎボートやペダルボート、
カヌーに乗って水面から眺める景色は格別。
大沼・小沼の島々をまわる、遊覧船クルージングもおすすめです。
古き良き観光地の雰囲気を残す大沼国定公園には、
自然に包まれてのんびりとリラックスできるひとときが待っています。

小さな入り江に向かって立つ、樹齢100年を超えるミズナラの巨木。あたりは清々しい空気と苔の緑に包まれています。

もうひとつの名物、もちもちのだんご!

散策のあとに欲しくなるのが甘いもの。大沼国定公園でチェックしたいのが、
名物〈元祖大沼だんご〉です。
JR大沼公園駅すぐそば、創業100余年の〈沼の家〉で販売されている
やわらかなひと口サイズのだんごは、ひとついただくと止まらなくなるおいしさ。
ドライブのおともにもぴったりです。
ここでしか買えない、変わらぬ製法でつくられる伝統の味をぜひ体験してみて。

大沼だんご(あんと正油・小390円)。折詰で大沼と小沼を表現し、串に刺さないことで湖面の浮島に見立てた創業以来のアイデアが今に生きています。