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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
千葉県柏市の〈まくら株式会社〉より
〈九十九里浜の塩まくら〉が発売されます。
これは、“千葉県ご当地まくら”なる、
千葉の素材を使ったまくらシリーズの第2弾。
千葉県旭市の〈石橋水産・サンライズソルト〉と共同で開発した、
九十九里浜の海水から作った天日塩を使ったまくらです。
塩のまくらとは、綿やそばがらの代わりに塩が入ったまくらのこと。
首や頭部にこもった熱を身体の効率的に外に逃がし、
自然なひんやり感が得られるのだそう。
ご当地まくらの第一回では、
千葉の特産品〈落花生〉の殻を利用したまくら〈らっかせいまくら〉を作り、
見事に完売となった本シリーズ。
今回は、熱を吸収する性質がある〈塩まくら〉がつくりたい、
と企画したのが始まりでした。
国内で塩を手がける作りてを探していたうちに出会ったのが、
九十九里浜沖合の海水を使い、伝統的な製法で塩を作っている
〈石橋水産株式会社・サンライズソルト〉。
灯台下暗し、
実は地元の千葉は、三方を海に囲まれているので、海水が豊富。
県内で、素晴らしい塩の作りてと出会うことができたのでした。
それでは塩の作り方をご説明。
まずは、九十九里浜に面した海から海水をくみ上げ、天日干しに。
その中から塩を取り出し、今度は釜に入れて茹で上げます。
さらに乾燥の工程を経て、不揃いな形のものやミネラル分などの塊を
一つ一つ人手をかけて除去。
まさに海と太陽の恵みの結晶が出来上がります。
本来は食用の、
まくらにするにはもったいない?!ような上質な天日塩です。
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〈九十九里浜の塩まくら〉の特徴は、
まくらの上部に塩シートを収納できるよう設計されていること。
エアコンや扇風機、冷却ジェルなどとは違い、
直接身体を冷やすのではなく、塩の特性を利用して熱を吸収・放出するので、
冷えすぎの心配がないのがポイントなんです。
価格は6,000円(税別)。
販売は2016年4月25日(月)より、
ご当地まくらシリーズWebサイト、 及び、まくらと眠りのおやすみショップ!にて。
三方を海に囲まれ、海産物や農産物も豊富で
地域資源に恵まれた千葉県。そんな千葉県の魅力を発掘し、
埋もれた産品を活用する〈千葉県産品×まくら〉のプロジェクト。
今後の展開も楽しみです。
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