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posted:2016.6.5 from:佐賀県西松浦郡有田町 genre:ものづくり
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Hiromi Kajiyama
梶山ひろみ
かじやま・ひろみ●熊本県出身。ウェブや雑誌のほか、『しごととわたし』や家族と一年誌『家族』での編集・執筆も。お気に入りの熊本土産は〈808 COFFEE STOP〉のコーヒー豆、〈Ange Michiko〉のクッキー、大小さまざまな木葉猿。阿蘇ロックも気になる日々。
有田焼にとって、今年は400周年というスペシャルイヤー。
日本各地でさまざまなイベントが開催されるなか、
2016年6月18日(土)〜28日(火)、渋谷の〈Bunkamura Gallery〉で、
有田焼の豆皿を紹介するイベント
〈きんしゃい有田豆皿紀行〉が開催されます。
1616年、朝鮮陶工の李参平氏が有田の地で
磁石場を発見したのをきっかけにはじまったという有田焼の歴史。
それ以来、有田町を中心に、伊万里市、武雄市、嬉野市一帯で
焼かれる焼物を「有田焼」と呼ぶようになりました。
実は、日本で初めて焼かれた磁器なのです。
現在、有田に存在する窯元はなんと約150社!
今回は、老舗の〈今右衛門窯〉〈柿右衛門窯〉をはじめとする26窯元に注目し、
「大きな産地を小さな皿を通して見る」をテーマに、
豆皿を通して有田を感じられる内容となっています。
豆皿とひと言で言っても、窯元によって、
カタチと模様は見事なほどのバリエーションがあり、
調味料を入れるのはもちろん、お菓子をのせたり、インテリアとして使ったりと
アイデア次第で気軽に暮らしに取り入れられるのが大きな魅力です。
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その他にも、〈ARITA JIKI〉や〈224 porcelain〉といった、
有田焼の新たな一面を見せてくれるコレクションの販売や、
皿や飯碗に絵付けし、オリジナルの有田焼を作る
ワークショップ(有料)も開催されます。
「きんしゃい」とは、佐賀の言葉で「いらっしゃい」という意味。
400年分の歴史を見て、感じて、お気に入りの1枚を探してみませんか?
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