news
posted:2016.1.9 from:大阪府大阪市 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
ちかごろ、専門知識が必要な〈骨董〉ではなく、
気軽に楽しめる〈こっとう〉にハマる人が増えているのだとか。
各地で開催される”こっとう市”は大賑わいです。
そんなこっとうのイベントが、2016年1月13日(水)から18日(月)にわたり、
大阪・うめだ阪急にて開催されます。その名も
〈若き目利きが見つけた古き良きもの “こっとう男子”に学ぶ古道具のあるモダンスタイル〉。
“こっとう男子”とは、こっとうを独自の値観感や審美眼で選び集める男性たちのこと。
いま、「修行しないとわからない骨董の世界・近づきがたい名品ではなくても、
もっと気軽に入れる、古くて良いものはたくさんある」ということで
こっとうに惹かれる方たちが増えています。
そんな方たちのために、こっとう男子たちが集めた、今の暮らしに
取り入れられるこっとうの品々を紹介するのが本イベントの目的。
個性あふれるショップから8名の若手男性店主が参加し、
それぞれの思いとともに焼き物、おもちゃ、花瓶、土器、豆皿、本など、
選びぬかれたこっとうの品をご紹介します。
ヨーロッパの家具やブロカントなど、様々な国籍の雑貨が並ぶ
京都の古道具屋〈そうげんブロカント〉や、
同じく京都から、北欧、東欧からを中心に、その時々に感じた
空気感を大切に古いものを集める〈Soil〉、
世界のフォークアートや古民藝をセレクトした〈グランピエ〉、
現代住居に古物の調度品を合わせ、
生活を楽しむことのできる空間を生み出す〈Masa〉、
とにかく自身が「おもしろい」と思ったものを集めている〈antiquus days〉、
アートブック~サブカルチャーまで、その時代の感性や空気感までを
閉じ込めたかのような本が並ぶ〈ON THE BOOKS〉などが出展。
Page 2
ほかにも会場では、初心者のための心得や基礎知識をパネルでわかりやすくご紹介したり、
“こっとう男子”の審美眼を学ぶ〈こっとう談議〉を連日開催。
バグアンドライノ、山本啓(Nabowa)&大樹DUOやザッハトルテらが
出演する音楽ライブもあるなど、もよおしもたくさん。
暮らしの中に、時代や国境を越えてやってきた“古いもの”を加えると、
新鮮に感じたりすることもありますよね。
こっとうのある暮らしにご興味がある方にオススメのイベントです。
information
Feature 特集記事&おすすめ記事