徳川家康の好物だった「生せんべい」。愛知県半田市のご当地銘菓のお味は?

今日のおやつは、愛知県半田市の名物お菓子「生せんべい」をご紹介!

愛知県半田市には、通常のせんべいとは全く異なる
「生せんべい」というご当地銘菓が存在します。
製造・販売するのは総本家田中屋さん。

せんべいのイメージからかけはなれたこのお菓子、
プルプルした生のお餅のような感触で、
主原料は吟味された国産米、
沖縄県産のさとうきびを使った天然黒糖、上白糖・ハチミツのみ。
添加物を一切使わないロハスな商品なのです。

食感はレアな雁月という感じで、
黒糖のやさしい味わいとモチモチした食感がとてもおいしいですよ。
名古屋のういろうや京都の生八橋の起源でもあるんだそうです。

徳川家康が愛した生せんべい

このお菓子、実は徳川家康の大好物。
桶狭間の戦いで今川義元に加勢した徳川家康がこの地を
訪れた際、お百姓さんの庭先に干してある生せんべいを目にして
「食べたい」と言いました。

そのお家の娘さんは、せんべいが生であることを恐る恐る伝えたのですが、
家康は「生のままでよい」と言って食べてしまいます。
それがすごくおいしかったので、その後お城に献上させたほど。

この生せんべいを作っている総本家田中屋さんのWebサイトに
詳しい物語が掲載されているので、ぜひ読んでみてください。

木綿街道プロジェクト

開発を逃れ、残されたのは古きよきまちの姿。

島根県の東部に位置する出雲市平田町に、
「木綿街道」と親しまれる、風情あるまち並みが残っている。
代々受け継がれてきた製法を守ってつくられる「生姜糖」の店や、
醤油の醸造所が3軒、そして造り酒屋など、いまも現役の老舗が軒を連ねる。

明治10年創業「酒持田本店」。熟練の出雲杜氏が銘酒「ヤマサン正宗」を生み出している。

宍道湖と日本海に挟まれているこの地域は、
江戸時代、綿の栽培がさかんになったのと同時に舟運も活発になり、
「雲州平田」と呼ばれる賑やかな市場町として栄え、立派な商家が建ち並んだ。
その後、水上から鉄道や車へと交通手段が代わりゆく昭和以降、
まちに繁栄のかげりが見え始めた。
昭和50年代には、平田のなかでも繁栄の中心だった本町エリアが、
開発区域に組み込まれ、昔の面影を残す多くの商家が消えてしまったという。
しかし、その開発を逃れ、江戸中期の佇まいが今も残っている地域が
現在、「木綿街道」の愛称を持つ、新町・片原町・宮の町エリアだ。

「僕が育ったころ、周辺は取り残され『寂れたまち』という印象でした。
観光客なんて来ることもなく、用事がある人のみが出入りする。
かと言って、当事者のわたしたちも、江戸中期のころの建物と言われても、
それに価値が見いだせていなかったんです」
と話すのは、來間 久さん。
片原町で300年続く、生姜糖を製造する老舗・「來間屋生姜糖本舗」の店主だ。

改修をしながら当時の佇まいを残す來間さんのお店。看板商品の「生姜糖」はさっぱりとしていて美味。

來間さんは、大学を卒業後、東京で10年ほど会社員として勤め、
父親が亡くなったのを機に帰郷し、店の跡を継いだ。
同じ頃、新町・片原町・宮の町のまち並みを保存しようと外部から働きかけがあり、
そのメンバーに参加することになったという。2001年頃のことだ。
誰もが初めての試み。
地元の人からなかなか理解を得られないこともあったというが、
イベント「おちらと木綿街道」や「もち街木綿街道」を企画したり、
木綿街道地域の存在を広く周囲に知ってもらえるよう、
まち並みを活かす活動を年々展開していった。
さらに、観光の拠点として、「木綿街道交流館」が整備され、
徐々にたくさんの人に、訪れてもらえるようになったという。
現在は、街道内の事業者を中心として結成された、
「木綿街道振興会」が主体となり、年1回の「おちらと木綿街道」だけでなく、
大小さまざまなイベントが企画されている。
その拠点となっているのが、「旧石橋酒造」だ。

「おちらと木綿街道」は、街道内の空店舗、空家を利用して地元のものづくり作家を中心に、多ジャンルの出展者が集う毎年恒例のイベント。今年も5月26日に開催され、6000人以上の人が訪れ、賑わいをみせた(撮影:木綿街道振興会)。

学生や若い世代が参加し、新たな活動へ。

江戸期から続く造り酒屋である石橋酒造が廃業したのは、2007年のこと。
木綿街道の認知度が少しずつあがってきた矢先だった。
800坪もの敷地を持つ建物であり、観光の核にもなりうる建物が、
心ない人の手に渡っては、木綿街道の美しい景観が壊れてしまう。
そこで、平田商工会議所などの働きかけにより、
出雲市が買い取り、活用する方向へ走り出した。
木綿街道振興会のメンバーが中心になり、活用に向けて、広大な敷地を大掃除。
「あれは、もう本当に大変でしたね……」と來間さん。
「でも、大変だった分、みんなにも愛着がわいたのも事実です」
どんな活用方法がよいか、この場所にみんなが可能性を感じたきっかけになった。

みんなで大掃除してつくられた旧石橋酒造奥にあるホール。音の反響もよい広々としたスペースゆえ利用できるようになる日が待ち遠しい(撮影:木綿街道振興会)。

左から、來間さん、木綿街道事務局の平井さん、高橋さん、渡部さん。旧石橋酒造の前で。

そんな生まれ変わった旧石橋酒造で活動を展開している団体のひとつが、
「City Switch」だ。
City Switchは、グローバルに都市デザインの知識やアイデアを交換し、
都市の再生を考えていくプロジェクト。
現在は、東京、出雲、オーストラリアに拠点を持つ。
出雲では、建築事務所「江角アトリエ」が主体となり、
毎年、日本中から大学生の参加を募り、ワークショップを開いている。
学生たちは、1週間ほど出雲の各宿泊施設に滞在しながらグループ制作を行う。
そのワークショップのひとつに、「旧石橋酒造の活用」が取り入れられた。
学生たちは思い思いに、地元の人と交流しながら、
2010年にはこの場所の記憶をとどめる「memory2010」という
インスタレーションを発表したり、
さらに、2011年には日常的な活用方法のひとつとして、
ブックマーケットの仕組みを考え、スタートさせた。

インスタレーション「memory2010」の様子(撮影:江角アトリエ)。

ブックマーケットの様子(撮影:木綿街道振興会)。

「そこで何ができるか、何をするかは、学生たちが決める。
それが、このプロジェクトの面白いところなんです」
と、江角アトリエの江角俊則さんも話し、
木綿街道振興会と共に、学生たちの制作をフォローしている。
学生たちの自由な発想で、面白い活用法のアイデアが生まれる。
なかには、海外から参加する学生もいるようで、
出雲で建築に携わる若いスタッフにもよい刺激になっているようだ。

そんなCity Switchがきっかけで今年4月に木綿街道にやってきた女性がいる。
井上季実子さん、24歳だ。
「ワークショップがきっかけで、
大学生のときに初めて木綿街道にきました。島根の豊かな自然や、
深い歴史を物語るまち並み、そこで出会った人々に魅了されてしまって。
そのとき、こうやって地域やここにいる人たちと関わりながら、
いつかはこっちにきたいな……と思っていたんです。
そうしたら、木綿街道振興会の方から“一緒にカフェをやらない?”と誘われて。
もちろん、即OKの返事をしました!」

実は、これまでイベントや外部団体が活動の拠点としてきた旧石橋酒造は、
今後2〜3年をかけて、建物の防災設備を整えるため修繕に取りかかる。
その間、多目的活用スペースとして、
また木綿街道内で製造されている商品の総合ショップとして、
木綿街道の空き店舗を改修し、カフェを開くことになったのだ。
井上さんは、木綿街道振興会事務局の平井敦子さんと一緒に
振興会を盛り上げながら、今年度中のオープンに向けて準備を進めている。

ちなみに、井上さんは、横浜市出身。なれない土地での生活、不安は無かったかと伺うと、
「初めてのひとり暮らしであたふたしていますが(笑)、
まわりの人がみなさん助けてくれるんです。
一緒にお茶をしたり、食事したり……。とても楽しい毎日を送っています!」
と井上さん。そんな充実した生活から、ここでの目標も見えてきたよう。
「私の勝手な目標ですが、若い人を木綿街道に呼んで、
この地に住んでもらえるような、何か新しい生活スタイルを提案したいですね」

長い年月をかけて、少しずつ、少しずつ、かつてあったような、
人々の息吹や活気を取り戻してきている、木綿街道。
それは、訪れた誰もが魅了されてしまう、歴史的財産が残っているから。
「私たちの一番の目的は、
この木綿街道の美しいまち並みを後世へ残していくことなんです。
しかし、古い木造の建物の価値や魅力を残しつつ維持していくには、
個人では到底まかなえないような多額な費用が発生する場合もあります。
だから、行政の保存制度に頼るしかない。
行政による保存に向けての取り組みを活発化させるために、
文化財的価値を持つ建造物として認知してもらいながら、
この木綿街道を好きになってくれる人をもっと増やすような、
そんな活動を行っていけたらいいですね」(平井さん)

今年の「おちらと木綿街道」前夜祭では木綿街道近くにある「宇美神社」でフードや飲み物が振る舞われた。このような神社内での風情ある夕涼みに想像以上の参加者が集まった。

Information


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木綿街道振興会

住所 島根県出雲市平田町831-1
電話 080-3025-6901
http://momen-kaidou.jp

Information

City Switch

2007年に設立され、これまでに島根県出雲地域やオーストラリア・ニューカッスル、中国・大連において国際デザインワークショップをコアアクティビティとして活動を展開してきた。建築家・大野秀敏の指導のもと、ジョアン・ジャコビッチと山代悟のパートナーシップにより運営され、それぞれの活動地域の地元グループとのコラボレーションによって活動中。
https://www.facebook.com/CitySwitchJP

Information

江角アトリエ

住所 島根県出雲市古志町2571
電話 0853-31-8211
http://www.esumi-atelier.com

今日のおやつ:岩手・普代村発、 かたつむりみたいなうずまき型 「かりんとう」

今日のおやつも岩手から。

かりんとうといえば棒状のものが一般的ですが、
東北では青森のねじりかりんとうなど、
さまざまな形のかりんとうが親しまれています。

本日は岩手県の普代村にある老舗製菓店、三船製菓で
作られているかりんとうをご紹介。

このかりんとうの特徴は、まるでかたつむりの背中のようなうずまき模様。
ちょっと固めのバリっとした香ばしい食感で、
あまーいお砂糖のやさしい味が口の中に広がります。

三船製菓が創業された明治26年からずっと作られているんだそうです。
癖になる美味しさで、あっという間に一袋ペロリとなくなってしまいますよ。
ぜひ見かけたら試してみてください。

三船製菓店

東北のために立ち上がれ、呑ん兵衛!岩手の地酒と肴で支援する「DRINK 4 IWATE」

立ち上がれ、呑ん兵衛!

お酒とおいしい食事が三度の飯より大好きなメンバーが
大震災で未曾有の被害を受けた東北を応援する
プロジェクト「drink 4 tohoku」。

来たる6月16日(日)、東京・渋谷のロフトワークラボにて、
岩手をテーマにした「DRINK 4 IWATE」が開催されます。

岩手の食材をふんだんに使ったお弁当と、
松徳硝子社製のうすはりグラス(持ち帰り可!)が渡され、
用意された岩手の地酒10銘柄を3杯味わうことが
できるほか、トークやライブも楽しめるイベントです。
地酒のおかわりはキャッシュオンで200円!

トークにおいては、プロジェクトの総料理長であるエンド浩之さんが、
「食べログ」を料理人の視点で分析、本当に美味しいお店を探すコツを伝授します。
点数ではなく、投稿された外観や料理の写真、立地条件など
独自の料理理論を駆使して選ぶのですが、これがめっぽう当たるんだそうです。
今回は「岩手県の飲食店」をピックアップし、解析します。

石川県金沢市発、 いちじくが3個も入ってる 「まるごといちじくロール」

6月の旬のフルーツ、といえばプチプチとした食感と
さわやかな香りが魅力のいちじく。

石川県金沢市のお菓子やさん「メープルハウス」では、
この時期しか食べられない「まるごといちじくロール」
が今年も発売をスタートしました。

旬のいちじくがゴロゴロっとまるごと3個、
包まれているさまはかなりのインパクト!
あっさりながらコクのあるクリームと、ふわっとした
スポンジケーキとのハーモニーが贅沢なロールケーキです。
販売期間内には、通信販売も行われています。

まるごといちじくロール

MAPLE HOUSE 本店

住所:石川県金沢市東力町ニ173

TEL:076-291-4213

営業時間:10:00~23:00

定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)

畑、始めました

「一緒にビールを飲みたい!」と思ってもらえる関係づくりを!

農業に関わる仕事を始めて早3年。
とうとう、畑を始めました!

素晴らしい生産者さんと出会い、自ら販売したいという想いや、
昨年始めたジェラート屋で自ら加工する喜びを知りました。
そうなるとやはり自ら生産してみたい!

今年こそはと思い、雪があるうちから方々に打診をして、
下見を重ねてようやく良い場所を見つけたのです。
しかもグッドロケーション!

スキー場の斜面に位置するので、段々畑になっており、眺めが抜群!
隣は棚田がずらり。
ぼーっとしているだけでも心地良い場所ですが、
農作業して汗なんかかいたら最高です!
そして作業後のビール!!
採れたての野菜をつまみに、ビール!!!

っと、本題からずれましたが、
このフィールドとこれまでの活動を組み合わせて、試してみたいことがたくさんあります。

その中でも、3年前からずーっと考えていた
CSA(Community Supported Agriculture:生産者、または生産グループと
消費者である町内など地域のコミュニティが提携をし、消費者は一定額を生産者に前払い、
生産者は一定期間に収穫される農作物を消費者に納めるというものです)
という仕組みでの販売、
グリーンツーリズムを重ねてきた
僕らならではのアプローチができるのではないかと考えています。
ただの契約栽培ではなく、交流があり信頼関係の上で
お互いの顔を見ながら責任感を持って生産または消費するかたちを
つくることができるのではないかと。

僕らがこの3年で得た大きなものは生産者と消費者の交流で生まれる喜びの声でした。
それは、生産者さんからの農産物を販売したことに対する感謝や、
消費者さんからの美味しいものを食べた感想の何倍も大きな声でした。

それがヒントだと思っています。

そのためのフィールドを得たことは僕としてはとても大きな一歩で、
ド素人ではありますが、いろんな声に対して
これまで以上にクイックにトライできるのではないかとワクワクしています。
同時に勉強することが山盛りでヒイヒイ言ってますが(笑)。

先日、早速東京から体験のお客様が。
キュウリとオクラと枝豆を植えていただきました。

要は、この野菜が収穫の頃に、
一緒にビールを飲みたいと思ってもらえる関係づくりが
できるかどうかなのではないかと思っています。
(だからビールのつまみになりそうなキュウリや枝豆を植えた
という訳ではありませんよ! (笑))

そして、この体験を機に、
もっともっと日本の農業を身近に感じてくれる人が増えてくれたらなぁとも思うのです。

今日の紙パック:岡山県の蒜山酪農カフェ・オ・レ

先日はねりもので燃え上がった
デイリーポータルZとcolocalのコラボ企画。

本日より紙パック劇場がスタートしました。
お手元の紙パックもののお写真を、
ハッシュタグ #kamipack_dc をつけてぜひツイートしてください!
募集期間は6/7(金)11時 〜 6/13(木)11時となっております。

今日のおやつも紙パックで。

シンプルなデザインがカワイイ、
岡山県真庭市産の「蒜山酪農カフェ・オ・レ」をいただきます。

蒜山は"ひるぜん"と読み、鳥取県と隣接した気持ちのよい高原です。
この蒜山で育ったジャージー牛のミルクを使用し、
挽きたて自家抽出のコーヒーと合わせて
さわやかなカフェオレになっております。

ジャージー牛のミルクってコクがあっておいしいんですよね。
是非皆様もご投稿ください!

「鎌田式 健康ごはん」は諏訪市から始まった! 長野県が長寿県になった秘密がここに

長寿県とは、厚労省が発表した平均寿命のトップ県。
2013年、長野県が初めて男女ともに1位に輝きました。

長野といえば、かつては脳卒中ワースト1位だった県。
どうして長寿県になれたのでしょう?!

長野で「がんばらない健康法」を啓蒙し、減塩メニューの普及につとめた人がいます。
それが、諏訪中央病院にて名誉院長をつとめる鎌田實先生です。

鎌田先生が長野の病院に赴任し、住み始めた40年前は、
長野県民は食生活で塩分を取り過ぎていたのだといいます。
その結果、高血圧から脳卒中になってしまうのだと。
そこで病院のスタッフや、地元の主婦たちと一緒に減塩食の活動を始めました。

減塩食の活動においては、

・具だくさん味噌汁(具を増やせば減塩)

・具だくさん混ぜご飯(固い根菜をたくさん食べられる)

・野菜ジュース(野菜不足を手軽に解消)

など、簡単にたっぷりの野菜が取れて減塩になる、おいしいメニューが提唱されました。

活動していくうちに、長野の主婦のみなさんからも「トマト寒天」
などのアイデアが出て、取り入れられていったんです。

そんなメニューを紹介したムック「鎌田式 健康ごはん」
が売れています! レシピの数はなんと130品以上。
長野県のワーストバスターズ鎌田先生考案の
県民を健康にしたメニューとはいったい?!
おいしい減塩生活にご興味のある方はぜひ手にとって見てください。

鎌田式 健康ごはん

今日のおやつ:静岡産、デカフェ緑茶のハーブティ。テヴェール「Melody at night」

今日のおやつは変化球で、おやつのお供のお茶をご紹介。
静岡のお茶専門店「テヴェール」のハーブティ「Melody at night」です。

デカフェ(カフェイン抜き)の緑茶に
ラベンダーをブレンドして、ほんのすこしのミントが加えられています。
デカフェの緑茶のハーブティは珍しいですね。
とっても洗練された香りで、くつろぎの一時にぴったり。
和菓子にも洋菓子にも合いそうです。

テヴェールは、静岡のお茶の名産地、掛川・小笠地区を
中心に栽培された国産の茶葉を使ったハーブティを手がけるブランド。

このほかにも、やぶきた茶に甘くジューシーな
マスカットの香りをブレンドしたフルーツ煎茶など、
ユニークな商品がいろいろ。
国産の茶葉を使ったハーブティ、いろいろ試してみたいです。

すいぞくパンに、カエルの卵風スープ。京都水族館のエンタメ魂あふれるフードがすごい!

昨年京都にオープンした京都水族館。
京都駅から徒歩圏内にありながら、
およそ幅15m、高さ10m、水量500トンを誇る大水槽を擁する、本格的な水族館です。

京都の内陸部にある水族館ということで、
人工海水を100%使用した日本初の水族館であり、
また国内最大級の“内陸型”水族館でもあります。

などなど、京都水族館は展示も見どころが多いのですが、
注目したいのがユニークなフードメニュー。
館内のカフェでは京都に縁のある人気商品とのコラボメニューが
食べられるほか、ここにしかない個性的な商品を開発・販売しています。

例えば、地元・右京区の人気店サニーサイドベーカリーとコラボした「すいぞくパン」は、
海の仲間をかたちどったかわいらしいパン。
イルカ、カメ、クラゲ、カニ、オオサンショウウオ、
イルカ、ゴマフアザラシ、カクレクマノミなどたくさんの種類があります。

今日のおやつ:「古町糀飴」。 新潟古町の商店街発、 こうじのソフトキャンディ

今日のおやつは、塩麹などで注目される糀(こうじ)から
生まれたお菓子「古町糀飴」。
糀ドリンクを寒天で固めたソフトキャンディーです。
ふろしきのようなかわいらしいパッケージに入っています。

口に入れると、生姜の刺激と粗糖のやさしい甘さが
ハーモニーを奏でます。新茶と良く合いそう。
「神社」というのは、本店が神社の参道にあることから名付けられたそうです。
このキャンディを作っているのは、新潟県新潟市を拠点に、
糀を使った製品を開発・販売する古町糀製造所。
もともと店主さんは銀座でおむすび屋を営んでおられましたが、
新潟の商店街を活気づけてほしい、というオファーをうけて
このお店をオープンしました。
栄養価が高く、おいしい糀をモチーフにした製品は
甘酒やアイス、糀ドリンクから化粧品まで様々。
いずれもデザインの行き届いたプロダクトとなっています。

とうもろこしまるごと! おいしい北海道の 「フリーズドライとうきび」

みなさんこんばんは。
今日から、コロカルニュースでは通常ニュースのほか、
毎日のおやつ(もしくはおつまみ)をご報告していきます!
よろしくお願いいたします。

ところで、すぐそこまで夏が来ています。
八百屋さんの店頭でも、夏野菜を見かけるようになりましたね。
私は特にとうもろこしが大好きなので
店先にとうもろこしが並ぶようになると心の中でガッツポーズをしています。

ということで、今日のおやつはとうもろこしにしてみました。
普通のとうもろこしのように見えますが、
実は、北海道のとうもろこしをフリーズドライにしたスナック
「フリーズドライとうきび」なのです。

フリーズドライとは、食品を90時間真空凍結して
乾燥させたもの。とうもろこしの風味はそのままに、
いつでもどこでもゆでとうもろこしが味わえるようになっています。

食べた感想は、確かにゆでとうもろこしの味!おいしいです。
ただフリーズドライなので一瞬で口の中の水分がなくなります。
たっぷりのお茶と一緒にお召し上がりください。
北海道の空港などで販売されています。

フリーズドライとうきび

愛媛県では蛇口からポンジュースが出るらしい(ホント)

愛媛県といえば、日本一の“かんきつ王国”。

そんな王国に暮らす愛媛県民なら誰でも一度は
「愛媛では蛇口からポンジュースが出るんだよね」
というジョークを県外の人に言われたことがあるでしょう。
なんと今ではその噂が現実になっているそうです。

それが愛媛県の松山空港出発ロビーに、
毎月第3日曜日に登場する「ポンジュース蛇口」。
ひねるだけで冷たいポンジュースが出てくる夢の蛇口です。

フライトの後に飲むポンジュースは格別なおいしさでしょうね。
蛇口が出現するスケジュールは松山空港Webサイトにて公開されています。

ポンジュース蛇口の秘密

300℃に熱した グツグツの石鍋で食べる! 栃木のご当地 「石焼らーめん」とは!? 推し麺(おしめん)決定戦も開催

栃木のご当地メニュー「石焼らーめん」。
最後のスープ一滴まで熱々のラーメンにするべく、
300℃以上に熱した石鍋で食べるラーメンです。

注文すると、高温でも伸びにくい麺とたくさんの野菜が入った石鍋がデーンと提供されます。

そこに熱々のスープが鍋に投入されると、まるで火山のように
グツグツとスープが沸騰するという体験も楽しめます。
栃木から北関東エリアには店舗も多くあり、
今では年間200万食を売り上げる定番メニューになっています。

この石焼らーめんが今年誕生から10周年を迎えるにあたり、
地元のラーメン店「石焼らーめん火山」さんが
日本一の石焼らーめんを決定する「推し麺(おしめん)決定戦」を開催中。

みそ、つけ麺、辛麺などのグループ別に投票を募り、
見事、決勝戦で1位を獲得したメニューは
名誉あるグランドメニューのセンターポジションが与えられます。

投票者には抽選で石焼らーめんが1年間無料で食べられる「推し麺年間パスポート」
がもらえるチャンスもあるとのことです。

石焼らーめん 火山

キプロスの女性デザイナーが リニューアルした高松名物 「瓦せんべい」がかわいい

地方の名産品とクリエイターのコラボレーションによって、
クラシックなおみやげのパッケージデザインを刷新し、世界でも通用するモダンな
デザイン・プロダクトに仕上げる「Roooots 名産品リデザインプロジェクト」。

これまで50名のクリエイターと80点ものリデザイン・アイテムを商品化してきて、
なかには売り上げ20倍増の効果をあげたものもあります。

このたび「瀬戸内国際芸術祭2013」にちなんだ
「Roooots 瀬戸内の名産品リデザインプロジェクト2013」
が開催され、500点もの応募が寄せられた中から選りすぐりのデザインが、
商品化されることになりました。

この高松名物のくつわ堂「瓦せんべい」も、本プロジェクトで
採用され、商品化されたデザインのひとつ。

デザイナーは、なんと海外キプロスの女性デザイナーAnna Kovecsesさん。
瓦せんべいそのものの形を女性の顔に見立て、
洗練されつつも親しみやすいデザインになっています。
このおせんべいは瀬戸内エリアのミュージアムショップなどで販売されています。

Roooots 瀬戸内の名産品リデザインプロジェクト2013

お取り寄せも可能になりました!

幸せおすそわけ! 富山のかわいい練り物 「福わけ鯛」

練り物パラダイス!

ハッシュタグ #nerimono_dc をつけて練り物の写真をツイートしてもらう、
デイリーポータルZとcolocalの共同企画「日本ねりものばなし」。
5/30(木)11時まで受付ております! 詳細はこちら

そしてコロカルニュースの本日(ギリギリ)のおすすめは、富山の「福わけ鯛」。

富山県では結婚式の引き出物として、
大きな鯛の蒲鉾を切り分けてご近所に福をおすそ分けする風習があります。
この「福わけ鯛」は、その引き出物を愛嬌たっぷりのミニサイズにしたもの。
味も本格的です。

おすそわけを通して、家族や地域全体で、よろこびや幸せを分かち合うなんて
とってもすてきですね。Webサイトから通信販売も受け付けています。

福わけ鯛

銀座・おば古

大切なおばあちゃんの味。

前回の出張以来、すっかり山形ファンになってしまった。
銀座にある山形アンテナショップ「おいしい山形プラザ」に立ち寄り、
からから煎餅や、ずんだ餅など、あれやこれやと物色。
ふと、以前行ったことのある山形料理屋が近くにあったことを思い出し、立ち寄ってみた。

銀座一丁目にある「おば古」。
日替わりランチを注文する。
まず出されるのが、名物「むき蕎麦」。
そばの実をむいて茹でたものに、ダシ汁をかけて食べる酒田地方の郷土料理。
プチプチの蕎麦の実と、ひんやり冷たいだしが心地よく、癖になる美味しさ。
その後、焼き魚をメインとした定食が運ばれて来る。
量、質、ともに充実の内容。

建物が古いためか、ほの暗い店内は妙に居心地が良い。
店を切り盛りしている女将さん、糊のぴしっと利いた真っ白い割烹着をまとい、
テキパキと持ち場をこなす。
壁にかかっているメニューに目を通すと、聞いたことのない名前がずらり。
きもと? 田毎むし? べんけいめし?
山形郷土料理、どうやら奥が深そう。
そこで女将さんにお願いをしてみた。
「山形料理のことや、もし思い出の郷土料理などあれば伺えないでしょうか」
女将さん、「はい」とひと言、承諾してくれた。

お茶漬けのようにサラッといただけるむきそば。酒田市では給食にも上るそう。

その時々で、季節のものを頂ける。冬には名物「どんがら汁」もメニューに上る。どんがら汁は寒ダラの頭から内蔵まで全てを豪快に煮込んだみそ汁。庄内地方の漁師料理。

練り物大国、 宮城のかまぼこテーマパーク 「鐘崎 かまぼこの国 笹かま館」

まだまだ続く練り物フィーバー。
さて練り物が特産の地域といえば、「笹かまぼこ」が名産の宮城県。
そんな宮城県に、かまぼこのテーマパーク「鐘崎 笹かま館」があります。

テーマパークがあるのは、地元の有名メーカー「鐘崎」の仙台市若林区にある工場敷地内。
施設内には「かまぼこハウス」があったり、笹かまづくりが体験できたり、
笹かまぼこ入りのバーガーを食べられたり、
昔ながらの製法で、一枚一枚笹かまぼこを手づくりする「かまぼこ塾」があったり。

かまぼこにまみれた休日を過ごすことができます。

さらに!!!かまぼこ館に隣接する「七夕館」では、
毎年8月にしか見られない仙台の七夕まつりを
一年中再現。予約すれば仙台七夕飾りの手作り体験も可能です。
ちょっと気になる練り物テーマパークです。

というわけで、コロカルではどしどし練り物の投稿を募集しております。
どこかで見つけた、おもしろい、かっこいい、
おいしい練り物をTwitterでぜひ投稿して下さい!

投稿の締切は、今週5月30日(木)の午前11時まで。応募の詳細はこちら

鐘崎 笹かま館

写真提供:明日も写真日和。さん

あなたのまちの練り物大募集! 「日本ねりものばなし」 締切は5月30日

コロカルではただいま、「デイリーポータルZ」さんの
コラボ企画「日本ねりものばなし」を開催中。
日本全国津々浦々のご当地練り物をTwitterで募集しております!
練り物といっても幅広いのですが、
今回は魚のすり身を練った後に加熱して固めた食品が対象です。

さてコロカルニュースからは、
練り物が盛んな和歌山県のご当地練り物をご紹介。
和歌山と言えば実は日本一のパンダの飼育数を誇る
かなりのパンダ推しな土地柄です。

そこで、蒲鉾歴110年を誇る老舗の濱辰商店さんが、
パンダの顔をかたちどったキュートな蒲鉾「パンダかまぼこ」を作りました。
白い部分は「ぐち」や「いとより鯛」などの新鮮な白身魚のすり身、
黒い部分はイカスミでできています。

このようなガラ入りの蒲鉾は、普通であれば金太郎飴のように作るのですが、
パンダかまぼこは職人さんが一つ一つ手作業で仕上げているのが特徴です。

などなど、あなたの地元ご自慢の
おもしろい、かっこいい、おいしい練り物をTwitterでぜひ投稿して下さい!
投稿の締切は、今週5月30日(木)の午前11時まで。
応募の詳細はこちら

濱辰商店

豊田市のかわいい「クラウン最中」。トヨタ自動車のお膝元には車のお菓子がいっぱい

ご当地お菓子といえばいろいろなものがありますが

トヨタ自動車のお膝元である愛知県豊田市では、
地元のお菓子やさんが競って自動車型のお菓子を販売しています。
自動車を形どったモナカや月餅、おまんじゅう、ゴーフレットなど、各お菓子やさんが趣向を凝らし、
それはそれはたくさんのお菓子が生まれました。

こちらの写真は、つたや製菓舗さんの「クラウン最中」。
まるでプラモデルのようなデザインがカッコイイ。

初代が昭和30年代に考案し、以来、豊田市のお土産として親しまれています。
モナカの中には、甘〜いあんこがぎっしり。

いつか豊田市の自動車お菓子、全種類を制覇してみたいところです。

つたや製菓舗

土佐名物エチオピア饅頭よ、 さようなら

高知の地元では知られている銘菓に
「エチオピア饅頭(まんじゅう)」というものがあります。
香南市の菓子店「近森大正堂」が販売する、手造りで素朴な味わいの黒糖まんじゅうです。

女優の広末涼子さんがお気に入りのお菓子として紹介し、
高知以外でも一躍有名になったお菓子なのですが、
残念ながら近森大正堂さんが今月で閉店されるにあたり、
エチオピア饅頭も販売を終了することになりました。

エチオピア饅頭の誕生は戦前にさかのぼります。

もともと初代の店主は、香南市で取れる黒糖「白下糖」を
使った黄まんじゅうを大正八年に土佐名物まんじゅうとして販売を開始しました。
その十数年後。店主は映画館で、イタリアに侵略を受けたエチオピアが
敵を勇敢に迎え撃ち、撃退したニュース映画を見ます。
このエピソードにいたく感動した彼は、自らの饅頭に「エチオピア」と名付けたのです。

その60年後、エチオピア大使がお店に表敬訪問し、
饅頭がエチオピア公認となるなど、篤い支援を受けていました。
しかし3代目店主さんがお亡くなりになり、
同じ味を保っていくのは難しいと、惜しまれながら
閉店されることになったそうです。

エチオピアと高知をつないだエチオピア饅頭。
販売は終了しても、人々の記憶にずっと残っていくことでしょう。

写真:hatumi30331さん

もう恋なんてスルメー……イカ(1)

SMぽいの好き。

みなさん、イカってどっちが背側か腹側わかりますか?
色が濃いこちらが背側です。

で、漏斗の見えるこちらが腹側です。

色が濃い方が新鮮だと知っている人は多いのですが、
背を向けているイカを
こっちが新鮮!と選んで買う人は少なくないようですね。

画像が逆さまだよ、と思わないでくださいね。
図鑑を見るとわかりますが、
頭が上、胴を下にするのが基本です。

イカやタコといった頭足類は頭の上に脚があるという
極めてユニークなデザインの生き物です。
頭のてっぺんに口があり、食道は頭を貫通しています。
よく噛まずにエサを飲み込むと絶対に頭が痛くなりそうです。

口のように見えますが、漏斗は口ではありません。
漏斗は排出口でイカはここから水、フン、墨を吐き出します。

眼の間の漏斗と脚に囲まれた口。口は肛門にしか見えないんですよね。

イカを釣りに行って、墨を顔にかけられたという人は
お読みの方の中にも、きっといらっしゃるでしょう。

いわゆる顔射っていうやつですかね。
いや、まあ、墨なんで違いますけどね。

イカに墨をひっかけられるのは漫画みたいで笑えますが、
先日、魚好きの若い女性から笑えない体験談を聞きました。

新鮮なイカが手に入った彼女。
ワタはおいしく食べられるんだし、他の内臓もと食べてみたところ、
突然、口の中に激痛が走りました。

鏡を見ながら口を大きく開けてみると、
舌や歯茎や頬の裏に5〜10mmの透明なトゲのようなものが。
べそをかきながら毛抜きで1本1本抜いたそうですが、
トゲの先は針のように尖っているのではなく、
マッチ棒のように太くなっていて、とても抜きにくかったそうです。

さては寄生虫のアニサキス? と思いますよね。
でも違いました。

彼女は何を食べたのかというと、イカの精莢を食べてしまったのです。

第3回で取り上げたズワイガニと同じように
イカも精子の詰まったカプセル(精莢)をメスに渡して
受精する繁殖方法をとっています。

イカの精莢はバネ仕掛けの矢のようになっていて、
刺激を受けると精子が飛び出す仕組みになっています。
おそらく噛んだ瞬間に彼女の口内に飛び散ってしまったのでしょう。

可哀想に彼女は口内発射されてしまったわけです。
ああ、イカ野郎の男汁をお口の中にぶちまけられるなんて。
しかもイカの新鮮な精子がそんなに痛いものだなんて。
レ・ミゼラブル! ああ、無情。

でも彼女はこうつぶやきました。
ああ、ダイオウイカのじゃなくて助かったわ。
女性はたくましいです。

口腔外科の学会誌でも
イカの精莢による症例が報告されています。
みなさんも気をつけてください。

たぶんこれがイカの精莢です。

いやあ、顔射とか口内発射とかアダルトな話題で
どーもすいませんね〜と謝りつつ、
脱線ついでなのでもう少しアダルト続けていいですか。

顔射で思いだすのが、昨年お亡くなりになった
丸谷才一さんの短編『鈍感な青年』に描かれている
図書館で知り合った男子(24歳・童貞)&女子(20歳・処女)の
交接、おっと違った、初体験シーンです。

《そのときだつた。少年時代のはじめから馴染みのある厚ぼつたい感覚の波が、まつたく不意に彼の腰に訪れ、男の蜜が濃い白の紐きれとなつてゆるやかな弧の弾道をたけだけしく飛んでゆき、娘の右眼の下を熱く激しく打つた》

《「なにこれ?」》

《きつい匂ひの重湯はすばやく冷えながら、白く淡く、ゆるやかに頬をつたはり、三つに分れてしたたり、やがて口紅のすつかり剝げた唇に達する。それが口の端に溜つても女はじつとしてこちらを見てゐる》

《ぼうつと煙る双の眼に見られながら若者は面目ない思ひで恥しさに堪へ、それからけろりとした顔を装つて言つた。》
(『樹影譚』文春文庫)

私小説の暗くじめじめした世界を嫌った丸谷さんならではの
軽妙な筆致で、この短編、ラストがナイスですね〜。

この作品が発表されたのは1986年。
AVを一気にメジャーにした黒木香さんの
デビュー作『SMぽいの好き』と同じ年です。
男女雇用機会均等法が施行された年でもあります。

思うに、この頃からではないのでしょうか。
男子の性的経験のなさゆえの滑稽な失敗談、
ユーモラスな青春譚だった顔射が、
サディズム的嗜好を満足させる行為へと変化したのは。

なんかすごい発見をした気がしましたが、
気のせいでした。

とっ散らかった展開になってしまいました。
イカの話に戻りましょう。

「イカ」とひとくくりにしがちですが、スルメイカ、ヤリイカ、
ケンサキイカ、アオリイカ、コウイカ、コブシメ、ホタルイカ、
ダイオウイカ…それはもうたくさんの種類がいます。
なんでも450種くらいいるのだとか。

イカはざっくり分けるとコウイカ目(cuttlefish)と
ツツイカ目(squid)の2つのグループに分けられます。

コウイカ、カミナリイカ、コブシメといったコウイカ目。
ツツイカ目は沿岸にいるアオリイカ、ヤリイカ、ケンサキイカ。
沖合にいるスルメイカあたりでしょうか、馴染みがあるのは。

イカは軟体動物。分類学上は貝の仲間です。

「動きの鈍い貝と俊敏なイカが仲間だって? 
貝に眼はないでゲソ。第一、イカには貝殻がないじゃなイカ」
って思いますよね。
よく浜辺に打ち上げられている舟形をした
コウイカの甲はご存知でしょう。
これは貝殻が変化したもので、身に包まれ、浮きの役割をしています。

ツツイカの仲間には軟甲と呼ばれる細く透明な棒状のものがあります。
これが、もとは貝殻だったらしいのです。
軟甲には浮きの役割はなく、形状を維持するためのもの
と考えられています。

コウイカの甲です

スルメイカの軟甲です

貝とイカの中間っぽいオウムガイ@横浜八景島シーパラダイス

スルメイカの寿命は1年!

さて、たくさんいるイカのなかでも
ダントツで多く漁獲されているのはスルメイカです。

日本で漁獲されるイカのなんと7割がスルメイカで年間約20万トン。

スルメイカのメインの産卵地は東シナ海です。
通年産卵していますが、ピークは秋から冬で
生まれたての赤ちゃんイカは暖流に乗って、北上します。
秋に生まれたイカは対馬海流にのって日本海側を北上し、
冬に生まれたイカは黒潮にのって太平洋側を北上します。

イカ釣り漁船は船団を組んで、イカの北上に合わせながら漁獲します。

なので、ヨットで日本を一周する計画で、一番危惧したのが
イカ釣り船団の北上とタイミングが重なってしまうと
港が混雑して係留できないかもしれない、ということでした。

イカ釣り船団で金沢港は満杯。うわぁー、係留する場所がない!

イカは生まれると、暖流にのってエサを求めに北上し、
大きくなると恋を求めて南下する。
卵を産んで、死ぬ!

大回遊をするのにもかかわらず、スルメイカの寿命は1年です。
スルメイカだけでなく、たいていのイカの寿命は
基本的に約1年なんですって。

だからイカの世界には「年の差婚」とかはないわけです。
同じ年に産まれた者同志が、ともに旅し、恋に落ち、
子どもを産んで、はい、さようなら。

短いけれど充実した一生ですね。
命短し恋せよ乙女。
みなさん、恋してますかー。

スルメイカの脚は10本で、そのうち長い2本は触腕と呼ばれ、
エサを捕まえるときや、交接で相手にしがみつくときに活躍します。

触腕

この長い触腕を使ってオスは精子の入ったカプセルを
メスに渡すと思い込んでいた人はいませんか?

はーい、ここにいまーす。
僕もそう思い込んでいましたが、そうではないんです。

イカの種類によって交接に使う腕は違うのですが、
スルメイカの場合は右第4腕。
右第4腕の先は精莢を暴発させないように吸盤が少なくなっています。

なんかHな気配がするぞ、右第4腕。

スルメイカの産卵は長い間謎でした。

沿岸で産卵するコウイカやアオリイカの卵なら
見たことがあるダイバーは多いのではないでしょうか。

ところが沖合に生息するスルメイカは観察の仕様がありません。
ぶにょーっとした寒天状の直径1mくらいの卵塊を産むことが
分かったのはわりと最近のことです。

その塊がスルメイカの卵とは学者も気がつかず、
ホヤの仲間だろうと考えていたんですって。

次回はイカには心臓が3つあるってことからお話ししましょう。

〜スルメイカの項つづく

インコを口の中に入れた時の味?!神戸の鳥カフェが作った「インコ風味アイス」

近頃、猫がいる猫カフェに続き人気急上昇中の、鳥がいる「鳥カフェ」。
色とりどりの鳥たちを眺めながらゆっくりお茶ができる、なんとも素敵な空間です。

神戸市灘区にある鳥カフェ「とりみ(鳥見)カフェ ぽこの森」さんでは、
鳥への愛が勢いあまって、インコをモチーフにしたアイスクリーム
「インコ風味アイス」を製作!

阪神百貨店梅田本店で開催された「幸せを運ぶ小鳥の作品展2013」で販売したところ、
ものすごい評判になりました。

お味は

「オカメインコ風」

「セキセイインコ風」

「文鳥風フィンチ」

の3種類。

口の中に文鳥を突っ込んだときの胸の羽根の触感や、
セキセイインコの香りを再現しているとか。
無添加・無着色のバニラアイスをベースに使用しており、
鳥さんが食べる雑穀が入っているものも。マニアの世界の深淵を覗いた想いです。

あまりの評判に、ぽこの森さんではただいまこのアイスの
通信販売を検討中。通販ページではほかにもいろいろな鳥グッズが販売されています。

とりみ(鳥見)カフェ ぽこの森

新しい広島銘菓になりそう!因島うまれのフレッシュな「はっさく大福」

GWで帰省された方も多いのではないでしょうか?
わたくし、ある広島のお菓子がどーーしても食べたくなり、
帰省する友人の奥田さんにすごい勢いでお願いをして
買ってきてもらいました。

それがこの「はっさく大福」! 
瀬戸内海に浮かぶ広島県・因島発祥のフルーツ・はっさくを
材料にしたユニークな大福です。

写真が下手で申し訳ありません。
大福をあけると、プリプリのはっさくの果実がぎっしり詰まっています。
それをあっさりとした白餡でくるみ、
みかんの皮をねりこんだみかん餅で包み込んでいるのです。
フレッシュで爽やかなハーモニーがたまりません。いくつでも食べられそうです。

このはっさく大福を生み出したのは、広島市に店舗のある「もち菓子のかしはら」さん。
創業70年の由緒あるお菓子やさんです。

かしはらさんはもともと、因島のお菓子屋さんでした。
先代の伸一さんは、亡先妻さんと4年の年月をかけて
はっさく大福を完成させたのですが、2005年に先妻さんが急逝。
ショックを受けた伸一さんはお店をたたんでしまいます。

その後伸一さんは、再婚した奥様の夏子さんと、
夏子さんの娘さん洋洋さんの助けによってお店を再会。
洋洋さんと結婚した龍一さんが料理人だったこともあり、
龍一さんが伸一さんの味を受け継ぎたいと願って修行し、
2013年の4月に広島市にお店を移転したのです。

いまでは「はっさく大福」が広島駅のおみやげコーナーにも登場して、
着々と広島名物への道を歩んでいるようです。
かしはらさんのはっさく大福ストーリーはWebサイトで読むことができます。

もち菓子のかしはら|Fax注文可能