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writer profile
Maruko Kozakai
小堺丸子
こざかい・まるこ●東京都出身。
読みものサイト「デイリーポータルZ」ライター。江戸っ子ぽいとよく言われますが新潟と茨城のハーフです。好きなものは犬と酸っぱいもの全般。それと、地元の人に頼って穴場を聞きながら周る旅が好きで上記サイトでレポートしたりしています。
ただいま千葉県勝浦市で大規模なひな祭りが開催中!
毎年大人気のイベントで、
勝浦市芸術文化交流センター・キュステをメイン会場とし、
興津(おきつ)会場、上野会場、総野会場、御宿会場など
各地区で工夫をこらした雛飾りを見ることができます。
なんといってもお雛様の数がすごい!
すべて合わせると勝浦市の人口(約19,000人)を軽く超える、
約30,000体にもなるそうですよ。
また、日本全国から集められたとあって、
見たこともないような珍しい雛人形を見ることができます。
会場全体にたくさんのお雛様が並んでいる姿はまさに圧巻!
しかしこれだけの数のお雛様を、
いったいどこにしまっておくのか疑問にならずにはいられません。
雛飾りに詳しいボランティアガイドの方に尋ねたところ
「廃校や使われていない施設にしまっておく」のだそう。
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雛飾りは屋内だけでなく、商店街の店先や神社の階段など
あちこちで見られます。
着物の端切れを使った雛人形の手づくり体験や
粘土でつくられた人形の色付け体験ができるお店もあり、
まち全体が賑やかな雰囲気です。
実はそもそも〈ビッグひな祭り〉というイベントは、
1989年に徳島県勝浦郡勝浦町で始まったのだそう。
勝浦という地名が共通するというご縁で、
およそ7,000体のひな人形を里子として譲り受け
2001年より千葉県の勝浦市でもスタートしたそうです。
さらにさらに、2012年には和歌山県東牟婁郡那智“勝浦町”でも始まったそうで、
“勝浦”がつく地名のまちはひな祭りの時期は賑やかになるという、
おもしろい状況になっています。
かつうらビッグひな祭りでは、他にもスタンプラリーや、
着物の着付けをしてくれるコーナー(事前予約)ほか、
日替わりイベントとして甘酒サービスや勝浦市音楽協会による生演奏など
内容は盛りだくさん! イベントは3月6日(日)までです。
ぜひチェックしてみてください。詳しくはこちら
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