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群馬県の上毛かるたがアプリに!
〈札ッシュ!! 上毛かるたGO!〉
ゆかりの地で札集めしながら
グンマーを開拓せよ

コロカルニュース

posted:2017.5.25   from:群馬県  genre:活性化と創生 / エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

群馬の上毛かるた(じょうもうかるた)がスマホゲームに

群馬を代表する郷土かるた〈上毛かるた(じょうもうかるた)〉が
スマートフォンで遊べるアプリになりました!

使い方は「伊香保温泉」や「ねぎとこんにゃくの名産地・下仁田」など、
上毛かるたゆかりの地でスマートフォンをかざすと札とりができ、
44種のかるたを集めるというもの。

さらに、パートナー店で一定金額の買いものをすると
杉の木からつくった木製かるた〈カルカ〉の札をもらえます。

クラウドファンディングから始まったというこのアプリ。
上毛かるたの全国大会〈KING OF JMK〉のみなさんが企画し、
「せっかく作るなら、もっと群馬の観光に直結するようなアプリに育てたい」と
さまざまな工夫が盛り込まれたのだとか。

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一体なぜ? 群馬で〈上毛かるた〉が熱いわけ

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そもそも群馬の上毛かるたとは?

アプリのもとになった〈上毛かるた〉が発行されたのは、1947年のこと。
後に二松学舎大学学長になった浦野匡彦さんという方が
「群馬の子供たちに故郷の歴史や文化を伝えたい」と企画。
上毛新聞紙上で構想を発表し、
県内各地から題材を募り完成させたそうです。

そして翌、1948年には〈第1回上毛かるた競技県大会〉を開催。
なんとこの大会は、現在も続いています。
これが上毛かるたが「群馬県民ならば全札を暗記していて当たり前」と
いわれる所以なのかもしれません。

さらに2013年には、全国に散らばった上毛かるたの猛者たちを集めて
日本一を決めようと、全国大会〈KING OF JMK〉を開催。
こちらも毎年盛り上がっているよう。群馬のかるた熱、熱いですね!

アプリのダウンロード開始は2017年5月24日(水)から。
Google playやApp Storeにて「札ッシュ」「上毛かるたGO」で検索すると
ダウンロードページが表示されます。
群馬にお住いの方、群馬に行かれる方はぜひチェックを。

information

札ッシュ!! 上毛かるたGO

Web:札ッシュ!! 上毛かるたGO! KING OF JMK

開発元:株式会社クライム

企画:大人の上毛かるたKING OF JMK

協力:群馬県文化振興課、上毛新聞社

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