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posted:2017.5.8 from:東京都渋谷区 genre:食・グルメ
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writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。
私たち日本人にとって、ごくありふれた、日常の飲み物である「お茶」。
そのお茶が本来持つ美しい味や、
エナジードリンクのような力強さといった魅力を、多くの人と共有したい。
そんな想いがつまった新しいスタイルの茶葉店〈幻幻庵 / GEN GEN AN〉が、
2017年4月17日、東京・渋谷に誕生しました!
江戸時代に煎茶道を広めた“売茶翁(ばいさおう)”が、
最後に構えた庵の名から名付けられたという〈幻幻庵〉。
“NEXT STANDARD TEA HOUSE” をテーマにかかげ、
新しい「まちの茶屋」スタイルを提案していきたいそうです。
そもそもお茶が日本へもたらされたのは8世紀のこと。
命がけの航海の末、中国へ渡った遣唐使の人々が、
必死の想いで持ち帰ってきた植物……。
それこそが、今や日本人のソウルドリンクとなったお茶でした。
お茶と出会った日本人は、その底知れない可能性にのめり込んでいきました。
からだを温めるだけではなく、心身のバランスをととのえ、
気持ちを落ちつけたり、感覚や感性を研ぎ澄まさせたり……
といったお茶の力。
ときに“癒やし”を与え、
ときに人々のクリエイティビティを刺激し、“覚醒”させるお茶は、
「究極のエナジードリンク」として、常に日本人の文化の傍らにあったと言えます。
幻幻庵は、そんなお茶の原点、
1500年前に冒険者たちが届けたお茶の素晴らしさや楽しみを、
フレッシュな気持ちで感じてもらいたいと考えているそう。
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土・光・技など、1年半をかけ
スペシャリストと共に研究を重ねた“健やかに飲める最高に美味しいお茶”、
土地の味“テロワール”を感じさせるお茶が、ここに生まれました。
主役となる「お茶の葉」と、訪れる「人」をつなぎ、
驚きや感動、新たな価値を届ける茶葉店・幻幻庵。
お店で、家で、選び抜かれた希少なお茶をじっくりと味わえば、
今まで気づかなかった新鮮なお茶の魅力に出会えそうです。
information
幻幻庵/GEN GEN AN
住所:東京都渋谷区宇田川町4-9 昭和ビル1F
営業時間:月〜木曜 11:00〜23:00、金〜日曜11:00〜24:00
ホットティー
玉緑茶(冴え緑・朝露)各450円/ほうじ茶 400円/紅ほうじ茶 450円/カモミールほうじ茶 450円/レモングラスほうじ茶 450円/釜炒り茶 450円/釜炒り玄米茶 450円
アイスティー
水出し茶・ゆず緑茶・レモングラス緑茶 S350円/M400円/L450円 アイスティー S400円/M450円/L500円
※価格はいずれも税込
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