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社食がおいしすぎるあの会社が
開いた〈駅前嵐山食堂〉で、
子ども食堂を開催中。
夏休み特別版も

コロカルニュース

posted:2018.8.23   from:埼玉県比企郡嵐山町  genre:食・グルメ / 活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Ryoko Tanaka

田中涼子

たなか・りょうこ●兵庫県出身。長野県、福岡県での生活を経て現在東京都在住。犬とお酒と旅が大好き。そして自他ともに認める大食漢。お給料は食費と旅行代に消えていく日々です。愛犬は沖縄生まれの元捨て犬ちゃん。

社員食堂の食事がおいしすぎるということが話題を呼び、
埼玉県の武蔵嵐山町駅前に一般の方向けの飲食店〈駅前嵐山食堂〉を
4月にオープンした太陽ホールディングス。

その〈駅前嵐山食堂〉で今年の5月より月2回、子ども食堂が開催されています。
そのおいしさに毎度定員人数を超えて人が殺到しているとのこと。
その人気を受け、夏休み中の8月27日、
嵐山事業所の社食を使って大規模に子ども食堂を開催することが決定しました。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

〈駅前嵐山食堂〉での子ども食堂の様子。

太陽ホールディングスはスマートフォン等あらゆる電子機器にも入っている
絶縁インキの製造で世界トップシェアを誇る化学メーカー。
そんなメーカーが、地域の方のコミュニティーづくりの場として活用してもらいたい、
という願いを込めてオープンした食堂で、世界中で「食」に関する問題が取り沙汰されるいま、
ひとりでも多くの子どもたちに楽しい食事を届けられるよう、
「子ども食堂」をはじめました。

子ども食堂とは、地域住民や自治体が主体となって低料金で
子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指します。
2009年に初めて厚生労働省が相対的貧困率を公表したことで、
表面上は見えてこない貧困層の存在が社会的に認知されるようになりました。
また婚姻形態の変化により、ひとり親の家庭が半数を占めており、
孤食もあわせて問題となっています。

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社員食堂での特別版子ども食堂、開催!

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〈駅前嵐山食堂〉に集まる子どもたち

初回の5月30日は、大人と子どもあわせて53食分が出る予想以上の反響。
お店のスペースだけでは足りず、2階事務所エリアも開放して営業したほど。
料金は小学生未満無料、高校生以下100円。

ハンバーグや唐揚げなど子どもたちが大好きなメイン料理にくわえ、
地域の方々よりいただいた地元野菜、社内で栽培しているベビーリーフ、
賛同する企業・個人から 寄附いただいた食材などを活かし、
家庭のぬくもり溢れるメニューを展開しています。

会社で育てている新鮮野菜もメニューに。

会社で育てている新鮮野菜もメニューに。

夏休み特別企画として8月27日(月)に太陽ホールディングス嵐山事業所の
社員食堂〈嵐山食堂〉にて、子ども食堂が開催されます。
事前登録制により、親子合計50名まで食事を楽しめるとのこと。
愛情いっぱい、おいしくて楽しい食事を堪能してみてください。

information

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子ども食堂@駅前嵐山食堂

住所:埼玉県比企郡嵐山町菅谷135-1

TEL:0493-81-5720

開催日:第2・第4水曜 16:00~17:30(変更の場合もあり)

information

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特別開催子ども食堂

場所:太陽ホールディングス嵐山事業所内 社員食堂〈嵐山食堂〉

住所:埼玉県比企郡嵐山町大字大蔵388

日時:8月27日(月) 16:00〜19:00

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