今年もきてけらいん! みやぎ鳴子温泉郷 〈第62回 全国こけし祭り〉

2016年9月2日(金)〜4日(日)、
今年も宮城県の鳴子温泉にて〈第62回全国こけし祭り〉が開催されます!

これは奥州三名湯のひとつに数えられる鳴子温泉郷で
1948年に始まったお祭り。こけし通りと名づけられた商店街では
あちこちで鳴子こけしが出迎えてくれます。

こけし供養祭にこけし奉納式、各産地の伝統こけしの実演展示販売、
こけしの絵つけ体験、こけし座談会、こけしコンクール、こけしのフェスティバルパレードと、
とにかくこけし尽くしの3日間。まち中がこけしファンの熱気に包まれます。

こけしの実演展示販売

こけし供養祭

こけし奉納式

伝統こけしは、もともと東北の温泉地を中心に発達したおもちゃなのだそう。
木地職人が湯治客の子ども向けに、おもちゃをつくったことがはじまりといわれています。

〈全国こけし祭り〉は1948年に〈鳴子こけし祭り〉としてはじまり、今年で62回目を迎えます。(1953年より全国こけし祭りと名称変更)

さらに今年は、大崎市立鳴子小学校校庭にて
〈近隣市町物産展(食の祭典2016)〉を開催。
校庭にブースが並び、ご当地グルメや地場産品、こけし関連グッズなどを販売します。
出店者は津軽こけし館、紅茶とこけし 西荻イトチさん&ハナメガネ商会など、11店。
こちらも楽しみですね!

栃木県益子町にある古本と雑貨のお店〈ハナメガネ商会〉さんは〈AGO PAIX LABO〉の新作こけし湯呑などを出品予定だそう。かわいいですね!

お祭り写真:小浜晴美

〈rinRen〉 成分は海塩! 国産植物原料&地産地消の ナチュラルヘアケアブランド

国産植物原料・地産地消を追求した、
ナチュラルヘアケアブランド〈rinRen(リンレン)〉。

北海道産のミントオイルやコンブエキス、
島根県産のローズエキスなど、国産植物をたっぷり配合した
シャンプーやリンスなどを手がけるアロマコスメブランドです。
どこか懐かしく、やさしい香りが特徴。
使うひとにも、大地にもやさしいアイテムを作っています。

そんなリンレンが、このたび新商品〈レメディアル スタイリングトリートメント〉を発売。
ユズとジンジャーが香る、女性向けのヘアスタイリング剤です。

その成分は、なんと、長崎県産の天日海塩。
ヘアケアに塩というのは意外ですが、長崎県沖の海水を太陽と潮風の力で
自然結晶させた天日海塩には、ミネラルが豊富に含まれており、
ナチュラルで抜け感のあるスタイルを実現してくれるだそう。

そしてパサつきを防ぐために、10種の国産植物由来成分を配合。
高知県産ユズ果皮油、徳島県産ユズ果実エキス、高知県産ショウガ根油、沖縄県産月桃葉油
岐阜県産茶葉エキス、沖縄県産宮古島産ヘチマエキス、愛媛県産ウンシュウミカン果実水、
三重県伊勢産紅藻エキス、三重県伊勢産褐藻エキス、三重県伊勢産緑藻エキス
が組み合わされています。
これにより、スタイリング力とトリートメント効果を兼ね備え、適度なスタイルキープが
可能になっているのだとか。

〈岐阜県立森林文化アカデミー〉 森に新しい価値を与え、 卒業生が自由に羽ばたくアカデミー

森と人のつながりを、もう一度

ユニークで先進的な取り組みをしている森や木工などの事業者が、
〈岐阜県立森林文化アカデミー〉の卒業生であるという話をよく聞くようになった。
しかも岐阜県のみならず全国各地で。
「森林文化を学ぶ」とは、一体どんな学校なのだろう。

森林文化アカデミーは岐阜県美濃市にあり、
森林のことを総合的に学べる珍しい学校だ。しかも県立である。
前身は1971年にできた日本で最初の林業短期大学校。
当時は、現場で木を伐る技術者や森林組合、
製材所などで働くための技術を学ぶ学校であった。
しかし時代の変化をとらえて、木を実際に使う家具、木造建築など、
「森林県」である岐阜の宝を余すことなく使えるようにと、
2001年、岐阜県立森林文化アカデミーとして新たな船出となった。

学内には木工房や木材乾燥施設も備わる。

川尻秀樹副学長が開学当時の思いを教えてくれた。

「以前は、川上と川下が有機的につながっていませんでした。
つまり山側と、その木を使う職人たちが同じ意識を持っていなかったのです。
たとえば飛騨にはたくさん家具職人がいます。
しかしその多くが、岐阜にたくさんの森があるにもかかわらず、
外国から木材を買っています。
広葉樹がないと思っている、もしくは幅の広い木じゃないとダメだと思っている。
一方、山の人は、広葉樹はすべて一緒くたにして雑木扱い。
売れる価値がないと思っているのです。
こうしたことに学生が気づいて、
学校から何かを発信していってもいいと思っているのです」

木を伐る人と使う人、この両者がつながれば、お互いの意識が変わるはず。
「この学校から輩出した人材で、社会の固定概念を変える方法もある」と
川尻副学長は言う。

川尻秀樹副学長。美濃生まれ美濃在住の、生粋の美濃人。

副学長の部屋の前に貼ってあった標語。

〈岐阜県立森林文化アカデミー〉には
エンジニア科とクリエーター科のふたつの学科がある。
エンジニア科には高校を卒業した学生が多く入学し、
前身の学校の内容を引き継ぐ林業系を学ぶ。

そしてこの学校の大きな特徴といえるのが、クリエーター科である。
ここを目指してくる学生は、一度社会人を経験している人が多い。
それだけに、明確な目標を持って入学してくる。
今までの最高齢はなんと70歳卒業だそうだ。

「開学当初に比べて現在は、入試を受ける前から、
木育、自然環境、地域課題などの意識を持っている学生が多くなりました」

主に岐阜県産のスギが使われている校舎。

学生は全部で80人ほど、それに対して教員は常勤だけで17人。
かなり濃密な授業ができる。それだけにかなり実践的なことを学べるのだ。

「投資効率は悪いかもしれませんが(笑)、
こんなにすごい卒業生がいると、胸を張って言えるほうがいいと思っています」

通常の大学、そして大学の延長線上にあるのではなく、
研究や勉学そのものが主目的ではない。
卒業後にどんなことができるか。社会のなかでの役割が重要なのだから。

周囲の里山の風景に馴染むデザイン。

さらには、学生へ寄り添う姿勢も徹底している。
学生が望むのならば、教員と一緒に調査に行ったり、
自分の専門外であれば専門の先生を呼んできて横断的に授業をつくり上げたり。

中庭から、木を削っている音がしてきた。
見ると、学生の田中菜月さんがひとりでスギの木を削りチップ状にしている。
見守るのは伊佐治彰祥先生。どうやら彼女は燻製の課題研究をしているらしい。
どんな木を、どんな状態で使うと、仕上がりにどう影響するのか。

「一見くだらないように見えるし、林業という視点で言うとあり得ないけど、
新しい木材利用の観点や、価値を提案できればいいと思います。
どんなことでも柔軟に考えていきたい」

いつの時代も「あり得ない」ことから、新しい発想や価値は生まれるもの。
それを一蹴せずに「まずはやってみよう」という姿勢が、
教員たちの間にも浸透しているようだ。

まずはスギのカンナ屑を燻製用チップに利用する実験。

『産地ゴト展 vol.06 会津』 普段使いできる ポップな会津漆器を紹介

東京・青山のショップ〈コトモノミチ at TOKYO〉にて、
福島県会津若松市の“会津漆器”を取り上げるエキシビション
『産地ゴト展 vol.06 会津』が開催中です。

歴史的には輪島塗や津軽塗よりも、早くから盛んになったといわれている会津漆器。
上質なイメージがあるものの、敷居が高く、なかなか手が出せない…という方のために、
普段遣いできる、ポップなうつわたちを紹介しています。

Monro KIN-MAKI PLATE 9,300円〜(税抜)

このプレートも、じつは漆のうつわ。
ホオノキという、軽軟で狂いの少ない木材を使用した、軽くて使い勝手のいいプレートです。
TSUKI、MICHI、HOSHIの3種の蒔絵が描かれ、
和食にはもちろん洋食のお料理にも合わせやすそう。

urushiol 飯椀(中) 7,000円(税抜)

熱が伝わりにくく、熱いものをいれても手にずっと持っていられるのが漆のいいところ。
汁碗としてではなく、飯椀としての漆器使いもオススメなのだそう。

ほかにも、会場には〈関美工堂〉など、
会津の職人によるうつわたちが並びます。

関美工堂 NODATE EX Plate R30  3,000円(税別)

関美工堂 NODATE choco 4,000円(税別)

リオ五輪の卓球台 〈infinity〉には天童木工ら 日本の職人技が集結!

熱戦が続くリオデジャネイロオリンピックで、ひときわ目を引く卓球台。
大きなエックス型の脚部が特徴的なこの卓球台、実は日本製! 
その名も〈Infinity〉というこの美しい卓球台は、
日本の職人技の集結によって実現したものなんです。

手がけたのは、千葉県流山市の卓球台・遊具メーカー〈三英 SAN-EI〉。
かつてソニーで〈ウォークマン〉などを手がけた
プロダクトデザイナーの澄川伸一さんがデザインし、
天板は北海道で、脚部は山形県の〈天童木工〉が作っています。

株式会社三英 提供

卓球台には数ミリのズレも許されないほど厳格な規定があるので、
これまでは鉄やアクリルが使われることが多かったのですが、
木を自由に曲げて形作る「成形合板」に卓越する
天童木工の職人技術が、天然木の脚部を可能にしたんです。

脚部も木材は、東日本大震災復興の意味を込め、被災地域である岩手県宮古市産のブナを使用。
何度も試行錯誤を繰り返し、デザインと機能が両立する構造を追求したところ、
薄くスライスしたブナの単板を58枚重ね、曲げてからカットし、成形する方法になりました。
それでは天童木工の制作風景をお写真でどうぞ!

株式会社天童木工 提供

〈納涼泡沫祭り〉 粋な江戸土産 〈新吉原〉と 艶っぽい東京の工芸品たち

東京・新宿の〈ビームス ジャパン〉にて、 “艶っぽい東京の工芸品たち”を集めた
ポップアップイベント〈納涼泡沫祭り〉が2016年8月10日(水)より開催中。
下町の伝統的なものづくりに着目し、遊び心溢れるアイテムが並ぶイベントです。

〈納涼泡沫祭り〉取り扱い商品

このイベントで紹介されるのは、
東京・吉原を拠点に“粋な江戸土産”をつくるブランド〈新吉原〉のほか、
桶作りやべっ甲細工の職人たちが作り出すアイテムたち。
浅草・亀戸のべっ甲職人〈イソガイ〉とコラボした
べっ甲細工のかんざしや、ピアスがすごくキュートです。

かんざし(大)38,000円、かんざし(小)28,000円、ピアス 20,000円(いずれも税別)(ベッ甲イソガイ×新吉原/ビームス ジャパン)

手ぬぐい 1,600円(税抜)

〈新吉原〉は、生まれも育ちも吉原という
岡野弥生さんが企画・デザインを手掛けるブランド。

2016年6月、吉原にブランドショップ〈岡野弥生商店〉が開店したほか、
ビームス ジャパンや羽田空港でも販売され、
ユーモアのある洗練されたアイテムが注目を集めています。

桶栄×新吉原〈小判桶〉51,840円(税抜)

江戸時代には、日本三大遊郭のひとつとして、
様々な流行や文化を生み出し、歌舞伎や小説などにも登場した吉原。
岡野弥生さんがデザインするのは、
そんな吉原の艶っぽい歴史を表現した“粋な江戸土産”たち。
普通の土産物では満足できないという方にオススメです。

岐阜の豊かな植生が、 世界一のアロマの産地になる!

香りの原点は裏山に!

国産アロマブランド〈yuica〉は、
木工家具をつくっている〈オークヴィレッジ〉の敷地内にある。
かつて俳優の菅原文太さんが住んでいたという建物が事務所だ。
yuicaの代表は、オークヴィレッジと同じく稲本 正さん。

かつて日本中の森を回ってその魅力を
『森の旅 森の人 —北海道から沖縄まで日本の森林を旅する』という
本にまとめた稲本さん。
これが好評で、次は世界20か所の森を回り、『森の惑星』を執筆することになった。
そこで世界の森のどこへ行けばいいかと相談したのが、
当時イギリスの〈キューガーデン〉園長だったサー・ドクター・プランス氏だった。
そのときに、プランスさんから
「木が100年、1000年と、どうして長く生きているのか?」と問われた。
その答えがアロマだという。
つまり、木はアロマを出して、自分にとって悪い害虫ははねのけ、良い虫は引き寄せる。
その話を聞いて、稲本さんはアロマにも注目することになった。

yuica代表の稲本正さん。陽が入る事務所の裏山にて。

稲本さんの著作。日本と世界の森を回った。

yuicaの香りの原点は裏山だ。つまり身近な森。そこには多様な木が生えている。
まずはそれらを採取し、簡単な機械で精油(エッセンシャルオイル)を抽出し始めた。
とにかくたくさんの木々を試した。もちろん失敗したものも多い。
プランスさんは
「世界の森のなかでも、日本は温帯林として一番生態系が豊かである」という。
もちろんアマゾンも生態系は豊かだが、熱帯だ。
やはり温帯の人間には、温帯由来のものが合う。

「日本は国土の7割近くが森林で、森林率世界3位です。
実は日本はアロマをつくるのにすごく適しているのです」という稲本さん。

かつて日本人も香りに敏感であった。
yuicaというブランド名は「結馨(ゆいか)」という造語が由来だ。
「馨」には、声という文字が入っている。
日本には“香りを聞く”と表現する聞香(もんこう)という豊かな伝統文化も残っている。
しかし戦後の海外からの香水やアロマ文化の流入、そして無臭の流行から、
日本人の香りに対する意識は次第に薄れていった。

「本当は、においというものはそこらじゅうにあるんです。
だから無臭という概念はそもそも矛盾しています」

こうしてyuicaが誕生。国産であり、和のアロマはまだ珍しい。
身近な森の原材料から抽出された精油は、合成香料ではなく天然のものだ。
飛騨の森がぎゅっと凝縮されている。

和のアロマウォーター。

yuicaは開発段階から、単に香りがいいというだけでなく、
香りが体に及ぼす影響などのエビデンスも研究、集計している。

「五感のなかで、視覚は脳の大脳新皮質を働かせます。
一方、嗅覚は大脳辺縁系を働かせます。
悪い菌を抑える免疫機能、消化液などが働く内分泌など、
無意識に行われている機能は大脳辺縁系が司っているんです。
ところが現代社会では、視覚から入ってくる情報が圧倒的。
つまり大脳新皮質ばかり活性化させてしまって、大脳辺縁系が弱まりがち。
どんなに頭のいい人でも、気分がすぐれないときには情報は入ってきません。
両方のバランスが大切なのです」

香りは予防医学になる。パソコンやスマートフォンを見ることの多い現代生活において、
視覚だけでなく嗅覚も駆使して脳のバランスを取ることで、
漢方のように生活習慣のなかから病気を予防する。

敷地内を歩いていると差し入れのスイカを切っていた。従業員みんなが寄ってくる。

菅原文太さんが手入れした明るくて美しい森。

アマゾンと飛騨に、同じ香りがあった

yuicaでは、ヒノキやスギ、モミ、アスナロなど、
日本人になじみのある木のアロマがラインナップされている。
なかでもyuicaを代表する香りとなっているのが、
クロモジ、ニオイコブシ、サンショウだ。
サンダルウッドやローズウッドとは違い、どれも一般的に日本に生育しているもの。

クロモジという木は、楊枝に使われる木として知られる。
高級な和菓子などで、皮がついたままの楊枝が付いていることがあるが、
あれはクロモジの枝を削ったもの。
特に西日本などでは、お茶の席での楊枝のことをクロモジと呼ぶくらい。
わりとどこでも生えている木だが、アロマを取ってみるととても香りがいい。

この成分を調べてみると、リナロールという成分が多く含まれていた。
これはアマゾンに生えているローズウッドに含まれる成分と同じで、香りがよく似ていた。

「よくよく考えると同じクスノキ科なので、似ていてもおかしくないのですが、
アマゾンの木とうちの裏山の木に、同じ成分が含まれているとは驚きました。
ローズウッドは、かつてマリリン・モンローが使っていて有名になった香水
〈CHANEL N°5〉の主成分でした」

実際のクロモジの木を手に取り、斑点があることから「黒文字」という名前になったと説明してくれた。

集められた木々は、すべてトレーサビリティに対応。

甘酸っぱい香りのするニオイコブシを調べると、
“世界で一番いい香り”と言われるゲラニアールという成分が含まれていた。
これは成分名からも推測できる通り、
フランスの高級ブランド〈GUERLAIN(ゲラン)〉の香水にも使われているものだ。
シャネル、そしてゲランの香水と、
同じ成分が取れるという飛騨の森は、なんとも豊潤で不思議だ。

またサンショウは、yuicaが世界で初めて精油の抽出に成功したものだ。
サンショウはミカン科。
実が緑色の若いときに種ごと擦りつぶしたものが、うなぎなどに使う粉山椒。
しかし時間が経って赤くなってくると、種が硬くなって山椒としては使えない。
yuicaの精油は、そのときのわずかな赤い皮だけを集めて精油を取っている。
だから大量にはつくれない。

それほど大きくない抽出機のように見えるが、この規模は日本では最大級。

たとえペットボトルに入っていても、取れたての貴重なオイル。

森から採られてきた木や枝葉は、原材料ごとに粉砕される。
そして水蒸気蒸留法で精油を抽出。精油は重量比で0.1%程度しか取れない。
クロモジもニオイコブシも、群生ではなく点々と生えているため、
原材料が集まりにくく、しかもオイルが取れにくい。
かなり手間のかかる作業だ。

「うちは飛騨のものしか使いません。
なんで柑橘系をやらないかといえば、このあたりに柑橘がないから。
たとえば北海道にはラベンダーでやっているところもありますし、
四国では柑橘を使っているところもあります。
どうせなら、そういった地場を大切にしているメーカーと組んだほうがいいですね」

土地の財産を使っていくという思いをyuicaでも守っていく。
そうすれば特色のある日本各地のアロマが増えていくだろう。

「これから国産アロマも増えていくと思いますよ。日本は香りの宝庫ですから」

裏の山にあるツリーハウスは、木々の間から見える眺望も最高!

事務所の前には、アロマで使う木々の苗が。

ヒラメキがまちを救う! 高知県佐川町で「発明職」を募集中

高知県中西部仁淀川流域に位置する、人口13,000人のまち、高知県佐川(さかわ)町。
まちの70%を占める豊かな森林や、多種多様な草花、
お茶やしょうが、にら、梨などのおいしい農作物といった、
地域資源とデジタル技術を活用して、商品やサービス、仕組みを発明する、
佐川町「発明職」のスタッフを募集します。
地域おこし協力隊のポジションとしては、全国でもここだけとなる「発明職」。
なぜこのまちで、発明職が生まれ、今回の募集に至ったのでしょうか?

実はここ佐川町では、デジタルファブリケーションで地域課題を解決し、
生活を豊かにすることを目的とした、〈さかわ発明ラボ〉
2016年5月31日に新設されたばかり。
まちにつくられたラボのスペースには、
レーザーカッターやデジタルミシン、3Dプリンターなどの機器が充実。
町民や子どもたちが中心となってさまざまなものづくりに取り組んでいます。

ラボができる以前にも、町内の小学校の授業でデザイン、電子工作、プログラミングを学び、
子どもたちが世界でオンリーワンのロボットをつくる
ロボット制作キット〈さかわロボット動物園〉や、
佐川町が、NPO法人issue+design、博報堂と協同で制作し、
2015年のミラノサローネに出品され、カンヌクリエイティブライオンを受賞した、
勉強したくなる机〈Write More〉が、すでに成果としてあがっており、
“つくること”“発明すること”への高い意欲と、このまちでの可能性、発展性がうかがえます。

〈さかわロボット動物園〉でつくったロボットを手にする子どもたち。

カリカリ、ガリガリ、サラサラといった書くときにでる“筆記音”を大きくすることができ、書くことが楽しくなるボード〈Write More〉

そんな、デジタルファブリケーションを中心とする、
創造できる人材の育成に力をそそぐまちだからこそ、
地域おこし協力隊にも“ものをつくる力”を求めました。

発明職は、地域資源とデジタル技術を活用して、
モノや仕組みを“発明”し、佐川町を活性化させる人材に与えられる職種。
いわゆる“つくるプロ”を地域おこし協力隊として採用しようという試みです。
2017年4月より勤務できる方が対象となります。
想定される領域としては、デジタルファブリケーション、プログラミング、
電子工作、木工、手芸、アートなど。
好きなこと、得意なことを活かした就業が可能です。

この選考にあたっては、佐川町と東京2か所で開催される説明会兼ワークショップ選考会と、
10月8〜10日に開催される、
2泊3日の採用選考合宿〈発明キャンプ〉への参加が必須となります。
3日間を通して、佐川町の地域資源を用いた“発明”をするのが課題。
アウトプットは、プロダクト、サービス、ツール、仕組み、
場、イベント、メディアなど、何でもOK。
佐川の地域資源×あなたのスキルで、まだ誰も見たことがないような発明を生み出しませんか?

応募締め切りは8月31日(水)まで。
こちらの応募フォームより必要事項を記入し、ご応募ください。

information

issue+design「佐川町発明職」

採用担当 岡本、小菅

社会課題をデザインの持つ美と共感の力で解決するNPO法人issue+design。
佐川町で住民約500人の参加による全18回のワークショップを重ねて、
2025年の町の未来像とその実現のためのアクションプランをつくっています。

info@issueplusdesign.jp

http://issueplusdesign.jp

水平に開ける 〈おじいちゃんのノート〉が 〈ジャポニカ学習帳〉とコラボ!

2016年1月、「うちのおじいちゃんノートの特許とってた…」
という従業員のお孫さんのツイートから始まった、
〈おじいちゃんのノート〉の物語。

〈おじいちゃんのノート〉とは、
東京都北区で〈中村印刷所〉を営む二代目、中村輝雄さんが
2014年10月に開発したノート〈ナカプリバイン〉のこと。

左右の段差が出ず、水平に180度開けるという性能があり、
特許は取得したものの、販売には結びつかず、大量の在庫を抱えていました。
それが、ツイッター上で宣伝をしたことにより、
“ありそうでなかったノート”として3万以上のリツイートと、
3万冊以上の注文が入るなど、大きな反響を呼んだのです。

そしてこのたび、ノートはさらに大きな展開を迎えました。
なんと、ジャポニカ学習帳を製造・販売している、
富山県高岡市の〈ショウワノート〉が、中村印刷所のビジネスパートナーに!

小学生向けノートのトップシェアブランドであるショウワノート。
2017年春の商品化を目指し、共同で水平開きの
小学生向けのノートを製造・販売するのだそう。

これまでは、手作業で作成していたため、
1日300冊の制作が上限だったおじいちゃんのノート。
これからは、ショウワノートで量産できる体制がつくられるほか、
販売のインフラを活用することで、
より多くの小学生にノートが届く環境が生まれそう。
たくさんのこどもたちが、おじいちゃんのノートを使う日が楽しみですね。

information

おじいちゃんのノート

登場人物はハンコだけ! シヤチハタの泣ける Webムービー

39年間続いた〈愛知広告協会賞〉が、
〈AICHI AD AWARDS(AAA)2016〉と改名し、
昨年より審査員なども刷新されました。

こちらの賞は、全国どこからでも応募できるものではなく、
愛知県内在住のクリエイターに限定していることが特徴。
そこには「愛知県下の広告クリエイターのレベルアップと連携、育成」
という目的があるのだそうです。

本日ご紹介するのは、2016年のグランプリに輝いた、
名古屋市に本社をかまえる印章・スタンプ・文房具メーカー
〈シヤチハタ〉のWebムービー『50歳の“不合格”』。

朱肉のいらないシヤチハタのスタンプ〈Xスタンパー〉が
2015年に50周年を迎えたのに合わせて制作され、
同年9月にブランドサイト上で公開されたものです。

スタンプの印影を人物に例え、
日常生活の中での心温まる物語を描き、
大絶賛された、というこのムービー。
シヤチハタさんに、この動画についてお伺いしました。

〈ほほほ ほにゅうびん〉 学生がデザイン! 子育てする高齢者に配慮した あたらしい哺乳瓶

近年、共働き家庭の増加と保育施設の不足を背景に、
高齢者による“孫育て”の機会が増えています。

これを背景に開発、商品化されたのが、
本日ご紹介する、新しい形の哺乳瓶〈ほほほ ほにゅうびん〉。
目盛りが見やすく、指にフィットするので
高齢者にも持ちやすい哺乳瓶です。

指にフィットして持ちやすい花型の形状

このプロダクトのデザインは、東京都港区・芝浦工業大学の
デザイン工学部デザイン工学科の女子学生と橋田規子教授。
埼玉県さいたま市で、孫育てグッズを製造する〈BABAラボ〉からの申し出により実現した、
産学連携プロジェクトなんです。

〈ほほほ ほにゅうびん〉で重要だったのは、
哺乳瓶の落下事故や計量ミスを防ぐ工夫を施したデザイン。

これまでの育児用品では、体力の衰えた高齢者に配慮されたものが少なく、
特に哺乳瓶は使用者の火傷や落下による破損事故等も発生するほどでした。
そこでBABAラボは、高齢者が使いやすく安全な哺乳瓶のデザイン開発を
橋田教授に依頼したというわけです。

10周年の〈秘密結社 鷹の爪〉が 江戸切子とまさかのコラボ! 超プレミアムアイテム発売

世界征服をたくらむ〈秘密結社 鷹の爪〉が、今年で10周年を迎えます! 
これを記念し、なんと鷹の爪のオリジナル江戸切子グラスが登場。
吉田くん(赤)とレオナルド博士(青)が見事な切子で刻まれています。
限定10セット、お値段50,000円(税込)という、
とってもプレミアムなアイテムです。

ガラス生地の表面に金盤や砥石を用いて模様をカットする江戸切子。
その起源は、江戸時代末期、江戸のビードロ屋〈加賀屋久兵衛〉が、
硝子の表面に模様を施したのが始まりと言われています。

こちらの〈鷹の爪×江戸切子〉を制作したのは、
東京江東区にある清秀硝子工房の清水秀高さん。
砂を吹き付けて削るサンドブラストの技法と、
切子の技法を組み合わせて鷹の爪オリジナルを制作しました。

〈キシル〉から 〈ミナ ペルホネン〉の 学習用椅子が登場。 100%国産材!

静岡県浜松市を拠点に、
“日本一にほんの木を使う会社”を目指し活動する会社〈キシル〉。

2002年に企画・販売を始めた
国産材(主にヒノキ)を使用した学習机が人気になり、
木材加工と製材の自社工場を作るなどの試みで、
2015年の〈第1回ウッドデザイン賞・林野庁長官賞〉を受賞しました。

そんな〈キシル〉から、2017年4月に小学校入学を迎える子どもに向けた、
〈キシル学習机コレクション2017〉がスタート。
今年のテーマは「リビングにこそ、デスクセット」。
子どもの成長にあわせてカスタマイズできる
チェア、収納、ランドセルラックなど、合計約120アイテムが登場しました。
いずれも100%国産材を使用した、純国産の机や椅子たちです。

2本脚チェア fabric

注目は、〈2本脚チェア fabric〉。
ファッションブランド〈ミナ ペルホネン〉の生地「dop(ドップ)」
を座面に使っています。

使い込むうちに表面が次第に擦り切れ、裏生地のオレンジ色が
のぞくという仕掛けがある、かわいらしいチョウチョ柄。
国産ひのき脚の経年変化とともに、布地の表情の変化もお楽しみください。
子どもだけでなく、大人も使えます。
値段は36,800円(税込)。

neu(ノイ)デスクセット 71,000円(税込)

こちらは定番の〈neu(ノイ)デスクセット〉
コンパクト感と機能性を両立し、
ダイニングの一角など、小さなスペースにも納まるのがポイント。
節のある材を積極的に使うことで、リーズナブルな価格が実現しました。

蚊帳素材の 〈祝ふきん・優ふきん〉 キッチンツールの定番に 「魅せる」をプラス。

湿気の多い梅雨、そして、すぐそこまで迫っている
夏の暑い時期に気をつかうのが食周りの清潔さですよね。

そんな時期にぴったりな〈祝ふきん・優ふきん〉が、
日本のモノづくりへの伝統技術やこだわりが凝縮された
製品を企画・販売する〈WDH〉から登場しました。

〈祝ふきん・優ふきん〉は、奈良県で織りと縫製をした
メイド・イン・ジャパンの製品。
“風は通すが、蚊は通さない”と言われる、江戸時代から続く蚊帳素材を使用。
通気性、吸収性、速乾性に富んでいる、日常使いに嬉しい仕様です。

紅白

台拭きとしてはもちろん、野菜や食器の水切りや、
お弁当を包むクロスとしても活躍してくれる、57cm四方の大判サイズで、
カラーは生成り、紅白、赤、緑、紫、青の6色展開。
2色の生地の組み合わせや、先端に房をあしらうなど、
使う人の楽しさを考えたデザインとなっています。

〈胡粉ネイル〉 日本最古の絵の具屋さんの、 爪にやさしい水性ネイル

創業260年、日本最古の絵の具屋と言われる京都の老舗、〈上羽絵惣〉。
宝暦元年(1751年)に京都の燈籠町で、日本画用絵具専門店として創業以来、
いまも泥絵の具、棒絵具など700点もの画材商品を販売しています。

そんな老舗絵の具屋さんが
様々な色を扱うノウハウを活かし、開発したのが、
胡粉という、ホタテ貝殻の微粉末から作られる顔料を使った
マニキュア〈胡粉ネイル〉。

〈輝か 緋銅色〉

〈胡粉ネイル〉の特徴は、マニキュア特有の臭いがなく、爪にやさしいこと。
酢酸エチルなどの毒性の強い溶剤の代わりに、精製水を利用することで、
マニキュア特有のツンとした臭いがない水性ネイルが実現しました。
セトンなどの除光液を使わず、手指の消毒用アルコールでも
落とすことができます。

また透明感のある艶やかな発色は、
日本画絵具専門店ならではのこだわりによるもの。
2010年1月に発売開始以来、幅広い層に好評を博し、
2015年には〈グッドデザイン賞〉を受賞しました。

日本の職人技術〈食品サンプル〉 を学ぶスクール生の 『卒展』とは?!

モノづくり大国日本の、誇るべき
職人技術で作られた”食品サンプル”。

日本では当たり前の存在ですが、
外国の方から見ると、なんとも不思議なもの。
最近では日本みやげとしても人気です。

このたび、そんな食品サンプルの文化と技術を学ぶ
日本初のスクール〈食品サンプル制作技術者養成スクール〉の
受講者たちによる『卒展』が開催されます。

『卒展』開催の場所は大阪・心斎橋、
期間は2016年7月26日(火)から29日(金)までの4日間。

“定食”をテーマに制作した、
お子様ランチや焼肉定食といった食品サンプルの数々が並びます。
スクール修了生が会場案内役を務めるので、
食品サンプルに対する疑問なども直接聞けるチャンス! 
『卒展』開催の詳細については公式サイトにて。

クラフト都市金沢が総力を挙げた! 〈金沢21世紀工芸祭〉始動

藩政期以来のものづくりが息づき、
ユネスコのクラフト創造都市に認定された石川県金沢市。

金沢の工芸を世界に向けて発信するべく、
このたび、工芸の魅力を発見・発信する大型フェスティバル
〈金沢21世紀工芸祭〉が開催されることになりました。
期間は、2016年10月13日(木)から2017年2月25日(土)までの5ヶ月間。

〈金沢21世紀工芸祭〉は、これまで市内で
個別開催されていた工芸イベントを集結させるもの。
これにより、金沢を工芸世界におけるポート(港)、
すなわち発着地にすることを目指しています。

総合監修は、〈東京藝術大学大学美術館〉の館長・教授で
〈金沢21世紀美術館〉館長の秋元雄史氏と、
〈NPO法人趣都金澤〉理事長で〈浦建築研究所〉代表の浦淳氏。
期間中は、ワークショップや茶会、
展示イベントなどが金沢市内各所で実施されます。

催しのひとつ〈工芸回廊〉は、
町家が残る東山など市内3エリアの各所を回遊しながら
工芸作品を展示するイベント。
作家やギャラリストとの交流もできるのが特徴。

昨年の工芸回廊の様子

新しい香りのかたち〈hibi〉 マッチと線香。 兵庫の伝統産業が融合!

兵庫県の姫路地域の地場産業であるマッチ。
いま、国内のマッチの約9割が姫路地域で生産されているんです。
日本製のマッチは種類の豊富さ、品質やサービスに優れており、
世界各国からの受注も多いのだとか。

いっぽう、淡路島ではお香・線香の生産が盛んで、
国産のお香・線香の約7割の生産量を占めるほど。

兵庫県の、そんな二つの伝統産業が融合した、
新しい香りのアイテム〈hibi(ひび)〉をご紹介します。

〈hibi〉は、姫路地方で長い歴史を持つマッチ会社〈神戸マッチ〉と、
線香の一大産地・淡路島で革新的なものづくりを続ける老舗〈大発〉が
コラボレーションして誕生したアイテム。
“マッチのように擦って火をつけるお香”という、
まったく新しいコンセプトが新鮮。
国内だけでなく、海外でも販売されています。

使い方は、マッチのように火をつけお香に火が燃え移るのを待って、
火が消えたら専用のマットの上に置くというもの。
約10分間、素敵なアロマが漂います。

マッチのように擦って火をつける斬新さ

〈hibi〉の香りは、レモングラスやラベンダー、
ゼラニウムなどのハーブ系が6種類。

通常ボックスとラージボックス

日本の職人技のミュージアム 〈江戸生活文化伝承館〉 日光江戸村にオープン

栃木県日光市にある、江戸時代を再現した歴史テーマパーク
〈江戸ワンダーランド 日光江戸村〉。
このたび、30周年記念プロジェクトとして、
新アトラクション〈江戸生活文化伝承館 ~ Modern Edo-tech Museum〉が
グランドオープンしました。

〈江戸生活文化伝承館〉は、江戸時代から現代に受け継がれている
職人たちの匠の技を回廊形式で見せるミュージアム。
コンセプトの“Edo is the answer”には、江戸時代の洗練された豊かな文化を
現代の生き方のヒントにしようという想いが込められています。
紹介されているのは、日本刀の匠が生んだ日用品「爪切り」や
藍染めや花火など、いまも身近にあるものたち。

熊本から〈シュオ〉に届く ドライフラワーのブーケ。 イベント〈GREEN NOTEの草花〉 開催

熊本地震から2か月。
結婚式やパーティー、お葬式など、
冠婚葬祭で使う小物ブランド〈shuo’(シュオ)〉が
恵比寿にある路面店で、熊本のセレクトショップ〈GREEN NOTE〉と
イベント〈GREEN NOTEの草花〉を開催します。

熊本市と天草市にお店を構える〈GREEN NOTE〉は、
オーナーの錦戸主税さんとひさかさんによる、
衣食住にまつわるセレクトが評判のショップ。

そんな錦戸夫妻と震災前から親交があったという

シュオのデザイナー星芽生さんと、
ディレクター吉田直子さんから、
今回のイベントを開催するにあたって、

「彼らが選んだ大切なものが、このたびの震災でたくさん壊れてしまいました。
ですが、〈GREEN NOTE〉の代表である錦戸夫婦は前ばかり向いています。
話せば話すほどこちらが元気をもらいます」

というメッセージが届きました。

もらってばかりではなく、一緒に何かをしたい。
そんな想いから、生まれたイベントなのです。

〈シュオ〉 写真:鈴木陽介

タイルのまち・多治見市笠原町に 〈多治見市モザイクタイル ミュージアム〉が開館。 独創的な建築デザインにも注目!

6月4日(土)、施釉磁器モザイクタイル発祥の地であり、
全国一の生産量を誇る、岐阜県多治見市笠原町に新スポット
〈多治見市モザイクタイルミュージアム〉が開館しました。

外観が特徴的なこのミュージアム。
設計は、世界的な評価の高い建築家・藤森照信が手掛けています。
独創的なカーブを描いた建物を見た瞬間、まず間違いなく圧倒されるはず!

館内には、有志らによるタイルについての貴重な資料が常設されています。
この場所がこの地域の地場産業における、シンボリックな場所になっていくことでしょう。

photo by Akitsugu Kojima

〈icci KAWARA PRODUCTS〉 瓦のイメージが変わる! 〈一ノ瀬瓦工業〉× ハイロックの新ブランド

今年で創業100年を迎える山梨県の〈一ノ瀬瓦工業〉が、
メディアクリエイターのハイロック氏をアートディレクターに起用し、
日常生活に溶け込む瓦ブランド〈icci KAWARA PRODUCTS〉をスタートしました。

瓦を作る技術が大陸から日本に伝わったのはおよそ1400年前。
素材は土と水と火を使い、
粘土を1000℃以上の炎で焼き締めることによってできあがります。

〈一ノ瀬瓦工業〉の瓦

日本の瓦の特徴といえば、炭素によって発色された「いぶし銀」。
この美しい銀色が、日本の暮らしとまち並みを創ってきました。
そんな長い歴史を積み重ねてきた瓦のプロとして、
〈一ノ瀬瓦工業〉は、1916年に創業。現在は苗吹市に本社を構えており、
1976年までは瓦の生産も行っていたそうです。

〈icci KAWARA PRODUCTS〉のコンセプトは
「日本のヒトカケラを屋根の上からテノヒラの上に」。
伝統ある日本の「瓦」の本質を変えることなく、
世界というレンズを通して新しいカタチを発信する。
そんな熱い想いが詰まったプロジェクトゆえ、
瓦の未来を大きく変える、ターニングポイントになる可能性も
大いにあります。

倉敷、京都、広島の 職人技を繋ぎあわせた 土屋鞄の限定キャンバスバッグ

東京都・足立区で生まれた〈土屋鞄製造所〉。
職人の丁寧な手仕事によるランドセルが評判の
土屋鞄から、このたび夏の限定商品として、
レザーキャンバスバッグが発売されます。
倉敷、京都、広島など、
日本の職人の確かな腕で作られた、革とキャンバス生地でつくったコンビ鞄。
エイジングを愉しみながら、長く使うことができそうです。

発売される鞄は、
渋染めキャンバスとレザーのコンビネーションによる、
レザーキャンバス 2wayスクエアリュック〉と
レザーキャンバス 2wayワンショルダー〉の2種類。
リュックはA4ファイル収納可、
ワンショルダーはB4ファイルが収納できます。
価格はどちらも税込み6万円。
カラーはチョコ×カーキグリーン、
ブラウン×マスタードの2色展開です。

レザーキャンバス 2wayスクエアリュック(チョコ×カーキグリーン)価格:60,000円(税込)

レザーキャンバス 2wayワンショルダー(ブラウン×マスタード)価格:60,000円(税込)

鞄の素材に使ったのは、
植物の渋で染めて洗いをかけたキャンバス生地と、
オイルを手塗りして仕上げたしなやかな革。
メイン素材の渋染めウォッシュドキャンバスは、
倉敷で昔ながらの力織機で織られた帆布生地を
京都で渋染め(植物タンニン染め)し、
広島で洗いをかけてしなやかに仕上げたもの。
使い込んでいくことで生地に染みた渋が酸化し、
風合いが豊かになっていくのだそう。

レザーキャンバス 2wayワンショルダー(使用歴2ヵ月)

平野レミの〈remy〉と 大阪・木村石鹸がコラボ。 植物由来の食器用洗剤 〈PEACE SOAP〉

料理家・平野レミさんのキッチン用品ブランド〈remy(レミー)〉と、
大阪で大正13年創業の老舗石鹸メーカー〈木村石鹸〉がコラボ! 
化学物質が一切含まれず、手にやさしい
食器用洗剤〈PEACE SOAP(ピースソープ)〉が
このたび発売されました。

これは、木村石鹸が創業以来受け継いできた、
“釜焚き製法”によって丁寧につくられた、
100%植物由来の食器用洗剤。目印はかわいいパッケージ。
お値段は310mlの小が920円(税抜)、
1000mlの大が1,700円(税抜)となっています。

つくりての〈木村石鹸〉は八尾市に本社を持つ、
社員数30名のちいさな洗剤メーカー。
〈PEACE SOAP〉のコラボ開発は、
remy所属の食育インストラクター・和田明日香さんが、
たまたま木村石鹸の台所石鹸を使ったことから始まったそう。

そもそも〈木村石鹸〉は、自社工場で釜焚き法により、
石鹸成分を一から製造できる国内では数少ないメーカーの1つ。

いっぽうのremyスタッフは、
毎日キッチンに立ち、レシピの開発に取り組んでいるので、
洗い物や水仕事をする機会が多く、
使う洗剤の手肌への影響も敏感に感じられる方々でした。

〈木村石鹸〉メイキング映像