信州は意外な“粉もん文化”の聖地!? 夏に食べたい長野の粉もん郷土料理

おやきにニラせんべい、五平餅も! 長野の粉もん文化

小麦粉消費量日本一の都市はどこかご存知ですか?
たこ焼きやお好み焼きが名物の大阪? 広島? 
それとも、讃岐うどんの高松? 
いえいえ、実は長野なんです!(総務省「家計調査」2017年版より)

というのも、長野は昔から、小麦粉の皮で野菜などの具を包んで焼いたり
蒸かしたりした「おやき」や「すいとん」など独自の“粉もん(粉食)文化”が発達し、
1日に1食は粉ものを食べる習慣があったからだそう。

確かに、私事で恐縮ですが、思い返せば幼少期のおやつは
「ニラせんべい(ニラが入った小麦粉の薄焼き)」が定番でしたし、
週に1度は祖母が打つ手打ちうどんが食卓に並びました。

「ニラせんべい」はおやつにも食事代わりにもなる素朴な郷土食。砂糖味噌や砂糖醤油をつけて食べるほか、あらかじめ生地に味噌で味つけをするなど、つくり方も家庭によってさまざま。

「ニラせんべい」はおやつにも食事代わりにもなる素朴な郷土食。砂糖味噌や砂糖醤油をつけて食べるほか、あらかじめ生地に味噌で味つけをするなど、つくり方も家庭によってさまざま。

「長野市を中心に広がる善光寺平は古くから米と麦の二毛作が行われていて、
米を節約するため1日1食は小麦粉を主食にしていたことから
粉もん文化が根づいたのだと思います」
と話すのは、おやき専門店〈ふきっ子おやき〉店主で、
おやきの食文化を守り魅力を発信する〈信州おやき協議会〉の
会長でもある小出陽子さんです。

長野でおやきといえば、まず名前が挙がる小出さん。2004年、都内の外資系建設コンサルタント会社を退社し、母親が開業したおやき屋を継承。〈信州おやき協議会〉の立ち上げにも尽力してきました。

長野でおやきといえば、まず名前が挙がる小出さん。2004年、都内の外資系建設コンサルタント会社を退社し、母親が開業したおやき屋を継承。〈信州おやき協議会〉の立ち上げにも尽力してきました。

例えば、ご飯に小麦粉を加えてこねて焼いた県北部の郷土食
「こねつけ」は、お釜に残ったご飯を無駄にしないため、
水でふやかして小麦粉で割り増ししてつくられたのがはじまりだとか。

またニラせんべいは、ニラが一番採れる夏の時期の手軽な“おこびれ”
(長野の方言で「おやつ」の意)として広まったそう。
つまり、長野では小麦粉が収穫できたために食生活には困らなかったのです。

ニラせんべいのアレンジとして、夏や秋には長野名産の「丸なす」を使って「なすせんべい」をつくる家庭も。

ニラせんべいのアレンジとして、夏や秋には長野名産の「丸なす」を使って「なすせんべい」をつくる家庭も。

「郷土食としてこれほどバラエティに富み、いろいろな用途で
さまざまなつくり方をされている包括的な粉もん文化は、
あまり他県では見られません」と小出さん。
これは、長野が小麦粉の産地だからこそ、という理由もひとつにあるようです。

小出さんは、「山々に囲まれた信州の中でも
稲作の不向きな山間部で小麦粉やそば粉を使った粉もん文化が育まれてきたので、
おやきは食材に恵まれない地域の食べ物と思われがちですが、
私は裕福な食べ物だったと思うんです」と言います。

というのも、おやきは日常の“ケの日”に食べられていただけでなく、
行事や仏事にちなんだ“ハレの日”に食べる風習もあったからだそう。

特に夏は、なすやニラなど豊富に採れる夏野菜の加工のひとつとしておやきがあり、
昔は8月上旬に収穫が始まった長野特有の丸なすが
“初物”として、ご先祖さまに供えられてきました。

また、もうひとつ、お盆の定番の「あんこのおやき」も、
貴重な砂糖を使ったご馳走でした。こうした理由から、
いまも長野ではお盆には丸なすとあんこのおやきが欠かせないのです。

長野の北部地域ならではの丸なすのおやき。素材を丸ごとスライスして味つけした味噌を挟むのがスタンダード。

長野の北部地域ならではの丸なすのおやき。素材を丸ごとスライスして味つけした味噌を挟むのがスタンダード。

瀬戸内文化に息づく 魅力を伝える空間 〈ENGAWA〉オープン!

広島市南区出島に、瀬戸内や江田島の魅力を伝えるスペース〈ENGAWA〉が
2018年9月8日(月)オープンします。
MADE IN 瀬戸内の作品、お茶、アート展などを通じて、情報発信を行うスペースです。

ENGAWAの内観

ENGAWA

ENGAWA内にオープンする瀬戸内茶房〈おちや〉

瀬戸内茶房〈おちや〉コーナーでお茶を入れる様子

瀬戸内茶房〈おちや〉

〈ENGAWA〉には、瀬戸内茶葉が楽しめる日本茶店〈おちや〉がオープン。
瀬戸内の和かな気候に育まれた茶葉を使った日本茶を楽しむことができます。

扱っている日本茶は、瀬戸内の無農薬、在来種を中心とした茶葉。
農薬や化学肥料を一切使わない上質な茶葉を製造し、
海外でワークショップも開催している〈Tea Factory Gen〉
代表の高橋玄機氏が監修するお店です。
和菓子は広島の和菓子店〈旬月神楽〉と連携しています。

食品から民芸品まで、風土に根付いた商品がそろう〈E-select shop〉

〈E-select shop〉

そしてもう一つのお店は、MADE IN 瀬戸内! 
食品から民芸品まで、風土に根付いた商品がそろう〈E-select shop〉。
瀬戸内の島々の温暖な風土で育まれた、生活用品・食品・民芸品
が揃うセレクトショップです。

なんと店内のショップは、西日本初、クレジットと
電子マネー決済のみ。現金使用できないのだそう!

〈WAX’ SHOELACE〉 静岡の老舗が生み出す 穏やかな気品 の蝋引きシューレース

静岡県富士市で創業60余年。老舗の町工場、津田製紐株式会社が手掛ける
ファクトリーブランドが〈T.S.BRAND〉です。このたび、職人技の蝋引き技術を生かした、
“穏やかな気品”をもつワックスシューレース〈WAX’ SHOELACE〉が発売されました。

〈T.S.BRAND〉は、津田製紐の若き三代目が展開するファクトリーブランド。
職人の想いが詰まったこだわりの紐商品を、新しい感性で提案していきます。

WAX’ SHOELACE

WAX’ SHOELACE

WAX’ SHOELACE

〈WAX’ SHOELACE〉のコンセプトは、「極上の艶」。
石目組という表面の均一な凹凸に、
蝋引き加工を施すことで紐の表情をより際立たせています。
一層ごと手作業で行われる蝋引き加工で制作されているために、
上質で丈夫、高級感を醸し出す艶が生まれています。
手にした際にクタッと曲がることなく、安定感が抜群です。

キャンバス地や革製のスニーカーから、タウンブーツまで、靴の素材を選ばない靴紐。
カラーはBLACK、WHITE、NATURAL、DARK BROWN、LIGHT GREYの5種類。
120cmと150cmの2サイズがあり、価格は1000円(税込)です。

庄内地方の水田に優しく浮かぶ 〈SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE〉 いよいよオープン!

坂茂氏設計の新たなホテル

世界的な建築家の坂茂氏が設計したホテル、
〈SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE〉(ショウナイ ホテル スイデン テラス)が
2018年9月19日(水)山形県鶴岡市にグランドオープンします!

山形県庄内地方で地方創生を行っているベンチャー企業〈ヤマガタデザイン株式会社〉が
「自然体で過ごす交流と滞在の拠点」をコンセプトにまちづくりの一環として
開業した宿泊滞在複合施設です。

山形庄内を象徴するランドスケープの一つである"水田"から着想を得ており、
水田に優しく浮かぶように建てられた木造建築は、四季や時の移ろいに合わせて表情を変え、
自然と調和した景観を作り出しています。

ツインタイプの部屋

ダブルタイプの部屋

全143室ある客室はすべて木造で
シンプルな美しさを追求した温もりのある空間となっています。
窓からは庄内平野の原風景や中庭など、趣ある景色を臨むことができ、
四季折々で表情を変える風景を一望することができます。

客室はダブル、ツイン、スイートタイプのお部屋と、団体利用を受け入れる
グループタイプのお部屋の計4種類が用意されています。

開放的な空間のレストラン

開放的な空間のレストラン

山形の食材をふんだんに使ったお料理

山形の食材をふんだんに使ったお料理

米どころとして知られる庄内地方。食材にもこだわり抜いています。
自社農場で収穫した無農薬野菜をふんだんに取り入れ、
地産地消と素材の良さを存分に活かした、庄内の旬を味わえる料理が提供されます。

月山を望むオープンテラスを備えた開放的な空間の中で、
お食事や飲み物を楽しんだり、地酒を取り揃えたバーで、夜のひと時を過ごしたり
庄内地方の魅力をたっぷりと五感を通して味わえます。

観光用車両〈ひえい〉 に乗っていこう! 〈FANTASTIC MARKET in えいでん八瀬比叡山口〉

2018年9月22日(土)、23日(日・祝)の2日間にわたり、
叡山電車八瀬比叡山口駅にて、
屋外マルシェ〈FANTASTIC MARKET in えいでん八瀬比叡山口
~ひえいに乗ってカーニバルマーケット〉が開催されます。
今春デビューした観光用車両〈ひえい〉と楽しむマーケットです。

FANTASTIC MARKET

〈FANTASTIC MARKET〉は、大阪のクリエイティブユニット〈graf〉が2010年から
運営するマルシェイベント。
叡山電車八瀬比叡山口駅での開催は、2回目となります。
マーケットの会場は、駅隣接のイベントスペースと車両のなか! 
食から雑貨まで、京都・滋賀を拠点とした店舗が出店します。

保存食labのブース

22日(土)には、ホットドッグの〈四月の魚〉や野菜・果実の保存食
〈保存食lab〉など17店舗。
23日(日・祝)は、中華粥の〈料理開拓人の広東粥〉、
ブレンドティーの〈TE-tea&eating〉など、充実の16店舗が出店。
コーヒーやお弁当、パン、焼き菓子や調味料の加工品など、様々なラインナップ。
会場では似顔絵切り絵やダンスパフォーマンスも。

観光用車両〈ひえい〉

23日(日・祝)の夜には、〈FANTASTIC NIGHT carnival! 秋の夜長を樂しむ食と音〉を開催。
ビールやワイン、おつまみを扱う7店舗が出店するほか、
〈mama!milk〉による心地よい音楽ライブを奏でます。

また、叡山電車出町柳駅を17時40分に出発する特別列車も運行。
電車内で、ソムリエがセレクトしたワインや、
料理家による前菜などが楽しめるイベント(参加費2,500円)も! 
お申込みはこちらのフォームから。

広島空港の チョコレートファクトリー 〈foo CHOCOLATERS〉 へ行こう! 

今年の3月、広島空港内にオープンしたチョコレート屋さん。
ヴィーガンのミルクチョコレートをテーマにした
〈foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)〉がいま、
広島の新名所として話題です。

このお店は、尾道市向島のチョコレート工場
〈USHIO CHOCOLATL〉から派生した新ブランド店。

〈USHIO CHOCOLATL〉のチョコレート

カカオと砂糖のみでつくられる〈USHIO CHOCOLATL〉のチョコレート。

乳製品や卵など動物性の材料は不使用。
農園から直接仕入れたカカオ豆と有機砂糖、ミルクの代わりにカシューナッツを
使用しているので、ヴィーガンの方も安心して食べられます。

カカオ豆の焙煎の様子

カカオ豆の生産者とダイレクトトレードすることで、フェアでクリーンなチョコレートづくりを目指す。

空港内のファクトリーでは、カカオ豆の焙煎から包装まで
すべての工程をガラス越しで見ることができます。
めずらしい手作りチョコレートづくりを見て購入できる、楽しいお店です。

お店のコンセプトカラーの藍色のコスチュームを着た店員さん

お店のコンセプトカラーは藍。その花言葉は「美しい装い」「あなた次第」。

倒産ドキュメンタリー! 書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』

2017年12月、山梨県に衝撃が走りました。
山梨県の峡北地域を中心に展開するローカルスーパー〈やまと〉が
突然閉店に追い込まれ、破産申請したというのです。
この出来事について、三代目で元社長の小林久氏による
書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』が出版されました。

書籍『こうして店は潰れた 地域土着スーパー「やまと」の教訓』書影

スーパーやまとは、1912年、山梨県韮崎市に鮮魚店として創業。
後にスーパーマーケットに業態転換し、
最盛期には16店舗、64億4,300万円を売り上げました。

105年の歴史に幕を閉じたのは突然のこと。
2017年12月6日早朝、倒産劇は1本の電話から始まりました。

「やまとが今日倒産するという話が出ている! 本当なのか?」

「社長、今日納品予定の商品が入ってきません!」

「社長、魚屋からも納品がありません!」

「米問屋が売場から商品を引き揚げています!」

業界でも先んじて移動販売車を走らせ、“買物難民”を救い、
レジ袋の有料化を推進し、生ゴミの堆肥化に取り組み、ホームレスを雇用し、
地元の要請に応えてシャッター通りとなった中心商店街へあえて出店するなど、
数々の斬新な取り組みで地域に貢献し、地元から愛された「スーパーやまと」。

その商売のあり方は、“地域密着”どころか、“地域土着”。
なぜ倒産に追い込まれたのでしょうか……?

〈LED SWAN BULB vintage filament〉販売開始! 白熱電球のような美しい フィラメントが実現

ビンテージ風の美しいフィラメントをLEDで再現! 
千葉県柏市の〈スワン電器株式会社〉が、カフェ風のLED電球6種
〈LED SWAN BULB vintage filament(LED SWAN BULB VF)〉を開発、
2018年10月から販売を開始します。

〈LED SWAN BULB vintage filament〉ボール電球

ボール電球

〈LED SWAN BULB vintage filament〉エジソン

エジソン電球

ビーコン電球

ビーコン電球

シャンデリア電球

シャンデリア電球

スワン電球

スワン電球

オーバル電球

オーバル電球

ガラスの中を複雑に行き交うフィラメント電球は、
空間を美しく演出してくれるため、
カフェなど雰囲気が重要視される場所で多く使われています。
しかし従来このフィラメント電球は、
電気代が高く寿命も短い、白熱電球でしか表現できませんでした。

これを、LEDで実現したのが〈LED SWAN BULB vintage filament〉。
白熱電球のように美しいフィラメントにするために、
柔らかく自由自在に変形できるLEDフィラメントを使いました。
LED電球では珍しく光の調節もでき、白熱灯に近い光を再現。
調光器対応、省電力、長寿命に加え、フィラメントの形状までも再現しています。

価格は、ボール電球が3,900円、シャンデリア電球が2,600円、
オーバル電球が5,400円(いずれも税別)。
全国インテリアショップで取り扱われる予定です。

中四国最大級、 岡山のアンティーク蚤の市 〈from West〉で 一生モノと出会いたい!

アンティーク好き待望のイベント
〈from West 〜人とモノが集う場所〜〉(以下、from West)が、
2018年9月29日(土)・30日(日)に岡山のRSKバラ園で開催します。

〈from West 〜人とモノが集う場所〜〉会場へのアクセスは車での来場がオススメ。

会場へのアクセスは車での来場がオススメ。

今年で3回目となる〈from West〉は
味わいのあるアンティーク品をコレクションした、中四国最大規模の蚤の市です。
岡山はもちろん、日本全国からアンティークショップやクラフト作家、
飲食店など、約100店舗が出店。

一生モノの掘り出し物をゲットすべく、朝早くから多くのひとが訪れるイベントです。

お店によって、アンティークのタイプはさまざま。状態も自分の目で確かめられるのがいいところ。

お店によって、アンティークのタイプはさまざま。状態も自分の目で確かめられるのがいいところ。

この市が特に「アンティーク」にこだわっているのは、楽しみ方が幅広いから。
使い方を考えるワクワク感、今あるものと組み合わせるケミストリー、
そしてモノの歴史をたどり想像する面白さ。
そうしたアンティークの楽しみ方を知ってほしいという思いが、
この蚤の市にはあふれています。

社食がおいしすぎるあの会社が 開いた〈駅前嵐山食堂〉で、 子ども食堂を開催中。 夏休み特別版も

社員食堂の食事がおいしすぎるということが話題を呼び、
埼玉県の武蔵嵐山町駅前に一般の方向けの飲食店〈駅前嵐山食堂〉を
4月にオープンした太陽ホールディングス。

その〈駅前嵐山食堂〉で今年の5月より月2回、子ども食堂が開催されています。
そのおいしさに毎度定員人数を超えて人が殺到しているとのこと。
その人気を受け、夏休み中の8月27日、
嵐山事業所の社食を使って大規模に子ども食堂を開催することが決定しました。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

太陽ホールディングスはスマートフォン等あらゆる電子機器にも入っている
絶縁インキの製造で世界トップシェアを誇る化学メーカー。
そんなメーカーが、地域の方のコミュニティーづくりの場として活用してもらいたい、
という願いを込めてオープンした食堂で、世界中で「食」に関する問題が取り沙汰されるいま、
ひとりでも多くの子どもたちに楽しい食事を届けられるよう、
「子ども食堂」をはじめました。

子ども食堂とは、地域住民や自治体が主体となって低料金で
子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指します。
2009年に初めて厚生労働省が相対的貧困率を公表したことで、
表面上は見えてこない貧困層の存在が社会的に認知されるようになりました。
また婚姻形態の変化により、ひとり親の家庭が半数を占めており、
孤食もあわせて問題となっています。

“もち食の多彩さ全国一”の 岩手県一関市 せつなくも美しい セミドキュメンタリー映像を公開!

お正月に供える鏡もち、
年明けにいただくお雑煮、季節の行事や祭礼でふるまわれる
あんこ、きなこ、ゴマをたっぷりからめた、おはぎやぼたもち、
醤油のこげるような香ばしい匂いをたどれば、店頭で焼かれる磯辺焼き。

日本の伝統食である “もち”。
地域別、県別、大きくわけて東西別と、
食べられ方、もちをつく日どり、供えられ方など、
多彩な文化がはぐくまれてきた食べ物のひとつです。

なかでも、「もちの食べ方の多彩さは全国一」といわれる、岩手県一関市。
北上川下流域の豊かな稲作地帯であるこのエリアには、
古くからもちにまつわる食文化が根づいています。
驚くことに、「もち暦」なるものが存在し、年に60回以上ももちをつくのだとか!

そんな一関市のもち食文化をテーマにした映像が、
一関youtubeチャンネルと、観光協会HPにて公開されました。

ストーリー

鎌倉~室町時代の景観をほぼ残しているといわれる、
岩手県一関市の骨寺地域(ほねでらちいき)。

ユナ(15歳)は、ここに住む中学3年生。
祖母の葬式に、臼と杵でどうしてももちがつきたいという祖父。
もちつき機でもおいしいもちはつける、と説得する家族ですが、
めったに我をはらない祖父の願いもあって、古来の方法でもちをつくことに。
思春期のユナは、仕方なくもちつきを手伝いますが、
祖父の表情からにじみ出る何かを敏感に感じとります。

ユナの通う本寺中学校は、今年いっぱいで閉校となることが決定。
親友のシホは隣町へ引っ越すことになり、
ひそかに想いを抱くタツ兄は、進学のため東京へ。
亡くなった祖母の声も忘れてしまいそうになったユナは、
すべてが自分のもとを去っていくような悲しみのなかで、
祖父との会話から、ひとつの思いをかため――。

一関のとある一年を、美しい風景のなかで綴った物語。

この映像のテーマは、“もち”。
テーマだけみれば、「?」と首をかしげてしまうかもしれませんが、
一関では、日々の暮らしや、ハレの日、人生の大切な場面には、
必ずもちをつくという文化があります。

この地において、もちをついて一緒に食べるという行為には、
互いに幸せをわかち合い、悲しさ、辛さも共に背負い、
絆を強める意味が込められているのだそう。
伝統や記憶が少しずつ消えようとしているなかで、
それぞれが抱く大切なものをつないでいこうと努力する人々が、この映像には描かれています。

伝統的なもちつきの風景、上棟式、神前への御供え、お祭り、伝統芸能。
どこかに置き忘れてしまっていたかのような、懐かしくもあたたかな暮らしの営みと、
泣きたくなるくらい美しい映像に、目が離せなくなるはずです。

今年も必見の新潟市 〈わらアートまつり2018〉。 稲わらから生まれた 巨大動物がすごい!

米どころ・新潟。そのなかでも、新潟市最大の農地面積を誇る
西蒲区を舞台に、稲わらでつくった巨大なオブジェを展示するイベント
〈わらアートまつり〉が2018年8月26日(日)に開催されます! 
武蔵野美術大学の学生と地域の方々のコラボレーションによって作られる、
毎年大人気のイベントです。

ライオン

2017年の作品「ライオン」

躍動感がすごいウシ

こちらは「ウシ」。躍動感がすごい……!!

昨年は9月2日、3日に開催され、「10×獣」をテーマにした5作品が完成。
過去最大級の大型作品「ライオン」の展示など、来場者を驚かせました。

今年は、武蔵野美術大学の学生39名が
区内に一週間滞在しながら、新潟市民と協働で作り上げます。
細部までこだわり抜いた作品が作れるのも、美大の学生ならでは。
リアリティのある作品を作るために、稲わら以外にも竹や麦わら帽子など、
様々な材料を使ってアイデアを出し合いながら完成させます。

ワインの魅力を満喫 〈星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳〉が 「ワインの学校」を開催

自然豊かな八ヶ岳エリアのリゾートホテル〈星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳〉。
日本有数のワインの産地という施設の立地を活かし「ワインリゾート」をコンセプトに、
味わうだけでなく、美しい葡萄畑の景色や醸造所の見学など、
トータルでワインを楽しめるリゾートを目指しています。

そんな〈星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳〉が、2018年9月1日より、
宿泊者向けのプログラム「ワインの学校」を開催します。
「八ヶ岳にお越しいただいた皆さんに、このエリアのワインを味わっていただきたい」
というスタッフの想いから誕生しました。

講師は八ヶ岳エリアのワインを愛するスタッフが務めます。

講師は八ヶ岳エリアのワインを愛するスタッフが務めます。

ワインの学校では、山梨県北杜市をはじめ、
山梨県の勝沼エリア、長野県の塩尻エリアなどで造られたワインを中心に紹介。
良質なワイン用葡萄が育つ気象条件、
季節やイベントに合わせたワインの選び方を学びます。

ひとつのワイナリーや限られた地域にこだわらず、
八ヶ岳エリアのワインについて知ることができます。
初心者でも気軽に参加できる親しみやすい雰囲気で、
ワインを楽しむためのポイントを20分程度で学ぶことが可能。

無料かつ予約も不要です。

無料かつ予約も不要です。

京都に〈ENSO ANGO〉誕生! 5棟の個性的なホテルを回遊して、 京都に“住まう”感覚を体験

2018年10月15日、京都にホテル〈ENSO ANGO〉がオープンします。
この〈ENSO ANGO〉は、京都の中心市街地、四条通と五条通にはさまれた
麩屋町通、富小路通、大和大路通に建つ5棟のホテルの総称で、
町とつながりながら、相互利用可能な全体でひとつのホテル機能を複合するという施設です。
5棟を自由に回遊し、散策することで、“暮らしているような住まう感覚”が味わえます。

ENSO ANGO 5棟のホテルの地図

5棟のホテルは、それぞれ異なった施設と客室タイプをもち、
異なったアーティストがオリジナルの環境をつくりました。
全棟ディレクションを内田デザイン研究所がてがけ、
日比野克彦、寺田尚樹、安藤雅信(陶作家・百草主宰)らの
アーティストが参加しています。

それぞれの棟には、客席のほかに、
座禅を組んで心を整えることができる畳のサロンや
茶の湯を気軽に体験できる茶室、おばんざい作りを学べるゲストキッチン、
美酒が味わえるバーラウンジなど、さまざまな施設があります。

Tatami Salon

Tatami Salon

建仁寺内の両足院でおこなう坐禅

建仁寺内の両足院でおこなう坐禅

京のおばんざい教室

京のおばんざい教室

京都最古の禅寺大本山臨済宗建仁寺内の両足院副住職、伊藤東凌の手ほどきにより、
ホテルという空間で座禅をおこなう「ZEN-Meditation」や、
京都に代々伝わる和食文化の考え方を通して、
出汁の取り方から化学調味料などを極力使わずに、体に優しいおばんざいの作り方を学ぶ、
京料理店〈すまや〉4代目女将による「京おばんざい教室」。
ランニングしながら京都の姿を見つける「京都街めぐりナイトラン」も実施します。

“お客様は神様じゃない”の 貼り紙で炎上中!?の 〈大衆和牛酒場コンロ家〉が 大胆リニューアル

先日、Twitterで話題になった、“お客様の態度で価格を変える”
東京・飯田橋の〈大衆和牛酒場コンロ家 飯田橋店〉。
「おい、生ビール」と注文したお客さんは生ビールの値段が1000円ですが、
「すみません。生一つください」と注文したお客さんは、
380円の定価でビールを飲むことができるということで、
ネットでは賛否両論が巻き起こりました。

話題になった貼り紙

話題になった貼り紙

しかし、この貼り紙が話題になったことで、
お店では逆に「おい、生ビール」という方々が増えてしまった!?ため、
従業員さんがストレスを抱えることに……。
そしてお店は、新たな戦略を繰り出すことにしたんです!

〈中野の都こんぶ マスキングテープ〉本物そっくり! 発売87年の歴史を誇る都こんぶが マスキングテープに

2018年8月中旬より、関西の土産店・バラエティショップなどにて
〈中野の都こんぶ マスキングテープ〉(税別 400円)が発売開始。
こちらのマスキングテープ、まるで都こんぶそのものです!

都こんぶは大阪府堺市にある中野物産株式会社が手がけた、
発売87年の歴史を誇るロングセラー商品。
子どもの頃、駄菓子屋さんに通っていた方なら、
あのすっぱい味の記憶がよみがえるのではないでしょうか?
駄菓子屋さんが貴重な存在になったいまでも、
売店やインターネットなどで販売されています。

新商品「中野の都こんぶ A4クリアファイル・マスキングテープ」イメージ。関西の土産店・バラエティショップなどにて発売。

新商品「中野の都こんぶ A4クリアファイル・マスキングテープ」イメージ。関西の土産店・バラエティショップなどにて発売。

マスキングテープを販売するのは、大阪市福島区でオリジナル商品の
企画・制作・販売などを手がける〈株式会社ヘソプロダクション〉。
ロングセラーキャンディ〈パインアメ〉や
〈ハローキティ新幹線〉のマスキングテープなども手がけています。

〈Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!〉 フランス発の人気アドベンチャーが 日本初上陸!  50種以上の遊びが楽しめる

フランス生まれのアドベンチャー施設〈Xtrem Aventures〉が、
栂池高原スキー場内に、〈Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!
(エクストリーム アベンチャーズ ハクバ ツガイケ ワオ)〉としてオープンしました。

〈Xtrem Aventures〉は、2001年にフランスで生まれ、
全世界15カ国156箇所で展開されている世界的に人気のアドベンチャー施設。
〈Xtrem Aventures HAKUBA TSUGAIKE WOW!〉では
海外でも人気の高い9種類のアクティビティで50種類以上の遊びを楽しむことができます。

ネット型アクティビティ「アミダス」。

ネット型アクティビティ「アミダス」。

3歳から大人まで、最大150名まで同時に入場可能。

3歳から大人まで、最大150名まで同時に入場可能。

三層式ネット型アクティビティ「アミダス」は
各フロアで趣の異なる3種類のアクティビティが楽しめるネット型アドベンチャー。
各フロアにセーフティネットがあるため、安全具なしで思いっきり飛びまわることができ、
落ちてもトランポリンのような網が体をキャッチしてくれます。
1Fと2Fは、合わせて50種類以上の障害を乗り越えて進むアトラクション、
3Fはトランポリンとしてボールなども使いながら遊べるフロアとなっています。

「トビタス・タワー」。

「トビタス・タワー」。

4種類の様々な飛び系・登り系アクティビティが楽しめる、
スリル満点の複合型タワー「トビタス・タワー」は8月23日オープン予定。
高さ12mの湖畔から、エアチューブに乗ってエアバッグや池に滑り降りる
スライダージャンプする「トビダス」、
垂直な壁でクライミングできる「カベダス」、
タワー上部からワイヤーで降りるプチバンジージャンプ「フミダス」など
様々なアクティビティが楽しめます(年齢制限8歳以上)。

〈モエレ沼芸術花火2018〉開催! 美しい公園で立体的な 芸術花火を堪能

2018年9月8日(土)、北海道札幌市の〈モエレ沼公園〉にて、
花火大会〈モエレ沼芸術花火2018〉が開催されます。
今年のテーマは「花火に包まれる、音楽に抱かれる」。
音楽と花火がシンクロした壮大なスケールの“芸術花火”が楽しめるハイレベルな花火大会です。

ロゴイメージ

2012年に「モエレサマーフェスティバル」として誕生したこの花火大会。
第7回目を迎える今年は、全国各地の花火業者18社、
日本最高峰の花火オールスターチームが参加します。

全国花火競技会で「内閣総理大臣賞」を受賞するような、
日本トップクラスの花火師が集結するそう。
通常の花火大会では見ることのできない「競技会用新作玉」も登場します。

モエレ沼芸術花火2018

今年のテーマは「花火に包まれる、音楽に抱かれる」

「芸術花火」とは、音楽のリズムや曲調にシンクロするよう
綿密にプログラムされた音楽花火のこと。
「花火コレオグラファー」である大矢亮(Pyrosmith Inc.)さん
が花火全体の演出を手がけます。
音楽のリズムや曲調に合わせ花火が打上がる、ノンストップ約55分の全編。
その体験は、まるで一本の映画を見ているかのよう。

キャンプ場で映画を オールナイト堪能! 〈夜空と交差する森の映画祭〉 @ツインリンクもてぎ

2018年10月6日(土)、栃木県にある、
森の中のモビリティテーマパーク"ツインリンクもてぎ"にて
野外映画フェス〈夜空と交差する森の映画祭〉が開催されます。
森というシチュエーションを活かして作り上げられる、幻想的な一夜です。

夜空と交差する森の映画祭

〈夜空と交差する森の映画祭〉は、2014年に開始。
“複数の上映スクリーンで数十本の長短編映画をオールナイトで楽しむ”をコンセプトに、
離島や日本最長の大吊橋など、様々なロケーションで野外映画イベントを行ってきました。

夜空と交差する森の映画祭

今回のツインリンクもてぎ会場では、個性豊かな4つの映画上映ステージをセッティング。
ほか、フードコートの〈ポップコーンベアーズ・キッチン〉、
アジア最大級のデザイナーズマーケット・Pinkoiとのコラボで
一夜限りのマーケットを実施する“モリス・マーケット”も開催!

ハンモックエリア powered by the good day TOKYO

森と星空のキャンプヴィレッジ

会場内にはグランピングが可能なキャンプ場
「森と星空のキャンプヴィレッジ」(現在キャンセル待ち)や、
臨時テントサイトであるサーキットテントサイト、
ハンモックシートで映画を楽しめる「ハンモックエリア powered by the good day TOKYO」
なども展開予定。リラックスして、映画を楽しむことができます。

〈八戸火力発電所〉の大煙突を 解体前にライトアップ! 役目を終えたまちのシンボルに お別れを

青森県八戸市の臨海部にある、大規模な集合工場地帯。
クレーンやプラント、タンクなどが立ち並ぶ圧巻の工業景観の中に、
シンボルともいうべき大きな煙突があります。
2016年に役目を終えてまもなく解体がはじまる、その大煙突に
明かりを灯すアートプロジェクトを開催します。

〈東北電力八戸火力発電所〉3号発電機の煙突

取り壊しが決まっている、発電所の煙突。

取り壊しが決まっている、発電所の煙突。

東北初の火力発電所として誕生し、今年60周年を迎える
〈東北電力八戸火力発電所〉。その3号発電機の煙突は
120m の高さを誇り、八戸市の工業地帯において、
長らくシンボル的な存在であると同時に、市内で最も背の高い構造物でもあります。

なくなってしまう「大煙突のある風景」を記憶に残すための
ライトアップイベントを8月17日・18日の2日間に渡り開催します。

ライトアップイベントの事前説明会

先日、説明会も行われました。

企画したのは〈八戸工場大学〉。
工場好きの市民と行政が協働で運営している〈八戸工場大学〉は、
講義、課外活動、サークル活動の3本柱で成り立つプログラム。
今回のアートプロジェクトは、火力発電所との共催で運営します。

〈ゴトプラ〉 東京タワー&大阪城発売! 組み立てて楽しむか、 組み立てずに飾るか?

プラモ好きにも、文字好きにもたまらない?!
切り離す前のランナー状態では地名を“文字”で表現し、
組み立てるとその土地を象徴する“建物”に変化する組立キット
〈ゴトプラ〉が発売されます。切り離す前も、組み立てた後も楽しい!

〈ゴトプラ〉東京タワーのパッケージ

〈ゴトプラ〉東京タワー クリアブルー

〈ゴトプラ〉東京タワー クリアブルー

今回発売された〈ゴトプラ〉は、
東京タワーと大阪城の2種類。お値段はいずれも680円(税別)。
『東京』は組み立てると、全高140mmのなかなかなボリュームの東京タワーに変身! 
パーツは15個程度のため、組み立ても簡単です。
カラーはレッド、クリアブルー、蓄光の3種類。

しまねっこファン集まれ! 〈しまねっこカフェ〉 東京と島根で 期間限定オープン☆

その愛らしさで人気の、島根県の観光キャラクター〈しまねっこ〉。
この夏より、しまねっこがプロデュースする〈しまねっこカフェ〉が
東京と島根で開催されます!

東京での開催は2会場。
2018年8月22日(水)〜8月31日(金)まで、
〈GRILL BURGER CLUB SASA(代官山店)〉(東京都渋谷区恵比寿西2-21-15)にて。
2018年8月22日(水)~9月24日(月・祝)まで、
〈島根イン青山/レストランクーポール〉(東京都港区南青山7-1-5)にて。

しまねっこオムライス 1,000円(税込)/島根イン青山

しまねっこオムライス 1,000円(税込)/島根イン青山

島根県産アジのタルタルバーガー 1,300円(税込)/GRILL BURGER CLUB SASA(代官山店)

島根県産アジのタルタルバーガー 1,300円(税込)/GRILL BURGER CLUB SASA(代官山店)

会場ではオリジナルメニューや、
今しか手に入らない限定グッズなどの特典が盛りだくさん!

GRILL BURGER CLUB SASA(代官山店)では
“島根県産アジのタルタルバーガー”(1,300円)が、
島根イン青山では“しまねっこオムライス”(1,000円)が食べられます。
島根会場では、“しまねっこカプチーにゃ”(500円、いずれも税込)も。

ジビエに手づくり味噌 魅力いっぱいの長野市中条 その魅力を体験できるイベントに 潜入してみた!

長野市中条をご存知ですか? 
“平成の大合併”にともない、2010(平成22)年に長野市に編入した、
かつての長野県上水内郡中条村(かみみのちぐん・なかじょうむら)です。
日本の棚田百選に認定された「栃倉の棚田」や、
信州の名水・水辺百選に選ばれた「岩井堂の名水」があり、
北アルプスの山々が映える風光明媚な山里です。
長野駅から車で30分ほどと意外に市街地からも近いエリアでもあります。

美しい棚田の風景。

美しい棚田の風景。

そんな中条の魅力を広く知ってもらおうと、
中条の名産品・特産品の試食もできるトークイベント
「長野市中条の魅力伝えます!」が行われました。
場所は「銀座NAGANO」。
長野県の首都圏情報発信拠点として東京の銀座にオープンした
長野県の新感覚アンテナショップです。

イベントでまず注目されたのはイノシシやシカの肉「ジビエ」。
じつは農業が行われている地域で深刻なのがイノシシ等による農業被害。
日本全国だと年間72億円、長野県だけでも年間9億円以上の被害が出ています。

対策とし行われるのが害獣駆除ですが、ただただ駆除するだけではなく、
資源として活用できないかと考えた長野市中条。
害獣として駆除された動物を最新の施設で加工し、
名産品にしようと市をあげて動き始めました。

鍋の具材として細々と食べられていたこれらの「ジビエ」を
多くの人に食べてもらいたいと、さまざまなレシピも考案中。
今回提供されたのは「イノシシ肉の甘酒朴葉蒸し」と「シカ肉のラタトゥイユ」。
長野県産の赤ワインや日本酒にもぴったりの逸品です。

イノシシ肉の甘酒朴葉蒸し。甘酒ももちろん中条でつくられたもの。

イノシシ肉の甘酒朴葉蒸し。甘酒ももちろん中条でつくられたもの。

うま味たっぷり! シカ肉のラタトゥイユ。

うま味たっぷり! シカ肉のラタトゥイユ。

長野市いのしか対策課の傍島さん(中央)。地元の方々もお手伝い。

長野市いのしか対策課の傍島さん(中央)。地元の方々もお手伝い。

さらに中条の自然と食材に魅了された、
東京・三軒茶屋のレストラン「ヨーロッパ食堂」シェフ・小池晴彦氏による
中条の食材を使ったパンも提供されました。

三軒茶屋で創作レストランとパン屋を経営する小池晴彦氏。

三軒茶屋で創作レストランとパン屋を経営する小池晴彦氏。

小池氏のパンには中条で採れた豆のピクルスが添えられていた。

小池氏のパンには中条で採れた豆のピクルスが添えられていた。

八戸の街に〈マチニワ〉が誕生。 “樹”をモチーフにした 巨大な水飲み場兼、 噴水が完成しました

青森県八戸市の中心街に、市民のための
コミュニティ広場〈八戸まちなか広場 マチニワ〉がオープン。

光・風・緑をタイトルした3つの広場と
ステージで区画分けされ、それぞれまたは全体を、
3時間からの時間区分で貸し出します。

小さなお店を出したり、ステージでパフォーマンスを発表したり、
ワークショップを開催したりと、市民のアイデア次第で、活用方法は広がりそう。

東日本大震災からの復興へ向けて

広場の中央部にあるのは、シンボルオブジェ「水の樹」。

シンボルオブジェ「水の樹」。パイプと受け皿で樹に見立てた。

シンボルオブジェ「水の樹」。パイプと受け皿で樹に見立てた。

これは、松任谷由実やMr.Childrenのアートワークをはじめ、
数々のデザイン、ディレクションなどを手がけてきた
アートディレクターの森本千絵さんが監修したものです。

森本さんは青森県三沢市出身。
2011年、〈八戸ポータルミュージアム はっち〉の
オープニングプロジェクトをきっかけに、八戸とのご縁ができました。

〈八戸ポータルミュージアム はっち〉は、〈マチニワ〉の向かいにある。

〈八戸ポータルミュージアム はっち〉は、〈マチニワ〉の向かいにある。

〈はっち〉とは、八戸中心街の活性化を願って創られた地域観光交流施設。
このオープニングプロジェクトでは、八戸出身の作家・木村友祐さんと
クリエイティブディレクター・佐藤尚之さん指導のもと、
市民によって市民を取材した文章と、
写真家の梅 佳代さん、浅田政志さん、津藤秀雄さんが、
八戸の人々を撮影した写真を展示する企画展が開催されました。

このトークイベントに、森本さんがプライベートで足を運んだことをきっかけに
〈はっち〉との繋がりができたといいます。

企画展の期間は、2011年2月26日〜3月16日。
東日本大震災のあった3月11日は、まさに写真展の真っ只中だったのです。
そこで、この企画展を記録に残そうと、写真集『八戸レビュウ』を制作。
森本さんに、冊子制作の装丁を依頼することとなりました。

八戸では、震災によって全壊した建物は218棟。
その多くは、魚市場や食品加工場など、沿岸部にあった漁業関連の施設でした。

シンボルオブジェ「水の樹」のモチーフは八戸の古い地図

〈マチニワ〉のロゴも森本千絵さんがデザイン。

〈マチニワ〉のロゴも森本千絵さんがデザイン。

青森県南部にある八戸市は、太平洋に面した地の利を生かし、
漁業や工業によって支えられ、発展した街。

かつて、八戸青年会議所の「街の魅力発信委員会」は
「海の樹」という地図を提唱していました。

海からの滋養をもらい、成長する八戸を象徴する絵。

海からの滋養をもらい、成長する八戸を象徴する絵。

八戸の道路を塗りつぶし、海側を下に向けると、
海に根を張り、栄養を得て育つ、一本の樹のように見えます。
これが、今回の「水の樹」のモチーフとなりました。

震災によって、八戸は津波の被害を受けましたが、
海からの恩恵への感謝は忘れない。
八戸の人たちのそんな気持ちが、「水の樹」には現れているようでした。