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posted:2018.8.25 from:広島県三原市 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Saki Ikuta
生田早紀
いくた・さき●インディペンデントな広告会社『ココホレジャパン』の新米アシスタント。生まれも育ちもド田舎の27歳。やばい芋ねえちゃんとして青春時代を過ごす。その野暮さは現在も健在! さりげなく韻を踏むことが生業です。
今年の3月、広島空港内にオープンしたチョコレート屋さん。
ヴィーガンのミルクチョコレートをテーマにした
〈foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)〉がいま、
広島の新名所として話題です。
このお店は、尾道市向島のチョコレート工場
〈USHIO CHOCOLATL〉から派生した新ブランド店。
乳製品や卵など動物性の材料は不使用。
農園から直接仕入れたカカオ豆と有機砂糖、ミルクの代わりにカシューナッツを
使用しているので、ヴィーガンの方も安心して食べられます。
空港内のファクトリーでは、カカオ豆の焙煎から包装まで
すべての工程をガラス越しで見ることができます。
めずらしい手作りチョコレートづくりを見て購入できる、楽しいお店です。
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チョコレートのラインナップは、
カシューミルクチョコレートの〈PAN〉、
ホワイトチョコレートの〈NEU〉、
〈PAN〉をベースにほうじ茶の茶葉を練りこんだ〈CHA〉の3種類。
〈PAN〉と〈NEU〉をメインに据え、今後は、ハーブやスパイスなど、
いろいろな素材と組み合わせて、チョコレートの新たな可能性を探っていきたいそう。
〈foo CHOCOLATERS〉の“foo”はプログラミング用語で「意味のない言葉」を表します。
チョコレートの存在感を強めるために、あえて「何の意味もない」言葉を選んだとのこと。
そして、ブランドコンセプトの一つである
「ニュートラルな立ち位置でいたい」という想いもあり、
「何者でもない私たち」という意味をこめました。
さまざまな人種や性別、宗教や思想をもった人々が交差する「空港」。
この場所で、チョコレートを通じて、
世界中の人々にそのおいしさを届けようと日々励んでいるのです。
それはライフスタイル、価値観を分かちあう瞬間でもあります。
尾道にある、素材の味を生かしたワイルドな〈USHIO CHOCOLATL〉と
広島空港にある、上品で繊細な味わいの〈foo CHOCOLATERS〉。
空港を起点にして、チョコレートで巡る広島の旅も楽しそうですね。
information
foo CHOCOLATERS
フーチョコレーターズ
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