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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
栽培地の地域特性(テロワール)にもこだわるなど、
より深みを増し、ファンを増やしている〈スペシャルティ コーヒー〉の世界。
貝印のキッチン用品の高級ライン〈KaiHouse(カイハウス)〉より、
“自宅で最高においしいコーヒーを楽しむ”をコンセプトに開発した、
有田焼のコーヒードリッパー〈The Coffee Dripper(ザ コーヒードリッパー)〉
が発売されました。
これは、世界中のコーヒー農園を回り、
コーヒーを知り尽くしている“コーヒーハンター”こと、
川島良彰さんとの共同開発による新製品。
デザイン性と機能性を兼ね備えた有田焼で、
高い強度と自然な風合い、曇りのない表面の色彩を生かしています。
川島良彰さんは1975年にエル・サルバドルのコーヒー研究所で学んで以来、
40年に渡って世界各地でコーヒー農園の開発と研究を行うコーヒーの専門家。
自ら設立した〈ミカフェート〉では、農園から栽培、収穫、昔ながらの精選技術、
空輸方法にいたるまで厳格な品質基準を設けて作り上げた豆を、
シャンパンボトルに入れた〈グラン クリュ カフェ〉など、
こだわりのコーヒーを提供しているんです。
〈ザ コーヒードリッパー〉のコンセプト、
“自宅で最高においしいコーヒーを楽しむ”。
これを実現するためには、
注ぎ時間で変わるコーヒーの香り、味わい、コクというものが
キーになります。そのために開発したのが、自分で抽出スピードを
調整できるドリッパーでした。
それでは詳しいこだわりをご紹介!
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こだわったのは、ドリッパー内部のリブの、
ほどよい高さと斜めに配置したこと。
これはコーヒーを蒸らした後、ドリップ時の水流の抵抗を抑えるための工夫。
従来のドリッパーでは気になる、水流の抵抗を最小化しました。
使う人の好みのスピードで抽出が可能なため、
濃さなども調整できます。
そして、円ではなく多角形のデザインを採用したことで、
抽出時間に影響する抜けのよさを実現しています。
〈ザ コーヒードリッパー〉の価格は5,000円(税抜)。
ほか、同シリーズにはコーヒーミルも登場します。
販売は全国の有名百貨店や〈ミカフェート〉店頭にて。
貝印の公式オンラインサイトでも購入可能です。
information
KaiHouse×Micafeto The Coffee Dripper(ザ コーヒードリッパー)
TEL:0120-016-410(お客様相談室)
本体サイズ:幅141mm×奥行114mm×高93mm
重量:415g
価格:5,000円(税抜)
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