捨てられる運命だった
飛騨のほうれん草を、
〈ミチナル〉が蘇らせる!

ほうれん草を年中出荷できる高山市で、
あえて「冷凍ほうれん草」にチャレンジした理由

飛騨の高山市は、ほうれん草の産地。
秋から冬にかけて旬の野菜であるが、高冷地という高山市の特色を生かし、
春から夏にかけても出荷が可能である。
特に他地域にほうれん草がないときに重宝され、
市町村レベルでは全国一の出荷量を誇っている。

この高山のほうれん草を冷凍にして発売しているのが、
2015年にスタートした食品加工会社〈ミチナル〉。
扱っているほうれん草は、すべて規格に合わせるために取ってしまう外側の葉、
つまり端材だという。

きっかけは代表取締役の山下喜一郎さんが、ほうれん草の畑を見学したときのこと。
「たくさんの葉が捨ててあったんです。
でも束になっていないだけで、通常のほうれん草と何も変わらないので
『持ち帰っていいですか?』と聞いたんです」

同じほうれん草ではあるが、農家にとっては捨てるもの。
しかし実際に持ち帰って食べた山下さんは、
「何の問題もなく食べられたので、何かに活用できないか」と考えた。

代表取締役の山下喜一郎さん。

副産物を処理するところまでが農業だ!

こうして〈ミチナル〉では端材を使った冷凍ほうれん草を発売し始めた。
工場では、契約農家からほうれん草の端材を仕入れ、
土や根などを洗浄し、茹でてカットしたのち冷凍する。
工場で製造工程を見ていても、普通のほうれん草と遜色ない。

要所要所で人の目による選別も欠かせない。

「“出てくる副産物を処理するところまでが農業である”と思っています」と言う山下さん。
そもそも端材ほうれん草の利用は、
端材やその背景にある規格への問題点を広めていき、
農業の変革を目指した取り組みのひとつである。

「農業界にも高齢化が進み、
これからは人の手間をかける作業が難しくなっていくと思います。
そうすると流通の仕組みや考え方などを変えていかなくてはならない。
ビジネスモデルが大きく変化していくと思います」

規格には流通を円滑にする役割があるが、その規格に合わせるために端材が出てしまう。
だから規格に対する意識に変化が起こり、
もしかたちを整えないままでいいような流通システムになれば、端材が出なくなる可能性がある。
当然、端材で商売している〈ミチナル〉にとっては
原材料がなくなるという側面では痛手だ。

しかし〈ミチナル〉がアプローチしているのは農業そのもの。
端材が生まれてこないようにするために、端材で商売をしているのだ。
一時的にはマイナスかもしれないが、長い目で見れば意味が出てくる。
その覚悟がある。

ほうれん草を茹でる工程では菌を殺す作用も。

「私たちがやっている意義が広まっていけば、実は端材が減っていく。
それでいいと思っています。課題は時代とともに、変わっていきます。
これから私たちに求められるものは食品加工だけではありません。
人口減少する世の中になって、これまでの市場が伸びてきた社会での原理は通用しません。
それに合わせて、こちらもどんどん変わっていくつもりです」

〈ミチナル〉は「ミチナル食品」という会社名にはあえてしなかった。
農業や食文化全体が新たなステージに移行していくなかで、
自分たちも、食品加工だけでなく、変わらなければならないからだ。
「変わっていけないのであれば、存続している意味がない」とまで、
山下社長は強い言葉で言う。

最終的にほうれん草を冷凍する機械はかなり大きい。

多くの工程を経て〈飛騨・美濃産 おいしいほうれん草〉という商品になる。

〈真鶴ピザ食堂ケニー〉
真鶴で理想の暮らしを手に入れた
夫婦がつくるハッピーなピザ

誰もが入りやすい、まちのピザ食堂をつくる

「ピザ屋ができるらしい。それも、どうやら移住したての若い夫婦がやるらしい」――。

神奈川県の小さな港町真鶴で、その噂はすぐに広まった。
2016年11月に駅から少し離れた場所で工事が始まると、
翌月17日にあっという間に開店した。

「移住したての若い夫婦」が始めたにもかかわらず、
そこにはまちにあるさまざまなお店から開店祝いの花が並べられた。
まるでみんながこのピザ屋を待ち焦がれていたようだ。

それに来店するのは若者だけではない。
子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで世代を超えてやってくる。
高校生が学校終わりに来ることもある。こうしてあっという間に
「まちの食堂」のひとつに仲間入りしたのが、〈真鶴ピザ食堂ケニー〉だ。

「どんな人でも、ちびっこたちからおじいさんまで
来てもらえるお店にしたかったんです。ピッツァじゃなくて『ピザ』。
トラットリアやピッツェリアじゃなくて、『食堂』っていう感じ」

そう語るのは夫婦でケニーを運営する向井日香(にちか)さんだ。
向井さんたちは2016年6月に真鶴に移住してきたので、
移住からわずか半年足らずでお店をオープンしたことになる。

向井日香さん。お店を運営しながら、造花作家としても活動する。

お店のメニューを見ると、干物を乗せたピザや
塩辛を使ったパスタ、うつぼのアヒージョなど、
普通のイタリアンレストランではまず見ないであろう素材が並んでいる。

「まちに根づいてやっているお店の店主さんとつながれることが、
使わせてもらうことだったんです。
まだここに越してきて浅いですが、自分たちがいいなと思ったまちの特産品を
『こういう食べ方もあるんだ』っておもしろがってくれたらいいなと思っています」
シェフを務める向井研介さんはそう語る。

外には暖簾をかけ、店内にもスケートボードを飾るなど、
レストランというよりやはり食堂の雰囲気だ。

「都内にいるときは店構えも内装もしっかりしたところでやっていたんです。
でもそうするとそれだけで踏み入れる客層が決まっちゃうんですよね。
自分たちがかっこいいなと思うイメージと、お客さんが入りたいなと思うイメージを
すり合わせたところがいまの感じだったんです」

生地は、国産小麦100%で毎日手ごねでつくっているという。
実際にピザを食べてみても食感がよく、具だけでなく生地の味もしっかりと楽しめる。
ピザ以外も「サバのみりん干しとマッシュポテト」など
意外な組み合わせが多く驚くが、食べてみるとその組み合わせに納得する。
この驚きもここに人が集まる理由のひとつかもしれない。

値段も良心的で、1000円以下にこだわる。(上から時計回りに)アジのみりん干しとタケノコのピザ、アジの塩干しとオリーブのピザ、ウツボのみりん干しとししとうのアヒージョ。もちろん、干物を使ったピザ以外にマルゲリータなどの一般的なピザもある。

友だちの家に遊びに来たような内装。内装工事はほとんど自分たちで改修を行った。

より過ごしやすい環境を求めて

福島県に生まれた研介さんは、「山と田んぼしかない」田舎町の
居酒屋を営む家で育った。まちで人気の居酒屋だった。

「父親が、マスター!マスター! って呼ばれてるんですけど、
なんでマスターって呼ばれてるんだろうって思っていました。
いまや自分がたまに呼ばれるんですけど(笑)」

親の姿を見ていて、大人になったら自分もそうなるだろうと、
その姿しか想像できなかった。福島県郡山市のカフェで働いていたとき、
系列店への異動で東京に呼ばれた。それが21歳のときだった。

しばらくしてその会社を辞めたあと、別の会社で約6年、
イタリアンやビストロなどの飲食店の立ち上げに料理担当として関わった。
そして、吉祥寺のレストランで働いていたときに日香さんと出会った。

一方、埼玉県郊外の住宅街で育った日香さんは、
高校を卒業して文化服装学院に進んだあと、
ウエディングドレスをつくるアトリエに入った。
そこで、装飾担当として髪飾りや刺繍をしていた。

そんななか、二十歳のときに働きながら参加した造花教室をきっかけに、
造花に可能性を感じるようになる。最初は趣味として造花を始め、
2013年からは飲食店でアルバイトをしながら「造花作家」と名乗り活動を始める。

日香さんの作品。材料は、熱を当てるとかたくなる加工がしてあるシルクを使う。コサージュのように身につけられる作品もあれば、箱に入れて飾る作品も。木の枠は研介さんがつくっている。(写真提供:向井日香さん)

シルクは自分で草木染めを行う。染色は独学で学んだ。植物らしい形で、植物らしくない色をつける。(写真提供:向井日香さん)

型は自分で画用紙などに描く。「バラとかじゃなくて、ヨモギやオオバコなど、道路の脇に生えているような身近な植物をモチーフにしたいんです」

はじめに千駄木にあるカフェ兼ギャラリーの〈HAGISO〉で小さな個展を開いた。
それが美術館ショップのオーナーの目に止まり、
東京丸の内の〈三菱一号館美術館〉でも展示販売を行った。
順調に作家としてのキャリアを積んでいるように見えるが、
ある言葉を機に移住を考え始めたという。

「当時は都内の小さなアパートで、キッチンにブルーシートを敷いて
制作していたんです。しかも週5日飲食店でアルバイトをして、
休日に制作活動をして、結構大変で。
ある日、昔のウェディングの職場の手伝いをしていたら、
『目が弱ったね』と言われたんです。
造花の制作は、何もないところから作る必要があるんですが、
発想したり考えたりする力が弱まってしまったみたいで。
私は環境に流されやすいタイプなので、
一度、環境を変える以外手段がないなと、移住を考え始めました」

HAGISOでの個展風景。HAGISOは古民家を人が集まるスペースに改修したスペース。(写真提供:向井日香さん)

研介さんも、日香さんとの結婚を機に移住を検討し出す。

「もともとずっと福島に戻りたいと思っていたんです。
もちろん自分の家族もいるし、友だちもいる。
だけど一番大事なのは自分がつくる家族だから、
その家族がより過ごしやすいところがいいなと思って、福島以外でも探し始めました」

なんもだー! 〈なんもダイニング!〉 秋田市民市場に新しい 命を吹き込むフードイベント

秋田ならではの「なんもだー!」精神でおもてなし

2月25日(土)、秋田市民市場にて「なんもだー!」を合言葉に
フード&マルシェイベント〈なんもダイニング!〉が開催されます。

これは、各地で争奪戦となったフリーマガジン『のんびり』を企画編集し、
天使の寒天、池田修三、いちじくいちなど、秋田のたからものに
次々と光をあててきたのんびり合同会社が、
秋田市民市場とタッグを組んで開催するもの。
第1回目となる今回は、秋田のおもてなし精神をニッポン中に届ける
学校のようなウェブマガジン『なんも大学』ともタッグを組みます。

会場となるのは「秋田の台所」と呼ばれる秋田市民市場。
市場には、季節ごとにハタハタやふぐ、岩牡蠣、蟹、じゅんさい、
あわび茸など、秋田、東北の旬の食材が並びます。
秋になれば、横沢曲りねぎ、山内にんじんなどの伝統野菜も!
こちらの市場、秋田駅から徒歩3分という立地にあり、周辺には宿泊施設もたくさん。
仕事や観光で秋田を訪れる方にもおすすめのスポットなんです。

Photo : 高橋希(オジモンカメラ)

当日は、市場の広場に巨大なテーブルが登場。
秋田の食材を肴に、昼間っから飲んで食べて楽しめます。
ライブやトークイベントなど、イベントもいろいろ。

じつはここには、最近まで買ったものを食べるスペースがなかったのだそう。
それを少しずつ変えてきたのが『のんびり』編集部の皆さん。
取材で訪れた際に「市場で買ったものをその場で食べられる場があれば」と
市場で買った食材で朝ごはんをつくって食べてみたり、
空き店舗をフリースペースに変えるというアイデアを企画・実行し

『のんびり』10号で紹介しました。

『のんびり』vol.10(2014)

その後も、市場を秋田の食の拠点として再生すべく、さまざまな試みを実施。
このたび初開催となる〈なんもダイニング!〉は、
市場で食べられるサービスが本格稼働する記念すべき日なのだとか。
これは盛り上がりそうですね。

ちょい飲みOK。 立ち呑み〈一風堂スタンド〉 遂に本拠地・福岡にオープン!

立ち飲み〈一風堂スタンド〉がいよいよ本拠地福岡に!

博多ラーメンでお馴染みの〈一風堂〉。
その人気は日本にとどまらず、海外にも広がっていますが、
立ち飲み業態〈一風堂スタンド〉も展開しているのをご存知ですか?

現在東京の浜松町、西五反田に出展する〈一風堂スタンド〉が、
2017年2月22日(水)、本拠地の福岡・天神西通りにオープンします。
オープンキャンペーンのキャラクターには、「あしたのジョー」を起用しました!

一階〈一風堂スタンド〉店内

こちらの店舗は、フロアごとに特徴を変えた2階建て。
1階の〈一風堂スタンド〉は、海外のウェイティングバーと
日本の角打ちから着想した立ち呑み業態。
〈博多住吉酒販〉監修の日本酒や、福岡の地ビール“ブルーマスター”に、
シンプルな豚骨ラーメン〈零-zero-〉、そして最近の糖質制限ブームに
応えたメニュー〈低糖質 博多中華そば〉がラインナップしています。
15時からは〈オリーブとピクルスの味噌漬け〉や〈博多バンズ〉、
〈オニオンリングタワー〉など、お酒が進むおつまみも。

一風堂 零-zero-(650円)

低糖質 博多中華そば(650円)

博多チャーシューバンズ(200円)

立つまみ オニオンリングタワー(580円)

鳥取の手仕事と 旬の食材に出会える 〈co-tori 2017〉

東京の中目黒界隈の飲食店やショップと
鳥取がコラボレーションするイベント〈co-tori(コトリ)〉。

2013年にスタートして以来、中目黒のまちを歩きながら、
鳥取自慢の食材やお酒、長く豊かな歴史をもつクラフト文化に
触れられる人気イベントです。

今年は、2017年2月25日(土)から3月10日(金)まで、
〈TOTTORI craft〉展、〈co-tori CAFE&RESTAURANT〉、
〈co-tori BAL〉の3企画をメインに開催されます。

鳥取県の中部に位置する倉吉市のまちなみ。江戸・明治期に建てられた白壁土蔵群が今も保存されている。

〈TOTTORI craft〉展では、器好きの間でも
熱い支持を集める器と道具の店〈SML〉を会場に、
陶器、和紙、型染め、鋼など多彩な手仕事を紹介。

食べ物と並び、なぜクラフトをピックアップしているのかといえば、
鳥取は、民藝運動家の吉田璋也氏により民藝の思想が実践された地だから。

現在も〈用の美〉の精神と伝統の技術に学びながら、
今の時代にあったものづくりが行われているのです。

鳥取県産の食材を使ったスペシャルメニューを
楽しめる〈co-tori CAFE&RESTAURANT〉には、7つの飲食店が参加。
〈白バラ牛乳のチャイ〉に〈鳥取和牛トリッパと白インゲンの
白ワイン煮込みゴルゴンゾーラの香り〉など、各店舗が趣向を凝らした一品が登場します。

これまでに開催されたco-toriの様子

〈八戸ブイヤベース フェスタ2017〉で 八戸の地魚の美味しさに 出会ってみよう

そもそも〈八戸ブイヤベース〉とは?

八戸の魚介の豊富さ、美味しさ、面白さ、素晴らしさ……。
そのすべてを、“八戸ブイヤベース”というスープ料理を
通して体感してほしい!
そんな想いから生まれたイベント〈八戸ブイヤベースフェスタ2017〉が、
2017年2月1日(水)から3月31日(金)まで、開催中です。

主催するのは世界一、地魚を愛する街・八戸の
実現を目指す団体〈八戸ハマリレーションプロジェクト〉。

八戸ブイヤベースを通し、八戸の魚介の本質的な価値や、
地域の食文化の豊かさにふれてもらえればと、
2012年より同イベントを実施しています。

6回目となる今回は、八戸市内と
八戸市外(三沢、久慈)2店のレストランを加えた、合計17店舗が参加。
フェスタ期間中、旬の八戸の魚介をふんだんに使った
各店オリジナルの八戸ブイヤベースを提供しています。

八戸で最初にブイヤベースを提供した〈八戸グランドホテル〉は伝統を守る一皿。

そもそもブイヤベースとは、
フランス・マルセイユ発祥の、魚介類をたっぷり使ったスープ料理。
本場マルセイユでは、ブイヤベース憲章なるものも存在し、
厳格に定められたルールのもとで、提供されているといいます。

ルールは、「八戸産の魚介類をふんだんに使用」&
「八戸流は二度おいしい!」

そして八戸ブイヤベースにも、その名を名乗るためのルールが! 
1つ目は「八戸産の魚介類をふんだんに使用」していること。
地元・八戸港で水揚げされた魚介類を、最低4種類以上使い、
野菜やハーブ類にも、できるだけ地元のものを用いることが第一条件です。

そしてルール2つ目は、「八戸流は二度おいしい」という合言葉のもと、
具材も、スープも、両方楽しめる料理に仕上げること!
スープそのものを活かした各店独自の締めの一皿を用意することで、
一皿で二度おいしい、八戸流のブイヤベースとなります。

ブイヤベースとひとくちに言っても、
各店のシェフそれぞれが趣向を凝らしており、見た目も味も個性豊か。

〈リストランテ澤内〉はリゾットやパスタも合わせたコース全体で八戸魚介を堪能できる。

「グランドサンピア八戸」はしじみや昆布のだしも加えた、日本人好みのスープに。

農産物を加工し魅力的に発信。
和歌山〈FROM FARM〉
大谷幸司さん

“緑のダイヤ”と呼ばれる、和歌山の特産品

みかん、梅、はっさく、柿などの生産量が日本一として知られる和歌山県。
しかし日本一の生産量を誇るのは果物だけではない。
全国収穫量のうち、和歌山県が約70%を占めているのが山椒。
また和歌山県有田郡が原産とされる、紀州独自品種の「ぶどう山椒」は
“緑のダイヤ”と呼ばれるほどの最高級品とされている。

山椒は実はミカン科の植物。ぶどう山椒は粒が大きく、畑では柑橘のような香りがするという。(写真提供:FROM FARM)

七味唐辛子の原料として、そして鰻の蒲焼きを食べるときに欠かせない存在である山椒。
誰もがその風味をイメージできる香辛料だが、
日常的に料理に使っている人は少ないかもしれない。
そんな山椒と和歌山の農産物を組み合わせて、
新しい魅力を生み出している人が和歌山県海南市にいる。
農業を営みながら、和歌山の農産物を生かした加工食品の
製造・販売を手がける〈FROM FARM〉の大谷幸司さんだ。

〈FROM FARM〉代表の大谷幸司さんと奥様の奈穂子(なおこ)さん。

周辺にはみかんの畑が広がる。

現在FROM FARMの定番商品となっているのは
ドライフルーツ、グラノーラ、ミックスナッツの3種類の商品。
そのどれもに山椒をはじめ、はっさくや不知火(しらぬい)などの柑橘、
キウイや柿といった地元で収穫された農産物が原料として使われている。
どの商品も和歌山県外のセレクトショップでも取り扱われていたり、
そのおいしさが評判となってメディアで取り上げられていたりすることもあり、
パッケージに見覚えがある人もいるだろう。

定番商品のミックスナッツは「メープルシロップ&山椒」と「メープルシロップ&はっさく」の2種類の味わい。

メープルシロップでコーティングし、ぶどう山椒で風味づけされたミックスナッツ。あとを引く味わいを、山椒の爽やかな風味とメープルシロップのやさしい甘味が生み出している。

「いまでこそFROM FARMというブランドを僕たちは手がけていますが、
当初はそういうことをまったく考えていなくて」と大谷さん。
地元の農家に生まれた大谷さんだが、農業を始める前は
愛知県で会社勤めをされていたのだそう。

「10年くらい前に父親が体調を崩してしまい、
そのタイミングでUターンをして家業を引き継いだんです。
ちょうどその頃、施設園芸を始めたばかりだったこともあり、
6〜7年ほどは専業農家としてスプレーマムという品種の菊を生産していました。
その頃に農家さんたちと話をするなかで、
農業がおもしろいなと思い始めてきたのと同時に
『農作物を一からつくるのとはまた違う、自分にできることがあるんじゃないかな?』
と考えるようになったんです」

家業が軌道に乗り、またお父さんの体調が戻った4年ほど前から、
和歌山の産物を使った加工品づくりに取り組み始めた大谷さん。
そのとき、注目したのが山椒だった。

グラノーラは「山椒」「柿」「不知火(しらぬい)&キウイ」の3種類。ミルクやヨーグルトとあわせるのはもちろん、そのまま食べても美味。

日本酒×サブカル! 〈日本酒マニアック博〉 池袋パルコにて開催中

〈クリエイターズ・デザイン・ワンカップ〉も気になる!

2017年3月5日(日)まで、池袋・パルコミュージアムで、
日本酒をカルチャーとして楽しむ
展覧会〈I LOVE SAKE 日本酒マニアック博 in 東京〉が開催中です。

〈日本酒マニアック博〉は、日本酒の二次創作を
さまざまな切り口で発信した展覧会。
大阪・梅田で始まり、好評を受けてこのたび東京に初上陸します。

展示内容は盛りだくさん。
なかでも注目は、〈ワンカップ〉でおなじみの
酒造メーカー〈大関株式会社〉と
人気クリエイターのコラボにより実現した〈クリエイターズ・デザイン・ワンカップ〉。
安野モヨコ、宇野亞喜良や赤塚不二夫など総勢30名によって
イラスト・デザインされたワンカップたちに胸がときめきます。

〈クリエイターズ・デザイン・ワンカップ(全31種)〉各888円(税込)。作家は左から楳図かずお、Noritake、蛭子能収。

安野モヨコ(漫画家)

宇野亞喜良(イラストレーター)

ほかにも、蔵元の男性をモデルにした写真展〈SAKE漢グラビア写真展〉、
広告や写真集などで女性の撮影を数多く手がける写真家・藤代冥砂が
一升瓶と女性を撮り下ろした〈きらめく一升瓶女子写真展〉など、
マニアックな角度から日本酒を楽しむコンテンツが。

〈SAKE漢グラビア写真展〉モデルは岡山県の蔵元〈辻本店〉の辻総一郎。

冨田酒造(七本槍)冨田泰伸

平孝酒造(日高見)平井孝治

〈きらめく一升瓶女子写真展〉モデルはバンド〈tricot〉のボーカル&ギター・中嶋イッキュウ。撮影/藤代冥砂

〈きらめく一升瓶女子写真展〉モデル/今野杏南(グラビアアイドル)、撮影/藤代冥砂

目指したのは、
ワインにも合うハード系パン!
「こんなパンあったらいいな」
を叶える西和賀のパン工房
〈Korva(コルヴァ)〉

西和賀にんげん図鑑Vol.4 bread&patisserie Korva(コルヴァ)

日々の食事は「ご飯食」で、パンを食べる機会はほとんどないのに、
ワインを飲む時だけは、パン、それもバゲットなどハード系のパンが食べたくなる、
という人は少なくない。
パンと焼き菓子の工房〈Korva(コルヴァ)〉を営む鈴木智之さんも、そのひとり。
平成28年5月に西和賀町北部の沢内地区で工房を開いたのも、それが理由だった。

鈴木さんは、同町南部にある湯川温泉郷の温泉宿の長男として生まれた。
小学5年生で弁当をつくるほど料理が好きで、東京の大学を卒業後は飲食店の厨房で働き、
調理技術を習得。実家の温泉宿を継ぐつもりだった。

その決意どおり、6年後に西和賀に戻って実家で働いていたが、
結婚を機に横手市に移住し、家業からも離職。
同市のホテルのレストランなどで勤めた。
再び西和賀に戻ってきたのは、3年後の平成21年。
地元・湯川温泉郷に新しくオープンする温泉宿のオーナーに、
「うちの料理長に」と請われたからだ。

「声をかけてくださったのは、〈山人(やまど)〉の高鷹(政明)さんです。
6歳年上ですが、昔から顔なじみで気心が知れていましたし、
料理に対する考え方の方向性も同じでしたので、お世話になることに決めました。
近所には実家の温泉宿がありましたが、すでに『開店休業状態』でしたから、
まあ気にしても仕方ないのかなと。
むしろ年をとった両親の近くで働ける、と前向きに考えました」

しかし、50歳を目前にした平成27年、また転機が訪れる。
実家の父親が転んで圧迫骨折したことがきっかけで、
親の寿命や自分の残りの人生を意識し、「自分のための仕事をしたい」と考えるようになった。
そして同じ頃、現在の建物でかつてパン店を営んでいた、という女性と出会う。
女性は建物の買い手を探していた。

「自分でパンをつくるようになって、ワインを飲む時以外もパンを食べるようになった」という鈴木さん。

「これまでパンを食べたいと思うことも、実際に食べることもほとんどなかったのですが、
唯一、ワインを飲んだときに、
ちょっとおいしいパンとチーズがほしいなと思うことがありました。
でも町内では、ワインに合う、バケットのようなハード系のパンは手に入らない。
それなら自分がつくろう! と、〈山人〉を辞めて、ここを譲り受けることにしたんです」

とはいうものの、パン作りは、〈山人〉で朝食用に手ごねパンを焼いていた程度。
そこで、専門書を買って独学した。
目指すは、ワインにも合う、ライ麦の香りが豊かな食べ応えのあるパン。
そして地元産の食材にもこだわりたい。
こうして試行錯誤で完成させたのが、現在の看板商品〈カンパーニュ〉だった。

〈爆盛り金沢カレーうどん〉 〈台湾まぜうどん〉 はなまるうどんのご当地 限定ローカルメニューが気になる

食べてみたい!〈はなまるうどん〉の地方限定メニューがずらり

香川発祥、いまでは全国でおなじみの
讃岐うどんチェーン〈はなまるうどん〉が、
地方限定でユニークなうどんを提供しています。

こちらは、石川県内だけの期間限定〈金沢カツカレーうどん〉。
北陸放送の番組『絶好調W』とのコラボメニューです。
濃厚なルーにカツがトッピングされ、キャベツの千切りとともに、
ステンレスの器でいただく金沢カレーが、なんと、うどんに…!

爆盛り金沢カレーうどん

Wカツ金沢カレーうどん

ベーシックな〈金沢カツカレーうどん〉(税込580円)のほか、
カツが2枚乗った〈Wカツ金沢カレーうどん〉(税込780円)、
大きなカツに、はなまるの人気トッピングを乗せた
〈爆盛り金沢カレーうどん〉(税込1,000円)も。
すさまじいボリュームで、下のうどんが見えないほど!

ほかにもある期間限定のご当地メニューは…

台湾まぜうどん

愛知県、岐阜県、三重県内のはなまるうどんで提供されている
〈台湾まぜうどん〉(税込・小580円より)。
名古屋発祥の“台湾ラーメン”をもとにした新B級グルメ〈台湾まぜそば〉を
うどんにアレンジしちゃいました。

もちもちした食感の温うどんに、辛さ控えめの特製タレで炒めたひき肉、
卵黄、生ニラ、ネギ、魚粉、刻みのりをトッピングしています。
唐辛子と辛〜い中国山椒の花椒(ホアジャオ)を調合した、
特製の辛味調味料をたっぷりと使用。

辛さが選べる〈激辛 台湾まぜうどん〉に
限界ギリギリの〈限界辛辛(閉店ガラガラ)〉もラインナップ。
おすすめは“残った肉ダレに追い飯を投入”とのことです。

〈激辛 台湾まぜうどん〉

〈限界辛辛(閉店ガラガラ)〉台湾まぜうどん

飯能〈おらく〉
やきとりに、湯豆腐も。
創業70年の居心地いい居酒屋

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思わぬ電車の旅でたどり着いた、老舗居酒屋で一杯

その日の私のバッグは、斜めがけしたポーチ、
サブバッグのトートバッグ、買い物した紙袋と3つ。
年末の混み合うラッシュ時間の電車で網棚にのせたトートバッグを、忘れ物。
問い合わせたところ4社目で見つかり、ようやく安堵。
東横線で私に置いてゆかれ、副都心線で気づかれることもなく、
西武線で長らく揺られ、終着駅の飯能駅にあるそうな。

都心近郊の乗り入れ電車は続くよどこまでも。
取りに行くのは、片道2時間ちょっとのゆられ旅です。
大事な商売道具のペンケースとスケッチブックの入ったトートバッグを受け取って、
せっかくなので、知らないまちの駅を降りてみます。

夕暮れ時のロータリーに見つけたのは、やきとりと寿司の文字。
ガラガラと引き戸をを引いて「居酒屋おらく」の暖簾をくぐります。
先客はなく本日最初の客のよう。奥まで広い。
左手のカウンターには、予約席とあったので、右手のくの字のカウンターへ座って、
再放送の、事件の起こるドラマが流れているテレビを斜め上に観つつ、
瓶ビールを注ぎます。

目の前のカウンターの2段目の漆塗りに気がついて、
聞いてみると寿司カウンターだったそう。
創業70年、きつく結ばれたハチマキがお似合いの大将が3代目で、
壁の写真のおばあちゃんの時代は、お寿司もやっていたので、
遠くにかけられた小さなホワイトボードのおすすめメニューの上部は魚介類。

しらこのポン酢和えと湯豆腐を注文して。
お通しのマカロニサラダをいただきながら、じんわり、ほっこりする居心地のよさ。
大将の持ち場は、左のカウンター内、串打ちしたり何かと忙しそうです。
湯鍋敷きと味ぽんが置かれて、湯豆腐待ち。

チョコにかまぼこ、塩辛まで!? コロカルチョイスの、 おすすめバレンタインギフト9選

今年のバレンタインは一味違ったアイテムを!

いよいよ来週はバレンタイン! 今年は、いつもと一味違う
アイテムを選んでみるのはいかがでしょう?
そこで、今までコロカルでお届けしてきた情報の中から、
バレンタインギフトに贈りたいユニークなアイテムを厳選してご紹介!
通販で購入できるものもありますよ。

〈ピュアハート〉

宮城県名物の笹かまぼこがバレンタイン仕様に!
宮城の老舗〈阿部かま〉が作る、
チーズ入りのハート型かまぼこ〈ピュアハート〉。
ふっくら蒸したかまぼこにクリームチーズがたっぷり入っています。
通信販売も可能です。コロカルでの紹介記事はこちらから

〈ル・デセール〉

そしてこちらは、秋田県北秋田市鷹巣に
お店をかまえる晩梅の〈ル・デセール〉。
素朴なおいしさの、しっとりしたチョコレートケーキ。
創業1796年(寛政八年)と、なんと約220年も続くお店の定番商品です。お取り寄せもOK。
コロカルでの紹介記事はこちら

〈ユダの銀貨チョコレート〉

徳島県〈大塚国際美術館〉で販売されているミュージアムグッズ、
〈ユダの銀貨チョコレート〉
レオナルド・ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』を
モチーフにした美術館オリジナルのお菓子です。
スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』も話題のいま、映画好きにも喜ばれる、かも?!
コロカルでの紹介記事はこちら

〈ちょこっとエクレア〉

京都・北山でこだわりの洋菓子をつくる〈マールブランシュ〉の
チョコレートブランド〈加加阿365祇園店〉による、〈ちょこっとエクレア〉。
舞妓さんのおちょぼ口でかわいく食べれるよう、スマートに、エレガントに、
そしてとびきりキュートに仕上がったエクレアです。
チョコレートガナッシュ入りの風味豊かなカスタードクリームが中にたっぷり
入っています。店頭限定です。コロカルでの紹介記事はこちら

味は季節により変動あり。シングルカップ500円。

素材にこだわり、これまでにない味のジェラートを
提案する熊本の〈SLOW GELATO〉。
人気の〈ご汁&プラリネ〉や〈晩白柚&白岳(米焼酎)〉、
さらには〈煮込みトマト&生姜〉や〈熟成紅茶のスパイシーチャイ〉なんてユニークな味も!
心もからだもよろこぶデザートは、日頃の感謝の気持ちを伝えるのにぴったり。
郵送も可能です。コロカルでの紹介記事はこちら

MIO TABLE
日本の美しいグラスと
スパークリング清酒でおもてなし
千葉のグラスとピーナッツで
2月のおうちデート

和酒の楽しさを誰かとシェアしたくなる食卓。
それがコロカルの思う「MIO Table」です。
パーティというほど大げさではないけれど
お気に入りのグラスや食器を選び、日本各地の素材にこだわり、
シンプルでも気持ちが華やぐようなおつまみを用意。
相方は誰もが飲みやすい泡の和酒
スパークリング清酒〈澪〉をよく冷やしておきましょう。
グラスもメイドインジャパンのフルート型で。
それが「MIO Table」のこだわりのひとつです。

今回のテーマは「おうちデート」。
春の気配はあるものの、まだまだ寒い時期なので
ちょっと特別な日やバレンタインはおうちで乾杯してみては。
料理つくりやセッティングも、ふたり一緒ならイベント感覚で楽しめそうです。
きょうのメニューはパテとパスタに加え、
優しい甘さのピーナッツブラウニーもスタンバイ。
そこにエレガントなデザインのグラスを用意すれば、
いつもの食卓が心浮き立つデート仕様に変わります。

そんなときに選びたいのが、どこかあたたかみ、しなやかさが感じられる、
ハンドメイドのシャンパングラス。
きょうのグラスは〈エリカ〉と名付けられていて、これはイタリア語で「螺旋」の意味だとか。
きらきらと輝く螺旋状のこのステム。
しっくり手になじんで持ちやすいと思ったら、
実は驚くほど高度な職人技でつくられていたのです。

日々の暮らしにハンドメイドの輝きを

このグラスはハンドメイドのガラス食器〈sghr(スガハラ)〉ブランドで知られる、
千葉県九十九里町にある菅原工芸硝子のオリジナル。
広報担当の菅原加代子さんによると、〈sghr〉のシャンパンやワイングラスのステムは
カップの底からステム部分を引き出していく、「引き足」という技法でつくられているそうです。
この「引き足」自体、日本でもできる職人が、10人にも満たないほど難しい技なのに、
〈エリカ〉の場合はデザインが螺旋状。
カップ底のガラス溜まりに切れ目を入れて、
くるっとねじりながら垂直に伸ばして狙ったかたちにしますが、
1400度の高温でどろどろに溶けたガラスが相手なだけに、
いかに道具を意のままにあやつれるか。職人の勘だけが勝負の世界です。

この〈エリカ〉の発案者は、直営店の女性スタッフ。
ステムだってデザインしてあげたい。
そんなアイデアをきちんとかたちにできるのも、高い技術力を持つ職人集団だからこそ。
しかも商品は“日常使いができるもの”というのが大前提。
使い勝手がいいのはもちろんのこと、日々の暮らしで使ってもらうために
技を盛り込みすぎないという配慮まであるそうです。

もともと菅原工芸硝子がハンドメイドならではの、オリジナルデザイン商品に特化したのは、
1970年代のオイルショックがきっかけ。
当時の慣例だった受注生産では景気に翻弄されるうえ、
職人の感性が生かせる場がありませんでした。
これからは、本当につくりたいものを自由につくろう。
その先代の決意を後押ししてくれたのが、
グラスの口を斜めに切り落としたような大胆なかたちの器でした。
当時流行していたコーヒーゼリーを、もっと食べやすくと自分でデザインしたものですが
これがオリジナル商品として初の大ヒットに。
シンプルでモダン、しかも使いやすくて美しい。
〈sghr〉の原点のようなこの器は、発売から45年たったいまも愛されるロングセラーです。

泡を閉じ込めたり金属風の光沢を施したり。
毎年発表される数々の新作もロングセラーも
職人が巻き取ったひとつのガラスの“たね”から生まれます。
「それがハンドメイドならではの魅力でしょうね。
〈エリカ〉のようなステムウェアなら、繊細なラインにつくり手の思いを感じていただければ」
変幻自在な“たね”に人が命を宿らせたグラスは、
日々の暮らしをきっと輝かせてくれるはずです。

彼女がキッチンにいる間に、食器の準備やセッティングを済ませておいて。食後のデザートまでゆっくり楽しむためにもお互いの協力が不可欠。いつもの食事ではなく「おうちデート」なのをお忘れなく。

用意が整ったらまずは乾杯! 普段とは違う場所、たとえばリビングのテーブルで食事をするのも気分が変わっておすすめ。おもてなし用の食器を使ったり、本格的なデザートを用意するなど、“ちょっと違う”ポイントをつくるのが「おうちデート」のコツ。

●きょうのMIOグラス

sghr スガハラ(菅原工芸硝子) エリカ 9000円

住所:千葉県山武郡九十九里町藤下797

TEL:0475-76-3551

http://www.sugahara.com

※九十九里の工房と東京・青山のショールームに併設カフェあり。
グラスなどの使い心地が体感できる。

〈ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち〉発売! 桔梗信玄餅の桔梗屋 との夢のコラボ!

山梨の老舗〈桔梗屋〉監修のもと
〈ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち〉誕生!

昨年10円の値上げに踏み切り、
社員が登場する低姿勢なお詫びCMが話題になった、国民的人気アイスの〈ガリガリ君〉。
これまでコーンポタージュやナポリタンなど、様々なフレーバーを
生み出してきた〈ガリガリ君〉が、このたび新作を発売!

なんと山梨県を代表する銘菓〈桔梗信玄餅〉を販売する
株式会社桔梗屋の監修を受けた、
〈ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち〉の登場です。
希望小売価格は130円(税別)。

桔梗信玄餅といえば、たっぷりのきなこをまぶし、
黒蜜をかけて食べるお餅のお菓子。〈ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち〉は、
きなこ味のアイスキャンディーの中に、先端にもち菓子、
さらに黒みつソースときなこかき氷が入っています。

アイス・かき氷には国産のきなこを使用。
こだわりの黒みつソースは、桔梗信玄餅の黒蜜をイメージした、
旨みが多い黒糖でつくりました。

2016年2月には、もち菓子をたっぷり使用した〈ガリガリ君リッチ桜もち〉が
人気になったガリガリくん。今回の〈ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち〉は、
もち菓子のインパクトはそのままに、桔梗屋の監修を受けたお墨付きの味です。

当たりが出ると、桔梗屋とガリガリ君がコラボしたオリジナル風呂敷がもらえる
キャンペーンも見逃せません!

欲しい! オリジナル風呂敷

〈TOKYO CRAFT MARKET〉 東京・青山に伝承すべき クラフトと食が集う2日間

青山通りの国際連合大学に、伝承すべき工芸と食が集結!

2017年2月11日(土)・12日(日)、東京・青山にて
〈TOKYO CRAFT MARKET|Season 04 : Winter 2017〉が開催されます。

青山通りの国際連合大学に陶器や磁器、
硝子、木工、織りもの、お茶、菓子など、
伝承すべき工芸と食が集合します。
当日は、各地の農家さんや生産者が集う〈Farmer's Market @UNU〉も同時開催。

TOKYO CRAFT MARKETは、さまざまなつくり手との
コラボレーション企画も見どころ。
今回から、コロカルでもおなじみの〈セコリ荘〉との
共同企画〈セコリ荘 FACTORY〉が始まります。
セコリ荘は東京・月島にあるものづくりコミュニティスペース。
繊維工場とアパレルデザイナーを
つなぐことから生まれる、さまざまなもの・ことをつくっています。

今回は、糸を紡ぐ人や生地を織る人、生地デザイナーさんたちと一緒に
衣服ができるまでの工程を楽しめる場をつくるとのこと。
これは楽しみですね。

注目は茶農家やお茶屋さん、茶師、お茶を飲む人によるお茶のコミュニティ
〈Next Tea Community 茶人の冒険、美味の探求〉。

2014年、静岡県浜松市でスタートした陶器ブランド〈INISHIE〉

お茶は、おいしい、楽しい、おもしろい。
でもいま、茶業界は勢いを失っています。
Next Tea Communityは、お茶に携わる人たちの横のつながりを強め、
茶文化の発展と振興を目指していこうというもの。
これから定期的にイベントを開催していく予定なのだとか。

桐専門の木工家・桐箱作家、オザキショウタロウさんの桐箱。防湿性・防虫性の高い桐箱はお茶の保存にぴったり。

今回は、IKI-YA、ひらの園、飯田園、UNI STAND
TEA BAR、小林芳香園、益井園、青鶴茶舗
八女茶くま園、豊好園などのお茶屋さんが出店します。
お茶好きな方はぜひチェックを!

〈ハート角煮まんじゅう〉 あの長崎名物が バレンタイン仕様に!

長崎県の名物料理が、バレンタイン仕様に!
〈ハート角煮まんじゅう〉

角煮をフワフワの生地ではさんだ
“角煮まんじゅう”といえば、長崎県の名物料理。
この名物が、バレンタイン仕様のハート型になって登場!

2017年2月3日(金)、長崎県の〈岩崎本舗〉より、
〈ハート角煮まんじゅう〉として発売されることになりました。
お値段は500円。岩崎本舗の直営店とオンラインショッピングにて販売されます。

岩崎本舗の〈長崎角煮まんじゅう〉はもともと、
長崎独得の卓袱料理(しっぽくりょうり)のフルコースのなかの一品、
東坡肉(とんぽうろう)という料理。
これを、「もっと手軽に」「よりおいしく」と願ったことから
岩崎本舗の初代、岩崎博孝さんが〈長崎角煮まんじゅう〉として発売したのだそう。

バレンタイン限定の〈ハート角煮まんじゅう〉は、
製造の際に偶然ハート型の生地ができたことから
ヒントを得て商品化したもの。

ピンクの着色には自然由来の着色料、紅麹を使用。
ふわふわの生地にはさみ込んだ角煮は、
丹念に脂抜きしながら、だしのうま味をしみ込ませました。
味にもこだわりぬいたピンクの角煮まんじゅうは、
甘いものが苦手な方にも喜んでもらえるプレゼントになりそう。

真鶴の新名物も。 伝統と革新の干物店〈魚伝〉

神奈川の南西部、真鶴は魚のまち。
戦後は「ブリバブル」と呼ばれるほど、ブリで財を成した。
その後も豊富な魚を干物にして、観光バスが来たり、
多くの観光客が干物を買っていった。
その頃はたくさんの干物屋さんが軒を連ねていたが、
現在、真鶴で自家製造販売している干物屋さんは、
青貫水産高橋水産魚伝の3軒を残すのみ。
どこも小規模ながら毎日丁寧に魚を開き、干している。
今回は〈魚伝〉のお話。

明治10年創業、120年の伝統の味

真鶴の干物屋さんのなかでも、ひと際、趣のある建物がある。
明治10年創業の〈魚伝〉だ。現店主は4代目青木良修さん。
奥様の典子さん、5代目の青木良磨さんとお店を切り盛りしている。
創業から2代目までは、干物ではなく、おもに魚の仲買い業だった。

「波が荒れると入り江になっている真鶴に魚が集まったんです。
いまは周辺の港や市場も整備されているけど、
かつて天候が悪いときは真鶴に魚も人も集まりました」(良修さん)

4代目青木良修さん。

真鶴でよくとれた魚は、サバ、アジ、アオリイカ、ワラサ、ブリ、トラフグなど。
季節を問わなければ、かなり多くの魚種がとれる。
時代は変わっても魚種にそれほど違いはない。しかし漁獲量は格段に減っている。

「かつては市場に上がりきれないほどでした。
1日で5~10トンという漁獲量だったのが、いまは1トン以下。
イカはとれないからすごく高いし、
ウマヅラハギもほとんどとれないですね」(良修さん)

現在の主力は、真アジみりん干し、イボダイ開き、カマス開き、サバ文化干しなど。

同時に魚の値段は上がっている。
「親の時代は木箱1箱にいっぱいで500円でしたよ。いまは1万円以上です」
と物価の変動を差し置いても、かなりの高騰。
魚で生きている人たちにとって、大きな変動のときだったのかもしれない。

そうしたなかで干物業を始めたのが、良修さんのお父さんで、3代目の英雄さんだった。

「やはり魚のとれる量が減ってきたので仲買いだけではなく、
干物をつくり始めたようです。漁業のまちだから、
みんなある程度は干物づくりなんかできましたね。
私も教わったわけではありませんが、毎日子どもの頃から見ていますから、
見よう見まねで」(良修さん)

真鶴でこの日の朝にとれたイボダイ、手際のいい腹開き。開くコツは体で学んだ。

1枚ずつ開いた魚は、きちんとブラシで血を洗う。
いまではパパッとホースで水をかけて洗うだけのところも多いというが、
こうしたひと手間で臭みは取りながら、旨みを残すことができる。
使用している塩は、内モンゴル産の「古代天日塩」。まろやかな甘みがある。

「生で仕入れたものは、なるべくその日のうちに開いてしまいます。
生と冷凍では、身の色が違ってきますね」(良修さん)

内モンゴル産の「古代天日塩」。さらさらの自然岩塩。

〈青貫水産〉 干物もロゴも手づくり。 絶品塩辛が人気の真鶴の名物店

神奈川の南西部、真鶴は魚のまち。
戦後は「ブリバブル」と呼ばれるほど、ブリで財を成した。
その後も豊富な魚を干物にして、観光バスが来たり、
多くの観光客が干物を買っていった。
その頃はたくさんの干物屋さんが軒を連ねていたが、
現在、真鶴で自家製造販売している干物屋さんは、
青貫水産高橋水産魚伝の3軒を残すのみ。
どこも小規模ながら毎日丁寧に魚を開き、干している。
今回は〈青貫水産〉のお話。

いつも人で賑わっている干物屋さん

お店にお邪魔するとたくさんのお客さん。みんなひと言会話をして買って行く。
それどころか店舗奥の作業場に足を踏み入れる常連さんも多数。
取材で店内にいる間、ひっきりなしに顔見知りのお客さんが訪れてきた。
そのたびに、店主の青木孝光さんは、
「最近どうよ?」「みかん食べなよ」などと声をかけていく。

〈青貫水産〉は地元に愛されている干物屋さんのようだ。
店舗にいた短い時間でもそれを充分に感じることができた。

青木さんは3代目にあたる。
小田原で生まれ、大学を卒業後、東京のデパートで
4年ほど衣料関係の仕事に従事していた。
青貫水産は、大学時代に知りあった現在の奥さんのご実家。
青木さんは婿となって、跡を継ぐことにした。

「跡継ぎがいなくてつぶれるっていうから、オレが来たんだよ! 
妻がひとり娘で、オレは6人兄弟の3番目だから。救世主だね」
と自分の顔を指差して豪快に笑う。

長年、魚を開いてきたことを物語る指を見せてくれた青木孝光さん。

当時の真鶴は観光で賑わっており、干物屋さんもたくさんあって、よく売れた。
従業員もいたので、まったくの未経験だった青木さんも、
お義父さんや従業員たちと一緒に働きながら自然と仕事を覚えていったという。

「実はオレも小田原の浜町という海沿いのまち出身で、周りは魚関係ばかり。
親父が板前で、おじいさんは魚屋だったんだよ。みんな職人。
気がつけば魚に馴染みがあったんだねぇ。
むしろ自分にとっては東京のほうが違和感があった。
仕事するにはいいけど、住みくいと感じた。やっぱり海が見えるまちがいいね」

新鮮なイカとカマス。

地元に根づいて、常連を大切に

こうして、晴れて海に戻ってきた青木さん。
しかし真鶴の観光業は徐々に衰退し、いまでは干物屋も数えるほどになってしまった。

「大型観光バスなどを相手にしていた大きなところがつぶれてしまったね。
うちみたいな家族経営でぼちぼちやっているところが残った」

かつては路面店や観光バスの呼び込みが必要だった。
しかしそのやり方ではリピーターがつかないから、
その客層がいなくなったときに何も残らない。

「うちは地元を大切にしてリピーターを増やしてきた。
いまは流通も発達しているし、きちんとおいしいものをつくっていれば
やっていけると思う。それが基本。こんな小さい店でも、
全国から注文はくるよ。世界中どこでも通用するんじゃない?」

青貫水産の干物は、防腐剤など使用していない。
だからおのずと持ち帰れる人たちがターゲットだった。
青木さんの代でつくり始めた商品もある。〈いか塩辛〉だ。
いまでは青貫水産の人気商品ともなっている。

「イカがとれると、ちょうどいいサイズのものは干物にしてよく売れるんだけど、
大きいイカや小さいイカは、安く売らないといけない。
それだったら、最初から塩辛にしてみようかなと。
小田原出身だから昔からイカの塩辛が好きだったんだ。
ほとんど自己流だね。最初はおばあちゃんの塩辛を思い出しながら
つくっていたんだけど、そのレシピだと、現代では塩分が多く過ぎてしまう。
健康に良くないから、ちょっとずつ味はアレンジしてるよ」

名物〈いか塩辛〉。ちょっとずつ混ぜながらいただく。

〈阪神の恵方巻2017〉 いか焼きの恵方巻き?! 個性派勢揃い

〈淡路屋〉 はみでる!ひっぱりだこ巻き寿司(1本) 1,080円

タコからタイガースまで!? 個性派恵方巻き登場!

お正月が終わり、十日戎やどんと祭が過ぎたらもうすぐ節分!
一年の無病息災と招福を願う節分に、吉方を向いて
太巻きを食べる〈恵方巻〉も定着してきました。

大阪・梅田の百貨店〈阪神梅田本店〉のデパ地下・阪神食品館には、
寿司の名店から惣菜の人気店までが腕をふるった
約200種類、4万本の恵方巻きが勢揃い!
節分の2017年2月3日、インパクトのある楽しい恵方巻が続々登場します。
今年の恵方は北北西。個性的な恵方巻きに
かぶりついてみてはいかがでしょうか。

インパクト大の〈はみでる!ひっぱりだこ巻き寿司〉は、
やわらかく炊いた明石だこを豪快に巻き込んだおもしろ巻。
明石名物の駅弁〈ひっぱりだこ飯〉の淡路屋さんがてがけた恵方巻き。
人気駅弁が巻き寿司になっちゃいました。

〈平宗〉大砲巻(1本)5,400円 ※阪神梅田本店限定

漬けマグロ、うなぎ、海老など8種類の具材を
長さ47cmで巻き上げた〈大砲巻〉。

〈古市庵〉ごっついうず潮巻(1本)1,944円 ※阪神梅田本店限定

まるでロールケーキのような、直径8cmの太巻き
〈うず潮巻き〉のデラックス版が節分限定で登場。

〈とんかつ きりしま〉きりしまロール~勝KATSU虎~(1本)1,001円

黒と黄色のタイガースカラーの“タイガース巻”は、
淡路島の“えびすもち豚”を使用した棒ヒレカツや人参、
大葉をサフランライスでロールしたもの。
特製オーロラソースとご一緒に召し上がれ。

〈下鴨茶寮〉×〈山本海苔店〉料亭の恵方巻 (1本)1,620円 ※販売予定数60、〈吉野寿司〉上巻 (1本)1,620円、〈古市庵〉 七福神巻 (1本) 756円

こちらは老舗の〈山本海苔店〉とコラボした“料亭の恵方巻。
香り豊かで歯切れのいい、つやのある兵庫県産の海苔で、
漬けまぐろや筍、鯛そぼろなどを贅沢に巻きました。

ほか、焼穴子、椎茸、胡瓜、厚焼玉子が入った〈吉野寿司〉自慢の巻き寿司や、
七福神にちなんできゅうり・椎茸・高野豆腐・焼穴子・
玉子焼・おぼろ・かんぴょうという7種の具材を巻いた、
定番的な恵方巻もご用意。

〈蓬莱 聖地の酒〉 『君の名は。』インスパイア 酒に詰め替え用が!

映画『君の名は。』に登場した“口噛み酒”がモデル!

昨年、世界的大ヒットした、日本が誇るアニメ映画『君の名は。』に
登場した“口噛み酒”がモデル!
映画の舞台となった、岐阜県飛騨市古川町の酒蔵〈渡辺酒造店〉が発売した
瓶子(へいし)入りのお酒、〈蓬莱 聖地の酒〉。
1日で1,200本完売&1ヶ月待ちという大反響を呼んでいます。

聖地の酒 詰め替え用

このたび、この〈蓬莱 聖地の酒〉のつめかえ用が2017年1月30日(月)より販売開始。
このお酒は、飛騨市のパワースポットで名高い〈気多若宮神社〉の
正面で収穫された酒米「飛騨ほまれ」を原料に使い、
自家井戸清水「不老不死水」で醸しました。
古川町の〈気多若宮神社(けたわかみやじんじゃ)の
神主様より御祈祷を受けた、霊験あらたかな清酒です。

味わいはふくらみのある旨みをもったシックな純米吟醸。
ご購入された方が瓶子に詰め替えて頂くのもよし、
そのまま飲んでいただいてもよし。
常温や、ぬる燗またはお好みにより熱燗もおすすめです。

開発した二人

〈高橋水産〉 真鶴の魚で究極の干物を 目指す求道者

神奈川の南西部、真鶴は魚のまち。
戦後は「ブリバブル」と呼ばれるほど、ブリで財を成した。
その後も豊富な魚を干物にして、観光バスが来たり、
多くの観光客が干物を買っていった。
その頃はたくさんの干物屋さんが軒を連ねていたが、
現在、真鶴で自家製造販売している干物屋さんは、
青貫水産高橋水産魚伝の3軒を残すのみ。
どこも小規模ながら毎日丁寧に魚を開き、干している。
今回は〈高橋水産〉のお話。

真鶴の伝統と革新をこめた干物づくり

真鶴の干物屋さんのなかでも、ひときわ異彩を放つ店頭ディスプレイ。
「毎日修業」「一人製造」「独学干物」といったスローガンが貼られている。
それだけでもすごく興味を惹かれてしまう。
店頭には七輪が置かれ、数種類の干物が試食できる。一杯やりたくなるくらいだ。
ここで試食してしまうと、買わずにはいられない。それくらい旨みが凝縮している。

試食コーナーは交流も楽しい。表面にプツプツと塩が浮いてきたら食べ頃。

高橋水産の現店主は辰己敏之さん。もともとは辰己さんの祖父が、
湯河原から真鶴へ干物屋を移転してきて始めたお店だ。

「干物が身近にある環境で育ったので、
子どもの頃から干物が大好きでした。食べ放題でしたからね。
昔から真鶴の人は魚の味に厳しいのでおいしい魚が食べられました。
だから真鶴の子どもは魚に対して舌が肥えてしまうんですよ」

当時、祖父のお店は調子がよく、現店舗以外にも
観光バスが何台も着くような大型店舗も構え、干物も大量生産していた。
辰己少年はそうしたお店に顔を出しながら、干物を食べ、
結果的に現在につながる“味覚を鍛える”日々となった。

店内には干物がたくさん干されている。

本人いわく「夢も何もなく」高校を卒業して、
お金がないので、祖父の干物屋をなんとなく手伝いながら、過ごしていた。
ところが時代の流れは避けられない。
10数年前に業務を縮小、大型店舗も閉め、現店舗のみとなった。
祖父も引退し、従業員もわずか数名に。

「見よう見まねで僕も干物をつくってみたけど、なかなかうまくいきませんでした。
でもだんだんと慣れてきたので、祖母にも引退してもらって、
ひとりでやることになりました」

ここから辰己さんの「干物求道者」たる道が始まる。
「夢も何もなかった高校生」なんて言いながら、
凝り性な側面がむくむく湧き上がってくる。

「じいさんから伝わってきたマニュアル通りにやっても、
子どもの頃食べていた味と違うんです。魚はとれる場所や時期、
サイズもバラバラ。だからマニュアルが通じないこともある。
すごくしょっぱくなったり、味がしなかったり。
じいさんがつくっていた塩度の少ない味つけを再現したかったんです。
ある程度納得できる味になるのに何年もかかりましたね」

高橋水産の辰己敏之さん。干物愛にあふれている。

〈LOVEきつね〉で 水沢うどんが一生無料に! 老舗〈大澤屋〉の驚きキャンペーン

バレンタイン用うどん〈LOVEきつね〉で
老舗〈大澤屋〉が驚きのキャンペーンを実施!

日本三大うどんの一つといわれる、
群馬県渋川市伊香保町水沢の名物料理「水沢うどん」。
400年以上の歴史を持つ水沢うどんの老舗〈大澤屋〉が、昨年、
1万5000セットを完売したヒット商品、
それがバレンタイン用うどん〈LOVEきつね〉です。

こしが強く、のど越しなめらかな水沢うどんに、
大きなハート型お揚げと、ピンクに色づけしたハート型うどんをトッピング!
可愛らしさが話題を呼びました。コロカルでもご紹介しています。

この大人気の〈LOVEきつね〉が、今年もバレンタインに向け販売開始! 
今年はなんと、〈うどんが一生無料になるプレミアムチケット〉を
プレゼントするバレンタインキャンペーンを行っています。

バレンタインキャンペーンの詳細

応募方法は、〈LOVEきつね〉を通信販売で購入するか、
またはTwitter、Facebook、Instagramでハッシュタグ「#LOVEきつね」
などをつけた〈LOVEきつね〉関連のつぶやき、投稿、画像掲載をすること。
抽選で1名様に「うどんが一生無料になるプレミアムチケット」、
もしくは10名様に「水沢うどん5,000円相当」が当たります。

「うどんが一生無料になるプレミアムチケット」では
大澤屋の店舗にて、ざるうどんが一生無料(1日1杯まで)になるのですが、
ご来店いただけない場合でも、半生うどん(月1回4人前)を
ご自宅へ一生! お届けしてくれるのだそう。
応募期間は2017年2月15日まで。
詳細はWebサイトにて!

〈LOVEきつね〉

勝手に作る商店街サンド: バラの香り漂う 広島県・福山駅前商店街

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

アクセスがよくなった広島県へ!

2016年3月に〈中国やまなみ街道〉が全線開通した。
瀬戸内海をのぞむ広島県尾道市から、日本海の見える島根県松江市がつながり
その間なんと約80分も短縮されたそうだ。

今回は、そんな交通の便がよくなった広島県の
福山市でオリジナルサンドをつくることにした。

福山市は広島で2番目に人口が多く、
世界最大規模の製鉄所〈JFEスチール〉があったり、
デニムなどの繊維業が盛んである。
また観光地としては、
かつて坂本龍馬率いる海援隊の〈いろは丸〉が沈没し、
交渉のために滞在したという鞆の浦(とものうら)が有名だ。

福禅寺から見た鞆の浦の景色。誰もが見とれる絶景ポイントです。

バラのまち福山市でサンドを作る!

また、福山市といえばバラのまちでもある。
市の中央エリアにある福山駅周辺は
至るところにバラが咲いているのだ。

これは、福山空襲でまちの8割が消失してしまった際、
「まちに潤いを与え、心に和らぎを取り戻そう」と
住民たちがバラを植えたのが始まりだそうだ。
そのためいまでは一年中バラが咲いてる。
なんてすてきな試みだろう。

福山駅前はバラがたくさん植わっている。今日一緒にまわってくれる福山商工会議所の藤本 邦明さんと。

駅の北側には徒歩0分のところに福山城、
そして、南側には大型デパート〈天満屋〉がシンボルとして建っていた。
その天満屋の奥に、割合大きな商店街が広がっている。

駅前のシンボル、天満屋。この奥に商店街が広がっている。

まちの印象としては昔ながらの風情、というのはほとんどない。
車利用が多いためか通りは広くとられていて、
とてもきれいに整えられたまちという感じだ。
商店街も同じく、きれいで落ち着いている。
夜から開くような飲み屋さんが多い通りもあるようだけれど
洋服店や雑貨店などもたくさん並んでいた。

案内していただきながらまわる。

カープファンが集まる居酒屋さん

しばし歩くと、赤い看板が目立つお店を発見。
広島東洋カープファンが夜な夜な集まるという〈いろはのゐ〉である。
(訪問時はセリーグ優勝を記念し、店名を〈カープのか〉に一時的に変更。)
中には大きなモニターがあり試合も見られるようだ。
黒田選手のヤンキース時代のユニフォームが飾られていたり、
カープの歴史が壁に書かれていたりして
ファンにはたまらないお店である。

広島らしいお店を発見!

中もとにかく赤。昨年25年ぶりにセリーグ優勝した時はさぞ盛り上がっただろう。

ちょうどランチタイムが始まったところのようで、
特別に持ち帰れそうなお惣菜をいただくことに。
出てきたのは、カープのお店らしく真っ赤な〈赤てん〉だった。

赤てんといえば、島根県の浜田市の名物で
赤唐辛子が入った魚の練り物である。(商店街サンド第1回に出てくる
きっとお隣の県ということで広島でも馴染みがあるのだろう。

大きい赤てんがでてきた。

カープのお店なので、島根のものよりも赤唐辛子が多めな気がする!

ちょうど、〈中国やまなみ街道〉でつながれた広島と島根がコラボしたかたちだ。
さっそくいいものをゲットできたぞ。

〈母ちゃんの店 わがや〉 母の味に、県内外からお客が殺到! 滋味深い西和賀の郷土食が味わえるお店

西和賀にんげん図鑑Vol.3 〈母ちゃんの店 わがや〉

山菜、そば、きのこ、寒干し大根……。
町内にはこれら西和賀ならではの味を楽しめる店がいくつかあり、
〈母ちゃんの店わがや〉もその一軒だ。
驚くことに、この店は1年間に町の人口と同じ約6000人もの客が訪れる。
しかも、12月から3月の冬季は休業なのに、である。

同店が町内北部の沢内貝沢地区にオープンしたのは2009年4月。
カタクリの群生地そばに建つ店舗は築100年以上の古民家で、
太い梁や柱、壁に飾られた民具、野の花の生け花など郷愁感あふれる。
店名のとおり、自分の家に帰ってきたような、ゆったりくつろげる空間だ。

店内の一画では、地域のお母さんたちがつくった編み細工を展示販売している。

この雰囲気と並ぶ、同店のもうひとつの魅力が、料理。
町内産そば粉100%の十割そばと、やはり町内産の食材を使った
煮しめや、季節の天ぷらなどの郷土料理が自慢で、
「添加物を使わない」「できるだけつくりたてで提供する」ことにこだわる。

町内産のそば粉と山菜を使った〈山菜そば〉(800円)。「つくりたて」にこだわり、そばは注文後に生地をこねる。