おいしいものを詰めるとき、
蓋を開けるとき、わくわくしてしまうお弁当。
携帯食は世界中にあるけれど、
お弁当箱が発達しているのは、日本がダントツなのだとか。
今日は、そんなお弁当を家でも楽しむために生まれた、
美濃焼のお弁当箱〈ieben(イエベン)〉をご紹介します。
likestoneシリーズ〈ieben〉色は織部グリーン、黄瀬戸、ホワイトの3色。サイズは大と小があります。
手がけたのは、お弁当を愛する料理家、野上優佳子さんと
岐阜県の窯元〈芳泉窯(ほうせんがま)〉の北邑(きたむら)宜丈さん、
プロダクトデザイナーの島村卓実さん。
3人のお子さんを育てながら料理家として
忙しい日々を送っている野上さんは、
家で夜ごはんを食べれないとき、
「すぐに食べられて、片付けも楽で、
そして蓋を開けるときの楽しさによって
少しでも寂しさが軽くなれば……」という思いから
家族のためにお弁当を用意して出かけるといいます。
「残り物をただ皿に乗せてラップをすれば
残り物でしかないけれど、それらをひとつの弁当箱に詰めると、
その集合体は“お弁当”という食事に変身します。
ふたを開けるだけ。食べ終わったら洗い物は、お弁当箱ひとつだけ。
弁当の、その清々しさが好きです」と、野上さん。
そんな野上さんの思いと芳泉窯の技術、
島村さんのデザインから開発されたのが、ieben。
丈夫ながらも、重さは軽い方がいい。
そんなリクエストを受けて芳泉窯の北邑さんが試行錯誤を重ね、
ほど良い厚みと重さのお弁当箱ができました。
電子レンジや食洗機、オーブンにも使用できます。
また、一箇所だけ丸みのない角になっているところからは、
スープなどの汁物を飲みやすく。
いたるところに、細かい工夫が施されています。
重ねられるから、冷蔵庫のなかで場所をとらないのもいいのだとか。
likestoneシリーズ〈KOISHI〉
京都といえば春の桜の時期と晩秋の紅葉の時期が人気ですが、
京都ツウに言わせると、「京都は初夏がおもしろい」とのこと。
濃さを増した比叡山の緑、苔むす庭、車窓から見える摘み取りを終えた茶畑。
桜の季節の大混雑から一転、普段の生活を取り戻し、
イキイキとした京都の姿がそこにはあります。
本格的な暑さが到来する前に、ゆっくりと神社仏閣を巡って、
個性豊かな御朱印を集める京都旅はいかがでしょうか?
梅雨時期を避けるなんてもったいない! 雨で濡れた青もみじや苔もまた美しいのです。
JR東海の「そうだ 京都、行こう。」のCMやポスターでも知られている東福寺は、
紅葉シーズンともなれば1日数万人が訪れる大人気スポットです。
こちらでは、ただいま青もみじが見頃を迎えています。
青もみじを両側に臨みながら渡る通天橋の先にある、開山堂の前庭では、
枯山水に、サツキと緑豊かな池水鑑賞式庭園が並びます。
重森三玲によるモダンな方丈庭園の見学もお忘れなく。
通行・拝観料が有料(大人400円)の通天橋ですが、その価値は大いにあり!
ツアー参加者のみがいただける特別な御朱印を持つ、東福寺の爾 英晃さん。
次は、広大な杜を持つ下鴨神社(賀茂御祖神社)へ。
5月15日の葵祭を執り行う神社としても知られるほか、
「古都京都の文化財」のひとつとして世界遺産登録がされています。
本殿でお参りをしたら、下鴨神社本殿の前庭の、
干支の守り神を祀った7つの小さな社「言社」にもお参りしましょう。
お参り後に東京ドームの約3倍もの広さを持つ原生林、
糺ノ森(ただすのもり)を歩くと
歴史と礼節を肌で感じ、背筋がしゃんと伸びるようです。
その糺ノ森を進み、鴨長明ゆかりの神社であり、美の神様を祀る、
下鴨神社の摂末社・河合神社へ足を運ぶのもおすすめのルートです。
東京ドームの約3倍もの広さの糺ノ森。人がまばらだからかものすごく静かです。
通常は、正式名称である「賀茂御祖神社」と書かれる御朱印ですが、ツアー参加者のみいただける特別な御朱印は「下鴨神社」と書いています。
河合神社では、絵馬を自分の顔に見立てて、メイク道具や色鉛筆で“美しくなれますように”と願いを込めて化粧を施す「鏡絵馬」が人気。ここでもやはり特別な御朱印を頂戴できます。
2017年6月6日(火)・7日(水)、
東京都世田谷区の二子玉川ライズにて、
唐揚げ対決イベント〈あごだしチャレンジ2017〉が行われます。
あごだしチャレンジとは、
福岡の〈久原醤油〉が〈あごだしつゆ〉の魅力とおいしさを
お伝えすべく敢行するもの。
あごだしつゆにつけ込んだ「あごだし唐揚げ」と、
贅の限りを尽くした「究極の唐揚げ」を無料配布し、
一般のお客さんにどちらがおいしいかを決めてもらいます。
究極の唐揚げには、全国53種類の銘柄鳥・地鳥のなかから
選びぬいた青森の〈青森シャモロック〉、
福岡県郊外だけで販売されている寒仕込みの〈木樽熟成 久原醤油〉、
高知県〈黄金しょうが〉の絞り汁、
無農薬・無肥料でつくられた「究極の薄力粉」、
日本のオリーブ栽培発祥の地でつくられる〈小豆島オリーブオイル〉などが使われるそう。
対する「あごだし唐揚げ」は、ふつうに手に入る鶏肉をあごだしつゆにつけ込んだだけのもの。
これはもしかしたら「究極の唐揚げ」に軍配が上がる可能性も...!?
何とも思い切ったイベントです。
豊かな森、豊富な木材、
そしてそれらを生かす伝統的なものづくりで知られる岐阜県・飛騨市。
その飛騨を舞台に、5月28日(日)から、
昨年に続き2度目となるデザインキャンプ
〈Smart Craft Studio Hida 2017〉がスタートしました。
23日間に渡るデザインキャンプには、
ニューヨークのパーソンズ美術大学や、カナダのトロント大学、
香港大学や台湾の実践大学など、世界の大都市で学ぶ学生約30名が参加。
メディアテクノロジー、ファッション、プロダクトデザイン、建築などを専攻し、
さまざまなバックグラウンドを持つ彼らと、各大学の教授が、
実際に飛騨に滞在しながら、飛騨の林業や木工、伝統の組木技術を学ぶと共に、
最先端のIoT技術などを用いて、サービスやプロダクトを制作していきます。
飛騨の林業や木工、組木技術を学ぶ23日間
昨年の〈Smart Craft Studio 2016〉の様子
学びの拠点、制作の会場となるのは、
全6種のデジタル工作機器が設置されている、デジタルものづくりカフェ〈FabCafe Hida〉。
プログラム期間中は会場を解放し、誰でも、いつでも、自由に見学が可能です。
世界各国の学生たちとの交流はもちろん、
期間中に実施される特別ゲストからのトークや講義、
中間発表や最終発表の場にも無料で参加できます。
昨年の〈Smart Craft Studio 2016〉にて。広葉樹を扱う製作所を訪問
昨年の〈Smart Craft Studio 2016〉にて。組木技術を学び、実習する学生たち
大阪市の阪急梅田駅、地下鉄御堂筋線の梅田駅に
直結している大阪新阪急ホテルの
ベーカリー&カフェ〈ブルージン〉が、このたび全面リニューアルオープン。
ということで販売されるねこ型の食パン、
〈いろねこ食パン〉がとってもかわいいんです!
2017年5月26日(金)よりブルージンにて販売開始。
お値段は1袋(5枚切)で350円(税込)となっています。
チョコペンやフルーツでアレンジも楽しめます。
このカワイイねこ型の食パンを作るために、特注で型を作り、
“いろねこちゃん”を忠実に再現しました。
湯種(※強力粉を熱湯でこねて、小麦粉中のでんぷんをこかさせたもの)を
加えることで小麦粉の甘みが引きたち、
皮はパリっと、中はもっちりのおいしいパンになっています。
2017年5月26日(金)〜28日(日)、
東京都台東区で開催されるイベント〈第9回 モノマチ〉に
文具店〈カキモリ〉の限定ショップ&カフェがオープンします。
モノマチとは、製造・卸の集積地として歴史をもつ徒蔵(カチクラ)エリア
(御徒町から蔵前、浅草橋にまたがる2km四方の地区)を歩きながら、
ものづくりの魅力にふれられるイベント。
3日間のあいだ、職人、メーカー、問屋、
お店、デザイナーなどが各店で一斉にイベントを行います。
〈カキモリ〉はそんな徒蔵エリアにある文具店。
カキモリ 蔵前
蔵前の職人たちとつくったオリジナル文具や
オーダーノート、セレクト文具などを扱っています。
今回のモノマチでは、8月にオープンする新店予定地にて、
限定ショップやカフェを展開するそう。
さらに今回は、福岡からスタイリッシュな文具・雑貨ブランド
〈HIGHTIDE(ハイタイド)〉もやってきます。
HIGHTIDE STORE(福岡)
HIGHTIDE STORE(福岡)
カキモリとHIGHTIDEのコラボレーションによる限定表紙の
ノートを販売するほか、限定ショップ〈HIGHTIDE STORE mini〉も
オープンするとのこと。楽しみですね!
カキモリとHIGHTIDEのコラボによるノート。迷彩柄やスパダ柄など、普段のカキモリにはないテイストのノートが登場します。
ひと休みしたくなったら、カキモリカフェ〈WAPLUS COFFEE × MIWAKO BAKE〉へ。
こちらでは、秩父のWAPLUS COFEEがスペシャリティコーヒーの豆を自家焙煎し、
ハンドドリップで淹れてくれます。
カキモリの近くのカフェ〈CAMERA〉で
焼き菓子を提供しているMIWAKO BAKEのお菓子もおいしそう!
MIWAKO BAKE
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群馬を代表する郷土かるた〈上毛かるた(じょうもうかるた)〉が
スマートフォンで遊べるアプリになりました!
使い方は「伊香保温泉」や「ねぎとこんにゃくの名産地・下仁田」など、
上毛かるたゆかりの地でスマートフォンをかざすと札とりができ、
44種のかるたを集めるというもの。
さらに、パートナー店で一定金額の買いものをすると
杉の木からつくった木製かるた〈カルカ〉の札をもらえます。
クラウドファンディングから始まったというこのアプリ。
上毛かるたの全国大会〈KING OF JMK〉のみなさんが企画し、
「せっかく作るなら、もっと群馬の観光に直結するようなアプリに育てたい」と
さまざまな工夫が盛り込まれたのだとか。
奈良県北部の天理市に、日本最古の道といわれているハイキングコースがあります。
その名も「山の辺の道」は、北は奈良から南は三輪山の麓まで、
山裾を縫うように続く道。
その道程には『記紀』『万葉集』ゆかりの地名や、旧跡、
社寺、古墳がたくさんあります。
しかもうわさによれば、超個性あふれる無人販売所もあるとのこと。
そうと聞いては、行かないわけにはいきません。
コロカル一行、山の辺の道をゆき、うわさの無人販売所
〈せんぎりや〉の店主にお会いしてきました!
〈せんぎりや〉店主の仲谷一之さん。仲谷さん節が炸裂するインタビューは次ページにて!
昔からたくさんの人が足跡を重ねてきた山の辺の道。
せっかくいくなら、その道のりを辿ってみたいものです。
というわけで、スタート地点の天理駅にやって来ました。(※1)
駅前には、2017年4月にオープンした話題の〈天理駅前広場 コフフン 〉があります。
〈天理駅前広場 コフフン〉Photo : Takumi Ota
今回は駅前で自転車を借りられると聞き、自転車でいくことに。
こちらの〈吉本サイクル〉でレンタルしているのは、なつかしのママチャリです。
駅前にある吉本サイクル。自転車はコフフン内にある〈バイシクルカラー奈良天理店〉でも借りられます。
それではいざ、いにしえの古道をめぐる旅へ。
駅前から東の山の方へ向かって自転車をこいでいくと、
やがて大きな建物が姿を消し、小さな民家や畑が増えてきました。
小さな道に入り坂道を上りきると、森の奥に神社が。
ここは、日本最古の拝殿をもつ〈石上(いそのかみ)神宮〉。
古代へと通じる道の入り口です。
〈石上神宮〉このまちへ来るとよく「日本最古の」という言葉を聞きますが、天理市は古代大和時代にヤマト政権がつくられた場所。永い歴史をもつ場所がいたるところにあるんです。
その後は山を下ったり、畑のあいだにある急な坂道をのぼったり。
ママチャリでもいける所なら楽勝と思っていたら、ちょっと甘く見ていました!
木の下は涼やか。太古の森が体の熱を冷ましてくれるようです。でも、途中には日を遮るものがない場所も。夏場は日射病にご注意を。帽子は必須です。
その後は〈天理観光農園/CAFE WAWA〉でひと休み。
〈天理観光農園/CAFE WAWA〉石窯ピッツァやフレッシュジュースを楽しめます。季節によってきんかんやみかん、ブルーベリーなどの収穫体験もできるのだそう。
それからしばらく進んでいくと、
珍しい茅葺き屋根の拝殿がある〈夜都伎(やとぎ)神社〉があり、
その辺りから静かな集落に入りました。
突き当たりに見えるのが〈夜都伎神社〉の鳥居。神社のまわりに木々が集まり、小さな森のようになっています。お社を守る鎮守の森とは、このこと。
辺りにあるのは、歴史を感じる家々と田んぼ、草むらのみ。
温かい空気に包まれ、どこかなつかしさを感じさせます。
※1 山の辺の道のハイキングコースには天理駅から奈良市に通じる〈山の辺の道 北コース〉と櫟本から奈良市に通じる〈伝・山の辺の道コース〉、天理駅から桜井駅に通じる〈山の辺の道 南コース〉があります。今回訪れたのは南コースです。
撮影:出地瑠以 ※天理駅前広場 コフフンの写真を除く
暑くなってくると、恋しくなるのがビアガーデン。
今年、京都市の〈大丸京都店〉に、100余年ぶりにビアガーデンが帰ってきます!
その名も〈大丸 ビアガーデン KYOTO〉。
大丸京都店8階屋上にて2017年5月26日より9月24日までの期間限定でオープンします。
ただいま事前予約を受付中です。
京都産BBQ&地産ビュッフェ
〈大丸 ビアガーデン KYOTO〉の特徴は、
京都の食材にこだわったメニュー。
通常プランは、4,200円で飲み放題付きの〈京都BBQセット&地産ビュッフェ〉。
もうひとつの〈クラフトビールプラン〉は、BBQ&地産ブッフェのほかに
クラフトビール飲み放題が付いてきます。
〈京都産BBQ&地産ビュッフェ〉は、京都産のもち豚を使用したBBQセット。
創作地産ビュッフェは、15種類~20種ほどメニューがあるのだそう。
京都産BBQ&地産ビュッフェ
注目は、京都でつくられたクラフトビールの飲み放題。
さらには京都の酒蔵と提携した厳選日本酒や日本酒モヒート、
日本酒スパークリングなど女性にうれしいメニューも。
〈自分で選べるフレッシュカクテル〉は、サワー、サングリア、
日本酒スパークリングなどを自分好みにセレクトできます。
京都モヒート
自分で選べるフレッシュカクテル
2017年5月27(土)・28(日)、大阪にてマーケットイベント
〈KITAKAGAYA FLEA 2017 SPRING & ASIA BOOK MARKET〉が開催されます。
VIDEO
こちらのイベント、京都の書店〈誠光社〉や〈ホホホ座〉、
大阪のクリエイティブチーム〈graf〉、
ベーカリー〈パンとお話 Appleの発音〉、
台湾で人気の出版社など、インディペンデントなつくり手から
大手出版社までが集合し、とにかくにぎやかでおもしろそう!
というのも、主催は大阪を拠点にローカル・カルチャーマガジン
『IN/SECTS』を発行するLLC インセクツ。
雑誌をつくるなかで出会ったつくり手たちが
一堂に会するとあって、ユニークな出店者が揃っているんです。
『IN/SECTS』Vol.7
本が好きな方は、いくら時間があっても足りないかもしれません。
京都の本屋〈YUY BOOKS〉〈MONTAG BOOKSELLERS〉、
フットボールカルチャーマガジン〈SHUKYU Magazine〉、
美容師のための文藝誌〈髪とアタシ〉、オリジナルな切り口の書評誌〈本の雑誌社〉、
台湾の出版社〈秋刀魚〉〈男子休日委員会〉、出版社〈リトルモア〉
〈パイ インターナショナル〉〈ミシマ社〉〈地球丸〉などが出店します。
雑貨や食品なども充実!
〈しまおまほのフリマホ〉、野菜のお店〈yamsai〉、
紅茶とキャンドル〈MATCH POINT〉、
播州織物〈仲井商店〉、雑貨のお店〈NEW PURE+〉
植物店〈裏庭植物店〉などが登場します。
さらに会場では、おいしいものも楽しめます。
〈ツキノワカレー〉や〈谷口カレー〉、
宝塚にある小さな食堂〈シチニア食堂 〉、
ベーカリー〈foodscape!〉、ドイツ菓子〈FrauPilz〉
料理人のyoyo.さんによる〈ベジしょくどう〉、
大阪・箕面で生まれた地ビール〈箕面ビール〉、
〈USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)〉など、
気になるお店がたくさん!
宝塚・清荒神さんのふもとにある小さな食堂〈シチニア食堂 〉
料理開拓人・堀田裕介さんのお店〈foodscape!〉
スパイスを効かせた和風出汁ベースのカレー〈ツキノワカレー〉
もうすぐ長野県大町市にて
〈北アルプス国際芸術祭2017 〜信濃大町 食とアートの廻廊(かいろう)〜〉が始まります。
6月4日(日)から7月30日(日)までのあいだ、
市内のあちこちで展示やイベントが行われ、
信濃大町の生活文化を表現する「食」と、その魅力を再発見する「アート」に出会えます。
総合ディレクターは北川フラムさん。
北川さんといえば〈大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ〉
〈瀬戸内国際芸術祭〉など、数々の芸術祭や
プロジェクトを手がけてきたアートディレクター。
VIDEO
「北アルプスの山々から流れ迸(ほとばし)る伏流水が潤す、
扇状地に囲まれた長野県大町市。
かつては水路が家の中につくられ、清らな水がまちの中まで流れ込んでいました。
また、水は豊かな森と生活文化を生み出し、
独自の美味しい食文化を創ってきたのです。
北アルプス国際芸術祭は、扇状地をつなぐ廻廊から山々を見遥かし、
青い天空を水場から仰ぐ試みです。
国内外から選ばれたアーティストは、南北の植物が混生し、
日本列島を縦に貫く特徴ある地形、歴史に向き合い、
鮮烈で爽やかなアート作品をつくりだすでしょう。
そして地域全体で取り組む食のおもてなしが
来訪者を楽しませてくれることでしょう」(北川さん)
かつて塩の道千国街道の宿場町として栄えた大町市街。町家造りの家々の床下には、今も当時から続く水路が流れています。
大地の芸術祭では〈こへび隊〉、瀬戸内国際芸術祭では〈こえび隊〉という
ボランティアのサポーターチームとともに芸術祭をつくってきた北川さん。
北アルプス国際芸術祭でも、地元をはじめ、全国から集まったボランティアの方たちが
お手伝いに参加し準備が進んでいるようです。
大阪の新世界で新しい祭〈セルフ祭〉を興したり、インドにまちがった相撲を広めに行ったりしているアーティスト、コタケマンさん。もう現地で制作に入っています! Photo:Tsuyoshi Hongo
“漁業をかっこよく”をコンセプトに、海に関わる仕事のひとたちで結成された
宮城県石巻市の〈フィッシャーマン・ジャパン〉。
コロカルでのご紹介記事はこちら↓
【関連記事】三陸から始まる1000人の“フィッシャーマン”をつくるプロジェクト
漁師さんといえば早起き、というわけで、
早朝から海で働く漁師さんが、電話で起こしてくれる画期的な
モーニングコールサービス〈FISHERMAN CALL 〉を考案!
石巻市が主催となり、スタートしました。
これはWebサイトから石巻市の個性豊かな漁師さんたちを選んで、
実際に電話をかけてもらうもの。
いわば“早起きのプロ”である漁師さんが、
日本の朝に弱い若者たちを電話で起こしてくれます。
このサービスで、漁師と若者の交流機会を増やすことも狙っているのだそう。
2017年5月10日より31日まで期間限定で申し込みを受け付けています。
VIDEO
いったいなぜ、このサービスを始めたのでしょうか……!?
フィッシャーマン・ジャパンさんに聞いてみたところ、
アートディレクターの安達日向子さんがお答えくださいました。
ー サービス開始からネットで大きな話題 になっていますね。このサービスを始めた理由は?
フィッシャーマン・ジャパンは、石巻市と宮城県漁協と、
水産業の未来のために、漁業の担い手育成事業に取り組んでいます。
漁師を増やすためにはどうすればいいか?と、考える中で、日常生活において
若者と漁師の接点がほとんどないことに着目し、若者と漁師がダイレクトに交流し、
漁師に興味をもつ機会を増やそうと考えました。
モーニングコールしてくれる漁師さんのラインナップ
ー 早起きに着目したのが新しいですね。
世の中では「朝活」「エクストリーム出社」という言葉が広がっているようですが、
我々漁師にとっては早起きは当たり前です。早起きしないと食っていけません。
そこでふと、「早起きが当たり前」ということは、漁師ならではの強みなのではないか?
と思いつきました。
そんな漁師の武器を生かして、朝に弱い若者の早起きをサポートすることで、
今までになかった漁師と若者の交流機会を増やせるのでは?
そんなことを考え、このサービスを立ち上げました。
大学生をターゲットに設定し、話題となるコンテンツを通して、
まずは水産業、漁師に興味をもってもらうことを入り口としています。
ー どんな反響がありましたか?
ネットでの反響が大きく、「面白い」「気持ちよく起こしてくれそう」と
いったポジティブな感想が多いです。
ただ、漁師になる男性だけに興味をもってもらいたいわけではありません。
漁業の現場においても女性の存在なしでは漁師はやっていけない。
結局生業を支えているのは女性です(実はフィッシャーマン・ジャパンのロゴ には
そういう思いで女性のマークが隠されています)。
そして、一般的には消費の接点も女性からはじまることが多く、
女性にもっと海を、漁師を、海産物を知ってもらう(思い出してもらう)ことが、
島国日本の大事な食文化である魚食の復活、そして漁業を元気にすること
につながると思ってます。
愛知県豊橋市近郊で、生産されている伝統工芸品〈豊橋筆〉は、
書道用をはじめ、日本画用や化粧用など、
用途に合わせて何百種類もつくられている高級筆。
専門家からも高い評価を得ています。
そんな豊橋筆の高い技術から着想し、誕生したのが
この “子ども用の洗顔ブラシ”〈福筆〉です。
〈福筆〉
〈福筆プロジェクト〉の発起人は、豊橋市役所の吉開仁紀さん。
もともとは、豊橋筆の素晴らしさを伝えるために、
自主的に筆の体験イベントを開催していたそう。
さまざまな人に豊橋筆についての相談をしている中で、
あるとき、親友のデザイナーから
「筆の技術で子どもを洗うブラシを開発しては?」と
アドバイスをもらったことが開発のきっかけに。
〈豊橋筆〉は職人が毛一本単位で作るため、穂先は非常に繊細。
その技術が、デリケートな子どもの肌を洗うためのブラシに最適なんです。
そして、忙しいママやパパにとって、
お風呂は大切な親子のコミュニケーションの時間であることに目をつけ、
「親子浴のためのツールを作れば、豊橋筆の新たな展開が生まれる!」と
子ども用洗顔ブラシのアイデアに可能性を感じた吉開さん。
それから1年間、職人さんと試行錯誤を重ね、ようやく完成したのが〈福筆〉です。
左から、福筆プロジェクトの発起人・吉開仁紀さん、豊橋筆の職人・川合福男さん、お弟子さんの中西由季さん。福筆というネーミングは、川合さんの下の名前から1文字いただいたそうです。
福筆の毛先は天然素材100%。きめ細やかな肌触りを表現するため、
一度も切られていないバージンヘアーのみを、
1本1本、手作業で選別していきます。
持ち手には、奥三河の柔らかな感触のヒノキが使われ、
木工職人がひとつひとつ手作りで仕上げていきます。
持ち手は、子どもが握りやすいデザインになっているのもこだわりのひとつ。
子どもが自分自身で洗ったり、親の顔を洗ってあげることも可能です。
毛の選別作業。最良の毛を見つけるために1本1本丁寧に選別していく。
東京・上野にある恩賜上野動物園には、
約350種類の動物だけではなく、都心に残された豊かな自然、
130年以上におよぶ歴史など、まだまだ知られざる魅力があります。
そんな上野動物園の裏側を探求できる
スマートフォン・タブレット向けサイト〈UENO PLANET〉をごぞんじですか?
UENO PLANET from UENO PLANET on Vimeo .
テーマは「未知の惑星、上野動物園」。
2017年2月にオープンすると、SNSなどで
「動物園の空間のおもしろさを、めっちゃハイクオリティな
デザインでたっぷり見せる」と話題になりました。
ユニークなのは、動物園をひとつの惑星に見立て、
普段は見過ごしがちな動物たちの姿や家、植物などにスポットをあてていること。
コンテンツは、動物たちの模様を紹介する「PATTERN(模様)」
家を紹介する「HOUSE(家)」
夜行性動物を紹介する「NIGHT(夜)」
動物園で働く人を紹介する「PEOPLE(人)」などなど!
福島県相馬市にある、松川浦。
ここは、福島県唯一の潟湖(せきこ)で、
江戸時代から風光明媚なリゾートとして愛されてきた場所。
東日本大震災の津波により甚大な被害を受けましたが、
現在はもとの姿を徐々に取り戻しつつあります。
復旧した松川浦大橋
〈斎春〉の本まぐろ定食
松川浦の魅力は、なんといっても新鮮な海の幸!
ということで、ランチに訪れた松川浦の人気店、
食堂〈斎春〉の売店にて、珍しいお菓子を見つけました。
試食コーナーに見慣れぬお菓子が……。
それがこの〈のりピー〉。
パリパリの味付け海苔に、香ばしいピーナッツが乗っかっています。
試食してみると、初めての組み合わせ!そして、ものすごくおいしい!
手が止まらず、そのままお買上げしてしまいました。
いまやすっかりお馴染みとなった“マシュマロ”。
この技法を日本で初めて取り入れた和菓子〈つるの玉子〉を作ったのが、
岡山県岡山市で創業130年の和菓子店〈つるの玉子本舗〉。
明治20年に岡山のメインストリートである
桃太郎大通りに〈つるの玉子本舗〉を創業以来、
いまもその伝統を守っています。
創業当時
現在の店舗
〈つるの玉子〉
〈つるの玉子〉は、初代・下山治四郎さんが、
後楽園の鶴の姿をヒントとして作りあげたもの。
マシュマロの中に餡を包んだ斬新な和菓子はまたたく間に大ヒット商品となり、
岡山を代表する銘菓となりました。
〈つるたま〉
そんな、つるの玉子本舗から、新ブランド〈つるたま〉が登場!
初代が生み出した菓子づくりの原点に帰った、
新しいマシュマロ和菓子のブランドです。
マシュマロと羊羹の異なる食感と、味の組み合わせ楽しむ
創作羊羹〈重- ju〉や表裏マシュマロ〈円- en〉など、
斬新な和菓子がラインナップしています。
食材も、かぼちゃや木苺など、ユニークなもの。
東北最大の都市、宮城県仙台市。
“観光ガイドには載っていない仙台らしさ”を、
地元の人が発信するカルチャーWebマガジン『SEN.』(セン) が
リニューアルオープンしました。
『SEN.』は、仙台市で活動する、
社会人と大学生の有志が行っているプロジェクト。
トークやワークショップなどのイベント、ZINE(フリーペーパー)、
そしてカルチャーWebマガジン『SEN.』の発信が主な活動で、仙台市中心部にある
シェアオフィスなどを含む複合施設〈THE 6〉を拠点にしています。
カルチャーWebマガジン『SEN.』。イラストは仙台にゆかりのあるクリエイター、伊藤眸 さんの作品。
Webマガジン『SEN.』のテーマは、仙台の文化の点を線でつなぐこと。
仙台の文化的な場所やひと、アートなどにフォーカスした記事を、
市民ライターを含めた執筆者たちが、
それぞれの視点で切り取った情報を発信しています。
仙台の人なら誰もが知る“三原堂 ”
仙台は住みやすいまちと言われますが、「仙台のいいところはどこ?」と
改めて聞かれると、「いや、別に……」と答えてしまったりして、
自分のまちに誇りを持つ“シビックプライド”がちょっと足りないような……。
牛タンやずんだだけじゃない仙台の魅力を見つけて、
地元から発信することを目標にしているのだそう。
写真:はま田あつ美(Rim-Rim)
市民ライターの記事のほか、異分野で活躍する仙台のキーパーソン同士が
対話をするシリーズ『SEN.点と点をつなぐインタビュー』も展開中。
第1回は「料理と建築の鮮度」をテーマに、
宮城県内で生産された鮮度の良い野菜をつかったレストラン
〈野菜屋カフェヴェルデ〉のオーナー・奥村隆さんと、
建築家の川上謙さん(LIFE RECORD ARCHITECTS)が対談しています。
料理と建築、両者の仕事の流儀がつまった対談はヒント満載。
記事はこちら から。
トークセッション『仙台の文化の拠〝点〟を〝線〟でつなぐには?』
ほか、『SEN.』ではイベントやトークセッションの企画・開催を通して
仙台を面白くするための活動を行っています。
3月18日(土)には、「仙台の文化を、どのように繋いでいくのか?」を考える
トークセッション『仙台の文化の拠〝点〟を〝線〟でつなぐには?』が開催されました。
京都市にある、京都唯一の製菓専門学校〈京都製菓技術専門学校〉。
ここはパティシエ、和菓子職人、ブーランジェなど、
製菓分野全般のスペシャリストを育てる学校なのですが、
そんな未来の職人たちが作るオリジナルスイーツショップが、
5月29日(月)から〈京都製菓技術専門学校〉の学内に期間限定でオープンします。
このショップは、実は〈SHOP&CAFE実践〉という授業の一環として、
以前から行われているもの。
パティスリー・ショコラ上級科、カフェスイーツ上級科、
パン上級科、和菓子上級科の学生たちが、
お菓子の製造、接客、販売まで、店舗運営の全てを自分たちの手で行っているんです。
営業期間は、前期が2017年5月29日(月)から7月20日(木)まで。
後期は2017年9月21日(木)から2017年12月8日(金)まで。
学内にパティスリー、カフェ、和菓子処、ベーカリーの4店舗を
設置し、交代で営業します。
兵庫県丹波市にあるパティスリー〈中島大祥堂 丹波本店〉。
築150年のかやぶき古民家を移築し再建したモダンなデザイン店内で、
地元の丹波栗を100%使った贅沢なケーキなどを提供するパティスリー&カフェです。
中島大祥堂 丹波本店
このたびオープン2周年を記念し、
新作スイーツ〈多田錦ゆずのムース〉が登場! お値段は550円(税別)。
年間1トンしか収穫されない奥丹波の“多田錦ゆず”を使い、
ゆずをかたちどったオリジナルのスイーツです。
中にはミルクチョコレートクリームが
〈多田錦ゆずのムース〉は、
奥丹波(兵庫県福知山市長尾)にある契約農家・大槻さんによって育てられた
“多田錦ゆず”を使い、丹波本店のシェフパティシエが葉の形までこだわって作ったもの。
多田錦ゆずは、一般的な本柚子よりも小ぶりで、豊かな香りや果汁が多いのが特徴。
甘酸っぱいゆずの風味と、中に入ったミルクチョコレートクリームが相性抜群。
SNS映えするルックスも気になります。
2017年6月2日(金)~7月31日(月)、
〈京都センチュリーホテル〉の〈オールデイダイニング ラジョウ〉にて、
抹茶スイーツビュッフェ〈MATCHA Sweet Garden〉が開催されます。
今回、ビュッフェで提供されるスイーツやフードは、
宇治茶専門店〈祇園辻利〉の抹茶を使用。
和と洋が融合した全90種類のオリジナル抹茶メニューを味わえます。
さらに、初夏の涼やかなガーデン空間を演出した内装を手がけるのは、
創業200年を迎えるライフスタイルショップ〈INOBUN〉。
地元京都の老舗ショップとのコラボレーションで、
「スイーツ×抹茶×空間」すべてを楽しめる新感覚のスイーツビュッフェを提案します。
まず、席に着いて最初にいただくのは、
パティシエからのおもてなしの一皿〈ヴェリーヌペーシュ〉。
さっぱりとした白桃のコンポートとジュレに、
抹茶のアイスクリームを合わせ、茶花の模様をあしらった
竹炭のラングドシャを添えた和×洋のマリアージュです。
パティシエのこだわりが詰まった〈ヴェリーヌペーシュ〉
ここで、もうひとつのお楽しみが!
この〈ヴェリーヌペーシュ〉の中に一粒のイチゴが入っていたら、
それは大当たりの印! 見事、幸運を掴んだ方には、
フルーツコンポート〈フルーツガーデン〉をプレゼント。
こちらはなんと、毎日1名だけしか食べられません!
マスカットやキウイ、パパイヤなど涼やかな
季節のフルーツが入ったスペシャルな一品です。
毎日1名が食べられるスペシャルな〈フルーツガーデン〉。初夏をイメージした爽やかなフルーツコンポート。
宮城県気仙沼市は、美しいリアス式海岸に〈気仙沼港〉を持ち、
カツオやマグロの水揚げ量は日本有数。
さらに日本一のフカヒレの生産地としても有名な港まちです。
そんな気仙沼で、“港まちならでは”のお仕事体験ができるプログラム
〈ちょいのぞき気仙沼〉がじわじわ人気を集めています。
もともと市内にランドマークや観光地が少なく、
「どうしたら気仙沼に足を運んでもらえるか」と課題を抱えていた気仙沼市。
そこでバラエティ豊かな水産業のお仕事内容に目をつけて、
「気仙沼の仕事を体験できるプログラムをつくろう!」と2015年にスタートしました。
体験場所は、造船所や水産加工場など、普段はなかなかお目にはかかれない場所ばかり。
親子で参加するのはもちろん、大人同士でも楽しめるプログラムが用意されています。
当初は月に1度限りの開催でしたが、回を重ねるごとに参加者が増え、
今年の4月からは毎週末に開催することが決定!
今回は、レギュラー開催している人気のプログラムをピックアップしてご紹介します。
〈ちょいのぞき気仙沼〉MAP
マップを拡大
まず紹介するプログラムは、〈氷屋探検〉。毎日港にやってくる
魚の鮮度を保つのに必要不可欠な氷をつくる製氷所で、
重さ135キロの巨大氷がつくられる過程を見学します。
マイナス10度の貯冷庫に潜入したり、
ノコギリを使って、氷の切断にチャレンジできます。
その後は、自分でカットした氷からかき氷をつくり、
試食できるという大満足のプログラムです。
貯冷庫内、ずらりと並んだ巨大氷は迫力満点!
大きな氷はノコギリを入れるのも一苦労!
気仙沼産のイチゴを使ったシロップを贅沢にかけて、いただきます!
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私たち日本人にとって、ごくありふれた、日常の飲み物である「お茶」。
そのお茶が本来持つ美しい味や、
エナジードリンクのような力強さといった魅力を、多くの人と共有したい。
そんな想いがつまった新しいスタイルの茶葉店〈幻幻庵 / GEN GEN AN〉が、
2017年4月17日、東京・渋谷に誕生しました!
江戸時代に煎茶道を広めた“売茶翁(ばいさおう)”が、
最後に構えた庵の名から名付けられたという〈幻幻庵〉。
“NEXT STANDARD TEA HOUSE” をテーマにかかげ、
新しい「まちの茶屋」スタイルを提案していきたいそうです。
そもそもお茶が日本へもたらされたのは8世紀のこと。
命がけの航海の末、中国へ渡った遣唐使の人々が、
必死の想いで持ち帰ってきた植物……。
それこそが、今や日本人のソウルドリンクとなったお茶でした。
お茶と出会った日本人は、その底知れない可能性にのめり込んでいきました。
からだを温めるだけではなく、心身のバランスをととのえ、
気持ちを落ちつけたり、感覚や感性を研ぎ澄まさせたり……
といったお茶の力。
ときに“癒やし”を与え、
ときに人々のクリエイティビティを刺激し、“覚醒”させるお茶は、
「究極のエナジードリンク」として、常に日本人の文化の傍らにあったと言えます。
幻幻庵は、そんなお茶の原点、
1500年前に冒険者たちが届けたお茶の素晴らしさや楽しみを、
フレッシュな気持ちで感じてもらいたいと考えているそう。
1989年7月より運行を続けてきた〈トワイライトエクスプレス〉(大阪〜札幌間)が、
運行終了となったのは2015年3月。
鉄道ファンのみならず、寝台列車の旅のロマンに胸躍らせていた人にとっては
大変残念なニュースでした。
そのトワイライトエクスプレスの伝統と誇りを受け継ぐ新たな寝台列車が、
2017年6月17日に運行を開始します。
1日に1か所立ち寄り観光をし、1泊2日だと2か所立ち寄ります。
山陽コース(下り)1泊2日の、せとうちの歴史に触れる旅では、
大阪・京都を出発し、倉敷駅(大原家旧別邸など)、
南岩国駅(錦帯橋、古川資料館)に立ち寄って観光し、
車内から、明石海峡や、和気町、尾道水道、瀬戸内海などが眺められます。
山陰コース(下り)1泊2日の、文豪と維新の歴史をたどる旅では、
大阪から京都を経て山陰線に入り、
城崎温泉駅、萩駅・東萩駅(松下村塾など)に立ち寄り下車して観光し、
余部橋梁、折居海岸、世界遺産の萩反射炉、深川湾を車内から見ることができます。
また、立ち寄り場所を変えたそれぞれの上りのコースもあります。
惣郷川橋梁を通る瑞風。
外観は、N700系など数々の列車のデザインを手がけてきた
インダストリアルデザイナー・福田哲夫さんによるデザイン。
デザインコンセプトは「ノスタルジック・モダン」。
トワイライトエクスプレスの伝統と上質さを表現した「瑞風グリーン」の車体は、
自然にもよく馴染みます。
丸目のヘッドライトや、往年のボンネット型を彷彿とさせる運転室などが懐かしさを感じさせます。
日本の伝統食としてしられる“もち”ですが、
一般的な食べ方は、あんこやきなこ、雑煮など。
しかし一関市を含む岩手県南地域には、ずんだもち、くるみもち、ごまもち、
しょうがもちなど、豊富なもち料理で知られています。
そんな郷土のもち食文化をまとめようと、
コロカルがお手伝いした冊子『もちのまち』がこの度、完成しました。
冊子では、歴史、暮らし、もち料理、市内へのアンケート結果、
もち食の雑学などさまざまな方向から一関のもちカルチャーについてまとめられています。
稲がたわわに実った一関市、萩荘地区の棚田の風景。
もちにまつわる雑学を集めたページ。デザインは、朴なおみさん。イラストは、表紙とともに、服部あさ美さん。
かつては、年中行事や冠婚葬祭のごちそう、冬季の保存食として親しまれ、
春はよもぎもち、夏はずんだもちや豆腐もち、秋はくるみもち……など、
季節の食材を使い、工夫を凝らしたもち料理が親しまれてきました。
地域や家族の最大の「おもてなし」だったもち料理ですが、
昔に比べてその機会もだんだんと減っているそうです。
結婚式には、庭で近所のみなさんが集まり、縦につく千本杵を使って大勢でついて祝ったそう。(写真:『年月のあしおと』より)
冊子では今も家族でもちつきを楽しんでいるという千葉さんご家族を取材。
特に千葉さんの住む花泉地区は、一関でももち料理がさかんなエリア。
7月に、日本一のもちつき大会というお祭りまで開催されているところです。
かまどでしっかり蒸したアツアツのもち米をついていきます。
千葉さんは、自家栽培のもち米〈コガネモチ〉で、
毎年お正月やイベントなどで杵と臼でついていて、
機械でつくのとは比べられないおいしさがあると言います。