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posted:2017.5.11 from:兵庫県丹波市 genre:食・グルメ
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
兵庫県丹波市にあるパティスリー〈中島大祥堂 丹波本店〉。
築150年のかやぶき古民家を移築し再建したモダンなデザイン店内で、
地元の丹波栗を100%使った贅沢なケーキなどを提供するパティスリー&カフェです。
このたびオープン2周年を記念し、
新作スイーツ〈多田錦ゆずのムース〉が登場! お値段は550円(税別)。
年間1トンしか収穫されない奥丹波の“多田錦ゆず”を使い、
ゆずをかたちどったオリジナルのスイーツです。
〈多田錦ゆずのムース〉は、
奥丹波(兵庫県福知山市長尾)にある契約農家・大槻さんによって育てられた
“多田錦ゆず”を使い、丹波本店のシェフパティシエが葉の形までこだわって作ったもの。
多田錦ゆずは、一般的な本柚子よりも小ぶりで、豊かな香りや果汁が多いのが特徴。
甘酸っぱいゆずの風味と、中に入ったミルクチョコレートクリームが相性抜群。
SNS映えするルックスも気になります。
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多田錦ゆずはかつて、多くの柚子生産者組合の方々によって育てられていたのですが、
過疎や栽培の難しさから、今では生産農家は3軒にまで減少。
鋭い針を持っているため、高齢の生産者が手作業で収穫するには厳しいのだそう。
生産量も年間1トンになってしまい、市場にも出回らない希少な柚子となりました。
しかし、豊かな香りと美味しさゆえに、いまもその歴史をつなぐ貴重な多田錦ゆず。
〈多田錦ゆずのムース〉は中島大祥堂 丹波本店にて
2017年6月まで提供予定です。※材料が無くなり次第終了
information
中島大祥堂 丹波本店
住所:兵庫県丹波市柏原町柏原448番地
TEL:0795-73-0160
営業時間
平日 11:00〜17:00(16:30L.O. ※ピッツァ15:00L.O.)
土日祝 パティスリー 10:00〜17:30、カフェ 11:00〜17:30(17:00L.O.)
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