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posted:2016.6.15 from:山梨県笛吹市 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築 / 買い物・お取り寄せ
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writer profile
Hiromi Kajiyama
梶山ひろみ
かじやま・ひろみ●熊本県出身。ウェブや雑誌のほか、『しごととわたし』や家族と一年誌『家族』での編集・執筆も。お気に入りの熊本土産は〈808 COFFEE STOP〉のコーヒー豆、〈Ange Michiko〉のクッキー、大小さまざまな木葉猿。阿蘇ロックも気になる日々。
今年で創業100年を迎える山梨県の〈一ノ瀬瓦工業〉が、
メディアクリエイターのハイロック氏をアートディレクターに起用し、
日常生活に溶け込む瓦ブランド〈icci KAWARA PRODUCTS〉をスタートしました。
瓦を作る技術が大陸から日本に伝わったのはおよそ1400年前。
素材は土と水と火を使い、
粘土を1000℃以上の炎で焼き締めることによってできあがります。
日本の瓦の特徴といえば、炭素によって発色された「いぶし銀」。
この美しい銀色が、日本の暮らしとまち並みを創ってきました。
そんな長い歴史を積み重ねてきた瓦のプロとして、
〈一ノ瀬瓦工業〉は、1916年に創業。現在は苗吹市に本社を構えており、
1976年までは瓦の生産も行っていたそうです。
〈icci KAWARA PRODUCTS〉のコンセプトは
「日本のヒトカケラを屋根の上からテノヒラの上に」。
伝統ある日本の「瓦」の本質を変えることなく、
世界というレンズを通して新しいカタチを発信する。
そんな熱い想いが詰まったプロジェクトゆえ、
瓦の未来を大きく変える、ターニングポイントになる可能性も
大いにあります。
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6月5日から販売がスタートした第1弾では、
コースターやトレイ、ボウルなど普段の暮らしでよく使うキッチンツールや、
バナナやリンゴ、サイコロのカタチをしたオブジェなど、全16種をラインアップ。
空間の中でパッと目に飛び込んでくるようなプロダクトではなく、
スタイリッシュでありながら温もりを感じる、今までにない独特の存在感を放っています。
ご購入は公式サイトより。
information
icci KAWARA PRODUCTS
Web:公式サイト
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