モノづくりの祭典 〈はち モノマチ〉開催! 台東区・徒蔵エリアで モノや職人さんとつながる3日間

毎年大賑わいを見せるモノづくりの祭典〈モノマチ〉が
5月27日(金)、28日(土)、29日(日)に開催されます! 
モノマチは、台東区南部にあたる御徒町~蔵前~浅草橋エリアを
散策しながら、モノづくりの魅力に触れられるイベント。
今年で8回目を迎え、〈はち モノマチ〉の愛称がつけられています。

2km四方に渡る台東区南部エリアは、古くから続く製造・卸のお店が集まり、
最近では若いクリエイターたちによる活動が注目されるエリア。
そんな、モノづくりに関わる店舗、メーカー、問屋、職人工房、
クリエイター、飲食店等が今回なんと190組も参加。
ファッション、生活雑貨、食料品、文具、伝統工芸、インテリア、
ギャラリー&スペース、クラフト・材料など
多岐に渡る分野のお店が並びます。

職人さんたちによる実演、ワークショップ、オリジナル制作体験、製作工程展示(オープンファクトリー)、パーツや商品のセール等の企画を実施。

おすすめはやはりワークショップ。
いつもは公開していない工房で、
職人さんたちが直にモノづくりの楽しさを教えてくれます。

匂い袋やくるみボタン、ブローチづくりといった女性向けのものや、
革とアクセサリーを自分で選び手帳やペンケースをつくったり
ビアグラスのラベル製作など、
男性も楽しめるワークショップがもりだくさん! 
浅草橋にある銭湯の黒湯で布を染める
〈黒湯染めワークショップ〉なんていうのもあります。

どれもここでしかつくれない、アイデアたっぷりの
オリジナル作品というのが嬉しいんですよね。
ほか、参加店に置いてある可愛いスタンプを集めるスタンプラリーや、
バックにお好みのアクセサリーをトッピングして
オリジナルのバックを作る〈トッピングラリー〉といった恒例イベントも。

また、普段は入ることのできない〈台東デザイナーズビレッジ〉の施設公開や、
各地から選りすぐりのクリエイターが集まり
ユニークな作品が販売される〈クリエイターズマーケット〉、
昔ながらの商店が並ぶ〈おかず横丁〉も見逃せません。
モノづくりを楽しんでもらおうという工夫がてんこ盛りなので
サイトを見ているだけでもワクワクしますよ。

個性あふれる作品が買えるクリエイターズマーケット。

老舗商店街の〈おかず横丁〉がフードコートに様変わり! 3日間限定の美味しいショップが集結します。

ちなみに、今回のロゴの縄のデザインには、
〈つなぐ〉という意味が込められているそうです。
人とモノをつなぐ、人とまちをつなぐ、という以外にも
職人さん同士やお客さん同士もつなげちゃおう、
そんな思いが伝わってきます。ぜひ、散策してみてください!

information

map

第8回モノマチ(はち モノマチ)

会期:2016年5月27日(金)・28日(土)・29日(日)

会場:台東区南部地域一帯(浅草通り、隅田川、神田川、中央通りに囲まれた地域)

参加数:190組(店舗、メーカー、問屋、職人工房 等)

Web:monomachi.com

おいしさの秘密は和菓子の技術? 伝統をつなぐ〈高岡ラムネ〉

和菓子の技と米粉を用いた大人が楽しめるラムネ

富山県高岡市。古くから、商工業都市として発展してきたこのまちは、
独自の工芸技術や祭礼、伝統的建造物がいまなお数多く継承されている。
特に、旧北陸道に沿う〈山町〉は、長く商都としての繁栄を支えてきた。
そんな通称〈山町筋〉で170余年の歴史を刻むのが、老舗菓子屋〈大野屋〉だ。

かつて多くの卸問屋や商店が軒を連ねた土蔵造りの商人町〈山町筋〉の一角にある〈大野屋〉。

店頭に並ぶのは、
高岡に滞在した万葉の歌人・大伴家持の歌にちなんだ代表銘菓〈とこなつ〉や〈田毎〉、
地名に通じる〈山町筋〉など、地元にゆかりのある和菓子。
そのなかでもひときわ目を引く〈高岡ラムネ〉は、
カラフルなパッケージデザインもさることながら、
小さくて緻密で工芸品のような美しさだ。
食べ物とわかっていても、アート作品として飾っておきたくなるほど。
吉祥文様や季節を感じるモチーフも魅力的だ。

和三盆のように小さくて愛らしい〈高岡ラムネ〉。色鮮やかな祝儀袋風のパッケージに包まれている。

考案したのは、9代目である現社長・大野隆一さんの長女、悠さん。
もともと、金沢美術工芸大学を卒業し、
天然素材を使ったアパレルブランド〈ヨーガンレール〉の素材開発など、
生地のデザインに携わっていた。しかし、洋服の素材を追求していくなかで、
全国の織物の産地で培われた着物の技術が現在の服飾に通じていることを知り、
土地ごとに育まれた文化や技術を伝承するものづくりの大切さに気づいたという。
そしてあらためて家業を振り返ったときに、
米や布など商材の集散地としてかつて全国の情報が集まった高岡に根ざし、
昔から素材を大切にしつつ
地域のなかで守られてきたものづくりの文化があると感じたそうだ。

〈高岡ラムネ〉を開発した大野 悠さん。

「例えば、大伴家持が立山連峰を詠んだ歌にちなみ、
名づけられた〈とこなつ〉という和菓子は、
本来、お土産に使われることはないほど希少な備中の白小豆で作った餡を求肥で包み、
徳島の和三盆糖を振りかけたもので、
こだわった菓子作りを信条にしていた先祖が全国の素材を厳選して考案したものです。
このように家業で作っていたお菓子はまさに、
流通が盛んだった地域性と独自の歴史のあるこの高岡で育まれたものだったんです」

〈大野屋〉の看板商品のひとつ〈とこなつ〉。大きい菓子が主流だった時代において、ひと口サイズの菓子は最先端だったと想像できるという。2012年には悠さんが考えたパッケージにリニューアルした。

こう話す悠さんは、もともと家業を継ぐつもりはなかったが、
仕事が休みの日には店を手伝ったり、一部、商品のパッケージデザインも手がけていた。
そこで思いついたのが、店に代々伝わり、
日本の文化が詰まった“菓子木型”を使い、
若者を中心に需要が減りつつある和菓子を盛り上げるような「何か」を作ることだった。

「木型を使ったお菓子は、節句など季節ごとに大切にされ、
ハレの日や仏事のお供え物としても欠かせないものでした。
いまはその文化もだいぶ薄れてきていますが、
新たにはつくれない歴史のなかで育まれてきたものを
次の世代につなげていくことが大切だと感じたときに、
この“菓子木型”を使った新しいお菓子ができないかと考えたんです。
これなら、味の好みや趣味嗜好が変わってきた現代でも
造形的におもしろいものが作れるのではないかと思いました」

菓子木型は本来、落雁に使われることが多いが、
富山県西部や金沢市では昔から〈金華糖〉という和菓子作りにも使われてきた。
これは、鯛や野菜、果物の形をした砂糖菓子で、
主にお祝い事や節句の供え物として飾られることが多く、
現代ではひな祭りに供えられているという。
また、近年になると上生菓子も菓子木型で作られ、
〈大野屋〉では月餅も木型で抜いて作られている。

煮溶かした砂糖を木型に流し込み、食紅で彩色する〈金華糖〉。江戸時代から続く伝統菓子だ。

〈大野屋〉には代々使われてきた約800点もの菓子木型が残っている。

そこで悠さんは、大学時代の同級生で
日本のものづくりのプランニングディレクターである〈EXS Inc.〉の永田宙郷さんに相談し、
誰にとっても懐かしくて食べやすく、
若い人にも手に取って楽しんでもらいやすい「ラムネ」というキーワードを得たという。

「『ラムネ』と聞くと駄菓子のイメージがありますが、
和菓子屋が作るラムネということで、
素材にこだわり安心して食べられて大人も楽しめるものを考えました」

まず、口当たりをよくして素材の香りを生かすために、
一般的にラムネに使う片栗粉やコーンスターチではなく富山県産コシヒカリの米粉を使用。
味つけは、香料を一切使わず、ショウガやイチゴ、
高岡の〈国吉リンゴ〉や氷見産の〈稲積梅〉など、
地元素材を中心に吟味した国産材料を使った。
「ラムネと言っても、若い人たちが楽しめるような現代版の落雁のイメージです」
と悠さんは話す。

しかし、完成までには幾多の苦労があったという。

こども家具〈made in 東京〉は 多摩産材で作った、 東京生まれ&東京育ち

こどもが使う家具だから、安心・安全な素材にこだわりたい。
このたび、東京の保育施設向け家具ブランド〈 CoFa(コッファ)〉から
東京産の木材、“多摩産材”を使ったシンプルなデザインの
こども用家具シリーズ〈made in 東京〉が登場しました。

左:ヒノキのチェア 21,800円 中:ヒノキのスツール 14,800円 右:ヒノキのスクエアチェア 17,800円(いずれも税抜)

〈made in 東京〉で使っているのは、
多摩地域で生育し、生産された、スギ・ヒノキの集成材。
東京の森林を保全するための間伐から生まれたエコ素材です。

小さなこどもたちが使うものなので塗装はせず、
天然のオイルや蜜蝋ワックスで仕上げています。
スギ・ヒノキの柔らかい木質を活かしたやさしい肌触りや調湿性が特徴。
製造は東京都あきる野市の家具工房で行われており、
まさに東京生まれ・東京育ちの家具です。

価格は、ヒノキのチェアが21,800円、ヒノキのスツールが14,800円、
ヒノキのスクエアチェアが17,800円。ほか、ヒノキのテーブル(79,800円)や、
スギで作られた〈すぎのこチェア〉(17,200円)など、
2~5歳児用のイス・テーブルがラインナップしています(いずれも税抜価格)。

今後は収納家具や、和をテーマにしたロフトなど、
多数の新製品が発表される予定。
購入に関してなど、お問い合わせは〈CoFa〉公式サイトより。

information

CoFa(コッファ)

〈からこる〉 思わず頬ずりしたくなる肌触り。 ガラ紡で織った オーガニックコットンのハンカチ

明治時代より毛織工業が発展し、織物の産地として知られる愛知県一宮市。
ここでかつて盛んに使われていた、“ガラ紡”という機械を使って編んだ、
オーガニックコットン100%のハンカチ、〈からこる〉。
グレイ、ピンク、パープル、グリーン、ネイビーの優しい5色の
カラーリングで発売中です。

左からグリーン、パープル、グレイ、ピンク、ネイビー

“ガラ紡”とは、明治初期に日本独自に開発された、
糸を作る機械のこと。非常にゆっくりとしたスピードで、
ガラガラと大きな音を立てて糸を紡ぎます。

ガラ紡

出来上がる糸は、手紡ぎに近い素朴な風合いと、
なんとも柔らかい肌触り。
均一化された細くて綺麗な糸は作ることができませんが、
ガラ紡にしか作れない、独特の風合いがあるのです。

原始的な方法で紡ぐため、一般の糸と比較すると
100倍近くの時間がかかると言われています。
現在ガラ紡は国内では数台しか稼動しておらず、
非常に貴重な存在となっているんです。

軽くて快適! 職人が手作りする、 桐製ペット用デザインハウス 〈KAMAKURA〉

日本の雪国の伝統的な遊び“かまくら”を
モチーフにした、ペットのための〈KAMAKURA〉。
材料に桐を使い、職人さんがひとつひとつ丁寧にハンドメイドした、
メイドインジャパンのペット用デザインハウスです。

一般のペット用品ではポップカラーが主流ですが、
〈KAMAKURA〉は、素材をそのままに、
木のぬくもりを感じるナチュラルなデザインを施しました。

桐は防虫効果が期待できるだけでなく、
暑い夏の日でも湿気がこもりにくいので、ペットも快適に過ごせます。
上部で軽い桐を使っているので、重量はわずか2kg。
高所への設置も簡単です。

インテリアに溶け込むデザイン

日本のモノ・コト・ヒトが集う ビームス“チームジャパン”の 発信拠点がオープン! 〈BEAMS JAPAN〉

4月28日(木)、新宿に〈BEAMS JAPAN(ビームスジャパン)〉がオープンします。

地下1階から5階まであるフロアには、
ビームス“チームジャパン”が集めた
日本人の感性が生きたファッションやプロダクト、
アートや音楽などのカルチャー、日本食、名産などといった
日本の「モノ・コト・ヒト」が勢揃い。

さらに6、7階にはメンズドレスレーベル
〈BEAMS F(ビームスエフ)〉のショップもオープンします。
これは楽しくなりそう!

〈BEAMS F〉

ビームス“チームジャパン”とは、総合アドバイザーに
放送作家/脚本家の小山薫堂さんを迎えた、新しいプロジェクト。
地下1階には小山さんがプロデュースするレストラン
〈日光金谷ホテル クラフトグリル〉も開店し、
1873年創業の日光金谷ホテルのメニュー「百年ライスカレー」や
日本各地から選りすぐったクラフトリカーなどが楽しめます。
ビームスがレストランを手がけるのは、今回が初めてのことなのだとか。

〈日光金谷ホテル クラフトグリル〉の百年ライスカレー

有田焼の スペシャルティ ドリッパー 〈The Coffee Dripper〉 自宅で最高においしいコーヒーを。

栽培地の地域特性(テロワール)にもこだわるなど、
より深みを増し、ファンを増やしている〈スペシャルティ コーヒー〉の世界。
貝印のキッチン用品の高級ライン〈KaiHouse(カイハウス)〉より、
“自宅で最高においしいコーヒーを楽しむ”をコンセプトに開発した、
有田焼のコーヒードリッパー〈The Coffee Dripper(ザ コーヒードリッパー)〉
が発売されました。

これは、世界中のコーヒー農園を回り、
コーヒーを知り尽くしている“コーヒーハンター”こと、
川島良彰さんとの共同開発による新製品。
デザイン性と機能性を兼ね備えた有田焼で、
高い強度と自然な風合い、曇りのない表面の色彩を生かしています。

川島良彰さんは1975年にエル・サルバドルのコーヒー研究所で学んで以来、
40年に渡って世界各地でコーヒー農園の開発と研究を行うコーヒーの専門家。
自ら設立した〈ミカフェート〉では、農園から栽培、収穫、昔ながらの精選技術、
空輸方法にいたるまで厳格な品質基準を設けて作り上げた豆を、
シャンパンボトルに入れた〈グラン クリュ カフェ〉など、
こだわりのコーヒーを提供しているんです。

〈ザ コーヒードリッパー〉のコンセプト、
“自宅で最高においしいコーヒーを楽しむ”。
これを実現するためには、
注ぎ時間で変わるコーヒーの香り、味わい、コクというものが
キーになります。そのために開発したのが、自分で抽出スピードを
調整できるドリッパーでした。
それでは詳しいこだわりをご紹介!

備前焼ウォーターカラフェ 〈hiiro〉 辰野しずかデザインの シャープなフォルムに注目

岡山県備前市周辺を産地とする〈備前焼〉は、
1000年あまりの歴史を持つ焼き物。
釉薬を使わず、絵付けをせずに焼き締められるのが特徴で、
土と炎のみによってもたらされる、独特の味わいが魅力です。
シンプルな形状で色合いも素朴ですが、
そのシンプルさが人を惹きつけてやみません。

このたび、備前市を拠点に活動するブランド〈DAIKURA〉より、
最新作の〈hiiro〉が発売されました。
プロダクトデザイナーの辰野しずかさんとの
コラボレーションによる、
水がまろやかに美味しくなる
備前焼のウォーターカラフェです。

〈hiiro〉ベージュ:15,000円 (参考価格 税抜) グレー:18,000円 (参考価格 税抜) ※グレーは5月14日発売開始予定

〈hiiro〉の焼き色は2色。
スタイリッシュな造形と、備前焼の機能が融合した
美しいカラフェが出来ました。

〈hiiro〉の特徴は、従来の備前焼ではあまり見られない、
削り出しのシャープな形状。
手びねりの備前焼で、このシャープな形状を実現するのは大変なこと。
またコップを上部に収納するためには、わずかなズレも許されません。
このシャープなデザインを実現するために、
〈hiiro〉の作りてである〈DAIKURA〉さんは
膨大な試作を繰り返したのだそう。

〈DAIKURA〉は、備前焼の作家・小川秀蔵、小川弘蔵、
窯元〈趣工房〉を母体とする、“新しい備前焼”を発信するブランド。
従来の備前焼のイメージを変える、焼色やフォルムに挑戦しています。

〈彫刻塗〉の カッティングボード〈Obil〉 伝統工芸でモダンな プロダクトを。

富山県高岡市に伝わる“彫刻塗”は、
江戸中期に生まれた、彫刻を施してから漆を塗る技法。
通常の漆器と比べ、圧倒的な立体感と
独特の艶感が特徴です。
そんな“彫刻塗”の技法を使った、高岡うまれのプロダクト〈Obil〉。
器の表面に施した彫刻がアクセントとなって、
食卓をスタイリッシュに飾ってくれるアイテムです。

こちらがいわゆる“彫刻塗”

彫刻塗という伝統工芸の技法を使い、
手間ひまをかけて作られた、モダンなデザインの
カッティングボードたち。
和の伝統的な彫り方を使用しているので、
和食との相性もばっちりです。
ただいま〈ツクリッテラボ〉にて、
クラウドファウンディング形式で先行発売を行っています。
それではラインナップをご紹介!

クルミのカッティングボード(横長八角)10,500円(税込)

クルミのカッティングボード(横長八角)。
サイズは28cm×20cmと大きめ。
パーティでオードブルを載せたり、
一人用のワンプレートとしても使えるサイズです。
素材は高級家具にも使われる、くるみ(ウォールナット)。
彫刻材としても、ほうのきなどと並んで彫りやすいのが特徴。
いくつかの彫刻材を試す中で、彫刻の稜線を最も綺麗に
見せてくれたのがくるみだったのだそう。

クルミのカッティングボード(十角形・大) 9,500円(税込)

こちらは十角形のカッティングボード。
彫りを美しく見せることができる多角形のなかでも、
十角形が最も彫刻的だったのでこの形になりました。
18cmと、一回り大きい24cmの2サイズがあります。

〈Obil〉では、カッティングボードの注文の際、
“トントン彫り”と“流し彫り”の2種類の彫り方を
選ぶことができます。

トントン彫り

こちらが“トントン彫り”。
幅広の彫刻刀を使って、その名の通りトントンと
リズミカルに彫る乱れ彫りのひとつで、
葉っぱや岩肌を表現する際に使われてきました。

流し彫り

こちらが“流し彫り”。
水の流れなどを表現するときや
背景に使われてきた彫り方で、
細身の丸い彫刻刀の刃を流れる様に彫り進めるというもの。
ぜひお好みで選んでみてください!

〈TOKYO CRAFT MARKET〉 東京・青山にて 一大クラフトマーケット開催!

4月16日(土)・17日(日)、東京・青山にて
〈TOKYO CRAFT MARKET|Season 01 : Spring 2016〉が開催されます。
これは、このたび初開催となるクラフトマーケット。
青山通りに面する国際連合大学前に、
陶器や磁器、硝子、木工、織りもの、植物、和菓子などが大集合します。
当日は、毎週末開催されている〈Farmer's Market〉も同時開催。
これは楽しそう!

主宰は〈Modern Craft Council(流石創造集団)〉さん。
“日本のものづくりの根底に流れる精神性とは。心とは”
そんな問いかけに端を発し、
つくる過程にも美しさを見いだせる作品たちを集めました。
ここではたくさんの出店者さんのなかから、一部の作家さんをご紹介します。

〈出西窯〉と〈SML〉によるコラボシリーズ

クラフトといえばやっぱり焼きもの。
シンプルで美しいうつわは、島根県の〈出西窯(しゅっさいがま)〉と
民藝のうつわを取り揃える〈SML〉のコラボレーションによるもの。
出西窯のうつわは、東京のセレクトショップでも
大人気です。ぜひ手にとって見てみたい!

静岡の伊東で作陶している齊藤十郎さんの湯飲みとマグカップ。
たっぷり飲める大ぶりなつくりと、イッチンや灰釉などの風合いが魅力。
〈MARKUS〉さんのブースにてお取り扱いしています。

齊藤十郎さんの陶器

暑い季節にそなえて、硝子のうつわも揃えたいところ。
こちらはなんと、一輪挿しと箸置きが一体になった箸置き〈てぃーちレスト〉。
こんな箸置きでおもてなしをしたら楽しそう!
硝子作家の平岩愛子さんの作品です。

平岩愛子さんの〈てぃーちレスト〉

こちらも何とも涼しげ。
福井県の〈liir〉さんのフォールグラスです。
窯の中でゆっくりと溶け落ちていったかたちをグラスにしたのだそう。
硝子は蛍光管をリサイクルしたものを使っています。

〈liir〉

水をいっぱいまで入れると水の塊のように見える、
硝子屋〈PRATO PINO〉さんの花瓶シリーズ「水のうつわ・〇吊るし」。
写真の吊るし型のほか、置き型と壁掛け型もあります。

〈PRATO PINO〉

このほかにも家具や洋服、植物などなど、気になる出店者さんがいっぱい。

オリジナル家具、オーダー家具、店舗デザイン、プロダクトデザインを行う石川・金沢の〈FREY design〉

「食事の習慣を通して、代々うけついできたものを子どもたちに伝えたい」という思いから生まれた増田多未さんのうつわ。

有田焼創業400年記念イヤーに ゲラン〈ミツコ〉 有田焼スペシャルボトルが登場

今年は、日本初の磁器である有田焼が誕生してから
400年のアニバーサリー・イヤー。この記念すべき年に、
フランスのブランド〈ゲラン〉の歴史ある香水〈ミツコ〉の
有田焼スペシャルボトルが登場しました。
ARITA PORCELAIN LAB〉ブランドを展開する窯元・有田製窯がゲランと協業。
ミツコ初の磁器ボトルを作り上げたのです。

コラボレーションのきっかけは、
佐賀県の有田焼創業400年事業のひとつである
海外展開〈ARITA 400 project〉の一環として出展した国際見本市
〈メゾン・エ・オブジェ〉から。

職人の卓越した技術を駆使し、ミツコの特徴的な“逆さハート”のボトルに
菊や牡丹など伝統的な文様を散りばめました。
お値段は45,000円(税抜)で、2016年5月1日(日)より日本で数量限定発売、
フランスや香港でも順次販売予定となっています。

■有田焼創業400年記念イヤー事業

九州陶磁文化館

この400年を祝うために佐賀県が行う
〈有田焼創業400年記念イヤー事業〉においては、
九州陶磁文化館にて、7月1日から4つの企画展が開催されます。
佐賀県が誇る人間国宝と三右衛門の超絶技巧から、
これまでの歴史、未来を感じさせる新しい潮流まで、
有田焼の魅力を詰め込んだ、見て楽しい特別企画展です。

USEUM ARITA イメージ

そして九州陶磁文化館には、8月11日より、
館外のアプローチデッキに体験型施設〈USEUM ARITA(ユージアム アリタ)〉が登場。

この〈ユージアム〉は、有田焼を“使う”ことをテーマとした期間限定オープンの施設。
佐賀の食材にこだわったメニューを、人間国宝や三右衛門、
ARITA EPISODE 2〉の各プロジェクトで作られた有田焼の器でご提供。
ほかにも各プロジェクトの成果発表展示やワークショップ等を行います。

USEUM ARITA イメージ

〈九十九里浜の塩まくら〉 九十九里浜の海水から作った 天日塩でひんやり快眠!

千葉県柏市の〈まくら株式会社〉より
〈九十九里浜の塩まくら〉が発売されます。
これは、“千葉県ご当地まくら”なる、
千葉の素材を使ったまくらシリーズの第2弾。
千葉県旭市の〈石橋水産・サンライズソルト〉と共同で開発した、
九十九里浜の海水から作った天日塩を使ったまくらです。

塩のまくらとは、綿やそばがらの代わりに塩が入ったまくらのこと。
首や頭部にこもった熱を身体の効率的に外に逃がし、
自然なひんやり感が得られるのだそう。

まくらに使われる塩

ご当地まくらの第一回では、
千葉の特産品〈落花生〉の殻を利用したまくら〈らっかせいまくら〉を作り、
見事に完売となった本シリーズ。
今回は、熱を吸収する性質がある〈塩まくら〉がつくりたい、
と企画したのが始まりでした。

国内で塩を手がける作りてを探していたうちに出会ったのが、
九十九里浜沖合の海水を使い、伝統的な製法で塩を作っている
〈石橋水産株式会社・サンライズソルト〉。

灯台下暗し、
実は地元の千葉は、三方を海に囲まれているので、海水が豊富。
県内で、素晴らしい塩の作りてと出会うことができたのでした。

塩作りの工程

それでは塩の作り方をご説明。
まずは、九十九里浜に面した海から海水をくみ上げ、天日干しに。
その中から塩を取り出し、今度は釜に入れて茹で上げます。
さらに乾燥の工程を経て、不揃いな形のものやミネラル分などの塊を
一つ一つ人手をかけて除去。
まさに海と太陽の恵みの結晶が出来上がります。

本来は食用の、
まくらにするにはもったいない?!ような上質な天日塩です。

サンライズソルトさん

〈TOP MASTER〉 〈マドラス〉の技術を集積。 Made in Japanの オールレザースニーカー

高級紳士靴〈madras〉などで知られる、
愛知県名古屋市発の靴メーカー、マドラス
大正10年の設立から90年以上にわたり、
ホンモノにこだわった靴作りを続けるメーカーです。

そんなマドラスの、ストリートダンスをコンセプトとした
シューズブランド〈JADE〉より、マドラスの技術を集積した
Made in Japanのスニーカー、〈TOP MASTER〉シリーズが登場。
熟練した職人の手による仕上げや風合いが素敵な、
オールレザーのこだわりの品です。

カラーはCOG(コニャック)と、LBU(ライトブルー)の2色。
これまで、イタリアの靴づくりの伝統を踏襲しながら、
日本人の求める快適な履き心地と機能性とデザインに
こだわってきたマドラスの靴作りの結晶ともいえるアイテム。

TOP MASTER JP(JD1/JDS1)-COG 36,000円(税抜)

コニャックはイタリア〈OSBA〉社の最高級キップ(若い)レザーを、
熟練した職人が1足1足、幾度もの仕上げ工程を繰り返すことにより、
奥行きのある風合いを完成させたラグジュアリーなモデル。

TOP MASTER JP(JD1/JDS1)-LBU 36,000円(税抜)

ライトブルーは、世界最大のタンナー(なめし)の一つとして知られる
イタリアの〈INCAS〉社の最高級キップレザーを使用。
熟練したマドラスの職人が仕上げを施した後、
アルコールで色を落として風合いを出しています。

TOP MASTER JP(JD1/JDS1) -LBU

縁結びの聖地、出雲大社前に ご朱印帳専門店〈しるべ〉 オープン

神社仏閣でお参りした証しに頂くことができる〈御朱印〉。
ちかごろパワースポット巡りで訪れた記念として、
御朱印を集める“御朱印ガール”なるブームも起こるほどの人気です。

せっかく集めるのならカワイイほうがいい、ということで、
このたび、島根県松江市にご朱印帳専門店〈しるべ〉がオープンします。
場所は日本有数のパワースポットとして人気の
出雲大社、神門通りという完璧なシチュエーション。

〈しるべ〉のラインナップの中でも注目は、
布の印刷、製本とも国内で行うオリジナル御朱印帳。
御朱印帳は、紙1面1面が筒状で両端にのりが入っている構造なので、
機械では製作できません。熟練の職人技により、
1冊1冊手作業で仕上げているのだそう。
専門店〈しるべ〉には、出雲大社の家紋、出雲名産の勾玉、
因幡の白兎など、“神々の国 出雲”をテーマにした150種類以上のご朱印帳がそろいます。

〈出雲スペシャル 御朱印帳 茜色〉2,100円(税込)

〈八雲 御朱印帳 月白〉2,100円(税込)

『産地ゴト展 vol.04 “瀬戸”』 焼き物のまち瀬戸の 若手陶芸作家グループ 〈Seto Mappen〉登場。

東京・青山の〈coto mono michi at TOKYO〉にある、
日本の地場産業を伝えるギャラリー〈産地ゴトGallery〉にて
2016年4月14日(木)より、
『産地ゴト展 vol.04 “瀬戸”』が開催されます。

これまで鯖江や京都などが紹介されてきた〈産地ゴトGallery〉が
今回フィーチャーするのは、焼き物の街、愛知県の瀬戸市。
瀬戸市で活動する35歳以下の若手陶芸作家グループ
〈Seto Mappen(セトマッペン)〉が手がける、瀬戸もの陶器市です。

日本六古窯のひとつで、長い歴史がある愛知県・瀬戸市。
瀬戸は気候が温暖な上に、やきものの原料となる
良質の陶土やガラスの原料となる珪砂を豊富に有しています。
そこで育まれた“せともの”は、今や焼き物の代名詞となり、
国内外問わず多くの人に人気です。

〈Seto Mappen(セトマッペン)〉

〈Seto Mappen〉は、そんな瀬戸で活動する、
35歳以下の若手陶芸作家によるグループ。
同じ瀬戸で、同じ窯業の道を志す同世代作家が集まり、
瀬戸焼ブランド向上を目指すプロジェクトです。

今回展示するメンバーは、
大辻圭史さん、深田涼子さん、鈴木義宣さん、
加藤真雪さん、加藤徳美さん、加藤あいさん、の6作家。
それではそれぞれの個性豊かな作品をご紹介!

加藤真雪〈ブルーメ ロンググラス〉各種3,500円(税抜)

瀬戸染付焼の窯元〈眞窯〉四代目の加藤真雪さん。
伝統的工芸品である瀬戸染付焼の“ダミ”という技法を用い、
フラワーモチーフをデザインしたシリーズ〈ブルーメ〉のほか、
アクセサリーなども手がけています。

加藤徳美〈mimiプレートM サラダ&おそうざい〉2,800円(税抜)

加藤徳美〈mimiボウル スープ&どんぶりごはん〉3,200円(税抜)

加藤徳美さんも、瀬戸の窯屋に生まれた〈窯屋の娘〉。
当初は焼き物に興味無く別の道を歩んでいましたが、
海外で目にした日用品や雑貨に惹かれて、
逆輸入的感覚で家業の魅力に気づき、
窯業の道を志すことに。現在は瀬戸市にて作陶中です。

加藤あい〈焼メヒコ ボール〉4,000円(税抜)

加藤あい〈白花 フタモノ〉3,800円(税抜)

加藤あいさんも瀬戸市に生まれ、
瀬戸窯業高等学校専攻科を修了し、
現在は(有)立日窯菊陶園にて制作する作家。
メキシコの陶磁器学校で行われたセミナーに
参加した経験を活かしたメキシコ風の瀬戸物が魅力。

大辻圭史

京都や多治見で陶芸を学んだ大辻圭史さん。
現在は瀬戸で焼き物を作られています。

鈴木義宣〈navel カップ(blue、purple、lime)〉3,500円(税抜)

鈴木義宣〈spacy ware PLANET〉40,000円(税抜)

鈴木義宣さんは、陶芸作家・鈴木紀文の長男として
瀬戸に生まれた作家。
宝石をイメージしたワンポイントを施したシリーズ〈navel〉や、
ガラス質と金属質(白金)を用いて、
近未来的フォルムをイメージしたシリーズ〈spacy ware PLANET〉も。

叶えたいのは“ずっと着る” 手仕事から生まれる、 白田のニットとは。

山形との県境のまち、宮城県加美町は、
標高1000メートル級の山々が連なり、豊かな田園風景が広がる。
このまちに工房を構える〈有限会社シラタ〉は、
量産の工場では真似できないような、手仕事からニットを編んでいる。

鳴瀬川の近くに建つ工房を訪れると、
冬まっただなかの寒さだったけれど、
自然光がたっぷり入るプレスルームは暖かくて、
ニットや、カーディガンがかけられていた。
秋冬は、“白田のカシミヤ”
春夏は、“白田のコットン”、“白田のリネン”として、
季節に合わせた素材で編んでいる。

どれも、素材感が伝わるふんわりとした気持ちのよい触り心地。
特に、はおったときの着心地も抜群にいい。
空気につつまれるような軽やかさがある。
その秘密は、編み機にあると
代表でデザインを担当している、白田 孝さんが教えてくれた。

ビビッドなローズピンクがかわいい、カシミヤ70%、シルク30%のニット39000円(税抜)。シルクが入っているので少し光沢感があり、クールな風合い。

「うちは、手動で編む、“手横編み機”を使っています。
主流となっている自動編み機と比べると、
びっくりするような手間がかりますが(笑)、
編み上がりも着心地も全然違う。
特に力を入れているのが秋冬のカシミヤです。
初めてこの編み機から生まれるニットを見たとき、
僕もその編み目の美しさに感動しました」

そう話す白田さんも、かつてはこのニットのファンのひとりだった。

見たことのない編み機との出会い

白田が現在使っている手横編み機は、もともと譲り受けたもの。
東京で服飾の勉強をした白田さんは、
仙台に戻り、家業のカシミヤの輸入代理業を継ぐことに。
その際、勉強のためにと昭和27年創業のこの加美町の工場を訪ねた。
工業用自動編み機が主流となり始めていた当時、
初めて見る手動の編み機にカルチャーショックを受けたという。
「丁寧な、本物のものづくりをしていた。
その技術と完成度にびっくりして、
ここで5年、見習い職人として働かせてもらいました。
もう20年以上前のことですよ」

その後、家業へと戻った白田さん。
時代は、次第に量産の安価なものへ需要が移り、
2000年代に入り、社長から工場をたたむと連絡が入る。
「もったいないと思いましたね。
国内で編み機メーカーの製造は停止してしまっていたので、
この編み機はもう手に入らない。
だからこそ、ほかにはないニットを提供できるんじゃないかと」
そう考えた白田さんは、規模を縮小し、
手横編み機を譲り受けることにした。
しかし、現実はなかなか厳しい道のりだった。

2015-2016秋冬のカシミヤ100%のニット。左がmix42000円、右が38000円(ともに税抜)。白田はタグも残糸を使って、職人がひとつひとつ縫い付ける。

余った糸でつくられる小物もかわいい。すべてカシミヤなので気持ちよい触り心地。

最初は、有名百貨店の別注など、OEMを手がけていたが、
「相手はいかに安くできるかを求めてくるわけです。
でも、手を抜けないからつくる時間は変わらないんですよ。
利益をとると、職人を育成する余力はなくなります。
量産品と比べられたら工賃は歴然の差ですから。
10年前はまだ、手間をかけてつくることに
意味を感じでもらえなかった」と当時を振り返る白田さん。

そのうち大手の受注がストップしてしまい、
いよいよOEMが厳しくなってきた最中に起きた東日本大震災。
建物などへの被害は少なかったが受注経路が分断され、
注文が激減してしまったのだ。

岩手県のお酒や食べ物も。 中川政七商店でトークイベント 『岩手、盛岡、旅のしおり』開催

今年、創業三百年を迎える〈中川政七商店〉が行う、
全国5都市を巡回する工芸のイベント『大日本市博覧会』。
1月に開催された東京博覧会に続き、
次の舞台となるのは岩手県盛岡市。

2016年5月3日(火・祝)~5月5日(木・祝)、
盛岡市の岩手県公会堂を会場に、
第二回目となる『岩手博覧会』が開催されます。
岩手ならではの工芸マーケットやワークショップ、
工房見学ツアーなど、岩手ならではの催しがたくさん!

そんな岩手、盛岡への旅に誘うトークイベント『岩手、盛岡、旅のしおり』が
2016年4月13日(水)、〈中川政七商店 表参道店〉にて開催されます。

トークには、岩手県一関市出身のコロカル編集長、及川卓也がゲスト出演。
人気ブログ〈盛岡さんぽ〉の浅野聡子さん、
東北の旅・岩手の旅を数多く手掛ける〈トラベルリンク〉の北田耕嗣さん
とともに、岩手、盛岡の旅の魅力を語り尽くすのだそう。

大槌復興刺し子プロジェクト 刺し子ワークショップ

裂き織りワークショップ

岩手県といえば、南部鉄器、浄法寺漆器、ホームスパン、
岩谷堂箪笥、木工、裂き織り、盛岡こけし、
花巻人形など、豊かな工芸を誇るものづくりの一大産地。
とくに『岩手博覧会』開催地の盛岡市は、
古くからの本屋、喫茶店、アナログレコード店が今も数多く残り、
民藝の名店と名高い光原社や、
岩手県公会堂・岩手銀行旧本館に代表される名建築を数多く抱える、
東北の中でも有数の文化都市です。

トーク会場には岩手県のお酒や食べ物もご用意。
おいしく、楽しく、岩手を感じながら、
岩手、盛岡への旅をプランニングしてみてはいかがでしょうか。

information

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中川政七商店 表参道店

住所:東京都渋谷区神宮前5-43-7

TEL:03-3409-2260

■トークイベント『岩手、盛岡、旅のしおり』

日時:2016年4月13日(水)

開場 18:30、開始 19:00、終了 20:00

※終了後交流あり

参加費:入場無料(予約不要)

Web:岩手、盛岡、旅のしおり

知っているようで 知らない布のこと。無印良品で 〈日本の布ができるまで展〉開催

東京・有楽町の〈Open MUJI Tokyo〉にて、2016年4月8日(金)より
〈日本の布ができるまで展〉が開催されます。

テーマは、私たちの毎日の暮らしに欠かせない布。
縄文時代にその歴史が始まった日本の布は、独自の着物文化に発展し、
織りや染め、意匠など産地ごとの特徴や、個々の職人技によって
その文化が花開いてきました。

身近な存在ですが、その多様な産地や種類、性質、
構造や仕組みなどはあまり知られていない、“布”。
〈日本の布ができるまで展〉では、
一枚一枚の布に秘められた物語をひもとき、その魅力の源泉をご紹介。
また布づくりにまつわるトークイベントやワークショップも開催されます。

トークイベント〈日本の布・時代を超えた伝統〉

2016年4月15日(金)には、
布づくりにまつわるトークイベント〈日本の布・時代を超えた伝統〉を開催。

ゲストはテキスタイルデザイナーの須藤玲子さん、
デザインマネジメントの伊東史子さん。
須藤さんは無印良品ファブリックスのデザインアドバイザー。
トークのテーマは、2012年より行っている、
日本各地の染織産地を巡り出会った布づくりにまつわるお話。
イベントの詳細はWebサイトから。

ハギレでつくる鯉のぼり

4月17日(日)には、ワークショップ〈ハギレでつくる鯉のぼり〉を開催。
様々な種類のハギレから、お好きな柄と色を選び、
オリジナルのパッチワークでできた鯉のぼりをつくります。
親子でのご参加も歓迎! お申し込みはWebサイトから。

布がうまれる現場

そして5月11日(水)には、
本企画で紹介する染織産地の中からつくり手を招き、
布づくりにまつわるトークイベントを開催。
群馬県伊勢崎市のカツミ株式会社、
山形県鶴岡市の鶴岡シルク株式会社、
群馬県桐生市の有限会社 井清織物らが参加します。
お申し込みはWebサイトから。

国際的な価格競争や後継者の問題等、
取り巻く現実は厳しいものになっている日本の布づくり。
職人やその道具から見えてくる、日本のものづくりに
触れてみてはいかがでしょう。

information

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Open MUJI Tokyo 日本の布ができるまで展

会場:無印良品 有楽町 2F Open MUJI Tokyo

住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3

インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F

会期:2016年4月8日(金)〜5月29日(日)

開場時間:10:00〜21:00(入場無料)

Web:公式サイト

東急プラザ銀座にオープン! 〈COOPSTAND〉で 美しく美味しい 『京都の食卓』展

2016年3月31日(木)、銀座5丁目に開業する東急プラザ銀座に、
“JAPAN MADE”にこだわり、日本全国からセレクトしたアイテムを揃える
新ブランド〈COOPSTAND(クープスタンド)〉 がオープンします。

これを記念し、京都の食卓をテーマにした道具と食にまつわる
イベント〈京都の食卓〉を開催! 
COOPSTANDと京都の工房がコラボレーションして
新たに作った、洗練のプロダクトがいくつも紹介されます。

COOPSTANDは、日本各地の作り手や
ブランドのものづくりを紹介するセレクトショップ。
店頭に並ぶのは、上質さとデザイン性を兼ね備えた
コンセプト雑貨やデザイン雑貨、アパレル雑貨の数々。

器をはじめとしたテーブル&キッチンツールを中心に、
インテリア、アパレル雑貨のライフスタイルアイテムが揃います。
それではイベント〈京都の食卓〉で展開されるアイテムたちをご紹介!

〈茶道具職人がつくるカトラリー〉 料理ベラ(皮あり)3,600円 料理ベラ(皮なし)3,500円 バターナイフ 1,800円 グラノーラスプーン 2,200円 ジャムスプーン 2,400円 サーブスプーン 7,500円

こちらは〈茶道具職人がつくるカトラリー〉。
竹本来が持つ、自然の色気を愉しめるカトラリーたち。作りては〈高野竹工〉。
竹林の管理にはじまり、茶道具製作を背景に “京銘竹” や
国宝の建築物の古材を用いたものづくりを行う職人集団です。
竹の繊維をきれいに揃えることを得意とし、
指物、漆、蒔絵など様々な技を持つ職人さんたちが在籍しています。

カトラリーのバリエーションは、料理ベラ、バターナイフ、グラノーラスプーン、
ジャムスプーン、サーブスプーンの5種類。
機能美を追求しながらも、竹の繊維を美しく魅せる技術と美意識は、
茶道具を手掛けてきた高野竹工ならではと言えるでしょう。
細部にまで手間と時間が掛けられた1本から
お気に入りを見つけてみては?

〈指物師がつくるカッティングボード〉さくら S/4,600円 M/5,600円 くり S/4,700円 M/5,700円 いちょう S/4,800円 M/5,800円 L/8,300円

続いては、〈指物師がつくるカッティングボード〉。作りては〈森木箱店〉。
京指物の技術を活かしながら、優しさとぬくもりが詰まった
オーダーメイドの木製品を手掛ける指物師の森さんが手がけるアイテムです。

木はさくら、くり、いちょうの3種類。
シンプルな佇まいの中に、素材によって木目や色味といった表情がさまざまです。
くりは焼き立てのパン、さくらはチーズをのせるプレートに。
いちょうの木は、柔らかく包丁が傷みにくいことから
料亭のまな板としても使われています。

新政酒造の杜氏・古関弘と 発酵デザイナー・小倉ヒラクの 対談!〈なんも大学〉

2012年から続く、秋田の人気フリーマガジン『のんびり』が、
2016年3月22日発行の最新16号でいったんの区切りを迎えました。

今後は県の媒体としてではなく独立した雑誌としての発行を目指しているとのこと。
自治体の媒体ながらお固さはなく、地域の良いところをいきいきと描く
記事が魅力だった『のんびり』がなくなるのは寂しいですが、
なんと4月から、ABS秋田放送ラジオにて
ラジオ番組『のんびリズム』がスタートします!

のんびり編集長の藤本智士がメインパーソナリティとして出演し、
放送は毎週日曜の午後3時30分〜4時。県外の方もpodcastで聴けるんだそう。
これからの新しい展開が楽しみです。

そんな『のんびり』編集部が行っている、参加者交流型の勉強会〈なんも大学〉。
『のんびり』誌の講座版ともいえるこのイベント、
2016年4月5日に最新講座〈トージ・コージ!〉が開催されます。

こちらは2015年11月に開催した、のんびりでお馴染みの寒天使(寒天名人)照井律さんを講師にお招きした「りっちゃんの天使の寒天教室」

2015年9月に開催したミシマ社代表 三島邦弘さんをお迎えした「地方で本を生み出すチカラ」

今回お迎えするゲスト講師はお二人。
一人は、いまや全国でも知名度を誇る秋田の人気酒蔵、
〈新政(あらまさ)〉の酒造りの責任者、杜氏の古関弘(こせき ひろむ)さん。
新政といえば秋田の蔵元集団〈NEXT FIVE〉のうちのひとつ。
酒造りの鍵をにぎる杜氏さんのお話は貴重です。

そしてもう一人のゲストは、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん。
アートディレクターとして活動していた小倉さんは、
発酵好きが高じて独学で発酵を学び、
現在は “発酵デザイナー” の肩書で全国で活動されています。
コロカルでの記事はこちら

トークの進行役は、『のんびり』編集長の藤本智士さん。
全国でも随一の人気酒蔵の麹を操るスペシャリストの杜氏と、
発酵デザイナーという麹ワールドで活躍するデザイナーによる、
稀有でディープな時間は是非目撃したい!
お問い合わせ・お申し込みは、のんびり合同会社(info@non-biri-go-do.jp)まで。

information

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のんびり presents「なんも大学」 『トージ・コージ!』(杜氏×麹)

日時:2016年4月5日(火)18:30〜20:00(※18時開場)

会場:秋田市民市場 2階 会議室

住所:秋田県秋田市中通4丁目4−7−35

参加費:1,000円/税込(※要事前申込)

定員:50名

出演:

古関 弘(新政酒造株式会社 製造部長)

www.aramasa.jp

小倉 ヒラク(発酵デザイナー)

hirakuogura.com

進行:藤本 智士(Re:S、のんびり編集長)

申し込み:info@non-biri-go-do.jpまでメール申し込み

〈トランクデザイン〉 神戸のまちに開かれた デザインオフィス&ストア

兵庫県神戸市にある小さな海辺のまち、垂水。
このまちの大通りにたたずむ〈トランクデザイン〉は、
兵庫の職人さんと一緒につくった雑貨や洋服、
有機野菜などが並ぶ、手づくり感いっぱいのお店。

でも、それだけではありません。
活版印刷機があったり、コーヒースタンドがあったり……
ふつうの雑貨屋さんとは、少々おもむきが異なります。
じつはこちら、ストアを併設したデザイン事務所なんです。

代表は、兵庫県出身のアートディレクター/デザイナーの堀内康広さん。
以前は印刷会社のデザイン部門に所属しながら
オリジナルTシャツブランドを運営していましたが、2008年に独立。
その翌年、ホームタウン神戸に根を下ろし、誰でも立ち寄りやすい
地域に開かれたデザイン事務所をつくりたいと、トランクデザインを立ち上げました。

神戸市西区神出にある〈たんぽぽ珈琲舎〉のコーヒーや
神戸市西区の有機農家〈Naturalism Farm〉の野菜、
明石・魚の棚にある〈No123〉のマフィン、
住吉のチーズケーキ専門店〈CASSALADE〉のチーズケーキなどなど、
お店に並ぶのは、“兵庫で生まれたいいものを、地元の人々に紹介したい”
という思いからセレクトされたものばかり。

「僕たちの身近にひそんでいる、すばらしい製品や技術、サービス。
それらのものごとに、新たな視点から光をあて、魅力を再編集し、
それらを必要としている人たちの手元に、
幸せなかたちで届けるしくみをつくることが僕たちのデザイン。
それはまるで、新しい未来の地図をつくるような仕事」と、堀内さんは語ります。

兵庫などの間伐材・地域材を使った
テーブルウェア〈森の器〉は、オリジナルプロダクトのひとつ。
各地域に根ざした製材所で、職人さんの手によってつくられています。
器を裏返すと、伐採された年月と伐採場所を示す緯度経度が彫刻されています。

森の器は、兵庫県丹波篠山で製材所を営む
有限会社〈ウッズ〉から「間伐材を有効活用しつつ、
森をめぐるものごとの循環をサポートできるような
モノづくりができないだろうか」そんな相談を受けて生まれたプロジェクト。

依頼を受けた時に堀内さんがイメージしたのは
“材料の木が育った場所を、見に行きたくなるような器”。
それから約1年半の開発期間を経て、器が完成。

ふちがスッと薄く美しいフォルムは、歪みが生じないギリギリのバランスを追求して生まれた、努力のたまもの。

堀内さんは、この器をきっかけに森を訪れる人が増え、
グリーンツーリズムのムーブメントが生まれてほしいと考えているそうです。

リファインされた京都の伝統工芸が ヨーロッパで人気に。 GO ON 前編

ヨーロッパ目線のデントウコウゲイ

京都で伝統工芸や芸能に横串を通し、新しい動きを生み出している〈GO ON〉。
そのプロデューサーとして活動しているのは、各務(かがみ)亮さんだ。
広告代理店に勤務し、かつては海外に赴任。
日本の大手メーカーの商品をPRする役割を担っていた。

「10年間、海外、特にアジアで働いていました。
行った当初は、クルマが増えることで移動が自由になるとか、
冷蔵庫があることで食の安全が保たれるといった、
その国における日本のものづくりの意義を感じていました。
でもだんだんと国が発展してきて、状況が変わってきたんです。
これからの日本はクルマや家電を届けるだけはなく、
世界に対して新しい役割を果たすべきなのではないかと感じるようになりました」

そんなタイミングで日本に帰国することになった各務さん。
京都に赴任し、これまで海外で感じていたような、
これからの日本の役割を具現化する〈GO ON〉(ゴオン)というプロジェクトを
2012年に始める。それは日本、特に京都の伝統工芸に光をあてること。
京都であっても、日本全国と同様に、伝統工芸は衰退気味。
呉服などは、この20〜30年の間に10分の1規模まで落ち込んでいるような現状がある。

GO ONのプロデューサーである各務 亮さん。さまざまなプロジェクトを企画している。

〈Japan Handmade〉の商品。(写真提供:GO ON)

まずはGO ONのなかで、海外向けの商材をつくる
〈Japan Handmade〉というプロジェクトを、6社の職人たちへ提案した。
西陣織の〈細尾〉、竹工芸の〈公長齋小菅〉、木工芸の〈中川木工芸〉、茶筒の〈開化堂〉、
金網工芸の〈金網つじ〉、茶陶の〈朝日焼〉の6社で、
なかでも若手後継者で構成されている。
それぞれ個別には海外に打って出たり、現代的解釈の商品なども開発していた。
それでも、各務さんのような外部の存在には、構えてしまうのが京都人。

「金網つじの辻くんからは、“最初に話をもらったときは、あり得ないと思った”
と言われましたよ」

それでも地道に活動して、6社の気持ちを揃えていった。
つくられた商品は、たとえば中川木工芸のスツールや、公長齋小菅のiPhoneケース、
開化堂のティーポットやプレートなど。

「海外に持っていくときは、海外のライフスタイルに溶け込むように編集しないと」
と各務さんが言うように、
日本の技術を使い、ミニマルな美意識をうまく海外向けにアレンジしている。
プロダクトのデザインは、デンマークのデザインスタジオ〈OeO〉が参画している。
各務さんとOeO、そして職人さんと3者ですり合わせていった。

「最優先しているのは、職人や工芸会社が何をしたいのか、ということ。
本人がどうなったら一番ハッピーだと思っているのか。
5年後、10年後、100年後、どういう会社になっていきたいのかという挑戦への
第一歩になっていないと意味がないと思っています」

中川木工芸のスツールとシャンパンクーラー。(写真提供:GO ON)

まずは、当時勢いのあった上海に進出する。
ラグジュアリーなホテルに、部屋に6社のすべての商品を置き、
全部まとめて購入できるような仕掛けにした。

「でも、結果的に中国よりも、
そこに来るヨーロッパのバイヤーたちが興味を示してくれることが多かった。
そこで軸足をヨーロッパに移していきました」

現在ではミラノやパリなどに発表の場を移している。

開化堂のティーポットやウォーターピッチャー。(写真提供:GO ON)

テーマは”有田焼×異文化”。 展覧会 〈Arita Porcelain Today〉が アムステルダムで開催

2016年4月22日から、オランダの
〈アムステルダム国立美術館アジア館〉にて、
佐賀県で400年の歴史を誇る“有田焼”を
テーマにした展覧会〈Arita Porcelain Today〉が開催されます。

これは、歴史ある有田焼を、
コンテンポラリーデザイナーの手によって
新たに表現した展覧会。コロカル商店でもおなじみの、
佐賀県とオランダのコラボレーションによる〈1616 / arita japan
に続くプロジェクト〈2016/ project〉による、
〈2016/ collection〉が展示されます。

Arita Japan. Photography Kenta Hasegawa

〈2016/ project〉では、〈1616 / arita japan〉とおなじく、
柳原照弘とショルテン&バーイングスが
クリエイティブ・ディレクターをつとめています。

目的は、存続が危ぶまれる有田の磁器産業が十分に再興することと、
重要な技術を継承していくこと。
いまは佐賀県にある16の窯元・商社と、
ヨーロッパ、アメリカ、日本のデザイナー16組が
商品開発を行っているのだそう。

Glaze dipping at Housengama. Photography Kenta Hasegawa

かつてオランダは多くの有田焼をヨーロッパへ輸入する窓口でした。
そこから今も続く日本とオランダの特別な関係が、
有田焼を再興するための大切なインスピレーションとなっています。

インディゴこけしも販売! 仙台・宮城の工芸と食品展 〈BEAMS EYE Sendai, Miyagi〉

コロカルでも大きな反響をいただいた、
珍しい青いこけし、〈インディゴこけし〉を生み出した
BEAMSのレーベル〈fennica(フェニカ)〉。
2016年3月18日(金)より、fennicaのディレクターがセレクトした
宮城・仙台のこだわりの品が並ぶポップアップイベント
〈BEAMS EYE Sendai,Miyagi〉が
原宿のインターナショナルギャラリー ビームスにて開催されます。

宮城・仙台のかわいい工芸品やおいしい食品の販売のほか、
〈インディゴこけし〉の販売も! 
それではイベントで販売されるアイテムたちをご紹介。

有機米1kg(玄米・精米)

宮城の安心安全なオーガニック米。手塩にかけて育てられた、
ササニシキとひとめぼれをかけあわせた、注目の新品種〈東北194号〉です。
さめたあと、かたくなりにくいのでおにぎりや酢飯におすすめ。

花兄園マヨネーズ

採卵する鶏の飼料からこだわり、無薬飼育を行う仙台市の養鶏場、
〈花兄園自慢〉の卵を使ったマヨネーズ。
添加物不使用で、卵のおいしさをストレートに感じられる人気商品です。

あずま袋

創業100余年の老舗、名取屋染工場と
fennicaがコラボレーションした常盤型手ぬぐいを、
あずま袋に仕立てたアイテム。

くじらもなか(5種入り)

以前コロカルニュースでもご紹介したくじらもなか。
保存料・着色料は使用せず、毎日丁寧に練りあげる餡を使ったもなか。
fennicaがセレクトした小倉、味噌、抹茶、青のり、ずんだの5種の味をセットでどうぞ。