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Saki Ikuta
生田早紀
いくた・さき●インディペンデントな広告会社『ココホレジャパン』の新米アシスタント。生まれも育ちもド田舎の27歳。やばい芋ねえちゃんとして青春時代を過ごす。その野暮さは現在も健在! さりげなく韻を踏むことが生業です。
全国最大規模の朝市〈備前岡山京橋朝市(以下、京橋朝市)〉はご存知でしょうか?
月に一度、県内外から多くの人々が旭川河川敷近くの“京橋”に集う朝市は、
岡山などの農産物はもちろん、地元の有名店が提供する肉まんや中華粥、
窯焼きピザに焼き鳥などのグルメが大人気です。
朝市のスタートは夜明けの午前4時ごろ。
毎月第1日曜日の早朝に行われるので、土曜日の夜にフィーバーした
酒飲みのお客さんが徹夜でそのまま朝市に直行することもあるそう。
ただし、会場での飲酒・アルコール類の持ち込みは一切禁止なのでご注意ください。
会場は「農海産物」のエリアと「グルメストリート」のエリア、
それぞれ2つにわかれています。あわせて100〜120ものお店が登場し、
お腹のほうも準備万端、ぐーぐーと鳴りまくります。
基本的に野菜やくだもの、海産物などのお店が並ぶ「農海産物」のエリア。
続いて、京橋朝市のトレードマークともなっている「グルメストリート」のエリア。
岡山県下の人気店がズラリ。
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そして子どもが楽しめるようにと、カヤック体験もできるのです!
さらにこの日は、牛窓からのクルーズ船にも遭遇!
〈牛窓ナチュラルキャンプ〉でも有名なイケてる企業〈WHJapan〉運営の
コラボ企画で、船を降りた方々は朝市の活気を楽しんでいました。
10代〜80代の方まで、幅広く愛されてやまない京橋朝市。
その発起人が〈京橋朝市実行委員会〉会長の大島正勝さんです。
大島さんは30年前、
岡山県知事からの「地産地消をテーマにまちおこしを」という依頼に加え、
かつては都・京都に向かうための起点として栄えた“京橋”の復活を願い、
京橋朝市を誕生させました。
この朝市を楽しみにしているお客さんのために、雨天荒天でも決行。
出店者が「自分のまちでも朝市をしたい」と言えば、惜しみなくそのノウハウを共有。
岡山県下で行われる朝市のほとんどは京橋朝市がルーツだとも言われる所以です。
ビジターフレンドリーでもあり、ショップフレンドリーでもある京橋朝市は、
これからも地元の方に愛され続けるのでしょう。
早起きニガテ族の心をも動かす、京橋朝市は岡山でも必訪の朝市です!
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