播州織を受け継ぎ、 新しいものづくりをする 〈hatsutoki〉

播州織メーカーがつくるオリジナルブランド

播州織の産地として知られる兵庫県西脇市。
四方を山に囲まれ、加古川と杉原川と野間川という3本の川が流れる美しいまちだ。
ここで、産地ならではの新しい服づくりをするブランドが〈hatsutoki(ハツトキ)〉。

播州織は綿糸を染めてから織り上げられる、いわゆる先染め織物で、格子柄が特徴的。
紳士シャツで栄えた産地だが、hatsutokiでは女性向けの繊細な服をつくろうと、
生地を開発。ごく細い糸で織り上げられ、触れると綿とは思えないような
繊細で独特の風合いの生地に、思わずはっとする。

hatsutokiを手がけるのは、小野圭耶(かや)さんと村田裕樹さん。
服のデザインをする村田さんは「西脇は水が豊かな土地。
その水を使って糸を染めることから繊維の産地となっています。
水の循環から服が生まれるということをかたちにできたら」と話す。
村田さんのデザインを生地に落とし込むのが小野さん。
小野さんは西脇出身、村田さんは東京出身だ。

村田裕樹さん(左)と小野圭耶さん(右)。小野さんは西脇出身で、服飾の専門学校卒業後、地元に戻り島田製織に就職。村田さんは東京出身で、大学卒業後、ブランドのアシスタントなどを経て4年前に西脇に移住した。

北播磨地区の4市1町(西脇、加東、加西、丹波、多可町)で先染め織物として織り上げられたものを播州織と呼ぶ。播州織は格子柄が特徴的で、hatsutokiの服にもチェックやストライプの柄がよく見られる。パネルオーバードレス 26000円(税別)

hatsutokiは〈島田製織〉という80年以上の歴史を持つ播州織のメーカー内に誕生した。
もともと播州織は、糸を染める染色、タテ糸をつくる整径、布を織る製織など
すべてが分業制。島田製織はアパレルなどの依頼に応じて、
工場や職人たちとさまざまな生地をつくって販売してきた。
だが海外など安い産地に仕事が流れていくなか、これからは受注生産だけでなく、
自分たちで企画開発してつくった生地を提案していくことも必要だと、
新しい取り組みがスタートした。

もともと島田製織に勤めていた小野さんは
「有名なブランドで西脇の生地を使っていても、西脇という産地名は出ません。
直接、消費者に西脇をアピールするという意味でも、
自社ブランドをやったほうがいいと思いました。
いままでは生地をつくるだけでしたが、それをどういう服に仕上げて
どういう人に着てもらうか、そこまでを大事にしたい」と話す。
そんなとき、特に人材を募集していたわけではなかったが、
村田さんが自らデザインをやらせてほしいと社長に直訴し、東京から移住して入社。
こうして西脇ではほとんど見られなかった社内ブランドが立ち上がった。

hatsutokiというブランド名には、「初めてほどく」という意味があると、小野さんが教えてくれた。時間をかけてできあがってきた反物の生地を、初めてほどいた瞬間、初めて触れるその感動を、お客さんにも受け取ってもらいたいという思いが込められている。

妹島和世設計の西武鉄道、 新観光電車がすごい!

埼玉県所沢市に本社を置く、西武鉄道株式会社。
このたび、2018~2019年度に導入する新型特急車両の
デザインが公開され、話題になっています。
こちらがその、既存のイメージを覆す、大胆なデザインです!

車両のデザインを担当したのは、
世界で活躍する建築家・妹島和世さん。

金沢21世紀美術館などで知られる妹島さんにとって、
鉄道車両をデザインするのは初めてのこと。
今回はデザインコンセプトの策定、外観・内観のデザインを
手がけており、“風景に溶け込むようなやわらかいデザイン” を目指しているのだそう。
車両の姿を見るだけでも楽しくなるような特急ですね。

本プロジェクトにあたっては、
妹島さんがデザインイメージを具現化するためのサポートや、
ユーザー目線での情報提供などのために、西武鉄道やグループ会社から、
若手社員を中心にしたプロジェクトチームが構成されました。
そのチームから生まれた“いままでに見たことのない新しい特急車両”という想いが
この斬新なデザインとして生まれたのだそう。

いったいどんな発想から、この特急が生まれたのでしょうか。
妹島さんらのプロジェクトチームによって決められた
デザインコンセプトは、下記の3つ。

その1. 都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込む特急
これまでの特急デザインのように、シャープさや格好良さより、
やさしさややわらかさを表現します。特急だけが風景の中で
目立つのではなく、風景と共にあるような特急を目指します。

その2. みんながくつろげるリビングのような特急
いろいろな人が一緒にいながら思い思いに自由な時間を
過ごせる空間を表現します。ゆったりくつろげるリビングのようでもあり、
みんなが集まる公園のようでもある、それぞれが自分の時間を持てる
新しいパブリックスペースの提供を目指します。

その3. 新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、
目的地となる特急乗り物の姿・形をデザインするだけではなく、
みんなが参加することによって作り出されるような特急の新しい価値を表現します。
特急で過ごすことが目的となるような空間・雰囲気・たたずまいの
デザインを目指します。

金のドーナツ召し上がれ! 金沢の食用金箔がシロップ、 チョコスプレー、タブレットに

日本の金箔生産量の98%以上を占める金沢。
金沢の職人気質が産んだ金箔は、
寺社仏閣や漆器、陶器などさまざまな工芸品のほか、
高級和食の装飾などにも使われています。

このたび、従来は扱いが難しいイメージがあった食用金箔を、手軽に使える
〈金箔入りシロップ〉〈金箔・銀箔チョコスプレー〉〈金箔入りタブレット〉
が発売されます。

シロップはみつ豆や杏仁豆腐などに、
チョコスプレーはドーナツやカップケーキに、
タブレットはドリンクに相性抜群。

開発したのは、株式会社箔一。
金沢の金箔、“金沢箔”を作るメーカーです。

金箔入りシロップ

金箔入りあんみつ

これまで一般的に使用されていた“切り廻し”と言われる金粉は、
軽すぎて飛んでしまったり、静電気で容器に付着してしまうことから、
扱いが難しいだけでなく、正確な原価管理も困難でした。
それらの問題を解決したのが、このシロップ、タブレット、チョコスプレー。
誰でも使いやすく、一定量を添付できる、テイクアウトに使える、
などのメリットがあるそう。

東東京を“舞台”に変える 〈BLOOMING EAST〉 プロジェクト、第1回は 「八広、東墨田、初花」

東東京の魅力ある様々な “場” をリサーチして探し出し、
コンサートやパレードができる “舞台” へと変容させていこう!という
プロジェクト、〈BLOOMING EAST〉。

最初のターゲットは、質の高いものづくりのまちとして広く知られる墨田区。
2016年3月12日(土)、このまちの持つ魅力を、
ライブ・シンポジウム・トーク・ワークショップなどで表現するイベント
〈BLOOMING EAST 東東京プレイツアーvol.1「八広、東墨田、初花」〉が開催されます。

今回の舞台となる八広、東墨田は、
プロジェクトのリサーチツアーを重ねるなかで出会った場所。
ここは皮革・油脂・プラスチック・金属などを扱う工業地域であり、
清掃工場・リサイクル施設・廃棄処分場も日々稼働するエリアです。

東京のものづくりを支え続け、
ものの始まりから終わりまで全てを包括できる
このまちの持つ魅力を、1日がかりのイベントで表現します。

油田カフェ

第一の会場は、〈油田カフェ〉。
ここでは地元工場オーナーによる『ファクトリーオーナーズトーク』は、
廃食油リサイクルの〈株式会社ユーズ〉、金属加工の〈浜野製作所〉、
皮革製造の〈山口産業〉という、この地域に工場を構える異業種オーナーによるトークを開催。

異業種同士だから語れる、ここでしか聞けない「八広、東墨田」の歴史や魅力を紹介! 
トーク後には、これまで行ってきた墨田区総舞台化リサーチ報告会も。
会場の〈油田カフェ〉は、TOKYO中に眠っている食用油を回収し、
電気や車の燃料などを作って“資源循環型社会”を作るという目的のもと
運営されているユニークな施設です。

第二の会場〈吾嬬の里〉ではシンポジウム〈公共、音楽〉を開催。
音楽が公共の場で奏でられる機会が増えるいま、様々な立場で
音楽と公共に関わるゲストを迎え、その関係を見つめ直すためのシンポジウムです。

登壇者は岸野雄一さん(スタディスト/音楽家)、
熊倉純子さん(東京藝術大学音楽環境創造科教授)、
斎藤貴弘さん(弁護士/Let’s DANCE共同代表)、
蓮沼執太さん(音楽家)、
山川冬樹(アーティスト)さん。

またボストン出身の “割り箸ピアニスト” Sami Eluさんによる
ライブ&楽器づくり体験も。

〈Founder Clock〉 高岡の砂型鋳造の技術から 生まれたアルミ鋳物の時計

“ものづくりのまち”と呼ばれる、富山県高岡市。
なかでも鋳物は有名で、かつては仏具、花瓶、茶道具など
日本で大きなシェアを誇ってきました。
最近は需要の変化から生産量が減少しており、
現状の打開のためにさまざまな新しい試みが行われています。

そんな高岡が誇る鋳造の技術を活用した、
アルミ鋳物の時計〈Founder Clock(ファウンダークロック)
がこのたび発売されました。
デザインは大阪を拠点に活動するプロダクトデザイナーの小池和也さん。
家具、雑貨、家電などのプロダクトを手がける
デザイン・スタジオ〈Doogdesign.〉を主宰されているクリエイターです。

いっけんすごくシンプルなデザインですが、文字盤の数字は、
鋳物に不可欠な抜け勾配と文字盤形状との
バランスを考慮してデザインされたオリジナルフォント。
鋳造された金属が内側から放つ力を存分に活かすために
計算されてデザインされた、存在感のある時計です。

〈京都タワー〉が LED化でフルカラーに輝く! 点灯式を開催

古都・京都の玄関口に佇む〈京都タワー〉。
海のない京都を照らす灯台をイメージした、
ほっそりとしたフォルムで、1964年(昭和39年)の誕生以来、
京都に住む人や訪れる人を見守っています。

そんな京都タワーが、このたび
夜間の塔体照明を従来のマルチハロゲン灯から
LEDへと変えることになりました。

リニューアルを手がけたのはパナソニック。
これにより、これまでは白色が主だったライトアップに
バリエーションや点灯パターンが増えるだけでなく、
消費電力が最大約70%削減! 大幅な省エネになりました。
また、専用設計の小径レンズによって
ムラのない美しい混色のライトアップが実現しているのだそう。

青やピンクなどフルカラーに変化

あまり知られていませんが、建築家の山田守が
手がけた〈京都タワー〉は、鉄骨を使っていない、革新的な設計なんです。
地下3階・地上9階のビルの屋上がタワーの土台となっており、
約800tもの重さがビルにかかりますが、構造の工夫で建物の機能を損ねることなく、
また台風や地震といった災害にも強いんです。
ちなみに地下3階には朝7時から営業している広々とした大浴場があり、
夜行バスで到着した方の旅の疲れを癒すスポットとなっています。

〈京都タワー〉のゆるキャラ、たわわちゃん

LED化を記念した〈京都タワーLEDライトアップ点灯式〉は
2016年3月14日(月)、18:45より開催。
詳細は京都タワーWebサイトにて。

information

map

京都タワー

住所:〒600-8216 京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1

TEL:075-361-3215

営業時間:9:00〜21:00 最終入場20:40 ※変更になることがあります

京都タワーLEDライトアップ点灯式

日程:2016年3月14日(月)

時間:18:45~19:15

場所:京都駅前広場(JR京都駅中央口前)特設ステージ

Web:イベントWebサイト

日本の美しい籠、100点。 Center for COSMIC WONDER で 『にほんくらし籠』展

各地で生まれ、培われた手仕事を見ると、その土地の気候や育つ作物をはじめ、
さまざまな暮らしの環境が、折りたたまれているように感じられますよね。
日本の風土と「用の美」が丁寧に合わさった「籠」もそのひとつ。

高度成長や工業化によって残念ながら職人さんの数が減っていくなか、
日本各地の職人さんに制作してもらった籠の展示『にほんくらし籠』が、
3月19日からはじまります。場所は、Center for COSMIC WONDER
「コズミックワンダーで籠の展示が行われるの?」と、
意外に思う人がいるかもしれません。
彼らと籠について、ちょっとご紹介しましょう。

葛藤の背負い籠/鹿児島県

真竹の脱衣籠/熊本県

パリコレクションへの参加、各地の美術館でアート活動も行うなど
ジャンルにこだわらない活動を行っているコズミックワンダーですが、
並行して「縄文」や「原始」をルーツに掲げ、
手織りの自然布、手漉き和紙、草木染めなど古からの希代な手仕事に注目し、
衣服から小物まで制作・販売しているのはご存知でしょうか。
いわゆる「オーガニック」からさらに進んだ、
「エシカル(環境や社会に対して意識的・倫理的)」とも言えそうな姿勢は、
近年さらに強まっているようにも感じられます。

真竹のふご/千葉県

また籠は、日本各地の縄文時代の遺跡からも出土しているように、
古代からさまざまな生活の様式で用いられていた一方で、
現代の暮らしにも残る、数少ない生活の手道具のひとつ。
というわけで、コズミックワンダーが籠に注目する理由をおわかりいただけたでしょうか。

今回の『にほんくらし籠』展を開催するにあたり、
コズミックワンダーでは秋田から鹿児島まで日本列島各地の職人さんを訪ね、
さまざまな用途の籠を制作してもらったのだとか。
会場では手仕事の籠が、約100点、展示・販売されるそうです。

沢胡桃の手付き籠/秋田県

〈かつうらビッグひな祭り〉 開催中。迫力満点! 写真に収まりきらないほどの お雛様がずらり

ただいま千葉県勝浦市で大規模なひな祭りが開催中!
毎年大人気のイベントで、
勝浦市芸術文化交流センター・キュステをメイン会場とし、
興津(おきつ)会場、上野会場、総野会場、御宿会場など
各地区で工夫をこらした雛飾りを見ることができます。

なんといってもお雛様の数がすごい! 
すべて合わせると勝浦市の人口(約19,000人)を軽く超える、
約30,000体にもなるそうですよ。
また、日本全国から集められたとあって、
見たこともないような珍しい雛人形を見ることができます。

勝浦市芸術文化交流センター・キュステに飾られたお雛様。こちらの会場では8,000体が並びます。

一番豪華で目をひいた〈御殿飾り〉。京都の御所を再現したもので装飾が細かい! よく見ると御簾が二重になっていました。

菊の御紋もしっかり彫られています。す、すごい……!

屋根のついた御殿飾りは関西の雛飾りだそうです。お内裏さまとお雛様の位置も関東と逆ですね。

日本最大の〈享保雛〉。これだけ揃っているのは勝浦市だけだそう。

会場全体にたくさんのお雛様が並んでいる姿はまさに圧巻!
しかしこれだけの数のお雛様を、
いったいどこにしまっておくのか疑問にならずにはいられません。
雛飾りに詳しいボランティアガイドの方に尋ねたところ
「廃校や使われていない施設にしまっておく」のだそう。

〈Cul de Sac – JAPON〉 ファッションブランドが始めた、 青森ひばの洗練アイテム

東京・中目黒を拠点に、
国内生産とオリジナルテキスタイルにこだわった
パンツスタイルなどを手がけるブランド〈cul de sac〉。
性別のないスタンダードなリラックスクローズが人気です。

そんな〈cul de sac〉から、このたび
青森ひばプロダクトの新ブランド〈Cul de Sac – JAPON〉が誕生!
廃棄処分される天然青森ヒバの端材を利用した、
たくさんのすてきなアイテムがラインナップしています。

ただいま販売されているのは、
ヒバ精油やキャンドル、ホホバオイルとヒバ精油で作られた〈天然バーム〉、
ヒバ精油、蜜蝋、亜麻仁油で作った〈ヒバワックス〉、
ヒバ精油とひば粉のみでつくった〈フィードディフーザー〉や
ヒバ精油とひば水で作った〈消臭&防虫スプレー〉に、
ヒバを削った〈ヒバチップ〉。

そしてキッチンアイテムも充実していて、〈ヒバしゃもじ〉や〈ヒバくびれ箸〉、
〈ヒバへら〉、〈正方形まな板〉等。
さらに靴用消臭材や枕用消臭・リラックス材などもあるんです。
いずれも、中目黒のショップ〈cul de sac〉で購入することができます。

青森ヒバ籠バッグ 19,800円(税抜)

青森ヒバ篭(かご)/筒型 左から5,800円、8,800円、10,800円(いずれも税抜)

注目は〈青森ヒバ篭〉。
青森ヒバの柾目材を1本ずつ薄くテープ状にしたものを、
職人さんが手作業で編み上げた籠です。
香りも良く、美しい光沢感も自然そのままですてきです。

愛媛・砥部焼の新ブランド 〈白青〉が発進!

ほんの少し青みがかった白と、深い青のコントラストが美しい
〈白青(Shiro Ao)〉の器。
この春東京でも発売開始となる、新しい砥部焼のブランドです。
約230年続く砥部焼の技術や文化に敬意を表しつつ、
砥部焼の新たな表現や技術へのチャレンジに挑む〈白青〉を
ひと足先に体験してきました。

〈白青〉の器を手に取ると、見た目のどっしり感に対して意外と軽い、という印象。
手に馴染むようなしっとりとした手触りで、高い高台も安定感があります。
そして特筆すべきはその使い勝手の良さ。
和食にも洋食にも中華にも合い、丈夫で割れにくいという
まさに普段使いの器にぴったりなのです。
その丈夫さから、投げつけても割れない“喧嘩器”という異名がつくほど!

強さの秘密は原料に。砥部焼の“砥”は、砥石の“砥”。
砥石の産地としても知られている砥部町で採石された砥石を
細かく砕いて磁器の原料としています。

“高台高め”が砥部焼の特徴。シンプルな縞柄と、絵柄のタイプがあります。大きさのバリエーションも豊富。

平皿は少しリムが持ち上がったデザイン。和のものを乗せても洋のものを乗せてもサマになります。

この〈白青〉の器は、すべて手書き。
“呉須(ごす)”と呼ばれるコバルトを主成分とした藍色の顔料を
(器にもよりますが)何重にも重ねて濃い青色、コバルトブルーを表現しています。

写真提供:白青

この青の深さは瀬戸内の海の青さ・空の青さのそれ以上。
キリッと引き締まった印象で、料理を引き立て、盛り上げます。

会場には器を接写した写真のパネル。グラデーションが美しい! 塗りムラも出るし個体差もあるけれど、それが手書きの証。

このプロジェクトの指揮を取ったのは、
松山市出身で、砥部町で幼少期を過ごした経験もある、
upsetters architectsの建築家・ディレクターの岡部修三さん。
これまでも、愛媛みかんのジュース〈10 ten〉や、
今治タオルブランド〈伊織〉を手がけてきましたが、
愛媛県を中心に全国の地域活性のため、
さまざまな事業を手がけている株式会社エイトワン社長の大籔崇さんに誘われて
砥部焼協同組合の集まりに参加することになったことがきっかけで、
「いつかは砥部焼に関わってみたい」という想いが膨らんでいったのだと言います。

〈ぽれぽれ動物〉 ひとつひとつ表情が違う ナチュラルな木のぬくもり。

兵庫県芦屋市の雑貨メーカー〈T-Lab.〉が販売する、
手作り木彫り動物〈ぽれぽれ動物〉の新作が発売されました。

スワヒリ語で“ゆっくり”という意味の“ポレポレ”という名の
このアイテムは、天然無垢材からひとつひとつ手作業で作りだされたもの。
12年前に6種類でスタートし、
今年のラインナップは45種類にまで拡大しています。

ボストンテリア、ミニュチュアシュナウザー、フクロウ、
ヒツジ、アルパカ、ウサギ、バク、ゾウ、アリクイ、
クジラ、カピパラ、バイソン、ナマケモノ、プレーリードック、
チーター、ペリカン、クマ、キリン、リスなどなど、
動物園以上のバリエーションです。

素材に使用している木は、
南方系の白木で、日本では〈南洋桐〉ともいわれるもの。
柔らかくて軽く加工しやすいのが特徴で、
桐ダンスの引き出し部や包装材などに多く使用されています。
この木は大変成長が早いので、伐採による森林破壊を起こさないだけでなく、
痩せた土地も肥沃にすることから、
熱帯地方各地で多く植樹されているのだそう。

根気のいる職人作業

制作の過程は… 
まず四角の木を平面の型をもとにおおまかに切り出して荒削りし、
時間をかけて乾燥させます。

その後は全てやすりがけのみで形を仕上げ、手塗りでペイント。
同じ形に仕上げるにはかなりの習熟が必要な、根気のいる職人作業です。
ニスも使わずに紙ヤスリだけで仕上げているので、
手触りもツルツルです。ひとつひとつの表情もほんの少しずつ違っています。

現在の日本を代表する 木製家具を選出! 〈ウッド ファーニチャー ジャパン アワード2016〉

2016年3月4日(金)、5日(土)、
表参道のスパイラルホールにて
〈WOOD FURNITURE JAPAN AWARD 2016〉が開催されます。
これは、「Harmonia 共鳴するものづくり」をテーマに、
現在の日本を代表する木製家具を公募・選出すると共に、
木製家具デザイナーとメーカーとのマッチングを支援するイベント。
選出した家具は2016年1月にパリで展示され、
知られざる日本の木製家具のイメージを一新してきたのだそう。

WFJA2016ヨーロッパ展⽰ 会場⾵風景

エマニュエル・ムホー(建築家・デザイナー)さんがデザインを手がけた
会場で展示されるのは、
誠実な木材を使い、日本の技術で丹念に作り上げた
家具を選ぶ〈セレクション部⾨〉に選出された20点。
株式会社天童木工の〈ヘロンロッキングチェア〉や、
檜創建株式会社の〈Deck Chair fiume〉や
飛騨産業株式会社の〈KISARAGI〉など、
美しい日本のデザインが並びます。
展示作品は公式サイトで発表されていますので、
是非チェックを。

ほか、新たな出会いを求める木製家具デザイナーと、
新しいデザインを求めるメーカーが組んだ〈マッチング部⾨〉から
誕⽣した⽇本の⽊製家具2点の試作品。
そしてイル・ド・フランス⼿⼯業業者・⼯芸会議所の
⽊製家具協⼒展⽰もあります。

飛騨への移住で感じたこと 〈株式会社 飛騨の森で クマは踊る〉後編

こんにちは。ヒダクマの森口明子です。
前回の記事に続き、2回目の連載の機会をいただきました。
せっかくの機会なので、田舎暮らしに興味のある方や
飛騨に興味のある方もいらっしゃるかもしれないので
飛騨の暮らしなどについてもお話させていただきます。

飛騨との出会い

私の飛騨移住のきっかけは、タイミングと出会いと、
前回でもお話したとおり飛騨という土地が持つDNAやパワーに惹かれたことは大きいですが、
最終的に移住に至った理由は、自分が向かいたい方向が
ヒダクマの事業内容やビジョンと沿う点が多く、一緒に歩んでいけそうな気がしたからです。

伝統の文化や芸術を世界に広がる技術やアイデアと融合し、
新しいかたちで次世代へつないでいくこと、オープンな場を持つこと、
そして社会に還元できる持続的な取り組みであること。
伝統の文化を次世代へ発展するという取り組みは、
前回の記事でご紹介した、組木という知恵と技術の結晶をテクノロジーと組み合わせて
発展させていく事業であり、
場づくりはFabCafe Hidaという拠点を持つこと。

飛騨のカフェの平均的客数は平日10人、休日20人というから
都会とはまったく条件が違うわけですが、
都会にはない飛騨の特別な空気感と、
先に見える光景がとてもユニークだと感じました。

例えば、海外から訪問したデザイナーや建築家が、飛騨の職人や大工の方たちと、
木を中心にああでもないこうでもないと談義し、
工具やデジタルファブリケーションの機材を使いこなして実験を繰り返す脇では、
おじいやおばあ、子どもたちが
おいしい水でつくられた食べ物を囲みながら
興味津々にその活動を覗き込んでいるといった光景を想像すると、
その異色な雰囲気がまるでひとつの惑星のように思えてきます。

いろんな人がひっきりなしに出入りする活発な”ヒダプラネット”。
移り住むもよし、夏だけ住むもよし、ひと月ステイもよし。
受け入れてくれる土壌、風土、ひと、環境がある。
そんな環境をFabCafeを中心に生み出していきたい、と。

飛騨に移住したのは2015年6月15日。すべての荷物と住民票を手にいざ飛騨へ。
到着した日は朝の5時。不動産屋のお兄さんを待つあいだ、
ガラガラとカバンを引いて気の向くままに歩いていると
丘の上に悠然とそびえ立つ神社の鳥居が見えました。その圧巻な存在感に引っ張られ、
まるで瞬間移動したかのように、気づいたら鳥居の下にいました。

深い息を吸い込んでから、
飛騨到着の日記でも書こうかと柱に腰掛けてパソコンをカチャカチャ打っていると、
みるみるうちに飛騨の女性たちが増えていき、あっという間に集団に。
その日は女性による“草刈りの日”だったのです。

そしてあるひとりの女性が「お嬢さん何してるの?」と聞いてくれたので、
「今日から飛騨びとです。よろしくお願いします!」と言うと、
そのおばちゃんはとてもフレンドリーにお話してくれました。
それ以来、私は何かにつけて無意識にこの神社にいます。瞬間移動茶飯事。
時には夜中にまで行く始末。
(夜の神社には魑魅魍魎がうじゃうじゃいると言いますが、いうなれば彼らも仲間です(笑))

距離の限界と可能性

飛騨の生活は他地域とのコミュニケーションがなかなか骨が折れます。
会議は遠隔で、インターネットの調子が悪いと途切れるし、映像の質は不安定、
何よりもその場の雰囲気から読み取れる空気感や熱量の伝達に
インターネットの限界を感じます。人は対面しているときに無意識で無数の信号を発し、
空気中に投じられるそれらの暗号を読み取り解読しているんだな、と思います。

そして当然のことながら、コトは東京で起きてます。
人が集まれば集まるほどコトは起き、そこを中心につながりが生まれ、発展していきます。
ライブストリーミングなどはまだまだ大変な作業で莫大なコストがかかります。
地方の活性化が叫ばれる中、田舎でコトが起きていないことが
移住につながらない要因のひとつだとも感じます。

今後、都心の波が田舎にも広がっていく流れの必要性を感じます。
例えば、東京で行った都会に住む人同士のトークショーやイベントが、
東京と飛騨に生きる人との組み合わせによってもたらされる違った結果や発展。
複数の地方をツアーのようにまわることで、その地域特性と融合して生まれるマジック。
ツアー後には日本全体にその波紋が広がり、ひとつの新たな連携ができたら、
と考えるとワクワクしてきます。

暮らしぶり

ここに暮らしていると、毎日神々しい山や大自然を享受できることはとても幸せです。
空気もきれいだし、水もおいしいです。
当然のことながら水は全ての源泉であり、食べ物がとっても美味しいのです。
でも特に美味しいと感じるのは、米、餅、味噌、イワナ、野菜、ふきのとうや日本酒など。
飛騨の名産は今話題の荏胡麻や朴葉でその深みを味わうと、
ぐーっと細胞が目覚める感覚を味わえます。

でもやはり感じるのはやはり自分は都会人であるということ。
時に、「都会っぽさをなくさなきゃ溶け込めないよ」。とアドバイスされます。
半分理解しつつも、完全に都会さをなくすことは必要ないとも感じてます。
完全に溶け込んでしまっては新たな風を吹き込めないから。
でもこれまでに存在することのなかったポジション、中途半端なスタンスに立っていると、
普通に通り過ぎるはずの風が強く当ることもあります。

飛騨は多くの人が家族暮らし、とりわけ移住組みは家族ごと移住しています。
豪雪地帯の冬は雪下ろしや雪かき作業に追われ、車は滑りやすいなど、
日常的に困難が伴うため、支え合える、協力し合えるパートナーがいることは
理にかなっていると感じます。
都会ではひとりでも楽しく暮らせる環境が整っているしある意味自由を享受できますが、
田舎でのひとり生活は修行に近いものを感じます。(笑)

そして冬は冬眠しているかのようにまちが静かになります。
街のひとは寒いので外を出歩くことはあまりありません。
ただ、そんな飛騨も北半球とは違い、冬でもさんさんとお日様が照ります。
雪景色を太陽が照らすと、とても美しく幻想的な景色にあやかれます。

飛騨のひとはクリエイティブ!

飛騨にはDIYの血が色濃く流れています。家、家具、道具、米、野菜など
あらゆる生活に必要なものをささっとつくってしまうのです。
そもそも不便な環境だからこそ生活必需品は
自らの手を動かして生み出していくしかなかった歴史背景があります。
だから技術も知恵もある!
街を歩くと、あちらこちらでそんな”つくり手”や”職人”たちを目にすることができます。

モノづくりの町・すみだで 架空の商店街〈東東京モノヅクリ 商店街プロジェクト〉開始

東京の東エリア、墨田区はファッションや
ライフスタイルに携わる製造業が多数、制作の拠点を構え、
その集積から〈モノづくりの町すみだ〉と呼ばれるところ。
この東東京エリアに拠点を構えるものづくり企業を盛り上げていくという目的のもと、
ネット上の架空の商店街〈東東京モノヅクリ商店街プロジェクト〉が誕生しました。

〈東東京モノヅクリ商店街プロジェクト〉は、
東京周辺の中小企業を広く支援する第三セクター〈国際ファッションセンター(KFC)〉と、
ファッション・アート・テクノロジーを軸にさまざまなコンテンツを
創造するクリエイティブチーム〈SELF〉との協業プロジェクト。
東東京の職人さんやメーカーさんとコラボレーションし、
商品開発やイベントを行っています。

昨年は墨田区にある古民家の〈旧小山家住宅〉にて、
MOMAでも商品が取り扱いされている江戸切子の〈廣田硝子〉と
繊細なガラスの器と宝石のような和菓子を
組み合わせたイベント〈食と器×廣田ガラスと和菓子の宴〉が行われました。

イベント「食と器×廣田ガラスと和菓子の宴」より

〈東東京モノヅクリ商店街プロジェクト〉に参加するのは多彩なメンバー。
創業60年、動きやすくからだにやさしいニットシャツを国内工場でつくる
シャツ屋さん〈丸和繊維工業〉や、
パリコレに参加する人気ブランドのレザー制作を一手に引き受ける〈牧上商会〉、
今までにない形や色で新しい風船の可能性を探る〈マルサ斉藤ゴム〉。
ほかにも墨田区向島の〈井上鞄製作所〉や、
ノンシリコンタイプのフレグランスシャンプー〈TAMANOHADA SHAMPOO〉を
手がける〈玉の肌石鹸〉など
いずれは30社以上が参加予定なのだそう。

〈トロフィー佐藤〉の佐藤社長

玉の肌石鹸の〈TAMANOHADA SHAMPOO〉

〈Ouur〉 KINFOLKの世界を 体現するブランドに 日本のつくり手たちが参加

オレゴン州ポートランドの小さな集いから始まった
ライフスタイル季刊誌『KINFOLK』。
2011年に創刊後、美しい写真や彼らのつくるライフスタイル、
親しい人たちとの時間を大切にする価値観などが支持され、
世界的に人気が広がりました。

2014年春、そんな『KINFOLK』の編集長、ネイサン・ウィリアムズさんが
〈Ouur(アウアー)〉というブランドをスタートさせました。

これは、“ありのままの、美しいくらし”をコンセプトとするブランド。
人の手を介したシンプルで上質なものづくりを行っているつくり手たちを
パートナーに選び、洋服やテーブルまわりの雑貨などを手がけています。
そうしたものづくりは、『KINFOLK』のスタッフが
かねてより挑戦したかったことだったのだとか。

じつはこの〈Ouur〉には、陶芸家の青木良太さんや城戸雄介さん、
ガラス職人の辻野剛さんなど、日本の作家や工房とコラボレートした
プロダクトがたくさんあるんです。

デザイナーの小泉誠さんが手がけた鉄瓶。人気があり、すぐに完売してしまったそう。人の手を介したプロダクトを扱っているため、数に限りのあるプロダクトばかり。

以前から北欧や日本のものづくりに共感していた
『KINFOLK』のクリエイターたちは、
日本には彼らの求めるものに応えるつくり手がいると考え、
日本のインテリアメーカー/ショップ〈ACTUS(アクタス)〉と
パートナーシップを組み、さまざまなプロダクトを手がけてきました。

〈RYOTA AOKI for Ouur〉は、『KINFOLK』本誌でも
“クレイマスター”として紹介された陶芸家・青木良太さんによるシリーズ。

〈RYOTA AOKI for Ouur〉カップ 5,000円 プレート 7,000円 ミニマルな素材感を意識し、型からオリジナルで手がけています。※店頭販売のみ。詳しくはホームページからお問い合わせください。

青木さんは岐阜県土岐市に工房をかまえ、
新しい釉薬や技法にこだわりながら作品をつくり続けています。

陶芸家の青木良太さん。青木さんがブランドとコラボレートしたのは、
今回が初めて。

〈Ouur〉では、SLOW LIVINGという言葉から連想される質感や
土っぽさを生かしたカップとプレートを手がけました。

日本の工芸に見られる、手ざわりや陰影などといった表情の奥深さは、
『KINFOLK』チームが特に重視ししている要素の1つ。
そうしたこだわりが、火山灰の釉薬を使った陶器や、長年使いこんだような味わいのある
真鍮の皿などのプロダクトにあらわれています。

LED電球〈LED SWAN BULB〉 白熱灯のようなデザインと 温かみのある光が実現!

消費電力の少なさや、長い寿命が魅力のLED。
このたび、千葉県柏市の〈スワン電器株式会社〉から、
白熱灯のようなデザインと温かみのある光を持つ
〈LED SWAN BULB〉が発売されます。

エジソン電球をはじめとするユニークなLED電球が4種類。
いずれもスタイリッシュなデザインで、
こだわりのインテリアにも
馴染んでくれるスグレモノです。

〈LED SWAN BULB〉がすごいのは、100年前のデザインであるエジソン型や、
従来のボール型、ダイヤ型の形状に最新のLEDテクノロジーを搭載し、
なおかつ白熱灯に近い光を再現したこと。
省電力、長寿命に加え、デザイン性や光が加わっているのが画期的なんです。

「電球を360度発光させるために、
LEDを光らせる台の基板にサファイアガラスを
使用しています。このことにより、LEDからの光が後ろ側にも
回り込み無駄なく発光させることができます。
それにより白熱電球のような光を表現することに成功しました」

(スワン電器さん)

〈エジソン電球〉100年前の電球を再現。1灯でレトロな演出が出来ます。

〈ボール電球〉もっとも目にする電球の一つ。ダイニング用のライトとして並べてみるのもおすすめです。

〈ダイヤ電球〉天井に写る光の筋がなんともオシャレ。19世紀のヨーロッパのような光です。

〈ビーコン電球〉試験官のようなカタチは実験と歴史を感じさせます。

〈LED SWAN BULB〉のフィラメントは消費電力わずか7.5Wですが、
白熱電球でいう60W相当に価する明るさを放ちます。

燕三条でアルミ削り出し! スタイリッシュな デザインハブラシ〈BYTAPS〉

電動のハイテクハブラシも良いですが、
自分の手でていねいに歯みがきするのも良いものです。
このたび、日本の技術の粋を結集して作られた、
マニュアル(電動でない)ハブラシの
新ブランド〈BYTAPS〉が誕生しました。

特徴は着脱式のブラシ。
1年以上の開発期間をかけて設計されたハンドルは、
世界最高峰の金属加工技術を誇る
新潟・燕三条の工場でアルミ削り出しによって作られています。
そしてブラシカートリッジは、
歯科医や歯科衛生士の監修のもと、
磨き残しをつくらないデザインに。
マイナスイオンで歯垢を引きはがすブラシ毛になっています。
半世紀近い歴史を持つ老舗国内ハブラシ工場のノウハウと技術力、
そして歯のプロフェッショナルの知見を結集し誕生したハブラシです。

東北のものづくりを伝える12人の 工芸家によるプロダクト展。 銀座・伊東屋 〈東北STANDARD展〉

1月27日(水)まで、銀座・伊東屋にて
〈東北STANDARD展〉が開催されています。

東北STANDARDは、以前コロカルでもインタビューをお届けした
金入健雄さんによるプロジェクト。
東北の断片的な風景や工芸家たちの仕事を、すばらしい映像作品や
企画展を通して紹介してきました。

今回の展示では、こぎん刺しや南部裂織などなど、東北に暮らす工芸家の
仕事を映像などで紹介しながら、プロダクトを展示販売しています。

出品作家は、青森県・こぎん刺しの成田貞治さん、

青森県・南部裂織の井上澄子さん、

福島県・会津張り子の豊琳さんと早川美奈子さん、

福島県・大堀相馬焼の近藤学さんと近藤賢さん、

岩手県・南部鉄器の岩清水久生さん、

岩手県・秀衡塗の佐々木優弥さん、

宮城県・仙台こけしの鈴木明さん、

宮城県・常盤紺型染の佐々木邦子さん、

山形県・お鷹ぽっぽの戸田寒風さん、

山形県・庄内刺し子の小野寺勇一さん、

秋田県・樺細工の藤木浩一さん、

秋田県・曲げわっぱの柴田昌正さん、以上の12組。

これは、ぜひ実際に見てみたい!

山形県・庄内刺し子 小野寺勇一さん

宮城県・仙台こけし 鈴木明さん

岩手県・南部鉄器 岩清水久生さん

生木を乾燥させない? グリーンウッドターニング (生木挽き)の“木の器”展

“グリーンウッドターニング”をご存知ですか?
普通木工細工をする際には、生木を乾燥させた木材を使うのですが、
“グリーンウッドターニング”とは、生木を乾燥させずに、
木工旋盤という機械を使って形を削り出し、
加工後に乾燥させるという方法です。
木が乾燥していく過程で自然な歪みを形成し、
その独特のラインが何とも言えない味わいになるんです。

2016年1月29日(金)より、
東京・自由が丘の〈イデーショップ 自由が丘店〉にて、
グリーンウッドターニング(生木挽き)で作られた木の器をメインした、
二人の作家による展示会〈"木の器"展 ~ 三好克泰/中島信太郎〉が開催されます。
これは、様々なクラフトを月替わりで
フィーチャーするコーナー〈IDÉE CRAFTS〉の第六弾企画。
自然そのものが持つ美しさを引き出した“木の器”に世界に
触れることができます。

三好克泰さん

三好克泰さんは、山梨の富士吉田を拠点に活動している木工作家。
ステンドグラスのランプシェードの木枠制作をきっかけに、
2004年から木工旋盤で「器」をつくり始めました。
生木挽きの器が、乾燥に伴い楕円形に変形する自然なラインを活かし、
食空間がほっこりするようなもの作りを心がけているそう。
展示会には生木にオイル仕上げした食器類を中心に、
乾燥木にウレタン加工した食器、花器、スプーンなどの
カトラリーなどが並びます。

谷中発、世界で人気の 〈トーキョーバイク〉が さらにシンプルにリニューアル

東京を楽しく走るためにデザインされた自転車〈tokyobike〉(トーキョーバイク)。
東京都台東区谷中を拠点に活動するトーキョーバイクは、
軽快な漕ぎ出しやスポーティーな乗り心地、
シンプルなデザインが特徴で、日本を始め、
ロンドンやニューヨークでも人気のブランド。
谷中や高円寺のショップでは販売・修理のほか、
パンク修理講座などのお手入れ講座なども行っています。

そんなトーキョーバイクが、2009年の発売以来、
初めてとなるモデルチェンジを行います。
スタンダードモデルの〈TOKYOBIKE 26〉を、
2016年2月下旬(予定)にリニューアル。
それに合わせて〈春のTEST RIDEキャンペーン〉を
3月上旬より全国の取扱店にて行うことになりました

誰もが扱いやすいスポーツバイクを目指し、
2009年に発売された〈TOKYOBIKE 26〉。
新モデルでは、フレームカラーが全カラーセミマット仕上げになります。
グロス仕上げだったこれまでより、
落ち着いたスマートな印象に。
さらにフレームの設計も一から見直したり、
シートステーの形状やホイールのスポーク数も変更することで、
デザインのシンプルさもまた進化したものになっています。

このモデルチェンジに合わせて、全国の取扱店(参加店のみ)にて
2016年3月上旬から2ヶ月間〈春のTEST RIDEキャンペーン〉を開催。
〈TOKYOBIKE 26〉を始め、各種モデルの乗り心地はもちろん、
街を駆け抜ける楽しさ、季節の風を感じる心地よさを体感してみては。

こっとうの世界に気軽に親しもう! 〈“こっとう男子”に学ぶ 古道具のあるモダンスタイル〉 うめだ阪急で開催

ちかごろ、専門知識が必要な〈骨董〉ではなく、
気軽に楽しめる〈こっとう〉にハマる人が増えているのだとか。
各地で開催される"こっとう市"は大賑わいです。
そんなこっとうのイベントが、2016年1月13日(水)から18日(月)にわたり、
大阪・うめだ阪急にて開催されます。その名も
〈若き目利きが見つけた古き良きもの “こっとう男子”に学ぶ古道具のあるモダンスタイル〉。

“こっとう男子”とは、こっとうを独自の値観感や審美眼で選び集める男性たちのこと。
いま、「修行しないとわからない骨董の世界・近づきがたい名品ではなくても、
もっと気軽に入れる、古くて良いものはたくさんある」ということで
こっとうに惹かれる方たちが増えています。
そんな方たちのために、こっとう男子たちが集めた、今の暮らしに
取り入れられるこっとうの品々を紹介するのが本イベントの目的。
個性あふれるショップから8名の若手男性店主が参加し、
それぞれの思いとともに焼き物、おもちゃ、花瓶、土器、豆皿、本など、
選びぬかれたこっとうの品をご紹介します。

こっとう男子のみなさん。左から「antiques & art Masa」店主のMasaさん、「そうげんブロカント」店主の小泉攝(せつ)さん、「アンティーク デイズ」店主の岡田圭司さん

古道具屋「そうげんブロカント」

ヨーロッパの家具やブロカントなど、様々な国籍の雑貨が並ぶ
京都の古道具屋〈そうげんブロカント〉や、
同じく京都から、北欧、東欧からを中心に、その時々に感じた
空気感を大切に古いものを集める〈Soil〉、
世界のフォークアートや古民藝をセレクトした〈グランピエ〉、
現代住居に古物の調度品を合わせ、
生活を楽しむことのできる空間を生み出す〈Masa〉、
とにかく自身が「おもしろい」と思ったものを集めている〈antiquus days〉、
アートブック~サブカルチャーまで、その時代の感性や空気感までを
閉じ込めたかのような本が並ぶ〈ON THE BOOKS〉などが出展。

中川政七商店 〈日本工芸版モノポリー〉 世界的ボードゲームで 日本各地の工芸の魅力を発見!

アメリカ生まれのボードゲーム、モノポリー。
土地や公共事業会社を買ったり売ったりして遊ぶ頭脳派ボードゲームです。
世界中にファンを持つこのボードゲームと、
奈良県発、日本の工芸を元気にする!という活動を続ける
〈中川政七商店〉がこのたびコラボ!
日本の工芸品が盤上に登場するオリジナルのモノポリー
〈日本工芸版モノポリーZIPANGU〉が限定販売されます。

おなじみのモノポリー

盤上に登場するのは、信楽焼、今治タオル、土佐和紙、
伊勢型紙、九谷焼、博多水引、江戸切子、南部鉄器、こけしなど
全国各地の工芸品。
「工芸大国ニッポン」を舞台に、全国の産地をモノポリー(独占)
し、工房や百貨店を建て、多くの人に訪れてもらうことで
各地の工芸を「元気にする!」プロフェッショナルを目指します。
ゲームには実在の産地や工芸が登場するほか、読み込むうちに工芸の歴史の
変遷が学べるイベントカードなど、細部まで日本の工芸振興にこだわっています。

この商品は、自社ブランド「中川政七商店」の全店店頭にて
2016 年2月17日(水)より開催される企画展〈日本全国工芸の旅〉にて販売。
2016年1月13日(水)から東京ミッドタウンで中川政七商店が開催する
工芸の祭典〈大日本市博覧会 東京博覧会〉では、本商品の先行販売を行うほか、
1月17日(日)にはモノポリー初心者さんのためのゲーム体験イベントを行います。
参加費は無料。
同商品を監修した日本モノポリー協会ご協力のもと、モノポリーの世界チャンピオンをはじめ、
日本を代表するベテランプレーヤーが講師となって、教えてくれるのだそう。
イベントの詳細はこちら

また、モノポリーの盤上にも登場する工芸品を、
当社のパートナー企業や産地を代表するメーカーとともに限定商品として制作しました。
〈大日本市博覧会 東京博覧会〉、〈日本全国工芸の旅〉ではこれらの商品も販売されます。

名古屋テレビ塔を舞台に、 音楽ライブやマルシェを展開! 〈カイツブリの塔 vol.3〉

1950年代に建てられた、
日本最古のテレビ電波塔〈名古屋テレビ塔〉。
現在は、展望タワーとして名古屋の街中にそびえ立つ、
シンボリックな観光スポットです。

このテレビ塔を舞台とするイベント、
〈カイツブリの塔〉が3回目の開催を迎えます。
今回は、1月10日、2月4日、2月21日、3月26日の計4日間で、
5つのイベントが企画されています。
主催は、ignition galleryの熊谷充紘さんです。

名古屋テレビ塔

「その昔、カイツブリという水鳥が海底の泥をつかんで浮上し、
その泥を材料に陸地がつくられた」
というアメリカ先住民の神話を元に、
「現代人の生活や地域の中に眠っていて、
私たちが忘れがちな大切な何かを掘り起こし、改めて共有したい…」
そんな思いがこの企画タイトルには込められています。

イメージビジュアルを手がけたのは、イラストレーターの山口洋佑さん

これまで〈カイツブリの塔〉には、
コトリンゴやharuka nakamuraといった音楽家、
田口ランディ、いしいしんじ、塩川いづみら多彩な作家陣が参画し、
1日限りの貴重なコラボレーション企画が行われてきました。

今回は、青葉市子とミロコマチコ、
青木隼人と狩野岳朗による、
音楽とライブペインティングのセッション。

青葉市子

また、写真家・石川直樹によるトークショー、
料理家・高山なおみと落合郁雄工作所による、
トークセッションなども催されます。

石川直樹

中でも注目したいのは、愛知に縁ある出店者たちが集う〈冬のカタラクシーの市〉。

〈noshi note(のしノート)〉 新発売。 女子力が高まる! 美濃和紙で 作ったラッピングアイテム

岐阜県美濃市で作られている〈美濃和紙〉。
もともと美濃市は和紙の原料である良質の楮(こうぞ)が多く取れるところで、
〈美濃和紙〉には1300年余の歴史があるのだとか。
そんな美濃和紙を使った、お役立ちのラッピングアイテム
〈noshi note(のしノート)〉がこのたびお目見えしました。
大阪のメーカー〈ササガワ〉さんの新商品です。

手作りジャムに

お土産のおすそ分けに

〈のしノート〉は、日本の伝統文様やコラージュ柄などが
印刷された和紙が、ノート(便箋)のように冊子状になっているというもの。
1枚1枚はがしてメッセージなどを書き、贈りたい物にくるっと巻けば出来上がり。
のし紙のように巻けるので、気軽にラッピングができます。
きめ細やかで艶のあるハケ目と柔らかい風合いを持つ和紙は
ラッピング紙にぴったり。

オフィスで、友人同士で、ご家庭で、
ちょっとしたプレゼントに添えてみてはいかがでしょう。
女子力が上がること間違いなさそうです!

information

noshi note(のしノート)

1冊20枚綴(1柄あたり4デザイン×5枚)袋入り

メーカー希望小売価格:小280円/大320円(本体税抜価格)

公式サイト